JP3147034B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP3147034B2
JP3147034B2 JP10294897A JP10294897A JP3147034B2 JP 3147034 B2 JP3147034 B2 JP 3147034B2 JP 10294897 A JP10294897 A JP 10294897A JP 10294897 A JP10294897 A JP 10294897A JP 3147034 B2 JP3147034 B2 JP 3147034B2
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章 片岡
弘文 仲倉
敦夫 小野
保 泉谷
勝行 相原
弘一 細井
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Panasonic Holdings Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭用或いは
業務用として用いられる加熱部とロースター部を有する
加熱調理器のロースター部と操作部の使用性に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の加熱調理器は図5,図6に示すよ
うな構成になっていた。即ち、本体は、上本体1と下本
体2との2部品で構成され、下本体2は上本体1から吊
り下げられ固定させている。上本体1の上部には鍋等を
加熱する加熱部3a,3bを具備し、下本体2にはロー
スター部4を設け、ロースター部4の隣には操作部5が
固定されており、操作部5とロースター部4や加熱部3
a,3bとは電気的に接続されている。6は厨房キャビ
ネットである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来構成では、ロースター部4からの熱が操作部5
に伝わり、操作部5の温度を上げ、使いにくいという問
題や操作部5に耐熱の低い安価な樹脂を使用しにくいと
いう問題があった。また、ロースター部4の横幅等を広
げると組込み式の場合予め厨房の大きさが設定されてお
り、益々、上記問題が大きくなっていた。また、本体が
上下に分割されているため、上下の本体間に隙間がで
き、しかも、その隙間は厨房への設置状態が厨房の種類
や設置工事の状態の差によって常に異なるため、冷却フ
ァンを利用た場合効率良く、安定して対策することを困
難にしていた。本発明はこのような従来の課題を解決す
るものであり、操作部へのロースター部からの熱の伝わ
りを安定して低減する加熱調理器を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、本体の上部に設けた少なくとも一つの加
熱部と、本体の下部に設けたロースター部と、前記ロー
スター部に隣接して設けられた操作部と、本体内に設け
られた冷却ファンとを有し、加熱部の少なくとも1つは
加熱コイルと駆動回路からなる誘導加熱で構成し、前記
操作部は前記加熱部と前記ロースター部とを電気的に制
御可能とするとともに、前記ロースター部と前記操作部
との間に隙間もしくは貫通孔を設け、隙間もしくは貫通
孔を冷却ファンの排気口の一部とし、前記冷却ファンを
駆動することにより前記隙間もしくは貫通孔に本体の後
方から前方に向かって風を流す加熱調理器とするもので
ある。
【0005】つまり、本体を一体構成にし、ロースター
部と操作部との間に隙間もしくは貫通孔を設け、本体内
に冷却ファンを具備し、上記隙間もしくは貫通孔に冷却
ファンの吸いこみもしくは吐き出しによる冷却風の少な
くとも一部を通すことで、ロースター部から操作部に伝
わる熱を低減することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】上記の課題を解決するために請求
項1記載の発明は、本体の上部に設けた少なくとも一つ
の加熱部と、本体の下部に設けたロースター部と、前記
ロースター部に隣接して設けられた操作部と、本体内に
設けられた冷却ファンとを有し、加熱部の少なくとも1
つは加熱コイルと駆動回路からなる誘導加熱で構成し、
前記操作部は前記加熱部と前記ロースター部とを電気的
に制御可能とするとともに、前記ロースター部と前記操
作部との間に隙間もしくは貫通孔を設け、隙間もしくは
貫通孔を冷却ファンの排気口の一部とし、前記冷却ファ
ンを駆動することにより前記隙間もしくは貫通孔に本体
の後方から前方に向かって風を流す加熱調理器とするも
のである。
【0007】つまり、本体を一体構成にし、ロースター
部と操作部との間に隙間もしくは貫通孔を設け、本体内
に冷却ファンを具備し、少なくともロースターの部の使
用中は冷却ファンを駆動し、ロースター部と操作部との
間に隙間もしくは貫通孔に風を流している。
【0008】また、誘導加熱による加熱部を設け、その
加熱部に冷却風を送る冷却ファンの排気もしくは吸気の
少なくとも一部を用い、ロースター部と操作部との間に
隙間もしくは貫通孔に風を流している。
【0009】このようにロースター部と操作部との間に
隙間もしくは貫通孔に風を通すことでロースター部から
操作部への熱の伝わりを抑制することができる。
【0010】また、本体が分割でなく一体化されている
ことにより、分割部分からロースター部と操作部との間
に送る風が漏れることが抑えることができ、上記操作部
への熱の抑制がより効果的となる。
【0011】さらに、誘導加熱による加熱部の冷却ファ
ンの排気もしくは吸気の一部を利用し、ロースター部と
操作部との間に隙間もしくは貫通孔に風を送る構成とす
ることで、冷却ファンの個数を減らしコスト低減や低騒
音化が図れる。以下、本発明の実施例について図面を参
照して説明する。
【0012】
【実施例】(実施例1) 図1、図2において、7は本体で、8は本体7の上面に
設けられた耐熱性のトッププレートである。9a,9b
は加熱部で、例えばニクロム線を断熱材で支えたラジェ
ントヒーターからなっている。10はロースター部で、
調理室11内にはロースターヒーター12が設けられて
いる。ロースター部10の前面には調理室11の入口1
3を形成する前板14が取りつけられている。15はロ
ースター部10の扉で、扉15には調理物をのせる網1
6を取りつける受け皿17が固定されている。18は操
作部で、前板14に固定されている。操作部18とロー
スター部10の入口13との間には、貫通孔19が設け
られている。20は冷却ファンで、本体7の上面後部の
吸気口21から冷却風を取りこみ、貫通孔19から排気
している。操作部18の上面にはスイッチ基板22が取
りつけられ、駆動回路23を介して加熱部9a,9bや
ロースターヒーター12や冷却ファン20と電気的に接
合している。24は厨房キャビネットである。
【0013】次に、本実施例における作用について説明
する。ロースター部10を使用は、操作部18のスイッ
チを入れることで、ロースターヒーター12に駆動回路
23から通電され、調理室11内が加熱することで行う
ことができる。このとき、冷却ファン20にも通電され
ることで、貫通孔19に矢印A,A’に示すように冷却
風が送られることになる。したがって、このようにロー
スター部10と操作部18との間の貫通孔19に風を通
すことでロースター部10から操作部18への熱の伝わ
りを抑制することができる。また、本体7が分割でなく
一体化されていることにより、分割部分からロースター
部10と操作部18との間に送る風が漏れることが抑え
ることができ、小型の冷却ファン20で、操作部18へ
の熱の抑制が充分可能となる。
【0014】したがって、この構成を用いれば、従来ロ
ースター部から操作部への熱の影響が大きく設計が困難
であった調理室11の横幅を広げたり、ロースターヒー
ターの12の出力を大きくしたりすることが容易にな
る。
【0015】なお、本実施例で加熱部9a,9bをラジ
ェントヒーターで構成したが、他のヒーターでも良く、
要は本体7上部に加熱部が構成できれば良い。
【0016】(実施例2) 図4、図5において、25は本体で、26は本体25の
上面に設けられた耐熱性のトッププレートである。27
a,27bは加熱部を構成する加熱コイルで、駆動回路
28から誘導磁界を発生させるための電気を供給されて
いる。29は冷却ファンで、本体25の上面後部の吸気
口30から冷却風を取りこみ、駆動回路28の発熱部品
や加熱コイル27a,27bを冷却を当てている。駆動
回路28や加熱コイル27a,27bを支える仕切り板
31には穴32があけられている。33は排気口で、本
体25の前面上部に開けられている。34はロースター
部で、調理室35内にはロースターヒーター36が設け
られている。ロースター部34の前面には調理室35の
入口37を形成する前板38が取りつけられている。3
9はロースター部34の扉で、扉39には調理物をのせ
る網40を取りつける受け皿41が固定されている。4
2は操作部で、前板38に固定されている。操作部42
とロースター部34の入口37との間には、貫通孔43
が設けられている。操作部42の上面にはスイッチ基板
44が取りつけられ、駆動回路28を介して加熱コイル
27a,27bやロースターヒーター36や冷却ファン
29と電気的に接合している。45は厨房キャビネット
である。
【0017】次に、本実施例における作用について説明
する。トッププレート26に鍋等の被加熱物を置き、操
作部42のスイッチを入れることで、駆動回路28から
加熱コイル27a,27bに通電され、加熱コイル27
a,27bから発生する磁界で鍋を誘導加熱することが
できる。このとき、加熱コイル27a,27bや駆動回
路28の発熱部品の温度上昇を抑制する必要が生じるた
め、冷却ファン29で、本体25の上面後部の吸気口3
0から矢印Bのように冷却風を取りこみ、上記発熱部に
矢印B’のように風を当て冷却している。この冷却風の
一部は、本体25前面の排気口33から矢印Cのように
排出されるとともに、残りの冷却風は、仕切り板31の
穴32を介して貫通孔43から矢印Dのように排出され
る。
【0018】したがって、この冷却作用をロースター部
34の加熱時に用いることによって、ロースター部34
から操作部42への熱の伝わりを抑制することができ
る。このことにより、冷却ファンの個数を減らしコスト
低減や低騒音化が図れる。
【0019】なお、各実施例において、貫通孔19,4
3から冷却風が排気される方向で冷却ファンを駆動させ
ているが、逆に貫通孔19,43から吸気する方向で冷
却ファンを駆動させても良い。
【0020】また、各実施例において、ロースター部1
0,34と操作部18,42との間に貫通穴19,43
を構成することでロースター10,34から操作部1
8,42への熱の抑制をしているが、ロースター10,
34と操作部18,42との間をあけて隙間を設けても
良い、要はロースター部10,34と操作部18,42
との間に冷却風を通す構成とすれば良い。
【0021】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、本発明
によれば、ロースター部と操作部との間に隙間もしくは
貫通孔に風を通すことでロースター部から操作部への熱
の伝わりを抑制することができる。また、本体が分割で
なく一体化されていることにより、分割部からロースタ
ーと操作部との間に送る風が漏れることを抑えることが
でき、上記操作部への熱の抑制がより効果的となる。し
たがって、ロースター部の横幅等を広げたり、ロースタ
ー部の加熱出力を大きくしても操作部の温度が高くな
く、より使いやすい加熱調理器を提供することができ
る。
【0022】また、誘導加熱による加熱部の冷却ファン
の排気もしくは吸気の一部を利用し、ロースター部と操
作部との間に隙間もしくは貫通孔に風を送る構成とする
ことで、冷却ファンの個数を減らしコスト低減や低騒音
化を図った誘導加熱部を有した加熱調理器を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す加熱調理器の斜視
【図2】本発明の第1の実施例を示す加熱調理器の断面
【図3】本発明の第2の実施例を示す加熱調理器の斜視
【図4】本発明の第2の実施例を示す加熱調理器の断面
【図5】従来例を示す加熱調理器の斜視図
【図6】従来例を示す加熱調理器の一部切り欠き側面図
【符号の説明】
1,25 本体 9 加熱部 10,34 ロースター部 18,42 操作部 19,43 貫通穴 20,29 冷却ファン 27a,27b 加熱コイル 28 駆動回路
フロントページの続き (72)発明者 泉谷 保 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 相原 勝行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 細井 弘一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−284386(JP,A) 実開 昭63−116999(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24C 7/00 - 7/06 F24C 11/00 A47J 37/06 H05B 6/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の上部に設けた少なくとも一つの加
    熱部と、本体の下部に設けたロースター部と、前記ロー
    スター部に隣接して設けられた操作部と、本体内に設け
    られた冷却ファンとを有し、加熱部の少なくとも1つは
    加熱コイルと駆動回路からなる誘導加熱で構成し、前記
    操作部は前記加熱部と前記ロースター部とを電気的に制
    御可能とするとともに、前記ロースター部と前記操作部
    との間に隙間もしくは貫通孔を設け、隙間もしくは貫通
    孔を冷却ファンの排気口の一部とし、前記冷却ファンを
    駆動することにより前記隙間もしくは貫通孔に本体の後
    方から前方に向かって風を流す加熱調理器。
JP10294897A 1997-04-21 1997-04-21 加熱調理器 Expired - Lifetime JP3147034B2 (ja)

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