JP2010114481A - 基地局装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】端末が基地局配下であるか否かに係わらず、近傍にて大出力で通信中の端末があったとしても、通信可能な状態を維持しつつ、基地局の受信回路保護と通信機能確保を実現する基地局装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る基地局装置20は、受信回路7と受信回路7の前段に配置される入力段19とを備える基地局装置20であって、入力段19は、外部から受信した受信信号の電力を検出する検波回路4、受信信号を減衰する可変減衰器5、検波回路4の検出電力に基づき可変減衰器5を制御する入力電力制御部6を備えて構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば屋内向けの無線基地局装置に関し、特に受信部と受信部の前段に配置される入力段とを備え、受信部を過入力から保護し、過入力による回路破壊や、過入力による歪みを防止する基地局装置に関する。
従来の屋外向け基地局は、容易に周辺に人が立ち入れない場所に設置距離を確保して設置されていたが、屋内向け基地局の場合、従来の屋外向け基地局と異なり、容易にその周辺に人が立ち入ることができることや、基地局同士が近傍に設置されることが懸念される。送受信で異なる周波数を使用するシステムの場合、基地局同士が近傍に設置されることによる影響は、バンドパスフィルタやデュプレクサのような周波数選択性を持つ部品を受信回路の前段に用いることで対応できる。
しかし、容易にその周辺に人が立ち入ることができることにより、従来の屋外向け基地局では想定されなかったような基地局の近傍にて、近接している周波数帯域の端末が使用される場合、これらは周波数が近接しているためバンドパスフィルタやデュプレクサのような部品での対応は難しく、このような信号を選択的に除去しようとすると一度受信回路にてIF周波数やベースバンド周波数に変換した後、SAWフィルタのような狭帯域フィルタや、ローパスフィルタなどで除去する必要があるため、基地局の受信回路にとって過入力となる信号が基地局に入力される可能性がある。
また、従来の屋外向け基地局は、当該基地局事業者と契約をしている使用者が平等に使用する前提であったが、基地局の小型化や低価格化が進む事により、個々の基地局毎に当該基地局事業者と契約している使用者の中でも、特に特定の個人や法人などを対象とした使用者のみを想定した運用が行われるという場合も想定される。
特定使用者を想定した屋内向け基地局では、近傍にある端末が必ずしも当該基地局と通信を行うとは限らず、遠方の基地局と大出力にて通信を行う場合も想定される。この問題は、従来想定されていた端末使用者とは当該基地局事業者と契約している基地局使用権限のある使用者、使用権限のない使用者は異なる周波数帯域を使用している他事業者と契約している使用者といった状況から、当該基地局事業者と契約している者の中でも、特にその当該基地局の使用者として登録されて基地局使用権限のある使用者と当該基地局事業者と契約しているが基地局使用権限のない使用者からの信号は、フィルタ等の帯域指定で信号を減衰できる素子では阻止できない同一周波数帯域での過入力が想定されるため、より大きな問題となる。
従来の無線基地局装置の受信回路保護では、例えば特許文献1に示されるように、過入力を判断した場合に受信回路を停止してしまうことで回路保護を行っていた。また、特許文献2に示される従来の無線基地局装置の受信回路保護では、無線基地局装置の配下端末の場合は該端末へ送信電力制御を指示し、配下端末以外の場合は可変減衰器にて減衰量を制御し回路保護を行っていた。
特開2006−157750号公報(第1頁、第1図) 特開2004−193952号公報(第1頁、第1図)
しかしながら、特許文献1に示されている方法では、受信回路を停止してしまうため、通信が継続してできなくなるという問題があった。また、特許文献2に示されている方法について、基地局配下の端末については、基地局は基本的に送信電力制御信号を用いて端末からの送信電力が適切になるよう管理できるが、同一事業者で基地局配下でない端末が存在した場合、電力制御ができないため、過入力の原因となることが懸念される。また、当該基地局と通信を行っている端末であったとしても、基地局の極めて近傍で使用した場合、送信電力制御の下限より、送信電力を適切なレベルまで下げることができずに、過入力の原因となることが懸念される。このように通信中の端末から過入力がある可能性や、複数の端末が共存する状況について十分な考慮がされておらず、多くの適切な保護が実施できない場合が想定されるという問題があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、端末が基地局配下であるか否かに係わらず、近傍にて大出力で通信中の端末があったとしても、通信可能な状態を維持しつつ、基地局の受信回路保護と通信機能確保を実現する基地局装置を提供することを目的とする。
本発明に係る基地局装置は、受信部と受信部の前段に配置される入力段とを備える基地局装置であって、入力段は、外部から受信した受信信号の電力を検出する検波部、受信信号を減衰する減衰部、検波部の検出電力に基づき減衰部を制御する入力電力制御部を備えて構成される。
この発明によれば、基地局受信部の前段に例えば減衰量が可変の減衰部を配置するとともに、受信部に入力される電力を検出する検波部を持ち、検出した電力に応じて減衰部の減衰量を適切に制御することで、減衰部による受信感度の劣化を最小限に抑え、基地局受信部の保護による耐久性の向上と通信機能の維持を両立させることが可能である。
以下、この発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。以下に説明する基地局装置は例えば屋内用無線基地局装置として用いることができる。
<実施の形態1>
(構成)
図1は、本実施の形態1に係る基地局装置20の回路構成図である。周波数選択性部品1はアンテナに接続され、バンドパスフィルタやデュプレクサなどの高耐力で通過帯域の周波数成分のみを後段に低損失で通過させる部品である。任意回路2の入力部は周波数選択性部品1の出力部に接続される。この回路2は、可変減衰器による入力レベル調整、及び保護を必要としない回路で、基地局装置20の設計思想によって必要ならば配置し、必要無いならば存在しなくとも良い。
また、任意回路2の出力部に接続され、受信電力を分配するためのカプラ3を備える。カプラ3の出力部は、外部から受信し入力される受信信号の電力を検出する検波回路(検波部)4、および受信信号を可変に減衰し受信回路への過入力防止を目的とする可変減衰器5の入力部に接続される。可変減衰器5は例えば可変抵抗によって構成される。検波回路4の出力部は、検波回路4の検出電力に基づき可変減衰器5の減衰量を制御する入力電力制御部6の入力部に接続され、入力電力制御部6の出力部は可変減衰器5の入力部に接続される。
基地局装置20は受信回路7を備えており、低NFにて信号を増幅できるLNA8を備える。NFとはNoise Figureのことであり、回路の入力信号のSN比と出力信号のSN比の比を示す値である。また、LNAとはLow Noise Amplifierのことであり、NFの小さい増幅器を意味する。可変減衰器5の出力部は受信回路7内のLNA8の入力部に接続される。LNA8の出力部は受信回路7内において受信信号を減衰し、受信電力調整のできる可変減衰器(第2の可変減衰部)9の入力部に接続される。可変減衰器9の出力部は受信回路7に入力された電力を検出する検波回路10の入力部に接続され、検波回路10の出力部は可変減衰器9の減衰量を制御する受信電力制御部11と接続される。従って、受信電力制御部11の出力部は可変減衰器9の入力部に接続される。
受信回路7はさらに、可変減衰器9の出力部に接続される復調回路12と、復調回路12の出力部に接続され、復調された信号から配下端末からのSIRを検出できるSIR検出回路13とを含む。SIRとはSignal-to-Interference Ratioのことであり、信号と干渉の比を示す値である。受信回路7の受信方式はIF方式、ダイレクトコンバージョン方式等受信方式を問わない。
上述したように、基地局装置20は受信回路(受信部)7と、周波数選択性部品1、任意回路2、カプラ3、検波回路4、可変減衰器5、入力電力制御部6により構成される入力段19とを備える。
SIR検出回路13の出力部は、受信回路7の外部に配置される送信電力制御信号生成部14の入力部と接続され、送信電力制御信号生成部14の出力部は送信回路15の入力部と接続される。送信電力制御信号生成部14は、SIR検出回路13にて検出した配下端末からのSIRが想定範囲外の値となった場合、想定範囲になるように、送信回路15を通して配下端末に送信電力制御信号を送信する。
(動作)
次に本実施の形態の特徴である、過入力があった際の受信回路保護の動作について、図1の構成に基づいて説明する。アンテナで受信した受信信号は、周波数選択性部品1により所望帯域外の信号が阻止され、所望帯域の信号のみ後段に通過される。所望帯域の信号は可変減衰器による保護を必要としない任意回路2を通過後、カプラ3により可変減衰器5を介して受信回路7へ入力されるメイン信号と、検波回路4に入力される検波信号に分配される。検波回路4で検波された電力は入力電力制御部6に報告される。入力電力制御部6は、検波回路4より報告された電力が、受信回路7の保護が必要とされる電力であった場合、可変減衰器5を適切な減衰量に設定し、受信回路7を保護する。報告された電力が受信回路7の保護が必要ない電力であった場合、可変減衰器5の減衰量を最小に設定し、NFの影響を最小に抑える。
検出電力による可変減衰器5の制御は単純な一次関数的な制御に限らず、ヒステリシス特性を持たせる制御や曲線的制御、時係数を考慮した制御など保護方針に応じて行われるものとする。これら制御方式の実施例については、別途後述する。受信回路7において入力された受信信号がLNA8にて増幅され、検波回路10にて電力が検波され、受信電力制御部11は検波された電力を使用し可変減衰器9を介して受信信号のレベル調整を行う。可変減衰器9により最適なレベルに調整された信号に対して、復調回路12により復号処理などの信号処理が行われる。復調回路12での復調結果を用い、SIR検出回路13にて配下端末のSIRが検出され、必要に応じて送信電力制御信号生成部14にて配下端末への送信電力制御信号が生成され、送信回路15を用いて配下端末に対して送信電力制御が行われる。それにより、可変減衰器5の影響により妨害波と共に配下端末からの信号レベルが低下した場合でも、配下端末のSIRを適切なレベルに保つことができる。
図1に対する入力電力制御部6の動作例の簡単なフローチャートを図2に示す。例では入力電力をP、検出時間をT、可変減衰器5の減衰量をAとし、入力電力制御部6は保護開始電力しきい値Ps、保護解除電力しきい値Pe、保護解除条件継続時間しきい値Tw、電力目標値Ptを持つものとする。保護開始電力しきい値Psは、受信回路7の定格や歪み特性などから設計者が保護目的に沿って決定する値である。例えば、過入力による回路故障の保護のみを目的とした場合は定格に対するマージンの取り方によってのみ決定する。過入力による歪みの回避を目的とする場合は受信機の歪み特性に対する値の取り方によって決定する。無歪み領域での使用を目的とする場合や、歪みの影響と可変減衰器5によるNF増加の影響を比較してある程度まで歪みを許容する場合など、設計者の保護思想によってあらゆる値を取り得る。
保護解除電力しきい値Pe、保護解除条件継続時間しきい値Twは、本来保護が必要な環境において一時的な検出電力低下時に誤って保護を解除してしまわないための値で、保護解除電力しきい値Peは、保護開始電力しきい値Psよりも小さな値をとる。保護解除電力しきい値Peを保護開始電力しきい値Psに対してどの程度小さくするか、また保護解除条件継続時間しきい値Twをどの程度長く取るかで、誤って保護を解除しない安全性が決まる。その反面、本来保護が必要でない場合も保護を継続することによるNF劣化に繋がるため、設計者の保護思想によってあらゆる値を取り得る。このように、入力電力制御部6は受信信号の電力値と所定のしきい値との比較に基づき動作する。電力目標値Ptは可変減衰器5の減衰量Aを決めるための値で、減衰量Aは入力電力Pが受信回路に対してPtとなるように入力電力Pに応じて変化する値とする。Ptは、一つの数値ではなく、範囲を持つ値でも良い。
受信電力制御部11は入力電力制御部6の動作に関係なく、常に復調回路12に対して最適な入力電力となるように可変減衰器9を調整するものとする。
図2のフローチャートについて、ステップS1にて、現在の運用状態が可変減衰器5による入力電力制御中であるか判断される。条件を満たす場合はステップS6へ移る。条件を満たさない場合、ステップS2にて検出された入力電力Pが、ステップS3にて保護開始しきい値Psより大きいか判定される。条件を満たさない場合、そのままステップS2に戻る。条件を満たす場合、ステップS4にて可変減衰器5による入力電力制御が開始され、ステップS5で可変減衰器5の減衰量Aについて、受信回路7に入力される電力が電力目標値Ptとなるような値に設定(A=P−Pt)される。
さらに、ステップS6にて検出された入力電力Pが、ステップS7にて保護解除電力しきい値Pe未満か判定される。条件を満たさない場合、ステップS5に戻る。条件を満たす場合、ステップS8にて保護解除電力しきい値Pe以下を連続して検出した時間Tが保護解除条件継続時間しきい値Twより大きいか判定される。条件を満たさない場合、ステップS5に戻る。条件を満たす場合、ステップS9にて可変減衰器5の減衰量Aを最小とし、ステップS10にて可変減衰器5による入力電力制御が終了する。
(効果)
この発明によれば、基地局装置20は受信回路7の前段に可変減衰器5が配置されるとともに、受信回路7に入力される電力を検出する検波回路4を備え、検出された電力に応じて入力電力制御部6により可変減衰器5が適切に制御されることで、可変減衰器5による受信感度の劣化を最小限に抑え、受信回路7の保護による耐久性の向上と通信機能の維持を両立させることが可能である。
<実施の形態2>
(構成)
本実施の形態において、図1に示す入力電力制御部6は後述するようにヒステリシス特性を持つ。その他の構成は実施の形態1で示した図1と同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
(動作)
図3に、入力電力制御部6がヒステリシス特性を持つように動作する場合の簡単なフローチャートを示す。この場合、入力電力制御部6は図2での値に加えてヒステリシスマージンPh、継続時間しきい値Taを持つ。
ステップS11〜ステップS16までの処理は、図2のステップS1〜S6までの処理と同様のため、説明は省略する。ステップS17にて、検出された入力電力Pが以前に検出していた電力値であるA+Ptと比較して、より大きいか判定される。条件を満たす場合、ステップS15に戻り減衰量Aが設定し直される。条件を満たさない場合、ステップS18にて保護解除電力しきい値Pe未満か判定される。条件を満たす場合、ステップS19にて保護解除電力しきい値Pe以下を連続して検出した時間Tが保護解除条件継続時間しきい値Twより大きいか判定される。
ステップS18、ステップS19にて条件を満たさない場合はステップS20にて入力電力Pが以前に検出していた電力値からヒステリシスマージンPhを引いた値未満であるか判定される。条件を満たさない場合ステップS16に戻る。条件を満たす場合ステップS21にて、条件を満たしていることを検出した時間Tが継続時間しきい値Taより大きいか判定される。条件を満たさない場ステップS16に戻る。条件を満たす場合、ステップS22にて、減衰量Aを受信回路に入力されるPtとなる減衰量にヒステリシスマージンPhを加えた減衰量が設定され、ステップS16に戻る。ステップS19にて条件を満たす場合、ステップS23にて可変減衰器5の減衰量Aが最小とされ、ステップS24にて可変減衰器5による入力電力制御は終了する。
上述した入力電力制御部6および該制御部6に接続されたブロック(可変減衰器5)以外の動作については、実施の形態1と同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
(効果)
本実施の形態において、入力電力制御部6はヒステリシス特性を持つように動作することで、過入力状態における入力電力低下に対する応答性と保護が必要な状況下で、誤って保護を解除しないための安全性との兼ね合いについて設計者による選択の自由度を拡張することが可能である。
<実施の形態3>
(構成)
本発明は、1つの検波回路と電力制御部によって2つの可変電力制御部を制御する構成としてもよい。図4は本実施の形態に係る基地局装置20の構成を示す図であって、図1に対して、受信回路7内の検波回路10と受信電力制御部11を無くし、検波は検波回路4でのみ行い、可変減衰器5および可変減衰器9の制御は検波回路4の検出電力に基づき入力電力制御部6にてまとめて行う構成となっている。この場合、図4での検波回路4は、図1での検波回路4と検波回路10を合わせた検波範囲に対応できる広域な検波範囲を持ち、図6での入力電力制御部は可変減衰器5と可変減衰器9を制御するため図1の場合に対して、多くのパラメータと処理が発生する。その他の構成は実施の形態1で示した図1と同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
(動作)
図4に対する入力電力制御部6の動作例の簡単なフローチャートを図5に示す。例では可変減衰器5の減衰量をA1、可変減衰器9の減衰量をA2とし、入力電力制御部6は受信回路7に入力される電力目標値Pt1、復調回路12に入力される電力目標値Pt2を持つものとする。他のパラメータで図2、図3と同名のものは同じものを意味する。減衰量A1は回路保護を目的とするため一時的な電力変動によって誤って保護を解除しないために、電力増加時は即座に減衰量も増加し、電力減少時は電力低下が一定時間継続し、一時的な変動ではないことが確認できた場合に減少し、減衰量A2は減衰量A1により受信回路に入力される電力が適切な範囲に保たれているため、電力変動に応じて速やかに変化するものとする。
ステップS25にて、現在の運用状態が可変減衰器5による入力電力制御中であるか判定される。条件を満たす場合、ステップS32へ移る。条件を満たさない場合、ステップS26にて検出した入力電力Pが、ステップS27にて保護開始しきい値Psより大きいか判定される。条件を満たさない場合、ステップS28にて復調回路12に入力される電力がPt2となるように減衰量A2が設定(A2=P−Pt2)され、ステップS26に戻る。条件を満たす場合、ステップS29にて可変減衰器5による入力電力制御が開始され、ステップS30にて受信回路7に入力される電力が電力目標値Pt1となるように可変減衰器5の減衰量A1が設定(A1=P−Pt1)される。さらにステップS31にて復調回路に入力される電力がPt2となるように可変減衰器9の減衰量A2が設定(A2=P−A1−Pt2)される。
ステップS32で入力電力Pが検出され、ステップS33にて、検出した入力電力Pが以前に検出していた電力値であるA1+Pt1と比較して、より大きいか判定される。条件を満たす場合、ステップS30へ戻り、減衰量A1を大きくする調整が行われる。条件を満たさない場合、ステップS34にて、検出した入力電力Pが保護解除電力しきい値Pe未満か判定される。条件を満たす場合、ステップS35にて保護解除電力しきい値Pe以下を連続して検出した時間Tが保護解除条件継続時間しきい値Twより大きいか判定される。
ステップS34、ステップS35で条件を満たさない場合、ステップS36にて、A1+Pt1未満を連続して検出した時間Tが継続時間しきい値Taより大きいか判定される。条件を満たす場合、ステップS30に戻り減衰量A1を小さくする調整が行われる。条件を満たさない場合は、ステップS31に戻り減衰量A2を小さくする調整が行われる。ステップS35にて条件を満たす場合、ステップS37にて減衰量A1は最小とされ、ステップS38にて可変減衰器5による入力電力制御は終了する。
上述した入力電力制御部6および該制御部に接続されたブロック以外の動作については、実施の形態1と同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
(効果)
このように同様の機能をもつブロックを統合することにより、装置全体としての回路規模の縮小を図ることが可能である。
<実施の形態4>
(構成)
実施の形態3において、可変減衰器9における減衰量A2は入力電力制御部6により可変に制御されたが、可変減衰器5による入力電力制御中は受信回路7に入力される電力は電力目標値Pt1で一定のため、本実施の形態においては減衰量A2を固定として減衰量A1のみを制御する構成とする。すなわち、図4において、入力電力制御部6は可変減衰器9と接続されなくても良い。その他の構成は実施の形態3で示した図4と同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
(動作)
この場合の入力電力制御部6のフローチャートは図5のステップS31が省略されたものとなる。また電力目標値Pt1を定格電力や歪みの発生する電力よりも十分マージンをとって設定しており、継続時間しきい値Taがなくとも、一時的な変動による問題を受けないと判断する場合は、ステップS36も省略し、ステップS34、ステップS35で条件をみたさない場合はステップS30へ戻る動作とすることができる。その他の動作は実施の形態3で示した図5と同じであるため、ここでの詳細な説明は省略する。
(効果)
本実施の形態において、入力電力制御部6は可変減衰器5における減衰量A1のみを制御するため、実施の形態3と比べて動作を単純化することが可能である。
<実施の形態5>
(構成)
本発明は、実施の形態1で示した可変減衰器5の代わりに経路切り替え用のスイッチと、受信信号を固定に減衰する固定減衰器を用いても良い。固定減衰器は例えば固定抵抗によって構成される。図6は、本実施の形態に係る基地局装置20を示す図である。図1における可変減衰器5の代わりに、スイッチ16、固定減衰器(固定減衰部)17、スイッチ18を備え、固定抵抗器17を経由する経路と経由しない経路を備えた構成となっている。すなわち、スイッチ16,18により、受信信号について固定減衰器17を通過させるか否かを選択出来る構成になっており、入力電力制御部6は、検波回路4の検出電力に基づきスイッチ16,18を制御する機能を備える。その他の構成は実施の形態1で示した図1と同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
(動作)
図6における基地局装置20の場合における、入力電力制御部6の動作フローチャートを図7に示す。ステップS39で固定減衰器17による入力電力制御中か判定される。条件を満たす場合、ステップS43へ移る。条件を満たさない場合は、ステップS40にて入力電力Pが検出され、ステップS41にて保護開始しきい値Psより大きいか判定される。条件を満たさない場合、ステップS40に戻る。条件を満たす場合、ステップS42にてスイッチ16、スイッチ18の接続が固定減衰器17側へ変更される。
その後、ステップS43にて検出された入力電力Pが、ステップS44にて保護解除電力しきい値Pe未満か判定される。条件を満たさない場合、ステップS43に戻る。条件を満たす場合、ステップS45にて保護解除電力しきい値Pe以下を連続して検出した時間Tが保護解除条件継続時間しきい値Twより大きいか判定される。条件を満たさない場合、ステップS43に戻る。条件を満たす場合、ステップS46にてスイッチ16、スイッチ18は固定減衰器17無し側の経路へ切り替えられる。
上述した、入力電力制御部6および固定減衰器17、スイッチ16,18以外の動作については、実施の形態1と同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
(効果)
このようにスイッチを用いて経路切り替えを行い、可変減衰器の最小減衰量より減衰量が少ないスイッチを用いることにより、入力電力保護が必要ない場合のNF増加を抑えることができる。また、上記のような経路を用意することにより、減衰量の調整を行わない固定減衰器17を用いての構成が可能となり、入力電力制御部6の制御を単純化することが可能である。
<実施の形態6>
(構成)
本実施の形態においては、図6に示す固定減衰器16の代わりに、実施の形態1において図1で示した可変減衰器5を用いる。ブロック図としては図6の固定減衰器17を可変減衰器5に入れ替えたものとなる。すなわち、本実施の形態においては、受信信号を可変に減衰する可変減衰器5と、受信信号について可変減衰器5を通過させるか否かを選択するスイッチ16,18とを備え、入力電力制御部6は、検波回路4の検出電力に基づきスイッチ16,18を制御するとともに、可変減衰器5の減衰量を制御する機能を備える。本実施の形態に係る基地局装置20について、その他の構成は実施の形態5で示した図6と同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
(動作)
入力電力制御部6の動作に関するフローチャートとしては、実施の形態5において図7に示したものに対して、可変減衰器5による入力電力制御開始に合わせて、スイッチ16、スイッチ18の接続が可変減衰器5側へ変更され、可変減衰器5による入力電力制御終了に合わせて、スイッチ16、スイッチ18の接続が可変減衰器5無し側へ変更される処理に変更されたものとなる。さらに、可変減衰器5による入力電力制御中は、入力電力制御部6によって可変減衰器5の減衰量が制御される図2等で述べたのと同様の処理が追加される。
(効果)
本実施の形態においては、可変減衰器5の最小減衰量より減衰量が少ないスイッチを用いることにより、入力電力保護が必要ない場合のNF増加を抑えることと共に、可変減衰器5を用いることにより入力電力量に応じた減衰量調整が可能となる。
<実施の形態7>
(構成)
本発明では、実施の形態2で図3について説明した、保護解除条件継続時間しきい値Twや継続時間しきい値Taの変わりに、電力の移動平均値を用いてもよい。本実施の形態において、入力電力制御部6は任意時間Tavにおける受信信号の電力移動平均値Pavを取得する機能を備え、電力移動平均値Pavに基づき動作する。本実施の形態に係る基地局装置20について、その他の構成は実施の形態2で示した図1の構成と同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
(動作)
本実施の形態に係る入力電力制御部6の動作について、実施の形態2で示した図3のフローチャートに移動平均電力の考え方を適用したフローチャートを図8に示す。この場合、入力電力制御部6は、任意時間Tavの電力移動平均値Pavを持つ。任意時間Tavは一時的な電力変動によって、誤って必要な保護を解除しないと想定される時間とする。また電力移動平均値Pavは減衰量Aが最初に設定されたタイミングを含む、減衰量Aが以前の値よりも増加したタイミングを基準とした移動平均値であり、取得時間がTav以下の場合は、取得時間までの時間平均となる。
ステップS47〜ステップS51までの処理は、図3のステップS11〜S15までの処理と同様のため、説明は省略する。ステップS52にて移動平均電力Pavの取得が開始される。既に移動平均電力Pavを取得中の場合も、それまでの値はクリアされ、改めて取得が開始される。ステップS53にて入力電力Pが取得され、ステップS54にて入力電力PがA+Ptよりも大きいか判定され、条件を満たす場合、ステップS51に戻る。条件を満たさない場合、ステップS55にて移動平均電力Pavが保護解除電力しきい値Pe未満か判定される。条件を満たさない場合、ステップS56にて減衰量Aが設定された後、ステップS53に戻る。条件を満たす場合、ステップS57にて減衰量Aは最小とされ、ステップS58にて可変減衰器5による入力電力制御は終了される。
上述した、入力電力制御部6以外の動作については、実施の形態2と同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
(効果)
本実施の形態においては、入力電力制御部6はある値以下の電力の継続時間をカウントする必要がなくなり、ステップS55に示したように移動平均電力Pavと電力しきい値Peを比較して判断すれば良いので処理の単純化が可能である。
本実施の形態1に係る基地局装置のブロック図である。 本実施の形態1に係る基地局装置のフローチャートを示す図である。 本実施の形態2に係る基地局装置のフローチャートを示す図である。 本実施の形態3に係る基地局装置のブロック図である。 本実施の形態3に係る基地局装置のフローチャートを示す図である。 本実施の形態5に係る基地局装置のブロック図である。 本実施の形態5に係る基地局装置のフローチャートを示す図である。 本実施の形態7に係る基地局装置のフローチャートを示す図である。
符号の説明
1 周波数選択性部品、2 任意回路、3 カプラ、4 検波回路、5 可変減衰器、6 入力電力制御部、7 受信回路、8 LNA、9 可変減衰器、10 検波回路、11 受信電力制御部、12 復調回路、13 SIR検出回路、14 送信電力制御信号生成部、15 送信回路、16 スイッチ、17 固定減衰器、18 スイッチ、19 入力段、20 基地局装置。

Claims (8)

  1. 受信部と前記受信部の前段に配置される入力段とを備える基地局装置であって、
    前記入力段は、
    外部から受信した受信信号の電力を検出する検波部と、
    前記受信信号を減衰する減衰部と、
    前記検波部の検出電力に基づき前記減衰部を制御する入力電力制御部と、を備える、
    基地局装置。
  2. 前記減衰部は、前記受信信号を可変に減衰する可変減衰部であって、
    前記入力電力制御部は、前記可変減衰部の減衰量を制御する、
    請求項1に記載の基地局装置。
  3. 前記入力電力制御部はヒステリシス特性を持つ、
    請求項2に記載の基地局装置。
  4. 前記受信部は当該受信部内において前記受信信号を減衰する第2の可変減衰部を備え、
    前記入力電力制御部は、前記検波部の検出電力に基づき前記第2の可変減衰部も制御する、
    請求項2に記載の基地局装置。
  5. 前記減衰部は、
    前記受信信号を固定に減衰する固定減衰部と、
    前記受信信号について前記固定減衰部を通過させるか否かを選択するスイッチと、を備え、
    前記入力電力制御部は前記検波回路の検出電力に基づき前記スイッチを制御する、
    請求項1に記載の基地局装置。
  6. 前記減衰部は、
    前記受信信号を可変に減衰する可変減衰部と、
    前記受信信号について前記可変減衰部を通過させるか否かを選択するスイッチと、を備え、
    前記入力電力制御部は前記検波回路の検出電力に基づき前記スイッチを制御するとともに前記可変減衰部の減衰量を制御する、
    請求項1に記載の基地局装置。
  7. 前記入力電力制御部は、前記受信信号の電力値と所定のしきい値との比較に基づき動作する、
    請求項1から請求項6のいずれかに記載の基地局装置。
  8. 前記入力電力制御部は、前記受信信号の電力の移動平均値に基づき動作する、
    請求項1から請求項6のいずれかに記載の基地局装置。
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