JPH0427227Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0427227Y2 JPH0427227Y2 JP1986077314U JP7731486U JPH0427227Y2 JP H0427227 Y2 JPH0427227 Y2 JP H0427227Y2 JP 1986077314 U JP1986077314 U JP 1986077314U JP 7731486 U JP7731486 U JP 7731486U JP H0427227 Y2 JPH0427227 Y2 JP H0427227Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- squelch
- variable resistor
- low frequency
- resistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 8
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 4
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 12
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 12
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 7
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 101150073536 FET3 gene Proteins 0.000 description 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Noise Elimination (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、1個の可変抵抗器によつて高周波増
幅回路の利得調整作用と、スケルチのダイナミツ
クレンジを広げることができるようにした、通信
用FM受信機のスケルチ回路に関するものであ
る。
幅回路の利得調整作用と、スケルチのダイナミツ
クレンジを広げることができるようにした、通信
用FM受信機のスケルチ回路に関するものであ
る。
(従来の技術)
通信用FM受信機には、高周波増幅回路にデユ
アルゲートのMOS FETを用いたものがある。
これを第2図について説明すると、1は高周波増
幅回路であり、アンテナ端子2に、デユアルゲー
トのMOS FET(以下、MOS FETという)3
と、コイル4とコンデンサ5とからなる共振回路
6とを、抵抗器7,8,9およびコンデンサ1
0,11により図示するように接続して形成され
たものである。この場合、MOS FET3の第2
ゲートは抵抗器8とコンデンサ10を介して接地
され、抵抗器7,8により一定電圧が印加され
て、この段での増幅度が一定値をすなわち、抵抗
器7,8ともに固定抵抗であることから、これら
の抵抗値によつて、高周波増幅回路の利得は一定
に定められることになる。
アルゲートのMOS FETを用いたものがある。
これを第2図について説明すると、1は高周波増
幅回路であり、アンテナ端子2に、デユアルゲー
トのMOS FET(以下、MOS FETという)3
と、コイル4とコンデンサ5とからなる共振回路
6とを、抵抗器7,8,9およびコンデンサ1
0,11により図示するように接続して形成され
たものである。この場合、MOS FET3の第2
ゲートは抵抗器8とコンデンサ10を介して接地
され、抵抗器7,8により一定電圧が印加され
て、この段での増幅度が一定値をすなわち、抵抗
器7,8ともに固定抵抗であることから、これら
の抵抗値によつて、高周波増幅回路の利得は一定
に定められることになる。
高周波増幅回路1の出力側には、スーパーヘテ
ロダイン回路に通常用いられる、局部発振回路お
よびミキサ回路、中間周波増幅回路などが設けら
れ(これら回路は周知のものであるので、図示を
省略する)、そのあとに、FM検波回路12が接
続されている。FM検波回路12の出力側は低周
波ミユート回路13を介して低周波増幅回路14
に接続されており、低周波増幅回路14にはスピ
ーカ15が接続されている。
ロダイン回路に通常用いられる、局部発振回路お
よびミキサ回路、中間周波増幅回路などが設けら
れ(これら回路は周知のものであるので、図示を
省略する)、そのあとに、FM検波回路12が接
続されている。FM検波回路12の出力側は低周
波ミユート回路13を介して低周波増幅回路14
に接続されており、低周波増幅回路14にはスピ
ーカ15が接続されている。
低周波ミユート回路13は低周波入力端子13
aに入力され、出力端子13bから出力される信
号を、スケルチ信号入力端子13cに加えられる
スケルチ信号の大きさによつて、増幅度を減少さ
せるものである。このためのスケルチ信号は、
FM検波回路12の出力信号からコンデンサ1
6,17とコイル18によるノイズフイルタを介
してノイズ増幅器19に与えられるノイズ信号を
コンデンサ20を介してダイオード21,22で
倍電圧整流し、コンデンサ23,24と抵抗器2
5からなる平滑回路で直流電圧にして得る。低周
波ミユート回路13のスケルチ信号入力端子13
cと接地間には可変抵抗器26が接続され、スケ
ルチレベルの調整を行うようになつている。
aに入力され、出力端子13bから出力される信
号を、スケルチ信号入力端子13cに加えられる
スケルチ信号の大きさによつて、増幅度を減少さ
せるものである。このためのスケルチ信号は、
FM検波回路12の出力信号からコンデンサ1
6,17とコイル18によるノイズフイルタを介
してノイズ増幅器19に与えられるノイズ信号を
コンデンサ20を介してダイオード21,22で
倍電圧整流し、コンデンサ23,24と抵抗器2
5からなる平滑回路で直流電圧にして得る。低周
波ミユート回路13のスケルチ信号入力端子13
cと接地間には可変抵抗器26が接続され、スケ
ルチレベルの調整を行うようになつている。
(考案が解決しようとする問題点)
上記回路においてアンテナ端子2にFM信号が
入ると、このFM信号は高周波増幅回路1により
高周波増幅され、次に周波数変換され中間周波増
幅をされてFM検波回路12でFM検波され、低
周波ミユート回路13から低周波増幅回路14に
入つて増幅され、スピーカ15を駆動することに
なる。一方、FM検波回路12の出力信号のうち
ノイズ成分が前述の処理をされてスケルチ信号と
なり、低周波ミユート回路13を動作させる。こ
れによりスケルチ効果が得られる。このように作
用するとき、FM信号の特徴により、高周波増幅
回路1のアンテナ端子2に入力するFM信号がわ
ずかにレベルアツプすると、それだけでノイズ成
分は急激に減少することになる。このため、スケ
ルチ信号のダイナミツクレンジは10〜15dB程度
の狭いものとなつてしまい、使用性の上で、ダイ
ナミツクレンジがもう少し広域化されることが望
まれていた。一方、上記のように、高周波増幅回
路1のアンテナ端子2に入力するFM信号がレベ
ルアツプすればノイズ成分が減少することを考え
ると、増幅利得を変えられるようにすることが望
ましいことになるが、前述したように抵抗器7,
8ともに固定抵抗であることからこれができず、
増幅利得の調整ができるようにするためには、抵
抗器8を可変抵抗器とする必要が生じ、部品点数
が多くなる上に、調整作業も煩雑となる問題があ
つた。本考案はこれら両問題を同時に解決するこ
とを目的として成されたものである。
入ると、このFM信号は高周波増幅回路1により
高周波増幅され、次に周波数変換され中間周波増
幅をされてFM検波回路12でFM検波され、低
周波ミユート回路13から低周波増幅回路14に
入つて増幅され、スピーカ15を駆動することに
なる。一方、FM検波回路12の出力信号のうち
ノイズ成分が前述の処理をされてスケルチ信号と
なり、低周波ミユート回路13を動作させる。こ
れによりスケルチ効果が得られる。このように作
用するとき、FM信号の特徴により、高周波増幅
回路1のアンテナ端子2に入力するFM信号がわ
ずかにレベルアツプすると、それだけでノイズ成
分は急激に減少することになる。このため、スケ
ルチ信号のダイナミツクレンジは10〜15dB程度
の狭いものとなつてしまい、使用性の上で、ダイ
ナミツクレンジがもう少し広域化されることが望
まれていた。一方、上記のように、高周波増幅回
路1のアンテナ端子2に入力するFM信号がレベ
ルアツプすればノイズ成分が減少することを考え
ると、増幅利得を変えられるようにすることが望
ましいことになるが、前述したように抵抗器7,
8ともに固定抵抗であることからこれができず、
増幅利得の調整ができるようにするためには、抵
抗器8を可変抵抗器とする必要が生じ、部品点数
が多くなる上に、調整作業も煩雑となる問題があ
つた。本考案はこれら両問題を同時に解決するこ
とを目的として成されたものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は上記問題点を解決するための手段とし
て、高周波増幅回路にデユアルゲートのMOS
FETを用いると共に通信用FM受信機において、
FM検波回路の出力側にノイズ成分抽出回路およ
び該ノイズ成分抽出回路の出力を直流化する回路
を介して低周波ミユート回路を接続し、該低周波
ミユート回路の入力側にスケルチレベルの調整を
行う可変抵抗器を接続した通信用FM受信機にお
いて、前記スケルチレベルの調整を行う可変抵抗
器の抵抗体の一端を、前記MOS FETの第2ゲ
ートに接続したものである。
て、高周波増幅回路にデユアルゲートのMOS
FETを用いると共に通信用FM受信機において、
FM検波回路の出力側にノイズ成分抽出回路およ
び該ノイズ成分抽出回路の出力を直流化する回路
を介して低周波ミユート回路を接続し、該低周波
ミユート回路の入力側にスケルチレベルの調整を
行う可変抵抗器を接続した通信用FM受信機にお
いて、前記スケルチレベルの調整を行う可変抵抗
器の抵抗体の一端を、前記MOS FETの第2ゲ
ートに接続したものである。
(作用)
このような構成とすれば、1個の可変抵抗器の
摺動子から片側は高周波増幅回路の増幅利得調整
用に機能し、他側はスケルチレベルの調整用に機
能することになるから、1個の可変抵抗器を操作
することにより、高周波増幅回路の利得調整とス
ケルチレベルの調整とを同時に行うことができる
ことになり、スケルチ感度を低下させれば同時に
高周波増幅回路の利得調整もできるので、スケル
チのダイナミツクレンジを大幅に拡大することが
できる。
摺動子から片側は高周波増幅回路の増幅利得調整
用に機能し、他側はスケルチレベルの調整用に機
能することになるから、1個の可変抵抗器を操作
することにより、高周波増幅回路の利得調整とス
ケルチレベルの調整とを同時に行うことができる
ことになり、スケルチ感度を低下させれば同時に
高周波増幅回路の利得調整もできるので、スケル
チのダイナミツクレンジを大幅に拡大することが
できる。
(実施例)
次に、本考案の一実施例を、第1図につき、第
2図と同一の部材には同一の符号を付して説明す
ると、本考案の回路では、第2図においてMOS
FET3の第2ゲートを接地していた抵抗器8を
撤去し、一方、抵抗器の一端と摺動子とを接地し
ていた可変抵抗器26の接続を変えて、MOS
FET3の第2ゲートに可変抵抗器26の一端を
接続してある。摺動子は接地してある。
2図と同一の部材には同一の符号を付して説明す
ると、本考案の回路では、第2図においてMOS
FET3の第2ゲートを接地していた抵抗器8を
撤去し、一方、抵抗器の一端と摺動子とを接地し
ていた可変抵抗器26の接続を変えて、MOS
FET3の第2ゲートに可変抵抗器26の一端を
接続してある。摺動子は接地してある。
このように構成されたこの回路においては、可
変抵抗器26を操作することにより、スケルチ感
度と高周波増幅回路1の利得調整が同時に行える
ことになる。すなわち、可変抵抗器26の摺動子
を図における左方に移動させればスケルチ感度は
低下し、同時に高周波利得も減少する。摺動子を
図における右方に移動させればスケルチ感度が上
るとともに高周波利得も増大する。この作用によ
り、スケルチのダイナミツクレンジは20dB以上
に増加することになる。
変抵抗器26を操作することにより、スケルチ感
度と高周波増幅回路1の利得調整が同時に行える
ことになる。すなわち、可変抵抗器26の摺動子
を図における左方に移動させればスケルチ感度は
低下し、同時に高周波利得も減少する。摺動子を
図における右方に移動させればスケルチ感度が上
るとともに高周波利得も増大する。この作用によ
り、スケルチのダイナミツクレンジは20dB以上
に増加することになる。
(考案の効果)
本考案は以上説明したような構成としたことに
より、回路構成上、高周波増幅回路の増幅利得調
整用と低周波ミユート回路のスケルチレベル調整
用に、通常は2個必要とされる可変抵抗器を1個
の可変抵抗器で兼用させることができることにな
る。これによつて二つの異なつた調整操作が簡単
に行えるようになると共に、通常は2個必要とさ
れる可変抵抗器を、もともと装備されている1個
のもので間に合わせられるから、部品の追加を全
く必要とせずに、高周波増幅回路の利得調整がで
き、また、スケルチのダイナミツクレンジを広げ
ることができる効果がある。
より、回路構成上、高周波増幅回路の増幅利得調
整用と低周波ミユート回路のスケルチレベル調整
用に、通常は2個必要とされる可変抵抗器を1個
の可変抵抗器で兼用させることができることにな
る。これによつて二つの異なつた調整操作が簡単
に行えるようになると共に、通常は2個必要とさ
れる可変抵抗器を、もともと装備されている1個
のもので間に合わせられるから、部品の追加を全
く必要とせずに、高周波増幅回路の利得調整がで
き、また、スケルチのダイナミツクレンジを広げ
ることができる効果がある。
第1図は本考案の一実施例の回路図、第2図は
従来のものの回路図である。 1……高周波増幅回路、3……MOS FET、
12……FM検波回路、13……低周波ミユート
回路、14……低周波増幅回路、16,17,2
0,24……コンデンサ、18……コイル、19
……ノイズ増幅器、21,22……ダイオード、
25……抵抗器、26……可変抵抗器。
従来のものの回路図である。 1……高周波増幅回路、3……MOS FET、
12……FM検波回路、13……低周波ミユート
回路、14……低周波増幅回路、16,17,2
0,24……コンデンサ、18……コイル、19
……ノイズ増幅器、21,22……ダイオード、
25……抵抗器、26……可変抵抗器。
Claims (1)
- 高周波増幅回路にデユアルゲートのMOS
FETを用いると共に、FM検波回路の出力側にノ
イズ成分抽出回路および該ノイズ成分抽出回路の
出力を直流化する回路を介して低周波ミユート回
路を接続し、該低周波ミユート回路の入力側にス
ケルチレベルの調整を行う可変抵抗器を接続した
通信用FM受信機において、前記スケルチレベル
の調整を行う可変抵抗器の抵抗体の一端を、前記
MOS FETの第2ゲートに接続したことを特徴
とする通信用FM受信機のスケルチ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986077314U JPH0427227Y2 (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986077314U JPH0427227Y2 (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62188827U JPS62188827U (ja) | 1987-12-01 |
JPH0427227Y2 true JPH0427227Y2 (ja) | 1992-06-30 |
Family
ID=30925201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986077314U Expired JPH0427227Y2 (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0427227Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5334084U (ja) * | 1976-08-31 | 1978-03-25 |
-
1986
- 1986-05-22 JP JP1986077314U patent/JPH0427227Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5334084U (ja) * | 1976-08-31 | 1978-03-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62188827U (ja) | 1987-12-01 |
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