JPH05251165A - 誘導加熱調理器 - Google Patents
誘導加熱調理器Info
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- JPH05251165A JPH05251165A JP4660992A JP4660992A JPH05251165A JP H05251165 A JPH05251165 A JP H05251165A JP 4660992 A JP4660992 A JP 4660992A JP 4660992 A JP4660992 A JP 4660992A JP H05251165 A JPH05251165 A JP H05251165A
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- Japan
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- heating
- housing
- temperature
- heating cabinet
- induction heating
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 設置スペースの少ない場所で誘導加熱による
調理と加熱室での調理を可能とし、また汚れやすい加熱
室の交換作業を簡単にするとともに、誘導加熱調理部を
分離して使用可能として設置できる範囲を広くするこ
と、また加熱室の熱の周波数変換装置に対する影響を抑
制することを目的とする。 【構成】 誘導加熱部ケース21下部に係合部32を設
け、ロースタユニット天板30上部に係合部31を設け
ているので、誘導加熱部18の下部にロースタユニット
19を吊り下げて設置することができ、狭いスペースで
誘導加熱と魚焼きなどの加熱室での調理ができる。ま
た、誘導加熱部18に比して寿命が短く価格の安いロー
スタユニットを交換する作業を容易にでき、またロース
タユニット19を分離して誘導加熱部18を単独で使用
することもできる。その場合には高さスペースの少ない
場所やテーブル中央に組み込んで使用ができ用途の広い
誘導加熱調理器が得られる。
調理と加熱室での調理を可能とし、また汚れやすい加熱
室の交換作業を簡単にするとともに、誘導加熱調理部を
分離して使用可能として設置できる範囲を広くするこ
と、また加熱室の熱の周波数変換装置に対する影響を抑
制することを目的とする。 【構成】 誘導加熱部ケース21下部に係合部32を設
け、ロースタユニット天板30上部に係合部31を設け
ているので、誘導加熱部18の下部にロースタユニット
19を吊り下げて設置することができ、狭いスペースで
誘導加熱と魚焼きなどの加熱室での調理ができる。ま
た、誘導加熱部18に比して寿命が短く価格の安いロー
スタユニットを交換する作業を容易にでき、またロース
タユニット19を分離して誘導加熱部18を単独で使用
することもできる。その場合には高さスペースの少ない
場所やテーブル中央に組み込んで使用ができ用途の広い
誘導加熱調理器が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱庫を具備した誘導
加熱調理器に関するものである。
加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高周波磁界により負荷鍋底に渦電
流を誘起して加熱する誘導加熱調理器は、清潔で安全
で、高熱効率な調理手段として注目されており、さら
に、200Vの電源利用により、高出力化が図られシス
テムキッチンなどにも組み込まれている。
流を誘起して加熱する誘導加熱調理器は、清潔で安全
で、高熱効率な調理手段として注目されており、さら
に、200Vの電源利用により、高出力化が図られシス
テムキッチンなどにも組み込まれている。
【0003】以下、従来の誘導加熱調理器について説明
する。図6は従来の誘導加熱調理器の正面断面を示すも
のである。図6において、流し台など箱状のキャビネッ
ト1の内側に仕切り棚2が設けられ、キャビネット1の
天板に設けられた開口部に加熱コイル収納部3が落し込
まれ、仕切り棚2の上には本体部4が載置されている。
する。図6は従来の誘導加熱調理器の正面断面を示すも
のである。図6において、流し台など箱状のキャビネッ
ト1の内側に仕切り棚2が設けられ、キャビネット1の
天板に設けられた開口部に加熱コイル収納部3が落し込
まれ、仕切り棚2の上には本体部4が載置されている。
【0004】加熱コイル収納部3はセラミックプレート
5と加熱コイルケース6とトップフレーム7で外装部が
構成され、セラミックプレート下部に加熱コイル8が設
けられている。
5と加熱コイルケース6とトップフレーム7で外装部が
構成され、セラミックプレート下部に加熱コイル8が設
けられている。
【0005】本体部4においては本体筐体11が外部を
覆い、その内部に前記の加熱コイル8に高周波電流を発
生させるインバータ回路部品を載置し電気接続するイン
バータ基板9と、前記インバータ回路の半導体スイッチ
ング素子のオンオフを制御する制御基板10と、また魚
焼きなどをするための加熱室12が設けられている。加
熱室12は加熱室壁13で囲われ加熱室12内の上部に
はヒーター14が、下部には受け皿15が設けられてい
る。
覆い、その内部に前記の加熱コイル8に高周波電流を発
生させるインバータ回路部品を載置し電気接続するイン
バータ基板9と、前記インバータ回路の半導体スイッチ
ング素子のオンオフを制御する制御基板10と、また魚
焼きなどをするための加熱室12が設けられている。加
熱室12は加熱室壁13で囲われ加熱室12内の上部に
はヒーター14が、下部には受け皿15が設けられてい
る。
【0006】上記構成において、インバータ基板9と制
御基板10により、加熱コイル8に高周波電流が供給さ
れ、高周波磁界が発生する。高周波磁界は加熱コイル8
上部のセラミックプレート5に置かれた負荷鍋底に照射
され、負荷鍋底に高周波電流が誘起される。この高周波
電流は鍋底にジュール熱を発生して鍋底を加熱する。ま
た、加熱室12内のヒーター14は、シーズヒーターな
どの通常の電気ヒーターで受け皿15上に置かれた被加
熱物に熱を照射して調理する。
御基板10により、加熱コイル8に高周波電流が供給さ
れ、高周波磁界が発生する。高周波磁界は加熱コイル8
上部のセラミックプレート5に置かれた負荷鍋底に照射
され、負荷鍋底に高周波電流が誘起される。この高周波
電流は鍋底にジュール熱を発生して鍋底を加熱する。ま
た、加熱室12内のヒーター14は、シーズヒーターな
どの通常の電気ヒーターで受け皿15上に置かれた被加
熱物に熱を照射して調理する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成では、インバータ基板9や制御基板10あるいは加熱
コイル8などは劣化しにくいので寿命が長く、耐熱限界
温度以内の温度で使用すれば10年以上の耐久性を有す
るが、加熱室12内のヒーター14や加熱室壁13など
の部品は約200℃ないし400℃の高温や水蒸気や煙
にさらされるので汚れやすく、寿命も短いので、約5年
ないし7年程度で修理や交換が必要になってくる場合が
多い。加熱室壁13やヒーター14を交換する場合に
は、本体筐体11を分解して加熱室壁13やヒーター1
4などを取り出して交換しなければならず手間がかかり
交換作業に多くの時間を割く必要があった。
成では、インバータ基板9や制御基板10あるいは加熱
コイル8などは劣化しにくいので寿命が長く、耐熱限界
温度以内の温度で使用すれば10年以上の耐久性を有す
るが、加熱室12内のヒーター14や加熱室壁13など
の部品は約200℃ないし400℃の高温や水蒸気や煙
にさらされるので汚れやすく、寿命も短いので、約5年
ないし7年程度で修理や交換が必要になってくる場合が
多い。加熱室壁13やヒーター14を交換する場合に
は、本体筐体11を分解して加熱室壁13やヒーター1
4などを取り出して交換しなければならず手間がかかり
交換作業に多くの時間を割く必要があった。
【0008】また、加熱室12を必要としない場合、あ
るいは高さ方向の設置スペースが小さく図6の本体部4
の設置が不可能な場合でも、インバータ基板9や制御回
路10が本体筐体11内にあり加熱コイル8が加熱コイ
ル収納部3内にあるので、誘導加熱調理機能を分離して
使用することができず不便であった。さらに、本体筐体
11を設置するのに仕切り棚2が必要で設置に手間がか
かった。
るいは高さ方向の設置スペースが小さく図6の本体部4
の設置が不可能な場合でも、インバータ基板9や制御回
路10が本体筐体11内にあり加熱コイル8が加熱コイ
ル収納部3内にあるので、誘導加熱調理機能を分離して
使用することができず不便であった。さらに、本体筐体
11を設置するのに仕切り棚2が必要で設置に手間がか
かった。
【0009】また、インバータ基板9には発熱部品が載
置され、冷却が必要な場合が多いので、本体筐体11内
に冷却ファンなどで空気の流れを起こすが、この空気の
流れが加熱室壁13に当り加熱室壁13の熱が奪われ、
加熱室12内部の温度が十分に上がらず加熱室12での
調理が十分にできない恐れがあり、あるいは逆に加熱室
壁13から奪われた熱が本体筐体11内の雰囲気温度を
高め、インバータ基板9や制御基板10の部品の信頼性
を低下させる恐れがあった。
置され、冷却が必要な場合が多いので、本体筐体11内
に冷却ファンなどで空気の流れを起こすが、この空気の
流れが加熱室壁13に当り加熱室壁13の熱が奪われ、
加熱室12内部の温度が十分に上がらず加熱室12での
調理が十分にできない恐れがあり、あるいは逆に加熱室
壁13から奪われた熱が本体筐体11内の雰囲気温度を
高め、インバータ基板9や制御基板10の部品の信頼性
を低下させる恐れがあった。
【0010】本発明は上記課題を解決するもので、流し
台など設置スペースの少ない場所で誘導加熱による加熱
調理と加熱室での加熱調理の両方ができるようにして調
理可能なメニューを増し、機器の設置作業を容易にし、
また汚れやすい加熱室の交換作業を簡単にするととも
に、誘導加熱調理機能を分離して設置することができる
ようにして使用範囲を広くすることを第1の目的として
いる。
台など設置スペースの少ない場所で誘導加熱による加熱
調理と加熱室での加熱調理の両方ができるようにして調
理可能なメニューを増し、機器の設置作業を容易にし、
また汚れやすい加熱室の交換作業を簡単にするととも
に、誘導加熱調理機能を分離して設置することができる
ようにして使用範囲を広くすることを第1の目的として
いる。
【0011】第2の目的は、誘導加熱調理器の下部に発
熱部が配置されて、その発熱部の影響で誘導加熱調理器
の筐体内の温度が異常に上昇してインバータ回路の部品
の信頼性が低下するのを防止するとともに、その防止す
るための機能が動作して、調理機能の停止あるいは低下
など使用者にとって不都合な状況が発生する機会を減ら
すことにある。
熱部が配置されて、その発熱部の影響で誘導加熱調理器
の筐体内の温度が異常に上昇してインバータ回路の部品
の信頼性が低下するのを防止するとともに、その防止す
るための機能が動作して、調理機能の停止あるいは低下
など使用者にとって不都合な状況が発生する機会を減ら
すことにある。
【0012】第3および第4の目的は、流し台など設置
スペースの少ない場所で誘導加熱による加熱調理と加熱
室での加熱調理の両方ができるようにして調理可能なメ
ニューを増し、高温度となる加熱室の影響で誘導加熱調
理器の筐体内の温度が異常に上昇してインバータ回路部
品が熱破壊あるいは熱劣化を起こすのを防止するととも
に、その防止するための機能が動作して、調理機能の停
止もしくは低下など使用者にとって不都合な状況が発生
する機会を減らすことにある。
スペースの少ない場所で誘導加熱による加熱調理と加熱
室での加熱調理の両方ができるようにして調理可能なメ
ニューを増し、高温度となる加熱室の影響で誘導加熱調
理器の筐体内の温度が異常に上昇してインバータ回路部
品が熱破壊あるいは熱劣化を起こすのを防止するととも
に、その防止するための機能が動作して、調理機能の停
止もしくは低下など使用者にとって不都合な状況が発生
する機会を減らすことにある。
【0013】第5の目的は、流し台など設置スペースの
少ない場所で誘導加熱による加熱調理と加熱室での加熱
調理の両方ができるようにして調理可能なメニューを増
し、高温度となる加熱室の影響で誘導加熱調理器の筐体
内の温度が異常に上昇してインバータ回路部品が熱破壊
あるいは熱劣化を起こすのを防止するとともに、誘導加
熱による調理機能部における加熱効率と加熱室での調理
機能部における高温調理性能を低下させることなく小型
化を図ることにある。
少ない場所で誘導加熱による加熱調理と加熱室での加熱
調理の両方ができるようにして調理可能なメニューを増
し、高温度となる加熱室の影響で誘導加熱調理器の筐体
内の温度が異常に上昇してインバータ回路部品が熱破壊
あるいは熱劣化を起こすのを防止するとともに、誘導加
熱による調理機能部における加熱効率と加熱室での調理
機能部における高温調理性能を低下させることなく小型
化を図ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】そして上記第1の目的を
達成するために本発明の第1の手段は、天板と、前記天
板の内側に配設された加熱コイルと、前記加熱コイルに
高周波電流を供給する周波数変換装置と、前記加熱コイ
ルと前記周波数変換装置を収納あるいは載置する第1の
筐体と、加熱庫と、前記加熱庫内に設けられたヒーター
と、前記加熱庫を収納あるいは載置する第2の筐体と、
前記第1の筐体に前記第2の筐体を着脱可能とする係合
部を設ける構成としたものである。
達成するために本発明の第1の手段は、天板と、前記天
板の内側に配設された加熱コイルと、前記加熱コイルに
高周波電流を供給する周波数変換装置と、前記加熱コイ
ルと前記周波数変換装置を収納あるいは載置する第1の
筐体と、加熱庫と、前記加熱庫内に設けられたヒーター
と、前記加熱庫を収納あるいは載置する第2の筐体と、
前記第1の筐体に前記第2の筐体を着脱可能とする係合
部を設ける構成としたものである。
【0015】また第2の目的を達成するために本発明の
第2の手段は、天板と、前記天板の内側に配設された加
熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給する周
波数変換装置と、前記加熱コイルと前記周波数変換装置
を収納あるいは載置する筐体と、前記筐体の底板あるい
は前記底板付近の温度を検知する底板温度検知手段と、
前記周波数変換装置の構成部品あるいは前記構成部品付
近の温度を検知する部品温度検知手段と、前記筐体の底
板表面付近に空気の流れを発生する通風装置と、前記底
板温度検知手段の出力と前記部品温度検知手段の出力に
応じて前記通風装置を制御する通風装置制御手段を設け
る構成としたものである。
第2の手段は、天板と、前記天板の内側に配設された加
熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給する周
波数変換装置と、前記加熱コイルと前記周波数変換装置
を収納あるいは載置する筐体と、前記筐体の底板あるい
は前記底板付近の温度を検知する底板温度検知手段と、
前記周波数変換装置の構成部品あるいは前記構成部品付
近の温度を検知する部品温度検知手段と、前記筐体の底
板表面付近に空気の流れを発生する通風装置と、前記底
板温度検知手段の出力と前記部品温度検知手段の出力に
応じて前記通風装置を制御する通風装置制御手段を設け
る構成としたものである。
【0016】また第3の目的を達成するために本発明の
第3の手段は、天板と、前記天板の内側に設けられた加
熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給する周
波数変換装置と、前記加熱コイルと前記周波数変換装置
を収納あるいは載置する第1の筐体と、加熱庫と、前記
加熱庫内に設けられたヒーターと、前記加熱庫の周囲を
囲う加熱庫カバーと、前記加熱庫と前記加熱庫カバーを
収納あるいは載置し前記第1の筐体の下部に位置する第
2の筐体と、前記加熱庫カバーの外側付近に空気の流れ
を作る通風装置と、前記第1の筐体の底板あるいは前記
底板付近の温度を検知する底板温度検知手段の出力また
は、前記周波数変換装置の構成部品あるいは前記構成部
品付近の温度を検知する部品温度検知手段の出力また
は、前記加熱庫カバーあるいは前記加熱庫カバー付近の
温度を検知する加熱庫カバー温度検知手段の出力に応じ
て前記通風装置を制御する通風装置駆動手段を設ける構
成としたものである。
第3の手段は、天板と、前記天板の内側に設けられた加
熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給する周
波数変換装置と、前記加熱コイルと前記周波数変換装置
を収納あるいは載置する第1の筐体と、加熱庫と、前記
加熱庫内に設けられたヒーターと、前記加熱庫の周囲を
囲う加熱庫カバーと、前記加熱庫と前記加熱庫カバーを
収納あるいは載置し前記第1の筐体の下部に位置する第
2の筐体と、前記加熱庫カバーの外側付近に空気の流れ
を作る通風装置と、前記第1の筐体の底板あるいは前記
底板付近の温度を検知する底板温度検知手段の出力また
は、前記周波数変換装置の構成部品あるいは前記構成部
品付近の温度を検知する部品温度検知手段の出力また
は、前記加熱庫カバーあるいは前記加熱庫カバー付近の
温度を検知する加熱庫カバー温度検知手段の出力に応じ
て前記通風装置を制御する通風装置駆動手段を設ける構
成としたものである。
【0017】また第4の目的を達成するために本発明の
第4の手段は、天板と、前記天板の内側に設けられた加
熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給する周
波数変換装置と、前記加熱コイルあるいは前記周波数変
換装置を収納あるいは載置する第1の筐体と、加熱庫
と、前記加熱庫内に設けられたヒーターと、前記加熱庫
の周囲を囲う加熱庫カバーと、前記加熱庫と前記加熱庫
カバーの間に設けられた断熱材と、前記加熱庫と前記加
熱庫カバーと前記断熱材を収納あるいは載置し前記第1
の筐体の下部に付設された第2の筐体と、前記加熱庫カ
バーと前記第1の筐体の底板の間にある空間に空気の流
れを起こす通風装置と、前記ヒーターに所定の出力で通
電を行なうとともに前記通風装置を駆動する信号を出力
するヒーター駆動手段を設ける構成としたものである。
第4の手段は、天板と、前記天板の内側に設けられた加
熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給する周
波数変換装置と、前記加熱コイルあるいは前記周波数変
換装置を収納あるいは載置する第1の筐体と、加熱庫
と、前記加熱庫内に設けられたヒーターと、前記加熱庫
の周囲を囲う加熱庫カバーと、前記加熱庫と前記加熱庫
カバーの間に設けられた断熱材と、前記加熱庫と前記加
熱庫カバーと前記断熱材を収納あるいは載置し前記第1
の筐体の下部に付設された第2の筐体と、前記加熱庫カ
バーと前記第1の筐体の底板の間にある空間に空気の流
れを起こす通風装置と、前記ヒーターに所定の出力で通
電を行なうとともに前記通風装置を駆動する信号を出力
するヒーター駆動手段を設ける構成としたものである。
【0018】また第5の目的を達成するために本発明の
第5の手段は、天板と、前記天板の内側に設けられた加
熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給する周
波数変換装置と、前記加熱コイルの下部に設けられた加
熱庫と、前記加熱庫内に設けられたヒーターと、前記加
熱庫の外側を囲う加熱庫カバーと、前記加熱庫と前記加
熱庫カバーの間に設けられ少なくとも加熱庫上部に位置
する断熱材と、前記周波数変換装置の電気部品を冷却す
るとともに前記加熱庫カバーの外側に空気の流れを起こ
す冷却ファンを設け、前記加熱庫カバーの上部で前記加
熱コイル下方に位置するところに高導電率の金属板を配
設するか、あるいは前記加熱庫カバーを高導電率の金属
部材で構成したものである。
第5の手段は、天板と、前記天板の内側に設けられた加
熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給する周
波数変換装置と、前記加熱コイルの下部に設けられた加
熱庫と、前記加熱庫内に設けられたヒーターと、前記加
熱庫の外側を囲う加熱庫カバーと、前記加熱庫と前記加
熱庫カバーの間に設けられ少なくとも加熱庫上部に位置
する断熱材と、前記周波数変換装置の電気部品を冷却す
るとともに前記加熱庫カバーの外側に空気の流れを起こ
す冷却ファンを設け、前記加熱庫カバーの上部で前記加
熱コイル下方に位置するところに高導電率の金属板を配
設するか、あるいは前記加熱庫カバーを高導電率の金属
部材で構成したものである。
【0019】
【作用】本発明の誘導加熱調理器は、上記第1の手段の
構成により、天板と、加熱コイルと、この加熱コイルに
高周波電流を供給する周波数変換装置を設けているので
負荷鍋を天板上に置けば加熱コイルから発生する高周波
磁界による誘導加熱により負荷鍋底を加熱して調理する
ことが可能となる。また、加熱庫と、この加熱庫内にヒ
ーターを設けているので誘導加熱では調理しにくい魚焼
きなどの調理ができ、誘導加熱調理器の欠点を補うこと
ができる。
構成により、天板と、加熱コイルと、この加熱コイルに
高周波電流を供給する周波数変換装置を設けているので
負荷鍋を天板上に置けば加熱コイルから発生する高周波
磁界による誘導加熱により負荷鍋底を加熱して調理する
ことが可能となる。また、加熱庫と、この加熱庫内にヒ
ーターを設けているので誘導加熱では調理しにくい魚焼
きなどの調理ができ、誘導加熱調理器の欠点を補うこと
ができる。
【0020】また、加熱コイルと周波数変換装置を収納
あるいは載置する第1の筐体と、加熱庫を収納あるいは
載置する第2の筐体と、第2の筐体を第1の筐体に着脱
可能とする係合部を設けているので、第2の筐体を支持
する支持板などをキャビネット内に取り付ける必要がな
く、第1の筐体をキャビネットの天板の開口部に落し込
んでから第1の筐体に第2の筐体を係合部を使用して吊
り下げればよく、設置作業が容易となり、また高温や水
蒸気や油煙などに曝されて寿命の短いヒーターや加熱庫
を収納あるいは載置する第2の筐体を第1の筐体から分
離して交換でき、第2の筐体内部部品の修理作業や交換
作業が容易となる。
あるいは載置する第1の筐体と、加熱庫を収納あるいは
載置する第2の筐体と、第2の筐体を第1の筐体に着脱
可能とする係合部を設けているので、第2の筐体を支持
する支持板などをキャビネット内に取り付ける必要がな
く、第1の筐体をキャビネットの天板の開口部に落し込
んでから第1の筐体に第2の筐体を係合部を使用して吊
り下げればよく、設置作業が容易となり、また高温や水
蒸気や油煙などに曝されて寿命の短いヒーターや加熱庫
を収納あるいは載置する第2の筐体を第1の筐体から分
離して交換でき、第2の筐体内部部品の修理作業や交換
作業が容易となる。
【0021】また加熱庫での調理を使用者が望まないと
きには分離して機器の厚みを薄くできるので、高さに余
裕のない場所に設置し易くすることができるものであ
る。
きには分離して機器の厚みを薄くできるので、高さに余
裕のない場所に設置し易くすることができるものであ
る。
【0022】また上記第2の手段の構成により、天板
と、加熱コイルと、この加熱コイルに高周波電流を供給
する周波数変換装置を設けているので負荷鍋を天板上に
置けば加熱コイルから発生する高周波磁界による誘導加
熱により負荷鍋底を加熱して調理することが可能とな
る。
と、加熱コイルと、この加熱コイルに高周波電流を供給
する周波数変換装置を設けているので負荷鍋を天板上に
置けば加熱コイルから発生する高周波磁界による誘導加
熱により負荷鍋底を加熱して調理することが可能とな
る。
【0023】また、筐体下部に電気オーブンやロースタ
ーなどの加熱庫などが近接して設置された場合に、それ
らが調理中に高温になって筐体底面の温度を上昇させ、
その結果筐体内部の雰囲気温度が上昇するが、底板温度
検知手段は筐体の底板あるいは底板付近の温度を検知す
ることにより、筐体下部の発熱物が異常に発熱している
ことを、また部品温度検知手段は周波数変換装置の構成
部品あるいはその構成部品付近の温度を検知することに
よりその構成部品の温度が耐熱限度近くの値まで上昇し
ていることを判別でき、さらに通風装置制御手段がこれ
らの検知手段の出力に応じて筐体の底板表面付近に空気
の流れを発生する通風装置を動作させ底板付近に風の流
れを起こして冷却するので、周波数変換装置の動作を停
止あるいは出力を低下させることなく周波数変換装置の
構成部品である半導体スイッチング素子やコンデンサな
どの温度が上昇して熱破壊するのを防止できる。
ーなどの加熱庫などが近接して設置された場合に、それ
らが調理中に高温になって筐体底面の温度を上昇させ、
その結果筐体内部の雰囲気温度が上昇するが、底板温度
検知手段は筐体の底板あるいは底板付近の温度を検知す
ることにより、筐体下部の発熱物が異常に発熱している
ことを、また部品温度検知手段は周波数変換装置の構成
部品あるいはその構成部品付近の温度を検知することに
よりその構成部品の温度が耐熱限度近くの値まで上昇し
ていることを判別でき、さらに通風装置制御手段がこれ
らの検知手段の出力に応じて筐体の底板表面付近に空気
の流れを発生する通風装置を動作させ底板付近に風の流
れを起こして冷却するので、周波数変換装置の動作を停
止あるいは出力を低下させることなく周波数変換装置の
構成部品である半導体スイッチング素子やコンデンサな
どの温度が上昇して熱破壊するのを防止できる。
【0024】また、底板温度検知手段と部品温度検知手
段があるので、底板温度が上昇していても周波数変換装
置の部品温度が上昇していない場合には、通風装置を動
作させないようにすることができ、通風装置が動作する
機会を必要最小限にすることができる。さらに周波数変
換装置の部品が温度上昇をしていて底板温度が高くない
場合には、通風装置を動作させず、周波数変換装置の動
作を停止もしくは低下させて周波数変換装置の構成部品
である半導体スイッチング素子やコンデンサなどの温度
が上昇して熱破壊するのを防止することができるもので
ある。
段があるので、底板温度が上昇していても周波数変換装
置の部品温度が上昇していない場合には、通風装置を動
作させないようにすることができ、通風装置が動作する
機会を必要最小限にすることができる。さらに周波数変
換装置の部品が温度上昇をしていて底板温度が高くない
場合には、通風装置を動作させず、周波数変換装置の動
作を停止もしくは低下させて周波数変換装置の構成部品
である半導体スイッチング素子やコンデンサなどの温度
が上昇して熱破壊するのを防止することができるもので
ある。
【0025】また上記第3の手段の構成により、天板
と、加熱コイルと、この加熱コイルに高周波電流を供給
する周波数変換装置を第1の筐体に設けているので負荷
鍋を天板上に置けば加熱コイルから発生する高周波磁界
による誘導加熱により負荷鍋底を加熱して調理すること
が可能となる。また、第1の筐体下部に設けられた第2
の筐体に加熱庫とこの加熱庫内にヒーターを設けている
ので誘導加熱により調理しにくい魚焼きなどの調理がで
き、誘導加熱調理器の欠点を補うことができる。
と、加熱コイルと、この加熱コイルに高周波電流を供給
する周波数変換装置を第1の筐体に設けているので負荷
鍋を天板上に置けば加熱コイルから発生する高周波磁界
による誘導加熱により負荷鍋底を加熱して調理すること
が可能となる。また、第1の筐体下部に設けられた第2
の筐体に加熱庫とこの加熱庫内にヒーターを設けている
ので誘導加熱により調理しにくい魚焼きなどの調理がで
き、誘導加熱調理器の欠点を補うことができる。
【0026】また、第1の筐体の底板あるいは底板付近
の温度を測検知する底板温度検知手段の出力または、周
波数変換装置の構成部品あるいは構成部品付近の温度を
検知する部品温度検知手段の出力または、加熱庫の周囲
を囲う加熱庫カバーあるいは加熱庫カバー付近の温度を
検知する加熱庫カバー温度検知手段の出力に応じて前記
通風装置を制御する通風装置駆動手段を設けているの
で、加熱庫が高温になった場合に自動的に通風装置が動
作して加熱庫カバー付近に滞留している高温の空気を除
去し、その上部に位置する第1の筐体底部を冷却するの
で周波数変換装置の構成部品などの電気部品が加熱庫の
熱影響を受けて性能劣化あるいは破壊に至るのを防止で
きる。
の温度を測検知する底板温度検知手段の出力または、周
波数変換装置の構成部品あるいは構成部品付近の温度を
検知する部品温度検知手段の出力または、加熱庫の周囲
を囲う加熱庫カバーあるいは加熱庫カバー付近の温度を
検知する加熱庫カバー温度検知手段の出力に応じて前記
通風装置を制御する通風装置駆動手段を設けているの
で、加熱庫が高温になった場合に自動的に通風装置が動
作して加熱庫カバー付近に滞留している高温の空気を除
去し、その上部に位置する第1の筐体底部を冷却するの
で周波数変換装置の構成部品などの電気部品が加熱庫の
熱影響を受けて性能劣化あるいは破壊に至るのを防止で
きる。
【0027】さらに、加熱庫を使用してその温度が上昇
し通風装置が作動した場合、通風装置は加熱庫カバーの
外側付近に空気の流れを作り、通風装置の作る空気の流
れが加熱庫に直接当ることがないので加熱庫の温度低下
が少なく、つまり加熱庫の調理性能低下を抑制するとと
もに、上部に位置する第1の筐体の底部の温度が上昇す
ることを防止できるものである。
し通風装置が作動した場合、通風装置は加熱庫カバーの
外側付近に空気の流れを作り、通風装置の作る空気の流
れが加熱庫に直接当ることがないので加熱庫の温度低下
が少なく、つまり加熱庫の調理性能低下を抑制するとと
もに、上部に位置する第1の筐体の底部の温度が上昇す
ることを防止できるものである。
【0028】また、上記第4の手段の構成により、天板
と、加熱コイルと、この加熱コイルに高周波電流を供給
する周波数変換装置を第1の筐体に設けているので負荷
鍋を天板上に置けば加熱コイルから発生する高周波磁界
による誘導加熱により負荷鍋底を加熱して調理すること
が可能となる。また、第1の筐体下部に設けられた第2
の筐体に加熱庫とこの加熱庫内にヒーターを設けている
ので誘導加熱により調理しにくい魚焼きなどの調理がで
き、誘導加熱調理器の欠点を補うことができる。
と、加熱コイルと、この加熱コイルに高周波電流を供給
する周波数変換装置を第1の筐体に設けているので負荷
鍋を天板上に置けば加熱コイルから発生する高周波磁界
による誘導加熱により負荷鍋底を加熱して調理すること
が可能となる。また、第1の筐体下部に設けられた第2
の筐体に加熱庫とこの加熱庫内にヒーターを設けている
ので誘導加熱により調理しにくい魚焼きなどの調理がで
き、誘導加熱調理器の欠点を補うことができる。
【0029】また、加熱庫の周囲を囲う加熱庫カバーを
設けるとともに、加熱庫と加熱庫カバーとの間に断熱材
を介在させ、加熱庫カバーと第1の筐体の底板の間にあ
る空間に空気の流れを作る通風装置を設け、またヒータ
ー駆動手段が所定の出力を出すようにヒーターに通電す
るとともに通風装置を駆動するので、魚焼きなど加熱庫
を高温にする必要がある場合でも、通風装置の空気の流
れにより加熱庫の温度を低下させる恐れがほとんどな
く、つまり加熱庫の調理性能を低下させることがほとん
どなく、上部に位置する第1の筐体の底部の温度が上昇
するのを防止できる。したがって、第1の筐体に収納さ
れている周波数変換装置の電気部品が熱破壊することを
防止できるものである。
設けるとともに、加熱庫と加熱庫カバーとの間に断熱材
を介在させ、加熱庫カバーと第1の筐体の底板の間にあ
る空間に空気の流れを作る通風装置を設け、またヒータ
ー駆動手段が所定の出力を出すようにヒーターに通電す
るとともに通風装置を駆動するので、魚焼きなど加熱庫
を高温にする必要がある場合でも、通風装置の空気の流
れにより加熱庫の温度を低下させる恐れがほとんどな
く、つまり加熱庫の調理性能を低下させることがほとん
どなく、上部に位置する第1の筐体の底部の温度が上昇
するのを防止できる。したがって、第1の筐体に収納さ
れている周波数変換装置の電気部品が熱破壊することを
防止できるものである。
【0030】さらに、上記第5の手段の構成により、天
板と、加熱コイルと、この加熱コイルに高周波電流を供
給する周波数変換装置を設けているので、負荷鍋を天板
上に置けば加熱コイルから発生する高周波磁界による誘
導加熱により負荷鍋底を加熱して調理することが可能と
なる。また、加熱庫と、この加熱庫内にヒーターを設け
ているので誘導加熱では調理しにくい魚焼きなどの調理
ができ、誘導加熱調理器の欠点を補うことができる。
板と、加熱コイルと、この加熱コイルに高周波電流を供
給する周波数変換装置を設けているので、負荷鍋を天板
上に置けば加熱コイルから発生する高周波磁界による誘
導加熱により負荷鍋底を加熱して調理することが可能と
なる。また、加熱庫と、この加熱庫内にヒーターを設け
ているので誘導加熱では調理しにくい魚焼きなどの調理
ができ、誘導加熱調理器の欠点を補うことができる。
【0031】また、加熱庫カバーの上部で加熱コイル下
方に位置するところに高導電率の金属板を配設するか、
あるいは加熱庫カバーを高導電率の金属部材で構成した
ので、加熱庫カバー上部の高導電率の金属板あるいは、
高導電率の金属部材で構成した加熱庫カバーが加熱コイ
ルの磁束を遮弊し、鉄板などで構成された加熱庫カバー
あるいは加熱庫を加熱コイルに近接させても、それらに
加熱コイルの磁束が届かず、また高導電率の金属板ある
いは高導電率の金属部材で構成された加熱庫カバー自身
が加熱コイルの磁束で誘導された電流で大きな熱損失を
発生するということもないので、誘導加熱調理器の加熱
効率を低下させることがなく、機器全体の厚さを小さく
することができる。また、加熱庫を加熱コイルの発生す
る磁束密度の高い加熱コイル下部に設けることができる
ので平面的にみても機器全体の占有面積を少なくでき
る。
方に位置するところに高導電率の金属板を配設するか、
あるいは加熱庫カバーを高導電率の金属部材で構成した
ので、加熱庫カバー上部の高導電率の金属板あるいは、
高導電率の金属部材で構成した加熱庫カバーが加熱コイ
ルの磁束を遮弊し、鉄板などで構成された加熱庫カバー
あるいは加熱庫を加熱コイルに近接させても、それらに
加熱コイルの磁束が届かず、また高導電率の金属板ある
いは高導電率の金属部材で構成された加熱庫カバー自身
が加熱コイルの磁束で誘導された電流で大きな熱損失を
発生するということもないので、誘導加熱調理器の加熱
効率を低下させることがなく、機器全体の厚さを小さく
することができる。また、加熱庫を加熱コイルの発生す
る磁束密度の高い加熱コイル下部に設けることができる
ので平面的にみても機器全体の占有面積を少なくでき
る。
【0032】また、加熱庫と加熱庫カバーとの間に断熱
材を介在させ、加熱庫カバー外側に空気の流れを作ると
ともに周波数変換装置の電気部品を冷却する冷却ファン
を設けているので、加熱庫を高温にする場合において
も、冷却ファンの起こす空気の流れにより加熱庫の温度
が低下する恐れがほとんどなく、つまり加熱庫の調理性
能をほとんど低下させることがなく、逆に加熱庫の高温
の熱が一般的に熱伝導率のよい高導電率の金属部材で構
成された金属板あるいは加熱庫カバーの温度を高温にし
て周波数変換装置の電気部品に熱的悪影響を及ぼすのを
防止できるものである。
材を介在させ、加熱庫カバー外側に空気の流れを作ると
ともに周波数変換装置の電気部品を冷却する冷却ファン
を設けているので、加熱庫を高温にする場合において
も、冷却ファンの起こす空気の流れにより加熱庫の温度
が低下する恐れがほとんどなく、つまり加熱庫の調理性
能をほとんど低下させることがなく、逆に加熱庫の高温
の熱が一般的に熱伝導率のよい高導電率の金属部材で構
成された金属板あるいは加熱庫カバーの温度を高温にし
て周波数変換装置の電気部品に熱的悪影響を及ぼすのを
防止できるものである。
【0033】
(実施例1)以下本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【0034】図1において、システムキッチンのキャビ
ネットなどの天板17に設けられた開口部に誘導加熱部
18が落し込まれ、ロースタユニット19が誘導加熱部
18の下部に吊り下げられている。誘導加熱部18はセ
ラミックプレート20と誘導加熱部ケース21とトップ
プレートサポート22とトップフレーム23で外筐体が
構成されている。その内部では、加熱コイル25がセラ
ミックプレート20の下部にわずかな間隙を設けて配置
され、またスイッチングトランジスタ、共振コンデン
サ、フィルタコンデンサあるいは制御回路部品などで構
成された周波数変換装置の一種であるインバータ回路2
4が誘導加熱部ケース21の底面部に設けられている。
また、サーミスタ26が誘導加熱部ケース21に接して
固定され、インバータ回路24の構成部品であるスイッ
チングトランジスタの冷却フィン24aに接してサーミ
スタ27が固定され、サーミスタ27の出力端子はファ
ンモータ制御回路28に接続されている。
ネットなどの天板17に設けられた開口部に誘導加熱部
18が落し込まれ、ロースタユニット19が誘導加熱部
18の下部に吊り下げられている。誘導加熱部18はセ
ラミックプレート20と誘導加熱部ケース21とトップ
プレートサポート22とトップフレーム23で外筐体が
構成されている。その内部では、加熱コイル25がセラ
ミックプレート20の下部にわずかな間隙を設けて配置
され、またスイッチングトランジスタ、共振コンデン
サ、フィルタコンデンサあるいは制御回路部品などで構
成された周波数変換装置の一種であるインバータ回路2
4が誘導加熱部ケース21の底面部に設けられている。
また、サーミスタ26が誘導加熱部ケース21に接して
固定され、インバータ回路24の構成部品であるスイッ
チングトランジスタの冷却フィン24aに接してサーミ
スタ27が固定され、サーミスタ27の出力端子はファ
ンモータ制御回路28に接続されている。
【0035】ロースタユニット19の外筐体は、ロース
タユニットケース29とロースタユニット天板30で構
成され、ロースタユニット天板30の上面には断面形状
がLの字形の係合部31が固定されている。誘導加熱部
ケース21の底面部には同じく断面形状がLの字形の係
合部32が固定されており、その係合部32にロースタ
ユニット19側の係合部31がはめ込まれている。
タユニットケース29とロースタユニット天板30で構
成され、ロースタユニット天板30の上面には断面形状
がLの字形の係合部31が固定されている。誘導加熱部
ケース21の底面部には同じく断面形状がLの字形の係
合部32が固定されており、その係合部32にロースタ
ユニット19側の係合部31がはめ込まれている。
【0036】ロースタユニット19内部では、ロースタ
ユニットケース29の底面上に鉄板で構成された加熱室
壁33が固定されている。加熱室壁33内部底面部には
受け皿34が置かれ、シーズヒーターなどのヒーター3
5がその上方に設けられている。加熱室壁33の周囲に
は加熱室カバー36が設けられ、その端部がロースタユ
ニットケース29の底部に固定されており、加熱室壁3
3の上部壁面と加熱室カバー36間には断熱材52が挿
入されている。また、通風ファン37が加熱室カバー3
6とロースタユニットケース29の側面部間に渡って設
けられた仕切り板38に設けられた開口部付近に配設さ
れている。
ユニットケース29の底面上に鉄板で構成された加熱室
壁33が固定されている。加熱室壁33内部底面部には
受け皿34が置かれ、シーズヒーターなどのヒーター3
5がその上方に設けられている。加熱室壁33の周囲に
は加熱室カバー36が設けられ、その端部がロースタユ
ニットケース29の底部に固定されており、加熱室壁3
3の上部壁面と加熱室カバー36間には断熱材52が挿
入されている。また、通風ファン37が加熱室カバー3
6とロースタユニットケース29の側面部間に渡って設
けられた仕切り板38に設けられた開口部付近に配設さ
れている。
【0037】図2は、本実施例の斜視図であり、図1に
対応する部品には同一番号を付与している。図2におい
て、誘導加熱部18の後部にはセンターフレーム39の
下部に位置する後部仕切り板40と通風路仕切り板4
1,42,43と誘導加熱部ケース21によって通風路
が構成されており、通風路仕切り板41,42で囲まれ
る通風路と通風路仕切り板43の右側に位置する通風路
の底面部は閉塞されておらず、仕切り板41の左側の通
風路と通風路仕切り板42,43で囲まれる通風路は底
面部が塞がれており、後部仕切り板40に設けられた複
数の穴からなる排気口44と吸気口45が設けられてい
る。
対応する部品には同一番号を付与している。図2におい
て、誘導加熱部18の後部にはセンターフレーム39の
下部に位置する後部仕切り板40と通風路仕切り板4
1,42,43と誘導加熱部ケース21によって通風路
が構成されており、通風路仕切り板41,42で囲まれ
る通風路と通風路仕切り板43の右側に位置する通風路
の底面部は閉塞されておらず、仕切り板41の左側の通
風路と通風路仕切り板42,43で囲まれる通風路は底
面部が塞がれており、後部仕切り板40に設けられた複
数の穴からなる排気口44と吸気口45が設けられてい
る。
【0038】ロースタユニットケース29の後部には底
部が塞がれた吸気ダクト46が取り付けられ、ロースタ
ユニットケース29の後部側面部とでダクトが構成され
る。この後部側面部の下方で仕切板38の位置より下の
部分に複数の穴からなる吸気口47が設けられている。
ロースタユニットケース29の前面部には前後に開閉可
能な扉48が取り付けられ、ロースタユニットケース2
9の左方側面上部及び後部側面上部には複数の穴からな
る排気口49,50が設けられている。排煙ダクト51
は加熱室壁33に接続されてその開口部は誘導加熱部後
部の通風路仕切板41,42で囲まれる通風路内部に配
置される。
部が塞がれた吸気ダクト46が取り付けられ、ロースタ
ユニットケース29の後部側面部とでダクトが構成され
る。この後部側面部の下方で仕切板38の位置より下の
部分に複数の穴からなる吸気口47が設けられている。
ロースタユニットケース29の前面部には前後に開閉可
能な扉48が取り付けられ、ロースタユニットケース2
9の左方側面上部及び後部側面上部には複数の穴からな
る排気口49,50が設けられている。排煙ダクト51
は加熱室壁33に接続されてその開口部は誘導加熱部後
部の通風路仕切板41,42で囲まれる通風路内部に配
置される。
【0039】以上のように構成された誘導加熱調理器に
ついて、その動作を説明する。誘導加熱部18の電源ス
イッチを投入し加熱スイッチを押すと、誘導加熱部18
内のインバータ回路24は約25kHzの周波数で発振
し加熱コイル25に高周波電流を供給する。加熱コイル
25に高周波電流が流れると、加熱コイル25は高周波
磁界を発生するので加熱コイル25上部のセラミックプ
レート20上に鉄製あるいはステンレス製の負荷鍋が載
置されると負荷鍋底に渦電流が誘起されジュール熱によ
り発熱する。この熱により負荷鍋内の材料を調理するこ
とができる。
ついて、その動作を説明する。誘導加熱部18の電源ス
イッチを投入し加熱スイッチを押すと、誘導加熱部18
内のインバータ回路24は約25kHzの周波数で発振
し加熱コイル25に高周波電流を供給する。加熱コイル
25に高周波電流が流れると、加熱コイル25は高周波
磁界を発生するので加熱コイル25上部のセラミックプ
レート20上に鉄製あるいはステンレス製の負荷鍋が載
置されると負荷鍋底に渦電流が誘起されジュール熱によ
り発熱する。この熱により負荷鍋内の材料を調理するこ
とができる。
【0040】また、ロースタユニットケース29の加熱
室壁33の内側には、ヒーター35が上部にあり受け皿
34上に被加熱物を載置して加熱調理ができる。魚など
を焼く場合にはヒーター35が高温になるとともに、加
熱室壁33が全体が高温になる。この加熱室壁33内の
熱はとくに上部に集中し、加熱室壁33上部にあるロー
スタユニット天板30の温度、さらには誘導加熱部ケー
ス21の底板の温度を上昇させ、その結果誘導加熱部1
8内部の雰囲気が上昇してインバータ回路24の構成部
品である半導体スイッチング素子やコンデンサなどの温
度が異常に上がり劣化する恐れがある。
室壁33の内側には、ヒーター35が上部にあり受け皿
34上に被加熱物を載置して加熱調理ができる。魚など
を焼く場合にはヒーター35が高温になるとともに、加
熱室壁33が全体が高温になる。この加熱室壁33内の
熱はとくに上部に集中し、加熱室壁33上部にあるロー
スタユニット天板30の温度、さらには誘導加熱部ケー
ス21の底板の温度を上昇させ、その結果誘導加熱部1
8内部の雰囲気が上昇してインバータ回路24の構成部
品である半導体スイッチング素子やコンデンサなどの温
度が異常に上がり劣化する恐れがある。
【0041】しかし、本実施例では、サーミスタ26が
誘導加熱部ケース21の底部の温度をモニターしまたサ
ーミスタ27がインバータ回路24の構成部品であるス
イッチングトランジスタの冷却フィン24aの温度をモ
ニターしており、両者の温度がともに所定以上の温度に
到達すれば、ファンモータ制御回路28は、加熱室壁3
3の温度上昇が原因で誘導加熱部ケース21の底部が上
昇してインバータ回路24の部品の温度上昇が起こって
いるのだということを判別して通風ファン37を駆動す
る。通風ファン37が回転すると、図2の誘導加熱部1
8後部の通風路仕切板43の右側の通風路と、吸気ダク
ト46の形成する通風路と、吸気口47と、通風ファン
37とで構成される吸気通路から吸気され、加熱室カバ
ー36とロースタユニット天板30間の空間を通りロー
スタユニットケース29の側面および後面に設けられた
排気口49および50そして一部は誘導加熱部18の後
部に設けられた通風路仕切板41,42で囲まれる通風
路を通り外部に排気される空気の流れが起こり、ロース
タユニット天板30の温度上昇が抑制される。
誘導加熱部ケース21の底部の温度をモニターしまたサ
ーミスタ27がインバータ回路24の構成部品であるス
イッチングトランジスタの冷却フィン24aの温度をモ
ニターしており、両者の温度がともに所定以上の温度に
到達すれば、ファンモータ制御回路28は、加熱室壁3
3の温度上昇が原因で誘導加熱部ケース21の底部が上
昇してインバータ回路24の部品の温度上昇が起こって
いるのだということを判別して通風ファン37を駆動す
る。通風ファン37が回転すると、図2の誘導加熱部1
8後部の通風路仕切板43の右側の通風路と、吸気ダク
ト46の形成する通風路と、吸気口47と、通風ファン
37とで構成される吸気通路から吸気され、加熱室カバ
ー36とロースタユニット天板30間の空間を通りロー
スタユニットケース29の側面および後面に設けられた
排気口49および50そして一部は誘導加熱部18の後
部に設けられた通風路仕切板41,42で囲まれる通風
路を通り外部に排気される空気の流れが起こり、ロース
タユニット天板30の温度上昇が抑制される。
【0042】また、サーミスタ26の温度が所定の値ま
で上昇していてもサーミスタ27の温度が所定の値まで
到達していなければ特に問題がないので、通風ファン3
7を駆動しない。逆に、サーミスタ26の温度が所定の
値まで到達しておらず、サーミスタ27の温度のみ所定
の温度に到達しておれば、加熱室壁33の高温が原因で
インバータ回路24の温度が上昇しているのではないと
判別できるのでこの場合にはインバータ回路24の出力
を停止するか低下させる。
で上昇していてもサーミスタ27の温度が所定の値まで
到達していなければ特に問題がないので、通風ファン3
7を駆動しない。逆に、サーミスタ26の温度が所定の
値まで到達しておらず、サーミスタ27の温度のみ所定
の温度に到達しておれば、加熱室壁33の高温が原因で
インバータ回路24の温度が上昇しているのではないと
判別できるのでこの場合にはインバータ回路24の出力
を停止するか低下させる。
【0043】また、加熱室カバー36が加熱室壁33の
周囲に設けられ、加熱室カバー36と加熱室壁33の間
に断熱材52が挿入されているので、通風ファン37が
動作してもその通風ファン37の起こす冷却風により、
加熱室壁33の温度が低下して魚焼きなどが十分にでき
ないといった不都合が生じない。
周囲に設けられ、加熱室カバー36と加熱室壁33の間
に断熱材52が挿入されているので、通風ファン37が
動作してもその通風ファン37の起こす冷却風により、
加熱室壁33の温度が低下して魚焼きなどが十分にでき
ないといった不都合が生じない。
【0044】加熱室壁33の壁面は通常の魚焼きの場合
約300℃ないし約400℃といった温度にまで上昇
し、鉄板などの材料で構成されており、油煙や水蒸気に
さらされ汚れがこびり着いたり、錆びたりして穴が開い
たりあるいはヒーターが断線したりするので、ロースタ
ユニット19は機器としての寿命が短い。一方、誘導加
熱部18は、油煙や高温に曝されず電気、電子回路で構
成されているので寿命が長い。図2に示すように係合部
31と係合部32がロースタユニット19上部と誘導加
熱部18の下部にそれぞれ設けられているので、誘導加
熱部18をキャビネット天板の開口部に落し込んでか
ら、ロースタユニット19を誘導加熱部18の下部に前
方から係合部に沿って摺動させて装着可能であるし、逆
の操作で取り外しも可能であるので設置後でも上記のよ
うに寿命の短いロースタユニット19を交換する場合に
は誘導加熱部18をキャビネットの天板から取り外す必
要がなく交換作業が極めて容易となる。
約300℃ないし約400℃といった温度にまで上昇
し、鉄板などの材料で構成されており、油煙や水蒸気に
さらされ汚れがこびり着いたり、錆びたりして穴が開い
たりあるいはヒーターが断線したりするので、ロースタ
ユニット19は機器としての寿命が短い。一方、誘導加
熱部18は、油煙や高温に曝されず電気、電子回路で構
成されているので寿命が長い。図2に示すように係合部
31と係合部32がロースタユニット19上部と誘導加
熱部18の下部にそれぞれ設けられているので、誘導加
熱部18をキャビネット天板の開口部に落し込んでか
ら、ロースタユニット19を誘導加熱部18の下部に前
方から係合部に沿って摺動させて装着可能であるし、逆
の操作で取り外しも可能であるので設置後でも上記のよ
うに寿命の短いロースタユニット19を交換する場合に
は誘導加熱部18をキャビネットの天板から取り外す必
要がなく交換作業が極めて容易となる。
【0045】また、ロースタユニット19を誘導加熱部
18に脱着可能な構成であるのでロースタユニット19
を必要としない場合には、ロースタユニット19を誘導
加熱調理器として使用可能となり、その場合には厚みが
少なくなるので高さ方向のスペースが少ないところやテ
ーブルなどの中央に取り付けて使用可能となる。
18に脱着可能な構成であるのでロースタユニット19
を必要としない場合には、ロースタユニット19を誘導
加熱調理器として使用可能となり、その場合には厚みが
少なくなるので高さ方向のスペースが少ないところやテ
ーブルなどの中央に取り付けて使用可能となる。
【0046】以上のように本実施例によれば、誘導加熱
部ケース21の底面部に係合部32を設け、ロースタユ
ニットケース29の上部に位置するロースタユニット天
板30に係合部31を設けているので、誘導加熱部18
の下部にロースタユニット19を吊り下げて設置するこ
とができ、狭いスペースで誘導加熱と魚焼きなどの加熱
室での調理ができる。また、誘導加熱部18に比して寿
命が短く価格の安いロースタユニット19のみを分離し
て交換あるいは修理することが可能でしかも簡単にでき
る。また、ロースタユニット19を外して使用すること
ができるので、高さスペースの少ない場所やロースタが
使用できないテーブルの中央などに、誘導加熱部18を
単独で設置して使用できるものである。
部ケース21の底面部に係合部32を設け、ロースタユ
ニットケース29の上部に位置するロースタユニット天
板30に係合部31を設けているので、誘導加熱部18
の下部にロースタユニット19を吊り下げて設置するこ
とができ、狭いスペースで誘導加熱と魚焼きなどの加熱
室での調理ができる。また、誘導加熱部18に比して寿
命が短く価格の安いロースタユニット19のみを分離し
て交換あるいは修理することが可能でしかも簡単にでき
る。また、ロースタユニット19を外して使用すること
ができるので、高さスペースの少ない場所やロースタが
使用できないテーブルの中央などに、誘導加熱部18を
単独で設置して使用できるものである。
【0047】また、サーミスタ26とサーミスタ27と
ファンモータ制御回路28と通風ファン37を設けてい
るので、加熱室壁33が高温になって誘導加熱部ケース
21の底部温度が上昇しても、インバータ回路24の構
成部品である半導体スイッチング素子やその付近の部品
が雰囲気の異常温度上昇が原因で劣化するのを防止でき
るとともに、動作すると周囲に与える騒音レベルを増す
恐れのある通風ファン37の動作する機会を最小限に抑
制することができる。
ファンモータ制御回路28と通風ファン37を設けてい
るので、加熱室壁33が高温になって誘導加熱部ケース
21の底部温度が上昇しても、インバータ回路24の構
成部品である半導体スイッチング素子やその付近の部品
が雰囲気の異常温度上昇が原因で劣化するのを防止でき
るとともに、動作すると周囲に与える騒音レベルを増す
恐れのある通風ファン37の動作する機会を最小限に抑
制することができる。
【0048】また、加熱室壁33の周囲に加熱室カバー
36を設け断熱材52をその間に挿入しているので、通
風ファン37が動作して空気の流れが加熱室カバー36
の周囲を流れても加熱室壁33の温度が低下してその調
理性能が低下するのを抑制できる。また僅かな空気の流
れでもロースタユニット天板30が温度上昇するのを防
止できるようになるので、通風ファン37を小型化、あ
るいは回転数を減らして低騒音化しても加熱室壁33の
温度上昇によるインバータ回路24の部品への影響を最
小限にすることができる。
36を設け断熱材52をその間に挿入しているので、通
風ファン37が動作して空気の流れが加熱室カバー36
の周囲を流れても加熱室壁33の温度が低下してその調
理性能が低下するのを抑制できる。また僅かな空気の流
れでもロースタユニット天板30が温度上昇するのを防
止できるようになるので、通風ファン37を小型化、あ
るいは回転数を減らして低騒音化しても加熱室壁33の
温度上昇によるインバータ回路24の部品への影響を最
小限にすることができる。
【0049】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて図3と図4を参照しながら説明する。
ついて図3と図4を参照しながら説明する。
【0050】図3と図4において図1あるいは図2と同
符号を付した部品は同様の機能と構成を有する部品であ
る。図1あるいは図2と異なるのは、ロースタユニット
19においては、加熱室壁33がコの字形をしていてロ
ースタユニットケース29の底部とで加熱室を形成し、
断熱材52が加熱室上部だけでなく加熱室の側壁の回り
にも設けられ、通風ファン37がロースタユニットケー
ス29の右側壁に設けられた吸気口53付近に設けら
れ、また図1におけるロースタユニット天板30がな
く、ロースタユニットケース29の上部が誘導加熱部ケ
ース21底面部に設けられた係合部32と嵌合する係合
部を兼ねる構成になっていることである。
符号を付した部品は同様の機能と構成を有する部品であ
る。図1あるいは図2と異なるのは、ロースタユニット
19においては、加熱室壁33がコの字形をしていてロ
ースタユニットケース29の底部とで加熱室を形成し、
断熱材52が加熱室上部だけでなく加熱室の側壁の回り
にも設けられ、通風ファン37がロースタユニットケー
ス29の右側壁に設けられた吸気口53付近に設けら
れ、また図1におけるロースタユニット天板30がな
く、ロースタユニットケース29の上部が誘導加熱部ケ
ース21底面部に設けられた係合部32と嵌合する係合
部を兼ねる構成になっていることである。
【0051】また、誘導加熱部18において図1あるい
は図2と異なるのは、以下に示す構成になっていること
である。図4に示すように後部が後部仕切り板40と通
風路仕切り板56,57により3つの部分に区切られ、
通風路仕切り板57の右側の通風路の底面は塞がれ、後
部仕切り板40の下方に設けられた吸気口58(図4で
斜線で示す)から、破線で示す底部仕切り板54と誘導
加熱部ケース21で構成される通風路が形成されてい
る。底部仕切り板54には図に示すように開口部が設け
られその付近に冷却ファン55が配設される。誘導加熱
部18の後部の通風路のうち、中央部に位置する通風路
は底部が閉塞されておらず、ロースタユニット19が誘
導加熱部18に組み合わされたときに、排煙ダクト51
の上部がその部分に配置されるようになっている。誘導
加熱部18の後部の左側に位置する通風路は底部が塞が
れ後部仕切り板40に排気口59が設けられている。そ
して図3に示すように冷却ファン55の付近にインバー
タ回路24と冷却ファン55の風の方向をインバータ回
路24に向けるための風向板60を設けている。また、
誘導加熱部ケース底部の温度を検知するサーミスタ26
とインバータ回路24の構成部品である共振コンデンサ
24bの温度を検知するサーミスタ27のいずれかが所
定の温度を越えたときにファンモータ制御回路28が通
風ファン37を駆動する構成となっている。
は図2と異なるのは、以下に示す構成になっていること
である。図4に示すように後部が後部仕切り板40と通
風路仕切り板56,57により3つの部分に区切られ、
通風路仕切り板57の右側の通風路の底面は塞がれ、後
部仕切り板40の下方に設けられた吸気口58(図4で
斜線で示す)から、破線で示す底部仕切り板54と誘導
加熱部ケース21で構成される通風路が形成されてい
る。底部仕切り板54には図に示すように開口部が設け
られその付近に冷却ファン55が配設される。誘導加熱
部18の後部の通風路のうち、中央部に位置する通風路
は底部が閉塞されておらず、ロースタユニット19が誘
導加熱部18に組み合わされたときに、排煙ダクト51
の上部がその部分に配置されるようになっている。誘導
加熱部18の後部の左側に位置する通風路は底部が塞が
れ後部仕切り板40に排気口59が設けられている。そ
して図3に示すように冷却ファン55の付近にインバー
タ回路24と冷却ファン55の風の方向をインバータ回
路24に向けるための風向板60を設けている。また、
誘導加熱部ケース底部の温度を検知するサーミスタ26
とインバータ回路24の構成部品である共振コンデンサ
24bの温度を検知するサーミスタ27のいずれかが所
定の温度を越えたときにファンモータ制御回路28が通
風ファン37を駆動する構成となっている。
【0052】上記のように構成された誘導加熱調理器に
ついて、以下その動作を説明する。インバータ回路24
を動作させると同時に冷却ファン55が動作し誘導加熱
部18の後部の通風路仕切り板57の右側にある通風路
から吸気口58そして冷却ファン55の経路で吸気され
インバータ回路24を冷却して排気口59、通風路仕切
り板56の左側の通風路を通って外部へと排気される。
したがって吸気通路と排気通路が分離しているので第1
の実施例より効果的に冷却ができる。また、第1の実施
例ではロースタユニット天板30があったが、本実施例
ではなく部品点数を減らすとともに、機器全体の高さを
低くすることができる。
ついて、以下その動作を説明する。インバータ回路24
を動作させると同時に冷却ファン55が動作し誘導加熱
部18の後部の通風路仕切り板57の右側にある通風路
から吸気口58そして冷却ファン55の経路で吸気され
インバータ回路24を冷却して排気口59、通風路仕切
り板56の左側の通風路を通って外部へと排気される。
したがって吸気通路と排気通路が分離しているので第1
の実施例より効果的に冷却ができる。また、第1の実施
例ではロースタユニット天板30があったが、本実施例
ではなく部品点数を減らすとともに、機器全体の高さを
低くすることができる。
【0053】ロースタユニット19を動作させるとヒー
ター35に通電されヒーター35と加熱室壁33が高温
になり、上部に位置する誘導加熱部ケース21の底板を
加熱する。誘導加熱部ケース21の底部には吸気通路が
形成されており、誘導加熱部ケース21の温度上昇とと
もに冷却ファン55が吸入する冷却風の温度が上昇しイ
ンバータ回路24の温度が上昇する。しかしサーミスタ
26が誘導加熱部ケース21の底部の温度を検知しサー
ミスタ27がインバータ回路24の構成部品の温度を検
知して、いずれかの温度が所定以上の温度になったとき
はファンモータ制御回路28が通風ファン37を駆動す
る。通風ファン37が動作すると吸気口53から外部の
空気を吸入し、加熱室壁33の上部にある温度の高い空
気を排気口49より筐体外部に排気するので、誘導加熱
部ケース21の底部の温度上昇およびその結果起こるイ
ンバータ回路24の構成部品の温度上昇は防止できる。
ター35に通電されヒーター35と加熱室壁33が高温
になり、上部に位置する誘導加熱部ケース21の底板を
加熱する。誘導加熱部ケース21の底部には吸気通路が
形成されており、誘導加熱部ケース21の温度上昇とと
もに冷却ファン55が吸入する冷却風の温度が上昇しイ
ンバータ回路24の温度が上昇する。しかしサーミスタ
26が誘導加熱部ケース21の底部の温度を検知しサー
ミスタ27がインバータ回路24の構成部品の温度を検
知して、いずれかの温度が所定以上の温度になったとき
はファンモータ制御回路28が通風ファン37を駆動す
る。通風ファン37が動作すると吸気口53から外部の
空気を吸入し、加熱室壁33の上部にある温度の高い空
気を排気口49より筐体外部に排気するので、誘導加熱
部ケース21の底部の温度上昇およびその結果起こるイ
ンバータ回路24の構成部品の温度上昇は防止できる。
【0054】また、断熱材52が加熱室壁33の周囲に
設けられ加熱室カバー36がその周囲に設けられている
ので第1の実施例と同様に通風ファン37による冷却風
で加熱室の温度が低下する恐れがなく、加熱室33の誘
導加熱部ケース21底部に対する高温の影響を抑制でき
る。
設けられ加熱室カバー36がその周囲に設けられている
ので第1の実施例と同様に通風ファン37による冷却風
で加熱室の温度が低下する恐れがなく、加熱室33の誘
導加熱部ケース21底部に対する高温の影響を抑制でき
る。
【0055】以上のように、本実施例によれば第1の実
施例におけるロースタユニット天板30と係合部31を
省略し、ロースタユニットケース29の側板上部を係合
部としているので、ロースタユニット19を誘導加熱部
18に吊り下げたとき、誘導加熱部ケース21の底部と
加熱室カバー36の上面との距離を小さくできるので、
機器の高さを低くでき、キャビネット内で収納するため
に必要な空間を小さくできるとともに筐体の部品点数を
減らすことができる。また、誘導加熱部ケース21の底
板部に吸気通路を設けているので、インバータ回路24
の冷却効果を高めることができる。また、誘導加熱部ケ
ース21の底面部あるいはインバータ回路24の共振コ
ンデンサ24bの温度が高くなれば誘導加熱部ケース2
1の底板部と加熱室カバー36との間の空間に空気の流
れを起こして、誘導加熱部ケース21の底板部の温度を
下げるので上記吸気通路に流れる吸気風の温度上昇を防
止し、インバータ回路部24の温度が上昇しないように
することができる。
施例におけるロースタユニット天板30と係合部31を
省略し、ロースタユニットケース29の側板上部を係合
部としているので、ロースタユニット19を誘導加熱部
18に吊り下げたとき、誘導加熱部ケース21の底部と
加熱室カバー36の上面との距離を小さくできるので、
機器の高さを低くでき、キャビネット内で収納するため
に必要な空間を小さくできるとともに筐体の部品点数を
減らすことができる。また、誘導加熱部ケース21の底
板部に吸気通路を設けているので、インバータ回路24
の冷却効果を高めることができる。また、誘導加熱部ケ
ース21の底面部あるいはインバータ回路24の共振コ
ンデンサ24bの温度が高くなれば誘導加熱部ケース2
1の底板部と加熱室カバー36との間の空間に空気の流
れを起こして、誘導加熱部ケース21の底板部の温度を
下げるので上記吸気通路に流れる吸気風の温度上昇を防
止し、インバータ回路部24の温度が上昇しないように
することができる。
【0056】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて、その側面断面図である図5を参照しながら説明
する。
ついて、その側面断面図である図5を参照しながら説明
する。
【0057】図5において、図1ないし図4と同符号を
付した部品は同様の機能と構成を有する部品である。図
1ないし図4の構成と異なるのは、加熱室壁33とイン
バータ回路24がケース61内に収納され分離不可能
で、吸気口62と冷却ファン63が手前側に設けられ、
後部の排気口64と排気ダクト65で形成される排気通
路から排気される構成であること、また加熱コイル25
の下方で鉄板でできた加熱室カバー36の上に、略正方
形のアルミ板66が重ねられている構成となっている点
である。
付した部品は同様の機能と構成を有する部品である。図
1ないし図4の構成と異なるのは、加熱室壁33とイン
バータ回路24がケース61内に収納され分離不可能
で、吸気口62と冷却ファン63が手前側に設けられ、
後部の排気口64と排気ダクト65で形成される排気通
路から排気される構成であること、また加熱コイル25
の下方で鉄板でできた加熱室カバー36の上に、略正方
形のアルミ板66が重ねられている構成となっている点
である。
【0058】上記のように構成された誘導加熱調理器に
ついて、以下その動作を説明する。インバータ回路24
が動作を開始すると、加熱コイル25が高周波磁界を発
生する。この磁界は上部の負荷鍋を加熱するものである
が下方へも発生する。下方へ発生した磁界は加熱コイル
25下部にフェライトなどの磁気シールド部材を付設し
て、ある程度抑制可能であるが、抑制効果には限度があ
り漏洩する。一方加熱室カバー36の上面が加熱コイル
25に近接しており、加熱室カバー36は鉄板で構成さ
れているので、その漏洩磁界が加熱室カバー36を鎖交
し誘導電流による熱損失が発生する。この熱損失は負荷
鍋の加熱には寄与しないので、誘導加熱調理器としての
加熱効率を低下させるが、本実施例では、高導電率のア
ルミ板66が加熱コイル25と加熱室カバー36の間に
設けられており、アルミ板66が加熱コイル25の磁界
を遮弊し加熱室カバー36に鎖交する磁束量が減少する
とともに、アルミ板66自身に発生する熱損失もわずか
であるので加熱効率の低下を抑制できる。
ついて、以下その動作を説明する。インバータ回路24
が動作を開始すると、加熱コイル25が高周波磁界を発
生する。この磁界は上部の負荷鍋を加熱するものである
が下方へも発生する。下方へ発生した磁界は加熱コイル
25下部にフェライトなどの磁気シールド部材を付設し
て、ある程度抑制可能であるが、抑制効果には限度があ
り漏洩する。一方加熱室カバー36の上面が加熱コイル
25に近接しており、加熱室カバー36は鉄板で構成さ
れているので、その漏洩磁界が加熱室カバー36を鎖交
し誘導電流による熱損失が発生する。この熱損失は負荷
鍋の加熱には寄与しないので、誘導加熱調理器としての
加熱効率を低下させるが、本実施例では、高導電率のア
ルミ板66が加熱コイル25と加熱室カバー36の間に
設けられており、アルミ板66が加熱コイル25の磁界
を遮弊し加熱室カバー36に鎖交する磁束量が減少する
とともに、アルミ板66自身に発生する熱損失もわずか
であるので加熱効率の低下を抑制できる。
【0059】また、アルミ板66は熱伝導率が高く周囲
の熱を奪い易いので、加熱室壁33が高温になっている
場合にはその放射熱を受けて高温になりインバータ回路
24の周囲の雰囲気温度を上げ、インバータ回路24の
構成部品の温度を異常に高くする恐れがあるが、断熱材
52を介して加熱室カバー36で加熱室壁33の周囲を
囲う構成であるので、アルミ板66の温度上昇を最小限
に抑制しそのような恐れがなくなる。逆に冷却ファン6
3の冷却風が加熱室壁33の温度を下げるといったよう
な、加熱室での調理性能に対する悪影響も極めて少なく
することができる。
の熱を奪い易いので、加熱室壁33が高温になっている
場合にはその放射熱を受けて高温になりインバータ回路
24の周囲の雰囲気温度を上げ、インバータ回路24の
構成部品の温度を異常に高くする恐れがあるが、断熱材
52を介して加熱室カバー36で加熱室壁33の周囲を
囲う構成であるので、アルミ板66の温度上昇を最小限
に抑制しそのような恐れがなくなる。逆に冷却ファン6
3の冷却風が加熱室壁33の温度を下げるといったよう
な、加熱室での調理性能に対する悪影響も極めて少なく
することができる。
【0060】以上のように、加熱室壁33の上部に断熱
材52を設けその周囲を加熱室カバー36で囲い、加熱
室カバー36の上部で加熱コイル25下方に位置する箇
所にアルミ板66を設けているので、加熱室カバー36
が鉄板で構成されていても誘導加熱部の加熱効率の低下
を抑制することができるとともに、加熱室壁33の高温
がインバータ回路24に対して与える熱影響を抑制でき
る。したがって加熱室壁33と加熱コイル25の距離を
少なくすることができる。その結果、高さが低く収納ス
ペースの小さくてよい、加熱室での調理を同時にできる
誘導加熱調理器を提供できる。
材52を設けその周囲を加熱室カバー36で囲い、加熱
室カバー36の上部で加熱コイル25下方に位置する箇
所にアルミ板66を設けているので、加熱室カバー36
が鉄板で構成されていても誘導加熱部の加熱効率の低下
を抑制することができるとともに、加熱室壁33の高温
がインバータ回路24に対して与える熱影響を抑制でき
る。したがって加熱室壁33と加熱コイル25の距離を
少なくすることができる。その結果、高さが低く収納ス
ペースの小さくてよい、加熱室での調理を同時にできる
誘導加熱調理器を提供できる。
【0061】なお、第1および第2の実施例において、
通風ファン37をロースタユニット19側に設けたが、
誘導加熱部18側に設けて誘導加熱部ケース21底面付
近に空気の流れを起こすようにしてもよい。このように
すれば、ロースタユニット19を付設せず誘導加熱部1
8を単独で使用する場合に、下部に他の発熱体が設置さ
れても第1および第2の実施例と同様の効果が得られ
る。
通風ファン37をロースタユニット19側に設けたが、
誘導加熱部18側に設けて誘導加熱部ケース21底面付
近に空気の流れを起こすようにしてもよい。このように
すれば、ロースタユニット19を付設せず誘導加熱部1
8を単独で使用する場合に、下部に他の発熱体が設置さ
れても第1および第2の実施例と同様の効果が得られ
る。
【0062】また、第1および第2の実施例における断
熱材52は、加熱室壁33の高温度とインバータ回路2
4付近の雰囲気あるいは通風ファン37の起こす空気の
流れとの間の相互の熱影響が少ない場合には省略しても
よい。また、係合部31,32の形状は実施例に示すも
のに限らず、例えば誘導加熱部ケース21の一部に係合
機能をもたせる構成としてもよく、誘導加熱部18にロ
ースタユニット部19を着脱可能とする機能を有する構
成であればよい。また、サーミスタ26は誘導加熱部ケ
ース21底板の温度を検知しているがその周囲の雰囲気
を検知してもよいし、サーミスタ27はインバータ回路
24の部品温度を検知しているがその周囲の雰囲気を検
知してもよい。
熱材52は、加熱室壁33の高温度とインバータ回路2
4付近の雰囲気あるいは通風ファン37の起こす空気の
流れとの間の相互の熱影響が少ない場合には省略しても
よい。また、係合部31,32の形状は実施例に示すも
のに限らず、例えば誘導加熱部ケース21の一部に係合
機能をもたせる構成としてもよく、誘導加熱部18にロ
ースタユニット部19を着脱可能とする機能を有する構
成であればよい。また、サーミスタ26は誘導加熱部ケ
ース21底板の温度を検知しているがその周囲の雰囲気
を検知してもよいし、サーミスタ27はインバータ回路
24の部品温度を検知しているがその周囲の雰囲気を検
知してもよい。
【0063】また、第3の実施例のアルミ板66は、銅
など高銅電率を有する他の金属材料で構成してもよい。
また、加熱室カバー36は鉄板製としたが、加熱室カバ
ー36の材料をアルミや銅などの高導電率の金属板で構
成し、アルミ板66を廃止してもよい。また、アルミ板
66の形状を略正方形としているがこれに限定されるも
のではなく加熱コイルの形状や周囲の部品配置の状況、
加熱効率の低下の程度により任意に決めることができ
る。また、加熱コイルの熱効率の低下をさらに抑制する
ためにアルミ板66の上部にフェライトコアなどの磁気
シールド部材を配設してもよい。
など高銅電率を有する他の金属材料で構成してもよい。
また、加熱室カバー36は鉄板製としたが、加熱室カバ
ー36の材料をアルミや銅などの高導電率の金属板で構
成し、アルミ板66を廃止してもよい。また、アルミ板
66の形状を略正方形としているがこれに限定されるも
のではなく加熱コイルの形状や周囲の部品配置の状況、
加熱効率の低下の程度により任意に決めることができ
る。また、加熱コイルの熱効率の低下をさらに抑制する
ためにアルミ板66の上部にフェライトコアなどの磁気
シールド部材を配設してもよい。
【0064】
【発明の効果】以上のように本発明は、加熱コイルと周
波数変換装置を収納あるいは載置する第1の筐体に、加
熱庫を収納あるいは載置する第2の筐体を着脱可能とす
る係合部を設けることにより、加熱効率が高く清潔で安
全な誘導加熱方式での調理と、誘導加熱方式では調理し
にくい魚焼きなどができる加熱庫での調理の両方が可能
で、スペースの小さな場所に設置可能な調理器を提供す
ることができる。また、第1の筐体に第2の筐体が脱着
可能であるので、設置工事が簡単で、さらに高温や水蒸
気や油煙などに曝されて寿命の短い加熱庫の収納される
第2の筐体を分離して交換もしくは修理することが容易
となり、また加熱庫での調理を使用者が望まないときに
は分離できるので機器の厚みを薄くでき、高さに余裕の
ない場所やテーブルの中央などに設置し易く、使用でき
る範囲を広くすることができるものである。
波数変換装置を収納あるいは載置する第1の筐体に、加
熱庫を収納あるいは載置する第2の筐体を着脱可能とす
る係合部を設けることにより、加熱効率が高く清潔で安
全な誘導加熱方式での調理と、誘導加熱方式では調理し
にくい魚焼きなどができる加熱庫での調理の両方が可能
で、スペースの小さな場所に設置可能な調理器を提供す
ることができる。また、第1の筐体に第2の筐体が脱着
可能であるので、設置工事が簡単で、さらに高温や水蒸
気や油煙などに曝されて寿命の短い加熱庫の収納される
第2の筐体を分離して交換もしくは修理することが容易
となり、また加熱庫での調理を使用者が望まないときに
は分離できるので機器の厚みを薄くでき、高さに余裕の
ない場所やテーブルの中央などに設置し易く、使用でき
る範囲を広くすることができるものである。
【0065】また本発明は、加熱コイルと周波数変換装
置を設けているので誘導加熱による加熱調理が可能であ
り、筐体の底板あるいはその付近の温度を検知する底板
温度検知手段と、周波数変換装置の構成部品あるいはそ
の付近の温度を検知する部品温度検知手段と、筐体の底
板表面付近に空気の流れを発生する通風装置と、底板温
度検知手段の出力と部品温度検知手段の出力に応じて通
風装置を制御する通風装置制御手段を設けることによ
り、筐体下部に発熱部が置かれ筐体の底板温度が上昇し
た場合、周波数変換装置の部品温度も所定温度以上にな
れば通風装置を動作させ底板温度を下げて継続して調理
可能とし、周波数変換装置の部品温度が所定温度に達し
ていない場合には、通風装置制御手段を動作させず継続
して調理可能とすることができ、また周波数変換装置の
部品が温度上昇をしていて筐体の底板温度が高くない場
合には、通風装置を動作させず、周波数変換装置の動作
を停止もしくは低下させるようにできるので、周波数変
換装置の構成部品である半導体スイッチング素子やコン
デンサなどの温度が上昇してそれらが熱破壊するのを防
止するとともに、動作すれば周囲に騒音をあたえる恐れ
のある通風装置が動作する機会を必要最小限にすること
ができるものである。
置を設けているので誘導加熱による加熱調理が可能であ
り、筐体の底板あるいはその付近の温度を検知する底板
温度検知手段と、周波数変換装置の構成部品あるいはそ
の付近の温度を検知する部品温度検知手段と、筐体の底
板表面付近に空気の流れを発生する通風装置と、底板温
度検知手段の出力と部品温度検知手段の出力に応じて通
風装置を制御する通風装置制御手段を設けることによ
り、筐体下部に発熱部が置かれ筐体の底板温度が上昇し
た場合、周波数変換装置の部品温度も所定温度以上にな
れば通風装置を動作させ底板温度を下げて継続して調理
可能とし、周波数変換装置の部品温度が所定温度に達し
ていない場合には、通風装置制御手段を動作させず継続
して調理可能とすることができ、また周波数変換装置の
部品が温度上昇をしていて筐体の底板温度が高くない場
合には、通風装置を動作させず、周波数変換装置の動作
を停止もしくは低下させるようにできるので、周波数変
換装置の構成部品である半導体スイッチング素子やコン
デンサなどの温度が上昇してそれらが熱破壊するのを防
止するとともに、動作すれば周囲に騒音をあたえる恐れ
のある通風装置が動作する機会を必要最小限にすること
ができるものである。
【0066】また本発明は、加熱コイルと周波数変換装
置を収納あるいは載置する第1の筐体と、加熱庫と加熱
庫カバーを収納あるいは載置し第1の筐体の下部に位置
する第2の筐体と、加熱庫カバーの外側付近に空気の流
れを作る通風装置と、第1の筐体の底板あるいはその付
近の温度を検知する底板温度検知手段の出力または、周
波数変換装置の構成部品あるいはその付近の温度を検知
する部品温度検知手段の出力または、加熱庫カバーある
いはその付近の温度を検知する加熱庫カバー温度検知手
段の出力に応じて通風装置を制御する通風装置駆動手段
を設けることにより、負荷鍋を誘導加熱により加熱して
調理することと、誘導加熱により調理しにくい魚焼きな
どの調理が加熱庫を有しているため共に可能となり、ま
た加熱庫が高温になって周波数変換装置の温度上昇を引
き起こし耐熱限度を越える恐れがある場合には、自動的
に通風装置が動作して周波数変換装置の構成部品などの
電気部品がその熱影響を受けて性能劣化あるいは破壊に
至るのを防止でき、さらに通風装置が動作してもその発
生する空気の流れが加熱庫の調理性能を低下させるのを
防止できるものである。
置を収納あるいは載置する第1の筐体と、加熱庫と加熱
庫カバーを収納あるいは載置し第1の筐体の下部に位置
する第2の筐体と、加熱庫カバーの外側付近に空気の流
れを作る通風装置と、第1の筐体の底板あるいはその付
近の温度を検知する底板温度検知手段の出力または、周
波数変換装置の構成部品あるいはその付近の温度を検知
する部品温度検知手段の出力または、加熱庫カバーある
いはその付近の温度を検知する加熱庫カバー温度検知手
段の出力に応じて通風装置を制御する通風装置駆動手段
を設けることにより、負荷鍋を誘導加熱により加熱して
調理することと、誘導加熱により調理しにくい魚焼きな
どの調理が加熱庫を有しているため共に可能となり、ま
た加熱庫が高温になって周波数変換装置の温度上昇を引
き起こし耐熱限度を越える恐れがある場合には、自動的
に通風装置が動作して周波数変換装置の構成部品などの
電気部品がその熱影響を受けて性能劣化あるいは破壊に
至るのを防止でき、さらに通風装置が動作してもその発
生する空気の流れが加熱庫の調理性能を低下させるのを
防止できるものである。
【0067】また本発明は、加熱コイルと周波数変換装
置を収納あるいは載置する第1の筐体と、加熱庫と加熱
庫の周囲を囲う加熱庫カバーと加熱庫と加熱庫カバーの
間に設けられた断熱材を収納あるいは載置し第1の筐体
の下部に付設された第2の筐体と、加熱庫カバーと第1
の筐体の底板の間にある空間に空気の流れを起こす通風
装置と、ヒーターに所定の出力で通電を行なうとともに
通風装置を駆動する信号を出力するヒーター駆動手段を
設けることにより、負荷鍋を誘導加熱により加熱して調
理することと、誘導加熱により調理しにくい魚焼きなど
の調理が加熱庫を付設しているため共に可能となり、加
熱庫を動作させれば通風装置が動作するので、加熱庫の
高温の影響で周波数変換装置の雰囲気を上昇させる恐れ
がなく、またその通風装置の空気の流れにより加熱庫の
温度を低下させる恐れがほとんどない。したがって、加
熱庫と周波数変換装置を同時に動作させても、第1の筐
体に収納されている周波数変換装置の電気部品が熱破壊
することや加熱庫の調理性能を低下させることを防止で
きるものである。
置を収納あるいは載置する第1の筐体と、加熱庫と加熱
庫の周囲を囲う加熱庫カバーと加熱庫と加熱庫カバーの
間に設けられた断熱材を収納あるいは載置し第1の筐体
の下部に付設された第2の筐体と、加熱庫カバーと第1
の筐体の底板の間にある空間に空気の流れを起こす通風
装置と、ヒーターに所定の出力で通電を行なうとともに
通風装置を駆動する信号を出力するヒーター駆動手段を
設けることにより、負荷鍋を誘導加熱により加熱して調
理することと、誘導加熱により調理しにくい魚焼きなど
の調理が加熱庫を付設しているため共に可能となり、加
熱庫を動作させれば通風装置が動作するので、加熱庫の
高温の影響で周波数変換装置の雰囲気を上昇させる恐れ
がなく、またその通風装置の空気の流れにより加熱庫の
温度を低下させる恐れがほとんどない。したがって、加
熱庫と周波数変換装置を同時に動作させても、第1の筐
体に収納されている周波数変換装置の電気部品が熱破壊
することや加熱庫の調理性能を低下させることを防止で
きるものである。
【0068】さらに本発明は、加熱コイルと周波数変換
装置と加熱庫を設けているので、負荷鍋を誘導加熱によ
り加熱して調理することと、誘導加熱により調理しにく
い魚焼きなどの調理が加熱庫を付設しているため共に可
能となる。また、加熱庫カバーと、加熱庫と加熱庫カバ
ーの間に設けられ少なくとも加熱庫上部に位置する断熱
材と、周波数変換装置を冷却するとともに加熱庫カバー
の外側に空気の流れを起こす冷却ファンを設けているの
で、加熱庫と周波数変換装置を同時に動作させても、冷
却ファンの発生する空気の流れが加熱庫の温度を下げて
加熱庫の調理性能を低下させることがなく、高温の加熱
庫の熱影響を受けて周波数変換装置の電気部品の温度が
上昇して熱破壊するのを防止できる。また、加熱庫カバ
ーの上部で前記加熱コイル下方に位置するところに高導
電率の金属板を配設するか、あるいは前記加熱庫カバー
を高導電率の金属部材で構成したので、加熱コイルの下
部に加熱庫を設けこの両者を近接させても誘導加熱調理
器の加熱効率低下を抑制できるので、機器全体の厚さを
小さくすることができるとともに、平面的にみて機器全
体の占有面積を少なくできるものである。
装置と加熱庫を設けているので、負荷鍋を誘導加熱によ
り加熱して調理することと、誘導加熱により調理しにく
い魚焼きなどの調理が加熱庫を付設しているため共に可
能となる。また、加熱庫カバーと、加熱庫と加熱庫カバ
ーの間に設けられ少なくとも加熱庫上部に位置する断熱
材と、周波数変換装置を冷却するとともに加熱庫カバー
の外側に空気の流れを起こす冷却ファンを設けているの
で、加熱庫と周波数変換装置を同時に動作させても、冷
却ファンの発生する空気の流れが加熱庫の温度を下げて
加熱庫の調理性能を低下させることがなく、高温の加熱
庫の熱影響を受けて周波数変換装置の電気部品の温度が
上昇して熱破壊するのを防止できる。また、加熱庫カバ
ーの上部で前記加熱コイル下方に位置するところに高導
電率の金属板を配設するか、あるいは前記加熱庫カバー
を高導電率の金属部材で構成したので、加熱コイルの下
部に加熱庫を設けこの両者を近接させても誘導加熱調理
器の加熱効率低下を抑制できるので、機器全体の厚さを
小さくすることができるとともに、平面的にみて機器全
体の占有面積を少なくできるものである。
【図1】本発明の第1の実施例における誘導加熱調理器
の内部構成を示す正面断面図
の内部構成を示す正面断面図
【図2】本発明の第1の実施例における誘導加熱調理器
の構成を示す分解斜視図
の構成を示す分解斜視図
【図3】本発明の第2の実施例における誘導加熱調理器
の内部構成を示す正面断面図
の内部構成を示す正面断面図
【図4】本発明の第2の実施例における誘導加熱調理器
の構成を示す分解斜視図
の構成を示す分解斜視図
【図5】本発明の第3の実施例における誘導加熱調理器
の内部構成を示す側面断面図
の内部構成を示す側面断面図
【図6】従来の誘導加熱調理器の内部構成を示す正面断
面図
面図
20 セラミックプレート(天板) 21 誘導加熱部ケース(第1の筐体) 24 インバータ回路 25 加熱コイル 26 サーミスタ(底板温度検知手段) 27 サーミスタ(部品温度検知手段) 28 ファンモータ制御回路(通風装置制御手段) 29 ロースタユニットケース(第2の筐体) 30 ロースタユニット天板(第2の筐体) 31 係合部(ロースタユニット側) 32 係合部(誘導加熱部側) 33 加熱室壁(加熱庫) 35 ヒーター 36 加熱室カバー 37 通風ファン 52 断熱材 66 アルミ板(高導電率の金属板)
Claims (5)
- 【請求項1】天板と、前記天板の内側に配設された加熱
コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給する周波
数変換装置と、前記加熱コイルと前記周波数変換装置を
収納あるいは載置する第1の筐体と、加熱庫と、前記加
熱庫内に設けられたヒーターと、前記加熱庫を収納ある
いは載置する第2の筐体と、前記第1の筐体に前記第2
の筐体を着脱可能とする係合部を設ける構成とした誘導
加熱調理器。 - 【請求項2】天板と、前記天板の内側に配設された加熱
コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給する周波
数変換装置と、前記加熱コイルと前記周波数変換装置を
収納あるいは載置する筐体と、前記筐体の底板あるいは
前記底板付近の温度を検知する底板温度検知手段と、前
記周波数変換装置の構成部品あるいは前記構成部品付近
の温度を検知する部品温度検知手段と、前記筐体の底板
表面付近に空気の流れを発生する通風装置と、前記底板
温度検知手段の出力と前記部品温度検知手段の出力に応
じて前記通風装置を制御する通風装置制御手段を設ける
構成とした誘導加熱調理器。 - 【請求項3】天板と、前記天板の内側に設けられた加熱
コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給する周波
数変換装置と、前記加熱コイルと前記周波数変換装置を
収納あるいは載置する第1の筐体と、加熱庫と、前記加
熱庫内に設けられたヒーターと、前記加熱庫の周囲を囲
う加熱庫カバーと、前記加熱庫と前記加熱庫カバーを収
納あるいは載置し前記第1の筐体の下部に位置する第2
の筐体と、前記加熱庫カバーの外側付近に空気の流れを
作る通風装置と、前記第1の筐体の底板あるいは前記底
板付近の温度を検知する底板温度検知手段の出力また
は、前記周波数変換装置の構成部品あるいは前記構成部
品付近の温度を検知する部品温度検知手段の出力また
は、前記加熱庫カバーあるいは前記加熱庫カバー付近の
温度を検知する加熱庫カバー温度検知手段の出力に応じ
て前記通風装置を制御する通風装置駆動手段を設ける構
成とした誘導加熱調理器。 - 【請求項4】天板と、前記天板の内側に設けられた加熱
コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給する周波
数変換装置と、前記加熱コイルあるいは前記周波数変換
装置を収納あるいは載置する第1の筐体と、加熱庫と、
前記加熱庫内に設けられたヒーターと、前記加熱庫の周
囲を囲う加熱庫カバーと、前記加熱庫と前記加熱庫カバ
ーの間に設けられた断熱材と、前記加熱庫と前記加熱庫
カバーと前記断熱材を収納あるいは載置し前記第1の筐
体の下部に付設された第2の筐体と、前記加熱庫カバー
と前記第1の筐体の底板の間にある空間に空気の流れを
起こす通風装置と、前記ヒーターに所定の出力で通電を
行なうとともに前記通風装置を駆動する信号を出力する
ヒーター駆動手段を設ける構成とした誘導加熱調理器。 - 【請求項5】天板と、前記天板の内側に設けられた加熱
コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給する周波
数変換装置と、前記加熱コイルの下部に設けられた加熱
庫と、前記加熱庫内に設けられたヒーターと、前記加熱
庫の外側を囲う加熱庫カバーと、前記加熱庫と前記加熱
庫カバーの間に設けられ少なくとも加熱庫上部に位置す
る断熱材と、前記周波数変換装置の電気部品を冷却する
とともに前記加熱庫カバーの外側に空気の流れを起こす
冷却ファンを設け、前記加熱庫カバーの上部で前記加熱
コイル下方に位置するところに高導電率の金属板を配設
するか、あるいは前記加熱庫カバーを高導電率の金属部
材で構成した誘導加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4660992A JPH05251165A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 誘導加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4660992A JPH05251165A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 誘導加熱調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05251165A true JPH05251165A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=12752049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4660992A Pending JPH05251165A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 誘導加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05251165A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004172138A (ja) * | 2004-01-30 | 2004-06-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誘導加熱調理器 |
JP2006292188A (ja) * | 2005-04-06 | 2006-10-26 | Mitsubishi Electric Corp | 組込み式加熱調理器 |
JP2009032573A (ja) * | 2007-07-27 | 2009-02-12 | Mitsubishi Electric Corp | 加熱調理器 |
JP2010178815A (ja) * | 2009-02-04 | 2010-08-19 | Mitsubishi Electric Corp | 調理用グリルおよびこれを用いた誘導加熱調理器 |
JP2012054254A (ja) * | 2011-12-12 | 2012-03-15 | Mitsubishi Electric Corp | 加熱調理器 |
JP2013054843A (ja) * | 2011-09-01 | 2013-03-21 | Mitsubishi Electric Corp | 誘導加熱調理器 |
-
1992
- 1992-03-04 JP JP4660992A patent/JPH05251165A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004172138A (ja) * | 2004-01-30 | 2004-06-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誘導加熱調理器 |
JP2006292188A (ja) * | 2005-04-06 | 2006-10-26 | Mitsubishi Electric Corp | 組込み式加熱調理器 |
JP4522903B2 (ja) * | 2005-04-06 | 2010-08-11 | 三菱電機株式会社 | 組込み式加熱調理器 |
JP2009032573A (ja) * | 2007-07-27 | 2009-02-12 | Mitsubishi Electric Corp | 加熱調理器 |
JP2010178815A (ja) * | 2009-02-04 | 2010-08-19 | Mitsubishi Electric Corp | 調理用グリルおよびこれを用いた誘導加熱調理器 |
JP2013054843A (ja) * | 2011-09-01 | 2013-03-21 | Mitsubishi Electric Corp | 誘導加熱調理器 |
JP2012054254A (ja) * | 2011-12-12 | 2012-03-15 | Mitsubishi Electric Corp | 加熱調理器 |
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