JP2907459B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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和一 岡田
弘文 仲倉
純一 宮川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は誘導加熱調理器に誘導加熱コイル以外の他の
発熱体を複合した加熱調理器に関する。
従来の技術 従来、誘導加熱調理器は、調理プレートの下部に誘導
加熱コイルを備えており、この誘導加熱コイルに電流を
流すことにより磁力線を発生させ、調理プレート上に載
置した鍋等の被加熱体の底部に渦電流を生じさせるよう
に構成されている。したがって、この渦電流と被加熱体
の電気抵抗とによってジュール熱が発生し、被加熱体が
加熱されるようになっている。また、その動作中には誘
導加熱コイルが発熱するので、調理器本体内部に備えら
れた冷却用ファンにより外部から冷気を取り入れ、コイ
ルを冷却するようになっている。
ところで、このような誘導加熱調理器では、調理プレ
ート上で加熱される鍋等にアルミニウム製や銅製のもの
を用いることができない欠点があり、また、誘導加熱コ
イルに銅線を使用し、加えて複雑な電子制御回路やパワ
ー半導体を必要とするために、例えば発熱体にシーズヒ
ータを用いた加熱調理器に比べて高価なものになってい
る。これに対処するため、調理プレートに複数の加熱部
を備える場合には、その少なくとも1つの誘導加熱コイ
ル以外の他の発熱体、例えばニクロムヒータやハロゲン
ヒータ等を複合する加熱調理器が提案されている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような加熱調理器では、他の発熱
体のみを動作させた場合にその輻射熱により発熱体周辺
の温度が異常に上昇し、例えば誘導加熱コイルを保持す
る保持台等が劣化してしまう問題があった。
本発明はこのような従来の問題を解決するものであ
り、調理プレートの下部に誘導加熱コイルと誘導加熱コ
イル以外の他の発熱体とを複合配置した場合に、誘導加
熱コイル以外の他の発熱体のみの動作中に、その周辺温
度の異常な上昇を防止するとともに、冷却ファンの回転
による騒音をできるだけ低減することができる優れた加
熱調理器を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、加熱調理器の調
理器本体を、調理プレートとその下部に配置された誘導
加熱コイルおよび誘導加熱コイル以外の他の発熱体と誘
導加熱コイルを冷却する第1の冷却ファンとを有する第
1のユニットと、誘導加熱コイルを駆動させる駆動回路
部とこの駆動回路部を冷却する第2の冷却ファンとを有
する第2のユニットとで構成し、第1の冷却ファンは誘
導加熱コイルの動作時に加えて他の発熱体のみの動作時
にも動作し、第2の冷却ファンは誘導加熱コイルの動作
時にのみ動作するようにしたものである。
作用 したがって、本発明によれば、同一筐体内の他の発熱
体のみの動作時にも冷却ファンが動作することにより、
他の発熱体周辺の高温化を防止することができ、また、
調理器本体を第1のユニットと第2のユニットとで構成
し、第1のユニットの冷却ファンは誘導加熱コイルの動
作時に加えて他の発熱体のみの動作時にも動作し、第2
のユニットの冷却ファンは誘導加熱コイルの動作時にの
み動作するようにすることによって、誘導加熱コイルの
動作時には誘導加熱コイル部分およびその駆動回路部を
十分に冷却することができ、また他の発熱体のみの動作
時には、誘導加熱コイル部分の高温化を防止してしかも
一方の冷却ファンの回転を停止させるので騒音を低減す
ることができるという効果を有する。
実施例 第1図および第2図は本発明の一実施例の構成を示す
ものである。これらの図において、1は各種発熱体およ
びそれらの駆動回路部や制御部を収納する筐体を有する
加熱調理器本体、2は本体1の上面に取り付けられた調
理プレート、3は調理プレート2の下部に配置された誘
導加熱コイル、4は誘導加熱コイル3を保持する樹脂製
の保持台、5は誘導加熱コイル3に並べて配置されたニ
クロム線を用いた他の発熱体、6は本体1内に配置され
て誘導加熱コイル3を駆動制御するためのパワー半導体
を有する駆動回路部、7は他の発熱体5のための制御部
である。8は本体1外部から冷気を取り入れる冷却ファ
ンで、誘導加熱コイル3および駆動回路部6の近傍に配
置され、これらの部品は1つの筐体内に納めて配置され
ている。そして、冷却ファン8の駆動回路部6を冷却
し、誘導加熱コイル3の動作時に加えて他の発熱体5の
みの動作時においても動作するように制御回路が組まれ
ている。
次に上記実施例の動作について説明する。上記実施例
において、誘導加熱コイル3の動作中には、冷却ファン
8が動作して本体1の吸気口1aから外部の冷気を取り入
れるとともに排気口1bより暖気を排出して、主として駆
動回路部6を冷却し本体1内の高温化を防止する。誘導
加熱コイル3を他の発熱体5と同時に動作させた場合に
ついても同様である。また、他の発熱体5のみを動作さ
せた場合は、冷却ファン8が同様に動作して本体1内を
冷却し、他の発熱体5の輻射熱による周辺の温度、特に
誘導加熱コイル3や樹脂製の保持台4の異常な温度上昇
を防止する。そして、駆動回路部6と他の発熱体5の制
御部7は同一筐体内に納められているので、他の発熱体
5と誘導加熱コイル3の通電信号を容易に検出して冷却
ファン8を動作する回路を構成できる。
このように、上記実施例によれば、冷却ファン8が誘
導加熱コイル3の動作時に加えて他の発熱体5のみの動
作時においても動作させることが、同一筐体内に納めら
れているので容易に実現でき、他の発熱体5のみを動作
させた場合にその周辺の温度上昇を防止することがで
き、これにより他の発熱体5の輻射熱による誘導加熱コ
イル3やこれを保持する樹脂製の保持台4等の周辺部品
の劣化を防止することができるという利点を有する。
第3図および第4図は本発明の他の実施例の構成を示
すものである。これらの図において、11は加熱調理器本
体で、上面の調理プレート12と、この調理プレート12の
下部に配置された誘導加熱コイル13およびニクロム線か
らなる他の発熱体14と、誘導加熱コイル13の下部に配置
されて誘導加熱コイル13の動作時に加えて他の発熱体14
のみの動作時にも動作する第1の冷却ファン15とを備え
た第1のユニット11Aと、この第1のユニット11Aの下部
に配置され、誘導加熱コイル13を駆動制御するための駆
動回路部16とこの駆動回路部16の近傍に配置されて誘導
加熱コイル13の動作時にのみ動作する第2の冷却ファン
17とを備えた第2のユニット11Bとで構成されている。
次に上記実施例の動作について説明する。上記実施例
において、誘導加熱コイル13の動作中には、第1および
第2の冷却ファン15,17が同時に動作することにより、
本体11の吸気口18から外部の冷気を取り入れ、第1の冷
却ファン15が第1のユニット11A内を冷却するととも
に、第2の冷却ファン17が第2のユニット11B内を冷却
する。なお、誘導加熱コイル18と他の発熱体14とを同時
に動作させた場合についても同様である。また、他の発
熱体14のみを動作させた場合は、第1のユニット11A内
の第1の冷却ファン15のみが動作して誘導加熱コイル13
およびこれを保持する保持台19等を冷却する。
このように、上記実施例によれば、誘導加熱コイル13
の動作時には、第1,第2の冷却ファン15,17により誘導
加熱コイル13部分およびその駆動回路部をそれぞれ十分
に冷却することができ、また他の発熱体14のみを動作さ
せた場合に、第1のユニット11A内の第1の冷却ファン1
5のみが動作することにより、他の発熱体14の輻射熱に
よるその周辺部分の高温化を防止して誘導加熱コイル13
およびその周辺部品の劣化を防止することができるとい
う利点を有する。また、他の発熱体14のみの動作中には
第2の冷却ファン17が停止するので、誘導加熱コイル13
の動作時に比べて一方の冷却ファン17の振動や空気摩擦
音による騒音を低減することができるという効果を有す
る。
発明の効果 本発明は上記実施例から明らかなように、加熱調理器
を、調理プレートの下部に配置された誘導加熱コイルお
よびこの誘導加熱コイル以外の他の発熱体と誘導加熱コ
イルを冷却する第1の冷却ファンとを有する第1のユニ
ットと、誘導加熱コイルを駆動するための駆動回路部と
この駆動回路部を冷却する第2の冷却ファンとを有する
第2のユニットとを備え、第1の冷却ファンは誘導加熱
コイルの動作時に加えて他の発熱体のみの動作時にも動
作し、第2の冷却ファンは誘導加熱コイルの動作時にの
み動作するように構成したため、誘導加熱コイルの動作
時には誘導加熱コイル部分およびその駆動回路部をそれ
ぞれ十分に冷却することができる利点を有し、また他の
発熱体のみが動作する場合に、第1の冷却ファンのみが
動作して他の発熱体の輻射熱による周辺部品の劣化を防
止することができるとともに、第2の冷却ファンの停止
により一方の冷却ファンの騒音を低減して機器の快適な
使用を実現することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における加熱調理器の概略側
面断面図、第2図は同調理器の概略斜視図、第3図は本
発明の別の実施例における加熱調理器の概略側面断面
図、第4図は同調理器の概略斜視図である。 1……本体、2……調理プレート、3……誘導加熱コイ
ル、5……他の発熱体、6……駆動回路部、8……冷却
ファン、11A……第1のユニット、11B……第2のユニッ
ト、12……調理プレート、13……誘導加熱コイル、14…
…他の発熱体、15……第1の冷却ファン、16……駆動回
路部、17……第2の冷却ファン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片岡 章 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−69479(JP,A) 実開 平2−150700(JP,U) 実開 昭61−121697(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05B 6/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調理プレートとその下部に配置された誘導
    加熱コイルおよび前記誘導加熱コイル以外の他の発熱体
    と前記誘導加熱コイルを冷却する第1の冷却ファンとを
    有する第1のユニットと、前記誘導加熱コイルを駆動さ
    せる駆動回路部とこの駆動回路部を冷却する第2の冷却
    ファンとを有する第2のユニットとを備え、前記第1の
    冷却ファンは前記誘導加熱コイルの動作時に加えて前記
    他の発熱体のみの動作時にも動作し、前記第2の冷却フ
    ァンは前記誘導加熱コイルの動作時にのみ動作するよう
    にしたことを特徴とする加熱調理器。
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