JP2882599B2 - 電子レンジの冷却装置 - Google Patents

電子レンジの冷却装置

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JP2882599B2 JP6340313A JP34031394A JP2882599B2 JP 2882599 B2 JP2882599 B2 JP 2882599B2 JP 6340313 A JP6340313 A JP 6340313A JP 34031394 A JP34031394 A JP 34031394A JP 2882599 B2 JP2882599 B2 JP 2882599B2
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相 鎭 金
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/642Cooling of the microwave components and related air circulation systems

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  • Electromagnetism (AREA)
  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子レンジの冷却装置に
関し、特に、電子レンジの機械室後壁に設置されて冷却
効率を向上させ、騒音を低減させ、機械室の空間活用度
を高めるのみならず、その設置及び組立が容易な冷却装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子レンジは内部で飲食物等が
加熱される加熱室と機械室とを備え、機械室内には加熱
室に高温の熱を供給するためのマグネトロン、その他に
多数の部品が設置されている。このような電子レンジに
おいては、電子レンジの作動中に高圧トランスとマグネ
トロン、その他の部品から高熱が発生するためこれらを
冷却するために、又は調理機能によって加熱室内に外部
空気を流入させる場合がある。このようなマグネトロン
の冷却又は加熱室内への送風のために電子レンジの機械
室内部にファンモーターとそのファンモーターによって
回転され冷却する冷却ファンが設置されている。
【0003】ファンモーターが設置された従来の冷却装
置の概略的な構成が図1乃至図3に示されている。同図
に示すように、電子レンジの機械室10内にはマグネト
ロン12及び高圧トランス11とその他多数の部品(P
CB基板、高圧コンデンサー等)(図示せず)が設置さ
れている。機械室10の後壁20には多数の通孔31が
開けられ、ファンモーター32が上記後壁20の上記多
数の通孔の中間にスクリュー等で固定され、冷却ファン
33が上記ファンモーター32の回転軸に固定される。
そして、ウィンドガイド34が上記冷却ファン33及び
ファンモーター32の前面と上下とを被せるように後壁
20にスクリュー固定設置し、ウィンドガイド34は前
面中央に上記冷却ファン33と一列をなして冷却ファン
からの風が通過するようにする開口部が形成されてい
る。
【0004】このような従来の吸気装置では、図2に示
すようにファンモーター32が作動すれば外部の空気は
後壁20に穿孔された通孔31を通じて流入された後、
ウィンドガイド34に開けられた開口部を通じて機械室
10内部に送風される。この際、上記多数の通孔31を
通じて流入される空気が中心部に位置した冷却ファン3
3に集中するため、空気の圧縮による騒音が発生する。
それだけではなく、空気流動の流線が傾斜するようにな
り、それによって流入される外部空気が各々の通孔31
の端によって干渉され、これによって騒音が相当大きく
発生する。このとき、上記後壁の外周部から近くにある
通孔ほど流線の傾斜が激しいため空気抵抗が大きく、従
って、騒音が多く発生するという問題点がある。
【0005】また、冷却ファン33の回転によって機械
室に流入された冷たい空気は高圧トランス11及びマグ
ネトロン12を冷却させた後、一部の空気は加熱室内部
に流入され、残った一部の空気は加熱室外側を冷却させ
ながら電子レンジの後壁及び底板の排気口を通じて外部
に排気される。しかし、ウィンドガイド34の両側が開
放されているので冷却ファン33の後方部に機械室内で
高圧トランス11及びマグネトロン12を冷却させた後
の暖められた空気が再流入され、これによって冷却効果
が相当低下される欠点がある。また、上記装置は冷却フ
ァン33及びファンモーター32が機械室内に設置さ
れ、それらをウィンドガイド34が被せる構造を具備す
るので、機械室10の広い空間を占め、例えば、マグネ
トロン、高圧トランス、高圧コンデンサー等のような冷
却ファンの周囲の構造物のため組立に妨害になることも
ある。
【0006】また、冷却空気が電子レンジの後方から流
入しやすくするためには、電子レンジが設置される空間
の壁面やその他の妨害物に電子レンジの後壁が密着され
ないようにすべきであり、このために図3に示すように
電子レンジの後方間隔を維持させるためのスペーサ(4
0)を付着しなければならないという問題点がある。ま
た、多数の通孔32を有する後壁20を製作するために
は、次のような5回の複雑な工程を行わなければならな
い。即ち、ドローイング(drawing) 工程を行って後壁2
0の外形を切り取って、他のプレートとの結合のために
ノッチング(notching)及びピーシング(piecing) 工程を
通じて角等を切り取って必要なスクリュー孔とともに上
記通孔31を開けることになる。この際、多くの数の通
孔31が密集されるので、一回のプレス作業で通孔を開
けることができなく、これによって3回を繰り返し多孔
部の通孔を開けることになる。次に、ベンディング(ben
ding) 工程を行って端を折曲して後壁の製作を完了する
ことになる。従って、後壁を製作するための工程数が5
回となり、工程数が多いため原価が上昇する問題点と品
質が低下する問題点がある。
【0007】一方、アメリカ特許第4,332,993
号には壁面に形成された凹部内に効果的に設置され、ま
た、電子レンジ内部を冷却させた後の空気を効果的に排
出させ得るビルトインタイプ電子レンジが開示されてい
る。しかし、上記電子レンジはキャビネット、空気案内
部材等のような排出空気を誘導するための別途の部材を
必要とし、従って、製作費が高く、製作が容易ではない
という欠点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は以上
のような従来の技術上の欠点を解消するために案出され
たもので、本発明の技術的課題は設置場所とは関係なく
充分な冷却空気が吸気され、別途の部材がなくても機械
室又は加熱室内部を循環した暖かい空気が冷却ファンを
通じてマグネトロン等に再送風されるのを防止しするの
で冷却効率をより高めることができ、吸入空気による騒
音が少なくなり、機械室内の空間剰余度が増加し、機械
室内の部品の組立及び吸入装置の設置作業を容易にし、
また、製造原価を節減し品質を向上させる電子レンジの
冷却装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を達成
するために、本発明では、内部の飲食物を加熱するため
の加熱室及び該加熱室内にマイクロ波のエネルギーを供
給するための部品が設置された機械室を備える電子レン
ジの上記機械室を冷却するための電子レンジの冷却装置
において、上記機械室の後壁には外部空気が上記機械室
の内部に流入するように円形の開口部が形成され、上記
開口部の周縁部から機械室の内側に円筒形スリーブが突
出形成され、上記機械室の後壁の外側には上記開口部を
覆うファンカバーが設置され、このファンカバーは、上
記機械室の後壁から外側に一定の間隔を置いて設置され
る後パネルと、上記後パネルの周縁部から上記機械室の
後壁面まで一体に伸びる側パネルと、上記側パネルの端
部から一体に伸び、機械室の後壁面と平行に形成される
フランジとで構成され、上記後パネルと側パネルには外
部空気の内部への流入のために多数の通孔が形成され、
上記ファンカバーの内部の後パネル上にファンモータが
固定設置され、上記ファンモータの回転軸は上記機械室
の円形開口部に形成された円筒形スリーブと同軸に整列
されるように形成され、上記回転軸は上記円筒形スリー
ブまで延長形成され、冷却ファンが上記ファンモータの
回転軸上に固定設置され、上記冷却ファンは上記機械室
の後壁の円筒状スリーブ内に適合する大きさで配置され
ることで、上記冷却ファンの回転時に上記機械室の内部
空気が上記冷却ファンの後部に逆流することなく、電子
レンジの外部空気が上記ファンカバーの通孔を通して上
記機械室の内部に流入するようにした電子レンジの冷却
装置を提供する。
【0010】望ましくは、上記機械室後壁は多数の係合
口及びネジ孔、そして、上記開口部の内側周縁部から機
械室の内側に突出するベルマウスを更に備え、上記後パ
ネルと多数の側パネル全体には多数の通孔が形成され、
上記側パネルの内面は上記冷却ファンに対向するように
傾斜することもある。また、上記後壁の上記開口部上部
には2つの係合口が形成され、上記ファンカバーの両側
端部には上記係合部に係合される2つの弾性フックを突
出形成することもできる。また、上記後パネルは四角形
であり、上記側パネルは上記後パネルの4つの辺各々か
ら内側に延長し、互いに連結された4つの側パネルでも
あり、上記後パネルは中央に形成された陥入部を備え、
上記ブラケットの後側突出部は上記陥入部に係合される
中央突出部を具備することもできる。
【0011】また、上記ファンモーターは1つのブラケ
ット内に挿入され、ボスを貫通するネジまたはボルトに
よって上記後パネルの内面に固定することもでき、上記
ファンカバーの上記フランジは上記後壁のネジ孔に嵌め
られるボルト又はネジ等によって上記後壁に締結され、
従って、このとき上記後パネルは上記後壁から一定距離
ほど後方に配置されるようにすることもできる。
【0012】
【作用】発明の装置では、側パネルの通孔を通過する空
気の流線がほぼ直線になり、従って、通孔の角部分によ
る空気流動に対する抵抗が少なくなって、その部分での
空気の渦流が少なくなり騒音が大幅に減少することにな
る。また、冷却ファンが駆動されている間には機械室内
の空気はベルマウスによって塞がれて冷却ファンに戻れ
なく、冷却ファンでは電子レンジの外部から吸入された
空気のみ送風することになる。即ち、機械室内の空気と
外部空気とが完全に分離される。機械室又は加熱室内部
を循環した暖かい空気は冷却ファンを通じてマグネトロ
ン等に再送風されるのを防止するので、従来の冷却装置
に比べて冷却効率が極めて高くなる。このような本発明
の装置では、陥入部によってファンカバーの中央部が後
側に突出されているので、電子レンジを壁面等に密着さ
せる場合にもそのファンカバーの陥入部のみ壁面に密着
されるので、別途のスペーサが必要なく、装置の設置場
所とは関係なくファンカバーの各通孔を通じて充分な冷
却空気を吸気することができる。
【0013】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明による電子
レンジの冷却装置についてより詳細に説明する。図4は
本発明のいくつかの実施例による電子レンジの冷却装置
を示す分解斜視図で、同図に示すように、電子レンジの
外箱(outer case)をなしている機械室100側の後壁1
20に円形の開口部110が形成されている。開口部1
10の内側周縁部にはそこから機械室100の内側に突
出する円筒形スリーブ121が具備されている。開口部
110の周りには多数の第2ネジ孔126が形成されて
いる。
【0014】上記後壁120の外側には上記開口部11
0を被せるファンカバー130が具備されている。ファ
ンカバー130は四角形の後パネル136、後パネル1
36の4つの辺各々から内側に延長し、互いに連結され
た4つの側パネル134、そして各々の側パネルの内側
端から後壁120に平行に延長するフランジ139を備
える。プランジ139には第2ネジ孔126に対応する
多数の第1ネジ孔125が形成されている。後パネル全
体には多数の通孔131が形成されている。ファンカバ
ー130は第1ネジ孔125を貫通して第2ネジ孔12
6に締結されるボルト125によって後壁120に固定
され、従って、この際、後パネル136は後壁120よ
り一定距離程後方に配置されるようになる。後パネル1
36の内面にはファンモーター132が固定され、ファ
ンモーター132の回転軸には冷却ファン133が上記
開口部110内に挿入されるように固定されている。
【0015】ここで、上下左右の側パネル134はその
内面が冷却ファン133に対向し得るほどの傾斜度を持
って内側に延長するように設置されることで、吸入され
る空気が側パネル134に形成された通孔を円滑に通過
されるようにする。以上のような本実施例による電子レ
ンジの冷却装置の組立の際には、ファンカバー130の
内面にボス132aを利用してファンモーター132を
ネジ結合し、次にファンモーター132の回転軸に固定
されたファン133が上記後壁120の開口部110内
に安置されるようにしながら、後壁120に形成された
第2ネジ孔126とファンカバー130のフランジ13
9に形成された第1ネジ孔125を互いに整列させる。
次に上記整列された第1及び第2ネジ孔125、126
にボルト124及びナットその他のネジ等を締結させる
ことでファンカバー130を後壁120に固定付着す
る。一方、通孔131は円形で形成されるか、或いは細
長型のスリットやルーバとして形成することができる。
【0016】後パネル136の内面にはファンモーター
132がボス132aに貫通締結されるネジ132bに
よって固定され、ファンモーター132のブラケットホ
ルダの中央突出部分132cが対応する陥入部135が
後パネル136の中央部に形成される。上記ファンカバ
ー130は金属板材で作られ、又は、強度が優れ、耐熱
性、暖軟性及び射出性の優れた樹脂材を射出成形して作
ることもできる。ファンカバー130を金属板材で作る
場合にはファンモーター132を固定させるためのボス
132aを別個として嵌めることができ、樹脂材の射出
成形によって製造する場合にはファンモーター固定用ボ
スを一体として射出成形することができる。一方、電子
レンジの外状をなしている後壁120は、ドローイング
工程、開口部110とその他の各種スクリュー孔を形成
するとともに角切断のための1回のノッチング/ピーシ
ング工程、そして端を適当に折曲させるベンディング工
程等3つの工程によって後壁を製作し得るようにする。
【0017】図7には本発明のまた他の実施例による電
子レンジの冷却装置が示されている。同図に示すよう
に、本実施例による冷却装置は前述した実施例による冷
却装置と類似するが、後壁120の開口部110上部に
は2つの係合口137が形成され、ファンカバー130
の両側端部に上記係合口137に係合される2つの弾性
フック138が突出形成されている。フランジ139に
は多数の第1ネジ孔225が、そして後壁120の開口
部110の周りには上記第1ネジ孔225に対応する多
数の第2ネジ孔が形成されている。
【0018】本実施例による電子レンジの冷却装置の組
立時には、ファンカバー130の内面にボス132aを
利用してファンモーター132及びファン133をネジ
結合させ、次にファンモーター132が固定されたファ
ンカバー130のフック138を電子レンジ後壁120
の係合口137に結合させる。この際、ファンモーター
132の回転軸に固定されたファン133は上記後壁1
20の開口部110内に安置され、後壁120に形成さ
れた第2ネジ孔126とファンカバー130のフランジ
139に形成された第1ネジ孔225、226にボルト
224及びナット、その他のネジ等を締結させることで
ファンカバー130を後壁120に固定付着する。この
ような本発明の装置では、ファンカバー130内にファ
ンモーター132を固定した後、後壁120の後方に上
記ファンカバー130を組み立てるようになるので、組
立の際に他の部品による干渉がないので組立作業が容易
であり、機械室100内の空間が広くなるのでマグネト
ロン、高圧トランス、高圧コンデンサー等の大きい部品
を余裕に装着することができるので機械室のレイアウト
がより自由になる。
【0019】更に、ファンカバー130の内面に形成さ
れた陥入部135によってファンカバー130の中央部
が後方に突出されているので、電子レンジを壁面等に密
着させる場合にもそのファンカバー130の陥入部13
5のみ壁面に密着されるので、陥入部135がスペーサ
の役割をすることになる。従って、後パネル136の通
孔を通じた空気の吸入を補償するための別途のスペーサ
が必要なく、装置の設置場所とは関係なくファンカバー
130の各通孔131を通じて充分な冷却空気を吸入す
ることができるようになる。また、本発明の装置では、
ファンカバー130の側パネル134が後壁120に対
して所定の傾斜度を有するように、即ち、その内面がフ
ァン133から正面に対向するように、従って側パネル
134に形成された通孔131がファン133を向かう
ように設置されているので、図5に示すように側パネル
134の通孔131を通過する空気の流線がほぼ直線に
なり、従って通孔131の角部分による空気流動に対す
る抵抗が少なくなってその部分での空気の我流が少なく
なり、空気が通孔を円滑に通過することになって騒音が
大幅に減少することになる。
【0020】また、本発明によれば、冷却ファン133
が後壁120の開口部110内に挿入設置され、開口部
110の内周部には内側に突出されたスリーブ121が
形成されているので、冷却ファン133が駆動されてい
る限り機械室内の空気はスリーブ121によって塞がら
れて冷却ファン133に戻ることができなく、冷却ファ
ン133では電子レンジの外部から吸入された空気のみ
送風されることになる。即ち、機械室内の空気と外部空
気とが完全に分離される。以後、マグネトロンを冷やし
た空気の一部はダクトを通じて加熱室内部に流入され、
残りの一部の空気は加熱室外壁に沿って加熱室を冷やし
ながら後壁や底板等に形成された排気用孔等を通じて外
部に排気される。従って、本発明の装置では、ファン1
33によって吸入された冷たい外部空気のみ機械室10
0内部に流入されて機械室100内のマグネトロン及び
高圧トランス等を冷やすことになり、機械室又は加熱室
内部を循環した熱い空気が冷却ファンを通じてマグネト
ロンに再送風されるのを防止するので、従来の冷却装置
に比べて冷却効率が極めて高い。
【0021】以上で詳細に説明したように、本発明に係
る電子レンジの冷却装置によれば、電子レンジの後方空
間維持のための別途のスペースがなくても、装置の設置
場所とは関係なく充分な冷却空気を吸入でき、機械室又
は加熱室内部を循環した熱い空気が冷却ファンを通じて
マグネットロン等に再送風するのが防止されるので、従
来の冷却装置に比べて冷却効率が極めて高い電子レンジ
のファンモーター吸入装置が提供される。また、本発明
に係る電子レンジの冷却装置によれば、吸入される空気
による騒音が少なくなり、機械室内の空間活用度が向上
され、機械室内の部品組立及び吸入装置の設置作業が容
易になる効果がある。本発明の作用効果をさらに詳述す
ると、次の通りである。 <a> 冷却ファンが機械室後壁の円筒形スリーブ内に
適合した大きさで配置されることにより、冷却ファンの
回転時に機械室内部の熱い空気が冷却ファンの後部に逆
流せずに、電子レンジの外部の冷たい空気だけがファン
カバーの多数の通孔を通して機械室内部に送風されるこ
ととなる。従って、機械室内部の熱い空気が冷却ファン
に再流入しなくなるため、冷却効率を大幅に向上させる
ことができる。 <b> ファンカバーは、機械室の後壁の外側の、既存
の空気流通のために確保すべき空間の範囲内に設置さ
れ、ファンモータ及びモータ軸はファンカバー内に配置
される構成を有する。このように、ファンモータ及びモ
ータ軸等を含む冷却装置を電子レンジの後壁の外側の空
いた空間を有効利用し得るように構成することで、電子
レンジをよりコンパクト化することができる。 <c> 電子レンジの機械室内部は後壁に形成された円
筒形スリーブにより冷却装置と機械室内部の電子部品が
明確に分離されるため、部品の組立ての際に、部品相互
間の干渉が発生しなくなって、部品の装着作業が非常に
容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電子レンジの冷却装置の側断面図であ
る。
【図2】図1に示す冷却装置の側断面図である。
【図3】図1に示す冷却装置を備えた電子レンジの後側
斜視図である。
【図4】本発明の一実施例に係る電子レンジの冷却装置
の分解斜視図である。
【図5】図4に示す冷却装置の側断面図である。
【図6】図4に示す冷却装置を備えた電子レンジの後側
斜視図である。
【図7】本発明の他の実施例に係る電子レンジの冷却装
置の分解斜視図である。
【符号の説明】
120 後壁 121 スリーブ 130 ファンカバー 131 通孔 133 冷却ファン 134 側パネル 135 陥入部 136 後パネル 139 プランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 洪 元 杓 大韓民国京畿道富川市素沙区松内1洞 宇成アパート7−507号 (72)発明者 金 相 鎭 大韓民国仁川市北区葛山洞 葛山住公ア パート104−1508号 (72)発明者 林 炳 甲 大韓民国韓成特別市冠岳区新林本洞11− 24 (72)発明者 姜 興 大 大韓民国仁川市北区葛山二洞 大東アパ ート203−310号 (72)発明者 趙 載 元 大韓民国韓成特別市九老区開峯洞105− 115号 (56)参考文献 特開 平5−106849(JP,A) 実開 平2−62692(JP,U) 実開 平4−1308(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24C 7/02 501 F24C 7/02 541 H05B 6/64

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部の飲食物を加熱するための加熱室及
    び該加熱室内にマイクロ波のエネルギーを供給するため
    の部品が設置された機械室を備える電子レンジの上記機
    械室を冷却するための電子レンジの冷却装置において、 上記機械室の後壁には外部空気が上記機械室の内部に流
    入するように円形の開口部が形成され、上記開口部の周
    縁部から機械室の内側に円筒形スリーブが突出形成さ
    れ、 上記機械室の後壁の外側には上記開口部を覆うファンカ
    バーが設置され、このファンカバーは、上記機械室の後
    壁から外側に一定の間隔を置いて設置される後パネル
    と、上記後パネルの周縁部から上記機械室の後壁面まで
    一体に伸びる側パネルと、上記側パネルの端部から一体
    に伸び、機械室の後壁面と平行に形成されるフランジと
    で構成され、上記後パネルと側パネルには外部空気の内
    部への流入のために多数の通孔が形成され、 上記ファンカバーの内部の後パネル上にファンモータが
    固定設置され、上記ファンモータの回転軸は上記機械室
    の円形開口部に形成された円筒形スリーブと同軸に整列
    されるように形成され、上記回転軸は上記円筒形スリー
    ブまで延長形成され、 冷却ファンが上記ファンモータの回転軸上に固定設置さ
    れ、上記冷却ファンは上記機械室の後壁の円筒状スリー
    ブ内に適合する大きさで配置されることで、上記冷却フ
    ァンの回転時に上記機械室の内部空気が上記冷却ファン
    の後部に逆流することなく、電子レンジの外部空気が上
    記ファンカバーの通孔を通して上記機械室の内部に流入
    するようにしたことを特徴とする 電子レンジの冷却装
    置。
  2. 【請求項2】 上記ファンカバーの側パネルを後パネル
    の方にいくにつれて次第に狭くなる形で傾斜させること
    で、外部空気の流入時の空気の摩擦を最小にした請求項
    1記載の電子レンジの冷却装置。
  3. 【請求項3】 上記後パネルは四角形であり、上記側パ
    ネルは上記後パネルの4つの辺各々から内側に延長し、
    互いに一体に連結された4つの側パネルである請求項1
    記載の電子レンジの冷却装置。
  4. 【請求項4】 上記ファンモータは1つのブランケット
    内に挿入されボスを貫通するネジ又はボルトによって
    上記後パネルの内面に固定される請求項1記載の電子レ
    ンジの冷却装置。
  5. 【請求項5】 上記後パネルは中央に形成された陥入部
    を備え、上記ブランケットは上記陥入部に係合される中
    央突出部を備えた請求項記載の電子レンジの冷却装
    置。
  6. 【請求項6】 上記ブランケットと上記後壁とは各々第
    1及び第2ネジ孔を備え、上記ファンカバーは上記第1
    及び第2ネジ孔を貫通するボルト又はネジ等によって上
    記後壁に締結され、従って、上記後パネルは上記後壁か
    ら一定距離ほど後方に配置される請求項1記載の電子レ
    ンジの冷却装置。
  7. 【請求項7】 上記後壁の上記開口部上部には2つの係
    合口が形成され、上記ファンカバーの両側端部には上記
    係合口に嵌合される2つの弾性フックが突出形成された
    請求項1記載の電子レンジの冷却装置。
JP6340313A 1994-05-14 1994-12-28 電子レンジの冷却装置 Expired - Fee Related JP2882599B2 (ja)

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