JP3026470B2 - 信号分配回路 - Google Patents

信号分配回路

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JP3026470B2
JP3026470B2 JP4269991A JP26999192A JP3026470B2 JP 3026470 B2 JP3026470 B2 JP 3026470B2 JP 4269991 A JP4269991 A JP 4269991A JP 26999192 A JP26999192 A JP 26999192A JP 3026470 B2 JP3026470 B2 JP 3026470B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有線テレビジョン放送
受信用のコンバータ(以下、「CATVコンバータ」と
いう)に用いられる信号分配回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、CATVコンバータは、ケーブル
伝送されてくる例えば70〜450MHzの周波数帯域
でチャンネル数が約60チャンネルの有線テレビジョン
放送の信号(以下、「CATV信号」という)から、希
望するチャンネルを選局して視聴するために各加入者の
テレビジョン受像機側に取り付けられている。
【0003】そして、最近ではこのCATVコンバータ
に留守録等のためのビデオテープレコーダや、2台目の
テレビジョン受像機用のCATVコンバータ等が接続で
きるようにして機能アップを図っており、そのためにビ
デオテープレコーダや2台目用のCATVコンバータ等
が接続される各出力端子と、この各出力端子にCATV
信号を分配するための信号分配回路を新たに設けてい
る。
【0004】具体的には、図2に示すように構成してお
り、1はケーブル伝送されてくるCATV信号が入力さ
れる入力端子、2は入力端子1に入力されたCATV信
号を選局のためのアップ/ダウンチューナ側と出力端子
側とに2分配する分配器である。
【0005】3は分配器2にて分配された出力端子側の
信号を1分岐する分岐バルーンで、そのスルー出力は可
変減衰器(例えば、PINダイオードを用いたアッテネ
ータ)4に、分岐出力はローパスフィルター(又はバン
ドパフィルター)5に夫々供給され、ローパスフィルタ
ー5の出力はFM放送の音声信号を受信するFM受信機
や衛星放送のPCM音声信号を受信するPCM受信機が
接続されるFM/PCM出力端子6に導出される。ここ
で、可変減衰器4は制御端子7に印加されるゲイン制御
電圧によりその減衰量が0〜−20dB程度可変制御さ
れるようになっている。
【0006】8は可変減衰器4からの出力を増幅する1
増幅段の広帯域増幅器、9は広帯域増幅器8からの出力
を2分配する分配器で、一方の分配出力はバンドパスフ
ィルター10に供給され、バンドパスフィルター10で
取り出された90〜222MHzのVHF帯の信号は2
増幅段の広帯域増幅器11で必要な信号レベルまで増幅
された後VHF出力端子12に導出されるようになって
いる。このVHF出力端子12には、留守録等のために
ビデオテープレコーダが接続されるようになっており、
例えば+10〜20dB程度の出力レベルが得られるよ
うにしている。
【0007】そして、分配器9の他方の分配出力は1増
幅段の広帯域増幅器13及び減衰器14を介して補助出
力端子15に導出されるようになっている。この補助出
力端子15には、2台目のテレビジョン受像機のために
別のCATVコンバータが接続されるようになってお
り、例えば0dB程度の出力レベルになるようにしてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来構成の信号分配回路では、ケーブル伝送されてくる
CATV信号を、分配器にてアップ/ダウンチューナ側
と出力端子側とに分配出力するようにしているため、チ
ューナへの出力回路側のリターンロスが、出力端子側で
の可変減衰器のインピーダンス変化の影響を受けやすい
と云う問題を生じていた。
【0009】そして、VHFと補助の両出力端子への信
号の分配後に、それら出力端子で必要な信号出力レベル
が得られるように夫々増幅しているため、各出力端子毎
に広帯域増幅器が必要で、出力端子数の増加に伴なって
増やす必要があった。
【0010】また、広帯域増幅器が増える分、相互変調
妨害や混変調妨害が増加すると共に、その回路構成も複
雑になり、作業工数やコストの上昇を招いていた。更
に、このような各出力端子への分配構成では、VHF出
力端子と補助出力端子間のアイソレーションを十分に確
保することが困難であった。
【0011】本発明はこのような点に鑑み成されたもの
であって、ケーブル伝送されてくるCATV信号を、各
出力端子に良好な特性で分配することができる回路構成
の簡単な信号分配回路を提供することを目的とするもの
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため本発明では、ケーブル伝送されてくる有線テレビジ
ョン放送の信号を、チューナー側と出力端子側とに分配
する信号分配回路において、そのチューナ側と出力端子
側との信号の分配に分岐バルーンを設けるとともに、
の分岐バルーンにて分配された出力端子側の信号を、各
出力端子に夫々分配する前に、それら端子で必要な信号
出力レベルが得られるように増幅する広帯域増幅器を設
け、且つ前記広帯域増幅器の入力側に可変減衰器を設け
るとともに、増幅後の各出力端子への信号の分配に方向
性結合器を設け、更に前記方向性結合器により分配され
る信号の出力端子として、スルー出力側にVTR接続用
の出力端子、分岐出力側にFM/PCM出力端子と補助
出力端子の少なくとも3出力端子を備える構成としたも
のである。そして、更に、前記方向性結合器とVTR接
続用の出力端子との間にバンドパスフィルタが挿入され
ており、前記方向性結合器の分岐出力側に分配器が接続
され、該分配器の一方の出力端とFM/PCM出力端子
との間にローパスフィルタが接続され且つ前記分配器の
他方の出力端と前記補助端子との間に減衰器が接続され
た構成としている。
【0013】
【作用】このような構成によると、チューナ側と出力端
子側との信号の分配を分岐バルーンにて行なっているの
で、チューナ側が出力端子側での可変減衰器のインピー
ダンス変化の影響を受けることがない。また、各出力端
子に信号を分配する前に増幅するようにしているので、
広帯域増幅器の増加を抑制することができ、更にその増
幅後の分配に方向性結合器を用いることで、各出力端子
間でのアイソレーションが十分に確保されることにな
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の信号分配回路の一実施例につ
いて図面と共に説明する。図1において、16はケーブ
ル伝送されてくるCATV信号が入力される入力端子、
17は入力端子16に入力されたCATV信号を選局の
ためのアップ/ダウンチューナ側と出力端子側とに分配
する分岐バルーンで、そのスルー出力はチューナ側に供
給され、分岐出力は可変減衰器18(例えば、PINダ
イオードを用いたアッテネータ)に供給される。ここ
で、可変減衰器18は制御端子19に印加されるゲイン
制御電圧によりその減衰量が0〜−20dB程度可変制
御されるようになっている。
【0015】20は可変減衰器18からの出力を後述す
る各出力端子に夫々分配する前に増幅してそれら端子で
必要な信号出力レベルが得られるようにする3増幅段の
広帯域増幅器で、増幅後は最も高い出力レベルが要求さ
れる出力端子より順に分配されるようになっている。こ
こで、その増幅段数は入出力端子での信号レベルの仕様
によって決定されるようになっている。21は広帯域増
幅器20からの出力を分配する方向性結合器で、そのス
ルー出力はバンドパスフィルター22に供給されて、こ
のバンドパスフィルター22で90〜222MHzのV
HF帯の必要な信号が取り出された後VHF出力端子2
3に導出されるようになっている。そして、方向性結合
器21の分岐出力は分配器24で更に2分配された後、
夫々減衰器25及びローパスフィルター26を介して補
助出力端子27、FM/PCM出力端子28に夫々導出
されるようになっている。
【0016】このように、アップ/ダウンチューナ側と
出力端子側との信号の分配に分岐バルーン17を用いる
と、チューナ側には比較的ゲインの低下が少ない信号が
供給されることになり、またチューナ側への可変減衰器
18のインピーダンス変化の影響が排除されることにな
る。また、各出力端子23、27、28に分配する前に
広帯域増幅器20で増幅すると、分配後に増幅する場合
よりも広帯域増幅器の配設数が低減されることになり、
出力端子の増設に伴なって増やす必要もなくなる。そし
て、このような増幅後の分配に方向性結合器21を用い
ると、最も高い出力レベルが要求されるVHF出力端子
23に比較的ゲイン低下の少ない信号が供給されること
になり、そのアイソレーションも十分確保されることに
なる。更に、広帯域増幅器20の入力側での分配をなく
すことで、その増幅段数を少なくすることができ、また
その入力側に設けられた可変減衰器18による全出力端
子23、27、28の出力可変とインピーダンス特性の
改善が行なえることになる。
【0017】
【発明の効果】上述した如く本発明の信号分配回路に依
れば、分岐バルーンの分岐側における広帯域増幅器の入
力側に可変減衰器を設けているので、チューナ側が可変
減衰器のインピーダンス変化の影響を受けるのを防止で
きる。更に、少なくとも3出力の構成となっているが、
増幅後の分配に用いられる方向性結合器を備え、その方
向性結合器の比較的ゲインの少ないスルー出力側をVT
R接続用の出力端子としたので、高品質のVTR出力が
得られるとともに、アイソレーションを十分確保するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の信号分配回路の構成例を示す図。
【図2】 従来の信号分配回路の構成例を示す図。
【符号の説明】
17 分岐バルーン 18 可変減衰器 20 広帯域増幅器 21 方向性結合器 23 VHF出力端子 27 補助出力端子 28 FM/PCM出力端子

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーブル伝送されてくる有線テレビジョン
    放送の信号を、チューナー側と出力端子側とに分配する
    信号分配回路において、そのチューナ側と出力端子側と
    の信号の分配に分岐バルーンを設けるとともに、この分
    岐バルーンにて分配された出力端子側の信号を、各出力
    端子に夫々分配する前に、それら端子で必要な信号出力
    レベルが得られるように増幅する広帯域増幅器を設け、
    且つ前記広帯域増幅器の入力側に可変減衰器を設けると
    ともに、増幅後の各出力端子への信号の分配に方向性結
    合器を設け、更に前記方向性結合器により分配される信
    号の出力端子として、スルー出力側にVTR接続用の出
    力端子、分岐出力側にFM/PCM出力端子と補助出力
    端子の少なくとも3出力端子を備えることを特徴とする
    信号分配回路。
  2. 【請求項2】前記方向性結合器とVTR接続用の出力端
    子との間にバンドパスフィルタが挿入されており、前記
    方向性結合器の分岐出力側に分配器が接続され、該分配
    器の一方の出力端とFM/PCM出力端子との間にロー
    パスフィルタが接続され且つ前記分配器の他方の出力端
    と前記補助端子との間に減衰器が接続されていることを
    特徴とする請求項1に記載の信号分配回路。
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