JP2006292188A - 組込み式加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 2分割した調理器本体の配線接続忘れを確実に防止すると共に、流し台への組み込み作業を容易にした、組込み式加熱調理器を提供する。
【解決手段】 組込み式加熱調理器1は、上面に配される天板体12と、内部に発熱体5を設けた上面開口穴94に挿入する挿入部分3Aとを備える上ケース組立体3と、加熱室32を有し、挿入部分3Aの上面からの投影領域と同じかそれより小さな外形よりなる下ケース組立体4と、下ケース組立体4と上ケース組立体3を可動可能に連結する連結具42とにより構成され、上ケース組立体3と下ケース組立体4を上面開口穴94より連結具42により連結しまま収納穴部93に収納し、天板体12が上面開口穴94を覆い上ケース組立体3と下ケース組立体4を支持した状態で、下ケース組立体4を前面開口穴96側に可動させて収納穴部93に組み込み可能なことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、流し台に組込まれると共に下部に加熱室が設けられた組込み式加熱調理器に関するものである。
従来の加熱調理器、特に流し台の収納穴部に組込んで煮物や焼き物などの被加熱物を加熱調理する組込み式加熱調理器は、調理器本体の重量が約20kg強もある重いものであった。この重い調理器本体を、上面に設けられた上面開口穴部と前面に設けられた前面開口穴部からなる流し台の収納穴部に作業者が1人で持ち上げ組み込んでいた。図12は従来の加熱調理器100である。該組込み式の加熱調理器100を流し台190に組込む場合、作業者が両手で調理器本体102の上面に設けられた天板体112の両側を持って、調理器本体102の前部を下方に下げて斜めに傾斜させる。
この状態で、流し台190の上面開口穴194から収納穴部193内に調理器本体102を挿入する。次に、前面操作部が設けられた調理器本体102の前面下部側を、収納穴部193の前側に形成された前面開口穴196に合わせて嵌め込んだ後、調理器本体102の後部を下方に回動させる(図中矢印)。このようにして、流し台190の収納穴部193に調理器本体102を組込んでいた(特許文献1参照)。
しかし、流し台の収納穴部に調理器本体を挿入する際、重い調理器本体を斜めに傾斜させ、流し台の手前側から手の肘を伸ばして上面開口穴内に挿入すると共に、調理器本体の前面下部側を前面開口穴に挿入しなければならない。この場合、調理器本体を流し台の上面開口穴から収納穴部に挿入する際、調理器本体を流し台に衝突させて傷などを付けないように注意しながら挿入していた。このため、加熱調理器の組込み作業時には作業者の両手、特に調理器本体を斜めに保って流し台に挿入する為、両手首に多大な負担が加わり、極めて困難な据え付け作業となっていた。
そこで、上述のように調理器本体の大変な据え付け作業を解決できる、組込み式の加熱調理器が提案されている。図13は従来の組込み式加熱調理器100の側面図であり、この組込み式の加熱調理器100は、調理器本体102を2分割して上部の上部ユニット103と下部の下部ユニット104とに分けている。そして、調理器本体102を流し台190に組み込む場合は、2分割した一方の上部ユニット103を、流し台190の上面開口穴194から収納穴部193内に挿入し、他方の下部ユニット104を流し台190の前面側から前面開口穴196内に挿入している。次に、下部ユニット104の前部が前面開口穴196の前面より所定寸法露出している状態で、上部ユニット103と下部ユニット104との配線接続を行うことにより、加熱調理器102の組込み作業を軽減していた(特許文献2参照)。
特開平11−121155号公報 特開平6−68967号公報
前述のような構成により、流し台への加熱調理器の組込み作業を軽減していたが、加熱調理器は製造時に上部ユニットと下部ユニットとを配線接続して電気的検査が行われている。しかし、2分割した一方の上部ユニットを流し台の上方から上面開口穴に挿入し、他方の下部ユニットを流し台の前面側から前面開口穴に挿入して組込む場合、製造時に接続した上部ユニットと下部ユニットとの配線接続を一旦外し、流し台に組込んだ後、再度配線接続をしなければならない。このため、上部ユニットと下部ユニットとの配線接続に煩わしさがあった。
また、上部ユニットと下部ユニットとに2分割した調理器本体を、それぞれ流し台に組込んでから再度配線接続する場合、上部ユニットと下部ユニットとの配線接続忘れ、或いは、中途半端な配線接続なども考えられ安全性に対する問題もあった。
本発明は、前記課題に鑑み為されたものであり、2分割した調理器本体の配線接続忘れを確実に防止すると共に、流し台への組込み作業を容易にした、組込み式加熱調理器を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明にかかる組込み式加熱調理器は、流し台に形成された上面開口穴と前面開口穴とを有する収納穴部に収納して組込む組込み式加熱調理器において、上面に配される天板体と、内部に誘導コイルや抵抗コイル等よりなる発熱体を設けた前記上面開口穴に挿入する挿入部分とを備える上ケース組立体と、加熱室を有し、前記上ケース組立体挿入部分の上面からの投影領域と同じかそれより小さな外形よりなる下ケース組立体と、該下ケース組立体と前記上ケース組立体を可動可能に連結する連結具とにより構成され、前記上ケース組立体と前記下ケース組立体を前記上面開口穴より前記連結具により連結したまま前記収納穴部に収納し、前記天板体が前記上面開口穴を覆い前記上ケース組立体と前記下ケース組立体を支持した状態で、前記下ケース組立体を前記前面開口穴側に可動させて前記収納穴部に組み込み可能なことを特徴とする。
本発明の組込み式加熱調理器によれば、下ケース組立体を後退させた状態で、当該下ケース組立体は流し台の上面開口穴内に位置する上ケース組立体下方の投影領域内に位置させている。これにより、調理器本体を上面開口穴から垂下させれば流し台の収納穴部に容易に挿入することができる。また、上面開口穴内に収納した調理器本体の下ケース組立体を前方に移動すれば、下ケース組立体の前面側を流し台の前面開口穴に嵌め込むことができるので、上ケース組立体と下ケース組立体とを分離せずに流し台に調理器本体を組込むことができる。これにより、流し台の収納穴部に調理器本体を組込んだ際、上ケース組立体と下ケース組立体との配線接続を行う必要も無くより安全性を確保することが可能となる。また、調理器本体を斜めにして流し台に組込む必要がないので、両手首に負担がかからない。
実施の形態1.
以下、本発明の一実施形態に基づき、本発明を詳しく説明する。図1は本実施形態における組込み式加熱調理器1を組み込んだ流し台90の斜視図、図2は本実施形態における組込み式加熱調理器1を収納穴部93に組み込む以前の流し台90の斜視図、図3は本実施形態における上ケース組立体3より下ケース組立体4を前方に移動させた状態を示す組込み式加熱調理器1の斜視図、図4は本実施形態における調理器本体2の下ケース組立体4を後方に移動し、上ケース組立体3の真下に下ケース組立体4を位置させた状態を示す組込み式加熱調理器1の斜視図をそれぞれ示している。
流し台90の上面一側には図1に示すようにシンク92が設けられており、このシンク92の横には所定の間隔を存して設けられた収納穴部93(図2に図示)内に加熱調理器1が組み込まれている。該収納穴部93は、図2に示すように流し台90の上面側に形成された上面開口穴94と、前面側(使用者側)に形成された前面開口穴96とを有している。
一方、加熱調理器1は、図3に示すように箱状の上ケース組立体3と、これもまた箱状の下ケース組立体4とから調理器本体2を構成している。そして、上ケース組立体3は流し台90内に設けられた収納穴部93の上面開口穴94に嵌め込まれ、下ケース組立体4は流し台90の収納穴部93の前面開口穴96に嵌め込まれる。このとき、下ケース組立体4の前面側は、前面開口穴96に面一、若しくは、僅かに露出、若しくは、僅かに凹陥した状態で組み込まれる。
調理器本体2を構成する上ケース組立体3と下ケース組立体4は、上下ケース組立体3、4の略四隅に設けられた連結具42にて可動可能に連結されている。そして、上ケース組立体3と下ケース組立体4とが連結具42にて連結された状態で、上ケース組立体3と下ケース組立体4とが一体に構成されると共に、下ケース組立体4は上ケース組立体3に対して前後方向に移動できるようになっている。該下ケース組立体4が前方に位置した状態で、下ケース組立体4は上ケース組立体3に対して所定寸法前方まで移動できるようになっている(図3矢印L)。
即ち、調理器本体2を上ケース組立体3と下ケース組立体4に2分割して、この両者を連結具42にて一体に構成すると共に、上ケース組立体3に対して下ケース組立体4を可動自在に連結している。そして、上ケース組立体3の上面に設けられた天板体12の略中央両側を持ち、流し台90の真上より調理器本体2を収納穴部93に挿入し、下ケース組立体4を前面開口穴96側に引っ張って移動すれば、調理器本体2を流し台90に組み込むことができるようになっている。尚、連結具42については後で詳しく説明する。
本実施形態における加熱調理器1は、下ケース組立体4を後方に移動させた状態で、上ケース組立体3の略真下に下ケース組立体4が位置するようになっている(図4)。即ち、下ケース組立体4は上ケース組立体3同等、若しくは、それよりも小さく形成している。詳しくは、上ケース組立体3と下ケース組立体4とは連結具42にて移動自在に連結しており、下ケース組立体4を後方に移動させた状態で、下ケース組立体4は上ケース組立体3が下方に投影する上ケース組立体3の投影範囲から前後方向にはみ出さない領域内に入る大きさを呈している。
係る下ケース組立体4を後部側に移動させ、上ケース組立体3の略真下に下ケース組立体4を位置させた状態では、調理器本体2を流し台90の上面開口穴94から収納穴部93内に挿入できるようになっている。これにより、流し台90に組み込んだ加熱調理器1のサービスやメンテナンス時に下ケース組立体4を押して後退させ、上ケース組立体3下方の領域内に下ケース組立体4を位置させれば、調理器本体2を上に持ち上げるだけで、簡単に調理器本体2を流し台90の収納穴部93から外すことができる。
このように、上ケース組立体3と下ケース組立体4とを連結具42で移動自在に連結しているので、上ケース組立体3下方の上ケース組立体3領域内に下ケース組立体4を配置することができる。これにより、調理器本体2を流し台90の収納穴部93に真上から挿入することができる。
また、流し台90の収納穴部93に収納した調理器本体2を真上に持ち上げるだけで、調理器本体2を収納穴部93から簡単に外すことができる。これにより、流し台90の収納穴部93へ、加熱調理器1の組込み、及び、取り外しなどの作業性を大幅に向上させることができる。また、調理器本体2を真っ直ぐ上に持ち上げることができるので、両手首に無理な力が加わることも無くなる。これにより、流し台90の収納穴部93に調理器本体2を組込むときや取り外すときに、手首を痛めたり調理器本体2を流し台90に衝突させて傷を付けてしまうような不都合を未然に防止することができる。
次に、図5に本実施形態における組込み式加熱調理器1の組立分解斜視図を示している。本実施例では前記上ケース組立体3を、箱状に形成された上ケース3Aと、この上ケース3Aの上面に設けられた天板体12とから構成している。天板体12は、例えば耐熱ガラスの如き非磁性材からなる平板状の天板14と、この天板14周囲に配設された枠体16にて構成されている。
上面開口穴94への挿入組込部分である上ケース3Aは、流し台90の上面開口穴94内に挿入可能な大きさに形成されている。天板体12は、上ケース3Aより僅かに大きく形成されると共に、上面開口穴94よりも僅かに大きく形成されている。そして、調理器本体2を流し台90に組込む際、上ケース組立体3の上ケース3Aが上面開口穴94内から収納穴部93内に挿入され、天板体12は、上面開口穴94周囲に引っかかって収納穴部93内に上ケース組立体3が落下しないようになっている。
天板14の下面側(上ケース組立体3内)には、略密着して渦巻状に巻かれた抵抗コイル6や、誘導コイル7(電磁誘導加熱コイル)等からなる複数の発熱体5が配設されている。該天板14上面には、当該天板14上面に鍋やフライパンなどの調理器を正確に載置できるように、各発熱体5に対応してそれぞれ略円形のサークルライン8が印刷されている。
各サークルライン8の前部(使用者側)には火力表示部8Aが設けられており、この火力表示部8Aには天板14上面に載置された被加熱物への加熱出力の状況が表示される。なおこの火力表示部8Aに、被加熱物の温度や調理時間なども表示されるように構成しても良い。また、上ケース組立体3の前部(枠体16の前部)には、タイマー設定や抵抗コイル6、及び、誘導コイル7などの加熱量を操作する複数の操作ボタンを備えた天面操作部18が設けられている。この天面操作部18は各発熱体5に対応して設けられると共に、枠体16の幅方向一側から他側に渡って設けられている。
上ケース組立体3内には箱体にて形成された制御基板室20が設けられており、この制御基板室20には基板に電源部や様々な電子素子、或いはマイコン等が取り付けられた制御装置(図示せず)が設けられている。そして、制御装置は、天面操作部18の操作ボタンが操作され、抵抗コイル6、及び、誘導コイル7に商用交流電源が通電されると、操作内容に従って各発熱体5の加熱/停止などの出力制御、或いは、タイマー制御などを行い、被加熱物の加熱制御を行う。尚、組込み式加熱調理器1には100V〜200Vの商用交流電源が通電されている。
上ケース組立体3の後部(枠体16の後部)には、排気口10が設けられている。この排気口10は、調理器本体2内の加熱された空気、及び、加熱室32(図5に図示)内で肉や魚などの被加熱物を加熱調理する際、それらから発生した煙や蒸気、或いは、臭いなどを調理器本体2の外部に排出できるようになっている。また、上ケース組立体3内には筒状に形成され、所定の風量を通過可能な排気上風路体24が設けられている。
排気上風路体24の一端は、排気口10に連通し、排気上風路体24の他端は上ケース組立体3の後部より所定寸法前側に位置して下方(下ケース組立体4側)に開口している。排気上風路体24には、当該排気上風路体24の他端側(上流側)から空気を吸い込んで一端側(下流側)に向けて送風し、排気口10から排出する送風機22が設けられている。
また、下ケース組立体4は箱状の下ケース4Aを有しており、その内部には加熱室32が設けられると共に、前面には前面操作部19が設けられている。該加熱室32は、下ケース組立体4の左側、前面操作部19は加熱室32の横(実施例では加熱室32の右側)に設けられている。この前面操作部19は、下ケース組立体4の前面に設けられ、天面操作部18と同様に複数の操作ボタンや電源スイッチなどが設けられている。また、前面操作部19は、天面操作部18同様発熱体5の加熱量やタイマー操作などができるようになっている。
加熱室32には、前方側(使用者)から出し入れ自在の引き出し34が設けられており、内部には電気抵抗体からなる加熱体40が設けられている。また、引き出し34は、加熱室32の前面開口を閉塞自在に閉塞するドア36と、被加熱物を載置するトレー38とから構成されている。そして、加熱体40に商用交流電源が通電されて発熱することにより、加熱室32内に挿入された被加熱物の加熱調理が行われる。尚、36Aは、引き出し34を加熱室32に出し入れするための取っ手で、この取っ手36Aはドア36に取り付けられている。
また、下ケース組立体4内にも制御基板室20同様の箱体にて形成された制御基板室20A(図5に図示)が設けられている。この制御基板室20Aも基板に電源部や様々な電子素子、或いはマイコン等が取り付けられた制御装置が(図示せず)が設けられている。制御装置は、前面操作部19の操作ボタンが操作され、抵抗コイル6、及び、誘導コイル7に商用交流電源が通電されると、操作内容に従って各発熱体5の加熱/停止などの出力制御、或いは、タイマー制御等を行い、被加熱物の加熱制御を行う。尚、制御基板室20、20Aはどちらか一方だけであっても差し支えない。この場合、天面操作部18と前面操作部19とを連動して操作できるようにしておけば良い。
また、下ケース組立体4内の加熱室32後部には筒状の排気下風路体28が設けられており、この排気下風路体28は前記排気上風路体24と略同等の風量が通過可能になっている。該排気下風路体28の一端は、前方の加熱室32に連通し、他端は下ケース組立体4の後部に位置して上方(上ケース組立体3側)に開口している。
そして、排気下風路体28の他端と前記排気上風路体24の他端は、下ケース組立体4が前方に移動された状態で相互に当接して連通するようになっている。これら排気下風路体28の他端開口と排気上風路体24の他端開口は、上下共水平に開口、若しくは斜めに開口し、下ケース組立体4が前方に移動したとき相互に連通するようになっている。これによって、加熱室32内は排気下風路体28、排気上風路体24、排気口10を介して調理器本体2の外部に連通するようになっている。即ち、送風機22が運転されると、加熱室32の被加熱物から発生した煙や蒸気或いは臭いなどは、排気下風路体28、及び、排気上風路体24を介して排気口10から調理器本体2の外部に排出されるようになっている。
また、図6は調理器本体2を流し台90の収納穴部93に収納した状態を示す組込み式加熱調理器1の縦断側面図、図7は調理器本体2の下ケース組立体4を流し台90の前面開口穴96に嵌め込んだ状態を示す組込み式加熱調理器1の縦断側面図を示している。いずれも、引き出し34は加熱室32から外した状態を示している。係る下ケース組立体4が前方に移動され、排気上風路体24と排気下風路体28の他端が相互に連通した状態で、図7に示すように排気上風路体24と排気下風路体28との当接箇所に所定の間隔の連通隙間26が設けられている。この連通隙間26によって、排気上風路体24及び排気下風路体28と、上ケース組立体3内及び下ケース組立体4内とが連通するようになっている。また、排気上風路体24は制御基板室20に、排気下風路体28は制御基板室20Aにそれぞれ連通路(図示せず)にて接続されている。
そして、前述した如き下ケース組立体4を上ケース組立体3の真下に位置させた状態で、流し台90の上面開口穴94から収納穴部93に調理器本体2を挿入する。これによって、調理器本体2は上ケース組立体3に設けた枠体16によって吊り下げられる。このときは、未だ上ケース組立体3に設けた排気上風路体24の他端と、下ケース組立体4に設けた排気下風路体28の他端は連通していない。
次に、加熱室32の前方開口縁部等を持ち、下ケース組立体4を収納穴部93の前部(前面開口穴96側)に移動し、下ケース組立体4の前面を前面開口穴96に面一、若しくは、僅かに露出、若しくは、僅かに凹陥した状態に設置する。即ち、下ケース組立体4の前面を前面開口穴96の所定位置まで移動すると、排気上風路体24と排気下風路体28の他端が連通し、加熱室32と調理器本体2の外部が連通する。なお、引き出し34は調理器本体2を流し台90に組み込んだ後に、加熱室32に取り付けているが、最初から取り付けておいても良い。
そして、送風機22が運転されると、加熱室32内の加熱された空気、及び被加熱物から発生した煙や蒸気或いは臭いなどが排気口10から調理器本体2の外部に排出される。また、上ケース組立体3や下ケース組立体4内及び制御基板室20、20A内の加熱された空気が排気口10から調理器本体2の外部に排出される。尚、排気上風路体24の下流側には図示しないが脱煙機能や消臭機能を有する脱煙触媒と触媒加熱ヒータ及び脱煙ファンなどを備えた脱煙装置が設置されており、排気口10からはクリーンな空気が排気されるようになっている。
ここで、従来加熱室32で焼いた肉や魚から出た煙や蒸気或いは臭いなどは、排気風路を介して排気口より排出していたが、本実施例では排気通路を、上ケース組立体3に設けた排気上風路体24と下ケース組立体4に設けた排気下風路体28とに分割している。そして、下ケース組立体4の移動に連動して、排気下風路体28を排気上風路体24に連通するようにしている。これにより、調理器本体2を上ケース組立体3と下ケース組立体4とに分割しても、加熱室32から調理器本体2の外部へ容易に排気風路を連通させることができる。従って、加熱室32の煙や蒸気或いは臭いなどを確実に排気口10より外部に排出することができる。
また、排気口10に向けて送風する送風機22を排気上風路体24に設けているので、加熱室32で発生した煙や蒸気或いは臭いなどを確実に調理器本体2の外部に排出することができる。更に、排気上風路体24及び排気下風路体28を制御基板室20、20A及び上下ケース組立体3、4内に連通しているので、制御基板室20、20A及び上下ケース組立体3、4内を冷却することができ便利である。
尚、排気上風路体24に上ケース組立体3内に連通する吸気穴24A、及び、排気下風路体28に下ケース組立体4に連通する吸気穴28Aを設けている。そして、これらの吸気穴24A、28Aから下ケース組立体4内及び上ケース組立体3内の加熱された空気を、上下風路体24、28から調理器本体2外に排出して冷却するようにしても差し支えない。また、制御基板室20、20Aを設けず、該制御基板室20、20A内に設けた電子部品より形成された制御基板よりなる制御体を直接上ケース組立体3、下ケース組立体4内に設けても差し支えない。
一方、図8に組込み式加熱調理器1の上ケース組立体3と下ケース組立体4とを可動可能に連結する連結具42を示している。前記連結具42は、上ケース組立体3の下面四隅に溶接或いはカシメなどにて固定される上レール44と、下ケース組立体4の上面四隅に溶接或いはカシメなどにて固定される下レール46とから構成している。両レール44、46は、所定の厚さの金属板にて階段形状に形成されている。即ち、上レール44は、上ケース組立体3の両側下面に固定される上固定片44Aと、この上固定片44Aと平行に設けられた上スライド片44Bとから構成されている。上スライド片44Bは、上段差部44Cを介して上固定片44Aより所定寸法下方に位置している。係る上固定片44Aは、調理器本体2の前面側から見て上ケース組立体3の両側下面に固定され、上スライド片44Bは、上固定片44Aから下方に所定寸法延在する上段差部44Cを介して内側に延在している。
また、下レール46は、調理器本体2の前面側から見て、下ケース組立体4の両側上面に固定される下固定片46Aと、この下固定片46Aと平行に設けられた下スライド片46Bとから構成されている。下スライド片46Bは、下段差部46Cを介して下固定片46Aより所定寸法上方に位置している。係る下固定片46Aは、調理器本体2の前面側から見て下ケース組立体3の両側上面に固定され、下スライド片46Bは、下固定片46Aから上方に所定寸法延在する下段差部46Cを介して外側に延在している。
また、図9は連結具42で連結した調理器本体2の要部拡大図、図10は連結状態を示す連結具42の側面図である。このように、形成された連結具42は、上ケース組立体3に固定された各上レール44の上スライド片44B上に、下ケース組立体4に固定された各下レール46の下スライド片46Bが可動自在に載置される。即ち、調理器本体2は、連結具42にて下ケース組立体4が上ケース組立体3に吊り下げられた状態で、下ケース組立体4が前後方向に移動可能になっている。
尚、上ケース組立体3(上ケース3A)の下面に切り込みを入れ、この切り込みを階段形状に下方に折曲して上スライド片44B同様の上スライド片を形成する。また、下ケース組立体4(下ケース4A)の上面に切り込みを入れ、この切り込みを階段形状に上方に折曲して、下レール46の下スライド片46B同様の下レールを形成した連結具を設けても差し支えない。これにより、連結具42を格別に設ける必要が無くなるので、加熱調理器1のコストを低減させることができ便利である。
本実施形態における連結具42には固定部48(本発明の固定部材に相当)を設けている。この固定部48は、各上レール44の上スライド片44Bから上ケース組立体3側に所定寸法突出して設けられた突起48Aと、下レール46の下スライド片46Bに貫通して設けられた穴部48Bとから構成されている(図8に図示)。該突起48Aは半球形状に形成され、穴部48B内に嵌合可能になっている。尚、固定部48は上スライド片44Bに突出する突起48Aを設け、下スライド片46Bに貫通する穴部48Bを設けているが、固定部48は上スライド片44Bに貫通する穴部を設けると共に、下スライド片46Bに突出する突起を設けても良い。
そして、調理器本体2は、固定部48の上ケース組立体3が流し台90の上面開口穴94に嵌め込まれ、下ケース組立体4が流し台90の前面開口穴96に嵌め込まれた状態で、穴部48Bは突起48A内に嵌合する(図10に図示)。これによって、固定部48はロックされ、上ケース組立体3に対して下ケース組立体4が前後方向に移動してしまうのを防止している。尚、図10矢印Lは、下ケース組立体4が後方に位置している状態から、下ケース組立体4を前方に移動させて、穴部48Bに突起48Aが嵌合するまでの寸法(図3の矢印Lと同じ)を示している。
即ち、前述した如き流し台90の収納穴部93内に収納した下ケース組立体4を所定寸法前部側に可動させると、突起48Aが穴部48Bに嵌合する。これにより、固定部48が固定されて、上ケース組立体3と下ケース組立体4とが前後方向に移動してしまうのを防止することができる。従って、引き出し34を加熱室32に出し入れしたり、前面操作部19に設けられた操作ボタンや電源スイッチなどの操作などの軽い力では、穴部48Bは突起48Aから脱出することないので便利である。
本実施形態における固定部48は、穴部48Bを半球形状に形成しているので、穴部48Bが突起48A内に嵌合してロックしている状態で、下レール46が固定された下ケース組立体4を後部方向に強く押せば穴部48Bは突起48Aから脱出させることができるようになっている。
そして、加熱調理器1の修理やメンテナンス時には下ケース組立体4を後部方向に強く押してロックしている突起48Aと穴部48Bとを離脱させ、下ケース組立体4を上ケース組立体3の真下に移動させる。この状態で、調理器本体2を持ち上げれば、流し台90の収納穴部93から容易に調理器本体2を取り出すことができる。これにより、調理器本体2の修理や、メンテナンスを容易に行うことができる。尚、図3、図4では引き出し34の取っ手36Aを下ケース組立体4より前方に突出させた状態で図示しているが、引き出し34は調理器本体2が流し台90に組み込まれた後、加熱室32に挿入されるので、取っ手36Aが下ケース組立体4より前方に突出していても何ら問題はない。
実施の形態2.
本実施形態における組込み式加熱調理器1は、前述の実施形態と略同じ構成を有している。以下、異なる部分について説明する。尚、前述の実施の形態と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。図11は、本発明の他の一実施形態の組込み式加熱調理器1の固定部材49を示している。調理器本体2は、連結具42によって下ケース組立体4が前後方向に移動するのを阻止するための固定部材49を設けている。固定部材49は図11に示すように、上ケース組立体3に取り付けられ、上下動自在な固定板50と、この固定板50を動作させるツマミ54とから構成されている。
固定板50は、金属板或いは合成樹脂板にて構成され、上ケース組立体3の下部近傍に設けられている。ツマミ54は上ケース組立体3の前面側に位置して固定板50に取り付けられている。固定板50には、上ケース3Aに設けられた移動穴51を貫通して折れ曲がり、下方に延在する可動片52Aが設けられている。可動片52Aの下端は、上ケース3A底面に形成された貫通穴52を貫通して所定寸法下方に突出している。
そして、上ケース3A下面の貫通穴52を貫通して下方に所定寸法突出している可動片52Aの下端は、ツマミ54を上方に動作させ固定板50を上昇させることにより上昇して上ケース3Aの下面と略面一になる。また、ツマミ54を離すと固定板50は自重で落下し、可動片52A下端は下ケース4Aに設けられた貫通穴52より所定寸法下方に突出する。
また、下ケース4Aの上面には下方に凹陥した固定穴56が設けられており、この固定穴56は固定板50の可動片52A下端を挿入可能な大きさを呈している。該固定穴56は、上ケース組立体3が流し台90の上面開口穴94に嵌め込まれ、下ケース組立体4を前方に引き出して、加熱調理器1が流し台90の収納穴部93に組込まれた状態で、固定板50の可動片52A下端を挿入できる位置に設けられている。尚、下ケース4Aの上面を下方に凹陥することにより固定穴56を形成したが、固定穴56は下ケース4Aの上面を凹陥させず、固定板50の可動片52A下端を挿入できれば貫通穴であっても差し支えない。
即ち、固定部材49は、下ケース組立体4を流し台90の前面開口穴96に向かって引き出し、下ケース組立体4を前部方向所定位置まで移動して流し台90の収納穴部93に組込んだ状態で、上ケース組立体3と下ケース組立体4が前後方向に容易に移動せずに固定できるようになっている。尚、ツマミ54は上ケース組立体3が流し台90の上面開口穴94に嵌め込まれた状態でも、流し台90の前面側から操作できるようになっている。
係る、加熱調理器1の修理や、メンテナンス時は、ツマミ54を上に上げれば固定板50(可動片52A)を固定穴56から外すことができる。そして、下ケース組立体4を上ケース組立体3の真下に移動し、流し台90の収納穴部93から調理器本体2を持ち上げて取り出せば、修理や、メンテナンスを行うことができる。
このように、流し台90の収納穴部93に収納した下ケース組立体4を、収納穴部93の前面開口穴96側に移動するだけで、固定板50の可動片52Aを固定穴56に挿入することができる。これにより、上ケース組立体3と下ケース組立体4とが固定され、前後方向に移動してしまうのを防止することができる。従って、加熱室32内に挿入した引き出し34或いは前面操作部19の操作ボタンの操作時などに、下ケース組立体4が前面開口穴96の後部側に移動してしまうなどの不都合を防止することができる。
また、加熱調理器1のサービスやメンテナンス時などに、流し台90から調理器本体2を外す際、ツマミ54を操作して固定板50を持ち上げれば、可動片52Aを固定穴56から離脱させることができる。そして、下ケース組立体4を流し台90の後部方向に移動させた後、枠体16を手で持って上ケース組立体3を持ち上げれば、流し台90から調理器本体2を簡単に外すことができる。これにより、加熱調理器1のサービスやメンテナンスなどを容易に行うことができて便利である。
尚、本実施形態においては、排気口10を天板体12に設けたが、排気口10は天板体12に限られず、上ケース組立体3に設けても差し支えない。また、排気口10を上ケース組立体3及び下ケース組立体4の双方にそれぞれ設けても差し支えない。この場合、上ケース組立体3或いは下ケース組立体4に設けた排気口に連通する排気上風路体24、及び、排気下風路体28にそれぞれ送風機を設ければ良い。
本実施形態における組込み式加熱調理器を組み込んだ流し台の斜視図である。 本実施形態における組込み式加熱調理器を収納穴部に組み込む以前の流し台の斜視図である。 本実施形態における上ケース組立体より下ケース組立体を前方に移動させた状態を示す組込み式加熱調理器の斜視図である。 本実施形態における調理器本体の下ケース組立体を後方に移動し、上ケース組立体の真下に下ケース組立体を位置させた状態を示す組込み式加熱調理器の斜視図である。 本実施形態における組込み式加熱調理器の組立分解斜視図である。 本実施形態における調理器本体を流し台の収納穴部に収納した状態を示す組込み式加熱調理器の縦断側面図である。 本実施形態における調理器本体の下ケース組立体を流し台の前面開口穴に嵌め込んだ状態を示す組込み式加熱調理器の縦断側面図である。 本実施形態における組込み式加熱調理器の上ケース組立体と下ケース組立体とを可動可能に連結する連結具の斜視図である。 連結具で連結した調理器本体(一部)の要部拡大図である。 連結状態を示す連結具の側面図である。 本実施形態における組込み式加熱調理器を構成する上ケース組立体と下ケース組立体とを固定する固定部材の斜視図である。 調理器本体を流し台に組み込む状態を示す従来の組込み式加熱調理器の側面図である。 調理器本体を流し台に組み込む状態を示す従来の組込み式加熱調理器の側面図である。
符号の説明
1 加熱調理器、2 調理器本体、3 上ケース組立体、3A 上ケース、4 下ケース組立体、4A 下ケース、5 発熱体、6 抵抗コイル、7 誘導コイル、8 サークルライン、8A 火力表示部、10 排気口、12 天板体、14 天板、16 枠体、18 天面操作部、19 前面操作部、20 制御基板室、20A 制御基板室、22 送風機、24 排気上風路体、24A 吸気穴、26 連通隙間、28 排気下風路体、28A 吸気穴、32 加熱室、34 引き出し、36 ドア、36A 取っ手、38 トレー、40 加熱体、42 連結具、44 上レール、44A 上固定片、44B 上スライド片、44C 上段差部、46 下レール、46A 下固定片、46B 下スライド片、46C 下段差部、48 固定部、48A 突起、48B 穴部、49 固定部材、50 固定板、51 移動穴、52 貫通穴、52A 可動片、54 ツマミ、56 固定穴、90 流し台、92 シンク、93 収納穴部、94 上面開口穴、96 前面開口穴。

Claims (6)

  1. 流し台に形成された上面開口穴と前面開口穴とを有する収納穴部に収納して組込む組込み式加熱調理器において、
    上面に配される天板体と、内部に誘導コイルや抵抗コイル等よりなる発熱体を設けた前記上面開口穴に挿入する挿入部分とを備える上ケース組立体と、
    加熱室を有し、前記上ケース組立体挿入部分の上面からの投影領域と同じかそれより小さな外形よりなる下ケース組立体と、
    該下ケース組立体と前記上ケース組立体を可動可能に連結する連結具と、
    により構成され、
    前記上ケース組立体と前記下ケース組立体を前記上面開口穴より前記連結具により連結したまま前記収納穴部に収納し、前記天板体が前記上面開口穴を覆い前記上ケース組立体と前記下ケース組立体を支持した状態で、前記下ケース組立体を前記前面開口穴側に可動させて前記収納穴部に組み込み可能なことを特徴とする組込み式加熱調理器。
  2. 前記上ケース組立体に対する前記下ケース組立体の移動を阻止する固定部材を、前記各ケースのいずれかないし両方に設けたことを特徴とする請求項1に記載の組込み式加熱調理器。
  3. 前記上ケース組立体に設けられ、一端が前記排気口に連通する排気上風路体と、
    前記下ケース組立体に設けられ、一端が前記加熱室に連通する排気下風路体とを備え、
    前記排気上風路体と前記排気下風路体の他端は、前記下ケース組立体が前方に移動された状態で相互に連通することを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の組込み式加熱調理器。
  4. 前記排気上風路体には、前記排気口に向けて送風する送風機を設けたことを特徴とする請求項3に記載の組込み式加熱調理器。
  5. 前記送風機の上流側の前記排気上風路体の一部を、前記上ケース組立体内部に連通させたことを特徴とする請求項4に記載の組込み式加熱調理器。
  6. 前記排気上風路体と前記排気下風路体の各他端は、連通時において、前記加熱調理器の本体内に連通する連通隙間を形成したことを特徴とする請求項3又は4のいずれかに記載の組込み式加熱調理器。
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