JP2870045B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2870045B2
JP2870045B2 JP1253351A JP25335189A JP2870045B2 JP 2870045 B2 JP2870045 B2 JP 2870045B2 JP 1253351 A JP1253351 A JP 1253351A JP 25335189 A JP25335189 A JP 25335189A JP 2870045 B2 JP2870045 B2 JP 2870045B2
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heating
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章 片岡
弘文 仲倉
純一 宮川
和一 岡田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、厨房家具等に組み込んで使用する加熱調理
器に関するものである。
従来の技術 従来、電磁誘導を利用した加熱調理器にはロースタ等
の加熱室を本体に組み込んだものは無く、鍋等の加熱部
のみの構成であった。
発明が解決しようとする課題 誘導加熱調理器は、駆動するためには制御回路が必要
で、しかもその回路内にはトランジスタ等の冷却を必要
とする部品が多く存在する。ところが、ロースタ等の加
熱室を本体に組み込むと加熱室の庫内の熱が断熱の少な
い前面扉付近から漏れ、制御回路を冷却するために本体
前面から吸気をすると、吸気口付近の冷却風を加熱室か
ら漏れた熱で暖められるため、制御回路の冷却性能を低
下させるという問題を有していた。
本発明は、従来の課題を解決するもので、ロースタ等
の加熱室からの排気等により、誘導加熱のための制御回
路の冷却性能を低下させない加熱調理器を提供すること
を目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の加熱調理器は、
本体に配設された加熱室及び誘導加熱部と、前記加熱室
における燃焼後の排気を排出する加熱室排気口と、前記
誘導加熱部のスイッチング素子等の発熱部品を冷却する
ための冷却ファンと、前記冷却ファンの吸気口及び排気
口とを備え、前記加熱室排気口から排出される排気が前
記冷却ファンの吸気口から吸気されるのを抑制すべく、
前記冷却ファンの排気をその吸気口と前記加熱室排気口
との間から排出してなるものである。
作用 上記構成によれば、ロースタ等の加熱室からの排気等
があっても、冷却ファンの排気を、その吸気口と加熱室
排気口との間から排出することにより、加熱室排気口か
ら排出される排気が冷却ファンの吸気口から吸気される
のを抑制することができ、加熱室排気口からの排気によ
り冷却ファンにおける冷却風が不当に暖められるのを抑
制することができる。
また、ロースタ等の加熱室で魚等を焼いた場合には、
油等を含んだ煙が加熱室排気口から大量に排出される
が、その油分による冷却性能の低下をも適切に回避でき
るものである。即ち、油を含んだ煙が冷却ファンの吸気
口から吸気されることにより、その油分が誘導加熱部の
スイッチング素子の冷却用フィンや加熱コイル等に付着
することとなるが、かかる付着した油によって更に埃の
堆積が生じ、その結果、かかる部品の表面での冷却性能
が大きく低下し、スイッチング素子の破壊や調理性能の
低下に至る場合が生じ得るが、かかる事態をも適切に回
避できるものである。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明をする。第1図は本発明の第1の実施例における加
熱調理器を示す斜視図、第2図は同下本体の内部を示す
斜視図である。図において、1は上本体である。2は上
本体1を支持している厨房家具の天面である。3は耐熱
性の調理プレートで、外枠4によって固定されている。
5a,5b,5cは誘導加熱コイルで、調理プレート3の下に設
けており、このコイルによって調理プレート3にのせら
れた鍋(図示されていない)を電磁誘導加熱する。6は
バックグリルで、上本体1の後部に設けられており、バ
ックグリル6の上面には吸排気を行うための吸排気孔7
が設けられている。8は下本体である。9は下本体8を
支持する厨房家具の枠である。10は横が長手方向になっ
ているロースタ等の加熱室で、下本体8に取りつけられ
ており、前面には、引き出しできる扉11が設けられてい
る。12は操作部兼表部で、下本体前面に設けられてい
る。13は加熱室排気口で、加熱室10の後部に設けられて
いる。14は仕切り板で、下本体8後部に設けられてお
り、仕切り板14の内部を冷却風の吸気口15としている。
16は冷却ファンで、モータ17を介して仕切り板14に取り
つけられている。18は誘導加熱コイル5a,5b,5cに電気を
送り磁界を発生させるための制御回路で、特に冷却を必
要とするトランジスタ等にはヒートシンク19が設けられ
ている。制御回路18上面を冷却風の排気口20と考える。
以上のように構成された加熱調理器について、以下そ
の動作を説明する。
調理プレート3の上に鍋を置き、操作部兼表示部12か
ら鍋を加熱するよう操作すると冷却ファン16が回転し、
バックグリル6の吸排気孔7から、排気口15を介して矢
印a,矢印bのように吸気し、制御回路18を冷却し、排気
口20,バックグリル6の吸排気口7から矢印c,矢印dの
ように排気する。この状態で、さらに、加熱室10に魚等
を入れ、操作部兼表示部12から加熱室10に通電し加熱し
ても、加熱室10の庫内の熱が漏れやすい扉11は前面にあ
り、この漏れ熱で吸気の温度をあげることはなく、制御
回路18の冷却性能も低下させることはない。さらに、こ
の時、加熱室排気口13から排熱があるが、冷却ファン16
の排気側に加熱室排気口13があるため、加熱室10の排気
熱で制御回路18の冷却性能を低下させることはない。
以下、本発明の第2の実施例について図面を参照しな
がら説明する。
第3図は本発明の第2の実施例の加熱調理器の下本体
の斜視図、第4図は同上本体および下本体の断面図であ
る。同図において、1は上本体、2は厨房家具の天面、
3は調理プレート、4は外枠、5aは誘導加熱コイルで、
6はバックグリル、7は吸排気口、9は厨房家具の枠
で、以上は第1の実施例と同様であり、説明を省略す
る。
21は下本体である。22は奥行きが長手方向になってい
るロースタ等からなる加熱室で、下本体21に取りつけら
れており、前面には、開閉できる扉23が設けられてい
る。24は操作部兼表示部で、下本体8前面に設けられて
いる。25は加熱室排気口で、加熱室22の後部に設けられ
ている。26は冷却ファンで、モータ27によって駆動され
ている。28は吸気ダクトで、冷却ファン26の吸気口上部
に取りつけてあり、その先端はバックグリル6の近傍ま
で延びている。したがって、吸気ダクト28の内部を吸気
口29としている。30は誘導加熱コイル5a等に電気を送り
磁界を発生させるための制御回路で、特に冷却を必要と
するトランジスタ等にはヒートシンク31が設けられてい
る。加熱室22の後部が、バックグリル6の下に位置する
ため、この加熱室22後部を排気口32と考える。
以上のように構成された加熱調理器について、以下そ
の動作を説明する。
調理プレート3の上に鍋を置き、操作部兼表示部24か
ら鍋を加熱するよう操作すると冷却ファン26が回転し、
バックグリル6の吸排気孔7から、吸気口29を介して矢
印eのように吸気し、矢印fのように制御回路30を冷却
し、矢印g,矢印hのように、バックグリル6の吸排気口
7から排気する。このため、ロースタ等からなる加熱室
22に魚等を入れ焼いても、第1の実施例と同様に加熱室
22の扉23は前面にあるため、扉23からの漏れ熱で冷却風
の吸気温度を上げることはない。しかも、本実施例は、
吸気口29は吸気ダクト28で囲まれているため、排気が吸
気に混入して冷却風の吸気温度を上げることはない。さ
らに、本実施例では、奥行きが長手方向になっている加
熱室22を取りつけているため、制御回路30を取りつける
スペースが確保しやすくなるとともに冷却風が、矢印g
のように加熱室22の側面を通るため、加熱室22の側面の
周囲温度を下げ、加熱室22側面からの制御回路30に対す
る熱影響を無くすことができる。
なお、両実施例とも冷却風の排気をすべて下本体8,21
後部から行っているが、一部を下本体8,21前面から行っ
てもよい。また、両実施例とも本体を上本体1と下本体
8,21に分けているが一つの本体に全てを組み込んだ形体
にしてもよい。さらに、両実施例とも調理プレート3の
上に置いた鍋等の加熱手段は3口とも全て誘導加熱方式
を取っているが、一部にニクロムヒータ等の別の加熱手
段が入ってきてもよく、要は最低1口は誘導加熱方式を
用いればよい。
発明の効果 以上のように本発明は、本体に配設された加熱室及び
誘導加熱部と、前記加熱室における燃焼後の排気を排出
する加熱室排気口と、前記誘導加熱部のスイッチング素
子等の発熱部品を冷却するための冷却ファンと、前記冷
却ファンの吸気口及び排気口とを備え、前記加熱室排気
口から排出される排気が前記冷却ファンの吸気口から吸
気されるのを抑制すべく、前記冷却ファンの排気をその
吸気口と前記加熱室排気口との間から排出することによ
り、加熱室排気口からの排気によって冷却ファンにおけ
る冷却風が不当に暖められるのを抑制することができ
る。
また、ロースタ等の加熱室で魚等を焼いた場合には、
油等を含んだ煙が加熱室排気口から大量に排出される
が、その油分による冷却性能の低下をも適切に回避でき
るものである。即ち、油を含んだ煙が冷却ファンの吸気
口から吸気されることにより、その油分が誘導加熱部の
スイッチング素子の冷却用フィンや加熱コイル等に付着
することとなるが、かかる付着した油によって更に埃の
堆積が生じ、その結果、かかる部品の表面での冷却性能
が大きく低下し、スイッチング素子の破壊や調理性能の
低下に至る場合が生じ得るが、かかる事態をも適切に回
避できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における加熱調理器の斜
視図、第2図は同内部斜視図、第3図は本発明の第2の
実施例における加熱調理器の内部斜視図、第4図は同断
面図である。 1……上本体、5a,5b,5c……誘導加熱コイル、8,21……
下本体、10,22……加熱室、15,29……吸気口、16,26…
…冷却ファン、18,30……制御回路、20,32……排気口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 和一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−69482(JP,A) 特開 平1−109681(JP,A) 実開 昭62−73498(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05B 6/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体に配設された加熱室及び誘導加熱部
    と、前記加熱室における燃焼後の排気を排出する加熱室
    排気口と、前記誘導加熱部のスイッチング素子等の発熱
    部品を冷却するための冷却ファンと、前記冷却ファンの
    吸気口及び排気口とを備え、前記加熱室排気口から排出
    される排気が前記冷却ファンの吸気口から吸気されるの
    を抑制すべく、前記冷却ファンの排気をその吸気口と前
    記加熱室排気口との間から排出してなる加熱調理器。
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