JP2873451B2 - キーパッド用ポリエステル共重合体組成物 - Google Patents

キーパッド用ポリエステル共重合体組成物

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JP2873451B2 JP63194022A JP19402288A JP2873451B2 JP 2873451 B2 JP2873451 B2 JP 2873451B2 JP 63194022 A JP63194022 A JP 63194022A JP 19402288 A JP19402288 A JP 19402288A JP 2873451 B2 JP2873451 B2 JP 2873451B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、柔軟性や成形加工性に優れたキーパッド用
ポリエステル共重合体組成物に関するものである。
(従来の技術および問題点) 短鎖エステル単位および長鎖エステル単位から成るポ
リエステル共重合体は高温特性、耐久性および成形加工
性に優れた熱可塑性エラストマーとして自動車部品や電
気部品等に使用されているが、その硬さとコストのため
に、市場拡大が制限されている。
(発明が解決しようとする課題) かかるポリエステル共重合体を柔軟化する方法とし
て、柔軟成分である長鎖エステル単位を増加させた場合
は、成形加工性が劣るのみならず重合の生産性などによ
りコストが高くなる。また、オレフィン系のポリマーを
ブレンド(特公昭60−7662)した場合はその非相溶性の
ために耐久性が低下したり射出成形品の外観不良が発生
したりする。更に、一般の可塑剤やスルホンアミド系可
塑剤を添加した場合(USP4,123,411)は高温で可塑剤が
揮発し柔軟性を損なう問題がある。
従って、ポリエステル共重合体をキーパッド用途に適
用する場合には、成形性、高温特性、耐久性を損なうこ
となくポリエステル共重合体を柔軟化することが、課題
の一つになっている。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは上記課題を解決するため鋭意検討した結
果、ポリエステル共重合体100重量部に対し、ベンゾエ
ート系可塑剤を、1〜100重量部含有するポリエステル
共重合体組成物が、高温特性や耐久性を損なうことな
く、柔軟性や成形性に優れ、キーパッド用としての最適
性能を満たすことを見いだし、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、実質的にポリブチレンテレフタ
レート単位からなる短鎖エステル単位、および長鎖エス
テル単位からなり、該短鎖エステル単位を22〜55重量%
含有するポリエステル共重合体100重量部に対し、ベン
ゾエート系可塑剤を、1〜100重量部含有することを特
徴とするキーパッド用ポリエステル共重合体組成物を提
供するものである。
本発明のキーパッド用ポリエステル共重合体組成物に
おけるポリエステル共重合体とは、実質的にポリブチレ
ンテレフタレート単位からなる短鎖エステル単位および
脂肪族ポリエーテルおよび/または脂肪族ポリエステル
とジカルボン酸からなる長鎖エステル単位から構成され
るブロック共重合体である。
実質的にポリブチレンテレフタレートとは、テレフタ
ル酸またはそのエステル形成性誘導体と1,4−ブタンジ
オールからなる芳香族アルキレンテレフタレートであ
り、更に、その他少量のジカルボン酸および/またはグ
リコールを含んでいてもよい。
テレフタル酸以外のジカルボン酸としてはイソフタル
酸、フタル酸、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸、ナフ
タレン−2,7−ジカルボン酸、ジフェニル−4,4′−ジカ
ルボン酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸、3−スル
ホイソフタル酸ナトリウム等のごとき芳香族ジカルボン
酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸のごとき脂環族
ジカルボン酸、コハク酸、シュウ酸、アジピン酸、セバ
シン酸、ドデカンジ酸、ダイマー酸のごとき脂肪族ジカ
ルボン酸等を挙げることができる。更に、ジカルボン酸
のエステル形成性誘導体たとえば低級アルキルエステ
ル、アリールエステル、炭酸エステルや酸ハロゲン化物
等も同等に用いうる。また、ジオール成分としては、た
とえばエチレングリコール、トリメチレングリコール、
プロピレングリコール、テトラメチレングリコール、ペ
ンタメチレングリコール、ヘキサメチレングリコール、
ネオペンチルグリコール、デカメチレングリコール等の
脂肪族ジオール、1,2−シクロヘキサンジメタノール、
1,4−シクロヘキサンジメタノール、トリシクロデカン
ジメタノールのごとき脂環族ジオール、キシリレングリ
コール、ビス(p−ヒドロキシ)ジフェニル、ビス(p
−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス[4−
(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]プロパン、ビス
[4−(2−ヒドロキシ)フェニル]スルホン、1,1−
ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]シク
ロヘキサン等の芳香族基を含むジオールなどが挙げられ
る。かかるジオールもエステル形成性誘導体たとえばア
セチル体、アルカリ金属塩等の形でも用いうる 上記、実質的にポリブチレンテレフタレート単位から
なる短鎖エステル100−70モル%のポリブチレンテレフ
タレート単位から構成される。ポリブチレンテレフタレ
ート単位がこの範囲においてエラストマーたるすぐれた
弾性回復性及び柔軟性を有する。
本発明の長鎖ポリエステルは上記ジカルボン酸と脂肪
族ポリエーテルおよび/または脂肪族ポリエステルから
構成される。
脂肪族ポリエーテルとしては、ポリエチレングリコー
ル、ポリ(1,2−および1,3−プロピレンオキシド)グリ
コール、ポリ(テトラメチレンオキシド)グリコール、
エチレンオキシドとプロピレンオキシドの共重合体、エ
チレンオキシドとテトラヒドロフランの共重合体、上記
ポリグリコールのブロック共重合体、両末端にポリエチ
レングリコールを有するポリプロピレンオキシドブロッ
ク共重合体等が挙げられ、これらのうちで特に耐久性や
成形性が要求される用途には、ポリ(テトラメチレンオ
キシド)グリコールおよび両末端にポリエチレングリコ
ールを有するポリプロピレンオキシドブロック共重合体
が好適である。ポリ(テトラメチレンオキシド)グリコ
ールの数平均分子量は、約300から6000が好ましく、よ
り好ましくは500から4,500であり、分子量が大きすぎる
とポリ(テトラメチレンオキシド)グリコール自体が結
晶性を持つようになり、また相溶性も悪くなり低温特性
が低下する。逆に分子量が300以下では短鎖エステル単
位の結晶性が損なわれ、弾性回復性が低下するため好ま
しくない。また、ポリプロピレンオキシドブロック共重
合体としては、両末端が15−35重量%のエチレンオキサ
イドで封鎖された数平均分子量1500−2800のポリプロピ
レンオキシドグリコールが好適であるより柔軟化が可能
となる。
上記グリコールは上記ジカルボン酸とエステルを形成
して長鎖ポリエステルとなるが、例えば、ポリプロピレ
ングリコールをトリメリット酸等と反応させ、イミド化
したポリエーテルイミドを長鎖ポリエステルとして用い
ることもできる。
ここでいう脂肪族ポリエステルとは、炭素数2−12の
脂肪族または脂環族グリコールと炭素数2−12のジカル
ボン酸からなるポリエステル、例えばポリエチレンアジ
ペート、ポリテトラメチレンアジペート、ポリエチレン
セバケート、ポリネオペンチルセバケート、ポリテトラ
メチレンデカンジカルボキシレート、ポリテトラメチレ
ンドデカンジカルボキレート、ポリテトラメチレンアゼ
レート、ポリヘキサメチレンアゼレート等が挙げられ
る。更に、長鎖ポリエステルとしてポリ−ε−カプロラ
クトン等の脂肪族ポリエステルも用いることができる。
更に、長鎖ポリエステルとして上記脂肪族ポリエーテ
ルと脂肪族ポリエステルの一種以上を併用することもで
きる。
本発明のポリエステル共重合体は、短鎖および長鎖エ
ステル単位からなり、短鎖エステル単位を22−55重量%
含有するポリエステル共重合体であり、短鎖エステル単
位が22重量%以下では、高温特性や成形性が損なわれる
のみならず重合速度が遅くなるため経済性が損なわれ
る。また、55重量%よりも多いと柔軟性が損なわれ、本
発明の方法によっても柔軟化が困難となるため好ましく
ない。特に、好ましい短鎖エステル含有量は、22−48重
量%である。
前記各成分よりなるポリエステル共重合体は公知の方
法で製造される。たとえば、ジカルボン酸の低級アルコ
ールジエステル、過剰量の低分子量グリコールおよび脂
肪族ポリエーテルを触媒の存在下エステル交換反応せし
め、得られる反応生成物を重縮合する方法、あるいはジ
カルボン酸とグリコールおよび脂肪族ポリエーテルを触
媒の存在下エステル化反応せしめ得られる生成物を重縮
合する方法、またポリブチレンテレフタレートを作って
おき、これに前もって重合した脂肪族ポリエステルやポ
リエーテル、ポリ−ε−カプロラクトンをくわえたり
(特開昭61−38390)、また、ラクトンモノマーを付加
重合せしめることもできる(特公昭48−4116)。更に、
エチレンオキサイドで封鎖されたポリプロピレンオキシ
ドグリコールを用いる場合は、特開昭55−147546や特開
昭57−28153等に記載された方法を用いることができ
る。
エステル交換反応またはエステル化反応と重縮合反応
に共通の触媒として、チタン触媒が良好な結果を与え
る。特に、テトラブチルチタネート、テトラメチルチタ
ネート等のごときテトラアルキルチタネート、シュウ酸
チタンカリのごときシュウ酸チタン金属塩などが好まし
い。また、その他の触媒としてはジブチルスズオキサイ
ド、ジブチルスズラウレートのごときスズ化合物、酢酸
鉛のごとき鉛化合物が挙げられる。
また、ジカルボン酸やグリコールの一部としてポリカ
ルボン酸や多官能ヒドロキシ化合物、オキシ酸等が共重
合されていてもよい。多官能成分は高粘度化成分として
有効に作用し、その共重合しうる範囲は3モル%以下で
ある。かかる多官能成分として用いることができるもの
として、トリメリット酸、トリメシン酸、ピロメリット
酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸、ブタンテトラカ
ルボン酸、グリセリン、ペンタエリスリトールおよびそ
れらのエステル、酸無水物などを挙げることができる。
本発明において、上記ポリエステル共重合体100重量
部に対し、ベンゾエート系可塑剤を1−100重量部含有
せしめることにより、キーパッド用途に好適な組成物と
せしめることができる。
ここにいうベンゾエート系可塑剤とは、炭素数2−20
のグリコールやポリエーテルグリコールと安息香酸のエ
ステルであり、具体的には、ジエチレングリコールジベ
ンゾエート、ポリプロピレングリコールジベンゾエー
ト、トリプロピレングリコールジベンゾエート、ジプロ
ピレングリコールジベンゾエート、プロピレングリコー
ルジベンゾエート、ジブチレングリコールジベンゾエー
ト、ネオペンチルグリコールジベンゾエート、グリセリ
ルトリベンゾエート、ペンタエリスリトールテトラベン
ゾエート、トリエチレングリコールジベンゾエート、ポ
リエチレングリコールジベンゾエート、トリメチロール
エタントリベンゾエートやモノ安息香酸エステル等が挙
げられる。また、これら可塑剤の一種以上を組み合わせ
て用いることもできる。特に、高温特性を保持するため
には、ジ安息香酸のグリコールエステルが好適である。
ベンゾエート系可塑剤の含有量は、ポリエステル共重合
体100重量部に対し、1−100重量部、より好ましくは2
−50重量部であり、これより少ないときは本発明の効果
が得られず、逆に多いと結晶性や耐久性が損なわれるた
め好ましくない。ポリエステル共重合体とベンゾエート
系可塑剤の配合方法は公知の方法で行える。例えば、重
合時に添加する方法、押出機やバンバリミキサー等を用
いて添加する方法、固相重合時に染み込ませる方法、更
には、前もってペレットに高濃度に配合しておきマスタ
ーペレットとして配合する方法などが挙げられる。
本発明のポリエステル共重合体組成物は、その優れた
柔軟性、成形性、高温特性および耐久性を生かして、キ
ーパッド用途に対し好適に使用することができる。
また、本発明の組成物は種々の添加剤、例えば、公知
の結晶核剤や滑剤等の成形助剤、公知の酸化防止剤、紫
外線吸収剤等の耐熱・耐候性の安定剤、着色剤(顔料、
染料)、帯電防止剤、導電剤、難燃剤、補強剤、充填
剤、接着助剤、離型剤等を任意に含有することができ
る。
(実施例) 以下に、本発明を実施例により具体的に説明するが、
本発明はこれら実施例のみに限定される物ではない。な
お、実施例中「部」または「%」で表示したものはすべ
て重量比率であらわしたものである。
ペレット(A)の作製 ジメチルテレフタレート194部、数平均分子量約1,000
のポリ(テトラメチレンオキシド)グリコール265.4部
およびテトラメチレングリコール69.6部をチタンテトラ
ブトキシド触媒0.10部とともにヘリカルリボン型撹拌翼
を備えた反応容器に仕込み、210℃で2時間加熱して、
理論メタノール量の95%のメタノールを系外に留出し
た。反応混合物に“イルガノックス"1098 0.5部を添加
した後、245℃に昇温し、次いで50分をかけて系内の圧
力を0.2mmHgの減圧とし、その条件下で2時間重合を行
わせた。得られたポリエステル共重合体(A)ペレット
の短鎖エステル単位は35%、融点は、165℃、ショアー
D硬度は38であった。
ペレット(B)の作製 ジメチルテレフタレート155.2部、ジメチルイソフタ
レート38.8部、エチレンオキサイドで両端末をキャッピ
ングしたポリ(プロピレンオキサイド)グリコール(数
平均分子量約2200,EO含量26.8%)290部およびテトラメ
チレングリコール82.2部をチタンテトラブトキシド触媒
0.10部およびトリメリット酸無水物2部とともにヘリカ
ルリボン型撹拌翼を備えた反応容器に仕込み、210℃で
2時間加熱して、理論メタノール量を95%のメタノール
を系外に留出した。反応混合物に“イルガノックス"109
8 0.5部を添加した後、245℃に昇温し、次いで50分を
かけて系内の圧力を0.2mmHgの減圧とし、その条件下で
2時間重合を行わせた。得られたポリエステル共重合体
(B)ペレットの短鎖エステル単位は38%、融点は、15
5℃、ショアーD硬度は34であった。
実施例1. ペレット(A)100部に対し,ジプロピレングリコー
ルジベンゾエートを約240℃の押出機で表1の量配合し
た。得られたペレットを約195℃でダンベル試験片に射
出成形した後、物性および室温に放置してブリードアウ
ト物の有無を調べた。比較のため、アジピン酸エステル
系可塑剤(アデカ・アーガス社ADKCIZER PN−280)も
配合した。
本発明の組成物は、ブリードアウトも無く、柔軟化さ
れている。
実施例2 ペレット(B)100部に、40℃でジプロピレングリコ
ールジベンゾエートおよびN−エチル−O(P)−トル
エンスルホアミドを約50部浸積させた後、80℃のオーブ
ン中に放置し、揮発性を調べた(表2)。
本発明の組成物は、揮発性が小さく優れている。
実施例3 ペレット(B)100部に、ジプロピレングリコールジ
ベンゾエートを、実施例1と同様に配合し、射出成形に
よりJIS K−7113 2号ダンベル試験片を作成し成形
加工性を評価した。流動性の指標には成形の下限圧力を
用い、離型性は、離型後の成形品の変形の程度と成形サ
イクルによって評価した(表3)。
本発明の組成物は、優れた成形加工性を備えている。
実施例4 ペレット(B)100部に、ジプロピレングリコールジ
ベンゾエートおよびN−エチル−O(P)−トルエンス
ルホンアミドを、実施例1と同様に配合し、射出成形に
よりJIS K−7113 2号ダンベル試験片を作成し物性
を評価した(表4)。
本発明の組成物は、優れた柔軟性を備えていた。
実施例5 実施例1と同様に、ペレット(B)にジプロピレング
リコールジベンゾエートを10部配合しペレット(C)を
得た。、ペレット(B)および(C)で、薄肉部0.2mm
のリモートコントロール用のキーパッド(34キー)を、
195℃に設定した住重ネスタール射出成形機で、成形し
たところペレット(C)は、流動性や離型性が良く良好
な成形品が得られたが、ペレット(B)は、薄肉部が充
填不足となり良好な成形品が得られなかった。更に、ペ
レット(C)成形品の繰り返し押し圧による疲労試験
を、デマチャ屈曲疲労試験機で実施したところ、目標値
の20万回以上、100万回まで実施したが、外観不良等の
問題は生じなかった。
(発明の効果) 本発明のキーパッド用ポリエステル共重合体組成物
は、特定の組成のポリエステル共重合体と相溶性に優れ
たベンゾエート系可塑剤を含有するため、ポリエステル
共重合体の優れた高温特性や耐久性を損なうことなく、
柔軟性や成形加工性が改良されたものであり、キーボー
ド用のスイッチ等のキーパッド用途に対し好適に使用す
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土肥 一俊 愛知県名古屋市港区本星崎町字北3804― 19 東レ・デォポン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−100157(JP,A) 特表 昭61−501269(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】実質的にポリブチレンテレフタレート単位
    からなる短鎖エステル単位、および長鎖エステル単位か
    らなり、該短鎖エステル単位を22〜55重量%含有するポ
    リエステル共重合体100重量部に対し、ベンゾエート系
    可塑剤を、1〜100重量部含有することを特徴とするキ
    ーパッド用ポリエステル共重合体組成物。
  2. 【請求項2】ベンゾエート系可塑剤がジ安息香酸のグリ
    コールエステルであることを特徴とする請求項1記載の
    キーパッド用ポリエステル共重合体組成物。
  3. 【請求項3】ポリエステル共重合体の長鎖エステル単位
    を構成する脂肪族ポリエーテルが、両末端にポリエチレ
    ングリコールを有するポリプロピレンオキシドブロック
    共重合体であることを特徴とする請求項1記載のキーパ
    ッド用ポリエステル共重合体組成物。
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