JPH07336247A - Amラジオ受信機 - Google Patents
Amラジオ受信機Info
- Publication number
- JPH07336247A JPH07336247A JP13188294A JP13188294A JPH07336247A JP H07336247 A JPH07336247 A JP H07336247A JP 13188294 A JP13188294 A JP 13188294A JP 13188294 A JP13188294 A JP 13188294A JP H07336247 A JPH07336247 A JP H07336247A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- level
- amplifier
- circuit
- gain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Superheterodyne Receivers (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 希望入力信号の入力レベルを検出し、同入力
レベルに応じて、広帯域妨害信号検出回路の出力を増幅
する検出レベルアンプの利得を制御して、妨害信号強電
界下で混信・抑圧等の強入力妨害の受信不良が発生しな
いようにする。 【構成】 RFアンプ2の出力段に広帯域妨害信号レベ
ル検出回路12を、RF同調回路3の出力段にRFレベ
ル検出回路8を、IFアンプ5の出力段にIFレベル検
出回路10をそれぞれ設け各段のレベル検出を行う。I
Fレベル検出回路10の検出結果に応じて検出レベルア
ンプ利得制御回路14により検出レベルアンプ13の利
得を制御することによりRF−AGC量を制御し、妨害
強電界下での受信不良を改善する。
レベルに応じて、広帯域妨害信号検出回路の出力を増幅
する検出レベルアンプの利得を制御して、妨害信号強電
界下で混信・抑圧等の強入力妨害の受信不良が発生しな
いようにする。 【構成】 RFアンプ2の出力段に広帯域妨害信号レベ
ル検出回路12を、RF同調回路3の出力段にRFレベ
ル検出回路8を、IFアンプ5の出力段にIFレベル検
出回路10をそれぞれ設け各段のレベル検出を行う。I
Fレベル検出回路10の検出結果に応じて検出レベルア
ンプ利得制御回路14により検出レベルアンプ13の利
得を制御することによりRF−AGC量を制御し、妨害
強電界下での受信不良を改善する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用、ホーム用、ポ
ータブル用等の電子同調方式のAMラジオ受信機に関す
る。
ータブル用等の電子同調方式のAMラジオ受信機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子同調方式のAMラジオ受信機は車載
用、ホーム用、ポータブル用を問わず広く市場に普及し
ており、希望する電波を常に受信することが求められて
いる。
用、ホーム用、ポータブル用を問わず広く市場に普及し
ており、希望する電波を常に受信することが求められて
いる。
【0003】電子同調方式のAMラジオ受信機は、アン
テナが容量性となるアンテナを用いる場合には、アンテ
ナ入力を非同調とし初段のRFアンプで増幅された信号
をRF同調回路で同調するアンテナ非同調方式を探る事
が一般的である。
テナが容量性となるアンテナを用いる場合には、アンテ
ナ入力を非同調とし初段のRFアンプで増幅された信号
をRF同調回路で同調するアンテナ非同調方式を探る事
が一般的である。
【0004】図3に従来のアンテナ非同調形式のAMラ
ジオ受信機の信号系の構成を示す。図3において、1は
アンテナ、2はRFアンプ、3はRF同調回路、4は周
波数変換器、5はIFアンプ、6はIF信号出力であ
り、7は2のRFアンプへ入力される信号のレベルを減
衰させるアンテナ減衰器、8はRFアンプ2の出力およ
びRF同調回路3の出力レベルを検出するRFレベル検
出回路、9はRFアンプ2の利得を制御かつアンテナ減
衰器7を動作させるRF−AGC回路、10はIFアン
プ5の出力レベルを検出するIFレベル検出回路、11
はIFアンプ5の利得を制御するIF−AGC回路であ
る。
ジオ受信機の信号系の構成を示す。図3において、1は
アンテナ、2はRFアンプ、3はRF同調回路、4は周
波数変換器、5はIFアンプ、6はIF信号出力であ
り、7は2のRFアンプへ入力される信号のレベルを減
衰させるアンテナ減衰器、8はRFアンプ2の出力およ
びRF同調回路3の出力レベルを検出するRFレベル検
出回路、9はRFアンプ2の利得を制御かつアンテナ減
衰器7を動作させるRF−AGC回路、10はIFアン
プ5の出力レベルを検出するIFレベル検出回路、11
はIFアンプ5の利得を制御するIF−AGC回路であ
る。
【0005】次に上記従来例の動作について説明する。
アンテナ1より入力された信号はRFアンプ2で増幅
後、RF同調回路3で希望信号は同調され選択されると
共に、非希望信号すなわち妨害信号は排除される。
アンテナ1より入力された信号はRFアンプ2で増幅
後、RF同調回路3で希望信号は同調され選択されると
共に、非希望信号すなわち妨害信号は排除される。
【0006】RF同調回路3を通過した希望信号は周波
数変換器4に入力後、IF信号に変換される。IF信号
は、IFアンプ5で増幅されIF信号出力6として出力
される。IF信号出力6は検波され音声信号となる。
数変換器4に入力後、IF信号に変換される。IF信号
は、IFアンプ5で増幅されIF信号出力6として出力
される。IF信号出力6は検波され音声信号となる。
【0007】また、各段にRFレベル検出回路8および
IFレベル検出回路10を備えており、検出されたレベ
ルに応じてRF−AGC回路9およびIF−AGC回路
11を動作させ、音声信号の出力レベルが一定となるよ
うにしている。図4は従来例における、希望波(fd)
入力レベル対妨害波(fu)レベル検出アンプ利得もし
くはRF−AGC量を示した図である。図4で明らかな
ように、希望波の入力レベルによらず、妨害波検出によ
るRF−AGC量は一定である。
IFレベル検出回路10を備えており、検出されたレベ
ルに応じてRF−AGC回路9およびIF−AGC回路
11を動作させ、音声信号の出力レベルが一定となるよ
うにしている。図4は従来例における、希望波(fd)
入力レベル対妨害波(fu)レベル検出アンプ利得もし
くはRF−AGC量を示した図である。図4で明らかな
ように、希望波の入力レベルによらず、妨害波検出によ
るRF−AGC量は一定である。
【0008】このように、上記従来のAMラジオ受信機
においても受信しようとする希望信号に同調し、受信す
ることができる。
においても受信しようとする希望信号に同調し、受信す
ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のAM受信機では、アンテナ段が非同調形式のため、
希望信号も妨害信号もRFアンプ2へは減衰する事なく
そのまま入力されると共に、増幅されて後段に印加され
る。RFレベル検出回路8では過大な信号の入力を検出
すると、RFアンプ2の出力レベルが一定となるように
直ちにRF−AGC回路9を動作させる。
来のAM受信機では、アンテナ段が非同調形式のため、
希望信号も妨害信号もRFアンプ2へは減衰する事なく
そのまま入力されると共に、増幅されて後段に印加され
る。RFレベル検出回路8では過大な信号の入力を検出
すると、RFアンプ2の出力レベルが一定となるように
直ちにRF−AGC回路9を動作させる。
【0010】RFレベル検出回路8では希望信号と妨害
信号の区別がつかない構成を採っているため、あらかじ
め設定された(妨害)信号の検出感度によって、妨害信
号アンテナ直下などの強電界地域では希望信号が妨害信
号によって混信したり感度抑圧を起こす等の受信不具合
を発生し、最悪の場合には希望信号が受信不能になると
いった問題があった。
信号の区別がつかない構成を採っているため、あらかじ
め設定された(妨害)信号の検出感度によって、妨害信
号アンテナ直下などの強電界地域では希望信号が妨害信
号によって混信したり感度抑圧を起こす等の受信不具合
を発生し、最悪の場合には希望信号が受信不能になると
いった問題があった。
【0011】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、常に希望信号を安定に受信できる優れたA
Mラジオ受信機を提供することを目的とするものであ
る。
ものであり、常に希望信号を安定に受信できる優れたA
Mラジオ受信機を提供することを目的とするものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、RFレベル、IFレベル検出回路を備え、
かつ広帯域妨害信号レベルで動作するRF−AGC回路
に、広帯域妨害信号レベル検出回路と、同検出レベルア
ンプと、レベルアンプ利得制御回路を設け、希望波が弱
入力であることを検知するIF信号レベルに応じて検出
レベルアンプの利得を制御することができる構成とし、
IF信号レベルにより妨害信号によるRF−AGC回路
の動作点を変える構成としたものである。
するために、RFレベル、IFレベル検出回路を備え、
かつ広帯域妨害信号レベルで動作するRF−AGC回路
に、広帯域妨害信号レベル検出回路と、同検出レベルア
ンプと、レベルアンプ利得制御回路を設け、希望波が弱
入力であることを検知するIF信号レベルに応じて検出
レベルアンプの利得を制御することができる構成とし、
IF信号レベルにより妨害信号によるRF−AGC回路
の動作点を変える構成としたものである。
【0013】
【作用】一般に妨害信号のアンテナ直下の強電界地域に
おいては、希望信号の電界が弱い弱入力受信時には、妨
害信号によって自動利得制御回路(以下AGCと呼ぶ)
が動作し感度抑圧が発生する。この場合は妨害信号を検
出してもAGCを動作させないことが望ましい。
おいては、希望信号の電界が弱い弱入力受信時には、妨
害信号によって自動利得制御回路(以下AGCと呼ぶ)
が動作し感度抑圧が発生する。この場合は妨害信号を検
出してもAGCを動作させないことが望ましい。
【0014】また、同じく妨害信号のアンテナ直下の強
電界地域において、希望信号の電界が通常状態以上の中
強入力受信時には、希望信号入力と妨害信号入力の相互
関係によって受信機の非直線素子通過時に高調波歪みが
発生し、混変調妨害、相互変調妨害による混信を引き起
こす。この場合は、妨害信号が過大レベルとなる前に検
出し、非直線素子通過時に歪みが発生しない領域でAG
Cを動作させることが望ましい。
電界地域において、希望信号の電界が通常状態以上の中
強入力受信時には、希望信号入力と妨害信号入力の相互
関係によって受信機の非直線素子通過時に高調波歪みが
発生し、混変調妨害、相互変調妨害による混信を引き起
こす。この場合は、妨害信号が過大レベルとなる前に検
出し、非直線素子通過時に歪みが発生しない領域でAG
Cを動作させることが望ましい。
【0015】本発明は上記のような構成により次のよう
な効果を有する。すなわち、広帯域妨害信号、RF、I
Fのレベル検出回路を具備しているため、RF、IFの
レベル検出回路では主に希望信号の入力レベルを検知
し、広帯域妨害信号のレベル検出回路では妨害信号の入
力レベルを検知することにより、希望信号と妨害信号の
入力条件を把握することができる。これにより希望信号
の条件に応じて、妨害信号のレベルを検出した後のレベ
ルアンプの利得を制御することができ、広帯域妨害信号
レベルによるRF−AGC回路の動作点を変えることが
できるため、以下のような強電界下での最適制御が可能
となる。
な効果を有する。すなわち、広帯域妨害信号、RF、I
Fのレベル検出回路を具備しているため、RF、IFの
レベル検出回路では主に希望信号の入力レベルを検知
し、広帯域妨害信号のレベル検出回路では妨害信号の入
力レベルを検知することにより、希望信号と妨害信号の
入力条件を把握することができる。これにより希望信号
の条件に応じて、妨害信号のレベルを検出した後のレベ
ルアンプの利得を制御することができ、広帯域妨害信号
レベルによるRF−AGC回路の動作点を変えることが
できるため、以下のような強電界下での最適制御が可能
となる。
【0016】希望信号の電界条件はRF、IFレベル検
出回路により検知することができるため、希望信号の条
件に応じて広帯域妨害波レベル検出後の検出レベルアン
プの利得を変化させる。
出回路により検知することができるため、希望信号の条
件に応じて広帯域妨害波レベル検出後の検出レベルアン
プの利得を変化させる。
【0017】希望信号が弱入力の状態では、検出レベル
アンプの利得を小とし妨害信号によりAGCが動作する
ことをある程度排除して感度抑圧妨害を防ぎ、希望信号
が中強入力の状態では、検出レベルアンプの利得を大と
し妨害信号でAGCを動作させ、非直線素子通過時に高
調波歪みが発生しないようにし混信の発生を防ぐという
効果を有し、常に希望信号が各種妨害のない安定した状
態で受信することが可能となる。
アンプの利得を小とし妨害信号によりAGCが動作する
ことをある程度排除して感度抑圧妨害を防ぎ、希望信号
が中強入力の状態では、検出レベルアンプの利得を大と
し妨害信号でAGCを動作させ、非直線素子通過時に高
調波歪みが発生しないようにし混信の発生を防ぐという
効果を有し、常に希望信号が各種妨害のない安定した状
態で受信することが可能となる。
【0018】
【実施例】図1は、本発明の1実施例の構成を示すもの
である。
である。
【0019】図1において図3と同じ符号を付したもの
は図3の構成と同一のものを示している。
は図3の構成と同一のものを示している。
【0020】そして、12はRFアンプ2の出力を検出
する広帯域妨害信号レベル検出回路、13は広帯域妨害
信号レベル検出回路12の出力を増幅する検出レベルア
ンプ、14はIFレベル検出回路10の検出レベルによ
り検出レベルアンプ13の利得を制御するレベルアンプ
利得制御回路である。
する広帯域妨害信号レベル検出回路、13は広帯域妨害
信号レベル検出回路12の出力を増幅する検出レベルア
ンプ、14はIFレベル検出回路10の検出レベルによ
り検出レベルアンプ13の利得を制御するレベルアンプ
利得制御回路である。
【0021】次に、上記実施例の動作について説明す
る。図3の構成の場合と同様に、アンテナ1より入力さ
れた信号はRFアンプ2で増幅後、RF同調回路3で希
望信号は同調され選択されると共に、非希望信号すなわ
ち妨害信号は排除され、周波数変換器4に入力しIF信
号に変換される。IF信号は、IFアンプ5で増幅され
IF信号出力6として出力される。IF信号出力6は検
波され音声信号となる。
る。図3の構成の場合と同様に、アンテナ1より入力さ
れた信号はRFアンプ2で増幅後、RF同調回路3で希
望信号は同調され選択されると共に、非希望信号すなわ
ち妨害信号は排除され、周波数変換器4に入力しIF信
号に変換される。IF信号は、IFアンプ5で増幅され
IF信号出力6として出力される。IF信号出力6は検
波され音声信号となる。
【0022】また、各段にレベル検出回路8、10およ
び12を備えており検出されたレベルに応じてRF−A
GC回路9およびIF−AGC回路11を動作させ、音
声信号の出力レベルが一定となるようにしている。
び12を備えており検出されたレベルに応じてRF−A
GC回路9およびIF−AGC回路11を動作させ、音
声信号の出力レベルが一定となるようにしている。
【0023】アンテナ1に入力される信号が希望信号以
外に妨害信号がある場合には、RFレベル検出回路8、
IFレベル検出回路10により希望信号の入力条件を把
握して、広帯域妨害波レベル検出後の検出レベルアンプ
13の利得を変化させる。
外に妨害信号がある場合には、RFレベル検出回路8、
IFレベル検出回路10により希望信号の入力条件を把
握して、広帯域妨害波レベル検出後の検出レベルアンプ
13の利得を変化させる。
【0024】希望信号が弱入力の状態では、検出レベル
アンプ13の利得を小とし妨害信号によりAGCが動作
することをある程度排除して感度抑圧妨害を防ぐ。
アンプ13の利得を小とし妨害信号によりAGCが動作
することをある程度排除して感度抑圧妨害を防ぐ。
【0025】希望信号が中強入力の状態では、検出レベ
ルアンプ13の利得を大とし妨害信号でAGCを動作さ
せ、非直線素子通過時に高調波歪みが発生しないように
し混信の発生を防ぐ。
ルアンプ13の利得を大とし妨害信号でAGCを動作さ
せ、非直線素子通過時に高調波歪みが発生しないように
し混信の発生を防ぐ。
【0026】図2は希望波(fd)入力レベル対妨害波
(fu)レベル検出アンプ利得もしくはRF−AGC量
を示した図である。図2において明らかなように、希望
波の入力レベルが小さいときには妨害波レベル検出アン
プ利得は小さく、希望波の入力レベルが大きいときには
妨害波レベル検出アンプ利得は大きい。希望波の入力レ
ベルが弱入力から中入力に変化すると、妨害波レベル検
出アンプ利得も変化し大きくなる。レベル検出利得大の
ときはRF−AGC量も大となる。
(fu)レベル検出アンプ利得もしくはRF−AGC量
を示した図である。図2において明らかなように、希望
波の入力レベルが小さいときには妨害波レベル検出アン
プ利得は小さく、希望波の入力レベルが大きいときには
妨害波レベル検出アンプ利得は大きい。希望波の入力レ
ベルが弱入力から中入力に変化すると、妨害波レベル検
出アンプ利得も変化し大きくなる。レベル検出利得大の
ときはRF−AGC量も大となる。
【0027】このように上記実施例によれば、希望信号
の電界条件をRFレベル検出回路8、IFレベル検出回
路10によって検知することができるため、希望信号の
電界条件に応じて広帯域妨害波レベル検出後の検出レベ
ルアンプ13の利得を変化させ、妨害信号によるRF−
AGC回路の動作点を変える構成としたものであり、感
度抑圧や混信の発生を防ぐことができるという効果を有
し、常に希望信号が各種妨害のない安定した状態で受信
することができる。
の電界条件をRFレベル検出回路8、IFレベル検出回
路10によって検知することができるため、希望信号の
電界条件に応じて広帯域妨害波レベル検出後の検出レベ
ルアンプ13の利得を変化させ、妨害信号によるRF−
AGC回路の動作点を変える構成としたものであり、感
度抑圧や混信の発生を防ぐことができるという効果を有
し、常に希望信号が各種妨害のない安定した状態で受信
することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明は上記実施例から明らかなよう
に、以下に示す効果を有する。
に、以下に示す効果を有する。
【0029】広帯域妨害信号、RF、IFのレベル検出
回路を具備しているため、RF、IFのレベル検出回路
では主に希望信号の入力を検知し、広帯域妨害信号のレ
ベル検出回路では妨害信号の入力レベルを検知すること
により、希望信号と妨害信号の入力条件を把握すること
ができる。これにより希望信号の条件に応じて、妨害信
号のレベルを検出した後のレベルアンプの利得を制御す
ることができ、広帯域妨害信号レベルによるRF−AG
C回路の動作点を変えることができる。
回路を具備しているため、RF、IFのレベル検出回路
では主に希望信号の入力を検知し、広帯域妨害信号のレ
ベル検出回路では妨害信号の入力レベルを検知すること
により、希望信号と妨害信号の入力条件を把握すること
ができる。これにより希望信号の条件に応じて、妨害信
号のレベルを検出した後のレベルアンプの利得を制御す
ることができ、広帯域妨害信号レベルによるRF−AG
C回路の動作点を変えることができる。
【0030】希望信号が弱入力の状態では、検出レベル
アンプの利得を小とし妨害信号によりAGCが動作する
ことをある程度排除して感度抑圧妨害を防ぎ、希望信号
が中強入力の状態では、検出レベルアンプの利得を大と
し妨害信号でAGCを動作させ、非直線素子通過時に高
調波歪みが発生しないようにし混信の発生を防ぐという
効果を有し、常に希望信号が各種妨害のない安定した状
態で受信することができる。
アンプの利得を小とし妨害信号によりAGCが動作する
ことをある程度排除して感度抑圧妨害を防ぎ、希望信号
が中強入力の状態では、検出レベルアンプの利得を大と
し妨害信号でAGCを動作させ、非直線素子通過時に高
調波歪みが発生しないようにし混信の発生を防ぐという
効果を有し、常に希望信号が各種妨害のない安定した状
態で受信することができる。
【図1】本発明の一実施例におけるAMラジオ受信機の
ブロック図
ブロック図
【図2】同実施例におけるRF−AGC量を示す特性図
【図3】従来のAMラジオ受信機のブロック図
【図4】従来のAMラジオ受信機におけるRF−AGC
量を示す特性図
量を示す特性図
1 アンテナ 2 RFアンプ 3 RF同調回路 4 周波数変換器 5 IFアンプ 6 IF信号出力 7 アンテナ減衰器 8 RFレベル検出回路 9 RF−AGC回路 10 IFレベル検出回路 11 IF−AGC回路 12 広帯域妨害信号レベル検出回路 13 広帯域妨害信号検出レベルアンプ 14 レベルアンプ利得制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 秀明 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 アンテナ非同調形式のラジオ受信機であ
って、入力信号を増幅するRFアンプと、希望信号を同
調するRF同調回路と、IF信号を発生する周波数変換
器と、IF信号を増幅するIFアンプと、入力信号の入
力レベルを検出するレベル検出回路と、検出したレベル
に応じて自動的に上記増幅回路の利得を制御する利得制
御回路と、IF信号レベルに応じて広帯域妨害信号によ
るRF−AGC量を制御する広帯域妨害信号検出レベル
アンプ及び同利得制御回路を設けたことを特徴とするA
Mラジオ受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13188294A JPH07336247A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | Amラジオ受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13188294A JPH07336247A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | Amラジオ受信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07336247A true JPH07336247A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=15068357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13188294A Pending JPH07336247A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | Amラジオ受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07336247A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100446078B1 (ko) * | 2002-07-08 | 2004-08-30 | 삼성전자주식회사 | 영상신호 자동이득 제어장치 |
WO2005053171A1 (ja) * | 2003-11-26 | 2005-06-09 | Niigata Seimitsu Co., Ltd. | 自動利得制御装置 |
JP2006013998A (ja) * | 2004-06-28 | 2006-01-12 | Samsung Electronics Co Ltd | 自動利得制御装置 |
WO2008079576A1 (en) * | 2006-12-21 | 2008-07-03 | Intel Corporation | Techniques to deterministically reduce signal interference |
JP2009182589A (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-13 | Oki Semiconductor Co Ltd | Rf受信装置 |
-
1994
- 1994-06-14 JP JP13188294A patent/JPH07336247A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP4574687B2 (ja) * | 2008-01-30 | 2010-11-04 | Okiセミコンダクタ株式会社 | Rf受信装置 |
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