JP2797845B2 - Amチューナ - Google Patents

Amチューナ

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JP2797845B2
JP2797845B2 JP16951992A JP16951992A JP2797845B2 JP 2797845 B2 JP2797845 B2 JP 2797845B2 JP 16951992 A JP16951992 A JP 16951992A JP 16951992 A JP16951992 A JP 16951992A JP 2797845 B2 JP2797845 B2 JP 2797845B2
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JP
Japan
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signal
frequency
amplifier
mixer
circuit
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JP16951992A
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良一 横山
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NEC Corp
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NEC Corp
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  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイレクトコンバージ
ョン方式により局検出を行うAMチューナに利用する。
本発明は、妨害局による感度抑圧によって他局が検出さ
れない不具合をなくすことができるAMチューナに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のダイレクトコンバージョン方式A
Mチューナの構成を図3に示す。
【0003】従来のAMチューナは、まず、アンテナ1
から入力された希望信号を含むすべての信号を高周波増
幅手段を構成するRFアンプ2で増幅し、この出力を第
一ミキサ4および第一局発振回路3からなる第一の周波
数変換手段にて希望信号が所定の第一IF信号周波数
(例えば10.7MHz)になるように第一局発振回路
3の周波数をチューニング電圧端子eの印加電圧でコン
トロールして周波数変換を行う。
【0004】この第一IF信号は固定の中帯域(例えば
200KHz)のバントパスフィルタ5により選択抽出
され、第二ミキサ7および固定された周波数の第二局発
振回路6からなる第二の周波数変換手段に入力され、さ
らに所定の第二IF信号(例えば450KHz)に周波
数変換される。第二IF信号は狭帯域(例えば9KH
z)の固定のバンドパスフィルタ8で希望信号のみ抽出
された後、中間周波信号増幅器9で増幅され、AM検波
回路10でAM検波され、音声信号が検波出力端子aか
ら出力される。
【0005】自動利得調整低域フィルタ(AGCLP
F)14はAM検波回路10の出力から交流成分を除去
し、これをIFAGC電圧として、差動アンプ16およ
び17、シグナルメータ回路18に供給する。このIF
AGC電圧が所定のしきい値E3 を越えると差動アンプ
16は中間周波信号増幅器9にそのゲインを減ずる電圧
を供給し、さらにIFAGC電圧が別のしきい値E4
越えると差動アンプ17は第二ミキサ7のゲインを減ず
る電圧を供給し、検波出力端子aの出力レベルの入力信
号レベルの変化に対する変化量を圧縮するようにAGC
ループを構成する。
【0006】シグナルメータ回路18はIFAGC電圧
を増幅および伸長して希望信号の強度に対応したシグナ
ルメータ電圧としてシグナルメータ出力端子Cに出力す
るとともにコンパレータ19に供給する。シグナルメー
タ出力端子電圧が所定のしきい値E5 を越えるとコンパ
レータ19の出力はロウからハイに切り換わり、局検出
出力端子dに出力される。局検出動作リクエスト端子
(シークリクエスト端子)bにシークリクエスト信号が
入力されるとシークリクエスト制御回路15が自動利得
調整低域フィルタ14の時定数を低減して局検出動作状
態(シークリクエスト状態)としてSD(送信データ)
出力の応答を高速にする。
【0007】ダイレクトコンバージョン方式のAMチュ
ーナの場合は、妨害を含むすべての信号がダイレクトに
(選択、抽出されずに)第一ミキサ4に、また中帯域の
バンドパスフィルタ5でラフな選択のみ行われた信号が
第二ミキサ7に入力される。ここで妨害信号レベル(非
希望局信号レベル)が第一ミキサ4または第二ミキサ7
の直線動作領域を越えると希望信号キャリアに妨害信号
による変調が生ずるいわゆる混変調が生じる。
【0008】その防止のため広帯域AGCディテクタ1
1および中帯域AGCディテクタ12が各々第一ミキサ
4、第二ミキサ7の入力信号を整流して加算し自動利得
調整低域フィルタ20で平滑してRFAGC電圧を得
る。これがしきい値E1 を越えたとき差動アンプ22が
RFアンプ2のゲインを減ずる電圧をRFアンプ2に供
給して第一ミキサ4および第二ミキサ7の入力レベルが
直線動作領域以下におさまるようにRFAGCループが
構成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のダイ
レクトコンバージョン方式によるAMチューナは、RF
AGC(無線周波数自動利得調整)を行っているため、
例えば特定の放送所の直下などではRFアンプのゲイン
が極端に減ぜられ、シークリクエスト時に検出しようと
する他の希望局信号が抑圧されて検出されない欠点があ
った。また、複数の局の入力信号レベルをシグナルメー
タ出力電圧によって調べ、レベルの大きい局から選局用
メモリにストアする際に、大レベルの妨害信号がある場
合など上述のRFAGCによって多くの局の信号がシグ
ナルメータ回路が反応しないレベル以下に抑圧されてい
まい、メモリにストアされず正常にオートメモリ機能が
作動しない欠点があった。
【0010】本発明はこのような問題を解決するもの
で、シークリクエスト状態のときに妨害局による感度抑
圧によって他局が検出できなくなる不具合をなくすこと
ができるAMチューナを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、アンテナ入力
信号を増幅する高周波増幅手段と、この高周波増幅手段
の出力信号を第一の中間周波数信号に変換する第一の周
波数変換手段と、前記第一の中間周波数信号を第二の中
間周波数信号に変換する第二の周波数変換手段と、前記
第一の周波数変換手段および前記第二の周波数変換手段
の入力信号レベルが所定のしきい値以上のとき前記高周
波増幅手段のゲインを減ずるように制御する自動利得調
節回路と、受信再生モードの他に局検出動作モードを設
け、この二つのモードを切換える第一の切替手段とを備
えたAMチューナにおいて、前記自動利得調節回路を局
検出動作モードでは受信再生モードよりも実質的に前記
高周波増幅手段の利得が大きくなるように前記しきい値
を切換える第二の切換手段を備えたことを特徴とする。
【0012】
【作用】局検出動作モード(シークリクエスト時)に、
RFAGC(無線周波数自動利得調整装置)が作動する
妨害信号レベルのしきい値を通常受信時より高くなるよ
うに切換え、シークリクエスト時の妨害局あるいは極め
て強い信号によるその他の局の信号の抑圧を低減する。
【0013】これにより、放送所の直下付近においても
より多くの局を検出することができ、オートメモリ機能
動作の確度を向上させることができる。
【0014】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0015】(第一実施例)図1は本発明第一実施例の
構成を示すブロック図である。
【0016】本発明第一実施例は、アンテナ1から入力
される信号を増幅する高周波増幅手段と、この高周波増
幅手段の出力信号を第一のIF(中間周波数)信号に変
換する第一の周波数変換手段と、前記第一のIF信号を
第二のIF信号に変換する第二の周波数変換手段と、前
記第一の周波数変換手段および前記第二の周波数変換手
段の入力信号レベルが所定のしきい値以上のとき前記高
周波増幅手段のゲインを減ずるように制御するAGC
(自動利得調節)回路と、受信再生モードの他に局検出
動作モードを備え、この二つのモードを切換える第一の
切替手段とを備え、さらに、本発明の特徴として、前記
自動利得調節回路を局検出動作モードでは受信再生モー
ドよりも実質的に前記高周波増幅手段の利得が大きくな
るように前記しきい値を切換える第二の切換手段として
スイッチ回路21を備える。
【0017】高周波数増幅手段としてRF(無線周波
数)アンプ2が設けられ、第一の周波数変換手段は、チ
ューニング電圧端子eに接続された第一局発振回路3お
よび第一ミキサ4とにより構成され、第二の周波数変換
手段は、第二局発振回路6および第二ミキサ7により構
成される。
【0018】また、AGC(自動利得調節)回路は、第
一ミキサ4からの入力信号を整流する広帯域AGCディ
テクタ11と、第二ミキサ7からの入力信号を整流する
中帯域AGCディテクタ12と、整流された入力信号を
加算する加算器13と、加算された入力信号を平滑して
RFAGC電圧を得る自動利得調整低域フィルタ20
と、RFAGC電圧としきい値E1 とを比較する差動ア
ンプ22とにより構成される。
【0019】さらに、第一の切換手段は、検波出力端子
aに接続された自動利得調整低域フィルタ14と、局検
出動作リクエスト端子bに接続されシークリクエスト信
号が入力されたときに、自動利得調整低域フィルタ14
の時定数を低減して局検出動作状態にするシークリクエ
スト制御回路15と、自動利得調整低域フィルタ14に
接続された差動アンプ16、17およびシグナルメータ
出力端子Cに接続されたシグナルメータ回路18と、こ
のシグナルメータ回路18からの出力としきい値E5
を比較しロウおよびハイの切換えを行い局検出出力端子
dに出力するコンパレータ19とにより構成される。
【0020】第一ミキサ4と第二ミキサ7とはバンドパ
スフィルタ5を介して接続され、第二ミキサ7はバンド
パスフィルタ8を介して差動アンプ16からの出力を受
ける中間周波信号増幅器9に接続され、この中間周波信
号増幅器9は検波出力端子aに接続されたAM検波回路
10に接続される。
【0021】次に、このように構成された本発明第一実
施例の動作について説明する。
【0022】シークリクエスト信号が入力されると、シ
ークリクエスト制御回路15がスイッチ回路21を駆動
して差動アンプ22のしきい値電圧をE1 からE2 に切
換える。ここでE2 >E1 しておけば、これによって作
動する信号レベルのしきい値が高くなり、通常の受信再
生状態よりRFアンプ2のゲイン低減量が減少し、検出
しようとする他の局信号の抑圧量も減じられ、シグナル
メータ回路18が反応可能なレベルに達する確度が高く
なる。
【0023】(第二実施例)図2は本発明第二実施例の
構成を示すブロック図である。本発明第二実施例は第二
の切換手段として第一実施例のスイッチ回路21に代え
て、第一ミキサ4からの入力信号を受信し利得を可変し
て広帯域AGCディテクタ11に出力する可変利得アン
プ23、第二ミキサ7からの入力信号を受信し利得を可
変して中帯域AGCディテクタ12に出力する可変利得
アンプ24とを備え、その他は第一実施例同様に構成さ
れる。
【0024】このように構成された本発明第二実施例
は、シークリクエスト制御回路15が広帯域AGCディ
テクタ11および中帯域AGCディテクタ12の前に挿
入された可変利得アンプ23および24のゲインをシー
クリクエスト信号が入力されたときに減ずるように動作
する。
【0025】これにより、第一実施例と同様にシークリ
クエスト時には通常受信再生時に比べ差動する信号レベ
ルしきい値が高くなり、検出しようとする他局の信号の
抑圧量が減じられる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、局
検出動作状態(シークリクエスト状態)にはRFAGC
の作動する妨害信号レベルのしきい値を通常受信時より
高くするように切換えられるので、シークリクエスト時
の妨害局あるいは極めて強い信号によるその他の局の信
号の抑圧が低減され、放送所の直下付近においてもより
多くの局を検出することができ、オートメモリ機能動作
の確度を向上させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例の構成を示すブロック図。
【図2】本発明第二実施例の構成を示すブロック図。
【図3】従来例の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 RFアンプ 3 第一局発振回路 4 第一ミキサ 5、8 バンドパスフィルタ 6 第二局発振回路 7 第二ミキサ 9 中間周波信号増幅器 10 AM検波回路 11 広帯域AGCディテクタ 12 中帯域AGCディテクタ 13 加算器 14、20 自動利得調整低域フィルタ 15 シークリクエスト制御回路 16、17、22 差動アンプ 18 シグナルメータ回路 19 コンパレータ 21 スイッチ回路 23、24 可変利得アンプ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナ入力信号を増幅する高周波増幅
    手段(2)と、 この高周波増幅手段の出力信号を第一の中間周波数信号
    に変換する第一の周波数変換手段(3、4)と、 前記第一の中間周波数信号を第二の中間周波数信号に変
    換する第二の周波数変換手段(6、7)と、 前記第一の周波数変換手段および前記第二の周波数変換
    手段の入力信号レベルが所定のしきい値以上のとき前記
    高周波増幅手段のゲインを減ずるように制御する自動利
    得調節回路(11、12、13、20、22)と、 受信再生モードの他に局検出動作モードを設け、この二
    つのモードを切換える第一の切替手段(5)とを備えた
    AMチューナにおいて、 前記自動利得調節回路を局検出動作モードでは受信再生
    モードよりも実質的に前記高周波増幅手段の利得が大き
    くなるように前記しきい値を切換える第二の切換手段
    (21)を備えたことを特徴とするAMチューナ。
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JPH0826965B2 (ja) * 1992-01-24 1996-03-21 三浦工業株式会社 多管式貫流ボイラーの伝熱面構造
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