JP2580345Y2 - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器Info
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- Japan
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- grill
- heating
- hot air
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- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Description
手段を有し、内部に冷却ファンを設け熱気の排気を行う
加熱調理器に関するものである。
被加熱物を加熱する加熱手段を有し、本体内部にグリル
部を有するものが一般的であったが、特にビルトインタ
イプのものはシステムキッチンに設置するため、自ずと
製品寸法が決まってしまう、従ってグリル部を設けると
制御装置の有効寸法を確保するため、どうしてもグリル
部近傍の位置まで寸法をとってしまうので、その近傍に
位置する制御装置はグリル部を加熱することによって、
熱伝導や熱放射の影響で耐熱温度をオーバーする恐れが
あるので、グリルケースを断熱材で覆ったり(例えば実
開平4−1305号公報参照)、冷却ファンを設け、制
御装置部を冷却するものがある(例えば実開平3−71
597号公報参照)。
5、図6、図7を参照して説明する。図5は従来の加熱
調理器内部の斜視図、図6は同加熱調理器のグリル部の
側面断面図、図7は同加熱調理器外側の熱気の流れを示
す外観斜視図である。
熱調理器の本体22が設置されており、本体22は内部
左側に魚焼き調理を行えるグリル部23を、上面に被調
理物を加熱する適数個の加熱手段(図示せず)を、上面
後部に魚焼き時に魚から発生する煙やグリル部23庫内
の熱気及びグリルを加熱したときにグリルからの放射熱
や熱伝導等で発生する周辺部の熱気を外に排出する排気
口25を、右前面にグリル部23と加熱手段の熱量の制
御を行う操作部26及び熱量を表示する表示部27を備
えている。28はシステムキッチン21上板前端の前下
がり部である。
ルドア29を備え、本体22内部右側には操作部26と
接続されており加熱制御を行う制御装置部30が設けら
れ、31は魚焼き時に魚から発生する煙やグリル部23
庫内の熱気を排気口25に送るハイキパイプ、32はグ
リル部23周辺の熱気をダクト33を通じて排気口25
に送風する冷却ファンである。
ルケース34は遮熱板35や遮熱材36で覆われてお
り、グリルケース34内下方に前記グリルドア29と一
体に接続されたグリル皿37が着脱自在になっており、
このグリル皿37にグリル網38が載置されており、グ
リルケース34上方にグリルヒーター39を備え、後方
は前記ハイキパイプ31に通じている。
グリルヒーター39は制御装置部30によって加熱及び
通電の制御を行っている。魚から発生した煙や、グリル
部23庫内の熱気はハイキパイプ31を通じて、排気口
25を介し排出される。
によりグリル部23周辺の雰囲気温度はグリルケース3
4を遮熱板35や遮熱材36で覆っているものの、熱放
射や熱伝導の影響で上昇していき、制御装置部30近傍
も悪影響を及ぼす温度となるので、冷却ファン32で制
御装置部30の熱気をダクト33を通じて排出してい
る。
熱気を制御装置部30を経由して排出するので、制御装
置部30の冷却効果は十分でなく、また、グリル部23
付近の熱気は図7に示すごとく、本体22の正面側から
もれ、システムキッチン21の前下がり部28付近の温
度を上げてしまう。
は、グリルケース34の周りを遮熱板35や遮熱材36
で覆うので部品の数が非常に多くなり、グリル部23が
大きくなってしまう、さらに冷却ファン32で熱気を外
に排出するときに逆にグリル部23の熱気を制御部30
に呼び込んでしまうという悪循環があり、冷却効果が低
くなるという欠点もある。また、グリル部23付近の熱
気は本体22の正面側からもれ、システムキッチン21
の前下がり部28付近の温度を上げてしまうので、使用
者が前下がり部28を手で触れ火傷をする恐れがあると
いう問題がある。
するためになされたものであり、本体上面に被加熱物を
加熱する加熱手段を適数個有し、本体内部に上面・側面
・底面を形成し内部の被加熱物を加熱する加熱装置と調
理時に発生する熱気や煙等を本体外に排気する排気口を
有する加熱室部側と、これら加熱装置や加熱手段への通
電及び熱量の制御を行う制御装置部側を有する加熱調理
器において、本体内部に前記加熱室部側と、制御装置部
側とを分ける仕切板を設け、本体内部に加熱室部側の熱
気を外に排出する冷却ファンとダクトを備えたものであ
る。さらに、加熱室部の上面前側に冷却ファンの空気取
入れ口を設けるとより効果的である。
の熱気が制御装置部に流れ込むのを防ぎ、冷却ファンと
ダクトは加熱室部の熱気を効率良く排出し、制御装置部
の冷却をし、グリルケースの周りを遮熱板や遮熱材で覆
う必要がなくなる。
熱室部の熱気が本体正面側にもれなくなりシステムキッ
チンの前下がり部付近の温度が上がらなくなる。
る。図1は本考案の1実施例を施した加熱調理器の外観
斜視図であり、図2は同加熱調理器内部の斜視図であ
り、図3は同加熱調理器のグリル部の側面断面図であ
り、図4は同加熱調理器外側の熱気の流れを示す外観斜
視図である。
調理器の本体2が設置されており、本体2は内部左側に
上面、側面、底面を形成し魚焼き調理を行えるグリル部
でなる加熱装置(以下グリル部と称す)3を、上面に被
調理物を加熱する適数個の加熱手段4を、上面後部に魚
焼き時に魚から発生する煙やグリル部3庫内の熱気及び
グリルを加熱したときにグリルからの放射熱や熱伝導等
で発生する周辺部の熱気を外に排出する排気口5を、右
前面にグリル部3と加熱手段4の熱量の制御を行う操作
部6及び熱量を表示する表示部7を備えている。8はシ
ステムキッチン1上板前端の前下がり部である。
イカバー9で覆っており、このホンタイカバー9のグリ
ル部3の上側の位置に空気取入れ口10があいている。
グリル部3前面にはグリルドア11を備え、本体2内部
右側には操作部6と接続されており加熱制御を行う制御
装置部12が設けられ、13は魚焼き時に魚から発生す
る煙やグリル部3庫内の熱気を排気口5に送るハイキパ
イプ、14はグリル部3と制御装置部12の間を仕切る
仕切板、15はグリル部3周辺の熱気をダクト16を通
じて排気口5に送風する冷却ファンである。
ース17内下方に前記グリルドア11と一体に接続され
たグリル皿18が着脱自在になっており、このグリル皿
18にグリル網19が載置されており、グリルケース1
7上方にグリルヒーター20を備え、後方は前記ハイキ
パイプ13に通じている。尚グリルケース17は遮熱材
や遮熱板等で覆われてはいない。
御装置部12によって加熱制御され、実際に魚焼きを行
うことにより、魚から発生した煙や、グリル部3庫内の
熱気はハイキパイプ13を通じて、図4に示すごとく排
気口5を介し排出される。
によりグリル部3周辺の雰囲気温度は上昇していくが、
制御装置部12側は仕切板14によって遮熱され、前方
の外の空気は冷却ファン15によって吸引され、グリル
部3上側のホンタイカバー9の空気取入れ口10より取
入れられ、グリル部3周辺の熱気と混合し、ダクト16
を通じて排気口5を介し排出されるので、グリル部3周
辺の熱気は制御装置部12側にはほとんど流れ込むこと
はなく、制御装置部12はグリル部3による熱の影響は
ほとんど受けない。
なく、システムキッチン1の前下がり部8付近の温度も
低く保てる。
装置部側を仕切板で仕切ったから、加熱室部の熱気が制
御装置部に流れ込まなくなり、さらにグリル部側に冷却
ファンとダクトを設けたから、加熱室部の熱気を効率良
く排出し、制御装置部を十分冷却し、グリルケースの周
りを遮熱板や遮熱材で覆う必要がなくなり、構成部品の
数が少なくてすみ、加熱室部も制御装置部も不必要に大
きくすることなく、コンパクトにまとめやすくコストも
低くなるという効果がある。
部の熱気が本体正面側にもれなくなりシステムキッチン
の前下がり部付近の温度が上がらなくなるので利用者は
安心して利用できるようになる。
視図である。
図である。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 本体(2)上面に被加熱物を加熱する加
熱手段(4)を適数個有し、本体(2)内部に上面・側
面・底面を形成し内部の被加熱物を加熱する加熱装置
(3)と調理時に発生する熱気や煙等を本体(2)外に
排気する排気口(5)を有する加熱室部と、これら加熱
装置(3)や加熱手段(4)への通電及び熱量の制御を
行う制御装置部(12)を有する加熱調理器において、
本体(2)内部に前記加熱室部側と、制御装置部(1
2)側とを分ける仕切板(14)を設け、本体(2)内
部の加熱室部側に加熱室部側の熱気を外に排出する冷却
ファン(15)とダクト(16)を設け、更に加熱室部
の上面前側に冷却ファン(15)の空気取入れ口(1
0)を備えた構成となし、かつ前記構成としたことによ
り、制御装置部(12)側は略密閉箱体となり熱気の流
入をなくしたことを特徴とする加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP335893U JP2580345Y2 (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP335893U JP2580345Y2 (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 加熱調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0664015U JPH0664015U (ja) | 1994-09-09 |
JP2580345Y2 true JP2580345Y2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=11555132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP335893U Expired - Fee Related JP2580345Y2 (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2580345Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5808271B2 (ja) * | 2012-02-29 | 2015-11-10 | 三菱電機株式会社 | 加熱調理器 |
-
1993
- 1993-02-09 JP JP335893U patent/JP2580345Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0664015U (ja) | 1994-09-09 |
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