JP2864914B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

Info

Publication number
JP2864914B2
JP2864914B2 JP4325526A JP32552692A JP2864914B2 JP 2864914 B2 JP2864914 B2 JP 2864914B2 JP 4325526 A JP4325526 A JP 4325526A JP 32552692 A JP32552692 A JP 32552692A JP 2864914 B2 JP2864914 B2 JP 2864914B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
sheet
musical instrument
electronic musical
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4325526A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06176663A (ja
Inventor
順一 三島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP4325526A priority Critical patent/JP2864914B2/ja
Publication of JPH06176663A publication Critical patent/JPH06176663A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2864914B2 publication Critical patent/JP2864914B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/45Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
    • C04B41/52Multiple coating or impregnating multiple coating or impregnating with the same composition or with compositions only differing in the concentration of the constituents, is classified as single coating or impregnation

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子オルガンや電子
ピアノ等のように複数の鍵からなる鍵盤部を配設した電
子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子楽器としては、例え
ば特開昭59−61887号公報に示されるようなもの
がある。
【0003】これは、鍵盤の後端部を支点として支持す
る支持片を上記鍵盤の上面より若干上方に突出させ、こ
の突出した上記支持片に上記鍵盤の後方に設けられた各
種操作子を有するパネルの前端面を当接させるように構
成したものであり、鍵盤側スイッチ部とパネル側スイッ
チ部とはそれぞれ別個に形成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電子楽器にあっては、各鍵に対応する鍵スイ
ッチ部と各操作子に対応するパネルスイッチ部がそれぞ
れ別個のプリント基板上に設けられていたので、楽器本
体への組付けが面倒であると共に、各プリント基板間の
回路調整が難しく、保守性にも問題があり、回路構成も
極めて複雑であった。
【0005】この発明は、楽器本体への組付け及び調整
を容易にし、且つ保守性を良好にすると共にその回路構
成を簡略化することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、複数の鍵を有する鍵盤の鍵盤回路部と複
数の操作子を有するパネルのパネル回路部とを所定の段
差を設けて配設した電子楽器において、上記各鍵に対応
して設けた鍵スイッチと、上記各操作子に対応して設け
た操作子用スイッチと、それらの導線パターンとを、上
記段差に対応する段差部を形成し得る可撓性を有する共
通のシート基板上に形成した電子楽器を提供するもので
ある。そして、上記の電子楽器において、上記段差に対
応する上記段差部以外の空間に対応した可撓性シート部
を屈曲して上記鍵スイッチ及び操作子スイッチのシート
部を形成するとよく、上記段差の上に環状コントローラ
部を、上記段差の下に鍵盤回路をそれぞれ設けることも
可能である。
【0007】
【作用】この発明による電子楽器は上記のように構成す
ることにより、鍵スイッチと操作子用スイッチを機械
的,回路的に1枚のシート基板にまとめて形成すること
ができ、楽器本体への組付け及び組付け後の調整や保守
が容易になると共に、導線パターン部を鍵盤部とパネル
部とに分ける必要がなく、スイッチ回路部を共通にでき
るので、これを別個に形成していた従来の電子楽器に比
して回路構成を大幅に簡略化することが可能になる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1はこの発明の第1実施例の構成を
示す分解斜視図、図2はそのシート基板の展開斜視図、
図3はシート基板のパネルスイッチシート部の一例を示
す要部斜視図、図4は図1のX−X線に沿う組付け途中
状態を示す断面図である。
【0009】まず、図1によってこの電子楽器の概略の
構成を説明する。この電子楽器は、複数の操作子(図示
しない)を配設するパネル面1aを有する上ケース1
と、複数の白鍵2a及び黒鍵2bを鍵盤フレーム2c上
に搖動自在に支持する鍵盤2′並びに各鍵に対応する鍵
スイッチ(図示しない)を配設する鍵スイッチシート部
3aをアセンブルして構成される鍵盤部2と、前記鍵ス
イッチシート部3aと各操作子に対応する操作子スイッ
チ(図示しない)を配設するパネルスイッチシート部3
b,3cとを一体に形成した可撓性を有するシート基板
3と、パネルスイッチシート部3bを下方から上ケース
1のパネル面1aの裏面に押圧して固定する押え板4
と、鍵盤部2,シート基板3及び押え板4を上ケース1
との間に挾持する下ケース5とからなる。
【0010】上ケース1は、深さの浅い蓋状をなし、左
右両側及び後ろ側のパネル面1aを除く前側中央に、鍵
盤部2が配設される開口部1bが開口している。上ケー
ス1の左側後方には、電子楽器のスピーカ用放音部1c
が、その前方及び後ろ側のパネル面1aには、ピッチベ
ンドコントローラ等の各操作子もしくは音色スイッチ,
効果スイッチ,あるいはその両方を設けるための複数の
透孔1dを設ける。
【0011】上ケース1のパネル面1aの裏面には、図
4に示すように、複数箇所に補強リブを兼ねた押え板4
用の係止部1eが設けられ、押え板4には前記係止部1
eに当接する複数の位置決め兼仮固定用溝4aが設けら
れる。また、前記パネル面1aの裏面と前記押え板4と
の間には前記パネルスイッチシート部3bがシート位置
決め突起1fにシート部3bの係止孔4bを係止するこ
とにより嵌入配設される。
【0012】なお、前記突起1fと押え板4の当該対応
部とにネジ孔をあけて押え板4をネジで固定するように
してもよく、別部分のネジ固定でもよいが、リブ係止部
1e(左部)にも係止凹部を設け、これを押え板4の係
止手段に換えてもよい。この場合のシート部3bの離脱
は上下ケースに分解したところで孔1dから下に強く押
すことで可能となる。
【0013】シート基板3は、ポリエステルフイルム,
ポリイミドフイルム等の可撓性,絶縁性のシート材から
なり、図2の展開図に示すように、ほぼ長方形の1枚の
シートに切込み3d,3d′を設けて基板部3a′,3
b′及び折曲部3a″,3b″,3c″をそれぞれ形成
し、各折曲部を一点鎖線で示す各折曲線3hで矢示方向
にそれぞれ2層又は3層に図示しないスペーサを介して
若干の間隙を設けて折り畳んでメンブレンスイッチを構
成したものである。なお、スイッチ部に軽く接触してい
るだけではほぼ抵抗∞で圧力を受けたところのみ低抵抗
になるいわゆる感圧シートでスイッチもしくはボリュー
ムを構成すれば前記スペーサは不要でよい。
【0014】このシート基板3の折り畳んだ時に相対向
する各面には、常時はオフの状態に保たれ、圧接される
ことによりオンとなる鍵スイッチや操作子スイッチを構
成する固定及び可動のスイッチパターンをそれぞれ形成
し、シート基板3の端部には、これらの鍵スイッチ用導
線部や操作子スイッチ用導線部を一括して楽器本体側の
CPUや音源等のメイン回路部へ接続するコネクタ端子
3eを設ける。また、シート基板3の鍵スイッチシート
部3aとパネルスイッチシート部3b,3cとの間に
は、鍵盤2を組み込んだ状態でのパネル面1aと鍵盤部
2との段差に対応する段差部3f,3g(図1)をそれ
ぞれ形成する。
【0015】図3は、シート基板3のパネルスイッチシ
ート部3bに形成するスイッチパターンの一例を示すも
のであり、基板部3b′上に、各操作子に対応する非導
通の固定接点6a及びデジタルタイプのボリュームパタ
ーン6bと、それらをそれぞれコネクタ端子3eに連結
する導線パターン6cを形成し、折曲部3b″上に、上
記各固定接点6a及びボリュームパターン6bに対応し
て金属パターンの上にカーボン等を施した導電体からな
る可動接点7a,7bを形成する。なお、図2の鍵スイ
ッチシート部3aの左端部側にも、図3のボリュームパ
ターン6b及び可動接点7bと同様なボリュームパター
ン及び可動接点を形成するものとする。
【0016】そして、各固定,可動両接点列の上下左右
の両側に細長い両面粘着テープ等からなるスペーサ9を
介装し、折曲部3b″を基板部3b′上に若干の間隙を
設けて対向するように屈曲して折り畳むことによりシー
ト基板3を完成する。なお、スペーサ9を介装する代り
に、固定接点の周囲に絶縁用レジストを厚さ0.3mm
程度に塗布してスペーサに充当させてもよい。
【0017】なお、上記のデジタルタイプのボリューム
パターン6bは、操作子がピッチベンド、ビブラート又
はトレモロの深さ及び速さ、リバーブの深さ、PAN等
のリアルタイム効果制御のベンドコントローラとして使
用されるものに適用される。
【0018】また、鍵スイッチは上記のようなメンブレ
ンスイッチに代えて従来から周知の椀状膨出部を有する
接点ラバー部材を用いたスイッチにすることもでき、そ
の場合、折曲部3b″には上記接点ラバー部材が挿通す
る透孔を設けるようにすればよく、鍵スイッチをストロ
ークのきわめて小さいメンブレンスイッチにした場合に
は、鍵のアクチュエータ部を鍵長手方向に沿って延出さ
せることにより適当な弾性を持たせて鍵ストロークを確
保するのがよい。
【0019】なおまた、上記の操作子スイッチは、各操
作子の種類によって、押圧によりオン,オフする通常の
スイッチやデジタルタイプのボリュームパターンあるい
は押圧力の大小によって連続的にその出力が変化する圧
力センサ等、種々の形態をとることができる。
【0020】上記のように構成された各部材の組付けに
際しては、まずシート基板3の鍵スイッチシート部3a
を、図1で左端側のパネルスイッチシート部3c側を先
頭にし、その段差部3gを平らに延ばしながら矢示A方
向から鍵盤部2の鍵2a,2bと鍵盤フレーム2cとの
間に形成された間隙部へフレーム2cにアウトサート成
型された2条の逆L型樹脂ガイドL1,L2にガイドさ
せながらL1,L2間に挿入して一体とした後、鍵盤部
2を予め各操作子やスピーカ等を組み込んだ上ケース1
の開口部1b内へ下側から嵌挿する。
【0021】上記ガイドL1,L2の水平部は、鍵盤フ
レーム2cとほぼ平行もしくは自由端に向って垂直距離
が短くなる(ほぼ0)ように形成する。後者のようにす
れば、鍵スイッチシート部3aはL1,L2間に圧入さ
れる形となり嵌入完了時に水平部の弾性にてフレーム2
cに確実に保持し得る。挿入後は鍵盤の両端近傍をネジ
その他の係止手段によりフレーム2cに係止すれば、さ
らに確実にシート部3aを固定できる。
【0022】シート部3aがフレームの所定位置に保持
されることにより、シート基板3のパネルスイッチシー
ト部3bは上ケース1のパネル面1aの裏面に対向する
ようになる。ここで、図4に示すように押え板4をパネ
ルスイッチシート部3bの下方から、その後端部を上ケ
ース1の一方の係止部1e(右側)に当てがい、自由端
部を矢示B方向に回動させて溝4a(左側)をリブ1e
(左側)に嵌着して仮固定した後、適宜図示しない止ね
じ等により固定し、コネクタ端子3eを介して各鍵スイ
ッチ部及び操作子スイッチ部を図示しない楽器本体側の
音源,アンプ,制御回路等からなるメイン回路に接続す
る。最後に上ケース1に下ケース5を天地逆にして嵌着
し、ボス5aの下方にあけられたタッピング孔にネジで
押え板4と共に固定すれば電子楽器の組付けが完了す
る。
【0023】上記図1の実施例にあっては、フレーム2
cへの鍵取付後に鍵のサイド(横)方向から鍵スイッチ
シート部を組み付けることができるので、製造時の各種
スイッチの試験等によるスイッチシート部の組込、取は
ずし及び、出荷後の保守時のスイッチシート部の脱着さ
らには製造上の組付作業がきわめて容易かつスピーディ
になる。従来は鍵をはずさないとスイッチ部を保守でき
なかった。
【0024】次に、図5乃至図7を参照してシート基板
の具体的構成例を、第1実施例の一部を変更した第2実
施例によって説明する。図5は、シート基板13の鍵ス
イッチシート部13aの折畳み前の状態を一部分解して
示す要部斜視図、図6はその折畳み後の状態を示す要部
斜視図、図7はシート基板13を鍵盤2と共に組み込ん
だ上ケース1の要部斜視図である。
【0025】図5に示すように、シート基板13の鍵ス
イッチシート部13aは基板部13a′と折曲部13
a″とからなり、基板部13a′と折曲部13a″との
間に形成される折曲線13hに沿って段差部13gの折
曲線13g′,13g″間を含む長孔13iを形成して
折曲げ時の寸法ずれを吸収するようにしている。なお、
この長孔13iは折曲線13g′,13g″間に連続し
て設ける代りに、折曲線13hと折曲線13g′及び1
3g″の各交差部にそれぞれ1個ずつの透孔を設けても
よい。
【0026】この鍵スイッチシート部13aの基板部1
3a′上には、図5に一部を示す各鍵2a,2bに対応
する非導通の第1の固定接点6aを形成する。また、上
ケース1の鍵盤2に段差を設けて隣接する柏子木部パネ
ル面1g(図7)の透孔1hを形成した部分に配設され
るパネルスイッチ部13cの基板部13c′上には、コ
ントローラ用スイッチ又は圧力センサ用の第2の固定接
点6bを設け、これらの第1,第2の固定接点6a,6
bをそれぞれ前述のコネクタ端子3e(図1)に導く導
線パターン6cを基板部13a′,13c′上に形成す
る。
【0027】また、第1の固定接点6aに対応して基板
部13a′上に周知の接点ラバー部材7をそれぞれ設け
る。この接点ラバー部材7は、ゴム等の弾性材により一
体成形されたものであり、図5に明示するように、椀状
の膨出部7aと、膨出部7aの頂部内面に垂設され下面
に可動接点7bを形成した小椀部7cと、頂部外面に立
設した頭部7dと、膨出部7aの裾野部に連設したベー
ス部7eとからなり、ベース部7eの底面に接着剤を塗
布して基板部3a′上に接着する。
【0028】一方、鍵スイッチシート部13aの折曲部
13a″には、基板部13a′上の接点ラバー部材7に
対応して透孔13jを形成し、基板部13c′上の第2
の固定接点6bに対応して、シート面に垂直にかかる圧
力をアナログ的に検出するカーボン及び絶縁粉体の混合
体からなる圧力センサ又はカーボン及び絶縁粉体の混合
体と銀電極からなる操作子スイッチ等の可動接点8を折
曲部13c″上に形成する。
【0029】さらに、もう1つの折曲部13sに、第2
の固定接点6bに対応して透孔13j′を形成し、図6
に示すように、基板部13a′上に折曲部13s,13
c″を順次折り畳むことにより、折曲部13sがスペー
サの役目をなすようにする。
【0030】なお、その他の構成は第1実施例と同様で
あり、この実施例によれば、シート部材13の基板部1
3a′と折曲部13a″の折曲線13hと段差部13g
の折曲線13g′,13g″との各交差部に共通のある
いはそれぞれ別個の透孔を設けたので、シート部材折曲
げ時に上記交差部でシート厚が重なって生ずる寸法ずれ
を吸収することが可能になると共に、折畳み作業も容易
になる。
【0031】また、鍵スイッチの可動接点を構成する接
点ラバー部材を接着剤等でシート部材13に貼着するよ
うにしたので、複数の鍵一体型の接点ラバー部材の膨出
部のいずれか1個に、金型の不良もしくは製造中のミス
等によって不備があった場合、製品の鍵スイッチ全部が
使用できなくなることがなく、不良の1個だけを接着前
に取り換えればよく、不良品の数または規模を大幅に減
少させることができる。さらに、製造出荷後にスイッチ
部の不良が仮にあったとしても、個々の接点ラバー部材
7の不良品のみをカッター等で切削もしくは接着剤溶解
剤等を施して新品に交換することができる。
【0032】図8は、この発明の第3実施例のシート基
板組付け状態を示す斜視図、図9はそのシート基板の展
開平面図である。この実施例のシート基板23は、図9
に示すように、長方形のポリエステルフイルム等のシー
ト材にL字状に切込み23dを設けて鍵スイッチシート
部23aと音色スイッチ用のパネルスイッチシート部2
3bとを形成したものである。
【0033】そして、鍵スイッチシート部23aを基板
部23a′と折曲部23a″とから構成して中間に折曲
線23hを形成し、パネルスイッチシート部23bを基
板部23b′と折曲部23b″とから構成して中間に折
曲線23h′を形成し、パネルスイッチシート部23b
を折曲線23g′,23g″で折り曲げて段差部23g
を形成する。また、鍵盤フレーム22cに複数の溝22
c′を設けてシート基板23をパネルスイッチシート部
23bの後端側から矢示C方向へ溝22c′を挿通させ
て図8に示す組付状態とする。
【0034】この実施例によればポリエステルフイルム
等のシート材を無駄なく有効に利用することができると
共に、シート基板23を鍵盤フレーム22cの前方から
後方へ挿入するので組付作業性も向上する。
【0035】次に、図10はこの発明の第4実施例のシ
ート基板を示す斜視図、図11はその展開平面図であ
り、シート基板33は、図11に示すように、長方形の
シート材に直線状の切込み33dを設けて2乃至6鍵程
度に対応する鍵スイッチを有する鍵スイッチシート部3
3aと複数の操作子に対応する操作子スイッチを有する
パネルスイッチシート部33bを形成したものである。
【0036】そして、鍵スイッチシート部33aを基板
部33a′と折曲部33a″とから構成して中間に折曲
線33hを形成し、パネルスイッチシート部33bを基
板部33b′と折曲部33b″とから構成して中間に折
曲線33h′を形成し、鍵スイッチシート部33aとパ
ネルスイッチシート部33bとの中間帯を折曲部33
g′,33g″で折り曲げて、図10に示す段差部33
gを形成する。
【0037】この実施例では、前実施例と同様の鍵盤フ
レーム(図示しない)にシート基板33を矢示D方向か
ら挿入して組付状態とすることができ、シート材の利用
率も高く、その作業性もきわめて良好である。
【0038】図12は、この発明の第5実施例のシート
基板に形成した接点パターンを示すものである。この実
施例では、椀状の膨出部を有する複数、例えば6個(2
〜12個)の接点ラバー部材47を一体成形したラバー
シート47aを、シート基板43の鍵スイッチシート部
43aの基板部43a′上に配設する。基板部43a′
上には、1メイク及び2メイクの2接点用パターンを有
する非導通の同心円状の固定接点46aとその導線パタ
ーン46cとを形成し、それに対応して接点ラバー部材
47側に、時間差を設けて上記固定接点46aを圧接す
る第1,第2の可動接点(図示しない)を設ける。
【0039】また、鍵スイッチシート部43aの折曲部
43a″側には、ホットプレス及びカット処理により、
上記ラバーシート47aに対応する凹陥部43mと、各
接点ラバー部材47に対応する複数の透孔43jを形成
し、折曲部43a″を折曲線43hを境にして基板部4
3a′側に折畳むことにより、ラバーシート47aが凹
陥部43mに嵌入し、接点ラバー部材47が透孔43j
を挿通するようにその位置を設定する。
【0040】鍵スイッチシート部43aの段差部を形成
する折曲線43g′,43g″と折曲部43a″の折曲
線43hとの各交差部には、折曲げ時の寸法ずれを吸収
する透孔43i′,43i″をそれぞれ設けている。図
12で折曲線43g″の左側のパネルスイッチシート部
43cは、基板部43c′の図7に示した上ケース1の
柏子木部パネル面1gの裏面に対応する位置に、環状コ
ントローラ部を構成するベンドコントローラ用の16個
又は32個の環状の固定接点パターン46bとその導線
パターン46c′を形成し、これに対応して折曲部43
c″に銀ペースト及びカーボンからなる導電部パターン
48を形成する。
【0041】そして、折曲部43a″,43c″の内面
周囲及び凹陥部43mの外周部に粘着剤を塗布して折曲
部43a″を折曲線43hで基板部43a′,43c′
上に折り畳む。この状態では、ラバーシート47aは凹
陥部43mの凹部に嵌着してその水平方向の動きが阻止
されると共に、凹陥部43mの底面と基板部43a′の
内面とに挾持されてその上下方向の動きも阻止されて強
固に固定される。別の組み込み方として、凹陥部43m
にまずラバーシート47aを裏がえして配設し、この状
態でラバーシート47aの外周部と凹陥部43mの外周
部とのわずかなすきまに接着剤を点着し、その後折曲部
43a″に基板部43a′,43c′を折り畳む。
【0042】以上のいずれの方法でも、ラバーシート4
7aと基板部43a′との接着処理は不要もしくは極め
て簡単になる。さらに、複数の接点ラバー部材47はラ
バーシート47aと一体に形成されており、この集合体
を置いて点接着、折り畳むという簡単作業でスイッチ、
感圧センサ、ボリューム等のセンサアッセンブリが構成
できるので、シート部材作成の作業性はきわめて良好と
なる。
【0043】さらに、図13はこの発明の第6実施例を
示す斜視図、図14は図13のパネル面の一部を拡大し
て示すY方向からみたY−Y断面図である。この実施例
では、上記各実施例と同様の2層又は3層構造のメンブ
レンスイッチからなるシート基板53を、鍵スイッチシ
ート部53aと、それに段差部53g,53g′を介し
て一体成形したパネルスイッチシート部53b,53c
とから構成し、鍵スイッチシート部53aを鍵盤ベース
51bの上面に貼着すると共に、パネルスイッチシート
部53b,53cを上ケース51のパネル面51aの上
面低段部51a′に貼着し、段差部53gの下部に複数
の鍵挿入孔53g″を設ける。
【0044】この実施例によれば、シート基板53を鍵
盤ベース51b及びパネル面51aの上面にそれぞれ貼
着するようにしたので、シート基板の取り付けがきわめ
て容易となり、生産性良好で電子楽器を安価に供給する
ことができる。なお、上記の実施例において、鍵スイッ
チシート部53aは鍵盤ベース51bの下面に配設し、
押え板で固定することも可能であり、このようにすると
鍵の取付けが容易になる。
【0045】上述の各実施例によれば、シート基板上の
鍵スイッチシート部の各鍵スイッチとパネルスイッチシ
ート部の各操作子スイッチとを一括スキャンして、その
オン・オフイベントをメイン回路の1つであるマイクロ
コンピュータに取り込むことができるので、検出回路を
単純化でき、マルチ/デマルチの処理段数やメイン回路
との接続端子数も少なくて済む。
【0046】例えば図15に示すように、49鍵のスイ
ッチ回路(マトリクス回路)60をシート基板上に形成
すると、そのキースキャン回路を構成するデマルチプレ
クサ61,62及びマルチプレクサ63との間に7+8
=15ピンの端子(コネクタ端子とケーブルを合わせて
以下コネクタと言う)が必要であり、それを7ピンと8
ピンの2つのコネクタに分けてもよい。デマルチプレク
サ62とマルチプレクサ63への各接続線は共通の8ピ
ンのコネクタから分岐すればよい。なお、図15におけ
る64はマイクロコンピュータを使用する楽音発生回路
を含む制御回路である。
【0047】このような使用状態では、不使用のマトリ
クス交点(図15のマトリクス上に丸印が無い交点)は
64−49=15個ある。そこで、この不使用のマトリ
クス交点にスイッチSとダイオードDを図中の丸印があ
る交点(部分拡大図参照)と同じように設けると、デマ
ルチプレクサ及びマルチプレクサのICを増やすことな
く、スイッチを最大15個まで増やすことができる。そ
の場合でもデマルチプレクサ51との間の端子数(コネ
クタのピン数)が7ピンから8ピンにただ1つ増加する
だけである。
【0048】また、パネルスイッチシート部に5ウエー
ブすなわち5音色のスイッチを設ける場合を考えると、
図15で単にスイッチとダイオードを5コずつ増やすだ
けで、端子数は15のままである。これに対し、鍵スイ
ッチと音色スイッチ等を別扱いすると、デマルチプレク
サ及びマルチプレクサのICが1個ずつ2コ余分に必要
になるのみならず、端子数も5+1=6個が別に必要に
なる。
【0049】デマルチ/マルチのICを2個直列に利用
すると、4ビットで駆動して16ピン出力する回路が得
られ、この場合においても上記8ピン出力の場合と同様
のことが言える。
【0050】従来は、前述した特開昭59−61887
号公報にも見られるように、鍵スイッチ回路(基板)と
音色スイッチ回路(基板)とは別々に設けられていた。
なぜなら、両者間には段差があるので別々に設けざるを
得なかった。そのため、鍵スイッチ群と音色スイッチ群
の2種のスイッチ群を一括してキースキャンすることは
行なわれていなかったが、敢えてそのようにした場合で
も本発明の回路処理が優れていることを考えてみる。
【0051】すなわち、図16に示すスイッチ回路(マ
トリクス回路)60′以外の、図15に示したデマルチ
プレクサ61,62,マルチプレクサ63及び制御回6
4は、メイン基板65に設けられているとして、49鍵
用の鍵スイッチ基板66及び15音色用の音色スイッチ
基板67とメイン基板65とのスキャンラインの接続
は、図17又は図18に示すようになる。なぜなら、鍵
スイッチ部(鍵スイッチ基板66)とパネルスイッチ部
(音色スイッチ基板67)とはすでに説明したとおり段
差があり、本発明の回路処理をしない限り、複数の基板
に分けざる得ないからである。
【0052】図17の場合は、鍵スイッチ基板66とメ
イン基板65との間を、端子数7+8=15個のコネク
タ68で、音色スイッチ基板67とメイン基板65との
間を端子数2+8=10個のコネクタ69で、それぞれ
接続する。図18の場合は、音色スイッチ基板67を直
接メイン基板65から接続せずに、鍵スイッチ基板66
から接続する。
【0053】この場合は、音色スイッチ基板67への信
号も鍵スイッチ基板66が受け持つことになるので、鍵
スイッチ基板66へのコネクタは8+8=16個のコネ
クタ68′が必要で、鍵スイッチ基板66から音色スイ
ッチ基板67へのコネクタは2+8=10個のコネクタ
70が必要となる。
【0054】この発明によるシート基板を使用すれば、
鍵スイッチシート部の各鍵スイッチとパネルスイッチシ
ート部の各操作子スイッチ(この例では音色スイッチ)
の各共通線パターンは、共通のシート基板内で連続して
形成されており、図17及び図18における鍵スイッチ
基板66と音色スイッチ基板67が図19に示すように
同一のシート基板73になるので、メイン基板65との
接続が16ピンのコネクタ68′にはなるものの、これ
のみでコネクタ69あるいはコネクタ70は不要とな
る。このメリットは大きい。スイッチ数が128,25
6…と増えた場合も同様に考えることができ、同様のメ
リットがある。
【0055】
【発明の効果】以上述べたように、この発明による電子
楽器は、各鍵に対応して設けた鍵スイッチと、各操作子
に対応して設けた操作子スイッチと、それらの導線パタ
ーンとを、可撓性を有する共通のシート基板上に形成し
たので、段差部のある別回路部も共通回路化し得るよう
になり楽器本体への組込みが簡単になると共に、上記の
導線パターンと楽器本体側のメイン回路部との電気的接
続部が一箇所で済み、そのコネクタのピン数も少なくて
済むので、全体の回路構成を大幅に簡略化することがで
き、保守性も著しく向上する。そして、上記の電子楽器
において、上記段差に対応する段差部以外の空間に対応
した可撓性シート基板部を屈曲して鍵スイッチ及び操作
子スイッチのシート部を形成すると、シート基板の作成
がきわめて簡単で作業性が良好となる。また、上記段差
の上に環状コントローラ部を、上記段差の下に鍵盤回路
をそれぞれ設けることにより、簡単な作業で構成複雑な
センサアセンブリを構成することができ、シート部材作
成の作業性を一層良好とすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の構成を示す分解斜視図
である。
【図2】同じくそのシート基板の展開斜視図である。
【図3】同じくそのシート基板のスイッチパターンの一
例を示す要部斜視図である。
【図4】図1のX−X線に沿う組付け途中状態を示す断
面図である。
【図5】この発明の第2実施例におけるシート基板の折
畳み前の状態を一部分解して示す要部斜視図である。
【図6】同じくその折畳み後の状態を示す要部斜視図で
ある。
【図7】同じくそのシート基板を鍵盤2と共に組み込ん
だ状態の上ケースの柏子木部を示す要部斜視図である。
【図8】この発明の第3実施例のシート基板組付け状態
を示す斜視図である。
【図9】同じくそのシート基板の展開平面図である。
【図10】この発明の第4実施例のシート基板を示す斜
視図である。
【図11】同じくその展開平面図である。
【図12】この発明の第5実施例におけるシート基板の
折畳み前の状態を一部分解して示す要部斜視図である。
【図13】この発明の第6実施例の鍵及び操作子を除去
した状態を示す斜視図である。
【図14】同じくそのパネル面の一部を拡大して示す断
面図である。
【図15】この発明による電子楽器におけるキースキャ
ン回路の構成例を示すブロック図である。
【図16】スイッチ回路(マトリクス回路)の構成例を
示す図である。
【図17】従来の電子楽器における基板の接続例を示す
ブロック図である。
【図18】従来の電子楽器における基板の他の接続例を
示すブロック図である。
【図19】この発明による電子楽器における基板の接続
例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…上ケース、2…鍵盤部、3,13,23,33,4
3,53,73…シート基板、3a,13a,23a,
33a,43a,53a…鍵スイッチシート部、3b,
3c,13c,23b,33b,43c,53b,53
c…パネルスイッチシート部、4…押え板、5…下ケー
ス、6a,6b…固定接点、7,47…接点ラバー部
材、8…可動接点、9…スペーサ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の鍵を有する鍵盤の鍵盤回路部と複
    数の操作子を有するパネルのパネル回路部とを所定の段
    差を設けて配設した電子楽器において、 前記各鍵に対応して設けた鍵スイッチと、前記各操作子
    に対応して設けた操作子スイッチと、それらの導線パタ
    ーンとを、前記段差に対応する段差部を形成し得る可撓
    性を有する共通のシート基板上に形成したことを特徴と
    する電子楽器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子楽器において、 前記段差に対応する前記段差部以外の空間に対応した可
    撓性シート基板部を屈曲して前記鍵スイッチ及び操作子
    スイッチのシート部を形成したことを特徴とする電子楽
    器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の電子楽器におい
    て、 前記段差の上に環状コントローラ部を、前記段差の下に
    鍵盤回路をそれぞれ設けたことを特徴とする電子楽器。
JP4325526A 1992-12-04 1992-12-04 電子楽器 Expired - Fee Related JP2864914B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4325526A JP2864914B2 (ja) 1992-12-04 1992-12-04 電子楽器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4325526A JP2864914B2 (ja) 1992-12-04 1992-12-04 電子楽器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06176663A JPH06176663A (ja) 1994-06-24
JP2864914B2 true JP2864914B2 (ja) 1999-03-08

Family

ID=18177864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4325526A Expired - Fee Related JP2864914B2 (ja) 1992-12-04 1992-12-04 電子楽器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2864914B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9438220B2 (en) 2014-10-22 2016-09-06 Yamaha Corporation State detecting circuit, key-press detector, and musical instrument

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3000885B2 (ja) * 1994-12-28 2000-01-17 ヤマハ株式会社 スイッチ装置
JP4048370B2 (ja) * 2003-04-03 2008-02-20 能美防災株式会社 火災報知設備用機器
JP2011209906A (ja) 2010-03-29 2011-10-20 Shin Etsu Polymer Co Ltd 入力部材およびそれを備える電子機器

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52155531U (ja) * 1976-05-20 1977-11-25
JPH01255122A (ja) * 1988-04-05 1989-10-12 Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd 電子機器の操作パネル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9438220B2 (en) 2014-10-22 2016-09-06 Yamaha Corporation State detecting circuit, key-press detector, and musical instrument

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06176663A (ja) 1994-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63200424A (ja) キーボードのキーを選択的に背面照明するための装置
JP2864914B2 (ja) 電子楽器
JP2636678B2 (ja) 電子楽器の鍵盤装置
JP2650179B2 (ja) 電子楽器の接点装置
JPS5829514Y2 (ja) 電子楽器の鍵盤装置
JP2910212B2 (ja) 電子楽器の鍵盤装置
JP2795272B2 (ja) 電子楽器の鍵盤装置
JP2910211B2 (ja) 電子楽器の鍵盤装置
JPH0926843A (ja) カーソルコントローラ付きキーボード
JP2734880B2 (ja) 電子楽器の鍵盤回路
JPH01170991A (ja) 電子楽器の鍵盤装置
JP4219284B2 (ja) 鍵盤装置
JPH06150775A (ja) スイッチ装置
JP3231972B2 (ja) 電子楽器のスイッチ装置
JP3684741B2 (ja) 電子楽器の鍵盤装置
US3671658A (en) Key switch assembly for electronic musical instruments
JPH0580747A (ja) 鍵盤装置
JPH0446316Y2 (ja)
JP2005208439A (ja) 鍵盤装置
JPH01170990A (ja) 電子楽器の鍵盤装置
JP3946539B2 (ja) 電子楽器のキートップスイッチ
JP3902485B2 (ja) 電子楽器のキートップスイッチ
JP2516069Y2 (ja) 電子弦楽器の楽音指定信号入力装置
JP3937166B2 (ja) 電子装置
JP3824040B2 (ja) タッチコントロール機能付き鍵盤装置

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081218

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees