JP2877973B2 - ファイルリコール制御方式 - Google Patents
ファイルリコール制御方式Info
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- JP2877973B2 JP2877973B2 JP3027045A JP2704591A JP2877973B2 JP 2877973 B2 JP2877973 B2 JP 2877973B2 JP 3027045 A JP3027045 A JP 3027045A JP 2704591 A JP2704591 A JP 2704591A JP 2877973 B2 JP2877973 B2 JP 2877973B2
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Description
式、特にコンピュータシステムにおいてマイグレーショ
ンされたファイルを使用する際にリコールするファイル
リコール制御方式に関する。
式は、ジョブで使用されるファイルが、一定期間使用し
なかったためアクセスが高速な補助記憶媒体上からアク
セスが低速な補助記憶媒体上に移送される通称マイグレ
ーションされていた場合に、アクセスが高速の補助記憶
媒体上へのファイルのリコールは、ジョブ実行時のチェ
ックにより、リコールが必要なファイルを使用するジョ
ブの実行を一時中断して行なっている。
ルリコール制御方式は、利用者の設定した時系列に従っ
たジョブ実行スケジュールに基づくジョブの実行におい
ても、ファイルのリコールはジョブの実行時に行われる
ため、利用者がジョブ実行スケジュールを作成する際に
予測したジョブの実行時間の他に、ファイルのリコール
が完了するまでの間はジョブの実行が待たされる時間を
要し、結果としてジョブの終了までに予測した以上の時
間がかかることになり、利用者の設定したジョブ実行ス
ケジュール通りにジョブの実行が行われない場合がある
という欠点がある。
により、ファイルのリコールが発生しても、利用者の設
定した時系列に従ったジョブ実行スケジュール通りにジ
ョブの実行が行われるファイルリコール制御方式を提供
することにある。
ル制御方式は、一定期間使用されなかったためにアクセ
スが高速な補助記憶媒体上からのアクセスが低速な補助
記憶媒体にマイグレーションされたファイルを、使用さ
れる際にアクセスが高速な補助記憶媒体上にリコールす
るフアイルリコール制御方式において、マイグレーショ
ンされたファイルのファイル名およびファイル容量の情
報が記録されている移送結果記録ファイルと、ファイル
の移送に使用される装置ごとのデータ転送速度が記録さ
れている移送装置性能表と、利用者の設定した時系列に
従ったジョブの起動スケジュールを記録したジュブ実行
スケジュール表と、利用者の設定したジョブの起動スケ
ジュールを前記ジョブ実行スケジュール表に登録するス
ケジュール登録手段と、前記ジョブ実行スケジュール表
に記録されたジョブのJCLが登録してあるJCL登録
ファイルと、前記ジョブ実行スケジュール表に記録され
たジョブのJCLを前記JCL登録ファイルから読込み
解析し、使用するファイル情報を抜きだすJCL解析手
段と、このJCL解析手段によりぬきだしたファイル情
報の中にマイグレーションされたファイルが存在するか
否かを前記移送結果記録ファイルを参照して確認を行
い、マイクレーションされているファイルをリコールの
必要有りと判定するリコール判定手段と、このリコール
判定手段よってリコールの必要有りとされたファイルを
リコールする際に必要とする時間を、前記移送結果記録
ファイルに記録されているファイル容量と前記移送装置
性能表とから算出するファイルリコール時間算出手段
と、前記リコール判定手段によってリコールの必要有り
とされたファイルのリコールを、そのファイルを使用す
るジョブの実行前にリコールが完了するように前記ジョ
ブ実行スケジュール表のジョブ起動時刻から前記ファイ
ルリコール時間算出手段によって求められたファイルの
リコールに必要な時間分だけさかのぼった時刻に実行す
るように、前記ジョブ実行スケジュール表に追加するリ
コールスケジュール追加手段と、前記ジョブ実行スケジ
ュール表に基づいてジョブおよびリコールを実行するス
ケジュール実行手段とを有することにより構成される。
る。
成図である。図1の実施例は、移送結果記録ファイル
1、移送装置性能表2、ジョブ実行スケジュール表3、
スケジュール登録手段4、JCL登録ファイル5、JC
L解析手段6、リコール判定手段7、ファイルリコール
時間算出手段8、リコールスケジュール追加手段9、ス
ケジュール実行手段10、から構成されている。
ルがマイグレーションされているか、すなわち、使用す
る際にリコールしなければならないのはどのファイル
か、また、ファイル容量はどの位か、という情報が記録
されている。移送装置性能表2には、ファイルの移送に
使用される装置ごとのデータ転送速度が記録されてい
る。ジョブ実行スケジュール表3には、利用者の設定し
た時系列に従った特定のジョブの起動時刻などのジョブ
の実行スケジュールに関する情報が記録されている。ス
ケジュール登録手段4は、利用者の入力したジョブの実
行スケジュールをジョブ実行スケジュール表3に登録す
る。JCL登録ファイル5には、ジョプ実行スケジュー
ル表3に記録されたジョブのJCLが登録されている。
JCL解析手段6は、ジョブ実行スケジュール表3に記
録されたジョブのJCLをJCL登録ファイル5から読
込み解析し、使用するファイル情報を抜きだす。リコー
ル判定手段7は、JCL解析手段6により抜きだしたフ
ァイルの中にマイグレーションされたファイルが存在す
るか否かを、移送結果記録ファイル1を参照して確認を
行い、マイグレーションされている場合はリコールの必
要有りと判定する。ファイルリコール時間算出手段8
は、リコール判定手段7によってリコールの必要有りと
されたファイルをリコールする際に必要とする時間を、
移送結果記録ファイル1に記録されているファイル容量
と移送装置性能表2とにより算出する。リコールスケジ
ュール追加手段9は、リコール判定手段7によってリコ
ールの必要有りとされたファイルのリコールを、そのフ
ァイルを使用するジョブの実行前にリコールが終了する
ようにジョブ実行スケジュール表3のジョブ起動時刻か
らファイルリコール時間算出手段8によって求められた
ファイルのリコールに必要な時間分だけさかのぼった時
刻に実行するようにジョブ実行スケジュール表3に追加
する。スケジュール実行手段10は、ジョブ実行スケジ
ュール表3に基づいてジョブおよびリコールの実行を行
う。
ル時間算出手段8、およびリコールスケジュール追加手
段9は従来のファイルリコール制御方式において設けら
れていず、本発明において設けたものである。
る。以下、図2を参照して図1の動作について説明を進
める。スケジュール登録手段4は、利用者が入力したジ
ョブ実行スケジュール表3に登録し、JCL解析手段6
を起動する(ステップ21)。JCL解析手段6は、利
用者が設定したジョブ実行スケジュール表3に記録され
たジョブのJCLをJCL登録ファイル5から読込み解
析を行い、ジョブの使用するファイル情報を抜き出し、
リコール判定手段7を起動する(ステップ22)。リコ
ール判定手段7は、JCL解析手段6によって抜き出さ
れたファイル情報と移送結果記録ファイル1の情報とを
つき合わせ、ジョブで使用するファイルがマイグレーシ
ョンされている場合はファイルリコール時間算出手段8
を起動する(ステップ23)。ファイルリコール時間算
出手段8は、リコール判定手段7によってリコールに必
要有りとされたファイルをリコールする際に必要とする
時間を、移送結果記録ファイル1記録されているファイ
ル容量と移送装置性能表2のデータ移送速度とから算出
し、リコールスケジュール追加手段9を起動する(ステ
ップ24)。リコールスケジュール追加手段9は、ジョ
ブ実行スケジュール表3を参照し、リコール判定手段7
によってリコールの必要有りとされたファイルを使用す
るジョブの起動時刻からファイルリコール時間算出手段
8によって求められたファイルのリコールに必要な時間
分だけさかのぼった時刻に、このファイルのリコールを
実行するようにジョブ実行スケジェール表3にリコール
のスケジュールを追加する(ステップ25)。JCL解
析手段6によって抜き出された全てのファイル情報の判
断が終了した場合、スケジュール実行手段10が起動さ
れる(ステップ26)。スケジュール実行手段10で
は、ジョブ実行スケジュール表3に基づいて、ジョブの
実行およびリコールの実行が行われる(ステップ2
7)。
期間使用されなかったアクセスが高速な補助記憶媒体上
のファイルが、アクセスが低速な補助記憶媒体にマイグ
レーションされ、使用される際にアクセスが高速な補助
記憶媒体上にリコールされるシステムにおいて、利用者
の設定した時系列に従ったジョブ実行スケジュールをフ
ァイルのリコール完了がジョブの実行に同期するように
スケジューリングするので、利用者がジョブ実行スケジ
ュールを作成する際に予測したジョブの実行時間の他
に、ファイルのリコールが完了するまでの間ジョブの実
行が待たされという時間がなく、ジョブの終了までに予
測した以上の時間がかかるということがなくなり、利用
者の設定したジョブ実行スケジュール通りにジョブの実
行が行われるという効果がある。
Claims (1)
- 【請求項1】 一定期間使用されなかったためにアクセ
スが高速な補助記憶媒体上からのアクセスが低速な補助
記憶媒体にマイグレーションされたファイルを、使用さ
れる際にアクセスが高速な補助記憶媒体上にリコールす
るフアイルリコール制御方式において、マイグレーショ
ンされたファイルのファイル名およびファイル容量の情
報が記録されている移送結果記録ファイルと、ファイル
の移送に使用される装置ごとのデータ転送速度が記録さ
れている移送装置性能表と、利用者の設定した時系列に
従ったジョブの起動スケジュールを記録したジュブ実行
スケジュール表と、利用者の設定したジョブの起動スケ
ジュールを前記ジョブ実行スケジュール表に登録するス
ケジュール登録手段と、前記ジョブ実行スケジュール表
に記録されたジョブのJCLが登録してあるJCL登録
ファイルと、前記ジョブ実行スケジュール表に記録され
たジョブのJCLを前記JCL登録ファイルから読込み
解析し、使用するファイル情報を抜きだすJCL解析手
段と、このJCL解析手段によりぬきだしたファイル情
報の中にマイグレーションされたファイルが存在するか
否かを前記移送結果記録ファイルを参照して確認を行
い、マイクレーションされているファイルをリコールの
必要有りと判定するリコール判定手段と、このリコール
判定手段よってリコールの必要有りとされたファイルを
リコールする際に必要とする時間を、前記移送結果記録
ファイルに記録されているファイル容量と前記移送装置
性能表とから算出するファイルリコール時間算出手段
と、前記リコール判定手段によってリコールの必要有り
とされたファイルのリコールを、そのファイルを使用す
るジョブの実行前にリコールが完了するように前記ジョ
ブ実行スケジュール表のジョブ起動時刻から前記ファイ
ルリコール時間算出手段によって求められたファイルの
リコールに必要な時間分だけさかのぼった時刻に実行す
るように、前記ジョブ実行スケジュール表に追加するリ
コールスケジュール追加手段と、前記ジョブ実行スケジ
ュール表に基づいてジョブおよびリコールを実行するス
ケジュール実行手段とを有することを特徴とするファイ
ルリコール制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3027045A JP2877973B2 (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | ファイルリコール制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3027045A JP2877973B2 (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | ファイルリコール制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04266130A JPH04266130A (ja) | 1992-09-22 |
JP2877973B2 true JP2877973B2 (ja) | 1999-04-05 |
Family
ID=12210106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3027045A Expired - Lifetime JP2877973B2 (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | ファイルリコール制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2877973B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3185954B2 (ja) * | 1993-03-19 | 2001-07-11 | 日立ソフトウエアエンジニアリング株式会社 | ファイルのアーカイブ・リコール方法 |
JP4921054B2 (ja) * | 2006-07-07 | 2012-04-18 | 株式会社日立製作所 | 負荷分散制御システム及び負荷分散制御方法 |
JP5081498B2 (ja) | 2007-05-24 | 2012-11-28 | 株式会社日立製作所 | 計算機システム、および、その制御方法 |
JPWO2016001959A1 (ja) * | 2014-06-30 | 2017-04-27 | 株式会社日立製作所 | ストレージシステム |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61248124A (ja) * | 1985-04-26 | 1986-11-05 | Hitachi Ltd | 入力先行制御方式 |
JPH02253447A (ja) * | 1989-03-28 | 1990-10-12 | Nec Corp | ファイル呼戻し方式 |
JPH0357044A (ja) * | 1989-07-26 | 1991-03-12 | Hitachi Ltd | データファイル先行階層制御方法及びデータファイル先行階層制御装置 |
-
1991
- 1991-02-21 JP JP3027045A patent/JP2877973B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04266130A (ja) | 1992-09-22 |
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