JP2705397B2 - 電熱装置付高周波加熱装置 - Google Patents
電熱装置付高周波加熱装置Info
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- JP2705397B2 JP2705397B2 JP27074491A JP27074491A JP2705397B2 JP 2705397 B2 JP2705397 B2 JP 2705397B2 JP 27074491 A JP27074491 A JP 27074491A JP 27074491 A JP27074491 A JP 27074491A JP 2705397 B2 JP2705397 B2 JP 2705397B2
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- Japan
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- heating device
- outer frame
- heating chamber
- frequency
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- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電熱装置付高周波加熱装
置に関するものである。
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より電熱装置付高周波加熱装置にお
いては、加熱室上面にシーズヒータを設け、加熱室後面
より攪拌翼により風を吹き出し庫内の熱気を循環させる
方式が多く用いられている。
いては、加熱室上面にシーズヒータを設け、加熱室後面
より攪拌翼により風を吹き出し庫内の熱気を循環させる
方式が多く用いられている。
【0003】以下図4とともに従来例について説明す
る。図4に示すように加熱室1の内部には上部にシーズ
ヒータ2が設けられ、加熱室後面1aには加熱室内の熱
風9を循環させるパンチング3を有し、パンチング3の
後方には加熱室後面1aと接し中心部に空間を有する裏
板4と、熱風9を攪拌させる攪拌翼5と、攪拌翼5を回
転駆動させるモータ6を保持し、裏板4を加熱室1の外
周を覆う外枠7に接し加熱室後面1aに固定させる外枠
後板8が設けられている。
る。図4に示すように加熱室1の内部には上部にシーズ
ヒータ2が設けられ、加熱室後面1aには加熱室内の熱
風9を循環させるパンチング3を有し、パンチング3の
後方には加熱室後面1aと接し中心部に空間を有する裏
板4と、熱風9を攪拌させる攪拌翼5と、攪拌翼5を回
転駆動させるモータ6を保持し、裏板4を加熱室1の外
周を覆う外枠7に接し加熱室後面1aに固定させる外枠
後板8が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、攪拌翼
5付近には、被加熱物11から発生した油分や水蒸気を
含んだ熱気9aが吸い込まれるために、裏板4表面に油
や水滴10が付着しやすく、回数を重ねるうちに加熱室
後面1aと裏板4の隙間から滴下し外枠後板8下部フラ
ンジ8a上に溜まり、加熱装置の傾き等により横方向に
拡がり外部に滴下してしまうという問題があった。
5付近には、被加熱物11から発生した油分や水蒸気を
含んだ熱気9aが吸い込まれるために、裏板4表面に油
や水滴10が付着しやすく、回数を重ねるうちに加熱室
後面1aと裏板4の隙間から滴下し外枠後板8下部フラ
ンジ8a上に溜まり、加熱装置の傾き等により横方向に
拡がり外部に滴下してしまうという問題があった。
【0005】本発明は、被加熱物から発生する油や水を
外枠外部に滴下しにくい電熱装置付高周波加熱装置を提
供することを目的としている。
外枠外部に滴下しにくい電熱装置付高周波加熱装置を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、裏板下部フランジ部に複数の球状の突起部
を設け、突起部のあるフランジに接する外枠底部には下
側に凸の絞り部を設け、加熱室底面と外枠底部の間の空
間を冷却装置から発生した冷却風の通路となる冷却構成
にしたものである。
に本発明は、裏板下部フランジ部に複数の球状の突起部
を設け、突起部のあるフランジに接する外枠底部には下
側に凸の絞り部を設け、加熱室底面と外枠底部の間の空
間を冷却装置から発生した冷却風の通路となる冷却構成
にしたものである。
【0007】
【作用】本発明の電熱装置付高周波加熱装置は、裏板下
方フランジ部に複数の突起部を設けることにより攪拌翼
付近から滴下してくる油、水がフランジ部で横に拡がら
ず、またフランジ部の突起を外枠底部の絞り部の箇所に
設けることで、横方向に拡がろうとする油、水を外枠底
部の絞り部に誘導させ、さらに冷却装置からの風を加熱
室底面と外枠底部の間の空間を通風路にし、外枠底部絞
り部に誘導された油、水の乾燥を促進させることで外枠
外部に滴下することを防止できる。
方フランジ部に複数の突起部を設けることにより攪拌翼
付近から滴下してくる油、水がフランジ部で横に拡がら
ず、またフランジ部の突起を外枠底部の絞り部の箇所に
設けることで、横方向に拡がろうとする油、水を外枠底
部の絞り部に誘導させ、さらに冷却装置からの風を加熱
室底面と外枠底部の間の空間を通風路にし、外枠底部絞
り部に誘導された油、水の乾燥を促進させることで外枠
外部に滴下することを防止できる。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例における電熱装置付高
周波加熱装置について図面とともに説明する。
周波加熱装置について図面とともに説明する。
【0009】図1に示すように、加熱室12の内部には
上部にシーズヒータ13が設けられ被加熱物22を電熱
加熱する。加熱室後面12aには加熱室内の熱風20を
循環させるパンチング14を有し、パンチング14の後
方には加熱室後面12aと接し中心部に空間を有する裏
板15と、熱風20を攪拌させる攪拌翼16と、攪拌翼
16を回転駆動させるモータ17を保持し、裏板15を
加熱室12の外周を覆う外枠18に接し加熱室後面12
aに固定させる外枠後板19が設けられている。被加熱
物22から発生した油分や水蒸気は、庫内を循環する熱
風20に含まれ裏板15表面に油や水滴21として付着
し、突起部23が設けられている外枠下部フランジ19
a上に滴下する。
上部にシーズヒータ13が設けられ被加熱物22を電熱
加熱する。加熱室後面12aには加熱室内の熱風20を
循環させるパンチング14を有し、パンチング14の後
方には加熱室後面12aと接し中心部に空間を有する裏
板15と、熱風20を攪拌させる攪拌翼16と、攪拌翼
16を回転駆動させるモータ17を保持し、裏板15を
加熱室12の外周を覆う外枠18に接し加熱室後面12
aに固定させる外枠後板19が設けられている。被加熱
物22から発生した油分や水蒸気は、庫内を循環する熱
風20に含まれ裏板15表面に油や水滴21として付着
し、突起部23が設けられている外枠下部フランジ19
a上に滴下する。
【0010】図2、3に示すように、外枠下部フランジ
19a上の突起部23により油や水滴21が外枠下部フ
ランジ19a上を左右に拡散するのを遮断し、また突起
部23付近の外枠底部には絞り部24が設けられ、突起
部23で遮断された油や水滴21は誘導されて絞り部2
4に溜まり外部への滴下を防ぐ。加熱室側面には導波管
25を介して高周波発生手段であるマグネトロン26が
結合されており、被加熱物22を高周波加熱しその後方
にはマグネトロン26を冷却する冷却装置27が設けら
れている。冷却装置27から発生した冷却風は一部28
aはマグネトロン26を抜けて加熱室上方へ抜けるが、
他方28bは加熱室底面と外枠底部の間の空間を通風路
とし、外枠上部に設けられた排出口29から外枠外部に
排出されることで、外枠下部フランジ19a上および外
枠底部絞り部24の油や水滴21を乾燥させる。
19a上の突起部23により油や水滴21が外枠下部フ
ランジ19a上を左右に拡散するのを遮断し、また突起
部23付近の外枠底部には絞り部24が設けられ、突起
部23で遮断された油や水滴21は誘導されて絞り部2
4に溜まり外部への滴下を防ぐ。加熱室側面には導波管
25を介して高周波発生手段であるマグネトロン26が
結合されており、被加熱物22を高周波加熱しその後方
にはマグネトロン26を冷却する冷却装置27が設けら
れている。冷却装置27から発生した冷却風は一部28
aはマグネトロン26を抜けて加熱室上方へ抜けるが、
他方28bは加熱室底面と外枠底部の間の空間を通風路
とし、外枠上部に設けられた排出口29から外枠外部に
排出されることで、外枠下部フランジ19a上および外
枠底部絞り部24の油や水滴21を乾燥させる。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明の電熱装置付高周波
加熱装置においては、以下の効果が得られる。
加熱装置においては、以下の効果が得られる。
【0012】裏板下方フランジ部の外枠底部絞り部のあ
る箇所に複数の突起を設けることで、裏板から滴下して
くる油や水滴を横方向に拡がるのを防止し、外枠底部絞
り部に誘導させ冷却装置からの冷却風により乾燥を促進
させ、油や水滴を外枠外部に滴下することを防止でき
る。
る箇所に複数の突起を設けることで、裏板から滴下して
くる油や水滴を横方向に拡がるのを防止し、外枠底部絞
り部に誘導させ冷却装置からの冷却風により乾燥を促進
させ、油や水滴を外枠外部に滴下することを防止でき
る。
【図1】本発明の一実施例における電熱装置付高周波加
熱装置の側面断面図
熱装置の側面断面図
【図2】本発明の一実施例における裏板下方フランジ部
の要部斜視図
の要部斜視図
【図3】本発明の一実施例における電熱装置付高周波加
熱装置の正面断面図
熱装置の正面断面図
【図4】従来の電熱装置付高周波加熱装置の側面断面図
12 加熱室 13 電熱装置(シーズヒータ) 15 裏板 16 攪拌翼 18 外枠 19a フランジ部 22 食品 23 突起部 24 外枠底部絞り部 26 高周波発生手段(マグネトロン) 27 冷却装置
Claims (3)
- 【請求項1】 後面に熱風を循環させるパンチング面を
有した加熱室と、食品を高周波加熱するための高周波発
生手段と、前記高周波発生手段を冷却する冷却装置と、
食品を電熱加熱するための電熱装置と、電熱室後面に接
し加熱室内の熱気を攪拌させる攪拌翼を有する裏板と、
前記加熱室の外周を覆うように設けた外枠とを有し、前
記裏板の下方フランジ部に突起部を設けたことを特徴と
する電熱装置付高周波加熱装置。 - 【請求項2】 前記裏板下方のフランジは前記外枠の底
部と接し、外枠底部は下側に凸の絞り部を有し、前記裏
板下方フランジ部の突起を外枠底部の絞り部のある箇所
に設ける構成とした請求項1記載の電熱装置付高周波加
熱装置。 - 【請求項3】 前記冷却装置からの冷却風を、前記加熱
室底面と外枠底部の間の空間を通路とし、前記外枠の上
面から外部に排出する構成とした請求項1記載の電熱装
置付高周波加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27074491A JP2705397B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 電熱装置付高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27074491A JP2705397B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 電熱装置付高周波加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05106848A JPH05106848A (ja) | 1993-04-27 |
JP2705397B2 true JP2705397B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=17490375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27074491A Expired - Fee Related JP2705397B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 電熱装置付高周波加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2705397B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5477036A (en) * | 1994-05-14 | 1995-12-19 | Daewoo Electronics Co., Ltd. | Microwave oven with a cooling arrangement |
KR0126719Y1 (ko) * | 1995-10-07 | 1998-10-01 | 김광호 | 전자렌지 |
JP4572706B2 (ja) * | 2004-10-27 | 2010-11-04 | パナソニック株式会社 | 高周波加熱装置 |
JP4599267B2 (ja) * | 2005-09-28 | 2010-12-15 | 株式会社東芝 | 加熱調理器 |
EP2426417A4 (en) * | 2009-04-28 | 2017-12-06 | Sharp Kabushiki Kaisha | Cooking device |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP27074491A patent/JP2705397B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05106848A (ja) | 1993-04-27 |
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Legal Events
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