JP2876234B2 - 車両用油圧回路 - Google Patents

車両用油圧回路

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JP2876234B2
JP2876234B2 JP2021863A JP2186390A JP2876234B2 JP 2876234 B2 JP2876234 B2 JP 2876234B2 JP 2021863 A JP2021863 A JP 2021863A JP 2186390 A JP2186390 A JP 2186390A JP 2876234 B2 JP2876234 B2 JP 2876234B2
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正 三田村
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、油圧式作業機を備えたフォークリフト、
ホイルローダ等の車両に用いられる油圧回路に関する。
(従来の技術) 油圧式作業機を備えたフォークリフト等の車両に用い
られる油圧回路には、油圧ポンプから吐出から吐出した
圧油を作業機用油圧アクチュエータに供給する作業機回
路が設けられている。
第5図は従来のフォークリフトに用いられている油圧
回路を示したものである。この油圧回路は、油圧ポンプ
1から吐出した圧油を、パワーステアリング装置2に供
給するステアリング回路3と、フォークリフトのチルト
シリンダ4及びリフトシリンダ5に供給する作業機回路
6とからなっている。油圧ポンプ1から吐出した圧油
は、優先弁7で制御流量と余剰流量とに分流される。そ
して、制御流量はチェック弁8を経由してパワーステア
リング装置2に供給される。また、余剰流量はコントロ
ール弁Aあるいはコントロール弁Bに供給される。この
とき、コントロール弁Aを中立位置から駆動位置に切換
えると、チルトシリンダ4に圧油が供給される。また、
コントロール弁Aを中立位置に保ったまま、コントロー
ル弁Bを中立位置から駆動位置に切換えると、リフトシ
リンダ5に圧油が供給される。そして、コントロール弁
A、Bが中立位置にあるときには、作業機回路6を流れ
る圧油はタンク9に戻される。
上記油圧ポンプ1は、車両の動力源であるエンジン10
に直結され、その出力によって駆動する。したがって、
エンジン10を運転すると、これに連動して油圧ポンプ1
も運転される。これにより、エンジン10を運転中は常に
油圧ポンプ1から圧油が吐出され、その圧油がパワース
テアリング装置2及びチルトシリンダ4、リフトシリン
ダ5に供給される。
(発明が解決しようとする課題) しかし、このようにした従来の車両用油圧回路の場
合、作業機による作業が行なわれないとき、作業機回路
に供給された圧油は利用されずにそのままタンク9に戻
されてしまう。このため、車両の走行中などは、作業機
回路への圧油の供給が全く無駄となっていた。
この発明の目的は、作業機を動作させていないとき
に、この作業機に供給された圧油を有効に利用できる車
両用油圧回路を提供することである。
(課題を解決するための手段) この発明は、油圧ポンプから吐出した圧油を作業機用
油圧アクチュエータに供給する作業機回路を備えた車両
用油圧回路を前提にするものである。
上記の油圧回路を前提にしつつ、この発明は、上記作
業機回路に、エンジンに備えたスーパーチャージャ駆動
用の油圧モータを設けるとともに、上記作用器用油圧ア
クチュエータが停止しているとき、上記油圧モータに油
圧ポンプから吐出した圧油を供給し、作業機用油圧アク
チュエータを作動させているときに、上記油圧モータへ
の圧油の供給を停止する電磁切換弁を設けた点に特徴を
有する。
(本発明の作用) この発明の車両用回路では、作業機による作業が行な
われていないとき、作業機回路に供給された圧油はエン
ジンに備えたスーパーチャージャ駆動用の油圧モータを
駆動する。
(本発明の効果) この発明の車両用油圧回路によれば、作業機回路に供
給された圧油は、作業機による作業が行なわれていない
とき、エンジンに備えたスーパーチャージャの駆動に利
用される。したがって、作業機による作業が行なわれな
い車両の走行中等においても、作業機回路に供給された
圧油が有効に利用される。
(本発明の実施例) 第1図はこの発明をフォークリフトの油圧回路に適用
した第1実施例を示したものである。
この油圧回路では、作業機回路6に、2ポジションの
電磁切換弁11とエンジン10に備えたスーパーチャージャ
12を駆動させる油圧モータ13とを設けている。電磁切換
弁11は、コントロール弁A、Bと油圧モータ13との直列
回路を防ぐため、コントロール弁A、Bの下流に配置さ
れている。そして、コントロールA、Bを中立位置に保
つとともに、電磁切換弁11が図示のチャージ位置14にあ
れば、優先弁7から分流した圧油が、油圧モータに供給
される。また、電磁切換弁11が戻り位置15に切り換えら
れると、優先弁7から分流した圧油は直接タンク9に戻
される。
上記電磁切換弁11はコントローラ16によって切換え制
御される。コントローラ16には、コントロール弁A、B
のポジション、エンジン回転数、トランスミッションの
ギヤポジョション、クラッチの接断状態、スロットル弁
の開度等の各情報が入力される。そして、コントローラ
16はそれらの情報に基づいて電磁ソレノイド弁11をチャ
ージ位置14あるいは戻り位置15に切り換える。ただし、
電磁切換弁11はコントロール弁A、Bが中立位置にある
ときにだけチャージ位置に切り換わるようにしている。
したがって、スーパーチャージャ12は、チルトシリンダ
4及びリフトシリンダ5が停止しているときに駆動して
エンジン10を過給する。
スーパーチャージャ12によるエンジン10の過給は、エ
ンジン10がアイドリング状態にあるときから最高回転域
まで行う場合と、中速回転域まで行う場合とがある。後
者の場合、高速回転域に達したときスーパーチャージャ
12を停止させると、エンジン10に図示していないターボ
チャジャが高速回転域での過給を行う。
この実施例の油圧回路では、チルトシリンダ4または
リフトシリダ5が駆動しているとき、つまり、コントロ
ール弁AまたはBが中立位置から駆動位置に切り換えら
れているときには、電磁切換弁11は戻り位置15に切り換
えられる。したがって、油圧モータ13は駆動しない。そ
して、チルトシリンダ4及びリフトシリンダ5が停止し
ているとき、つまり、コントロール弁A、Bが中立位置
にあるときには、電磁切換弁11はチャージ位置14に切り
換えられる。したがって、油圧モータ13は作業機回路6
に供給された圧油によって駆動し、スーパーチャージャ
12を駆動させる。
第2図に示す第2実施例は、コントロール弁A、Bと
油圧モータ13とを並列に配置するとともに電磁切換弁11
をそれらの上流に配置した場合を示している。これは、
コントロール弁A、Bと油圧モータ13との直列回路を防
ぐためである。この場合、電磁切換弁11が図示のチャー
ジ位置14に切り換えられると、圧油が油圧モータ13に供
給される。また、電磁切換弁11が戻り位置15に切り換え
られると、圧油はチルトシリンダ4及びリフトシリンダ
5に供給される。
第3図に示す第3実施例は、作業機回路6に専用の油
圧ポンプ17を備えた油圧回路に適用した場合を示してい
る。油圧ポンプ17は、ステアリング回路3の油圧ポンプ
1と同様に、エンジン10に直結され、その出力によって
駆動する。したがって、油圧ポンプ17はエンジン10の運
転中は常に作業機回路6に圧油を供給する。この実施例
の場合も上記第2実施例と同様に、コントロール弁A、
Bと油圧モータ13とを並列状態に配置するとともに、電
磁切換弁11をそれらの上流に配置している。
第4図に示した第4実施例は、作業機回路6の油圧ポ
ンプ17をミストポンプとした場合を示している。この場
合、油圧ポンプ17はその吸込側に、2ポジションの電磁
切換弁18を備えている。そして、電磁切換弁18が、絞り
構造のミスト位置19に切換わると、圧油の吐出を実質的
に停止する、いわゆるミスト状態を保つ。一方、電磁切
換弁18が、開放位置20に切り換わると、ミストポンプ17
がタンクから十分な作動油を吸い込むとともに、その吸
込量に見合った流量を吐出する。
このような油圧回路では、油圧ポンプ17をミスト状態
にすることで、簡単にスーパーチャージャ12を停止させ
ることができる。また、スーパーチャージャ12による過
給からターボチャージャによる過給への切換えも円滑に
行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図はこの発明の第1〜4実施例の油圧回路図、
第5図は従来の油圧回路図である。 1……油圧ポンプ、4……作業機用油圧アクチュエータ
としてのチルトシリンダ、5……作業器用油圧アクチュ
エータとしてのリフトシリンダ、6……作業機回路、11
電磁切換弁、12……スーパーチャージャ、13……油圧モ
ータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 5/07

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧ポンプから吐出した圧油を作業機用油
    圧アクチュエータに供給する作業機回路を備えた車両用
    油圧回路において、上記作業機回路に、エンジンに備え
    たスーパーチャージャ駆動用の油圧モータを設けるとと
    もに、上記作業機用油圧アクチュエータが停止している
    とき、上記油圧モータに油圧ポンプから吐出した圧油を
    供給し、作業機用油圧アクチュエータを作動させている
    ときに、上記油圧モータへの圧油の供給を停止する電磁
    切換弁を設けたことを特徴とする車両用油圧回路。
JP2021863A 1990-01-31 1990-01-31 車両用油圧回路 Expired - Lifetime JP2876234B2 (ja)

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JPH03227774A JPH03227774A (ja) 1991-10-08
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