JPH03214589A - 加熱調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、誘導加熱を用いた加熱調理器に関するもので
ある。

従来の技術 近年、調理性能向上のため誘導加熱調理器には高出力の
ものが望まれるようになってきた。特に、システムキッ
チン等の厨房家具に組み込む加熱調理器の加熱手段とし
て誘導加熱を用いる場合には、この要望は強いものとな
ってきている。

誘導加熱調理器は、駆動するためには制御回路が必要で
あるが、その回路内にはスイッチング素子等の発熱部品
がある。高出力化を図ることは、この発熱部品の発熱量
が増えることになシ、このため、発熱部品の冷却性能を
よシ向上させる必要がでてきた。

第６図は、従来の冷却構成を示す要部断面図である。以
下、図面を参照しながら説明する。

１は冷却ファンで、吸気口２と排気口３を有しておシ、
下部ユニット４の底面に取９つけられている。６はヒー
トシンクでその中央部にはスイッチング素子６が取シつ
けられている。ヒートシンク６は固定板７を介して下部
ユニット４の底面に取シつけられている。８は下部二二
７｝の上板である。

冷却動作としては、冷却ファン１を回転させると吸気口
２から矢印亀のように空気を吸いこみ、矢印ｂのように
排気口３から冷却風をヒートシンク６にあてて行ってい
る。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来構成では第６図の矢印Ｃのよう
にヒートシンク５にあたらない冷却風があったり、一旦
ヒートシンク５を冷却した風が矢印ｄのように逆流し冷
却性能を低下させる問題点を有していた。

本発明は、従来の課題を解決するもので、冷却風の無駄
を無くしヒートシンクに効率よく冷却風をあて、誘導加
熱の制御回路の発熱部品に対する冷却性能を向上させた
加熱調理器を提供することを第１の目的とする。

第２の目的は、一旦ヒートシンクに当たった冷却風が逆
流するのを防止し、誘導加熱の制御回路の発熱部品に対
する冷却性能を向上させた加熱調理器を提供することで
ある。

課題を解決するだめの手段 上記第１の目的を達成するために本発明の技術的手段は
、制御回路内の発熱部品にヒートシンクを設け、前記ヒ
ートシンクと冷却ファンの排気口との間に連通ずる枠を
設けている。

また、第２の目的を達成するために木発明は、制御回路
内にある発熱部品にヒートシンクを設け、前記ヒートシ
ンクと冷却ファンの排気口との間に連通ずる穴を開けた
仕切り板を設けている。

作用 第１の技術的手段によって、冷却ファンとヒートシンク
との間に連通ずる枠が設けられているため、冷却ファン
から出た風が誘導され、ほとんどヒートシンクに当たる
ため、冷却風の無駄を無くし、効率良くヒートシンクを
冷却し、誘導加熱の制御回路の発熱部品に対する冷却性
能を向上させることができる。

第２の技術的手段によって、一旦ヒートシンクに当たっ
た冷却後の暖かい冷却風が逆流するのを冷却ファンとヒ
ートシンクとの間にある仕切り板で防止し、玲却風の温
度が上昇することを抑制し、誘導加熱の制御回路の発熱
部品に対する冷却性能を向上させることができる。

実施例 以下、本発明の一実施例について、図面５５−参照しな
がら説明する。

第１図は木発明の一実施例における誘導加熱のためのス
イッチング素子を冷却する機構を示す要部側面断面図、
第２図は同要部平面断面図、第３図は同加熱調理器の側
面断面図、第４図は同斜視図である。図において、１は
冷却ファン、２は吸気口、３は排気口、４は下部ユニッ
ト、５はヒートシンク、６はスイッチング素子、７は固
定板７．８は下部ユニットの上板で、以上は従来例と同
様であるので説明を省略する。９はダクトで、ヒートシ
ンク５と冷却ファン１の排気口３との間に連通する枠を
構成している。ダクト９は冷却ファン１に取りつけられ
ている。１ｏは仕切υ板で、ダクト９とヒートシンク６
との間に設けられており、仕切シ板１０には連通穴１１
があけられている。

１２は下部二二，｝の側壁である。１３は厨房家具の天
板であり、天板開口部１４を有している。

１６は調理器本体１６の上部ユニットであり、天板開口
部１４に上面よシ装着し、下部ユニット４と電気的に接
続されている。前記上部ユニット１６は上面に耐熱性の
調理プレート１７とその下に複数の誘導加熱コイ＃１８
！Ｌ，１８ｂと例えばニクロム等のヒータ１９を有し、
外枠２０によシ固定されている。２１は誘導加熱コイル
１８ａ，１８ｂ４冷却するコイル用冷却ファンである。

２２は誘導加熱コイ／Ｉ／１８ｌＬ．１８ｂ１ヒータ１
９等を保持する底板であシ，上部ユニット１６の筐体を
形成している。調理器本体１６の下部ユニット４の内部
には、前記誘導加熱コイ／ｌ／１８！Ｌ１８ｂ，ヒータ
１９、コイル用冷却ファン２１を駆動する制御回路２３
と、その一部の発熱部品であるスイッチング素子６およ
びこの制御回路２３を冷却する冷却ファン１と、ロース
タなどの加熱室２４が装着されている。２５Ｆｉ下部ユ
ニット４前面に設けられた操作部である。２６は下部ユ
ニット４の吸気部で、２７がその排気部である。

２８上部ユニットの吸気部で、２９はその排気部である
。３ｏは調理鍋で、３１は上部ユニット１５と下部ユニ
ット４を！気的に接続する配線である。

以上のように構成された加熱調理器について、以下その
動作を説明する。

調理をするときは鍋等を調理プレート１７の上において
操作部２６から加熱するように操作するとその設定に応
じて制御回路２３によって誘導加熱コイル１ｅ＆，１ａ
ｂ，あるいはヒータ１９が駆動されることになる。この
時、誘導加熱の場合はその制御回路２３の発熱部品であ
るスイッチング素子６の冷却が必要となるため、第１図
に示すようにスイッチング素子６をヒートシンク６に取
りつけ、冷却ファン１によって矢印ｅのように吸いこみ
、矢印ｆのように送風し、ヒートシンク５に風をあて冷
却することになる。本実施例においては、冷却ファン１
の排気口３からヒートンンク６の間をダクト９によって
取シ囲んでいるため、冷却ファン１から送風された冷却
風がほとんどヒ一トシンク５の冷却に用いることができ
るので冷却効率が上げられるとともに、冷却ファン１の
排気口３とヒートシンク５との冷却風の流路面積や形状
があっていない場合にも対応させることができる。また
、仕切り板１０によって、一旦ヒートンンク６を冷却し
た風が逆流して冷却風の温度を上げ、冷却効率を低下さ
せることを抑制することができる。

なお、本実施例ではダクト９と仕切シ板１ｏを併用して
いるがそれぞれ単独で用いても良い。また、本実施例の
冷却ファン１にはクロスフローファンを用いたが別にフ
ァンの種類は問わず、例えばプロペラファン等でも良い
。さらに、本実施例では、加熱手段として誘導加熱を２
つ、ヒータ加熱を１つの組み合わせとしたが、少なくと
も１つの誘導加熱が含まれていればよい。

発明の効果 以上のように本発明の加熱調理器は、第１の効果として
冷却風の無駄を無くしヒートシンクに効率よく冷却風を
あて、誘導加熱の制御回路の発熱部品に対する冷却性能
を向上させることができる。

また、第２の効果として、一旦ヒートシンクに当たった
冷却風が逆流するのを防止し、誘導加熱の制御回路の発
熱部品に対する冷却性能を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における誘導加熱のためのス
イッチング素子を冷却する機構を示す要部側面断面図、
第２図は同要部平面断面図、第３図は同加熱調理器の側
面断面図、第４図は同斜視図、第６図は従来例における
要部側面断面図である。 １・・・・・・冷却ファン、２・・・・・・排気口、６
・・・・・・ヒートシンク、６・・・・・・スイッチン
グ素子、９・・・・・・ダクト、１０・・・・・・仕切
シ板、１１・・・・・・連通穴、１８ａ，１８ｂ・・・
・・・誘導加熱コイル、２３・・・・・・制御回路。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも１個の誘導加熱コイルと、この誘導加
   熱コイルを駆動する制御回路を備え、前記制御回路内の
   発熱部品にヒートシンクを設け、前記ヒートシンクと冷
   却ファンの排気口との間に連通する枠を設けた加熱調理
   器。
2. （２）少なくとも１個の誘導加熱コイルと、前記誘導加
   熱コイルを駆動する制御回路を備え、前記制御回路内の
   発熱部品にヒートシンクを設け、前記ヒートシンクと冷
   却ファンの排気口との間に連通する穴を開けた仕切り板
   を設けた加熱調理器。