JP3182191B2 - ラジオ受信機 - Google Patents

ラジオ受信機

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JP3182191B2 JP01430392A JP1430392A JP3182191B2 JP 3182191 B2 JP3182191 B2 JP 3182191B2 JP 01430392 A JP01430392 A JP 01430392A JP 1430392 A JP1430392 A JP 1430392A JP 3182191 B2 JP3182191 B2 JP 3182191B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、AM放送やFM放送を
受信するラジオ受信機のAGC回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、一般的なラジオ受信機にはい
わゆるAGC(オートゲインコントロール)回路が設け
られている。この回路は受信信号の強弱に応じて受信感
度を調整し、安定した受信を達成するために設けられて
いる。例えば、AMラジオ受信機においては、高周波増
幅後のRF信号、あるいはIF信号に基づいて、高周波
増幅における増幅率の設定や受信信号の減衰量を調整す
ることにより受信感度の調整を行っている。
【0003】従来のラジオ受信機の回路の一部を図2に
示す。アンテナ10にて受信された信号は、コンデンサ
12を介してFET14のゲートに印加される。FET
14で増幅された後、AGCトランジスタ16のエミッ
タ・コレクタを通過して同調回路18に印加される。同
調回路18から出力される希望受信周波数のみを含む信
号は混合回路20に供給されるとともに、ダイオード検
波回路22にも供給される。
【0004】同調回路18の一次同調コイル24と小抵
抗26との接続点から取り出された信号はダイオード検
波回路28に供給される。このダイオード検波回路28
に供給される信号は同調回路18による帯域制限を受け
ないので、上述のダイオード検波回路221に供給され
る信号(狭帯域)とは異なり、広い周波数帯域の信号
(広帯域)となる。
【0005】ダイオード検波回路22と28との信号は
加算器30を介してAGC駆動回路32に供給される。
AGC駆動回路32の出力信号であるAGC信号は、A
GCトランジスタ16のベースに供給される。したがっ
て、このAGC信号に応じて、FET14の相互コンダ
クタンスが変化するため、その出力信号のレベルが調整
される。一方、AGC信号は比較器34にも供給され
る。そして、この比較出力はアンテナ減衰駆動回路36
を介して、アンテナ減衰回路38に供給される。したが
って、FET14の出力信号のレベルに応じてアンテナ
減衰回路38における減衰量が制御され、FET14の
入力信号のレベルが所定値以上にならないようになる。
【0006】このように、従来のラジオ受信機において
は、同調回路18を通過する前の広い周波数帯域の信号
に基づくAGCと、同調回路18を通過した後の受信希
望周波数信号に基づくAGCの2つのAGCが用いられ
ている。そして、図2に示された従来のラジオ受信機に
おいては、この広帯域のAGC信号と狭帯域のAGC信
号とを加算器30によって加算したAGC信号によりア
ンテナ減衰回路38の減衰量とFET14の増幅率が制
御されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のラ
ジオ受信機においては広帯域と狭帯域のAGCを一つの
AGC信号で実現していた。しかし広帯域のAGCは高
周波増幅段のFETの出力信号に応じたAGCであり、
その目的は、主としてFETへの入力が過大になること
を防ぐことである。
【0008】従来のラジオ受信機においては、この広帯
域のAGCによって高周波増幅段のFETの増幅率まで
も制御していた。したがって、受信希望周波数以外の周
波数信号のレベル変動によって前記FETの増幅率が変
動してしまうという問題があった。
【0009】本発明はこのような課題に鑑みなされたも
ので、その目的は、広帯域のAGCによって高周波増幅
段の増幅率が影響を受けないラジオ受信機用AGC回路
を得ることである。
【0010】本発明は、上述の課題を解決するために、
アンテナにて受信された高周波信号を減衰させる減衰回
路と、前記減衰回路によって減衰された高周波信号を増
幅する高周波増幅回路と、前記高周波増幅回路の出力信
号から希望周波数の信号を取り出す同調回路と、前記高
周波増幅回路の出力信号の大きさに応じた広帯域の受信
信号強度を検出する広帯域信号検出回路と、前記同調回
路の出力信号の大きさに応じた狭帯域の受信信号強度を
検出する狭帯域信号検出回路と、前記狭帯域信号検出回
路及び前記広帯域信号検出回路との両方の検出結果とに
基づいて前記減衰回路の減衰量を制御する減衰量制御回
路と、前記狭帯域信号検出回路の検出結果のみに基づい
て前記高周波増幅回路の増幅率を制御する増幅率制御回
路と、を備えたことを特徴とするラジオ受信機である。
【0011】
【作用】本発明における広帯域AGC駆動回路による広
帯域AGC信号は減衰量制御回路のみに供給されてい
る。また、本発明における増幅率制御手段は狭帯域AG
C駆動回路による狭帯域AGC信号のみに基づいて高周
波増幅回路の増幅率を制御している。
【0012】したがって、受信希望周波数以外の周波数
信号のレベル変動によって、高周波増幅回路の増幅率は
影響を受けない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
【0014】図1に、本発明の好適な一実施例であるラ
ジオ用AGC回路の回路図が示されている。アンテナ5
0にて受信された信号はコンデンサ52を介してFET
54のゲートに供給されている。このFET54は高周
波増幅回路を構成し、この回路の出力は、AGCトラン
ジスタ56を介して同調回路58に印加される。同調回
路58の出力信号は混合回路60に供給されると共に、
狭帯域AGC駆動回路62に供給されている。さらに、
この狭帯域AGC駆動回路62の出力信号である狭帯域
AGC信号は、ダイオード検波回路64と、RF−AG
C回路66とを通じて、加算器68に供給されている。
また、RF−AGC回路66の出力信号は前述したAG
Cトランジスタ56のベースにも供給されてる。そのた
め、AGC信号に応じてAGCトランジスタ56が制御
され、FET54のgm(相互コンダクタンス)が調整
されている。したがって、同調回路58の出力信号強度
に応じて高周波増幅回路の増幅率が制御される狭帯域A
GCが実現されている。
【0015】本発明において特徴的なことは、このよう
に、高周波回路の増幅率は同調回路58の出力信号によ
る狭帯域AGCのみによって制御され、同調回路58に
よって選択される前の信号による広帯域AGCには影響
を受けないことである。
【0016】また、同調回路58の一次同調コイル70
と小抵抗72との接続点から取り出された高周波増幅回
路の出力信号の一部は、広帯域AGC駆動回路74に供
給されている。さらに、広帯域AGC駆動回路74の出
力信号である広帯域AGC信号は、ダイオード検波回路
76を通じて、加算器68に供給されている。
【0017】そして、加算器68において、狭帯域AG
C信号と加算され、比較器78において基準信号との比
較が行われる。この比較結果の信号は減衰量制御回路8
0を通じて、アンテナ減衰回路82に供給されている。
アンテナ減衰回路82は、アンテナ50からの信号線と
接地線との間に設けられ、その間の抵抗値を調節するピ
ンダイオード84,85から構成されている。このよう
に、アンテナ減衰回路82は広帯域AGC信号と狭帯域
AGC信号との和の信号に基づいてその減衰量が制御さ
れている。
【0018】本発明において特徴的なことは、広帯域A
GC信号が、アンテナからの受信信号に対する減衰量を
制御することのみに使用されていることである。そのた
め、従来と同様に、高周波増幅回路へ入力する信号のレ
ベルを一定値以下とすることができ、その一方で広帯域
AGC信号は高周波増幅回路の増幅率には影響を与えな
い。
【0019】以上述べたように本実施例によれば、高周
波増幅回路の出力信号に基づく広帯域AGCによって調
節されるのは、アンテナ50からの受信信号の減衰量の
みであるので、高周波増幅回路の増幅率はまったく影響
を受けない。したがって、希望周波数以外の周波数のレ
ベルが変動しても、高周波増幅回路の増幅率は変わらな
いので、不必要な希望局の感度低下を招かない。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、高周
波回路の出力信号に基づく広帯域AGC信号は、アンテ
ナからの減衰量のみを調節する。したがって、RF同調
回路によって十分減衰することが出来る希望局から十分
離れた妨害局の信号にレベル変動が生じても、高周波増
幅回路の増幅率が変化することは無く、安定した受信を
達成できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるラジオ受信機の回路の
一部を示す回路図である。
【図2】従来のラジオ受信機の回路の一部を示す回路図
である。
【符号の説明】
54 FET 56 AGCトランジスタ 58 同調回路 62 狭帯域AGC駆動回路 74 広帯域AGC駆動回路 82 アンテナ減衰回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−62029(JP,A) 特開 平5−22175(JP,A) 実開 平1−67837(JP,U) 実開 昭56−169617(JP,U) 実開 平4−12729(JP,U) 実開 昭58−37242(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナにて受信された高周波信号を減
    衰させる減衰回路と、 前記減衰回路によって減衰され
    た高周波信号を増幅する高周波増幅回路と、 前記高周波増幅回路の出力信号から希望周波数の信号を
    取り出す同調回路と、 前記高周波増幅回路の出力信号の大きさに応じた広帯域
    の受信信号強度を検出する広帯域信号検出回路と、 前記同調回路の出力信号の大きさに応じた狭帯域の受信
    信号強度を検出する狭帯域信号検出回路と、 前記狭帯域信号検出回路及び前記広帯域信号検出回路の
    両方の検出結果に基づいて前記減衰回路の減衰量を制御
    する減衰量制御回路と、 前記狭帯域信号検出回路の検出結果のみに基づいて前記
    高周波増幅回路の増幅率を制御する増幅率制御回路と、 を備えたことを特徴とするラジオ受信機。
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