JP2863926B2 - 自動二輪車用尾灯装置 - Google Patents
自動二輪車用尾灯装置Info
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- JP2863926B2 JP2863926B2 JP1057896A JP5789689A JP2863926B2 JP 2863926 B2 JP2863926 B2 JP 2863926B2 JP 1057896 A JP1057896 A JP 1057896A JP 5789689 A JP5789689 A JP 5789689A JP 2863926 B2 JP2863926 B2 JP 2863926B2
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- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 1
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動二輪車用尾灯装置に関するものである。
自動二輪車においては、例えば実開昭63−162693号公
報に開示されているように、停止灯用フィラメントと、
尾灯用フィラメントとを備えた電球を光源に使用して尾
灯装置を構成するのが一般的である。
報に開示されているように、停止灯用フィラメントと、
尾灯用フィラメントとを備えた電球を光源に使用して尾
灯装置を構成するのが一般的である。
しかし、従来のこの種の尾灯装置においては、高光度
を得るために比較的大きな電球が使用されているばかり
でなく、それに伴って電球と前面レンズとを離間させる
必要があるために、装置全体が厚くなってしまうという
不具合があった。また、明るさの変化によって停止灯の
点灯を確認するために、必ずしも視認性がよいものでは
なかった。本発明はこのような事情に鑑みてなされたも
ので、全体の厚さを薄くし、しかも視認性をよくするこ
とができる自動二輪車用尾灯装置を提供するものであ
る。
を得るために比較的大きな電球が使用されているばかり
でなく、それに伴って電球と前面レンズとを離間させる
必要があるために、装置全体が厚くなってしまうという
不具合があった。また、明るさの変化によって停止灯の
点灯を確認するために、必ずしも視認性がよいものでは
なかった。本発明はこのような事情に鑑みてなされたも
ので、全体の厚さを薄くし、しかも視認性をよくするこ
とができる自動二輪車用尾灯装置を提供するものであ
る。
本発明に係る自動二輪車用尾灯装置は、シートの下方
を覆うテールカバーの後端に配設する自動二輪車用尾灯
装置において、ライトスイッチの閉成により点灯する尾
灯部と、ブレーキ操作により点灯する停止灯部とから構
成し、前記尾灯部の上方に前記停止灯部を配設するとと
もに下方にライセンスプレートを配設し、前記尾灯部を
フィラメント式の電球およびこの電球を車体の後方から
覆うレンズによって構成し、前記停止灯部を複数の発光
ダイオードおよびこの発光ダイオードを車体の後方から
覆うレンズによって構成し、前記電球と発光ダイオード
との間に不透光性の遮光部材を設け、この遮光部材と前
記尾灯部と前記停止灯部とを一体的に形成したものであ
る。
を覆うテールカバーの後端に配設する自動二輪車用尾灯
装置において、ライトスイッチの閉成により点灯する尾
灯部と、ブレーキ操作により点灯する停止灯部とから構
成し、前記尾灯部の上方に前記停止灯部を配設するとと
もに下方にライセンスプレートを配設し、前記尾灯部を
フィラメント式の電球およびこの電球を車体の後方から
覆うレンズによって構成し、前記停止灯部を複数の発光
ダイオードおよびこの発光ダイオードを車体の後方から
覆うレンズによって構成し、前記電球と発光ダイオード
との間に不透光性の遮光部材を設け、この遮光部材と前
記尾灯部と前記停止灯部とを一体的に形成したものであ
る。
本発明においては、夜間の制動時においては停止灯部
が尾灯部とは異なる位置で点灯するから、停止灯部の光
を尾灯部の光に対して明確に分けることができ、しか
も、停止灯部は尾灯部の光が遮光部材で遮られて暗い状
態から明るく点灯するようになる。
が尾灯部とは異なる位置で点灯するから、停止灯部の光
を尾灯部の光に対して明確に分けることができ、しか
も、停止灯部は尾灯部の光が遮光部材で遮られて暗い状
態から明るく点灯するようになる。
また、停止灯部からライセンスプレートに向かう光を
尾灯部によって遮ることができる。さらに、発光ダイオ
ードはフィラメント式の電球に較べて小型であり、レン
ズとの間隔を狭くすることができるから、停止灯部を尾
灯部とは別個に設けても小型でしかも車体の前後方向に
薄い尾灯装置を形成することができる。加えて、尾灯部
と停止灯部と前記遮光部材とを一体的に形成したため、
この尾灯装置は、全ての部材が外れることがない組立体
の状態で車体に組付けることができる。
尾灯部によって遮ることができる。さらに、発光ダイオ
ードはフィラメント式の電球に較べて小型であり、レン
ズとの間隔を狭くすることができるから、停止灯部を尾
灯部とは別個に設けても小型でしかも車体の前後方向に
薄い尾灯装置を形成することができる。加えて、尾灯部
と停止灯部と前記遮光部材とを一体的に形成したため、
この尾灯装置は、全ての部材が外れることがない組立体
の状態で車体に組付けることができる。
以下、本発明の一実施例を図により詳細に説明する。
第1図は本発明に係る自動二輪車用尾灯装置を示す断面
図、第2図は同じく正面図、第3図は尾灯装置が備えら
れた自動二輪車後部の側面図である。第3図において符
号1で示す自動二輪車は、後輪2を有し、その上方をリ
ヤフェンダ3で覆うように構成されている。4はリヤフ
ェンダ3の後方に配設されライセンスレート5を取付け
るための取付板である。
第1図は本発明に係る自動二輪車用尾灯装置を示す断面
図、第2図は同じく正面図、第3図は尾灯装置が備えら
れた自動二輪車後部の側面図である。第3図において符
号1で示す自動二輪車は、後輪2を有し、その上方をリ
ヤフェンダ3で覆うように構成されている。4はリヤフ
ェンダ3の後方に配設されライセンスレート5を取付け
るための取付板である。
1aはシート、1bは前記シート1aの下方を覆うテールカ
バーを示す。このテールカバー1aの車体後側の端部に本
発明に係る尾灯装置6を配置している。
バーを示す。このテールカバー1aの車体後側の端部に本
発明に係る尾灯装置6を配置している。
尾灯装置6は、前記取付板4の上方に取付けられ、第
1図および第2図に示すように、ライトスイッチ(図示
せず)の閉成により点灯する尾灯部6Tと、ブレーキ操作
により点灯する停止灯部6Sとから構成している。詳述す
ると、この尾灯装置6は、本体7と、この本体7の前面
を覆うようにこの本体7に取付けられた前面レンズ8
と、尾灯部6Tの光源を構成する一個の電球9と、停止灯
部6Sの光源を構成する多数個の発光ダイオード10・・な
どから構成されている。
1図および第2図に示すように、ライトスイッチ(図示
せず)の閉成により点灯する尾灯部6Tと、ブレーキ操作
により点灯する停止灯部6Sとから構成している。詳述す
ると、この尾灯装置6は、本体7と、この本体7の前面
を覆うようにこの本体7に取付けられた前面レンズ8
と、尾灯部6Tの光源を構成する一個の電球9と、停止灯
部6Sの光源を構成する多数個の発光ダイオード10・・な
どから構成されている。
前記本体7は不透光性の樹脂材によってやや上下方向
に長い矩形の板状に形成され図示しないブラケットなど
を介して車体フレームに支持されており、略中央部に前
面レンズ8との間に形成された灯室を、上側の停止灯室
11と下側の尾灯室12とに画成する仕切壁13が一体に突設
されている。前仕切壁が本発明に係る遮光部材を構成し
ている。すなわち、この仕切壁13は、不透光性の樹脂材
の本体7と一体に形成され、この仕切壁13によって尾灯
部6Tの光源(電球9)と停止灯部6Sの光源(発光ダイオ
ード10)とが隔離される。この結果、尾灯部6Tが点灯し
てもブレーキ操作がなければ停止灯部6Sは暗い状態を保
つことができる。
に長い矩形の板状に形成され図示しないブラケットなど
を介して車体フレームに支持されており、略中央部に前
面レンズ8との間に形成された灯室を、上側の停止灯室
11と下側の尾灯室12とに画成する仕切壁13が一体に突設
されている。前仕切壁が本発明に係る遮光部材を構成し
ている。すなわち、この仕切壁13は、不透光性の樹脂材
の本体7と一体に形成され、この仕切壁13によって尾灯
部6Tの光源(電球9)と停止灯部6Sの光源(発光ダイオ
ード10)とが隔離される。この結果、尾灯部6Tが点灯し
てもブレーキ操作がなければ停止灯部6Sは暗い状態を保
つことができる。
前記前面レンズ8はアクリル樹脂等の透光性を有する
赤色の樹脂材によって本体7方向に開放された箱形状で
あって、停止灯室11に対向する前面上部が浅く、尾灯室
12に対向する前面下部が深くなるように形成され、ねじ
などによって本体7に気密になるように固定されてい
る。前面上部の内側には前記発光ダイオード10・・に近
接し、発光ダイオード10・・からの光を拡散させる停止
灯用レンズ14がねじなどによって固定されている。
赤色の樹脂材によって本体7方向に開放された箱形状で
あって、停止灯室11に対向する前面上部が浅く、尾灯室
12に対向する前面下部が深くなるように形成され、ねじ
などによって本体7に気密になるように固定されてい
る。前面上部の内側には前記発光ダイオード10・・に近
接し、発光ダイオード10・・からの光を拡散させる停止
灯用レンズ14がねじなどによって固定されている。
前記電球9は尾灯としての光度を有する小さいものが
用いられており、本体7の尾灯室12の中央に対応する部
位に開口された装着孔15に挿入固定されたソケット16に
保持されている。一方、発光ダイオード10・・は停止灯
室11に収容された基板17上に、上下方向および左右方向
に所定の間隔をおいて配列させた状態で実装されてい
る。基板17は本体7に一体に突設された突起18および段
差部19にねじなどによって固定されている。ここで、発
光ダイオード10・・の数および間隔は電球9の3倍以上
の光度が得られるように設定されている。
用いられており、本体7の尾灯室12の中央に対応する部
位に開口された装着孔15に挿入固定されたソケット16に
保持されている。一方、発光ダイオード10・・は停止灯
室11に収容された基板17上に、上下方向および左右方向
に所定の間隔をおいて配列させた状態で実装されてい
る。基板17は本体7に一体に突設された突起18および段
差部19にねじなどによって固定されている。ここで、発
光ダイオード10・・の数および間隔は電球9の3倍以上
の光度が得られるように設定されている。
すなわち、発光ダイオード10・・を光源とし、前面レ
ンズ8の上部および停止灯用レンズ14を停止灯レンズと
して停止灯部6Sが構成され、電球9を光源とし、前面レ
ンズ8の下部を尾灯レンズとして尾灯部6Tが構成されて
おり、この尾灯装置6は、停止灯部6Sが尾灯部6Tの上方
に配設される状態で停止灯部6Sと尾灯部6Tと前記仕切板
13とを一体的に形成している。
ンズ8の上部および停止灯用レンズ14を停止灯レンズと
して停止灯部6Sが構成され、電球9を光源とし、前面レ
ンズ8の下部を尾灯レンズとして尾灯部6Tが構成されて
おり、この尾灯装置6は、停止灯部6Sが尾灯部6Tの上方
に配設される状態で停止灯部6Sと尾灯部6Tと前記仕切板
13とを一体的に形成している。
21は尾灯レンズを構成している前面レンズ8の下面に
設けられた無色透明のライセンスレンズで、電球9の光
でライセンスプレート5を照明するためのものである。
なお、電球9は夜間走行時にライトスイッチを閉成した
時に点灯するように配線され、発光ダイオード10・・は
ブレーキ操作されたときに点灯するように配線されてい
る。
設けられた無色透明のライセンスレンズで、電球9の光
でライセンスプレート5を照明するためのものである。
なお、電球9は夜間走行時にライトスイッチを閉成した
時に点灯するように配線され、発光ダイオード10・・は
ブレーキ操作されたときに点灯するように配線されてい
る。
このように構成された尾灯装置においては、電球9に
よって、前面レンズ8の下部を照明すると共に、ライセ
ンスレンズ21を透過する光によってライセンスプレート
5を照明することができる。そして、自動二輪車1のブ
レーキが操作され、発光ダイオード10・・に電圧が印加
されると、各発光ダイオード10が点灯し、停止灯用レン
ズ14を介して前面レンズ8の上部が照明される。換言す
れば、夜間走行時に常時電球9によって照明される部分
と、ブレーキ操作に連動して点灯する発光ダイオード10
によって照明される部分とが区別されている。その結
果、停止灯はブレーキ操作されると、照明されずに暗い
状態から明るく照明されるようになるので、明るさが変
化する場合に比較して視認性をよくすることができる。
さらに、発光ダイオード10・・をライセンスプレート5
側に比較して暗い部分において点灯させているので、よ
り視認性をよくすることができる。
よって、前面レンズ8の下部を照明すると共に、ライセ
ンスレンズ21を透過する光によってライセンスプレート
5を照明することができる。そして、自動二輪車1のブ
レーキが操作され、発光ダイオード10・・に電圧が印加
されると、各発光ダイオード10が点灯し、停止灯用レン
ズ14を介して前面レンズ8の上部が照明される。換言す
れば、夜間走行時に常時電球9によって照明される部分
と、ブレーキ操作に連動して点灯する発光ダイオード10
によって照明される部分とが区別されている。その結
果、停止灯はブレーキ操作されると、照明されずに暗い
状態から明るく照明されるようになるので、明るさが変
化する場合に比較して視認性をよくすることができる。
さらに、発光ダイオード10・・をライセンスプレート5
側に比較して暗い部分において点灯させているので、よ
り視認性をよくすることができる。
また、高光度が要求される停止灯の光源を、形状が小
さい発光ダイオード10・・で構成しているので、従来の
ように大きな電球を使用する必要性をなくすることがで
きる。その結果、尾灯として機能する小型の電球9を用
いることができるだけでなく、電球9と前面レンズ8と
の対向間隔も、電球が大きい場合に比較して狭くするこ
とができるから、尾灯装置6全体をこのように尾灯装置
6が小型化することによって、これを自動二輪車のテー
ルカバー1bの後端部に後方へ大きく突出することなく収
容することができるとともに、テールカバー上方に位置
するシートのクッションを厚く形成することができる。
さい発光ダイオード10・・で構成しているので、従来の
ように大きな電球を使用する必要性をなくすることがで
きる。その結果、尾灯として機能する小型の電球9を用
いることができるだけでなく、電球9と前面レンズ8と
の対向間隔も、電球が大きい場合に比較して狭くするこ
とができるから、尾灯装置6全体をこのように尾灯装置
6が小型化することによって、これを自動二輪車のテー
ルカバー1bの後端部に後方へ大きく突出することなく収
容することができるとともに、テールカバー上方に位置
するシートのクッションを厚く形成することができる。
さらに、尾灯部6Tの上方に停止灯部6Sを配設するとと
もに下方にライセンスプレート5を配設したため、停止
灯部6Sからライセンスプレート5に向かう光を尾灯部6T
によって遮ることができる。このため、ライセンスプレ
ート5を尾灯部6Tの光の影響を受けることなく照明する
ことができ、ライセンスプレート5の視認性が高くな
る。さらに、後続車両からの視界において停止灯部6Sが
尾灯部6Tやライセンスプレート5より視点の中心に近い
ため、停止灯部6Sを後続車両の運転者が視認し易い。
もに下方にライセンスプレート5を配設したため、停止
灯部6Sからライセンスプレート5に向かう光を尾灯部6T
によって遮ることができる。このため、ライセンスプレ
ート5を尾灯部6Tの光の影響を受けることなく照明する
ことができ、ライセンスプレート5の視認性が高くな
る。さらに、後続車両からの視界において停止灯部6Sが
尾灯部6Tやライセンスプレート5より視点の中心に近い
ため、停止灯部6Sを後続車両の運転者が視認し易い。
加えて、尾灯部6Tと停止灯部6Sと前記遮光部材とを一
体的に形成したため、この尾灯装置6は、全ての部材が
外れることがない組立体の状態で車体に組付けることが
できるから、自動二輪車の製造を容易にすることができ
る。
体的に形成したため、この尾灯装置6は、全ての部材が
外れることがない組立体の状態で車体に組付けることが
できるから、自動二輪車の製造を容易にすることができ
る。
以上説明したように本発明に係る自動二輪車用尾灯装
置は、シートの下方を覆うテールカバーの後端に配設す
る自動二輪車用尾灯装置において、ライトスイッチの閉
成により点灯する尾灯部と、ブレーキ操作により点灯す
る停止灯部とから構成し、前記尾灯部の上方に前記停止
灯部を配設するとともに下方にライセンスプレートを配
設し、前記尾灯部をフィラメント式の電球およびこの電
球を車体の後方から覆うレンズによって構成し、前記停
止灯部を複数の発光ダイオードおよびこの発光ダイオー
ドを車体の後方から覆うレンズによって構成し、前記電
球と発光ダイオードとの間に不透光性の遮光部材を設け
たため、夜間の制動時においては停止灯部が尾灯部とは
異なる位置で点灯するから、停止灯部の光を尾灯部の光
に対して明確に分けることができ、しかも、停止灯部は
尾灯部の光が遮光部材で遮られて暗い状態から明るく点
灯するようになる。したがって、停止灯部の識別が容易
になる。
置は、シートの下方を覆うテールカバーの後端に配設す
る自動二輪車用尾灯装置において、ライトスイッチの閉
成により点灯する尾灯部と、ブレーキ操作により点灯す
る停止灯部とから構成し、前記尾灯部の上方に前記停止
灯部を配設するとともに下方にライセンスプレートを配
設し、前記尾灯部をフィラメント式の電球およびこの電
球を車体の後方から覆うレンズによって構成し、前記停
止灯部を複数の発光ダイオードおよびこの発光ダイオー
ドを車体の後方から覆うレンズによって構成し、前記電
球と発光ダイオードとの間に不透光性の遮光部材を設け
たため、夜間の制動時においては停止灯部が尾灯部とは
異なる位置で点灯するから、停止灯部の光を尾灯部の光
に対して明確に分けることができ、しかも、停止灯部は
尾灯部の光が遮光部材で遮られて暗い状態から明るく点
灯するようになる。したがって、停止灯部の識別が容易
になる。
また、尾灯部の上方に停止灯部を配設するとともに下
方にライセンスプレート5を配設しているので、停止灯
部からライセンスプレートに向かう光を尾灯部によって
遮ることができる。このため、ライセンスプレートを尾
灯部の光の影響を受けることなく照明することができ、
ライセンスプレートの視認性が高くなる。さらに、後続
車両からの視界において停止灯部が尾灯部やライセンス
プレートより視点の中心に近いため、停止灯部を後続車
両の運転者が視認し易い。
方にライセンスプレート5を配設しているので、停止灯
部からライセンスプレートに向かう光を尾灯部によって
遮ることができる。このため、ライセンスプレートを尾
灯部の光の影響を受けることなく照明することができ、
ライセンスプレートの視認性が高くなる。さらに、後続
車両からの視界において停止灯部が尾灯部やライセンス
プレートより視点の中心に近いため、停止灯部を後続車
両の運転者が視認し易い。
さらに、停止灯部の光源を複数の発光ダイオードによ
って構成したため、発光ダイオードはフィラメント式の
電球に較べて小型であり、レンズとの間隔を狭くするこ
とができるから、停止灯部を尾灯部とは別個に設けても
小型でしかも車体の前後方向に薄い尾灯装置を形成する
ことができる。尾灯装置6が小型化することによって、
これを自動二輪車のテールカバーの後端部に後方へ大き
く突出することなく収容することができるとともに、テ
ールカバーの上方に位置するシートのクッションを厚く
形成することができる。
って構成したため、発光ダイオードはフィラメント式の
電球に較べて小型であり、レンズとの間隔を狭くするこ
とができるから、停止灯部を尾灯部とは別個に設けても
小型でしかも車体の前後方向に薄い尾灯装置を形成する
ことができる。尾灯装置6が小型化することによって、
これを自動二輪車のテールカバーの後端部に後方へ大き
く突出することなく収容することができるとともに、テ
ールカバーの上方に位置するシートのクッションを厚く
形成することができる。
加えて、本発明に係る尾灯装置は、尾灯部と停止灯部
と前記遮光部材とを一体的に形成したため、この尾灯装
置は、全ての部材が外れることがない組立体の状態で車
体に組付けることができるから、自動二輪車の製造を容
易にすることができる。
と前記遮光部材とを一体的に形成したため、この尾灯装
置は、全ての部材が外れることがない組立体の状態で車
体に組付けることができるから、自動二輪車の製造を容
易にすることができる。
第1図は本発明に係る自動二輪車用尾灯装置を示す断面
図、第2図は同じく正面図、第3図は尾灯装置が備えら
れた自動二輪車後部の側面図である。 5……ライセンスプレート、6……尾灯装置、7……本
体、8……前面レンズ、9……電球、10……発光ダイオ
ード、17……基板、21……ライセンスレンズ。
図、第2図は同じく正面図、第3図は尾灯装置が備えら
れた自動二輪車後部の側面図である。 5……ライセンスプレート、6……尾灯装置、7……本
体、8……前面レンズ、9……電球、10……発光ダイオ
ード、17……基板、21……ライセンスレンズ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−222984(JP,A) 実開 昭63−162693(JP,U) 実開 昭63−194086(JP,U) 実公 昭63−39143(JP,Y2) 実公 昭8−12959(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62J 6/00 B62J 6/04 B60Q 1/44 B60Q 1/56
Claims (1)
- 【請求項1】シートの下方を覆うテールカバーの後端に
配設する自動二輪車用尾灯装置において、ライトスイッ
チの閉成により点灯する尾灯部と、ブレーキ操作により
点灯する停止灯部とから構成し、前記尾灯部の上方に前
記停止灯部を配設するとともに下方にライセンスプレー
トを配設し、前記尾灯部をフィラメント式の電球および
この電球を車体の後方から覆うレンズによって構成し、
前記停止灯部を複数の発光ダイオードおよびこの発光ダ
イオードを車体の後方から覆うレンズによって構成し、
前記電球と発光ダイオードとの間に不透光性の遮光部材
を設け、この遮光部材と前記尾灯部と前記停止灯部とを
一体的に形成したことを特徴とする自動二輪車用尾灯装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1057896A JP2863926B2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 自動二輪車用尾灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1057896A JP2863926B2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 自動二輪車用尾灯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02237880A JPH02237880A (ja) | 1990-09-20 |
JP2863926B2 true JP2863926B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=13068748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1057896A Expired - Fee Related JP2863926B2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 自動二輪車用尾灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2863926B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011063109A (ja) * | 2009-09-16 | 2011-03-31 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車用後部灯火器構造 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8235569B2 (en) * | 2009-08-31 | 2012-08-07 | Federal-Mogul Corporation | Light assembly for a vehicle |
JP5622524B2 (ja) * | 2010-10-27 | 2014-11-12 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
JP5618977B2 (ja) * | 2011-12-28 | 2014-11-05 | 本田技研工業株式会社 | 車両用テールライトユニット |
JP5917924B2 (ja) * | 2012-01-26 | 2016-05-18 | 本田技研工業株式会社 | 車両用テールライト装置 |
JP6114594B2 (ja) * | 2013-03-22 | 2017-04-12 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両用リアライト |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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1989
- 1989-03-13 JP JP1057896A patent/JP2863926B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH02237880A (ja) | 1990-09-20 |
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