JP2876627B2 - 耐食性に優れたステンレス鋼 - Google Patents

耐食性に優れたステンレス鋼

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Description

【発明の詳細な説明】 【発明の目的】
(産業上の利用分野) 本発明は、冷間鍛造性および耐食性に優れていると共
に電磁気特性にも優れており、とくに冷間鍛造による加
工性が良好であることが要求されると同時に耐食性およ
び電磁気特性も良好であることが要求される電磁部品な
どの素材として好適に利用される耐食性に優れたステン
レス鋼に関するものである。 (従来の技術) 従来、電磁気特性が良好であることが要求される電磁
部品の素材としては、例えば純鉄系のものが多く使用さ
れてきた(例えば、「改訂4版 金属便覧」昭和57年12
月20日発行 社団法人 日本金属学会編 第1025頁〜第
1062頁 『9・6磁性材料』や、「化学便覧 応用化学
編 II 材料編」昭和61年10月15日発行 社団法人 日
本化学会編 第1021頁〜第1037頁 『13・8磁性材料』
などに記載がある。)。 (発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の純鉄系の材料では、耐食性に劣
るため腐食を生じやすく、電磁部品の耐久性および信頼
性を低下させることがないとはいえないという課題を有
していた。 (発明の目的) 本発明は、このような従来の課題にかんがみてなされ
たもので、とくに冷間鍛造によって製造される際の加工
性が良好であることが要求されると同時に耐食性および
電磁気特性も良好であることが要求され、長期にわたっ
て高い信頼性を維持することが可能である電磁部品の素
材として適したステンレス鋼を提供することを目的とし
ているものである。
【発明の構成】
(課題を解決するための手段) 本発明に係る耐食性に優れたステンレス鋼は、重量%
で、C:0.030%以下、Si:1.00%以下、Mn:0.50%以下、
P:0.030%以下、S:0.030%以下、Cr:20超過〜35%、Al:
0.03超過〜7.0%、N:0.030%以下、O:0.010%以下、お
よび必要に応じてNb:1.5%以下,Ta:1.5%以下,Ti:1.5%
以下,Zr:1.5%以下,V:1.5%以下のうちから選ばれる1
種または2種以上、同じく必要に応じてCu:2.0%以下,N
i:3.0%以下,Mo:5.0%以下のうちから選ばれる1種また
は2種以上、同じく必要に応じてPb:0.03〜0.30%,Bi:
0.002〜0.020%,Ca:0.002〜0.020%,Te:0.01〜0.20%,S
e:0.03〜0.30%のうちから選ばれる1種または2種以上
を含み、残部Feおよび不純物よりなることを特徴として
おり、このような成分組成よりなる耐食性に優れたステ
ンレス鋼の構成を上述した従来の課題を解決するための
手段としている。 次に、本発明に係る耐食性に優れたステンレス鋼の成
分組成(重量%)の限定理由について説明する。 C:0.030%以下 Cは電磁部品の素材として使用した場合の電磁気特
性、とくに保磁力に悪影響を及ぼす元素であり、また、
靱性を低下させると共に冷間鍛造性を悪化させる元素で
もあるので、C含有量は0.030%以下とした。 Si:1.00%以下 Siは磁気特性および耐食性を向上させる作用を有して
いるが、冷間鍛造性を悪化させる元素であるので、寸法
精度の向上に寄与する冷間鍛造による部品の製造性を良
好なものとするために、Si含有量を1.00%以下、とくに
好ましくは0.20%以下とした。 Mn:0.50%以下 Mnが多量に含有されていると冷間鍛造性が損われるの
で、Mn含有量を0.50%以下とした。 P:0.030%以下 Pが多量に含有されていると冷間鍛造性の低下を招く
ので、このような理由からP含有量を0.030%以下とし
た。 S:0.030%以下 Sが多量に含有されていると冷間鍛造性の低下を招く
ので、このような理由からS含有量を0.030%以下とし
た。 Cr:20超過〜35% Crは耐食性の向上に有効な元素であり、いままでも13
Cr,17Cr等の電磁部品用ステンレス鋼が開発されてきた
が、近年においてはこの種の電磁部品用ステンレス鋼に
対する耐食性の要求がより一層きびしいものとなってき
ており、上記した従来のステンレス鋼では耐食性の要求
を十分に満足することができないものとなっている。そ
こで、本発明に係わるステンレス鋼においてはこのよう
なより一層きびしく要求されてきている耐食性をより満
足することができるようにするためにCr含有量を20%超
過とした。しかし、Cr含有量が多くなると飽和磁束密度
が減少し、電磁弁等に使用した場合に動作特性が低下し
たものとなることがあるので、Cr含有量は35%以下とし
た。 Al:0.03超過〜7.0% Alは体積抵抗の増加に有効な元素であり、また保磁力
の減少による電磁気特性の向上にも有効な元素であるの
で、このような体積抵抗の増加や保磁力の減少による電
磁気特性の向上といった効果が得られるように0.03%よ
りも多く含有させることとした。しかし、7.0%よりも
多く含有させると冷間鍛造性が低下することとなるの
で、Al含有量は7.0%以下とした。 N:0.030%以下 NはCとともに電磁部品の素材として使用した場合の
電磁気特性、とくに保磁力に悪影響を及ぼす元素であ
り、また、靱性を低下させると共に冷間鍛造性を悪化さ
せる元素でもあるので、N含有量は0.030%以下とし
た。 O:0.010%以下 Oは酸化物系の介在物を生成して冷間鍛造性を著しく
劣化させ、また、低酸素含有量とすることによって保磁
力を低下させて電磁気特性を向上させるので、O含有量
を0.010%以下とした。そして、このような理由からよ
り望ましくはO含有量が0.006%以下となるように調整
するのがよい。 Nb:1.5%以下,Ta:1.5%以下,Ti:1.5%以下,Zr:1.5%以
下,V:1.5%以下のうちから選ばれる1種または2種以上 CおよびNは前述したように保磁力の悪化を招く元素
であるが、このCおよびNによる悪影響を軽減させるた
めに、炭窒化物形成元素であるNb,Ta,Ti,Zr,Vの1種ま
たは2種以上を必要に応じて添加し、結晶粒の微細化を
はかるようにすることも望ましい。そして、例えば、上
述のようにC,Nの保磁力への悪影響を軽減させるためにT
iを添加すると、このTiはTic,TiNの形成を促進し、磁気
特性,冷間鍛造性および靱性を向上させる。このような
作用はNb,Ta,Zr,Vにおいても同様である。しかし、多く
添加しすぎると冷間鍛造性を悪化させたり、被削性を低
下させたりして加工性を害するので、添加するとしても
それぞれの元素の上限を1.5%以下とした。 Cu:2.0%以下,Ni:3.0%以下,Mo:5.0%以下のうちから選
ばれる1種または2種以上 Cu,Ni,Moは耐食性を向上させるのに有効な元素である
ので、これらの元素の1種または2種以上を必要に応じ
て添加するのも良い。しかしながら、あまり多く添加し
すぎると冷間鍛造性を悪化させるので、添加するとして
もCuについては2.0%以下、Niについては3.0%以下、Mo
については5.0%以下とする必要がある。 Pb:0.03〜0.30%,Bi:0.002〜0.020%,Ca:0.002〜0.020
%,Te:0.01〜0.20%,Se:0.03〜0.30%のうちから選ばれ
る1種または2種以上 Pb,Bi,Ca,Te,Seは被削性を向上させるのに有効な元素
であり、例えば冷間鍛造によって部品の形状を特定した
のち微細なドリル孔を形成する場合などにおける被削性
を向上させるのに有効な元素であるので、このような効
果を得るためにこれらの元素の1種または2種以上を必
要に応じて添加するもの良い。しかしながら、多量に添
加すると冷間鍛造性を低下させたり、磁気特性を悪化さ
せたりするので、これらの特性を損わない範囲内で添加
するのが良く、Pbについては0.03〜0.30%,Biについて
は0.002〜0.020%,Caについては0.002〜0.020%,Teにつ
いては0.01〜0.20%,Seについては0.03〜0.30%の範囲
で必要に応じて添加するのもよい。 (発明の作用) 本発明に係わる冷間鍛造性に優れたステンレス鋼は、
上述した成分組成を有するものであるから、C,Si,Mn,P,
S,N,Oの適切なる規制によって冷間鍛造性に著しく優れ
たものとなっており、また、Al,Nb,Ta,Ti,Zr,Vを適量添
加した場合の作用およびC,N,Oの規制によって電磁気特
性がより向上したものとなっていると共に結晶粒が微細
化されたものとなっており、さらにCr,Cu,Ni,Moを適量
添加した場合の作用によって耐食性も良好なものになっ
ており、さらにまたPb,Bi,Ca,Te,Seを適量添加した場合
の作用によって被削性も良好なものになっている。 (実施例) 第1表に示す成分組成のステンレス鋼を溶製したの
ち、各ステンレス鋼の電気抵抗,磁束密度および保磁力
を測定すると共に、第2表に示す評価方法により冷間鍛
造性、耐食性および被削性を調査し、同じく第2表に示
す冷間鍛造性,耐食性および被削性の評価区分によりそ
れぞれ評価した。これらの測定結果および評価結果を第
3表に示す。 第1表ないし第3表に示すように、Si含有量およびCr
含有量が多すぎる比較例No.11の場合は保磁力が大きく
また冷間鍛造性が悪いものとなっているとともに切削性
もあまり良くないものとなっており、また、Cr含有量が
少なすぎる比較例No.12,13では耐食性に劣ったものとな
っており、さらに、C含有量およびN含有量が多すぎる
比較例No.14では保磁力がかなり大きいため磁気特性の
悪いものになっていると共に冷間鍛造性もあまり良くな
いものとなっており、さらにまた、O含有量が多すぎる
比較例No.15の場合には冷間鍛造性の悪いものになって
いると共に保磁力が大きな値を示していて磁気特性も著
しく悪いものとなっていることが認められた。 これに対して、C,Si,Mn,P,S,N,O含有量が適切なる範
囲で規制されていると共に、Cr,Al含有量を適切なるも
のとした本発明実施例No.1〜7では、いずれも電気抵
抗,磁束密度,磁気特性が良好なものになっているとと
もに被削性,耐食性,冷間鍛造性も良好なものになって
おり、これにNb,Ta,Ti,Zr,Vのうちの1種または2種以
上を添加することによって他の合金元素の添加による磁
気特性の低下の防止をはかりないしはより一層の向上を
はかることが可能であり、また、Cu,Ni,Moのうちの1種
または2種以上を添加することによって他の合金元素の
添加による耐食性の低下の防止をはかりないしはより一
層の向上をはかることが可能であり、さらに、Pb,Bi,C
a,Te,Seのうちの1種または2種以上を添加することに
よって被削性のより一層の向上をはかることが可能であ
ることが確かめられた。
【発明の効果】
本発明に係るステンレス鋼は、重量%で、C:0.030%
以下、、Si:1.00%以下、Mn:0.50%以下、P:0.030%以
下、S:0.030%以下、Cr:20超過〜35%、Al:0.03超過〜
7.0%、N:0.030%以下、O:0.010%以下、および必要に
応じてNb:1.5%以下,Ta:1.5%以下,Ti:1.5%以下.Zr:1.
5%以下,V:1.5%以下のうちから選ばれる1種または2
種以上、同じく必要に応じてCu:2.0%以下、Ni:3.0%以
下,Mo:5.0%以下のうちから選ばれる1種または2種以
上、同じく必要に応じてPb:0.03〜0.30%,Bi:0.002〜0.
020%,Ca:0.002〜0.020%,Te:0.01〜0.20%,Se:0.03〜
0.30%のうちから選ばれる1種または2種以上を含み、
残部Feおよび不純物よりなるものであるから、とくに寸
法精度が高く生産性にも優れている冷間鍛造によって部
品を製造する場合の加工性が著しく良好であると同時
に、部品の耐食性および電磁気特性も良好なものであ
り、とくに電磁部品の素材として好適なものであって、
電磁部品の高い信頼性を長期にわたって維持することが
できるようになるという著しく優れた効果がもたらされ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C22C 38/00 - 38/60

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量%で、C:0.030%以下、Si:1.00%以
    下、Mn:0.50%以下、P:0.030%以下、S:0.030%以下、C
    r:20超過〜35%、Al:0.03超過〜7.0%、N:0.030%以
    下、O:0.010%以下、残部Feおよび不純物よりなること
    を特徴とする耐食性に優れたステンレス鋼。
  2. 【請求項2】重量%で、C:0.030%以下、Si:1.00%以
    下、Mn:0.50%以下、P:0.030%以下、S:0.030%以下、C
    r:20超過〜35%、Al:0.03超過〜7.0%、N:0.030%以
    下、O:0.010%以下、およびNb:1.5%以下,Ta:1.5%以
    下,Ti:1.5%以下,Zr:1.5%以下,V:1.5%以下のうちから
    選ばれる1種または2種以上を含み、残部Feおよび不純
    物よりなることを特徴とする耐食性に優れたステンレス
    鋼。
  3. 【請求項3】重量%で、C:0.030%以下、Si:1.00%以
    下、Mn:0.50%以下、P:0.030%以下、S:0.030%以下、C
    r:20超過〜35%、Al:0.03超過〜7.0%、N:0.030%以
    下、O:0.010%以下、およびCu:2.0%以下,Ni:3.0%以
    下,Mo:5.0%以下のうちから選ばれる1種または2種以
    上を含み、残部Feおよび不純物よりなることを特徴とす
    る耐食性に優れたステンレス鋼。
  4. 【請求項4】重量%で、C:0.030%以下、Si:1.00%以
    下、Mn:0.50%以下、P:0.030%以下、S:0.030%以下、C
    r:20超過〜35%、Al:0.03超過〜7.0%、N:0.030%以
    下、O:0.010%以下、およびPb:0.03〜0.30%,Bi:0.002
    〜0.020%,Ca:0.002〜0.020%,Te:0.01〜0.20%,Se:0.0
    3〜0.30%のうちから選ばれる1種または2種以上を含
    み、残部Feおよび不純物よりなることを特徴とする耐食
    性に優れたステンレス鋼。
  5. 【請求項5】重量%で、C:0.030%以下、Si:1.00%以
    下、Mn:0.50%以下、P:0.030%以下、S:0.030%以下、C
    r:20超過〜35%、Al:0.03超過〜7.0%、N:0.030%以
    下、O:0.010%以下、およびNb:1.5%以下,Ta:1.5%以
    下,Ti:1.5%以下,Zr:1.5%以下,V:1.5%以下のうちから
    選ばれる1種または2種以上、さらにCu:2.0%以下,Ni:
    3.0%以下,Mo:5.0%以下のうちから選ばれる1種または
    2種以上を含み、残部Feおよび不純物よりなることを特
    徴とする耐食性に優れたステンレス鋼。
  6. 【請求項6】重量%で、C:0.030%以下、Si:1.00%以
    下、Mn:0.50%以下、P:0.030%以下、S:0.030%以下、C
    r:20超過〜35%、Al:0.03超過〜7.0%、N:0.030%以
    下、O:0.010%以下、およびNb:1.5%以下,Ta:1.5%以
    下,Ti:1.5%以下,Zr:1.5%以下,V:1.5%以下のうちから
    選ばれる1種または2種以上、さらにPb:0.03〜0.30%,
    Bi:0.002〜0.020%,Ca:0.002〜0.020%,Te:0.01〜0.20
    %,Se:0.03〜0.30%のうちから選ばれる1種または2種
    以上を含み、残部Feおよび不純物よりなることを特徴と
    する耐食性に優れたステンレス鋼。
  7. 【請求項7】重量%で、C:0.030%以下、Si:1.00%以
    下、Mn:0.50%以下、P:0.030%以下、S:0.030%以下、C
    r:20超過〜35%、Al:0.03超過〜7.0%、N:0.030%以
    下、O:0.010%以下、およびCu:2.0%以下,Ni:3.0%以
    下,Mo:5.0%以下のうちから選ばれる1種または2種以
    上、さらにPb:0.03〜0.30%,Bi:0.002〜0.020%,Ca:0.0
    02〜0.020%,Te:0.01〜0.20%,Se:0.03〜0.30%のうち
    から選ばれる1種または2種以上を含み、残部Feおよび
    不純物よりなることを特徴とする耐食性に優れたステン
    レス鋼。
  8. 【請求項8】重量%で、C:0.030%以下、Si:1.00%以
    下、Mn:0.50%以下、P:0.030%以下、S:0.030%以下、C
    r:20超過〜35%、Al:0.03超過〜7.0%、N:0.030%以
    下、O:0.010%以下、およびNb:1.5%以下,Ta:1.5%以
    下,Ti:1.5%以下,Zr:1.5%以下,V:1.5%以下のうちから
    選ばれる1種または2種以上、さらにCu:2.0%以下,Ni:
    3.0%以下,Mo:5.0%以下のうちから選ばれる1種または
    2種以上、さらにまたPb:0.03〜0.30%,Bi:0.002〜0.02
    0%,Ca:0.002〜0.020%,Te:0.01〜0.20%,Se:0.03〜0.3
    0%のうちから選ばれる1種または2種以上を含み、残
    部Feおよび不純物よりなることを特徴とする耐食性に優
    れたステンレス鋼。
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