JPH03157366A - 化合物tan―1307およびその製造法 - Google Patents

化合物tan―1307およびその製造法

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JPH03157366A
JPH03157366A JP29439289A JP29439289A JPH03157366A JP H03157366 A JPH03157366 A JP H03157366A JP 29439289 A JP29439289 A JP 29439289A JP 29439289 A JP29439289 A JP 29439289A JP H03157366 A JPH03157366 A JP H03157366A
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重利 坪谷
Seiji Hakoda
箱田 聖二
Setsuo Harada
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は真菌感染症の治療剤として有用な新規抗生物質
TAN−1307およびその塩ならびにそれらの製造法
に関する。
従来の技術 本発明の新規抗生物質TAN−1307はその物理化学
的および生物学的データなどから新規アミノ酸系抗生物
質であり、以下に記載する式[I]で示される構造を有
しており、このような抗真菌性抗生物質は未だ報告され
ていない。
発明が解決しようとする課題 真菌によって惹起される疾病は抗生物質あるいは合成抗
菌剤投与による治療法の発達によってかなり克服されて
いる。しかし、従来の真菌性抗生物質は毒性(副作用)
が強いものが多く、またそれらを長期あるいは大量に投
与することによる起因菌の変化(菌交代現象)あるいは
耐性菌の出現(耐性化現象)などは現在の真菌感染症治
療医学分野で大きな問題となっている。これらの問題を
克服するために、当分野では、常に毒性(副作用)が弱
く、新規骨格を有し、新しい生物活性を示す抗生物質、
あるいはそれらを合成するための中間原料などが求めら
れている。
課題を解決するための手段 本発明者らは、新規な抗生物質の探索を目的として多数
の微生物を土壌より分離し、その生産する抗生物質を分
離探索したところ、ある種の微生物が新規な抗生物質を
生産すること、該微生物がストレプトミセス属に属する
菌種であること、該抗生物質が新規な抗生物質であるこ
とを確かめ、これを化合物TAN−1307と弥するこ
とにした。
本発明者らは、これらの知見に基づいてさらに研究を重
ねた結果、本発明を完成した。
本発明は、(1)化合物TAN−1307またはその塩
および(2)ストレプトミセス(5trept。
myces)属に属し、化合物TAN−1307を生産
する能力を有する微生物を培地に培養し、培養物中に該
化合物を生成蓄積せしめ、これを採取することを特徴と
する化合物TAN−1307の製造法に関する。
なお、本明細書において「化合物(抗生物質)′rAN
−1307Jを単に[TAN−1307Jと称すること
もある。
TAN−1307の生産菌としては、TAN−1307
を産生ずる能力を有するものであれば如何なる微生物で
も良いが、たとえば本発明者らが分離し、ストレプトミ
セス・エスピー B−14(Strepton+yce
s  SP、  B −14)と名付けた菌株またはそ
れに類縁の菌株などはもっとも有効に用いられる一例で
ある。以後本菌をB−14菌と略称することもある。
該菌の形態的特徴および分類培地上の培養所見はたとえ
ば次のとおりである。
本菌においては通常の分類培地」;で気菌糸が形成され
、それらは単純分枝を示し、また胞子形成菌糸は螺旋状
を呈する。胞子は10個以上連鎖しており、その表面は
とげ状で、大きさは0.9〜1.0μmxt、t〜1.
2μmである。通常の分類培地上で胞子のう、鞭毛胞子
、菌核などの形成は認められない。
本閑の分類培地上の生育状態はつぎのとおりである。と
くに記載しない限り28°Cで21日間観察した培養所
見である。なお、記載中(カラー・ハーモニー・マニュ
アル第4版(コンテイナー・コーポレーシゴン・オブ・
アメリカ 1958年)による色名の記載である。
)内は (以 下 余 白) B−14菌の生理的性質は次のとおりである。
(1)生育温度範囲:13.5〜48°Cで生育するが
37〜40’Cでより良好な生育を示す。
(2)ゼラチンの液化:陽性 (3)スターチ加水分解:陽性 (4)脱脂牛乳の凝固・ペプトン化:陽性(5)メラニ
ン様色素の生成:陰性(ペプトン・イースト・鉄寒天培
地およびチロシン寒天培地)(6) lil’l酸塩還
元:陰性(インターナショナル・ストレプトミセス・プ
ロジェクトN018培地)(7)炭素源の利用性(ブリ
トノ\ム・ゴツトリーブ寒天培地) よく利用される炭素源 イノシトール、D−マンニトール、D−キシロース、D
−グルコース、D−フラクトース、ラフィノース、L−
アラビノース、ラムノース。
シュークロース B−14菌菌体の塩酸加水分解中にはLL−ジアミノピ
メリン酸が検出された。このことから本菌はストレプト
ミセス属に属すると考えられる。
B−14菌の形態的特徴、培養所見、生理的性質に基き
、本菌をストレプトミセス・エスピーと同定し、ストレ
プトミセス・エスピー B−14(Streptomy
ces  SP、  B −14)と名付けた。本発明
に使用されるストレプトミセス・エスピー B14は平
成1年IO月31日から財団法人発酵研究所(IFO)
に受託番号IFO−14969として、また平成1年1
1月7日から通商産業省工業技術院微生物工業技術研究
所(FRI)に受託番号FERM  Bp−26’4−
(1>  としてそれぞれ寄託されている。
ストレプトミセス属菌の一般的性状として菌学上の性質
はきわめて変異しやすく、ストレプトミセス・エスピー
 B−14もその例外ではナイ。
したがって、本菌の性質も上述のとおりに一定のもので
はなく種々の変異株が容易に得られる。しかしこれらの
変異株にあってもTAN−1307を生産する性質を失
わないかぎり本発明の方法に使用することができる。も
ちろんそれらの変異が自然の原因に由来するものであっ
ても各種変異誘起剤(例えば紫外線、エックス線、放射
線、ニトロソグアニジン等)を用いて人工的に行なわれ
たものであってもさしつかえない。
本発明の方法において培養に際しては、一般に微生物が
同化しうる炭素源、消化しうる窒素源および無機塩など
を含有させた培地が使用される。
また培地には必要に応じて微量栄養素1発育促進物質、
前駆物質などの微量有効物質を添加してもよい。一般に
微生物が同化しうる炭素源としてはぶどう糖、しょ糖、
糖みっ1でんぷん、デキストリン、グリセリンなどがあ
り、消化しつる窒素源としては肉エキス、大豆粉 コー
ンステイープリカー、ペプトン、カゼイン、綿実粕など
、および硝酸塩類、アンモニウム化合物などの無機窒素
化合物などがあり、それらはいずれも有効に利用される
。培養は表面培養法によってもよいが、深部通気培養法
によるのが通常である。深部通気培養法による場合、培
地の性質は中性付近にするのがよく、培養時の温度は2
0〜36°C付近、好ましくは24〜30°Cに]呆つ
のがよい。しかしこれらの培養組成物、培地の液性、培
養温度、撹拌数などの培養条件は使用する菌株の種類や
外部の条件などに応じて好ましい結果が得られるように
適宜調節1選択されることはいうまでもない。
培養物から目的とするTAN  1307を採取するに
は微生物の生産する代謝物をその微生物培養物から採取
するのに通常使用される分離手段が適宜利用される。た
とえばTAN−1307は水溶性両性物質の性質を示し
、主として培養ろ液中に含まれるので、まず培養液にろ
過補助剤を加えてろ過、あるいは遠心分離によって菌体
を除去し、得られた培養ろ液を適宜担体に接触させてろ
液中の有効成分を吸着させ、ついで適宜の溶媒で有効物
質を脱着させ、分別採取する手段が有利に利用される。
クロマトグラフィーの担体としては活性炭、シリカゲル
、粉末セルロース、吸着性樹脂など化合物の吸着性の差
を利用、またはイオン交換樹脂、イオン交換セルロース
、イオン交換セフ7デソクス、セファデックスなど化合
物の官能基の差を利用、あるいは分子ふるい性担体類な
ど化合物の分子電を差を利用するもの等が有利に用いら
れる。これら担体から目的とする化合物を溶出するため
には担体の種類、性質によって組み合せが異なるが、た
とえば水溶性有機溶媒の含水溶液すなわち、含水アセト
ン、含水アルコール類など、あるいは酸、アルカリ、緩
衝液もしくは無機あるいは有機塩を含む水溶液などが適
宜組み合わせて用いられる。
さらに詳しくは、担体として陽イオン交換樹脂たとえば
アンバーライトIR−120(ローム・アンド・ハース
社製、米国)、ダウエックス50W(ダウ・ケミカル社
製、米国)、タイヤイオンSK I A(三菱化成社製
)または陰イオン交換樹脂たとえばアンバーライトIR
A−=102.IRA68、TR−45(ローム・アン
ド・ハース社製、米国)、タイヤイオン5AIOB、P
A−404WA−30(三菱化成社製)などを用いると
る液中の本抗生物質が吸着され、塩、アルカリあるいは
酸含有の水溶液あるいは緩衝液などで溶出される。
また、イオン交換分子ふるい性樹脂だと左ばQAEまた
はCM−セファデックス(ファルマシア社製、スウェー
デン)などの担体に本抗生物質を吸着せしめ、塩類、ア
ルカリあるいは酸含有の水溶液あるいは緩衝液などによ
って溶出させることか出来る。これらの溶出液中の塩類
、着色物質などを取り除(ためにはクロマト用活性炭(
底口薬品工業社製)、吸着性樹脂たとえばダイヤイオン
HP−20,5P−207(三菱化成社製)、アンバー
ライトXAD−II(ローム・アンド・)1−ス社製、
米国)1分子ふるい性樹脂セファデックスLH−20(
ファルマ7ア社製、スウェーデン)あるいは結晶セルロ
ース(旭化成社製)などが有利に用いられる。またろ液
中あるいは溶出液中の脂溶性物質などを取り除くために
活性炭あるいは吸着性樹脂などのカラム中を通過させる
、あるいは水と混和しない有機溶媒、たとえばツクロロ
メタン酢酸エチル、メチルイソブチルケトンなどでこれ
らを除去することなども適宜組合わせて行われる。
さらに化合物を最終的に精製する場合に分取用高速液体
クロマトグラフィー(HPLC)法も有利に用いられる
、この方法を適用する場合、担体としては逆F目系樹脂
たとえばYMCゲル(山村化学研究所)あるいはTSK
ゲル(東洋曹達工業社)などが用いられ、移動相として
は緩衝液にメタノール、アセトニトリルなどを添加した
溶媒系なとを用いる。
以上のようにして精製、分画された溶出区分は濃縮、凍
結乾燥あるいは晶出などの工程を経て′FAN−130
7を粉末1ヒあるいは結晶化することが出来る。
TAN−1307は遊離体として111離された。
遊離体から薬理学的に許容される塩(例えば、ナI・リ
ウム塩、カリウム塩、カルンユウム塩、塩酸塩等)を:
Aう2するには自体公知の方法によって行なわれる。
後述する実施例2で得られたTANi307の物理化学
的性質はつぎのとおりである。
1)外観:無色結晶 2)融点:174°C(分解点) 3)比旋光度 [αコ24  +1.3”2゜(co、
45.水中) 4)元素分析値(%) 実測値       計算値 C,50,38C,50,36 H,5,07H,5,17 N、12.79    N、13.05C12,16,
32Ci2,16.525)測定分子量値: S I 
−MS法によるm/z215および217 (M十H)
”6)分子式: C,H,、N、0.C127)UVス
ペクトル:水中 λmax 210±3r+n+ (E ’、工=670
±70)および250±3nm (E 1%=461±
50)lcn+ 8)IRスペクトル:KBr錠剤中。
主な波数(c+a−L) 3420、3150.2950゜ 15?0.1440.1410゜ 1080、 910. 860゜ 740、 700. 660゜ 2620、 20g0. 1620゜ 1360、 1320. 1150゜ 840、 830. 800゜ 580、  550 9) 13C−核磁気共鳴スベクトルニア5MHz重水
中、下記のシグナルが認められる(δppm)177.
1(Q)、  123.6(CH)、  123.1(
CI)121.0(C11)、  118.6(Q)、
  117.9(Q)。
116、8(CH)、  58.3(CH)、  28
.9(CIり(ただし、Q:四級炭素、CH:メチン。
CH,:メチレンを表わす) 10)溶解性: 可溶−水、ジメチルスルフォキサイド m溶: 酢aエチル、クロロフォルム 11)呈色反応: 陽性:ニンヒドリン、エールリッヒ、リンモリブデン酸
、バートン反応 陰性:グレーグ・リーバツク、ドラーゲンドルフ反応 12)薄層クロマトグラフィー(TLC):担体:セル
ロース「(東京化成社製1日本)溶媒系:1)アセトニ
トリル:水(4:1)2)n−ブタノール:酢酸:水(
2:l:1)Rf値・ 1)0.32 H) 14) 15) 2)0.83 高速液体クロマトグラフィー(HPLC)担体: YM
C−Pack A−312(山村化学研究所製2日本) 移動相ニア%アセトニトツル10.0IMIJン酸緩衝
液(pH6,3) 流速=2滅/l1in 検出法:Uv吸収(2!4および254 nm)溶出時
間 5.5分 物質区分:両性物質 構造式:上記物理化学的性状および核磁気共鳴スペクト
ルの解析によりTAN−1307の化学構造は下記式で
ある。
■ 作用 次にTAN−1307の生物学的性状について述べる。
TAN−1307の1000μg/d水溶液に浸漬した
ろ紙回収(東洋製作新製、直径8 mm)を各種真菌の
金回寒天平板にはりつけ、28°Cで所定時間培養後、
ろ紙回収のまわりに生じた生育抑制内の直径を第1表に
示す。表中“0”は阻止円の認められなかったことを示
す。用いた培地は次のとおりである;イースト・ナイト
ロゲン・ベース寒天培地(デイフコ社、米国)にグルコ
ース2%。
寒天1.5%添加。
第1表に示すように化合物TAN−1307はある種の
真菌類に対して抗菌力を示す。
また、TAN−1307を投与ff1400mg/kg
でマウスに腹腔内あるいは経口投与しても急性毒性は全
く認められなかった。
これらのデータから明らかなようにTAN−1307は
真菌に対して抗菌性を示し、哺乳動物などに毒性を示さ
ない抗生物質であると言える。したがってTAN−13
07はヒトおよび家畜、家きんなどの真菌感染症の治療
に用いることが出来る。
この治療用に、TAN−1307は公知の製剤化技術に
従って種々の剤形の医薬組成物に処方して用いることが
できる。
TAN−1307はまた新しい医薬品の合成中間体とし
ても有望な化合物である。
実施例 次に実施例をもってさらに詳細に本発明を説明するが、
これによって本発明が限定されるものではない。パーセ
ントは、特にことわりのないかぎり重量/容量%を示す
実施例1 3(容ffiの坂ロコルベンにグルコース2.0%可溶
性デンプン3.0%、コーン・スチーブ・リカー1,0
%、脱脂大豆粉1.0%、ペプトン0.5%、塩化ナト
リウム0.3%、炭酸カルシウム0.5%(pH7調整
)からなる培地500 dを才人後滅菌し、これにスト
レプトミセス・エスピーB −14の斜面培養から1白
金耳を接種したのち120往復/分の往復振盪機上28
°Cで48時間培養した。50&容量のステンレスタン
クに上記培地組成にアクトコール(消泡剤、代用薬品工
業社製)0.05%加えた培地30gを調製、滅菌し、
先に培養した坂ロコルベンの全培養iff1500gを
これに接種して通気ff130(/分、撹拌数28 O
rpmで28°C248時間深部培養を行い種培養液を
得た。
200&容ffiのステンレスタンクにグルコース0.
5%、デキストリン5%、脱脂大豆粉3.5%。
炭酸カルシウム0.7%(pH7,0)からなる培地+
20t2を調製滅菌したものに前記種培養液6(!を接
種し、通気112Of2/分、撹拌数200rpmテ2
8°C190時間培養を行った。
実施例2 実施例1によって得られた培養液(90Q、)をpl(
3,3に調整後、ハイフロス−パーセル(ジョンズ・マ
ンビル社製、米国)を加えてろ過し、ろ液(78Q)を
得た。ろ液をpH4,5に調整後、ダイヤイオン5P−
207(8ρ)のカラムクロマトグラフィーに付した。
抗生物質を50%メタノール水(40g)で溶出し、溶
出液をダウエックス5QWx2(H゛型、3Q)のカラ
ムクロマトグラフィーに付した。抗生物質を2%アンモ
ニア水(12ので溶出し、溶出液を1農縮した。濃縮液
(3,5Q)をダイヤイオン5P−207(0,5iり
のカラムクロマトグラフィーに付し、10%〜50%メ
タノール水で溶出2分画した。活性画分を集め、濃縮後
、濃縮液をダイヤイオントrp=20(50−100メ
ツシユ、0.4f2)のカラムクロマトグラフィーに付
し、5%〜15%メタノール水で溶出1分画した。
活性画分を集め、濃縮後、凍結乾燥してTAN1307
の粗粉末(4,7g)を得た。この粗粉末を50%メタ
ノール水(20りに溶解し、セファデックスLH−20
(1,5&)のカラムクロマトグラフィーに付し、50
%メタノール水で溶出9分画した。HP L Cで単一
ピークを示す両分を集め、濃縮後、冷所に放置してTA
N−1307の無色結晶(935mg)を得た。母液を
15I縮後、冷所に放置すると、さらにTAN  13
07の無色結晶(477mg)が得られた。
発明の効果 本発明の新規化合物TAN−1307およびその塩は、 抗真菌作用を示し、 真菌感染症の治療に 有利に用いることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物TAN−1307またはその塩。
  2. (2)ストレプトミセス属に属し、化合物TAN−13
    07を生産する能力を有する微生物を培地に培養し、培
    養物中に該化合物を生成蓄積せしめ、これを採取するこ
    とを特徴とする化合物TAN−1307の製造法。
JP29439289A 1989-11-13 1989-11-13 化合物tan―1307およびその製造法 Expired - Lifetime JP2890125B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5336783A (en) * 1992-04-20 1994-08-09 The Kitasato Institute Calpain inhibitor cystamidin A and its production

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5336783A (en) * 1992-04-20 1994-08-09 The Kitasato Institute Calpain inhibitor cystamidin A and its production

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