JP3311766B2 - Catv用増幅装置 - Google Patents

Catv用増幅装置

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JP3311766B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CATVシステムの通
信線路に接続されるCATV用増幅装置に関し、特に増
幅装置のAGC回路の動作チェック回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のCATVシステムでは、センター
装置側のアンテナから入力されるテレビ信号等をヘッド
エンド装置を介して所定の信号に変換し、通信線路を通
して出力している。また、通信線路には適宜増幅装置が
接続されており、伝送される信号は利得調整されて損失
することなく端末側に伝送されるようにしている。図2
にこのようなCATV用増幅装置の一例を示す。20は
入力端子、21は出力端子、22,23は増幅回路、2
4は増幅回路22の利得変化を制御するAGC回路、2
5はイコライザ、26はアッテネータ、27は入力モニ
タ端子、28は出力モニタ端子である。入力側の通信線
路のレベルが温度特性等により変化した場合、または増
幅回路22,23の利得が温度変化等により変化した場
合、その変化をAGC回路24で調整し出力レベルを一
定に保つようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
CATV用増幅装置では、イコライザ25とアッテネー
タ26による調整が適正でかつAGC回路24が正常で
あれば適正な出力が得られる。しかしながら、これまで
は、設置現場で動作チェックを行っておらず、設計上定
めた値を工場出荷時に調整して設置するだけであった。
このため、現場までの運搬中、あるいは取り付け時の衝
撃等によりはんだ付の剥離が生じるなどAGC回路に故
障が発生するおそれあった。ここで、CATVのような
システムでは、AGC回路により次段の増幅回路に適正
レベルの信号を送ることを前提としている。従って、適
正レベルの信号が送られてくることにより次段の増幅回
路が正常に動作するようになっているので、AGC回路
は極めて重要な回路であり、この故障はシステム全体に
影響を与えることになる。
【0004】本発明は、上記従来の課題を解決するため
になされたものであり、簡単な構成によりAGC回路の
動作確認を実現し、AGC回路の動作確認を行うことが
できる安価なCATV用増幅装置を提供することを目的
とする。
【0005】上記課題を解決する本発明は、CATVの
通信線路に接続され、少なくとも前段と後段の2段の増
幅回路と該増幅回路間に信号の利得変化を制御するAG
C回路を備えてなるCATV用増幅装置において、上記
前段の増幅回路とAGC回路の間に、通信線路を複数に
分岐する分岐路と、該分岐路に設けた前記AGC回路の
信号レベルの調整可能範囲内で信号を擬似的に変化させ
る減衰素子と、試験時に前記分岐路の一つを選択して切
り換えて上記通信線路に接続する接続切り換えスイッチ
とで構成した切り換え回路と、前記AGC回路と後段の
増幅回路を介して増幅された信号を出力する信号出力部
とを設けたことを特徴とする。
【0006】請求項2の本発明は、上記分岐路を3つと
し、第1の分岐路は信号線のままとして減衰量をゼロに
設定し、第2及び第3の分岐路には上記減衰素子によっ
て段階的な減衰量を設定したことを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して詳細に説明する。図1は本発明の一実施例によるC
ATV用増幅装置の構成を示す回路図である。図1にお
いて、本増幅装置は、入力端子11と出力端子12間
に、前段の増幅回路1,後段の増幅回路2、増幅回路2
の利得変化を制御するAGC回路(オートゲインコント
ロール回路)3、確認切り換え回路5及びイコライザ
(以下、EQと称する)15、アッテネータ(以下、A
TTと称する)16を接続して構成されている。なお、
EQ15とATT16を、BON(擬似線路、図示せ
ず)によってその機能を代替させてもよい。また、入力
側と出力側には、それぞれ入力信号と出力信号をモニタ
するための入力モニタ端子13及び出力モニタ端子14
が設けられている。
【0008】CATVの信号線路から入力端子11に入
力する信号を増幅回路1,2で増幅し、その増幅信号の
利得変化をAGC回路3によって一定に調整して出力端
子12から出力する。AGC回路3は、利得制御を行う
AGC31と、フィルタ32と、アンプ33と、検波回
路34とで構成されている。本実施例では、AGC回路
3の作動範囲を±3dBとしている。
【0009】確認切り換え回路5は、前段の増幅回路1
AGC回路3のに設けられており、3つの分岐路5
1,52,53と切り換えスイッチ54とで構成されて
いる。また、分岐路51は増幅回路1の出力をそのまま
AGC回路3に入力するように信号線のみとなってい
る。分岐路52及び53にはATT55,56が接続さ
れている。切り換えスイッチ54は、分岐路51,5
2,53のそれぞれに切り換えられ、これによつて増幅
回路1の出力は各分岐路を通してAGC回路3に入力さ
れる。ここで、確認切り換え回路5が前段の増幅回路1
とAGC回路3の間に設けられているのは次の理由によ
る。 即ち、増幅器はその増幅素子が雑音を発生するた
め、入力信号の信号対雑音比(C/N)に比べ出力信号
の信号対雑音比(C/N)は悪くなる。また、通常CA
TVシステムの中継増幅器において、入力レベルと出力
レベルは所定の設定値が決められ設計されるとともに、
信号の品質上、信号に対する雑音の許容範囲が決められ
ている。 つまり確認切り換え回路5を前段の増幅器の更
に前段に設けると、確認切り換え回路5が有する減衰素
子による伝送損失により前段の増幅回路1に入力する信
号レベルが低くなり、増幅器に規定の入力レベルが得ら
れなくなる恐れがあり、また雑音の影響を受け易くな
る。 従って、確認切り換え回路5が前段の増幅回路1と
AGC回路3の間に設けることで、前段の増幅回路1に
対する入力レベルの減衰を防ぎ雑音の影響をより少なく
している。分岐路52のATT55は信号を−3dB減
衰させる値に設定され、分岐路53のATT56は信号
を−6dB減衰させる値に設定されている。なお、分岐
路51の減衰は、0dBである。従って、この確認切り
換え回路5は、切り換えスイッチ54を操作することに
よりOdB,−3dB,−6dBの3段階に信号を減衰
させてAGC回路3に出力できるようになっている。
【0010】通常の使用時には、確認切り換え回路5の
切り換えスイッチ54を分岐路52に接続して使用す
る。このため、信号は分岐路52のATT55によって
−3dBだけ減衰するので、AGC31後段に増幅回路
2を設け、これによって3dB増幅して元のレベルに戻
して出力するようにしている。入力モニタ端子13と出
力モニタ端子14には、それぞれ検査装置を接続して増
幅装置のチェックを行う。
【0011】次に、上記のように構成される本増幅装置
の作用を説明する。本増幅装置をCATVの通信線路に
設置する場合、予めEQ15及びATT16を調整して
適正入力レベルになるように調整しておく。設置後、確
認切り換え回路5の切り換えスイッチ54を分岐路51
と分岐路53側に切り換えて出力をモニタすることによ
ってAGC回路3のチェックを行う。この場合、分岐路
51側に切り換えることにより減衰量が0dBに、また
分岐路53側に切り換えることにより減衰量が−6dB
に設定される。従って、分岐路51側に切り換えた場合
には、通常は−3dBの分岐路52を使用していること
から、アンプゲインが−3dB変動した場合を擬似的に
作り出すことができることになる。同様に、分岐路53
側に切り換えた場合にはアンプゲインが+3dB変動し
た場合を擬似的に作り出すことができることになる。こ
こで、AGC回路3の作動範囲が±3dBであることか
ら、AGC回路3が正常に動作していれば分岐路をいず
れの側に切り換えても出力変化が発生しないはずであ
る。即ち、分岐路を切り換えたときの出力変化の有無を
モニタすることによってAGC回路3の作動状態を確認
できることになる。
【0012】なお、上記実施例では、確認切り換え回路
5を3分岐としてレンジ6dBのチェックを行ったが、
分岐路の数を多くしてさらに細かい範囲でチェックを行
うよようにしてもよい。また、減衰レンジについては、
AGC回路3の作動範囲に対応させて変えるものとす
る。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明の増幅装置に
よれば、前段の増幅回路とAGC回路の間に、通信線路
を複数に分岐する分岐路と、該分岐路に設けた前記AG
C回路の信号レベルの調整可能範囲内で信号を擬似的に
変化させる減衰素子と、試験時に前記分岐路の一つを選
択して切り換えて上記通信線路に接続する接続切り換え
スイッチとで構成した切り換え回路と、前記AGC回路
と後段の増幅回路を介して増幅された信号を出力する信
号出力部とを設ける構成としたことから、AGC回路の
チェックをアンプと減衰素子の組み合わせによらず単に
減衰素子(ATT)という簡単かつ安価な構成を追加す
るだけで行うことができ、AGC回路のチェック機能を
有する増幅装置を安価に提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるCATV用増幅装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】従来のCATV用増幅装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1,2 増幅回路 3 AGC回路 5 確認切り換え回路 11 入力端子 12 出力端子 51,52,53 分岐路 54 切り換えスイッチ 55,56 ATT
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−60003(JP,A) 実開 昭61−40025(JP,U) 実開 昭58−104013(JP,U) 実開 平1−93820(JP,U) 実開 昭63−81545(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03G 1/00 - 3/34

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CATVの通信線路に接続され、少なく
    とも前段と後段の2段の増幅回路と該増幅回路間に信号
    の利得変化を制御するAGC回路を備えてなるCATV
    用増幅装置において、 上記前段の増幅回路とAGC回路の間に、通信線路を複
    数に分岐する分岐路と、該分岐路に設けた前記AGC回
    路の信号レベルの調整可能範囲内で信号を擬似的に変化
    させる減衰素子と、試験時に前記分岐路の一つを選択し
    て切り換えて上記通信線路に接続する接続切り換えスイ
    ッチとで構成した切り換え回路と、前記AGC回路と後
    段の増幅回路を介して増幅された信号を出力する信号出
    力部とを設けたことを特徴とするCATV用増幅装置。
  2. 【請求項2】 上記分岐路を3つとし、第1の分岐路は
    信号線のままとして減衰量をゼロに設定し、第2及び第
    3の分岐路には上記減衰素子によって段階的な減衰量を
    設定したことを特徴とする請求項1のCATV用増幅装
    置。
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