JPH0787024A - 光受信装置 - Google Patents
光受信装置Info
- Publication number
- JPH0787024A JPH0787024A JP5228836A JP22883693A JPH0787024A JP H0787024 A JPH0787024 A JP H0787024A JP 5228836 A JP5228836 A JP 5228836A JP 22883693 A JP22883693 A JP 22883693A JP H0787024 A JPH0787024 A JP H0787024A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- received light
- stage amplifier
- attenuator
- step attenuator
- light power
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 大受光パワー時における光受信装置の歪の劣
化を抑制し、光受信装置のダイナミックレンジを広くす
る。 【構成】 初段アンプ15の前段にステップアッテネー
タ14を挿入し、後段に可変減衰器16を挿入する。小
受光パワー時にステップアッテネータ14の減衰量を減
少させ、大受光パワー時にはステップアッテネータ14
の減衰量を増大させることにより、初段アンプ15の入
力レベルが減衰し、初段アンプ15で発生する歪が抑制
される。
化を抑制し、光受信装置のダイナミックレンジを広くす
る。 【構成】 初段アンプ15の前段にステップアッテネー
タ14を挿入し、後段に可変減衰器16を挿入する。小
受光パワー時にステップアッテネータ14の減衰量を減
少させ、大受光パワー時にはステップアッテネータ14
の減衰量を増大させることにより、初段アンプ15の入
力レベルが減衰し、初段アンプ15で発生する歪が抑制
される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声信号および映像信
号を周波数多重して伝送するアナログ光伝送装置におけ
る光受信装置に関する。
号を周波数多重して伝送するアナログ光伝送装置におけ
る光受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の光受信装置の構成を示して
いる。図3において、1はフォトダイオードであり、2
はフォトダイオード1の負荷抵抗である。3はキャパシ
タンス、4は初段アンプ、5は可変減衰器、6はメイン
アンプである。7はAGC(Automatic Gain Control)
回路であり、メインアンプ6の出力をモニタして、可変
減衰器5の減衰量を制御する。
いる。図3において、1はフォトダイオードであり、2
はフォトダイオード1の負荷抵抗である。3はキャパシ
タンス、4は初段アンプ、5は可変減衰器、6はメイン
アンプである。7はAGC(Automatic Gain Control)
回路であり、メインアンプ6の出力をモニタして、可変
減衰器5の減衰量を制御する。
【0003】次に上記従来例における動作について説明
する。フォトダイオード1からの出力信号は、キャパシ
タンス3を介して初段アンプ4に接続され、可変減衰器
5を通ってメインアンプ6により増幅される。メインア
ンプ6の出力は、AGC回路7によって監視され、AG
C回路7が、可変減衰器5の減衰量を、図2(b)の破
線で示すように受光パワーに比例して増大するように制
御することにより、一定の出力レベルを得ている。
する。フォトダイオード1からの出力信号は、キャパシ
タンス3を介して初段アンプ4に接続され、可変減衰器
5を通ってメインアンプ6により増幅される。メインア
ンプ6の出力は、AGC回路7によって監視され、AG
C回路7が、可変減衰器5の減衰量を、図2(b)の破
線で示すように受光パワーに比例して増大するように制
御することにより、一定の出力レベルを得ている。
【0004】このように、上記従来の光受信装置では、
AGC回路7が可変減衰器5を制御することにより、受
光パワーが変化しても一定の出力を得ることができる。
AGC回路7が可変減衰器5を制御することにより、受
光パワーが変化しても一定の出力を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光受信装置では、大受光パワー時には、初段アンプ
4の出力レベルが過大となり、初段アンプ4により歪特
性が劣化するという問題があった。
来の光受信装置では、大受光パワー時には、初段アンプ
4の出力レベルが過大となり、初段アンプ4により歪特
性が劣化するという問題があった。
【0006】また、初段アンプ4により発生する歪を制
御するために、初段アンプ4の前段に減衰器を挿入する
と、小受光パワー時にCNR(搬送波電力対雑音電力
比)特性が劣化するという問題があった。
御するために、初段アンプ4の前段に減衰器を挿入する
と、小受光パワー時にCNR(搬送波電力対雑音電力
比)特性が劣化するという問題があった。
【0007】なお、初段アンプのインターセプトポイン
トを高くして、歪の劣化を抑制することも可能だが、こ
の場合には初段アンプにパワーアンプを用いる必要があ
り、NF(雑音指数)の劣化によるCNRの劣化および
消費電力の増大という問題があった。
トを高くして、歪の劣化を抑制することも可能だが、こ
の場合には初段アンプにパワーアンプを用いる必要があ
り、NF(雑音指数)の劣化によるCNRの劣化および
消費電力の増大という問題があった。
【0008】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、広いダイナミックレンジにおいて、良好
な歪・CNR特性を持つ光受信装置を提供することを目
的とするものである。
るものであり、広いダイナミックレンジにおいて、良好
な歪・CNR特性を持つ光受信装置を提供することを目
的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、初段アンプの前段にステップアッテネー
タを挿入し、小受光パワー時にはステップアッテネータ
の減衰量を減少させてステップアッテネータの挿入によ
るCNR劣化を抑制し、大受光パワー時にはステップア
ッテネータの減衰量を増大させて初段アンプによる歪の
劣化を抑制するようにしたものである。
成するために、初段アンプの前段にステップアッテネー
タを挿入し、小受光パワー時にはステップアッテネータ
の減衰量を減少させてステップアッテネータの挿入によ
るCNR劣化を抑制し、大受光パワー時にはステップア
ッテネータの減衰量を増大させて初段アンプによる歪の
劣化を抑制するようにしたものである。
【0010】
【作用】したがって、本発明によれば、大受光パワー時
における初段アンプの歪特性の劣化を抑制することによ
り、歪特性の良好な光受信装置を実現することができ
る。
における初段アンプの歪特性の劣化を抑制することによ
り、歪特性の良好な光受信装置を実現することができ
る。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示すもので
ある。図1において、11はフォトダイオードであり、
12はフォトダイオード11の負荷抵抗である。13は
キャパシタンス、14はステップアッテネータ、15は
初段アンプ、16は可変減衰器、17はメインアンプ、
18はAGC回路である。AGC回路18は、2つの出
力端子を持ち、それぞれステップアッテネータ14およ
び可変減衰器16の減衰量を制御する。
ある。図1において、11はフォトダイオードであり、
12はフォトダイオード11の負荷抵抗である。13は
キャパシタンス、14はステップアッテネータ、15は
初段アンプ、16は可変減衰器、17はメインアンプ、
18はAGC回路である。AGC回路18は、2つの出
力端子を持ち、それぞれステップアッテネータ14およ
び可変減衰器16の減衰量を制御する。
【0012】次に上記実施例における動作について説明
する。フォトダイオード11からの出力信号は、キャパ
シタンス13を介してステップアッテネータ14に接続
され、初段アンプ15、可変減衰器16を通してメイン
アンプ17から出力される。ここで受光パワーが増大し
て初段アンプ15で発生する歪が支配的になる時の受光
パワーをPとすると、図2に示すように、受光パワーが
P以下の時には、(a)のようにステップアッテネータ
14の減衰量(ATT1)を低い方に設定するととも
に、(b)のように可変減衰器16の減衰量(ATT
2)を受光パワーに比例して増大させて一定の出力を得
る。この時、ステップアッテネータ14の挿入損失によ
る入力換算雑音電流の増大により、CNRは(c)のよ
うに従来例の特性(破線)と比較してわずかに劣化し、
また歪は初段アンプ15以外で発生する歪が支配的なた
め、(d)のように従来例(破線)と同等な値となる。
する。フォトダイオード11からの出力信号は、キャパ
シタンス13を介してステップアッテネータ14に接続
され、初段アンプ15、可変減衰器16を通してメイン
アンプ17から出力される。ここで受光パワーが増大し
て初段アンプ15で発生する歪が支配的になる時の受光
パワーをPとすると、図2に示すように、受光パワーが
P以下の時には、(a)のようにステップアッテネータ
14の減衰量(ATT1)を低い方に設定するととも
に、(b)のように可変減衰器16の減衰量(ATT
2)を受光パワーに比例して増大させて一定の出力を得
る。この時、ステップアッテネータ14の挿入損失によ
る入力換算雑音電流の増大により、CNRは(c)のよ
うに従来例の特性(破線)と比較してわずかに劣化し、
また歪は初段アンプ15以外で発生する歪が支配的なた
め、(d)のように従来例(破線)と同等な値となる。
【0013】一方、受光パワーがP以上の時には、ステ
ップアッテネータ14の減衰量を高い方に設定すること
により、初段アンプ15の入力レベルを減衰させ、初段
アンプ15で発生する歪を抑制する。また可変減衰器1
6の減衰量を受光パワーがP以下のときと同じレベルに
下げた後、同じように受光パワーに比例して増大させる
ことにより、メインアンプ17からの出力を一定にす
る。なお、ステップアッテネータ14の減衰量の増大に
伴い入力換算雑音電流が増大するため、受光パワー近傍
でCNRが劣化するが、大受光パワーになると従来例
(破線)と同等になる。
ップアッテネータ14の減衰量を高い方に設定すること
により、初段アンプ15の入力レベルを減衰させ、初段
アンプ15で発生する歪を抑制する。また可変減衰器1
6の減衰量を受光パワーがP以下のときと同じレベルに
下げた後、同じように受光パワーに比例して増大させる
ことにより、メインアンプ17からの出力を一定にす
る。なお、ステップアッテネータ14の減衰量の増大に
伴い入力換算雑音電流が増大するため、受光パワー近傍
でCNRが劣化するが、大受光パワーになると従来例
(破線)と同等になる。
【0014】このように、上記実施例によれば、大受光
パワー時にステップアッテネータ14の減衰量を増大さ
せるため、初段アンプ15による歪の劣化が抑制される
という効果を有する。
パワー時にステップアッテネータ14の減衰量を増大さ
せるため、初段アンプ15による歪の劣化が抑制される
という効果を有する。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、大受光パワー時には、初段アンプの前段でステップ
アッテネータにより信号を減衰させるため、初段アンプ
による歪の劣化を抑制することができ、また、小受光パ
ワー時には、ステップアッテネータの減衰量を小さくす
るため、CNR特性の劣化を抑制することができるとい
う効果を有する。
に、大受光パワー時には、初段アンプの前段でステップ
アッテネータにより信号を減衰させるため、初段アンプ
による歪の劣化を抑制することができ、また、小受光パ
ワー時には、ステップアッテネータの減衰量を小さくす
るため、CNR特性の劣化を抑制することができるとい
う効果を有する。
【図1】本発明の一実施例における光受信装置の構成を
示す概略ブロック図
示す概略ブロック図
【図2】(a)受光パワーに対するステップアッテネー
タの減衰量の関係を示す特性図 (b)受光パワーに対する可変減衰器の減衰量の関係を
示す特性図 (c)受光パワーに対するCNRの関係を示す特性図 (d)受光パワーに対する歪の関係を示す特性図
タの減衰量の関係を示す特性図 (b)受光パワーに対する可変減衰器の減衰量の関係を
示す特性図 (c)受光パワーに対するCNRの関係を示す特性図 (d)受光パワーに対する歪の関係を示す特性図
【図3】従来の光受信装置の構成を示す概略ブロック図
11 フォトダイオード 12 フォトダイオードの負荷抵抗 13 キャパシタンス 14 ステップアッテネータ 15 初段アンプ 16 可変減衰器 17 メインアンプ 18 AGC回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/02 10/18
Claims (1)
- 【請求項1】 フォトダイオードと、前記フォトダイオ
ードの出力を増幅する初段アンプと、前記初段アンプの
前段に挿入したステップアッテネータと、前記初段アン
プの後段に挿入した可変減衰器と、前記可変減衰器の出
力を増幅するメインアンプと、前記メインアンプの出力
を監視して前記ステップアッテネータおよび可変減衰器
を制御するAGC回路とを備え、前記AGC回路が、小
受光パワー時には前記ステップアッテネータの減衰量を
減少させ、大受光パワー時には前記ステップアッテネー
タの減衰量を増大させることを特徴とする光受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5228836A JPH0787024A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 光受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5228836A JPH0787024A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 光受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0787024A true JPH0787024A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16882625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5228836A Pending JPH0787024A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 光受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0787024A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7394994B2 (en) | 2002-07-11 | 2008-07-01 | Nxp B.V. | Optical receiver circuit |
-
1993
- 1993-09-14 JP JP5228836A patent/JPH0787024A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7394994B2 (en) | 2002-07-11 | 2008-07-01 | Nxp B.V. | Optical receiver circuit |
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