JP3146764U - 自転車用警示灯 - Google Patents
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Abstract
【課題】警示灯内に反射面を設け、光源から発せられた光を反射させて照射範囲を拡げることにより、より優れた照明又は警示の効果を発揮する自転車用警示灯を提供する。
【解決手段】ハウジング10は、光透過性材料からなるライトカバー11と、後部カバー12とを有し、該ライトカバー11と後部カバー12とは、収容室13を取り囲むように構成されると共に、該ライトカバー11と後部カバー12にそれぞれ、互いに対応する前端部14と後端部15が設けられ、ライトカバー11の内側における前端部14上に反射面111が設けられ、前記発光装置20は、回路板21と、一つ以上の発光体22と、リード線23とを有し、該回路板21の一面に反射面210が設けられ、該発光体22は反射面210上に設けられると共に、該リード線23の一端が回路板21に接続されることにより発光体22に電力が供給される。
【選択図】図2
【解決手段】ハウジング10は、光透過性材料からなるライトカバー11と、後部カバー12とを有し、該ライトカバー11と後部カバー12とは、収容室13を取り囲むように構成されると共に、該ライトカバー11と後部カバー12にそれぞれ、互いに対応する前端部14と後端部15が設けられ、ライトカバー11の内側における前端部14上に反射面111が設けられ、前記発光装置20は、回路板21と、一つ以上の発光体22と、リード線23とを有し、該回路板21の一面に反射面210が設けられ、該発光体22は反射面210上に設けられると共に、該リード線23の一端が回路板21に接続されることにより発光体22に電力が供給される。
【選択図】図2
Description
本考案は、警示灯に関し、特に自転車の前部や後部、側部などに設置し、警示灯が発する光により、照明又は警示を行う自転車用警示灯に関するものである。
通常、自転車には反射板が装着されていることから、走行中の自動車やバイクなどから照射されるヘッドライトの光を反射させることにより、他人に自分の存在を確認させることができるが、近年、自転車の使用人口が益々増加していると共に、使用者の安全性に対する関心もより高まってきている。このことから、各種の自発光可能な自転車用警示灯も開発され、最もよく見かけるものとしては、自転車の前部や後部、側部に装着され、照明又は警示を行うものである。
図5は、従来の自転車用警示灯の平面図であり、同図に示すように、該警示灯は、自転車の側部に装着され、発光体から発射された光がライトカバーを透過して外部へ照射されるものである。
しかしながら、前記従来の自転車用警示灯は、発光体の照射角度が制限されることから、その光は、車体の左右方向への照明又は警示しかできない。また、小型化や使用寿命を延長するために、該従来の自転車用警示灯において発光ダイオードを用いることが多いが、発光ダイオードから発した光は直線性に優れるものであることから、側面への輝度が低く、広範囲を照らすことができないので、照明又は警示の効果に限界がある。
そこで、案出されたのが本考案であって、警示灯内に反射面を設けることにより、光を反射させて照射範囲を拡げ、より優れた照明又は警示の効果を有する自転車用警示灯を提供することを目的としている。
本願の請求項1の考案は、ハウジング(10)と、発光装置(20)と、を含む自転車用警示灯において、
前記ハウジング(10)は、光透過性材料からなるライトカバー(11)と、後部カバー(12)とを有し、該ライトカバー(11)と後部カバー(12)とは、収容室(13)を取り囲むように構成されると共に、該ライトカバー(11)と後部カバー(12)にそれぞれ、互いに対応する前端部(14)と後端部(15)が設けられ、ライトカバー(11)の内側における前端部(14)上に反射面(111)が設けられ、
前記発光装置(20)は、回路板(21)と、一つ以上の発光体(22)と、リード線(23)とを有し、該回路板(21)の一面に反射面(210)が設けられ、該発光体(22)は反射面(210)上に設けられると共に、該リード線(23)の一端が回路板(21)に接続されることにより発光体(22)に電力が供給され、
前記発光装置(20)は、ハウジング(10)の収容室(13)内に設置され、前記回路板(21)における、反射面(210)が形成された一面は、前記ライトカバー(11)の前端部(14)の反射面(111)側に位置し、且つ発光体(22)から発射される光は該反射面(111)に向かって照射されると共に、前記リード線(23)の一端は、ハウジング(10)から突出することを特徴とする自転車用警示灯、を提供する。
前記ハウジング(10)は、光透過性材料からなるライトカバー(11)と、後部カバー(12)とを有し、該ライトカバー(11)と後部カバー(12)とは、収容室(13)を取り囲むように構成されると共に、該ライトカバー(11)と後部カバー(12)にそれぞれ、互いに対応する前端部(14)と後端部(15)が設けられ、ライトカバー(11)の内側における前端部(14)上に反射面(111)が設けられ、
前記発光装置(20)は、回路板(21)と、一つ以上の発光体(22)と、リード線(23)とを有し、該回路板(21)の一面に反射面(210)が設けられ、該発光体(22)は反射面(210)上に設けられると共に、該リード線(23)の一端が回路板(21)に接続されることにより発光体(22)に電力が供給され、
前記発光装置(20)は、ハウジング(10)の収容室(13)内に設置され、前記回路板(21)における、反射面(210)が形成された一面は、前記ライトカバー(11)の前端部(14)の反射面(111)側に位置し、且つ発光体(22)から発射される光は該反射面(111)に向かって照射されると共に、前記リード線(23)の一端は、ハウジング(10)から突出することを特徴とする自転車用警示灯、を提供する。
そして、本願の請求項2の考案は、前記ライトカバー(11)における前端部(14)の中央に銘板(110)が設けられ、前記反射面(111)は、該銘板(110)における、ライトカバー(11)の内側と対向する面に設けられることを特徴とする請求項1に記載の自転車用警示灯、を提供する。
更に、本願の請求項3の考案は、前記発光体(22)が発光ダイオードであることを特徴とする請求項1または2に記載の自転車用警示灯、を提供する。
本考案は上記の課題を解決するものであり、発光ダイオードから発せられた光が銘板の反射面と回路板の反射面との間で反射、屈折して各方向に進行し、ライトカバー外へ照射されることから、照射範囲が広く、より優れた照明又は警示の効果を有している。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
図1は本考案に係る自転車用警示灯を、自転車に取り付けて使用する状態を示す斜視図であり、図2は本考案に係る自転車用警示灯の側面断面図であり、図3は本考案に係る自転車用警示灯を、自転車のグリップの端部に取り付けて使用している状態を示す平面図であり、図4は本考案に係る自転車用警示灯を、自転車の前、後部に取り付けて使用している状態を示す側面図である。
図1に示すように、本考案に係る自転車用警示灯が装着された自転車は、円筒状のグリップ(30)を有し、該グリップ(30)の握持面の長手方向に一本の溝(301)が形成されると共に、グリップ(30)の端部に端面(31)が設けられ、該端面(31)に本考案に係る自転車用警示灯が装着され、その警示灯が発する光によって照明又は警示の機能を提供する。
図2に示すように、本考案に係る自転車用警示灯は、ハウジング(10)と、発光装置(20)とを含み、該ハウジング(10)は、光透過性材料からなるライトカバー(11)と、後部カバー(12)とを有し、該ライトカバー(11)と後部カバー(12)とは、収容室(13)を取り囲むように構成されると共に、該ライトカバー(11)と後部カバー(12)にそれぞれ、互いに対応する前端部(14)と後端部(15)が設けられ、その内、前端部(14)上に銘板(110)が設置され、該銘板(110)における、ライトカバー(11)の内側と対向する面に、光を反射する材料により反射面(111)が形成されると共に、前側面に模様や文字からなる、装飾効果を有するトレードマークなどを付すことができ、更に、該後端部(15)は、平面や孤面に形成して装着機構とすることにより、自転車にあらゆる箇所に装着することができる。
前記発光装置(20)は、回路板(21)と、一つ以上の発光体(22)と、リード線(23)とを有し、該回路板(21)の一面に光を反射する材料によって反射面(210)が設けられ、該発光体(22)は、回路板(21)の反射面(210)上に設けられると共に、該リード線(23)の一端が回路板(21)に接続されることにより発光体(22)に電力が供給され、該発光体(22)としては、発光ダイオードを用いることができる以外に、光色の異なる発光ダイオードも使用することができ、回路板(21)の制御回路によって点滅させることもできる。
更に、前記発光装置(20)は、ハウジング(10)の収容室(13)内に設置され、前記回路板(21)における、反射面(210)が形成された一面は、前記ライトカバー(11)の前端部(14)の反射面(111)側に位置し、且つ発光体(22)から発射される光は該反射面(111)に向かって照射され、また、前記リード線(23)の一端は、ハウジング(10)から突出するように構成されている。
図3に示すように、本考案を自転車のグリップ(30)の端部に装着して使用する場合は、装着後にリード線(23)をグリップ(30)の溝(301)内に設置すると共に、一端を電源供給用の電源に接続する。尚、該電源としては、電池又は自転車の走行により発電可能な発電機を用いてもよい。
また、図4に示すように、本考案の自転車用警示灯は、グリップの端部に設置する以外にも、グリップの下部前側やサドルの下部後側などにも設置することができる。
本考案は上記の構成を有するものであり、発光ダイオードから発する光が2つの反射面の間で反射して各方向に進行し、光透過性を有するライトカバーを経て外部に照射されることから、照射範囲が広く、使用する際には、より優れた照明又は警示の効果を発揮できる。更に、銘板には反射面が設けられていることから、発光体が発光すると、銘板が不透光部となり、明るい部分と暗い部分にはっきりと分けられるので、視認効果に優れている。
10 ハウジング
11 ライトカバー
110 銘板
111、210 反射面
12 後部カバー
13 収容室
14 前端部
15 後端部
20 発光装置
21 回路板
22 発光体
23 リード線
30 グリップ
301 溝
31 端面
11 ライトカバー
110 銘板
111、210 反射面
12 後部カバー
13 収容室
14 前端部
15 後端部
20 発光装置
21 回路板
22 発光体
23 リード線
30 グリップ
301 溝
31 端面
Claims (3)
- ハウジング(10)と、発光装置(20)と、を含む自転車用警示灯において、
前記ハウジング(10)は、光透過性材料からなるライトカバー(11)と、後部カバー(12)とを有し、該ライトカバー(11)と後部カバー(12)とは、収容室(13)を取り囲むように構成されると共に、該ライトカバー(11)と後部カバー(12)にそれぞれ、互いに対応する前端部(14)と後端部(15)が設けられ、ライトカバー(11)の内側における前端部(14)上に反射面(111)が設けられ、
前記発光装置(20)は、回路板(21)と、一つ以上の発光体(22)と、リード線(23)とを有し、該回路板(21)の一面に反射面(210)が設けられ、該発光体(22)は反射面(210)上に設けられると共に、該リード線(23)の一端が回路板(21)に接続されることにより発光体(22)に電力が供給され、
前記発光装置(20)は、ハウジング(10)の収容室(13)内に設置され、前記回路板(21)における、反射面(210)が形成された一面は、前記ライトカバー(11)の前端部(14)の反射面(111)側に位置し、且つ発光体(22)から発射される光は該反射面(111)に向かって照射されると共に、前記リード線(23)の一端は、ハウジング(10)から突出することを特徴とする自転車用警示灯。 - 前記ライトカバー(11)における前端部(14)の中央に銘板(110)が設けられ、前記反射面(111)は、該銘板(110)における、ライトカバー(11)の内側と対向する面に設けられることを特徴とする請求項1に記載の自転車用警示灯。
- 前記発光体(22)が発光ダイオードであることを特徴とする請求項1または2に記載の自転車用警示灯。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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