JP2000152210A - 双方向catvシステム - Google Patents

双方向catvシステム

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JP2000152210A
JP2000152210A JP10320726A JP32072698A JP2000152210A JP 2000152210 A JP2000152210 A JP 2000152210A JP 10320726 A JP10320726 A JP 10320726A JP 32072698 A JP32072698 A JP 32072698A JP 2000152210 A JP2000152210 A JP 2000152210A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 双方向CATVシステムにおいて、分岐増幅
器に対して、伝送線及び分岐線の両方から、上り増幅回
路の利得調整用信号が入力されても、上り増幅回路の利
得調整を正常に行うことができるようにする。 【解決手段】 双方向CATVシステムの幹線4には、
幹線分岐増幅器10が設けられ、幹線分岐増幅器10か
ら分岐した枝線6には枝線分岐増幅器20が設けられ
る。各分岐増幅器10,20は、センタ装置2からの下
り信号を増幅する下り増幅回路と端末側からの上り信号
を増幅する上り増幅回路を備え、各増幅回路は、センタ
装置2側及び端末側のパイロットジェネレータPGが発
生したパイロットキャリアの信号レベルに基づき利得調
整を行う回路が設けられる。幹線分岐増幅器10には幹
線4及び枝線6から上り利得調整用のパイロットキャリ
アが入力されることから、枝線6側パイロットキャリア
の信号レベルを、幹線4側パイロットキャリアよりも1
0〜15dB程度低くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センタ装置から端
末側へ、或いは端末側からセンタ装置側へと、信号を双
方向に伝送可能な双方向CATVシステムに関し、特
に、幹線及び分岐線に夫々設けられる中継・分岐用の増
幅器において、センタ装置側及び端末側から伝送されて
きた利得調整用信号を用いて増幅回路の利得を自動調整
するように構成された双方向CATVシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、双方向CATVシステムにお
いて、センタ装置に接続された幹線や、幹線から分岐し
た分岐線、分岐線から更に分岐した分岐線等には、その
線路の途中で伝送信号を双方向に増幅し、必要に応じて
センタ装置からの伝送信号を分岐線に分岐する、中継・
分岐用の増幅器(分岐増幅器、中継増幅器等)が設けら
れる。また、こうした中継・分岐用の増幅器には、伝送
信号を双方向に増幅するために、センタ装置から端末側
への下り信号を増幅する下り増幅回路と、端末側からセ
ンタ装置側への上り信号を増幅する上り増幅回路とが備
えられている。
【0003】そして、これら各増幅回路には、各増幅回
路の入力側に接続された伝送線で生じる伝送信号の減衰
量が周囲温度の変化によって変化(減衰量は、1度当た
り約0.02%変化する)しても、各増幅回路から出力
される増幅後の信号レベルが予め設定された信号レベル
となるように、各増幅回路の利得を調整する利得調整回
路(所謂AGC回路)が設けられている。
【0004】また、これら各増幅回路のAGC回路を機
能されるために、双方向CATVシステムのセンタ装置
側には、下り増幅回路の利得調整用信号(以下、下りパ
イロットキャリアという)として、下り信号の伝送周波
数帯(例えば、70MHz〜550MHz帯)の中で予
め設定された周波数(例えば、451.25MHz)の
信号を発生する発振器(以下、下りパイロットジェネレ
ータという)が設けられ、上記各増幅器が設けられる幹
線や分岐線の端末側終端には、上り増幅回路の利得調整
用信号(以下、上りパイロットキャリアという)とし
て、上り信号の伝送周波数帯(例えば、10MHz〜5
5MHz帯)の中で予め設定された周波数(例えば、4
8MHz)の信号を発生する発振器(上りパイロットジ
ェネレータ)が設けられている。
【0005】そして、幹線や分岐線に設けられる各増幅
器において、下り増幅回路に設けられる下りAGC回路
は、下り増幅回路からの出力信号(下り信号)の中から
下りパイロットキャリアを抽出して、この信号レベルが
予め設定された下り信号レベルとなるように下り増幅回
路の利得を調整し、上り増幅回路に設けられる上りAG
C回路は、上り増幅回路からの出力信号(上り信号)の
中から上りパイロットキャリアを抽出して、この信号レ
ベルが予め設定された上り信号レベルとなるように上り
増幅回路の利得を調整する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、幹線や分岐
線に設けられる増幅器の内、センタ装置側からの下り信
号を、その増幅器が設けられた伝送線だけでなく、この
伝送線から分岐した分岐線側にも出力する分岐増幅器に
おいては、分岐増幅器が設けられた伝送線を介して端末
側から伝送されてきた上り信号と、分岐線を介して端末
側から伝送されてきた上り信号とを混合して、上り増幅
回路に入力する必要がある。
【0007】そして、この分岐増幅器から分岐した分岐
線上に、各増幅回路用のAGC回路を内蔵した増幅器が
設けられている場合、この分岐線の端末側からは、この
増幅器に内蔵された上り増幅回路の利得を自動調整する
ための上りパイロットキャリアが伝送されてくるため、
この分岐線の始点となる分岐増幅器にも、分岐線を介し
て、上りパイロットキャリアを含む上り信号が入力され
ることになる。
【0008】そして、このように分岐増幅器に対して、
これが設けられた伝送線だけでなく、分岐線からも上り
パイロットキャリアが入力された場合、伝送線及び分岐
線から入力された上り信号をそのまま混合して上り増幅
回路に入力するようにすると、上り増幅回路に入力され
る上りパイロットキャリアは、伝送線を介して入力され
る上りパイロットキャリアの2倍(上りパイロットキャ
リアを伝送してくる分岐線が複数あれば3倍,4倍…と
なる)の信号レベルとなってしまい、上りAGC回路を
用いて上り増幅回路の利得を正常に制御できなくなって
しまう。
【0009】例えば、上り増幅回路に、伝送線を介して
入力される上りパイロットキャリアと分岐線を介して入
力される上りパイロットキャリアが混合されて各信号の
2倍の上りパイロットキャリアが入力された場合、その
信号レベルは、正常値よりも約3dB(=10・log
2)高くなることから、上り増幅回路の利得は、正常値
よりも約3dB低い値に制御され、分岐増幅器からセン
タ装置側に出力される上り信号が正常値よりも約3dB
低くなってしまう。
【0010】そこで、従来では、分岐増幅器において
は、分岐線を介して入力される上り信号の信号経路上
に、上りパイロットキャリアの周波数成分のみを急峻に
減衰させるフィルタ回路(バンドエリミネータ)を設
け、分岐線を介して入力される上りパイロットキャリア
の影響を受けることなく、上り増幅回路の利得を上りA
GC回路にて正常に制御できるようにしている。
【0011】しかし、このフィルタ回路は、センタ装置
に伝送すべき上り信号に影響を与えることなく、上り信
号に含まれる上りパイロットキャリア成分のみを除去し
なければならず、このためには、そのフィルタ回路の減
衰特性を、上りパイロットキャリアの周波数を中心に極
めて急峻(減衰量35dB又はそれ以上)にしなければ
ならない。そして、このためには、一般的なLCフィル
タを使用することができず、水晶振動子を利用した高価
なクリスタルフィルタを使用しなければならない。
【0012】このため、従来の双方向CATVシステム
において使用される伝送信号中継用の分岐増幅器は、こ
のフィルタ回路を設けることにより、コストアップを招
き、また、そのフィルタ回路と、分岐線の端末側終端に
設ける上りパイロットキャリア発生用の上りパイロット
ジェネレータとの周波数特性を適合させる必要があるた
め、調整作業も面倒であるという問題があった。
【0013】また、特に、最近では、端末側からセンタ
装置側に伝送する情報量を増加させるために、上り信号
の伝送に、下り信号の伝送周波数帯よりも低い周波数帯
だけでなく、下り信号の伝送周波数帯よりも高い周波数
帯(例えば、650MHz〜770MHz帯)も使用す
ることが考えられているが、このような高い周波数帯で
特定周波数の信号を急峻に減衰させるフィルタ回路は、
現在、実用化されてはおらず、このようなシステムにお
いて、上述の従来技術を適用することはできないという
問題もある。
【0014】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
のであり、双方向CATVシステムにおいて、分岐増幅
器に対して、分岐増幅器が設けられた伝送線及びこの伝
送線から分岐した分岐線の両方から、上り増幅回路の利
得調整用の信号が入力されても、分岐線を介して入力さ
れた利得調整用信号を減衰させることなく、上り増幅回
路の利得調整を正常に行うことができるようにすること
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】かかる目
的を達成するためになされた請求項1記載の双方向CA
TVシステムにおいては、センタ装置から端末側に至る
信号伝送用の伝送線上に第1増幅器が設けられ、この第
1増幅器を介して伝送線から分岐した分岐線上には第2
増幅器が設けられる。
【0016】そして、第1増幅器及び第2増幅器におい
ては、下り増幅回路が、センタ装置側から伝送されてき
た下り信号を増幅して端末側に出力し、下り利得調整回
路が、下り増幅回路から出力される下り信号の中から特
定周波数の下り利得調整用信号を抽出して、その下り利
得調整用信号が予め設定された下り信号レベルとなるよ
うに、下り増幅回路の利得を自動調整する。
【0017】また、第1増幅器及び第2増幅器において
は、上り増幅回路が、端末側より伝送されてきた上り信
号を増幅してセンタ装置側に出力し、上り利得調整回路
が、上り増幅回路から出力される上り信号の中から特定
周波数の上り利得調整用信号を抽出して、その上り利得
調整用信号が予め設定された上り信号レベルとなるよう
に、上り増幅回路の利得を自動調整する。
【0018】また更に、第1増幅器には、下り増幅回路
にて増幅された下り信号の一部を、前記伝送線を分岐し
た分岐線上に出力する分岐回路と、その分岐線を介して
端末側より伝送されてきた上り信号と伝送線を介して端
末側より伝送されてきた上り信号とを混合して上り増幅
回路に入力する混合回路とが備えられ、センタ装置側か
ら伝送されてきた下り信号を伝送線と分岐線とを介して
端末側に伝送し、伝送線及び分岐線を介して端末側から
伝送されてきた上り信号を共にセンタ装置側に伝送でき
るようにされている。
【0019】また、本発明の双方向CATVシステムに
おいては、前述した従来装置と同様、センタ装置側に
は、上記各増幅器の下り利得調整回路が下り増幅回路の
利得調整を行うのに必要な下り利得調整用信号を生成し
て端末側に出力する下り利得調整用信号発生器が設けら
れ、第1増幅器が設けられる伝送線及び第2増幅器が設
けられる分岐線の端末側終端には、夫々、第1増幅器及
び第2増幅器の上り利得調整回路が上り増幅回路の利得
調整を行うのに必要な上り利得調整用信号を各々生成し
てセンタ装置側に出力する上り利得調整用信号発生器が
設けられる。
【0020】そして、本発明では、分岐線の端末側終端
に設けられる上り利得調整用信号発生器が生成する上り
利得調整用信号の信号レベルを、伝送線の端末側終端に
設けられる上り利得調整用信号発生器が生成する上り利
得調整用信号の信号レベルよりも低くなるように設定し
ている。
【0021】即ち、第1増幅器を介して分岐した分岐線
上に利得調整回路を内蔵した第2増幅器が設けられ、そ
の分岐線の端末側終端に、この第2増幅器内の上り増幅
回路の利得調整用の信号を発生する上り利得調整用信号
発生器が設けられている場合、第1増幅器には、この第
1増幅器が設けられた伝送線の端末側からだけでなく、
分岐線の端末側からも、上り利得調整用信号が入力され
ることになる。
【0022】そして、この場合、伝送線及び分岐線を介
して端末側から伝送されてきた上り信号をそのまま混合
して上り増幅回路に入力するようにすると、上り利得調
整用信号が分岐線の数に応じて2倍,3倍…となって、
上り利得調整回路により、上り増幅回路の利得を正常に
調整することができなくなる。
【0023】そこで、本発明では、伝送線や分岐線の端
末側終端に設けられる上り利得調整用信号発生器が発生
する上り利得調整用信号の信号レベルを、分岐線側の上
り利得調整用信号の信号レベルを、伝送線側の上り利得
調整用信号よりも小さい信号レベルに設定することによ
り、これら各信号が混合されて第1増幅器の上り増幅回
路に入力されても、その信号レベルが大きく変化しない
ようにしている。
【0024】このため、本発明によれば、従来のよう
に、第1増幅器内に、分岐線を介して入力される上り利
得調整用信号を減衰させるための、クリスタルフィルタ
等からなる高価なフィルタ回路を設けることなく、上り
増幅回路の利得調整を正常に行うことが可能になり、第
1増幅器のコストダウンを図り、双方向CATVシステ
ムを安価に構築できることになる。
【0025】ここで、伝送線及び分岐線の端末側終端に
設ける上り利得調整用信号発生器は、基本的には、第1
増幅器及び第2増幅器において上り利得調整回路が上り
増幅回路の利得調整のために抽出する同一周波数帯の信
号を発生すればよいが、より好ましくは、請求項2に記
載のように、伝送線及び分岐線の端末側終端に各々設け
られる上り利得調整用信号発生器を、夫々、各上り利得
調整回路が上り利得調整用信号として抽出可能な周波数
範囲内で中心周波数が異なる上り利得調整用信号を生成
するよう構成するとよい。
【0026】つまり、伝送線及び分岐線の端末側終端に
設けられた各上り利得調整用信号発生器が発生する上り
利得調整用信号の周波数を全て同一周波数に設定する
と、これら各信号が混合されて第1増幅器内の上り増幅
回路に入力される際に、各信号の位相差により上り利得
調整用信号の信号レベルが変動することが考えられるこ
とから、こうしたレベル変動の影響を受けることなく、
上り増幅回路の利得調整を安定して実行させるには、伝
送線及び分岐線の端末側終端に設けられる各上り利得調
整用信号発生器が発生する上り利得調整用信号の周波数
をずらして、各信号の位相差によるレベル変動が生じな
いようにするのである。
【0027】よって、請求項2記載の発明によれば、第
1増幅器内の上り利得調整回路による上り増幅回路の利
得調整を安定して実行させ、第1増幅器からセンタ装置
側に出力される上り信号を安定化することができる。ま
た、本発明のように、伝送線側上り利得調整用信号に対
して、分岐線側上り利得調整用信号の方がレベルが小さ
くなるように設定する場合、これら各信号のレベル差
は、請求項3に記載のように、10dB以上にすること
が好ましい。
【0028】これは、4本の分岐線にセンタ装置側から
の伝送信号を分岐するように構成された一般的な分岐増
幅器に対し、全ての分岐線から上り利得調整用信号を入
力するようにして、実験を行ったところ、各分岐線から
の上り利得調整用信号と、伝送線からの上り利得調整用
信号とのレベル差を10dBに設定すると、上り増幅回
路への上り利得調整用信号の入力レベルは、伝送線から
入力される上り利得調整用信号に対して、約0.2dB
程度上昇するだけであり、実用上問題がないことがわか
ったためである。
【0029】尚、第1増幅器内の上り利得調整回路によ
る利得調整をより正確に実行させるには、上記各上り利
得調整用信号のレベル差をできるだけ大きくすればよい
が、分岐線の端末側終端に設ける上り利得調整用信号発
生器が生成する上り利得調整用信号の信号レベルを小さ
くしすぎると、分岐線に設けられた第2増幅器内で上り
利得調整回路が上り増幅回路の利得調整を行う際の信号
レベルが小さくなりすぎ、良好な利得調整を実行できな
くなる虞があるが、第1増幅器内の上り利得調整回路を
実用上問題のない範囲で動作させるには、上記請求項3
に記載のように、各上り利得調整用信号のレベル差を1
0dB以上に設定すればよいため、このレベル差として
は、10dB〜15dB程度に設定するとよい。
【0030】また、例えば、第1増幅器を介して分岐さ
れた分岐線上に設けられる第2増幅器が、第1増幅器と
同様に分岐増幅器として機能し、この第2増幅器を介し
て分岐された下位の分岐線にも、第2増幅器として機能
する第3の増幅器が設けられ、この第3の増幅器が設け
られた下位の分岐線の端末側終端にも上り利得調整用信
号を発生する上り利得調整用信号発生器が設けられてい
るようなCATVシステムであれば、この下位の分岐線
の端末側終端に設けられた利得調整用信号発生器が発生
する利得調整用信号の信号レベルを、上位の分岐線の端
末側終端に設けられた利得調整用信号発生器が発生する
信号レベルよりも更に小さい信号レベルに設定するよう
にすればよい。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面と共
に説明する。図1は、本発明が適用された実施例の双方
向CATVシステム全体の構成を表す構成図である。
【0032】図1に示す如く、本実施例の双方向CAT
Vシステムは、センタ装置2から端末側に、所定の伝送
周波数帯(例えば、70MHz〜550MHz帯)の伝
送信号を下り信号(図1,図2に点線矢印で示す)とし
て伝送し、端末側からセンタ装置2側には、下り信号よ
りも周波数の低い伝送周波数帯(例えば、10MHz〜
55MHz帯)の上り信号(図1,図2に実線矢印で示
す;以下、上りL信号という)と、下り信号よりも周波
数の高い伝送周波数帯(例えば、650MHz〜770
MHz帯)の上り信号(図1,図2に一点鎖線矢印で示
す;以下、上りH信号という)とを夫々伝送するように
されている。
【0033】そして、これら各信号を、センタ装置2と
当該システムの加入者側端末装置との間で双方向に伝送
するための伝送線として、センタ装置2に接続された幹
線4と、幹線4から分岐した多数の分岐線(以下、枝線
という)6と、各枝線6から更に分岐して図示しない端
末装置に至る下位の分岐線8とを備える。
【0034】そして、幹線4には、請求項1記載の第1
増幅器として、幹線4を流れる伝送信号を双方向に増幅
し、且つ、信号経路を幹線4から枝線6に分岐させる多
数の幹線分岐増幅器10が所定の間隔をあけて配置され
ている。また、枝線6には、請求項1記載の第2増幅器
として、枝線6を流れる伝送信号を双方向に増幅し、且
つ、信号経路を枝線6から下位の分岐線8に分岐させる
多数の分岐増幅器(以下、枝線分岐増幅器という)20
が所定の間隔を開けて配置され、更に分岐線8上には、
分岐線8を流れる伝送信号を双方向に増幅する中継増幅
器30が設けられている。
【0035】次に、幹線4及び枝線6に設けられた各分
岐増幅器10,20は、図2に示すように、幹線4又は
枝線6を介してセンタ装置2側の入力端子Tinから入力
された下り信号を、ハイパスフィルタ(以下、HPFと
記載する)41及びローパスフィルタ(以下、LPFと
記載する)42を介して取り込み、所定レベルまで増幅
した後、LPF43及びHPF44を介して、出力端子
Tout から端末側に出力させる下り増幅回路70と、幹
線4又は枝線6を介して端末側の出力端子Tout から入
力された上りH信号を、HPF44及びHPF45を介
して取り込み、所定レベルまで増幅した後、HPF46
及びHPF40を介して、入力端子Tinからセンタ装置
2側に出力させる上りH増幅回路80と、幹線4又は枝
線6を介して端末側の出力端子Tout から入力された上
りL信号を、LPF47を介して取り込み、所定レベル
まで増幅した後、LPF48を介して、入力端子Tinか
らセンタ装置2側に出力させる上りL増幅回路90と、
を備える。
【0036】そして、入力端子TinとHPF41,LP
F48との間、及び、出力端子Tout とHPF44,L
PF47との間には、夫々、幹線4又は枝線6に落雷等
によって誘起される高電圧から内部回路を保護するため
の耐雷フィルタ49,50が設けられている。
【0037】次に、分岐増幅器10,20には、幹線4
から枝線6又は枝線6から分岐線8へと伝送経路を分岐
するため、分岐端子(本実施例では4個)TDCが備えら
れている。そして、下り増幅回路70から出力される下
り信号の一部は、分岐回路51にて分岐され、更に、増
幅回路52で増幅されされた後、LPF53,HPF5
4を介して分配回路55に入力される。また、分配回路
55では、下り信号が、分岐端子TDCの個数に対応した
数に分配(本実施例では4分配)され、耐雷フィルタ5
6,57,58,59を介して、各分岐端子TDCから枝
線6又は分岐線8側に出力される。
【0038】一方、分岐端子TDCには、これが接続され
た枝線6又は分岐線8側の端末装置から上りL信号及び
上りH信号が入力されるが、これら各分岐端子TDCから
の入力信号は、分配回路55にて混合される。そして、
その混合された入力信号の内、上りH信号は、HPF5
4及びHPF60を介して、混合回路61に入力され、
混合回路61にて、端末側より出力端子Tout に入力さ
れた上りH信号と混合されて、上りH増幅回路80に入
力される。また、分配回路55にて混合された上りL信
号は、LPF62を介して、混合回路63に入力され、
混合回路63にて、端末側より出力端子Tout に入力さ
れた上りL信号と混合されて、上りL増幅回路90に入
力される。
【0039】次に、下り増幅回路70は、縦続接続され
た2段の増幅回路71,72と、その間に設けられた利
得調整用の減衰回路(所謂アッテネータ;以下、ATT
と記載する)73と、後段の増幅回路72からの出力信
号の一部を取り出す分岐回路74と、この分岐回路74
にて取り出した下り信号の内、予め設定された所定周波
数(例えば、 MHz)の下り利得調整用信号(下り
パイロットキャリア)のみを通過させるバンドパスフィ
ルタ(以下、BPFと記載する)75と、このBPF7
5を通過した下りパイロットキャリアを検波する検波回
路76と、検波回路76により検波された下りパイロッ
トキャリアの信号レベル(電圧)が予め設定された下り
信号レベルとなるようATT73の減衰量を調整するこ
とにより、下り増幅回路70の利得を調整するAGC回
路77とから構成されている。尚、この下り増幅回路7
0において、ATT73,分岐回路74,BPF75,
検波回路76,及びAGC回路77は、請求項1に記載
の下り利得調整回路として機能する。
【0040】また、上りH増幅回路80は、2段の増幅
回路81,82と、その間に設けられた利得調整用のA
TT73と、後段の増幅回路82からの出力信号の一部
を取り出す分岐回路84と、この分岐回路84にて取り
出した下り信号の内、予め設定された所定周波数(例え
ば、771.5MHz)の上りH利得調整用信号(上り
Hパイロットキャリア)のみを通過させるバンドパスフ
ィルタ(以下、BPFと記載する)85と、このBPF
85を通過した上りHパイロットキャリアを検波する検
波回路86と、検波回路86により検波された上りHパ
イロットキャリアの信号レベル(電圧)が予め設定され
た上りH信号レベルとなるようATT83の減衰量を調
整することにより、上りH増幅回路80の利得を調整す
るAGC回路87とから構成されている。尚、この上り
H増幅回路80において、ATT83,分岐回路84,
BPF85,検波回路86,及びAGC回路87は、請
求項1に記載の上り利得調整回路として機能する。
【0041】そして、上りL増幅回路90は、上りH増
幅回路80と全く同様に構成されており、異なる点は、
BPF85を介して抽出すべき信号が、上りL増幅回路
90の利得調整用信号(上りLパイロットキャリア;周
波数48MHz)であることから、BPF85の信号通
過周波数帯域がこの上りLパイロットキャリアに対応し
て設定され、AGC回路87がATT83の減衰量を調
整する際の目標信号レベル(電圧)が、上りLパイロッ
トキャリアに対応した上りL信号レベルに設定されてい
ることである。
【0042】このように、幹線4に設けられる幹線分岐
増幅器10、及び、幹線分岐増幅器10を介して分岐し
た枝線6に設けられる枝線分岐増幅器20には、夫々、
伝送信号を双方向に増幅するための下り増幅回路70,
上りH増幅回路80,及び上りL増幅回路90が設けら
れ、更に、これら各増幅回路70,80,90には、増
幅対象となる各周波数帯の伝送信号に含まれるパイロッ
トキャリアを用いて利得調整を行うための、ATT,分
岐回路,BPF,検波回路及びAGC回路からなる利得
調整回路が設けられている。
【0043】このため、本実施例の双方向CATVシス
テムにおいては、これら各分岐増幅器10,20に内蔵
された利得調整回路を動作させるために、センタ装置2
には、下りパイロットキャリアを生成して端末側に出力
するパイロットジェネレータPG0が設けられ、上記各
分岐増幅器10,20が設けられた幹線4及び枝線6の
端末側終端には、上りHパイロットキャリア及び上りL
パイロットキャリアを生成してセンタ装置2側に出力す
るパイロットジェネレータPG1,PG2,PG3,…
が設けられている。尚、センタ装置2に設けられたパイ
ロットジェネレータPG0は、請求項1記載の下り調整
用信号発生器に相当し、幹線4及び枝線6の端末側終端
に設けられたパイロットジェネレータPG1,PG2,
PG3,…は、請求項1記載の上り調整用信号発生器に
相当する。
【0044】そして、上りHパイロットキャリア及び上
りLパイロットキャリアを生成するパイロットジェネレ
ータPG1,PG2,PG3,…は、基本的には、予め
各パイロットキャリア毎に設定された周波数(上りH利
得調整用;771.5MHz、上りL利得調整用;84
MHz)で各パイロットキャリアを生成するものである
が、本実施例では、各分岐増幅器10,20の上りH増
幅回路80及び上りL増幅回路90に設けられたパイロ
ットキャリア抽出用のBPF85を通過可能な範囲内
で、各パイロットジェネレータPG1,PG2,PG
3,…の発振周波数を10kHz程度ずらし、各パイロ
ットジェネレータPG1,PG2,PG3,…から出力
される上りH及び下りHパイロットキャリアの中心周波
数が違いに異なるように設定されている(図3参照)。
【0045】また、これらパイロットジェネレータPG
1,PG2,PG3,…の内、幹線4に設けられるパイ
ロットジェネレータPG1は、枝線6に設けられるパイ
ロットジェネレータPG2,PG3,…に比べて、上り
H及び下りHパイロットキャリアの出力レベルが10〜
15dB程度大きくなるように設定されている(図3参
照)。尚、図3は、各パイロットジェネレータPG1,
PG2,PG3,…から出力される周波数771.5M
Hzの上りL利得調整用パイロットキャリア(上りHパ
イロットキャリア)を表しているが、これら各パイロッ
トジェネレータPG1,PG2,PG3,…から出力さ
れる上りL利得調整用パイロットキャリア(上りLパイ
ロットキャリア)も、その周波数が異なる(84MH
z)だけで、上りHパイロットキャリアと同様に生成さ
れる。
【0046】この結果、幹線分岐増幅器10に対して、
幹線分岐増幅器10から分岐した枝線6を介して、上り
H及び上りLパイロットキャリアが入力され、これが幹
線4の端末側から伝送されてきた上りH及び上りLパイ
ロットキャリアと混合されて、上りH及び上りL増幅回
路80,90に入力されても、各パイロットキャリアの
信号レベルが、幹線4の端末側から伝送されてきた上り
H及び上りLパイロットキャリアの信号レベルから大き
く変動(上昇)することはなく(実験結果では、0.2
dB程度上昇するだけ)、幹線分岐増幅器10における
上りH及び上りL増幅回路80,90において、これら
各パイロットキャリアを用いた利得調整を正常に実行す
ることが可能になる。
【0047】従って、本実施例の双方向CATVシステ
ムによれば、幹線分岐増幅器10において、上りH及び
上りL増幅回路80,90の利得調整を正常に実行する
ために、従来のように、幹線分岐増幅器10における上
りH及び上りL増幅回路80,90への上り信号入力経
路(具体的には、分岐端子TDCから混合回路61,63
に至る経路)に、上りH及び上りLパイロットキャリア
を減衰させるためのフィルタ回路(クリスタルフィル
タ)を設ける必要はなく、幹線分岐増幅器10、延いて
は双方向CATVシステムのコストダウンを図ることが
可能になる。
【0048】尚、上記説明では、枝線分岐増幅器20か
ら分岐した分岐線8に配置される中継増幅器30につい
ては特に説明しなかったが、この中継増幅器30が、上
記各分岐増幅器10,20と同様に、利得調整機能を有
する上りH増幅回路80及び上りL増幅回路90を内蔵
し、分岐線8の端末側終端にも、これら各増幅回路8
0,90の利得調整用のパイロットキャリア(上りH及
び上りLパイロットキャリア)を発生するパイロットジ
ェネレータが設けられている場合には、このパイロット
ジェネレータが発生する各パイロットキャリアの信号レ
ベルを、枝線6の端末側終端に設けられたパイロットジ
ェネレータPG2,PG3,…が発生する各パイロット
キャリアの信号レベルよりも、10dB〜15dB程度
小さいレベルに設定すればよい。つまり、このようにす
れば、枝線分岐増幅器20の上りH及び上りL増幅回路
80,90に、分岐線8から入力される各パイロットキ
ャリアが混合回路61,63を介して入力されても、上
りH及び上りL増幅回路80,90の利得調整を正常に
行うことが可能になる。
【0049】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、
種々の態様を採ることができる。例えば、上記実施例で
は、端末側からセンタ装置2側には、下り信号よりも周
波数の高い上りH信号と、下り信号よりも周波数の低い
上りL信号との2種類の上り信号を伝送し、第1増幅器
としての幹線分岐増幅器10及び第2増幅器としての枝
線分岐増幅器20には、夫々、下り信号増幅用の下り増
幅回路70と、各上り信号増幅用の上りH及び上りL増
幅回路80,90とが設けられるものとして説明した
が、本発明は、端末側からセンタ装置2側には、下り信
号よりも周波数の低い上り信号のみを伝送し、第1増幅
器として機能する分岐増幅器及び第2増幅器として機能
する分岐或いは中継増幅器には、下り信号増幅用の下り
増幅回路と上り信号増幅用の上り増幅回路とが設けられ
たCATVシステムであっても、上記実施例と同様に適
用して、同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の双方向CATVシステム全体の構成
を表す構成図である。
【図2】 幹線分岐増幅器及び枝線分岐増幅器の構成を
表すブロック図である。
【図3】 幹線及び枝線の端末側終端に設けられたパイ
ロットジェネレータが発生する上りHパイロットキャリ
アの特性を表す説明図である。
【符号の説明】
2…センタ装置、4…幹線、6…枝線、8…分岐線、1
0…幹線分岐増幅器、20…枝線分岐増幅器、30…中
継増幅器、51…分岐回路、55…分配回路、61,6
3…混合回路、70…下り増幅回路、80…上りH増幅
回路、90…上りL増幅回路、75,85…BPF(バ
ンドパスフィルタ)、76,86…検波回路、77,8
7…AGC回路、PG0,PG1,PG2,PG3…パ
イロットジェネレータ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタ装置から端末側に至る信号伝送用
    の伝送線上に、 センタ装置側から伝送されてきた下り信号を増幅して端
    末側に出力する下り増幅回路と、該下り増幅回路から出
    力される下り信号の中から特定周波数の下り利得調整用
    信号を抽出して、該下り利得調整用信号が予め設定され
    た下り信号レベルとなるように前記下り増幅回路の利得
    を調整する下り利得調整回路と、端末側より伝送されて
    きた上り信号を増幅してセンタ装置側に出力する上り増
    幅回路と、該上り増幅回路から出力される上り信号の中
    から特定周波数の上り利得調整用信号を抽出して、該上
    り利得調整用信号が予め設定された上り信号レベルとな
    るように前記上り増幅回路の利得を調整する上り利得調
    整回路と、前記下り増幅回路にて増幅された下り信号の
    一部を、前記伝送線を分岐した分岐線上に出力する分岐
    回路と、該分岐線を介して端末側より伝送されてきた上
    り信号と前記伝送線を介して端末側より伝送されてきた
    上り信号とを混合して前記上り増幅回路に入力する混合
    回路と、を備えた第1増幅器を備えると共に、 該第1増幅器を介して前記伝送線から分岐した分岐線上
    に、少なくとも、前記下り増幅回路と、前記下り利得調
    整回路と、前記上り増幅回路と、前記上り利得調整回路
    とを備えた第2増幅器を備え、 更に、前記センタ装置側に、前記各増幅器の下り利得調
    整回路が前記下り増幅回路の利得調整を行うのに必要な
    下り利得調整用信号を生成して端末側に出力する下り利
    得調整用信号発生器を備えると共に、 前記第1増幅器が設けられる伝送線及び前記第2増幅器
    が設けられる分岐線の端末側終端に、夫々、前記第1増
    幅器及び第2増幅器の上り利得調整回路が前記上り増幅
    回路の利得調整を行うのに必要な上り利得調整用信号を
    各々生成してセンタ装置側に出力する上り利得調整用信
    号発生器を備えた双方向CATVシステムにおいて、 前記分岐線の端末側終端に設けられる上り利得調整用信
    号発生器が生成する上り利得調整用信号の信号レベル
    を、前記伝送線の端末側終端に設けられる上り利得調整
    用信号発生器が生成する上り利得調整用信号の信号レベ
    ルよりも低く設定したことを特徴とする双方向CATV
    システム。
  2. 【請求項2】 前記伝送線及び分岐線の端末側終端に各
    々設けられる上り利得調整用信号発生器を、夫々、前記
    各上り利得調整回路が上り利得調整用信号として抽出可
    能な周波数範囲内で中心周波数が異なる上り利得調整用
    信号を生成するように構成したことを特徴とする請求項
    1記載の双方向CATVシステム。
  3. 【請求項3】 前記分岐線の端末側終端に設けられる上
    り利得調整用信号発生器が生成する上り利得調整用信号
    の信号レベルと、前記伝送線の端末側終端に設けられる
    上り利得調整用信号発生器が生成する上り利得調整用信
    号の信号レベルとの差は、10dB以上であることを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の双方向CATVシ
    ステム。
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