JP3515177B2 - 局検出回路 - Google Patents
局検出回路Info
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Description
好適な局検出回路に関する。
いては、サーチストップ時に、前記放送局の電界強度が
所定レベル以上で、かつ、前記放送局の周波数に正確に
同調されているときに、サーチ動作が停止し、前記放送
局を受信するようにしている。このようなラジオ受信機
は図2の如く構成され、RF増幅回路(1)で増幅され
た受信RF信号は、混合回路(2)において局発回路
(3)の局発信号と混合され、IF信号に変換される。
前記IF信号は、IFフィルタ(4)で帯域制限された
後、IF増幅回路(5)において増幅され、さらに、検
波回路(6)で検波される。
き、はじめにサーチを一時ストップさせる。この状態
で、IF増幅回路(5)の出力信号はエンベローブ検波
回路(7)に供給され、エンベローブ検波される。エン
ベローブ検波回路(7)の出力信号は、平滑回路(8)
で平滑されることにより、放送局の電界強度が検出さ
れ、前記電界強度が基準値以上であると比較回路(9)
から出力信号が発生する。また、検波回路(6)の出力
信号は平滑回路(10)で平滑され、平滑回路(10)
の出力端には、IF信号の周波数と検波回路(6)の中
心周波数のズレに応じた出力が発生する。平滑回路(1
0)の出力信号は、ウィンドコンパレータ(11)に供
給され、そのレベルが所定のレベルの範囲に存在すると
きウィンドコンパレータ(11)から出力信号が発生す
る。比較回路(9)及びウィンドコンパレータ(11)
の出力信号が停止信号発生回路(12)に供給される
と、停止信号が発生し、サーチが停止される。また、比
較回路(9)及び/またはウィンドコンパレータ(1
1)の出力信号がないと、停止信号が発生せず、次の受
信RF信号に変化し、上述と同様の動作が行われる。
く、検波回路(6)の出力信号をも利用してサーチ停止
させれば、正確にサーチ停止ができる。
回路において、例えば、検波回路(6)として、例えば
クォードラチャ検波回路の如く、位相コイルを用いるも
のを使用した場合、コイルの特性が経時、湿度及び振動
によって変動するので、検波回路(6)の中心周波数及
び出力レベルにズレが生じ、ウィンドコンパレータ(1
1)で検出される周波数に誤差が生じるため、サーチ停
止が誤動作するという問題があり、ラジオ受信機の生産
工程で検波回路(6)を調整する必要があった。また、
検波回路(6)をセラミックディスックリミネータを用
いて無調整化しても、その中心周波数及び出力レベルに
バラツキがあるので、ウィンドコンパレータ(11)で
放送局の周波数を精度上正確に検出できず、サーチ停止
が誤動作するということもあった。
力信号を平滑して得られるが、ウィンドコンパレータ
(11)で検出される帯域幅を広くする為、平滑回路
(10)の時定数を小さくすると、平滑回路(10)で
ウィンドコンパレータ(11)の出力信号を平滑しきれ
ないので、検波回路(16)のオーディオ出力信号の歪
率が悪化する。その為、平滑回路(10)の時定数を検
出される周波数帯域幅とオーディオ信号の歪率との妥協
点に設定しなければならなかった。
成されたものであり、IF信号を所定の帯域で帯域制限
するIFフィルタと、多段接続された複数の増幅器から
成り、前記IFフィルタの出力信号を増幅するIF増幅
回路と、前記IF増幅回路の出力信号を検波する検波回
路とを有するラジオ受信機の局検出回路であって、前記
IF増幅回路で増幅されたIF信号を、前記IFフィル
タの帯域より狭い帯域で帯域制限するフィルタと、該フ
ィルタの出力信号と、前記複数の増幅器の出力信号のう
ち少なくとも1つの出力信号とを同期検波する同期検波
回路と、該同期検波回路の出力信号を平滑する平滑回路
と、該平滑回路の出力信号を判別して、局が検出された
ことを示す出力信号を発生する検出信号発生回路とを備
えることを特徴とする。
させる第1バッファ回路と、前記フィルタの出力信号を
通過させる第2バッファ回路と、前記第1及び第2バッ
ファ回路をその出力信号のいずれか一方を前記検波回路
に供給する動作制御回路とを備えたことを特徴とする。
たIF信号は、多段接続された増幅器から成るIF増幅
回路で増幅される。IF増幅回路の出力信号は、検波回
路で検波されるとともに、フィルタにおいてIFフィル
タで帯域制限される帯域幅よりも狭い帯域幅にさらに制
限される。そして、IF増幅回路の各段の増幅器の出力
信号とフィルタの出力信号とを同期検波することによっ
て、同期検波回路の出力レベルは受信された放送局のみ
のIF信号のレベルに応じたレベルとなり、IF信号レ
ベルに応じて受信した放送局のみの電界強度を検出する
ことができる。従って、検波回路の特性に依らずより正
確な局検出を行うことができる。
タと兼用とすることにより、簡単な回路構成にすること
ができる。
(14)はセラミックで構成されるIFフィルタ、(1
5)は増幅器(15a)乃至(15e)で多段接続され
るIF増幅回路、(16)はIF信号を検波する検波回
路、(17)はIFフィルタ(14)の通過帯域幅より
も狭い通過帯域幅を有するセラミック製のフィルタ、
(18)はフィルタ(17)の出力信号を同レベルの信
号に分配するための信号分配回路、(19a)乃至(1
9c)は増幅器(15a)乃至(15e)の出力信号と
信号分配回路(18)の出力信号との同期検波を行う同
期検波回路、(20)は同期検波回路(19a)乃至
(19c)の出力信号を平滑するCR型の平滑回路、
(21)は平滑回路(20)の出力信号に応じてサーチ
を停止する停止信号を発生する停止信号発生回路であ
る。
力IF信号はは、IFフィルタ(14)を通過して、I
F増幅回路(15)で増幅された後、検波回路(16)
で検波される。また、IF増幅回路(15)の出力信号
は、フィルタ(17)に供給され、さらにIFフィルタ
(14)の周波数帯域幅よりも狭い帯域幅に制限され
る。フィルタ(17)の出力信号は、信号分配回路(1
8)において同一信号に分配され、同期検波回路(19
a)乃至(19c)にそれぞれ供給される。同期検波回
路(19a)乃至(19c)において、増幅器(15
a)、(15c)及び(15e)の出力信号と信号分配
回路(18)の出力信号がそれぞれ同期検波され、IF
信号のレベルに応じて同期検波回路(19e)、(19
c)及び(19a)の順に出力信号が発生する。即ち、
はじめに、IF信号が大きくになるに従い、IF信号レ
ベルに応じた出力信号が同期検波回路(19e)から発
生する。IF信号のレベルが第1の所定レベル以上にな
ると同期検波回路(19e)の出力レベルは一定値にな
り、同期検波回路(19c)からIF信号レベルに応じ
た出力信号が発生する。そして、IF信号レベルが第2
の所定値以上になると、同期検波回路(19c)の出力
レベルは一定値になり、同期検波回路(19a)からI
F信号に応じた出力信号が発生する。さらに、IF信号
が第3の所定値以上になると、同期検波回路(19a)
の出力信号は一定になる。同期検波回路(19a)乃至
(19c)の出力信号を加算した信号は、平滑回路(2
0)で平滑されて、平滑回路(20)の出力端に発生す
る。
は、停止信号発生回路(21)に印加され、前記平滑回
路(20)の出力レベルが基準レベル以上であると、サ
ーチを停止させる停止信号が発生する。特に、フィルタ
(17)の周波数通過帯域幅がIFフィルタ(14)よ
り狭くしているので、フィルタ(17)を通過したIF
信号によって同期検波回路(19a)乃至(19c)が
動作する。即ち、受信放送局のIF信号のみに同期検波
回路(19a)乃至(19c)が動作し、検波出力を判
別しなくともIF信号レベルに応じた出力信号を発生す
るので、受信放送局のみの電界強度を検出でき、正確に
放送局を検出することができる。
他にAFC(Auto Frequency Control)用の端子が付い
ており、検波回路(16)の出力信号を用いずに局検出
が行えるので、AFC用端子に接続されるコンデンサー
の容量を大きくすることができ、検波出力の歪率を良好
にすることができる。そして、前記コンデンサーを介さ
ず局検出ができる分、局検出を早く行うことができる。
(22)はIF増幅回路(15)の出力信号を通過させ
る第1バッファ回路、(23)はフィルタ(17)の出
力信号を通過させる第2バッファ回路、(24)は第1
及び第2バッファ回路(22)及び(23)を動作制御
する動作制御回路である。尚、図1の回路と同一のもの
については図1と同一符号を付し、説明を省略する。
発生していない状態において、動作制御回路(24)の
出力信号によって、第1バッファ回路(22)がオン
し、第2バッファ回路(23)はオフする。その為、I
F増幅回路(15)の出力信号は第1バッファ回路(2
2)を通過した後、検波回路(16)で検波される。ま
た、受信周波数の近傍に妨害信号が表れ、混信が発生す
ると、音が耳障りとなり手動にて、第1バッファ回路
(22)をオフし、第2バッファ回路(23)をオンさ
せるので、IF増幅回路(15)の出力信号は、フィル
タ(17)に供給され、IF信号の周波数帯域幅がIF
フィルタ(14)の周波数通過帯域幅より狭くなる。フ
ィルタ(17)の出力信号は、検波回路(16)に供給
され、検波される。このように、検波回路(16)の入
力信号を混信時に狭帯域化することにより、妨害信号を
検波回路(16)に印加させないようにし、混信による
悪影響を低減することができる。また、本発明に依れ
ば、局検出回路のフィルタと、混信時狭帯域化用のフィ
ルタとを兼用とすることにより、回路構成を簡単にでき
る。
を構成する増幅器の出力信号とIF増幅回路の出力信号
を帯域制限した信号とにより同期検波することにより、
帯域制限されたIF信号のレベルを検出できるので、検
波回路の特性によらず、正確に放送局を検出できる。
悪影響を低減するために用いられるフィルタと兼用する
ことにより、回路構成が簡単になり、IC化に適した回
路構成になる。さらに、検波回路の出力信号を用いなく
ても正確な局検出を行うことができるので、検波回路か
ら発生するオーディオ出力信号の歪率を悪化させること
がなく、局検出を早くすることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】IF信号を所定の帯域で帯域制限するIF
フィルタと、多段接続された複数の増幅器から成り、前
記IFフィルタの出力信号を増幅するIF増幅回路と、
前記IF増幅回路の出力信号を検波する検波回路とを有
するラジオ受信機の局検出回路であって、 前記IF増幅回路で増幅されたIF信号を、前記IFフ
ィルタの帯域より狭い帯域で帯域制限するフィルタと、 該フィルタの出力信号と、前記複数の増幅器の出力信号
のうち少なくとも1つの出力信号とを同期検波する同期
検波回路と、 該同期検波回路の出力信号を平滑する平滑回路と、 該平滑回路の出力信号を判別して、局が検出されたこと
を示す出力信号を発生する検出信号発生回路とを備える
ことを特徴とする局検出回路。 - 【請求項2】前記IF増幅回路の出力信号を通過させる
第1バッファ回路と、 前記フィルタの出力信号を通過させる第2バッファ回路
と、 前記第1及び第2バッファ回路をその出力信号のいずれ
か一方を前記検波回路に供給する動作制御回路とを備え
たことを特徴とする請求項1記載の局検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20228594A JP3515177B2 (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 局検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20228594A JP3515177B2 (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 局検出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0870220A JPH0870220A (ja) | 1996-03-12 |
JP3515177B2 true JP3515177B2 (ja) | 2004-04-05 |
Family
ID=16455010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20228594A Expired - Fee Related JP3515177B2 (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 局検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3515177B2 (ja) |
-
1994
- 1994-08-26 JP JP20228594A patent/JP3515177B2/ja not_active Expired - Fee Related
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