JP2836461B2 - Amラジオ受信機 - Google Patents

Amラジオ受信機

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JP2836461B2
JP2836461B2 JP28645393A JP28645393A JP2836461B2 JP 2836461 B2 JP2836461 B2 JP 2836461B2 JP 28645393 A JP28645393 A JP 28645393A JP 28645393 A JP28645393 A JP 28645393A JP 2836461 B2 JP2836461 B2 JP 2836461B2
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章 岡田
弘 田島
雅彦 中村
孝一 大内
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用、ホーム用、ポ
ータブル用等の電子同調方式のAMラジオ受信機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電子同調方式のAMラジオ受信機
は車載用、ホーム用、ポータブル用を問わず市場に広く
普及しており、希望する電波を常に安定に受信すること
が求められている。
【0003】電子同調方式のAMラジオ受信機は、アン
テナに容量性のアンテナを用いる場合には、アンテナ入
力を非同調とする広帯域増幅回路で増幅された信号を高
周波同調回路で同調させるアンテナ非同調方式を採るの
が一般的である。
【0004】図2に従来のアンテナ非同調形式のAMラ
ジオ受信機の信号系の構成を示す。図2において、1は
アンテナ、2は広帯域増幅回路、3は広帯域増幅回路2
に入力される信号のレベルを減衰させるアンテナ減衰回
路、4は高周波同調回路、5は周波数変換回路、6は中
間周波増幅回路、7は中間周波出力信号である。
【0005】また、8は広帯域増幅回路2の出力レベル
および周波数変換回路、5の入力レベルを検出する高周
波レベル検出回路、9はアンテナ減衰回路3を制御する
アンテナ減衰量制御回路、10は広帯域増幅回路2の利
得を制御する広帯域増幅利得制御回路、11は中間周波
出力信号7のレベルを検出する中間周波レベル検出回
路、12は中間周波増幅回路6の利得を制御する中間周
波増幅利得制御回路である。
【0006】次に上記従来例の動作について説明する。
アンテナ1より入力された高周波信号はアンテナ減衰回
路3を通過した後、広帯域増幅回路2で増幅され、高周
波同調回路4に出力される。高周波同調回路4では、希
望信号と同調して希望信号を通過させると共に非希望信
号、すなわち妨害信号を排除する。高周波同調回路4を
通過した希望の高周波信号は周波数変換回路5に入力さ
れ、中間周波信号に変換される。この中間周波信号は、
中間周波増幅回路6で増幅された後、中間周波出力信号
7として出力される。中間周波出力信号7は検波され音
声信号となる。
【0007】また、高周波レベル検出回路8で検出した
信号レベルに応じアンテナ減衰量制御回路9および利得
制御回路10を動作させて、アンテナ減衰回路3を制御
するとともに広帯域増幅回路2の利得を制御しさらに中
間周波レベル検出回路11で検出した信号レベルに応じ
利得制御回路12を動作させて中間周波増幅回路6の利
得を制御することにより音声信号の出力レベルが一定と
なるようにしている。
【0008】このように、上記従来のAMラジオ受信機
においても受信しようとする希望信号に同調し、受信す
ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のAM受信機では、アンテナが非同調形式のため、希望
信号も妨害信号も広帯域増幅回路2にそのまま入力され
ると共に、増幅されて後段に出力される。そして、高周
波レベル検出回路8では、過大な信号が入力されれば入
力レベルが一定となるようにアンテナ減衰量制御回路
9、広帯域増幅利得制御回路10が動作される。また、
高周波レベル検出回路8では、希望信号と妨害信号の区
別はつかないため、妨害信号アンテナ直下などの強電界
地域では、予め設定された検出感度によって、希望信号
に妨害信号が混信する、いわゆる感度抑圧を起こす等の
不具合が発生し、最悪の場合には希望信号が受信不能に
なるといった問題があった。
【0010】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、常に希望信号を安定して受信できる優れ
たAMラジオ受信機を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、広帯域、中帯域、狭帯域の各レベル検出回
路を設け、これにより希望信号の入力条件を常に把握す
ると共に、把握した希望信号の条件に応じて妨害信号を
検出する高周波レベル検出回路の検出感度を制御する構
成とした。
【0012】
【作用】本発明は上記の構成により、中帯域、および狭
帯域のレベル検出回路では主に希望信号の入力レベルを
検知し、広帯域のレベル検出回路では妨害信号の入力レ
ベルを検知することで、希望信号と防音信号の入力条件
を把握することができる。そして希望信号の条件に応じ
て広帯域レベル検出回路の感度を変化させることによ
り、希望信号が弱入力の状態では、広帯域のレベル検出
感度を下げ、妨害信号により自動利得制御が掛ることを
ある程度排除して感度抑圧妨害を防ぎ、希望信号が中強
入力の状態では、広帯域のレベル検出感度を上げ、妨害
信号を検出して自動利得制御を掛けて、非直線素子通過
時に歪みが発生しないようにし混信発生を防ぎ、常に希
望信号が各種妨害のない安定した状態で受信することが
できる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の構成を示すもの
である。
【0014】図1において、図2と同一の構成要素には
同一の符号を付して、その構成説明を省略し、図2と異
なる部分を重点に述べる。
【0015】即ち、図1からも明らかなように、中間周
波増幅回路5の出力レベルを検出する狭帯域レベル検出
回路11、広帯域増幅回路2の出力レベルを検出し、こ
の検出信号をアンテナ減衰量制御回路9および広帯域増
幅利得制御回路10に出力する広帯域レベル検出回路1
3、周波数変換回路5の入力レベルを検出し、その検出
信号をアンテナ減衰量制御回路9および広帯域増幅利得
制御回路10に出力する中帯域レベル検出回路14、狭
帯域レベル検出回路11および中帯域レベル検出回路1
4で検出された検出信号により狭帯域レベル検出回路1
1、広帯域レベル検出回路13の感度を制御する広帯域
レベル検出感度制御回路15を新たに付加したところに
特徴を有する。
【0016】次に、上記実施例の動作について説明す
る。図2に示す構成と同様に、アンテナ1より入力され
た高周波信号はアンテナ減衰回路3を通過した後、広帯
域増幅回路2で増幅され、高周波同調回路4に出力され
る。高周波同調回路4では、希望信号と同調して希望信
号を通過させると共に非希望信号、すなわち妨害信号を
排除する。高周波同調回路4を通過した希望の高周波信
号は周波数変換回路5に入力され、中間周波信号に変換
される。この中間周波信号は、中間周波増幅回路で増幅
された後、中間周波出力信号7として出力される。中間
周波出力信号7は検波され音声信号となる。
【0017】また、各段のレベル検出回路13、14お
よび11により検出したレベルに応じて減衰量制御回路
9、利得制御回路10および12を動作させ、音声信号
の出力レベルが一定となるようにしている。
【0018】一般に妨害信号アンテナ直下などの強電界
地域において、希望信号の電界が弱い弱入力受信時に
は、妨害信号によって自動利得制御回路(以下AGCと
呼ぶ)が動作し感度抑圧が発生する。この場合は妨害信
号を検出してもAGCを掛けないことが望ましい。
【0019】また、同じく妨害信号アンテナ直下などの
強電界地域において、希望信号の電界が通常状態以上の
中強入力受信時には、妨害信号入力と希望信号入力の相
互関係によって非直線素子通過時に歪みを引き起こし混
信が発生する。この場合は妨害信号を早めに検出し、非
直線素子通過時に歪みが発生しない領域でAGCを掛け
ることが望ましい。
【0020】そこで、本実施例においては、アンテナ1
に入力される信号が希望信号以外に妨害信号がある場合
には、中帯域レベル検出回路14、狭帯域レベル検出回
路11により希望信号の入力条件を把握して、広帯域レ
ベル検出感度制御回路15を動作させ、広帯域レベルの
検出感度を可変する。
【0021】希望信号が弱入力の状態では、広帯域のレ
ベル検出感度を下げて広帯域レベル検出回路13に入力
される信号を少なくし、妨害信号によりAGCが掛るこ
とを排除して感度抑圧妨害を防ぐ。
【0022】希望信号が中強入力の状態では、広帯域の
レベル検出感度を上げて広帯域レベル検出回路13に入
力される信号を多くし、妨害信号を検出してAGCを掛
け、非直線素子通過時に歪みが発生しないようにして混
信発生を防ぐ。
【0023】このように、上記実施例によれば、希望信
号の電界条件を中帯域レベル検出回路14、狭帯域レベ
ル検出回路11により検知することができるため、希望
信号の条件に応じて広帯域レベル検出感度を変化させ、
妨害信号の検出レベルを変化させることができ、感度抑
圧や混信の発生を防ぐことができるとともに、常に希望
信号が各種妨害のない安定した状態で受信することがで
きる。
【0024】
【発明の効果】本発明は上記実施例から明らかなよう
に、広帯域、中帯域、狭帯域の各レベル検出回路を具備
しているため、中帯域、狭帯域のレベル検出回路では主
に希望信号の入力レベルを検知し、広帯域のレベル検出
回路では妨害信号の入力レベルを検知することにより、
希望信号と妨害信号の入力条件を把握することができ
る。
【0025】また、本発明においては、希望信号の条件
に応じて妨害信号のレベルを検出する広帯域レベル検出
回路の感度を変化させる回路を有しているため、以下の
ような強電界下での最適制御が可能となる。
【0026】希望信号の電界条件は中帯域、狭帯域レベ
ル検出回路により検知することができるため、希望信号
の条件に応じて広帯域レベル検出における妨害信号の検
出感度を変化させる。
【0027】希望信号が弱入力の状態では、広帯域のレ
ベル検出感度を下げ妨害信号によりAGCが掛ることを
ある程度排除して感度抑圧妨害を防ぎ、希望信号が中強
入力の状態では、広帯域のレベル検出感度を上げ妨害信
号を検出してAGCを掛け、非直線素子通過時に歪みが
発生しないようにし混信発生を防ぐという効果を有し、
常に希望信号が各種妨害のない安定した状態で受信する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるAMラジオ受信機の構
成図
【図2】従来のAMラジオ受信機の構成図
【符号の説明】
1 アンテナ 2 広帯域増幅回路 3 アンテナ減衰回路 4 高周波同調回路 5 周波数変換回路 6 中間周波増幅回路 7 中間周波信号出力 8 高周波レベル検出回路 9 アンテナ減衰量制御回路 10 広帯域増幅利得調整回路 11 中間周波レベル検出回路 12 中間周波増幅利得調整回路 13 広帯域レベル検出回路 14 中帯域レベル検出回路 15 広帯域レベル検出感度制御回路
フロントページの続き (72)発明者 大内 孝一 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 1/10 - 1/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナを非同調形式とする広帯域増幅
    回路と、希望信号に同調する高周波同調回路と、中間周
    波信号を発生させる周波数変換回路と、中間周波信号を
    増幅する中間周波増幅回路と、上記高周波同調回路の入
    力レベルを検出する広帯域レベル検出回路と、上記高周
    波同調回路の出力レベルを検出する中帯域レベル検出回
    路と、上記中間周波増幅回路の出力レベルを検出する狭
    帯域レベル検出回路と、上記広帯域および中帯域レベル
    検出回路で検出したレベルに応じて上記広帯域増幅回路
    の利得を制御する利得制御回路と、上記狭帯域レベル検
    出回路で検出したレベルに応じて上記中間周波増幅回路
    の利得を制御する利得制御回路と、前記中帯域および狭
    帯域レベル検出回路で検出したレベルに応じて上記広帯
    域レベル検出回路の検出感度を変化させる検出感度制御
    回路とを備えるAMラジオ受信機。
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