JP2844718B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

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JP2844718B2 JP1253341A JP25334189A JP2844718B2 JP 2844718 B2 JP2844718 B2 JP 2844718B2 JP 1253341 A JP1253341 A JP 1253341A JP 25334189 A JP25334189 A JP 25334189A JP 2844718 B2 JP2844718 B2 JP 2844718B2
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章 片岡
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電磁誘導を利用した誘導加熱調理器に関す
るものである。
従来の技術 電磁誘導を利用した加熱調理器は、誘導加熱コイルを
駆動する制御回路の冷却が必要不可欠であり、そのため
冷却風の吹き出し口としての排気口を本体後部に設ける
ことがある。この場合、排気口に鍋等から溢水した水等
が入るおそれがあるため、排気口の下には制御回路等を
配置しないように構成していた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記したように排気口の下に制御回路
を設けることのできない構成では回路を高密度に設計し
なければならないことや高密度に設計することによって
制御回路の冷却性能が低下する等の問題を有していた。
本発明は、従来の課題を解決するもので、排気口の下
にも制御回路を配置できるようにし、制御回路の面積を
充分確保し、制御回路の冷却性能も向上させれる誘導加
熱調理器を提供することにある。
課題を解決するための手段 上記の目的を達成するために本発明の技術的手段は、
上本体と分離した下本体と、前記上本体に配設された誘
導加熱コイルと、前記誘導加熱コイルを駆動するために
前記下本体に配設された制御回路と、前記上本体の後部
に配設された排気口と、前記下本体に配設された水避け
板とを備え、前記水避け板は、前部が上で後部が下にな
るよう傾斜させると共に、前記排気口の下方から後方に
延設してなるものである。
作用 上記構成によれば、暖房家具の種類等に合わせて上本
体と下本体の設置状態を多少ずらす場合に、水避け板が
上本体の排気口の位置より後ろに延設されているため、
この多少のずれによっては溢水を起こすことなく対処で
きるものである。
実 施 例 以下、本発明の一実例について、図面を参照しながら
説明をする。第1図は本発明の一実施例における加熱調
理器を示す斜視図、第2図は同断面図、第3図は同下本
体の内部を示す平面図である。図において、1は上本体
である。2は上本体1を支持している厨房家具の天面で
ある。3は耐熱性の調理プレートで、外枠4によって固
定されている。5a,5b,5cは誘導加熱コイルで、調理プレ
ート3の下に設けており、このコイルによって調理プレ
ート3にのせられた鍋(図示されていない)を電磁誘導
加熱する。6はバックグリルで、上本体1の後部に設け
られており、バックグリル6の上面には排気を行うため
の排気口7が設けられている。8は下本体である。9は
下本体8を支持する厨房家具の枠である。10は下本体8
の前面に設けられた吸気口で、その吸気口10の下には操
作部兼表示部11が設けられている。12は奥行きが長手方
向になっているロースタ等からなる加熱室で、下本体8
に取りつけられており、前面には開閉できる扉13が設け
られている。14は加熱室排気口で、加熱室12の後部に設
けられている。15は例えばクロスフローファンからなる
冷却ファンで、下本体8の吸気口10の近傍に設けられて
いる。冷却ファン15はモータ16によって駆動される。17
a,17b,17cは冷却フィンを有したヒートシンクで、冷却
ファン15の送風側に並列に取りつけられている。18a,18
b,18cは誘導加熱コイルに5a,5b,5cに電気を送り磁界を
発生させるための制御回路で、ヒートシンク17a,17b,17
cの後部に電気的に結合して設けられている。つまり、
制御回路18cには特に冷却を必要とするスイッチング素
子の一種のトランジスタ19cやダイオード20cがあるが、
これらはヒートシンク17cに制御回路18cから接続コード
で引き出し、固定している。また、本実施例では、制御
回路18一個にトランジスタ19およびダイオード20が二個
づつあるので、制御回路18を一個とヒートシンク17を二
個とを一組にしている。なお、各制御回路18は操作部兼
表示部11と電気的接続をしている。21a,21b,21cは基板
で、一組のヒートシンク17と制御回路18を固定し、下本
体8に取りつけている。22は上板で、下本体8の上に取
りつけられている。23は水避け板で、バックグリル6の
下の下本体8の後部に取りつけられており、上板22と水
避け板23との間には隙間が設けられている。水避け板23
は前部を上にし、後部を下にするよう傾斜して取りつけ
られており、水避け板23後部近傍の下本体8の後側面に
は連通穴24があけられている。
以上のように構成された加熱調理器について、以下そ
の動作を説明する。
調理プレート3の上に鍋を置き、操作部兼表示部11か
ら鍋を加熱するよう操作すると冷却ファン15が回転し、
第2図に示すように吸気口10から矢印aの方向で吸気
し、冷却ファン15から矢印のようにヒートシンク17をそ
れぞれ冷却し、さらに、矢印cのように各制御回路18を
冷却し、上板22と水避け板23との隙間を通ってバックグ
リル6の排気口7から排気する。これによって、誘導加
熱コイル5に通電し、鍋を加熱しているとき、制御回路
18の発熱部品、特にトランジスタ19が発熱するが、トラ
ンジスタ19を固定しているヒートシンク17に冷却ファン
15の風が最初に当たるため十分冷却できる。もちろん、
ヒートシンク17を冷却後の風が制御回路18に当たるた
め、その他の発熱部品の冷却もできる。
また、調理プレート3の上で鍋等から溢水するとバッ
クグリル6の把気口7から水等が下本体8内に侵入する
が、水避け板23によって矢印dのように連通穴24から下
本体8の外へ出すため制御回路18に水等がかかることは
ない。したがって、水避け板23の下まで制御回路18を広
げることができ、制御回路18上の部品間隔を充分開けれ
るため、制御回路18上の発熱部品の冷却性能を上げるこ
とができる。本実施例のように加熱室12を下本体8に設
け制御回路18を3つ取りつけているような場合には特に
制御回路の面積を確保することが困難であり、水避け板
23を使って制御回路18の面積を大きくできることは効果
的である。さらに、上本体1と下本体8が分離している
場合、厨房家具の種類によって上本体1と下本体8の設
置状態が多少ずれる場合があるが、本実施例の水避け板
23は排気口7のあるバックグリル6より長いので、この
ようなときも問題なく溢水対策できる。
なお、本実施例では3口の誘導加熱部と加熱室を有し
ているが、口数の変更や他の加熱手段(ニクロムヒータ
等)との組み合わせは自由で、最低1口分の誘導加熱手
段が用いられていればよい。また、制御回路18は誘導加
熱部の口数に合わす必要はなく、ヒートシンク17を含め
て1個の制御回路としてもよい。さらに、本実施例では
冷却ファン15にクロスフローファンを用いているが別に
ファンの種類をとわず、プロペラファン等でもよい。ま
た、本実施例では本体を上本体1と下本体8に分けてい
るが一つの本体に全てを組み込んだ形体にしてもよい。
それから、本実施例では下本体8の後側面には連通穴24
が開けられているが、下本体8の後側面を一部切り取
り、連通穴24の代わりに空間を設けてもよい。
発明の効果 以上のように本発明の誘導加熱調理器は、上本体と分
離した下本体と、前記上本体に配設された誘導加熱コイ
ルと、前記誘導加熱コイルを駆動するために前記下本体
に配設された制御回路と、前記上本体の後部に配設され
た排気口と、前記下本体に配設された水避け板とを備
え、前記水避け板は、前部が上で後部が下になるよう傾
斜させると共に、前記排気口の下方から後方に延設した
ことにより、暖房家具の種類等に合わせて上本体と下本
体の設置状態を多少ずらす場合に、水避け板が上本体の
排気口の位置より後ろに延設されているため、この多少
のずれによっては溢水を起こすことなく対処できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における加熱調理器の斜視
図、第2図は同要部断面図、第3図は同下本体の平面図
である。 1……上本体、5a,5b,5c……誘導加熱コイル、7……排
気口、8……下本体、23……水避け板、24……連通穴。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 和一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−200283(JP,U) 実開 昭60−44392(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05B 6/12 304 H05B 6/12 303 H05B 6/12 317

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上本体と分離した下本体と、前記上本体に
    配設された誘導加熱コイルと、前記誘導加熱コイルを駆
    動するために前記下本体に配設された制御回路と、前記
    上本体の後部に配設された排気口と、前記下本体に配設
    された水避け板とを備え、前記水避け板は、前部が上で
    後部が下になるよう傾斜させると共に、前記排気口の下
    方から後方に延設してなる誘導加熱調理器。
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