JPH02237880A - 自動二輪車用尾灯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動二輪車用尾灯装置に関するものである。

〔従来の技術〕

自動二輪車においては、例えば実開昭６　３−１６２６
９３号公報に開示されているように、停止灯用フィラメ
ントと、，尾灯用フ，イラメントとを備えた電球を光源
に使用して尾灯装置を構成するのが一般的である。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、従来のこの種の尾灯装置においては、高光度を
得るために比較的大きな電球が使用されているばかりで
なく、それに伴って電球と前面レンズとを離間させる必
要があるために、装置全体が厚くなってしまうという不
具合があった。また、明るさの変化によって停止灯の点
灯を確認するために、必ずしも視認性がよいものではな
かった。

本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、全体の
厚さを薄くし、しかも視認性をよくすることができる自
動二輪車用尾灯装置を提供するものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明に係る自動二輪車用尾灯装置は、尾灯の光源を電
球で構成し、停止灯の光源を基板」二に配列された多数
個の発光ダイオードで構成し、尾灯の上方に停止灯を一
体的に設けると共に、尾灯レンズの下面にライセンスプ
レートを照明するライセンスレンズを設けたものである
。

〔作用〕

本発明においては、形状が小さい発光ダイオドで高光度
が要求される停止灯の光源が構成されるので、大きな電
球を使用する必要がなくなる。

また、ブレーキ操作すると尾灯の上方において尾灯とは
区別された停止灯が点灯するようになる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図により詳細に説明する。第
１図は本発明に係る自動二輪車用尾灯装置を示す断面図
、第２図は同ｊ５＜正面図、第３図は尾灯装置が備えら
れた自動二輪車後部の側面図である。第３図において符
号１で示す自動二輪車は、後輪２を有し、その上方をリ
ャフニンダ３で覆うように構成されているゆ４はリャフ
ェンダ３の後方に配設されライセンスブ＋Ｚ−　トＳを
取付けるだめの取付板である。

６はこの取付板４の上方に取付けられた本発明に係る尾
灯装置で、本体７と、この本体７の前面を覆うようにこ
の零体７に取付けられた前面レンズ８と、尾灯の光源を
構成する＝一個の電球９と、停止灯の光源を構成する多
数個の発光ダイオード１０・・などから構成されている
。

前記本体７は不透光性の樹脂材によってやや」１下方向
に長い矩形の板状に形成され図示しないブラケッ１・な
どを介して車体フレームに支持されており、略中央部に
前面レンズ８との間に形成された灯室を、上側の停止灯
室１１と下側の尾灯室１２とに画成する仕切壁１３が一
体に突設されている。

前記前面レンズ８はアクリル樹脂等の透光性を有ずろ赤
色の樹脂材によって十体７方向に開放された箱形状であ
って、停止灯室１１に対向する前面上部が浅く、尾灯室
１２に対向する前面下部が深くなるように形成され、ね
じなどによって零体７に気密になるよ・うに固定されて
いる。前面上部の内側には前記発光ダイオード１０・・
に近接し、発光ダイオード１０・・からの光を拡散させ
る停止灯用レンズ１４がねじなどによって固定されてい
る。

前記電球９は尾灯としての光度を有ずる小さいものが用
いられており、零体７の尾灯室１２の中？Ｑ、二対応ず
る部位に開［〕された装着孔１５に挿入固定されたソケ
ッｌ・１６に保持されている。一方、発光ダイオード１
０・・は停止灯室１１に収容された基板１７上に、と下
方向および左右方向に所定の間隔をおいて配列させた状
態で実装されている６基板工７は零体７に一体に突設さ
れた突起１８および段差部１９にねじなどによって固定
されている。ここで、発光ダイオード１０・・の数およ
び間隔は電球９の３倍以上の光度が得られるように設定
されている。

すなわち、発光ダイオー・ド１０・・を光源とし、前面
レンズ８の上部および停止灯用レンズ１４を停止灯レン
ズとして停止灯が構成され、電球９を光源とし、前面レ
ンズ８の下部を尾灯レンズとして尾灯が構成されており
、停止灯は尾灯の上方に一体的に設けられている。

２１は尾灯ｌ／ンズを構成している前面レンズ８の下面
に設けられた無色透明のライセンスレンズで、電球９の
光でライセンスプレ−１■　５を照明するためのもので
ある。なお、電球９ぱ夜間走行時にライトスイッチを閉
成した時に点灯する、Ｌう６こ配線され、４発光ダイオ
〜ド１０・・はブレーキ操作されたときに点灯するよう
に配線されている。

このように構成ざれた尾灯装置においては、電球９によ
って、前面レンズ８の下部を照明すると共番こ、ライセ
ンスレンズ２１を透過する光によってライセンスプレー
ト５を照明することができる。

そシ７゛で、自動二輪車１のブレーキが操作され、発光
ダイオード１０・・に電圧が印加されると、各発光ダイ
オード１０が点灯し、停止灯用レンズ１４を介して前面
レンズ８の１二部が照明される。換言すれば、夜間走行
時に常時電球９によって照明される部分と、ブレーキ操
作に連動して点灯する発光ダイオード１０によって照明
される部分とが区別されている。その結果、停止灯はブ
１，・−キ捏作されると、照明されずに暗い状態から明
るく照明されるようになるので、明るさが変化する場合
に比較して視認性をよくすることができる。さらに、発
光ダイオード１０・・をライセンスブレト５側に比較し
て暗い部分において点灯させているので、より視認性を
よくｖることかできる。

また、高光度が要求される停止灯の光源を、形状が小さ
い発光ダイオード１０・・で構成しているので、従来の
ように大きな電球を使用する必要性をなくすることがで
きる。その結果、尾灯として機能する小型の電球９を用
いることができるだけでなく、電球９と前面レンズ８と
の対向間隔も、電球が大きい場合に比較して狭くするこ
とができるから、尾灯装置６全体を薄くすることができ
る．〔発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、尾灯の光源を電球
で構成し、停止灯の光源を基板上に配列された多数個の
発光ダイオ〜ドで構成し、尾灯の上方に停止灯を一体的
に設けると共に、尾灯レンズの下面にライセンスプし・
一トを照明するライセンスレンズを設けたから、ブレー
キ操作によって夜間走行時に常時点灯している尾灯とは
区別され、かつ明るいライセンスブレ〜ト側とは反対側
の停止灯を点灯することができる。そのため、停止灯の
視認性をよくすることができる。

また、形状が小さい発光ダイオー　ドで高光度が要求さ
れる停止灯の光源を構成し、大きな電球を不要（．．″
．することができるから、尾灯装置全体を薄くすること
ができる。

／

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る自動二輪車用尾灯装置を示す断面
図、第２図は同じく正面図、第３図は尾灯装置が備えら
れた自動二輪車後部の側面図である。 ５・・・・ライセンスプレート、６・．．．尾灯装置、
７・・・・本体、８・・・・前面レンズ、９・・・・電
球、１０・・・一発光ダイオード、１７・・・・基板、
２１・・・・ライセンスレンズ。 第１図 特許出願人　ヤマハ発動機株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 尾灯の光源を電球で構成し、停止灯の光源を基板上に配
   列された多数個の発光ダイオードで構成し、前記尾灯の
   上方に停止灯を一体的に設けると共に、尾灯レンズの下
   面にライセンスプレートを照明するライセンスレンズを
   設けてなる自動二輪車用尾灯装置。