JP2866849B2 - Catvシステム - Google Patents

Catvシステム

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JP2866849B2
JP2866849B2 JP31772188A JP31772188A JP2866849B2 JP 2866849 B2 JP2866849 B2 JP 2866849B2 JP 31772188 A JP31772188 A JP 31772188A JP 31772188 A JP31772188 A JP 31772188A JP 2866849 B2 JP2866849 B2 JP 2866849B2
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signal
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道彦 中里
実 中田
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HOOCHIKI KK
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、伝送系においてパイロット信号のレベルを
調整することができるCATVシステムに関する。
[従来の技術] CATVシステムは、通常第7図に示すようにヘッドエン
ド装置1と、パイロット信号発生装置4と、複数の分岐
増幅装置2及び分岐装置2bとを備えてなる。
そして、受信したテレビジョン信号を、ヘッドエンド
装置1で処理した後、パイロット信号発生装置4から発
信されるパイロット信号と混合し、ケーブルを介して送
信し、分岐増幅装置2及び分岐装置2bによって分配して
端末受像装置へおくる。
また、分岐増幅装置2は、テレビジョン信号を所定の
信号レベルに保つためのAGC(自動利得制御)機能を備
えており、このAGC機能によりパイロット信号のレベル
を基準として分岐増幅装置2の利得制御を行う。
さて、従来のCATVシステムにおける利得制御方法とし
ては、まず第8図に示すようにテレビジョン信号の周波
数域の高低両側に各一波のパイロット信号を設定し、高
い方の一波を利得制御の基準とすると共に、高低両波の
レベル去をスロープ調整の基準とする方法がある。しか
し、この方法では高低二波のパイロット信号の相互変調
によってノイズが発生する。このようなノイズ発生に対
処するため、パイロット信号のレベルをテレビジョン信
号のレベリよりも例えば6dBμ下げることによってノイ
ズの影響を少なくしていた。しかし、かかる方法は、現
在では余り用いられていない。
現在用いられている一般的な制御方法としては、ASC
(自動スロープ制御)回路を用いて、第9図のようにテ
レビジョン信号の周波数域の片側のみにパイロット信号
を乗せ、これを基準に利得制御する方法がある。したが
って、この方法によれば高低二波のパイロット信号の相
互変調によるノイズの発生は無く、パイロット信号のレ
ベルを下げる必要はない。
このため現在では、パイロット信号の基準レベルが異
なる複数の装置によってCATVシステムが構成されてい
る。
そして、一つのCATVシステム内に仕様の異なる装置を
組込んだ場合、従来は各装置ごとにパイロット信号のレ
ベルを調整して対応していた。
[発明が解決しようとする課題] 上述したように、従来は、各装置ごとにパイロット信
号のレベルを調整していたため、作業能率が著しく悪
く、また、実際の装置の設置状態によっては調整不能で
ある場合があるという欠点があった。
[課題を解決するための手段] 本発明のCATVシステムは、二種類の仕様のCATVシステ
ムを容易に併存させるもので、かかる目的を達成するた
め、受信したテレビジョン信号を、ヘッドエンド装置に
よって処理した後パイロット信号を混合してケーブルに
よって送信し、この混合した信号を増幅すると共に分岐
して各端末受像装置に送るCATVシステムにおいて、分岐
した所定の伝送系に、ヘッドエンド装置から送信される
信号のうちパイロット信号のレベルのみを調整するレベ
ル調整装置を設けたことを特徴とする。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明のCATVシステムの第1実施例を示す概
略図である。
本発明は、ヘッドエンド装置1と、パイロット信号発
生装置4と、分岐増幅装置2とレベル調整装置3とを備
える。
第1図に示す第1実施例において、受信したテレビジ
ョン信号は、ヘッドエンド装置1で処理され、パイロッ
ト信号発生装置4から発信するパイロット信号(本実施
例においては246MHz)と混合し、ケーブルを介して送信
する。テレビジョン信号とパイロット信号を含む混合信
号は、分岐増幅装置2によって増幅され、分岐され、各
端末受像装置(図示せず)に分配される。
分岐増幅装置2は、AGC機能を有し、混合信号のう
ち、パイロット信号のレベルを基準として伝送損失分を
増幅する。これによって各端末受像装置に対して所定の
レベルで信号を送ることができる。
分岐増幅装置2aの直前に設けられたレベル調整装置3
は、受信した信号のうちパイロット信号のレベルのみを
調整する。
このようなレベル調整装置3を設けたことによって、
分岐増幅装置2aから先の伝送系にはパイロット信号の基
準レベルが違う、仕様の異なる装置を接続して使用でき
ることとなる。
第2図に示す第2実施例では、CATVシステムの伝送系
に信号レベルを減衰させることなく分岐させる中間分岐
増幅装置5を設け、分岐した回線にレベル調整装置3を
設けて、分岐増幅装置2aから先の伝送系におけるパイロ
ット信号の基準レベルをレベル調整装置3で調整するよ
うにしたものである。このような中間分岐増幅装置5を
用いたことにより、CATVシステム本体に減衰等の影響を
ほとんど与えることがないため、異なる仕様のCATVシス
テムを増幅する場合に特に有効である。
第3図に示す第3実施例は、予めCATVシステムの伝送
路を二系統に分け、一方にレベル調整装置3を設けてパ
イロット信号の基準レベルの異なるCATVシステムを並設
したものである。
次に、レベル調整装置3の実施例を第4図から第6図
を用いて説明する。
第4図に示すレベル調整装置3は、トラップ回路10を
用いたものである。これによって入力された混合信号の
うち、246MHzの信号を吸収し、パイロット信号のみ減衰
させることができる。
第5図に示すレベル調整装置3は、帯域阻止フィルタ
6及び帯域通過フィルタ7を並列に設けたものである。
帯域阻止フィルタ6は、混合信号のうち246MHzの信号を
遮断し、他の周波数の信号を通す。これに対し、帯域通
過フィルタ7は、246MHzの信号のみを通し、他の周波数
の信号を遮断する。図に示すように帯域通過フィルタ7
を通過する信号を可変減衰器8を用いて減衰調整した
後、再び帯域阻止フィルタを通過した信号に重ねること
によって混合信号中のパイロット信号のみを減衰させる
ことができる。
第6図に示すレベル調整装置3は、第5図に示すもの
とほぼ同様であり、可変減衰器8の直後に増幅器9を設
けたことにより、パイロット信号を減衰または増加させ
て調整できるものである。
また、切換スイッチを用いて段階的に変えるようにす
ることもできる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明のCATVシステムは伝送系に
おいて、分岐した所定の伝送系にレベル調整装置を設け
たため、仕様の異なる装置を個々に装置毎にパイロット
信号のレベル調整を行うことなくCATVシステムに組込む
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本発明のCATVシステムの実施例を示
す概略図であり、第1図は第1実施例を示す図、第2図
は第2実施例を示す図、第3図は第3実施例を示す図、 第4図から第6図は本発明のCATVシステムに用いたレベ
ル調整装置を示す回路図で、第4図は第1実施例を、第
5図は第2実施例を、第6図は第3実施例を示す図、 第7図は従来のCATVシステムを示す概略図、 第8図は旧来のパイロット信号を示す図表、 第9図は現在のパイロット信号を示す図表である。 1:ヘッドエンド装置、2:分岐増幅装置 3:レベル調整装置、5:中間分岐増幅装置 6:帯域阻止フィルタ 7:帯域通過フィルタ 8:可変減衰器、9:増幅器 10:トラップ回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 3/00 - 3/18 H04B 1/76 H04N 5/00 H04N 7/00 - 7/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信したテレビジョン信号を、ヘッドエン
    ド装置によって処理した後パイロット信号を混合してケ
    ーブルによって送信し、この混合した信号を増幅すると
    共に分岐して各端末受像装置に送るCATVシステムにおい
    て、 分岐した所定の伝送系に、ヘッドエンド装置から送信さ
    れる信号のうちパイロット信号のレベルのみを調整する
    レベル調整装置を設けたことを特徴とするCATVシステ
    ム。
  2. 【請求項2】上記レベル調整装置として、パイロット信
    号を遮断する帯域阻止フィルタと、パイロット信号のみ
    を通す帯域通過フィルタを並列に設け、帯域通過フィル
    タ側に減衰器または減衰器と増幅器を組合わせて接続し
    たことを特徴とする請求項第1項に記載のCATVシステ
    ム。
JP31772188A 1988-12-16 1988-12-16 Catvシステム Expired - Lifetime JP2866849B2 (ja)

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JPH02162923A JPH02162923A (ja) 1990-06-22
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