JP2001024453A - 自動利得可変型増幅装置 - Google Patents
自動利得可変型増幅装置Info
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- JP2001024453A JP2001024453A JP11194428A JP19442899A JP2001024453A JP 2001024453 A JP2001024453 A JP 2001024453A JP 11194428 A JP11194428 A JP 11194428A JP 19442899 A JP19442899 A JP 19442899A JP 2001024453 A JP2001024453 A JP 2001024453A
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- variable attenuator
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の課題は、入力信号のレベルが増大した
場合においても増幅器が飽和せず出力信号に極力歪みを
生じさせない自動利得可変型増幅装置を提供することに
ある。 【解決手段】本発明は、入力信号のレベルにかかわらず
出力信号を所定のレベルに保つ自動利得可変型増幅装置
において、信号入力端子1と信号出力端子6間に設けら
れた複数の可変減衰器2,4および増幅器3,5と、前
記信号出力端子6に抽出された信号を検出する検出器9
と、前記検出器9から検出信号が入力され前記複数の可
変減衰器2,4の減衰量を可変する制御信号を発生する
制御部8と、前記制御部8から少なくとも1以上の前記
可変減衰器4に送出する制御信号を制限する制限器7と
を具備することを特徴とするものである。
場合においても増幅器が飽和せず出力信号に極力歪みを
生じさせない自動利得可変型増幅装置を提供することに
ある。 【解決手段】本発明は、入力信号のレベルにかかわらず
出力信号を所定のレベルに保つ自動利得可変型増幅装置
において、信号入力端子1と信号出力端子6間に設けら
れた複数の可変減衰器2,4および増幅器3,5と、前
記信号出力端子6に抽出された信号を検出する検出器9
と、前記検出器9から検出信号が入力され前記複数の可
変減衰器2,4の減衰量を可変する制御信号を発生する
制御部8と、前記制御部8から少なくとも1以上の前記
可変減衰器4に送出する制御信号を制限する制限器7と
を具備することを特徴とするものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線装置にて受信
する受信波等の信号を利得制御して増幅する自動利得可
変型増幅装置に関するものである。
する受信波等の信号を利得制御して増幅する自動利得可
変型増幅装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の自動利得可変型増幅装置で
あり、信号入力端子1には無線装置にて受信する受信波
等の信号が入力され、前記信号入力端子1に入力された
信号は第一の可変減衰器2に入力される。前記第一の可
変減衰器2は前記信号入力端子1から入力された信号を
減衰して第一の増幅器3に出力する。前記第一の増幅器
3は前記第一の可変減衰器2から入力された信号を増幅
して第二の可変減衰器4に出力する。前記第二の可変減
衰器4は前記第一の増幅器3から入力された信号を減衰
して第二の増幅器5に出力する。前記第二の増幅器5は
前記第二の可変減衰器4から入力された信号を増幅して
信号出力端子6に出力する。前記信号出力端子6に現れ
た信号は検出器9で検出され、前記検出器9で検出され
た検出信号は制御部8に出力される。前記制御部8は前
記検出器9から入力された検出信号を用いて前記第一の
可変減衰器2および前記第二の可変減衰器4の減衰量を
可変する制御信号を発生する。
あり、信号入力端子1には無線装置にて受信する受信波
等の信号が入力され、前記信号入力端子1に入力された
信号は第一の可変減衰器2に入力される。前記第一の可
変減衰器2は前記信号入力端子1から入力された信号を
減衰して第一の増幅器3に出力する。前記第一の増幅器
3は前記第一の可変減衰器2から入力された信号を増幅
して第二の可変減衰器4に出力する。前記第二の可変減
衰器4は前記第一の増幅器3から入力された信号を減衰
して第二の増幅器5に出力する。前記第二の増幅器5は
前記第二の可変減衰器4から入力された信号を増幅して
信号出力端子6に出力する。前記信号出力端子6に現れ
た信号は検出器9で検出され、前記検出器9で検出され
た検出信号は制御部8に出力される。前記制御部8は前
記検出器9から入力された検出信号を用いて前記第一の
可変減衰器2および前記第二の可変減衰器4の減衰量を
可変する制御信号を発生する。
【0003】前記信号入力端子1に入力される信号のレ
ベルが変化すると、前記信号出力端子6に現れる出力信
号のレベルは一時的に変動し、前記検出器9で検出され
た検出信号のレベルも変化するため、前記信号出力端子
6に現れる出力信号のレベルが所定の設定レベルとなる
ように前記第一の可変減衰器2および前記第二の可変減
衰器4を前記制御部8から発生する制御信号によって制
御する動作を行っている。
ベルが変化すると、前記信号出力端子6に現れる出力信
号のレベルは一時的に変動し、前記検出器9で検出され
た検出信号のレベルも変化するため、前記信号出力端子
6に現れる出力信号のレベルが所定の設定レベルとなる
ように前記第一の可変減衰器2および前記第二の可変減
衰器4を前記制御部8から発生する制御信号によって制
御する動作を行っている。
【0004】前記第一の可変減衰器2および前記第二の
可変減衰器4の可変範囲には限界があるため、通常自動
利得制御範囲を広く確保する場合には前記第一の可変減
衰器2および前記第二の可変減衰器4を縦続接続し、前
記第一の可変減衰器2と前記第二の可変減衰器4の間に
前記第一の増幅器3を挿入し、前記第二の可変減衰器4
の後に前記第二の増幅器5を挿入して前記制御部8から
発生する同一の制御信号により前記第一の可変減衰器2
および前記第二の可変減衰器4の制御を行い、前記信号
出力端子6に現れる出力信号のレベルが一定となるよう
にしている。
可変減衰器4の可変範囲には限界があるため、通常自動
利得制御範囲を広く確保する場合には前記第一の可変減
衰器2および前記第二の可変減衰器4を縦続接続し、前
記第一の可変減衰器2と前記第二の可変減衰器4の間に
前記第一の増幅器3を挿入し、前記第二の可変減衰器4
の後に前記第二の増幅器5を挿入して前記制御部8から
発生する同一の制御信号により前記第一の可変減衰器2
および前記第二の可変減衰器4の制御を行い、前記信号
出力端子6に現れる出力信号のレベルが一定となるよう
にしている。
【0005】この場合、前記制御部8から発生する同一
の制御信号を用いて前記第一の可変減衰器2および前記
第二の可変減衰器4を制御するように動作するため、前
記信号入力端子1に入力された信号レベルが増大した場
合には入力信号レベルが正規の自動利得制御範囲内であ
っても前記第一の可変減衰器2および前記第二の可変減
衰器4の減衰量配分によっては前記第一の増幅器3が飽
和し、前記信号出力端子6に現れる出力信号に歪みを生
じさせる不具合があった。
の制御信号を用いて前記第一の可変減衰器2および前記
第二の可変減衰器4を制御するように動作するため、前
記信号入力端子1に入力された信号レベルが増大した場
合には入力信号レベルが正規の自動利得制御範囲内であ
っても前記第一の可変減衰器2および前記第二の可変減
衰器4の減衰量配分によっては前記第一の増幅器3が飽
和し、前記信号出力端子6に現れる出力信号に歪みを生
じさせる不具合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動利得可変型
増幅装置では増幅器の出力を監視して所定の設定レベル
となるよう可変減衰器を制御する動作を行っているが、
同一の制御信号により複数の可変減衰器を制御している
ため、入力信号のレベルが増大した場合には入力信号の
レベルが正規の自動利得制御範囲内であっても第一の可
変減衰器2と第二の可変減衰器4の減衰量配分によって
は第一の増幅器3が飽和し、出力信号に歪みを生じさせ
るという問題があった。
増幅装置では増幅器の出力を監視して所定の設定レベル
となるよう可変減衰器を制御する動作を行っているが、
同一の制御信号により複数の可変減衰器を制御している
ため、入力信号のレベルが増大した場合には入力信号の
レベルが正規の自動利得制御範囲内であっても第一の可
変減衰器2と第二の可変減衰器4の減衰量配分によって
は第一の増幅器3が飽和し、出力信号に歪みを生じさせ
るという問題があった。
【0007】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、自動利得制御範囲内において入力信号のレベルが増
大した場合でも、増幅器が飽和せず出力信号に極力歪み
を生じさせない自動利得可変型増幅装置を提供すること
を目的とする。
で、自動利得制御範囲内において入力信号のレベルが増
大した場合でも、増幅器が飽和せず出力信号に極力歪み
を生じさせない自動利得可変型増幅装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、入力信号のレベルにかかわらず出力信号を
所定のレベルに保つ自動利得可変型増幅装置において、
信号入力端子と信号出力端子間に設けられた複数の可変
減衰器および増幅器と、前記信号出力端子に抽出された
信号を検出する検出器と、前記検出器から検出信号が入
力され前記複数の可変減衰器の減衰量を可変する制御信
号を発生する制御部と、前記制御部から少なくとも1以
上の前記可変減衰器に送出する制御信号を制限する制限
器とを具備することを特徴とするものである。
に本発明は、入力信号のレベルにかかわらず出力信号を
所定のレベルに保つ自動利得可変型増幅装置において、
信号入力端子と信号出力端子間に設けられた複数の可変
減衰器および増幅器と、前記信号出力端子に抽出された
信号を検出する検出器と、前記検出器から検出信号が入
力され前記複数の可変減衰器の減衰量を可変する制御信
号を発生する制御部と、前記制御部から少なくとも1以
上の前記可変減衰器に送出する制御信号を制限する制限
器とを具備することを特徴とするものである。
【0009】また本発明は、入力信号のレベルにかかわ
らず出力信号を所定のレベルに保つ自動利得可変型増幅
装置において、入力信号が入力され信号を減衰する第一
の可変減衰器と、前記第一の可変減衰器からの出力信号
が入力され信号を増幅する第一の増幅器と、前記第一の
増幅器の出力信号が入力され信号を減衰する第二の可変
減衰器と、前記第二の可変減衰器の出力信号が入力され
信号を増幅する第二の増幅器と、前記第二の増幅器の出
力信号を検出する検出器と、前記検出器の検出信号を用
いて前記第一の可変減衰器および前記第二の可変減衰器
の減衰量を可変する制御信号を発生する制御部と、前記
制御部から前記第二の可変減衰器に送出する制御信号を
制限する制限器とを具備することを特徴とするものであ
る。
らず出力信号を所定のレベルに保つ自動利得可変型増幅
装置において、入力信号が入力され信号を減衰する第一
の可変減衰器と、前記第一の可変減衰器からの出力信号
が入力され信号を増幅する第一の増幅器と、前記第一の
増幅器の出力信号が入力され信号を減衰する第二の可変
減衰器と、前記第二の可変減衰器の出力信号が入力され
信号を増幅する第二の増幅器と、前記第二の増幅器の出
力信号を検出する検出器と、前記検出器の検出信号を用
いて前記第一の可変減衰器および前記第二の可変減衰器
の減衰量を可変する制御信号を発生する制御部と、前記
制御部から前記第二の可変減衰器に送出する制御信号を
制限する制限器とを具備することを特徴とするものであ
る。
【0010】本発明では出力信号を検出する検出器の検
出信号により制御部の制御信号を発生し、制御信号の一
方はそのまま第一の可変減衰器を制御し、制御信号の他
方は制限器を介して第二の可変減衰器を制御するように
している。この制限器の動作により第二の可変減衰器の
減衰量が制限できるため、第一の可変減衰器の減衰量を
第二の可変減衰器の減衰量よりも大きくすることができ
る。その結果、第一の増幅器の入力信号のレベルを抑え
ることができ、入力信号のレベルが増大した場合でも正
規の入力信号のレベル範囲内であれば第一の増幅器が飽
和することなく低歪みの出力信号を得ることができる。
出信号により制御部の制御信号を発生し、制御信号の一
方はそのまま第一の可変減衰器を制御し、制御信号の他
方は制限器を介して第二の可変減衰器を制御するように
している。この制限器の動作により第二の可変減衰器の
減衰量が制限できるため、第一の可変減衰器の減衰量を
第二の可変減衰器の減衰量よりも大きくすることができ
る。その結果、第一の増幅器の入力信号のレベルを抑え
ることができ、入力信号のレベルが増大した場合でも正
規の入力信号のレベル範囲内であれば第一の増幅器が飽
和することなく低歪みの出力信号を得ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態例を詳細に説明する。
の形態例を詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の一実施形態例を示す構成説
明図である。すなわち、信号入力端子1には無線装置に
て受信する受信波等の信号が入力され、前記信号入力端
子1に入力された信号は第一の可変減衰器2に入力され
る。前記第一の可変減衰器2は前記信号入力端子1から
入力された信号を減衰して第一の増幅器3に出力する。
前記第一の増幅器3は前記第一の可変減衰器2から入力
された信号を増幅して第二の可変減衰器4に出力する。
前記第二の可変減衰器4は前記第一の増幅器3から入力
された信号を減衰して第二の増幅器5に出力する。前記
第二の増幅器5は前記第二の可変減衰器4から入力され
た信号を増幅して信号出力端子6に出力する。前記信号
出力端子6に現れた信号は検出器9で検出され、前記検
出器9で検出された検出信号は制御部8に出力される。
前記制御部8は前記検出器9から入力された検出信号を
用いて前記第一の可変減衰器2および前記第二の可変減
衰器4の減衰量を可変する制御信号を発生する。前記制
御部8と前記第二の可変減衰器4の間には制限器7が設
けられ、前記制限器7は前記制御部8から前記第二の可
変減衰器4に送出する制御信号を制限して前記第二の可
変減衰器4の減衰量を制限する。
明図である。すなわち、信号入力端子1には無線装置に
て受信する受信波等の信号が入力され、前記信号入力端
子1に入力された信号は第一の可変減衰器2に入力され
る。前記第一の可変減衰器2は前記信号入力端子1から
入力された信号を減衰して第一の増幅器3に出力する。
前記第一の増幅器3は前記第一の可変減衰器2から入力
された信号を増幅して第二の可変減衰器4に出力する。
前記第二の可変減衰器4は前記第一の増幅器3から入力
された信号を減衰して第二の増幅器5に出力する。前記
第二の増幅器5は前記第二の可変減衰器4から入力され
た信号を増幅して信号出力端子6に出力する。前記信号
出力端子6に現れた信号は検出器9で検出され、前記検
出器9で検出された検出信号は制御部8に出力される。
前記制御部8は前記検出器9から入力された検出信号を
用いて前記第一の可変減衰器2および前記第二の可変減
衰器4の減衰量を可変する制御信号を発生する。前記制
御部8と前記第二の可変減衰器4の間には制限器7が設
けられ、前記制限器7は前記制御部8から前記第二の可
変減衰器4に送出する制御信号を制限して前記第二の可
変減衰器4の減衰量を制限する。
【0013】この自動利得可変型増幅装置は、信号入力
端子1に入力された入力信号が第一の可変減衰器2を通
り第一の増幅器3で必要なレベルまで増幅し、その後第
二の可変減衰器4および第二の増幅器5を通り再度必要
なレベルまで増幅して出力信号として信号出力端子6に
抽出される。
端子1に入力された入力信号が第一の可変減衰器2を通
り第一の増幅器3で必要なレベルまで増幅し、その後第
二の可変減衰器4および第二の増幅器5を通り再度必要
なレベルまで増幅して出力信号として信号出力端子6に
抽出される。
【0014】一方、信号出力端子6に抽出された出力信
号のレベルは検出器9で検出され、増幅器出力信号とし
て制御部8に加えられる。この増幅器出力信号情報を制
御部8において状況判断し、それに基づく制御信号の一
方は第一の可変減衰器2の減衰量を制御し、制御信号の
他方は制限器7によって制限された後第二の可変減衰器
4の減衰量を制御する。
号のレベルは検出器9で検出され、増幅器出力信号とし
て制御部8に加えられる。この増幅器出力信号情報を制
御部8において状況判断し、それに基づく制御信号の一
方は第一の可変減衰器2の減衰量を制御し、制御信号の
他方は制限器7によって制限された後第二の可変減衰器
4の減衰量を制御する。
【0015】次に、制限器7の操作を説明する。
【0016】通常、信号入力端子1から入力された入力
信号は制御部8によって出力信号が所定の出力信号のレ
ベルに保たれるように制御される。ここで、大きな入力
信号が入力されると、制御部8からは第一の可変減衰器
2および第二の可変減衰器4に減衰量を増加させるため
の制御信号を送出するが、第一の可変減衰器2と第二の
可変減衰器4の減衰量配分が異なる場合、例えば第二の
可変減衰器4の減衰量が第一の可変減衰器2の減衰量よ
りも大きいとすると、第一の増幅器3に過大な信号が入
り、第一の増幅器3が飽和する。これを防止するため、
第二の可変減衰器4の減衰量を制限器7で制限すること
により第一の増幅器3の飽和が抑えられる。この制限器
7の動作により第二の可変減衰器4の減衰量が制限でき
るため、第一の可変減衰器2の減衰量を第二の可変減衰
器4の減衰量よりも大きくすることができる。その結
果、第一の増幅器3の入力信号のレベルを抑えることが
でき、信号入力端子1の入力信号のレベルが増大した場
合でも正規の入力信号のレベル範囲内であれば第一の増
幅器3が飽和することなく低歪みの出力信号を得ること
ができる。
信号は制御部8によって出力信号が所定の出力信号のレ
ベルに保たれるように制御される。ここで、大きな入力
信号が入力されると、制御部8からは第一の可変減衰器
2および第二の可変減衰器4に減衰量を増加させるため
の制御信号を送出するが、第一の可変減衰器2と第二の
可変減衰器4の減衰量配分が異なる場合、例えば第二の
可変減衰器4の減衰量が第一の可変減衰器2の減衰量よ
りも大きいとすると、第一の増幅器3に過大な信号が入
り、第一の増幅器3が飽和する。これを防止するため、
第二の可変減衰器4の減衰量を制限器7で制限すること
により第一の増幅器3の飽和が抑えられる。この制限器
7の動作により第二の可変減衰器4の減衰量が制限でき
るため、第一の可変減衰器2の減衰量を第二の可変減衰
器4の減衰量よりも大きくすることができる。その結
果、第一の増幅器3の入力信号のレベルを抑えることが
でき、信号入力端子1の入力信号のレベルが増大した場
合でも正規の入力信号のレベル範囲内であれば第一の増
幅器3が飽和することなく低歪みの出力信号を得ること
ができる。
【0017】尚、前記実施形態例では第二の可変減衰器
4の減衰量を制限する時のみについて説明しているが、
制限器を制御部8と第一の可変減衰器2の間に挿入して
第一の可変減衰器2の減衰量を制限した時、あるいは制
限器を複数設けて第一の可変減衰器2と第二の可変減衰
器4の減衰量をそれぞれ制限した場合においても同様の
動作となる。
4の減衰量を制限する時のみについて説明しているが、
制限器を制御部8と第一の可変減衰器2の間に挿入して
第一の可変減衰器2の減衰量を制限した時、あるいは制
限器を複数設けて第一の可変減衰器2と第二の可変減衰
器4の減衰量をそれぞれ制限した場合においても同様の
動作となる。
【0018】また、可変減衰器を三箇所以上設けても同
様にして実施することができる。
様にして実施することができる。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、減衰
器の減衰量を制限することで増幅器の入力側に入力され
る信号のレベルを制限することができる。従って、増幅
器の飽和に伴う信号の歪み特性および雑音指数を改善で
きる利点がある。
器の減衰量を制限することで増幅器の入力側に入力され
る信号のレベルを制限することができる。従って、増幅
器の飽和に伴う信号の歪み特性および雑音指数を改善で
きる利点がある。
【図1】本発明の一実施形態例を示す構成説明図であ
る。
る。
【図2】従来の自動利得可変型増幅装置を示す構成説明
図である。
図である。
1 信号入力端子 2 第一の可変減衰器 3 第一の増幅器 4 第二の可変減衰器 5 第二の増幅器 6 信号出力端子 7 制限器 8 制御部 9 検出器
Claims (2)
- 【請求項1】 入力信号のレベルにかかわらず出力信号
を所定のレベルに保つ自動利得可変型増幅装置におい
て、 信号入力端子と信号出力端子間に設けられた複数の可変
減衰器および増幅器と、 前記信号出力端子に抽出された信号を検出する検出器
と、 前記検出器から検出信号が入力され前記複数の可変減衰
器の減衰量を可変する制御信号を発生する制御部と、 前記制御部から少なくとも1以上の前記可変減衰器に送
出する制御信号を制限する制限器とを具備することを特
徴とする自動利得可変型増幅装置。 - 【請求項2】 入力信号のレベルにかかわらず出力信号
を所定のレベルに保つ自動利得可変型増幅装置におい
て、 入力信号が入力され信号を減衰する第一の可変減衰器
と、 前記第一の可変減衰器からの出力信号が入力され信号を
増幅する第一の増幅器と、 前記第一の増幅器の出力信号が入力され信号を減衰する
第二の可変減衰器と、 前記第二の可変減衰器の出力信号が入力され信号を増幅
する第二の増幅器と、 前記第二の増幅器の出力信号を検出する検出器と、 前記検出器の検出信号を用いて前記第一の可変減衰器お
よび前記第二の可変減衰器の減衰量を可変する制御信号
を発生する制御部と、 前記制御部から前記第二の可変減衰器に送出する制御信
号を制限する制限器とを具備することを特徴とする自動
利得可変型増幅装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11194428A JP2001024453A (ja) | 1999-07-08 | 1999-07-08 | 自動利得可変型増幅装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11194428A JP2001024453A (ja) | 1999-07-08 | 1999-07-08 | 自動利得可変型増幅装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001024453A true JP2001024453A (ja) | 2001-01-26 |
Family
ID=16324446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11194428A Pending JP2001024453A (ja) | 1999-07-08 | 1999-07-08 | 自動利得可変型増幅装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001024453A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010114481A (ja) * | 2008-11-04 | 2010-05-20 | Mitsubishi Electric Corp | 基地局装置 |
CN102315826A (zh) * | 2010-07-05 | 2012-01-11 | 北京北广科技股份有限公司 | 自动增益功放链静噪控制方法及电路 |
-
1999
- 1999-07-08 JP JP11194428A patent/JP2001024453A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010114481A (ja) * | 2008-11-04 | 2010-05-20 | Mitsubishi Electric Corp | 基地局装置 |
CN102315826A (zh) * | 2010-07-05 | 2012-01-11 | 北京北广科技股份有限公司 | 自动增益功放链静噪控制方法及电路 |
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