JP2885406B2 - 生産計画作成装置 - Google Patents

生産計画作成装置

Info

Publication number
JP2885406B2
JP2885406B2 JP24761588A JP24761588A JP2885406B2 JP 2885406 B2 JP2885406 B2 JP 2885406B2 JP 24761588 A JP24761588 A JP 24761588A JP 24761588 A JP24761588 A JP 24761588A JP 2885406 B2 JP2885406 B2 JP 2885406B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
production plan
processing
time
production
basic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24761588A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0295549A (ja
Inventor
一之 森
誠 築山
豊生 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP24761588A priority Critical patent/JP2885406B2/ja
Publication of JPH0295549A publication Critical patent/JPH0295549A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2885406B2 publication Critical patent/JP2885406B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Control By Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、非同期並列な生産システムの生産計画の
作成を支援する装置に関し、特に生産計画作成中あるい
は作成後の計画の変更と追加のできるものに関する。
〔従来の技術〕
一般に、生産計画作成装置は離散事象システムシミュ
レータを用いて生産計画を作成する装置であるが、生産
システムには種々の制約条件が存在するため制約条件を
満足する生産計画の変更、追加は難しく、生産計画を初
めから立て直す必要があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の装置は以上のように構成されており、計画を変
更する際には生産計画を初めから立て直さなければなら
ず、これらの作業は人手に頼っていた。従って急な仕事
の追加などには全く対応できなかった。
この発明は上記のような従来のものの問題点を解消す
るためになされたもので、生産計画の作成,変更および
追加を、種々の制約条件を満足させながらユーザと装置
との協同作業であるいは自動で行うことができる生産計
画作成装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る生産計画作成装置は、本装置とユーザ
との共同作業により生産計画を作成するための生産計画
作業装置であって、本装置に対しユーザの指示、生産シ
ステムの情報もしくは稼働中のシステムからの情報を入
力するための情報入力手段と、該情報入力手段の出力に
基づいて、生産システムのモデル,生産計画およびその
制約を所定の形式で表現する表現手段と、該表現手段に
より表現された生産システムのモデルに基づいて、基本
生産計画をシミュレートするシミュレーション手段と、
該基本生産計画の評価結果に基づいて、生産における制
約を満足しながら、該基本生産計画を、これが該評価結
果に応じたものに変更されるよう編集するための編集手
段と、該基本生産計画の評価結果に基づいて、生産にお
ける制約を満足しながら、該基本生産計画中に、該基本
生産計画における機械の空き時間及びプロセスの空き時
間を利用して新たな生産計画を追加する生産計画追加手
段とを備え、該生産計画追加手段を、該基本生産計画の
時間軸上での隣接するプロセス間の空き時間を探索し、
その探索結果に基づいて、上記新たな生産計画における
プロセスと基本生産計画におけるプロセスとが時間軸上
で干渉しないよう、上記新たな生産計画の追加を行う構
成としたものである。
〔作用〕
この発明においては、一旦作成した基本生産計画を、
生産における制約を満足しつつ編集するための編集手段
と、生産における制約を満足しつつ、該基本生産計画中
に新たな生産計画を追加する生産計画追加手段とを備
え、該生産計画追加手段を、該基本生産計画の時間軸上
での隣接するプロセス間の空き時間を探索し、その探索
結果に基づいて、上記新たな生産計画におけるプロセス
と基本生産計画におけるプロセスとが時間軸上で干渉し
ないよう、上記新たな生産計画の追加を行う構成とした
から、基本生産計画を変更する必要が生じた場合には、
編集手段を用いて種々の制約条件を満たしながら生産計
画の変更することができ、また基本生産計画に新たな生
産計画を追加する必要が生じた場合には、上記生産計画
追加手段により、該基本生産計画におけるプロセスに影
響を与えることなく、新たな生産計画を追加することが
できる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図について説明する。
第1図は本発明の一実施例による生産計画作成装置の
全体構成図である。
この実施例は、生産システムモデルを表現する装置1
と、作成した生産計画をSGグラフ(Schedule-Gantt-Gra
ph)として表現する装置2と、生産計画における制約条
件を表現する装置3と、装置1のモデルに基づいて生産
計画のシミュレーションを行う装置4と、作成した生産
計画を評価する装置5と、生産計画の変更をするための
生産計画編集装置6と、作成した生産計画において生じ
る機械の空きを探索する装置7と、装置7の探索結果に
基づき新たな仕事を追加する装置8と、生産システムモ
デルからSGグラフへあるいはそれを逆に変換する装置9
と、装置1や2などの種々の情報を表示する装置10と、
ユーザの指示あるいは生産システムの情報を各装置へ入
力する情報入力装置11と、装置1,2,3の情報を記録する
情報記録装置12とを付加したものである。
そして、上記情報入力装置11により生産システムモデ
ルを情報表示装置10上で構築,編集して装置1に入力
し、この装置1のモデルに従って装置4を用いて生産シ
ステムのシミュレーションを行うことにより生産計画を
作成し、生産計画評価装置5によって生産計画を評価
し、生産計画を変更する必要が生じた場合には生産計画
編集装置6によって生産計画の編集を行い、また生産計
画に仕事を追加する必要が生じた場合には空き機械探索
装置7によって遊休機械を探索し、続いて生産計画追加
装置8によって機械の遊休時間に追加する仕事の割り当
てを行い、更に再シミュレーションの必要が生じた場合
には装置4によって再シミュレーションを行うが、以上
の作業は常に情報表示装置10と情報入力装置11を用いて
装置とユーザとの協同作業によって行われ、情報表示装
置10へは装置1と装置2の情報を装置9を用いて任意の
情報を出力し、情報を記録する必要が生じた場合には情
報記録装置12へ情報を記録するように構成されている。
また、第2図(a),(b),(c),(d),
(e)は本実施例装置の動作を示すフローチャート図、
第3図は生産システムのモデルを示す図、第4図は本実
施例装置の出力表示結果を示す図であり、第4図(a)
は生産システムを構成する各機械に割り当てられるプロ
セスの経過時間を表わす生産計画図を示し、第4図
(b)は各機械の稼働時間を示し、第4図(c)は時間
Tにおける生産システムの状態を示し、第4図(d)は
時間T1からT2までに生産システムに投入され終了した製
品のリードタイムの分布を示し、第4図(e)は時間T1
からT2までの機械の稼働率を示しており、本実施例の情
報出力装置には以上の5つが画面上の所用の場所に表示
される。
次に上記実施例の動作を第1図ないし第4図を参照し
ながら説明する。システムを起動すると、まず、生産シ
ステムモデル表現装置1により生産システムのモデルを
作成する処理13を行う。そして生産システムのモデルに
従い、シミュレーション装置4を用いて自動で、あるい
はシステムに備わっている装置6,8を用いて手動にて基
本となる生産計画を作成する処理14を行う。
次に、生産計画評価装置5あるいはユーザの判断によ
り生産計画評価処理15を行い、その評価に基づいて生産
計画に変更、追加を必要性があるか否かの判断処理16を
行い、もし変更,追加が必要ならば、各種装置6,7,8を
用いて生産計画の変更,追加処理を行う。例えば、ある
ロットの生産計画の変更(処理17)が生じた場合、ま
ず、生産計画の変更の種類を判断する処理18を行う。変
更処理の種類は、プロセス(工程)加工開始時間の変更
処理19、投入時間の変更処理20、ロット生産優先順位の
変更処理21などである。処理18を行った後、変更の種類
に応じた装置を用いて生産計画の変更を行う。生産計画
に追加(処理22)が生じた場合にも、まず追加の種類を
判断する処理23を行う。追加の種類は優先順位無し後ろ
向き探索による追加処理25、優先順位付き前向き探索追
加処理26あるいは優先順位付き後ろ向き探索追加処理27
などである。これらも各種装置6,7,8を用いて追加処理2
2を行う。このようにして、生産計画の変更と追加そし
て変更と追加後の評価を繰り返し行い、ユーザは満足で
きる生産計画を作成する。また、この後の生産システム
のシミュレーションを行うか否かを処理28により判断
し、シミュレーションを行う場合は、シミュレーション
装置4によりシミュレーション処理29を行う。以上の情
報は、情報出力装置10に適切な形で出力される。
ここで、各装置について説明する。編集装置6におけ
るプロセスの加工開始時間の変更処理19は、次のアルゴ
リズムに従って行われる。即ち、プロセスの移動できる
時間の範囲は、対象プロセスの前プロセスの加工完了時
間と後プロセスの加工開始時間との間であり、かつプロ
セスの加工に用いる機械が稼動していない時間である。
ここで第1プロセスの加工完了時間は第2プロセスの加
工開始時間より前であれば良く、同様に最終プロセスの
加工開始時間は、最終プロセスの前プロセスの加工完了
時間より後であれば良い。
ここで、ロットの削除処理30は、生産計画の対象とな
るロットを生産計画から削除することである。
なお、ロットの移動処理31、転写(コピー)処理32の
説明はロット追加処理22の説明の後に行う。
ロットの追加処理22は次のアルゴリズムに従って行わ
れる。即ち、ロットの追加には優先順位無し前向き探索
追加処理24、優先順位無し後ろ向き探索追加処理25、優
先順位付き前向き探索追加処理26そして優先順位付き後
ろ向き探索追加処理27の4つの種類がある。
このうち、優先順位無し前向き探索追加処理24ではn
を1に設定(処理33)し、第nプロセスの加工開始時間
を設定する処理34を行う。そしてその時間に加工を開始
してから加工を完了するまで他のロット加工に影響を及
ぼさないで加工を行えるかを調べる処理35を行い、影響
を及ぼさない場合はその時間に第nプロセスを行って第
nプロセスの加工完了時間を決定する処理36を実行す
る。
これに対し、影響を及ぼす場合は、影響を及ぼすプロ
セスの加工完了時間より後で加工を行える時間を探索す
る処理37を行い、第nプロセスの加工開始時間を再設定
する(処理38)。これらの処理を第nプロセスの加工開
始時間と完了時間を決定(処理36)するまで実行し、n
が最後プロセスであるかの判断(処理39)を行い、nが
最終プロセスに等しければ優先順位無し前向き探索は終
了する(処理42)。もしnが最終プロセスに等しくない
場合は、nをn+1に再設定(処理40)し、第nプロセ
スの加工開始時間を第n−1プロセスの加工完了時間に
設定(処理41)後、第n−1プロセスの同様のアルゴリ
ズムにより第nプロセスの加工開始時間と完了時間とを
決定し、これらの処理をnが最終プロセスになるまで行
う。
優先順位無し後ろ向き探索追加処理25は、nを最終プ
ロセスに設定(処理43)し、第nプロセスの加工完了時
間を設定する処理44を行う。そして加工を開始してから
加工を完了するまで他のロットの加工に影響を及ぼさな
いで加工を行えるか否かを調べ(処理45)、影響を及ぼ
さない場合はその時間に第nプロセスを行う第nプロセ
スの加工開始時間と加工完了時間とを決定する(処理4
6)。影響を及ぼす場合は影響を及ぼすプロセスの加工
開始時間より前で加工を行える時間を探索する処理47を
行い、第nプロセスの加工完了時間を再設定する(処理
48)。第nプロセスの加工開始時間と完了時間とが決定
(処理46)されたら、nが第1プロセスであるか否かの
判断(処理49)を行い、nが第1プロセスに等しい場合
は優先順位無し後ろ向き探索は終了する(処理52)。
しかし、nが第1プロセスに等しくない場合はnをn
−1に設定(処理50)し、第nプロセスの加工完了時間
を第n+1プロセスの加工開始時間に設定(処理51)
し、第n+1プロセスと同様のアルゴリズムにより第n
プロセスの加工開始時間と完了時間とを決定(処理46)
し、nが第1プロセスになるまでこれらを実行する。
優先順位付き前向き探索追加処理26ではnを1に設定
(処理53)し、第nプロセスの加工開始時間を設定する
処理54を行う。そして加工を開始してから加工を完了す
るまで他のロットの加工に影響を及ぼさないで加工を行
えるか否かを調べる処理55を行い、影響を及ぼす場合
は、影響が及ぼされるプロセスと追加するプロセスとの
優先順位を比較し(処理56)、影響が及ぼされるプロセ
スの優先順位の方が等しいか高いならば優先順位無し前
向き探索と同様に影響を及ぼされるプロセスの加工完了
時間より後で加工を行える時間を探索(処理57)してプ
ロセスの加工開始時間を再設定する(処理58)。
もし追加するプロセスの優先順位の方が高いならば影
響が及ぼされるプロセスのロットの投入時間を記録(処
理59)後、そのロットを消去(処理60)して追加するプ
ロセスの加工開始時間と完了時間とを決定する(処理6
1)。影響を及ぼさない場合はその時間に第nプロセス
を行って第nプロセスの加工完了時間を決定する処理61
を行う。第nプロセスの加工開始時間と完了時間が決定
されたら、nが最終プロセスであるか否かの判断(処理
62)を行い、nが最終プロセスに等しくない場合はnを
n+1に設定(処理63)し、第nプロセスの加工開始時
間を第n−1プロセスの加工完了時間に設定(処理64)
し、第n−1プロセスと同様のアルゴリズムにより第n
プロセスの加工開始時間と完了時間を決定する(処理6
1)。
nが最終プロセスに等しい場合は、消去したロットを
全て再投入してあるか否かを判断(処理65)し、消去し
たロットが未だ投入されていない場合は追加してロット
の最終プロセスの加工開始時間と完了時間の決定後に消
去したロットの優先順位を追加したロットと同じに設定
(処理66)し、追加したロットと同様のアルゴリズムに
より消去したロットを追加する。全ての消去したロット
が投入されたとき優先順位付き前向き探索は終了する
(処理67)。
優先順位付き後ろ向き探索追加処理27では、nを最終
プロセスに設定(処理68)し、第nプロセスの加工完了
時間を設定する処理69を行う。そして加工を開始してか
ら加工を完了するまで他のロットの加工に影響を及ぼさ
ないで加工を行えるか否かを調べる処理70を行い、影響
を及ぼす場合は、影響が及ぼされるプロセスと追加する
プロセスとの優先順位を比較し(処理71)、影響が及ぼ
されるプロセスの優先順位の方が等しいか高い場合は優
先順位無し後ろ向き探索と同様に影響を及ぼされるプロ
セスの加工開始時間より前で加工を行える時間を探索
(処理72)してプロセスの加工完了時間を再設定する
(処理73)。
もし追加するプロセスの優先順位の方が高い場合は影
響が及ぼされるプロセスのロット産出時間を記録(処理
74)後、そのロットを消去(処理75)して追加するプロ
セスの加工開始時間と完了時間とを決定する(処理7
6)。影響を及ぼさない場合はその時間に第nプロセス
を行って第nプロセスの加工開始時間と加工完了時間を
決定する処理76を行う。第nプロセスの加工開始時間と
完了時間とが決定されたら、nが第1プロセスであるか
否かの判断(処理77)を行い、nが第1プロセスに等し
くない場合はnをn−1に設定(処理78)し、第nプロ
セスの加工完了時間を第n+1プロセスの加工開始時間
に設定(処理79)し、第n+1プロセスと同様のアルゴ
リズムにより第nプロセスの加工開始時間と完了時間と
を決定する(処理76)。
nが第1プロセスに等しい場合は、消去したロットを
全て再投入(後ろ向き追加)してあるか否かを判断(処
理80)し、消去したロットが未だ投入されていない場合
は追加したロットの第1プロセスの加工開始時間と完了
時間の決定後に消去したロットの優先順位を追加したロ
ットと同じに設定(処理81)し、追加したロットと同様
のアルゴリズムにより消去したロットを後ろ向き追加す
る。以上の手順により、消去したロットの全てが投入さ
れたとき優先順位付き後ろ向き探索は終了する(処理8
2)。
ロットの移動処理31は、ロットの転写処理と削除処理
とを組合せることにより行う。すなわち、ロットの転写
後に転写元のロットを削除することがロットの移動であ
る。
次に、ロットとプロセスの優先順位について説明す
る。ロットとプロセスの優先順位は1が一番低く、数字
が大になるほど優先順位が高くなる。
次に、生産計画評価装置について説明す。生産計画評
価装置には、稼動率評価装置、リードタイム評価装置、
待ち時間評価装置などがある。稼動率評価装置は、任意
期間の機械の稼動率を計算する処理83を行う装置であ
る。また、リードタイム評価装置は任意期間に投入され
産出されたロットのリードタイムの分布を計算する処理
84を行う装置である。更に、待ち時間評価装置は任意期
間におけるプロセスの加工待ち時間の分布を計算する処
理85を行う装置である。
次に、第3図について説明する。第3図は生産システ
ムのモデルを表わす図であり、タイムペトリネットで表
現されている。86はプロセスの加工待ちプレースであ
り、〇の中の数字が加工待ちのロットの数を表わしてい
る。87はプロセスの加工トランジションであり、□の中
の数字がそのプロセスで稼動している機械の数を表して
いる。88は機械プレースであり、〇の中の数字が稼動待
ちにある機械の数を表している。
次に第4図(a),(b)について説明する。89は第
2プロセスが884時間から900時間まで加工することを示
しており、また90は機械2が884時間から900時間まで稼
動することを示している。
このように、本実施例装置によれば、基本となる生産
計画をシミュレーションにより作成し、各種の生産計画
評価装置により生産計画の評価を行って、生産計画の変
更の必要が生じた場合には装置に記述された生産システ
ムの制約を満足しながらユーザと装置との協同作業によ
り生産計画の変更を行うことができ、また、生産計画の
追加の必要が生じた場合には装置に記述された生産シス
テムの制約を満足する生産計画の追加を自動的に行うよ
うにしたので、特急生産の納期が確定した場合のロット
の投入時期そしてロットを投入した場合の製品の完成時
期の明確化が可能になるという効果がある。
なお、上記実施例では、ユーザが生産計画を作成,変
更,追加するものについて説明したが、情報入力装置に
より実際に稼動中のシステムからの情報をオンラインで
入力することにより実時間で生産計画を変更,追加する
こともでき、上記実施例と同様の効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明に係る生産計画作成装置によれ
ば、シミュレーションにより作成した基本生産計画の評
価結果に基づいて、生産における制約を満足しながら、
該基本生産計画をこれが該評価結果に応じたものに変更
されるよう編集するための編集手段と、該基本生産計画
の評価結果に基づいて、生産における制約を満足しなが
ら、該基本生産計画中に、該基本生産計画における機械
の空き時間及びプロセスの空き時間を利用して新たな生
産計画を追加する生産計画追加手段とを備え、該生産計
画追加手段を、該基本生産計画の時間軸上での隣接する
プロセス間の空き時間を探索し、その探索結果に基づい
て、上記新たな生産計画におけるプロセスと基本生産計
画におけるプロセスとが時間軸上で干渉しないよう、上
記新たな生産計画の追加を行う構成としたので、シミュ
レーションにより作成した基本生産計画の変更の必要が
生じた場合には、上記編集手段を用いて種々の制約条件
を満たしながら生産計画を変更することができ、また新
たな生産計画の追加の必要が生じた場合には、上記追加
手段により生産システムの制約を満足しながら、しかも
該基本生産計画におけるプロセスに影響を与えることな
く、新たな生産計画を該基本生産計画に追加できる。こ
れにより、ユーザと本装置との共同作業により生産計画
の変更,追加を簡単に行うことができ、その結果、特急
生産の納期が確定した場合のロットの投入時期、さらに
ロットを投入した場合の製品の完成時期の明確化を図る
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による生産計画作成装置のブ
ロック構成を示す図、第2図(a),(b),(c),
(d),(e)は第1図の装置の動作を示すフローチャ
ート図、第3図は生産システムのモデルを示す図、第4
図は第1図の装置の出力表示結果を示す図であり、第4
図(a)は生産システムを構成する各機械に割り当てら
れるプロセスの経過時間を表わす生産計画図、第4図
(b)は各機械の稼動時間を示す図、第4図(c)は時
間Tにおける生産システムの状態を示す図、第4図
(d)は時間T1からT2までに生産システムに投入され終
了した製品のリードタイムの分布を示す図、第4図
(e)は時間T1からT2までの機械の稼動率を示す図であ
る。 図において、1は生産システムモデル表現装置、2は生
産計画表現装置、3は制約表現装置、4は生産計画シミ
ュレーション装置、5は生産計画評価装置、6は生産計
画編集装置、7は空き機械探索装置、8は生産計画追加
装置、9は変換装置、10は情報表示装置、11は情報入力
装置、12は情報記憶装置である。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23Q 41/08 G06F 17/60

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本装置とユーザとの共同作業により生産計
    画を作成するための生産計画作成装置であって、 本装置に対しユーザの指示、生産システムの情報もしく
    は稼働中のシステムからの情報を入力するための情報入
    力手段と、 該情報入力手段の出力に基づいて、生産システムのモデ
    ル,生産計画およびその制約を所定の形式で表現する表
    現手段と、 該表現手段により表現された生産システムのモデルに基
    づいて、基本生産計画をシミュレートするシミュレーシ
    ョン手段と、 該基本生産計画の評価結果に基づいて、生産における制
    約を満足しながら、該基本生産計画を、これが該評価結
    果に応じたものに変更されるよう編集するための編集手
    段と、 該基本生産計画の評価結果に基づいて、生産における制
    約を満足しながら、該基本生産計画中に、該基本生産計
    画における機械の空き時間及びプロセスの空き時間を利
    用して新たな生産計画を追加する生産計画追加手段とを
    備え、 該生産計画追加手段は、該基本生産計画の時間軸上での
    隣接するプロセス間の空き時間を探索し、その探索結果
    に基づいて、上記新たな生産計画におけるプロセスと基
    本生産計画におけるプロセスとが時間軸上で干渉しない
    よう、上記新たな生産計画の追加を行うものであること
    を特徴とする生産計画作成装置。
JP24761588A 1988-09-30 1988-09-30 生産計画作成装置 Expired - Fee Related JP2885406B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24761588A JP2885406B2 (ja) 1988-09-30 1988-09-30 生産計画作成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24761588A JP2885406B2 (ja) 1988-09-30 1988-09-30 生産計画作成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0295549A JPH0295549A (ja) 1990-04-06
JP2885406B2 true JP2885406B2 (ja) 1999-04-26

Family

ID=17166144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24761588A Expired - Fee Related JP2885406B2 (ja) 1988-09-30 1988-09-30 生産計画作成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2885406B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2796409B2 (ja) * 1990-07-06 1998-09-10 株式会社日立製作所 日程管理方法及び装置
JPH04247564A (ja) * 1991-02-04 1992-09-03 Nec Corp 生産スケジュール作成装置
JPH04282761A (ja) * 1991-03-12 1992-10-07 Nec Corp 生産スケジュール作成装置
JP2778306B2 (ja) * 1991-10-15 1998-07-23 日本電気株式会社 設備固定リスケジューリング装置
JPH07287730A (ja) * 1994-04-19 1995-10-31 Hitachi Ltd 作業割付支援装置
KR20020063149A (ko) * 2002-06-25 2002-08-01 이용규 컴퓨터 알고리즘을 이용한 유휴설비를 자동화 설비로재생하는 공정
JP4501740B2 (ja) * 2005-03-17 2010-07-14 住友金属工業株式会社 製鋼プロセスの操業スケジュール作成システム、製鋼プロセスの操業スケジュール作成方法、及びコンピュータプログラム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63109964A (ja) * 1986-10-29 1988-05-14 Toshiba Corp 機械加工のシミユレ−タ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0295549A (ja) 1990-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5414843A (en) Method and system for generating a project schedule using weighted work processes
JPH01270164A (ja) シミュレーション方法
US5130932A (en) Generating device for production system simulator
JPH10207523A (ja) 自動プログラミング装置および方法
JP2885406B2 (ja) 生産計画作成装置
JP2811827B2 (ja) 生産スケジューリング装置
JPH01121155A (ja) 生産スケジューリング装置
JPH0743732B2 (ja) 収集データの格納方法
JPH07129677A (ja) 生産シミュレーション装置
JP3007884B1 (ja) 生産性評価シミュレーション装置および方法
JPH06332909A (ja) 計画管理システム
JPH0935103A (ja) 生産計画情報管理装置
JP2581428B2 (ja) 生産シミュレーション装置
JP2842418B2 (ja) シミュレーション装置
JPH0731309Y2 (ja) シミュレ−ション機能を備える情報処理装置
JP2522167B2 (ja) 生産シミュレ―ションシステム
JPH07271759A (ja) 生産シミュレーションシステム
JPS61220061A (ja) プロセス制御系向きブロツク図形式シミユレ−タ・システム
RU2261478C2 (ru) Способ согласования блоков данных о событиях с их временными значениями
CN114418523A (zh) 结合rpa和ai的流程处理方法及装置
JP2663491B2 (ja) Ncプログラムの自動分割方法
JP2658060B2 (ja) 計画作成支援システム
JPH08147264A (ja) マルチメディアプレゼンテーション編集実行装置
JPH012169A (ja) 計画作成支援システム
JP2002083106A (ja) プロジェクト管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees