JPH0773226B2 - Fmラジオ受信機 - Google Patents
Fmラジオ受信機Info
- Publication number
- JPH0773226B2 JPH0773226B2 JP4067868A JP6786892A JPH0773226B2 JP H0773226 B2 JPH0773226 B2 JP H0773226B2 JP 4067868 A JP4067868 A JP 4067868A JP 6786892 A JP6786892 A JP 6786892A JP H0773226 B2 JPH0773226 B2 JP H0773226B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- agc
- output signal
- radio receiver
- intermediate frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願は、高調波によるAGCの誤
動作を防止したFMラジオ受信機に関する。
動作を防止したFMラジオ受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、周波数変換回路の広帯域出力信号
を抽出し、その出力信号をAGC回路に印加して、高周
波増幅回路における利得を制御するFM受信機におい
て、AGC回路の動作感度を設定するために、周波数変
換回路の出力端とAGC回路との間に結合コンデンサを
接続し、この容量の調整によってAGC回路に入力する
信号レベルを設定していた。 この構成によれば、特に
周波数変換回路として混合回路,局部発振回路及びAG
C回路を内蔵した集積回路を用いたとき、該集積回路と
外付け回路とを結合する結合コンデンサが利用できるの
で、回路構成が簡単となる利点を有する。
を抽出し、その出力信号をAGC回路に印加して、高周
波増幅回路における利得を制御するFM受信機におい
て、AGC回路の動作感度を設定するために、周波数変
換回路の出力端とAGC回路との間に結合コンデンサを
接続し、この容量の調整によってAGC回路に入力する
信号レベルを設定していた。 この構成によれば、特に
周波数変換回路として混合回路,局部発振回路及びAG
C回路を内蔵した集積回路を用いたとき、該集積回路と
外付け回路とを結合する結合コンデンサが利用できるの
で、回路構成が簡単となる利点を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成に
よれば、AGC回路の動作感度を設定する結合コンデン
サは、周波数によってイピーダンスが変化し、その変化
は周波数の高い方で低いインピーダンスになるので、例
えば希望周波数以外の局部発振回路から生じる高調波に
よって、AGC回路が誤動作して、AGC回路が作動し
ない弱電界の放送受信中に当該放送が急に受信不能な状
態となる惧れがあり、またAGC回路が作動する強電界
でAGCの量にバラツキが生じて安定した受信状態が得
られないという不都合があった。
よれば、AGC回路の動作感度を設定する結合コンデン
サは、周波数によってイピーダンスが変化し、その変化
は周波数の高い方で低いインピーダンスになるので、例
えば希望周波数以外の局部発振回路から生じる高調波に
よって、AGC回路が誤動作して、AGC回路が作動し
ない弱電界の放送受信中に当該放送が急に受信不能な状
態となる惧れがあり、またAGC回路が作動する強電界
でAGCの量にバラツキが生じて安定した受信状態が得
られないという不都合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本願は、上記した
不都合を解消するために、周波数変換回路の広帯域出力
信号を抽出し、この出力信号をAGC回路に印加して、
高周波増幅回路における利得を制御するFMラジオ受信
機において、前記広帯域出力信号の抽出を、中間周波ト
ランスとAGC回路との間に、少なくとも広帯域出力信
号の帯域以上を通過帯域とする直列接続された直流阻止
用のコンデンサと感度設定用の抵抗とから成る動作感度
設定回路を接続することにより行うことを特徴とするも
のであり、好ましくは、前記感度設定回路を、中間周波
トランスの2次側と、AGC回路との間に、接続したも
のである。
不都合を解消するために、周波数変換回路の広帯域出力
信号を抽出し、この出力信号をAGC回路に印加して、
高周波増幅回路における利得を制御するFMラジオ受信
機において、前記広帯域出力信号の抽出を、中間周波ト
ランスとAGC回路との間に、少なくとも広帯域出力信
号の帯域以上を通過帯域とする直列接続された直流阻止
用のコンデンサと感度設定用の抵抗とから成る動作感度
設定回路を接続することにより行うことを特徴とするも
のであり、好ましくは、前記感度設定回路を、中間周波
トランスの2次側と、AGC回路との間に、接続したも
のである。
【0005】
【作用】しかして、高周波増幅回路に入力した信号は、
増幅されたのち周波数変換回路により中間周波数に変換
され、これが中間周波トランスを介して次段回路に出力
すると共に、その出力信号の一部が、抵抗とコンデンサ
との直列回路を介してAGC回路に入力する。このAG
C回路に入力する信号レベルは、抵抗によって設定さ
れ、それによって、高周波増幅回路における利得が制御
される。
増幅されたのち周波数変換回路により中間周波数に変換
され、これが中間周波トランスを介して次段回路に出力
すると共に、その出力信号の一部が、抵抗とコンデンサ
との直列回路を介してAGC回路に入力する。このAG
C回路に入力する信号レベルは、抵抗によって設定さ
れ、それによって、高周波増幅回路における利得が制御
される。
【0006】
【実施例】以下本願の実施例を図面にもとづいて詳述す
ると、1は高周波増幅回路を構成するFET(電界効果
トランジスタ)で、その第1ゲートに信号入力端2が、
またその第2ゲートに、AGC回路3の出力端が夫々接
続されている。4は局部発振回路5と混合回路6とから
成る周波数変換回路で、前記混合回路6にFET1のド
レンが接続されている。7は前記混合回路(6)と次段
の中間周波フイルタ回路8との間に接続された中間周波
トランス、9は中間周波増幅回路、10は中間周波トラ
ンス7の2次側と、前記AGC回路3の入力側との間に
接続されたAGC回路3の動作感度設定回路で、直流阻
止用のコンデンサCと、感度設定用の抵抗Rとの直列回
路から成る。
ると、1は高周波増幅回路を構成するFET(電界効果
トランジスタ)で、その第1ゲートに信号入力端2が、
またその第2ゲートに、AGC回路3の出力端が夫々接
続されている。4は局部発振回路5と混合回路6とから
成る周波数変換回路で、前記混合回路6にFET1のド
レンが接続されている。7は前記混合回路(6)と次段
の中間周波フイルタ回路8との間に接続された中間周波
トランス、9は中間周波増幅回路、10は中間周波トラ
ンス7の2次側と、前記AGC回路3の入力側との間に
接続されたAGC回路3の動作感度設定回路で、直流阻
止用のコンデンサCと、感度設定用の抵抗Rとの直列回
路から成る。
【0007】しかして、信号入力端2から高周波増幅回
路のFET1の第1ゲートに入力した信号は、該FET
1により増幅されたのち、周波数変換回路4に入力して
中間周波数に変換され、それが中間周波トランス7を介
して次段の中間周波フイルタ回路8,中間周波増幅回路
9に入力すると共に、中間周波トランス7を通過した信
号の一部は、抵抗R及びコンデンサCを経てAGC回路
3に送出され、該AGC回路3においては、周知のよう
に、検波整流,増幅,スイッチングなどの作用が行わ
れ、次いで前記FET1の第2ゲートに入力して、FE
T1の増幅度を制御する。
路のFET1の第1ゲートに入力した信号は、該FET
1により増幅されたのち、周波数変換回路4に入力して
中間周波数に変換され、それが中間周波トランス7を介
して次段の中間周波フイルタ回路8,中間周波増幅回路
9に入力すると共に、中間周波トランス7を通過した信
号の一部は、抵抗R及びコンデンサCを経てAGC回路
3に送出され、該AGC回路3においては、周知のよう
に、検波整流,増幅,スイッチングなどの作用が行わ
れ、次いで前記FET1の第2ゲートに入力して、FE
T1の増幅度を制御する。
【0008】なお上記において、AGC回路3に入力す
る信号を、中間周波トランス7の1次側から取り出して
もよいが、この構成の場合、混合回路6の出力変動の影
響を受けて動作の安定性を損なう惧れがあるので、実施
例で示すように、中間周波トランス7の2次側から取り
出すことが好ましい。
る信号を、中間周波トランス7の1次側から取り出して
もよいが、この構成の場合、混合回路6の出力変動の影
響を受けて動作の安定性を損なう惧れがあるので、実施
例で示すように、中間周波トランス7の2次側から取り
出すことが好ましい。
【0009】
【発明の効果】以上のように、本願によれば、高周波増
幅回路における利得を制御するAGC回路の動作感度を
抵抗を用いて設定する構成であるので、周波数の高低に
支配されることなく、一定の感度特性が得られ、電界強
度の強弱にかかわらず誤動作なく安定した受信状態を確
保することができ、かつ、抵抗とコンデンサとを、中間
周波トランスの2次側と、AGC回路との間に、直列接
続したことにより、特に動作の安定性が得られるという
利点を有し、この効果は抵抗とコンデンサとの接続を交
換した場合にも同様に得られる。
幅回路における利得を制御するAGC回路の動作感度を
抵抗を用いて設定する構成であるので、周波数の高低に
支配されることなく、一定の感度特性が得られ、電界強
度の強弱にかかわらず誤動作なく安定した受信状態を確
保することができ、かつ、抵抗とコンデンサとを、中間
周波トランスの2次側と、AGC回路との間に、直列接
続したことにより、特に動作の安定性が得られるという
利点を有し、この効果は抵抗とコンデンサとの接続を交
換した場合にも同様に得られる。
【図1】本願実施例のブロック図
1 FET 3 AGC 4 周波数変換回路 5 局部発振回路 6 混合回路 7 中間周波トランス C コンデンサ R 抵抗
Claims (2)
- 【請求項1】 周波数変換回路の広帯域出力信号を抽出
し、この出力信号をAGC回路に印加して、高周波増幅
回路における利得を制御するFMラジオ受信機におい
て、前記広帯域出力信号の抽出を、中間周波トランスと
AGC回路との間に、少なくとも広帯域出力信号の帯域
以上を通過帯域とする直列接続された直流阻止用のコン
デンサと感度設定用の抵抗とから成る動作感度設定回路
を接続することにより行うことを特徴とするFMラジオ
受信機。 - 【請求項2】 動作感度設定回路を、中間周波トランス
の2次側と、AGC回路との間に接続したことを特徴と
する請求項1記載のFMラジオ受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4067868A JPH0773226B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | Fmラジオ受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4067868A JPH0773226B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | Fmラジオ受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05199138A JPH05199138A (ja) | 1993-08-06 |
JPH0773226B2 true JPH0773226B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=13357340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4067868A Expired - Fee Related JPH0773226B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | Fmラジオ受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0773226B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59153335A (ja) * | 1983-02-21 | 1984-09-01 | Rohm Co Ltd | Am・fm用ラジオ受信機 |
JPS59152837U (ja) * | 1983-03-30 | 1984-10-13 | シャープ株式会社 | Amラジオ受信機における実用感度・周波数特性改善回路 |
-
1992
- 1992-02-10 JP JP4067868A patent/JPH0773226B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05199138A (ja) | 1993-08-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |