JP2869478B2 - 自動ドア開閉装置 - Google Patents

自動ドア開閉装置

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JP2869478B2
JP2869478B2 JP7256904A JP25690495A JP2869478B2 JP 2869478 B2 JP2869478 B2 JP 2869478B2 JP 7256904 A JP7256904 A JP 7256904A JP 25690495 A JP25690495 A JP 25690495A JP 2869478 B2 JP2869478 B2 JP 2869478B2
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door
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吉弘 木村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無人有料駐輪場の
ゲート等に設けられるドアを自動開閉するのに適した自
動ドア開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】無人の有料駐輪場においては、そのゲー
トに自動ドアが不可欠である。この自動ドアは他の自動
ドアと同様にモータにより開閉駆動される。また、その
ドアに使用者が挟まれる事故を防止するために、ゲート
を赤外線等により自動監視している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、赤外線等を用
いた監視装置は高価である。また、高価な監視装置を多
数用いても、ゲート全体を完全に監視することは困難で
ある。そのため、小さな子供などがドアに挟まれる危険
性が残る。そして、万一ドアに挟まれた場合、そのドア
を開放することができないので、非力な子供、老人など
はドアに挟まれたままになる危険性がある。
【0004】本発明はかかる事情に鑑みて創案されたも
のであり、閉止時に途中停止したドアを簡単に開放する
ことができる安全で、且つ経済性に優れた自動ドア開閉
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる自動ドア
開閉装置は、ドアの開閉に伴って長手方向に往復移動す
るようにドアに連結された線状の牽引部材と、牽引部材
にドアを閉止する方向の荷重を付加するように連結され
たウエイトと、ドアが完全閉止の状態のときにウエイト
を吸着固定するマグネットロックと、ドアが開放する方
向に牽引部材を引き込み駆動しドアが閉止する方向に牽
引部材を送り出し駆動する駆動手段と、駆動手段の引き
込み方向入側にあって牽引部材の弛み量を検出しその弛
み量に基づいて駆動手段を制御する制御手段とを具備す
る。
【0006】牽引部材としてはチェーン等を使用するこ
とができる。その場合、駆動手段としてはモータ駆動さ
れるスプロケット等を使用することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の望ましい実施の形
態を図面に基づいて説明する。図1は本発明を実施した
自動ドア開閉装置の1例についてその機械的構成を示す
装置構成図である。
【0008】ドア10はスライドドアであり、上方のガ
イドホイール11,11がドアフレーム12の上縁部に
設けたガイドレールに係合することにより、両側に移動
する構成となっている。そして図では、ドア10が右側
へ移動して出入口を閉止し、左側へ移動して出入口を開
放する。
【0009】ドア10を自動開閉する開閉装置は、ドア
10を跨ぐように張設されたローラチェーン20を具備
する。牽引部材としてのローラチェーン20は、ドアフ
レーム12の両側に設けた1対のガイドスプロケット2
1,22に係合し、ガイドスプロケット21,22間で
ドア10に連結されている。従って、ローラチェーン2
0が右側へ引かれるとドア10は閉止され、左側へ引か
れるとドア10は開放される。
【0010】ローラチェーン20の右側の下端にはメイ
ンウエイト25が、また左側の下端にはサブウエイト2
6がそれぞれ吊り下げられている。メインウエイト25
はドア10が閉じる方向にローラチェーン20を引っ張
り、サブウエイト26はドア10が開く方向にローラチ
ェーン20を引っ張る。メインウエイト25の下方に
は、ドア10が完全に閉止しメインウエイト25が下端
まで降下したときに、そのメインウエイト25が接触す
るように、マグネットロック30が設けられている。サ
ブウエイト26はメインウエイト25より十分に軽量で
ある。
【0011】ドアフレーム12の左側には、弛み検知器
40および駆動機50が設けられている。弛み検知器4
0は可動プロケット41を有する。可動スプロケット4
1は、左側のガイドスプロケット22と、その下に設け
たガイドスプロケット23との間において、ローラチェ
ーン20に外側から弾性的に押し付けられており、この
間においてローラチェーン20が弛んだときに、内側へ
移動してリミットスイッチ42を作動させる。その信号
は制御器60に与えられる。
【0012】駆動機50は、ローラチェーン20に係合
するドライブスプロケット51を有する。ドライブスプ
ロケット51は、クラッチ52を介してモータ53に連
結されている。モータ53はブレーキ54も備え、前記
クラッチ52およびブレーキ54と共に前記制御器60
により制御される。ドライブスプロケット51にローラ
チェーン20を巻き付かせるために、その下方にはガイ
ドスプロケット24が設けられている。
【0013】次に、上記開閉装置の動作について説明す
る。ドア10が左側に移動し、出入口が完全に開放され
ている場合、モータ53は停止している。
【0014】制御器60にドア閉止の指令信号が与えら
れると、モータ53はローラチェーン20を上方へ送り
出す方向に駆動される。これにより、ローラチェーン2
0はメインウエイト25に引かれてガイドスプロケット
21,22の間を左から右へ移動し、ドア10を閉止す
る。つまり、ドア10はメインウエイト25の重さに引
かれて閉止動作を行う。このとき、ガイドスプロケット
22,23間にローラチェーン20の弛みは発生しな
い。また、サブウエイト26によってローラチェーン2
0が引かれているため、ドライブスプロケット51のと
ころでローラチェーン20がもつれない。
【0015】ドア10が閉止する途中にその閉止動作が
障害物70により阻止されると、ドア10は途中に停止
する。そうすると、ガイドスプロケット22,23間で
ローラチェーン20が弛み始める。その弛み量が所定値
に達すると、リミットスイッチ42が作動し、その信号
が制御器60に送られる。そうすると、制御器60はモ
ータ53を停止させ、クラッチ52を切る。モータ53
が停止すると、ドライブスプロケット51によるローラ
チェーン20の送り出しが停止する。
【0016】ドア10が途中停止した状態で、ドア10
に開放方向の力を加えた場合、その力がメインウエイト
25の重さより大きければ、ドア10は開放する。つま
り、ドア10が途中停止した状態でも、メインウエイト
25の重さより大きい力を加えれば、そのドア10を開
放することができるのである。
【0017】このとき、ドライブスプロケット51の方
にローラチェーン20が送られるが、モータ53の停止
時にクラッチ52が切れ、ドライブスプロケット51が
回転自在になるので、ドライブスプロケット51の方に
送られるローラチェーン20がサブウエイト26により
下方へスムーズに引かれる。そのため、ローラチェーン
20のもつれ29などのトラブルを確実に回避すること
ができる。ここでサブウエイト26がメインウエイト2
5より重いと、クラッチ52が切れたときに、ドア10
が勝手に開く。また、サブウエイト26が軽過ぎると、
ガイドスプロケット22,23間でのローラチェーン2
0が弛みが解消されてしまう。
【0018】障害物70が取り除かれると、ローラチェ
ーン20が再びメインウエイト25によって右側へ強く
引かれ、ガイドスプロケット22,23間でローラチェ
ーン20の弛みが解消されるので、モータ53が運転を
再開し、ローラチェーン20の送り出しが始まる。
【0019】ドア10が完全に閉じると、再びガイドス
プロケット22,23間でローラチェーン20が弛むこ
とにより、モータ53によるローラチェーン20の送り
出しが停止する。また、メインウエイト25がマグネッ
トロック30に接触し、制御器60からの指示によりそ
のマグネットロック30が作動する。これにより、メイ
ンウエイト25がマグネットロック30に吸着固定され
る。そのため、ドア10が完全に閉じたときはそのドア
10を開けることができない。但し、停電になると、マ
グネットロック30が非通電状態となりメインウエイト
25を解放するので、ドア10を自由に開放できるよう
になる。
【0020】制御器60にドア開放の指令信号が与えら
れると、モータ53はローラチェーン20を下方へ引き
込む方向に駆動される。これにより、ローラチェーン2
0はガイドスプロケット21,22の間を右から左へ移
動しドア10を開放する。このときも、そのローラチェ
ーン20がサブウエイト26により下方へスムーズに引
かれて流れる。
【0021】本発明にかかる自動ドア開閉装置は、スラ
イドドアだけでなく、観音開きやシャッター式のドアに
も適用することができる。また、ローラチェーン20の
駆動手段は巻き取り式でもよい。
【0022】
【発明の効果】以上に述べた通り、本発明にかかる自動
ドア開閉装置は、ドアを閉止するときに線状の牽引部材
をウエイトにより引っ張り、開放するときにその牽引部
材を強制的に引き込む構成としたので、閉止時に途中停
止した場合にそのドアを簡単に開放することができ、安
全性が高い。ドアが完全に閉止したときにウエイトをマ
グネットロックにより吸着固定するので、完全閉止した
状態ではドアを無断で開放することができない。従っ
て、無人の有料駐輪場等に使用して、確実な保管を可能
にする。停電時にマグネットロックの機能が停止するの
で、このときにドアを手動で開放できる利便性がある。
赤外線等による監視装置が不要になり、或いはその数を
減らすことができるので、経済性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した自動ドア開閉装置の1例につ
いてその機械的構成を示す装置構成図である。
【符号の説明】
10 ドア 20 ローラチェーン(牽引部材) 25 メインウエイト 26 サブウエイト 30 マグネットロック 40 弛み検知器 50 駆動機 51 ドライブスプロケット 52 クラッチ 53 モータ 60 制御器 70 障害物

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアの開閉に伴って長手方向に往復移動す
    るようにドアに連結された線状の牽引部材と、牽引部材
    にドアを閉止する方向の荷重を付加するように連結され
    たウエイトと、ドアが完全閉止の状態のときにウエイト
    を吸着固定するマグネットロックと、ドアが開放する方
    向に牽引部材を引き込み駆動しドアが閉止する方向に牽
    引部材を送り出し駆動する駆動手段と、駆動手段の引き
    込み方向入側にあって牽引部材の弛み量を検出しその弛
    み量に基づいて駆動手段を制御する制御手段とを具備す
    ることを特徴とする自動ドア開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記ウエイトを牽引部材の一端側に取付
    け、他端側に、前記ウエイトより軽いサブウエイトを取
    付けたことを特徴とする請求項1に記載の自動ドア開閉
    装置。
  3. 【請求項3】 牽引部材と係合する駆動部材を駆動手段
    の停止時に解放するクラッチを駆動手段に組み込んだこ
    とを特徴とする請求項2に記載の自動ドア開閉装置。
JP7256904A 1995-09-07 1995-09-07 自動ドア開閉装置 Expired - Lifetime JP2869478B2 (ja)

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JP7256904A JP2869478B2 (ja) 1995-09-07 1995-09-07 自動ドア開閉装置

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JPH0972157A JPH0972157A (ja) 1997-03-18
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