JP2002050211A - 車両用標識灯 - Google Patents

車両用標識灯

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JP2002050211A
JP2002050211A JP2000235751A JP2000235751A JP2002050211A JP 2002050211 A JP2002050211 A JP 2002050211A JP 2000235751 A JP2000235751 A JP 2000235751A JP 2000235751 A JP2000235751 A JP 2000235751A JP 2002050211 A JP2002050211 A JP 2002050211A
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lamp
light
marker
vehicle body
light emitting
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Hiromoto Iketani
浩基 池谷
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遠方からの視認性に優れ、車体可動部内側空
間を狭めず、光源の寿命の長い車両用標識灯の提供。 【構成】車体固定部(リヤフェンダー)20と、車体固
定部20に対し揺動開閉可能に設けた車体可動部(トラ
ンクルームリッド)22とにまたがって設けた標識灯
(ストップランプ)であって、前記標識灯を、車体固定
部20側の第1のランプ14と、第1のランプ22に隣
接した車体可動部22側の第2のランプ30とから構成
し、第2のランプ30の光源として発光ダイオード36
を用いて、光源の長寿命化とランプの薄型化を図り、ラ
ンプ30のトランクルーム内への突出量が減り、トラン
クルーム内を広く使える。また、第2のランプ30によ
る発光面積増加分だけ、第1のランプ14の発光面積を
小さくできるので、第1のランプを取り付ける車体固定
部側の面積を小さくしてトランクルーム開口部を大きく
することで、荷物の出し入れが容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストップランプの
ような車両用標識灯に係わり、特に、車体後部のハッチ
バックドアやトランクルームリッド等の揺動開閉可能な
車体可動部と、この揺動開閉可能な車体可動部周辺の車
体固定部とにまたがって設けられた車両用標識灯に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来技術を示すもので、車体後
部側の車体可動部であるトランクルームリッド1は、車
体固定部であるリヤフェンダー2に対し、揺動開閉でき
るように構成されている。そして、リヤフェンダー2と
トランクルームリッド1とにまたがってテールアンドス
トップランプ4、5が設けられて、大きな発光面積が確
保されて、斬新さと点灯時の遠方からの視認性の双方が
図られている。即ち、リヤフェンダー2側とトランクル
ームリッド1側に、それぞれテールアンドストップラン
プ4、5を隣接するように設けたものである。符号4
a、5aは、テールアンドストップランプ4、5内に設
けられている光源である白熱バルブを示す。符号6は、
ターンシグナルランプを示す。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】しかし、前記した従来
構造では、第1に、車両幅方向中央部寄りのテールアン
ドストップランプ5は、トランクルームの左右方向ほぼ
中央部寄りにおいて内側に突出するため、トランクルー
ム内が使い難い、という問題があった。第2に、トラン
クルームリッド1は頻繁に開閉されるが、開閉の度にバ
ルブ5aのフィラメントが断線するおそれがある、とい
う問題もあった。
【0004】本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的は、遠方からの視認性に優れ、車
体可動部内側空間を狭めず、光源の寿命の長い車両用標
識灯を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係わる車両用標識灯においては、リヤフ
ェンダー等の車体固定部と、前記車体固定部に対し揺動
開閉可能に設けられたハッチバックドアやトランクルー
ムリッド等の車体可動部とにまたがって設けられた標識
灯であって、前記標識灯を、車体固定部側に設けられた
第1の標識灯体と、前記第1の標識灯体に隣接するよう
に車体可動部側に設けられた、第1の標識灯体と同一機
能をもつ第2の標識灯体とから構成し、前記第2の標識
灯体を、奥行きの小さい容器状のランプボディと、前記
ランプボディの前面開口部に配置され、ストリップ状の
遮光部によって画成された複数の発光領域をもつレンズ
と、前記ランプボディ内における前記レンズの発光領域
に対応して設けられた複数個の発光ダイオードと、を備
えた構成とした。 (作用)第1の標識灯体と第2の標識灯体が協働して単
一の標識灯を構成し、それだけ大きな発光面積を形成で
きるので、遠方からの視認性が良好となる。光源である
発光ダイオードは白熱バルブに比べてコンパクトである
ことから、ランプボディの奥行きを小さくでき、第2の
標識灯体の車室内やトランクルーム内への突出量が小さ
い。また、発光ダイオードは、白熱バルブのような断線
のおそれがなく、それだけ寿命が長い。また、車体固定
部側の第1の標識灯体の発光面積が小さくても、車体可
動部側の第2の標識灯体の発光面積を大きくすること
で、標識灯全体として所定の大きさの発光面積を確保で
きるので、車体可動部を大きく形成することで、車体可
動部がハッチバックドアの場合には、車室後方の開口部
を大きく、また、車体可動部がトランクルームリッドの
場合には、トランクルームの開口部を大きくすることが
できる。請求項2においては、請求項1に記載の車両用
標識灯において、前記第1の標識灯体の発光領域と、前
記第2の標識灯体に画成された複数個の発光領域を、そ
れぞれ同一の大きさで左右に連続するように構成した。 (作用)標識灯の点灯時に、所定の機能色の同じ大きさの
発光領域が左右方向に連続して、斬新さを与える。請求
項3においては、請求項1または2に記載の車両用標識
灯において、前記発光ダイオードを、電気回路に直列に
接続するように構成した。 (作用) 法規上、第2の標識灯体は、発光ダイオード群
全体を一つの光源とする単一のランプと見なされるの
で、第2の標識灯体の形状及び大きさを自由に設計でき
る。請求項4においては、請求項1または2に記載の車
両用標識灯において、前記発光ダイオードを、電気回路
に並列に接続するとともに、前記レンズの発光領域の面
積をレンズ意匠面全体の60%以上を占めるように構成
した。 (作用)法規上、第2の標識灯体は複数のランプの集合体
と見なされて、同一機能の標識灯が第1の標識灯体の
他、発光ダイオードの数だけ設けられている(同一機能
の標識灯が3以上のランプで構成されている)と判断さ
れて、第1の標識灯体と第2の標識灯体を並設すること
が認められないことになるが、レンズの発光領域の面積
がレンズ意匠面全体の60%以上を占めるので、第2の
標識灯体全体で1個のランプと見なされて、前記した法
規上の制約から外れる。即ち、法規上、第1の標識灯体
と第2の標識灯体を並設することが認められる。また、
たとえ発光ダイオード1個が故障し発光しない場合で
も、その他の発光ダイオードは発光するので、第2の標
識灯体としての機能は維持される。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の発明の実施の形態
を実施例に基づいて説明する。
【0007】図1〜図3は、本発明の一実施例である自
動車用標識灯を示し、図1は本発明をストップランプに
適用した自動車の後部正面図、図2は車体可動部である
トランクルームリッドに設けられた第2のストップラン
プの正面図、図3は同ストップランプの水平断面図(図
1に示す線III−III に沿う断面図)である。
【0008】これらの図において、符号10は、左右の
リヤフェンダー20の後部にそれぞれ設けられた、ター
ンシグナルランプ12と第1のテールアンドストップラ
ンプ14とが一体化された横長矩形状のリヤコンビネー
ションランプである。
【0009】リヤコンビネーションランプ10の容器状
のランプボディ11内には、左右に画成された灯室が設
けられており、それぞれの灯室内には白熱バルブ13、
15が配置されている。ランプボディ11の前面開口部
に組み付けられた前面レンズ16は、車両幅方向外側の
アンバー色の矩形状ターンシグナルランプ対応領域16
aと、車両幅方向内側の赤色の矩形状テールアンドスト
ップランプ対応領域16bとから構成されており、白熱
バルブ13、15の点灯により、それぞれの領域16
a,16bがアンバー色、赤色に発光する。
【0010】符号22は、車体(リヤフェンダー20)
に対し揺動開閉動作可能なトランクルームリッドで、図
1では、トランクルームリッド22、即ちトランクルー
ムが閉じた状態となっている。符号23は、トランクル
ームの開口部を示す。符号30は、トランクルームリッ
ド22の揺動先端部に設けられた第2のストップラン
プ、符号60、70は、トランクルームリッド22に設
けられたバックアップランプ、ナンバープレートであ
る。
【0011】第2のストップランプ30は、第1のテー
ルアンドストップランプ14の車両幅方向内側に隣接し
て設けられている。即ち、テールアンドストップランプ
14とストップランプ30は、車体固定部であるリヤフ
ェンダー20と車体可動部であるトランクルームリッド
22にまたがって設けられており、夜間の点灯時には、
ランプ14だけが赤く発光(テールアンドストップラン
プ14がテールランプとして機能)し、ブレーキを踏ん
だときには両者14,30とも同時に明るく発光(テー
ルアンドストップランプ14およびストップランプ30
双方がストップランプとして機能)する。
【0012】第2のストップランプ30は、図3に示さ
れるように、奥行きの小さい容器状のランプボディ32
と、ランプボディ32内に配置された発光ダイオードユ
ニット(プリント基板35に多数の発光ダイオード36
を一体化したユニット)34と、ランプボディ32の前
面開口部に組み付けられた無色透明な前面カバー38
と、前面カバー38の内側に配置されたインナーレンズ
40と、から構成されている。
【0013】第2のストップランプ30は、その奥行き
が浅く形成されて、ランプボディ32のトランクルーム
内への突出量が小さく、トランクルームを広く使用でき
る。
【0014】即ち、リヤコンビネーションランプ10
(第1のテールアンドストップランプ14)は、白熱バ
ルブを光源とするため、ランプボディ11がある程度の
奥行きがあって、トランクルーム内へ突出しているが、
荷物を収容する上でそれほど有効には利用されないトラ
ンクルームのコーナ部が狭められるにすぎず、それほど
問題ではない。一方、第2のストップランプ30は、ト
ランクルーム内の左右方向中央部寄りに配置されてお
り、ランプ30がトランクルーム内に大きく突出するこ
とは、トランクルーム内に荷物を収容する上で非常に邪
魔になる。しかし、本実施例では、光源として発光ダイ
オード36を用いることでランプ30が薄型化されてお
り、ランプ30(ランプボディ32)のトランクルーム
内への突出量が小さいため、トランクルーム内において
ランプ30の後部が荷物を収容する上で邪魔になること
はない。
【0015】発光ダイオードユニット34は、前面側に
多数の白色発光ダイオード36を、背面側に抵抗36a
等の電子部品をそれぞれ搭載した電気回路を実装したプ
リント基板35によって構成されており、スペーサ37
を介してランプボディ32内に固定されている。そし
て、発光ダイオード36は、後述するインナーレンズ4
0の発光領域41に対応させて、上下左右方向等間隔に
配置されている。
【0016】また、それぞれの発光ダイオード36は、
プリント基板35の電気回路に対し直列に接続されて、
第2のテールアンドストップランプ30における単一光
源を構成している。
【0017】インナーレンズ40は、赤色透明な矩形状
の発光領域41,41が遮光部材である枠状のモール4
2で囲繞された構造で、インナーレンズ40の周縁部お
よび左右方向中央部縦方向には、ストリップ状にモール
42が延びている。また、モール42で囲まれた矩形状
の発光領域41の裏面には、拡散ステップ43が形成さ
れており、発光ダイオードユニット34の発光ダイオー
ド36の白色光は、赤色透明な発光領域41を透過する
際に、赤色に着色されるとともに、拡散ステップ43に
よって拡散光となって前方の透明なカバー38から出射
される。即ち、第1のテールアンドストップランプ14
の前面レンズがストップランプとして赤く明るく発光す
る時には、第2のストップランプ30のカバー38のイ
ンナーレンズ40(モール42で囲まれた発光領域4
1,41)に対応する領域も同時に赤く明るく発光し
て、ストップランプとしての十分に大きな発光面積が確
保されている。
【0018】第2のストップランプ30の前面カバー3
8の発光領域であるインナーレンズ40の発光領域4
1,41は、第1のテールアンドストップランプ14の
前面レンズの発光領域16bと同一の大きさに形成され
て、同一矩形状の発光領域3個が左右方向に連続する形
態となって、斬新なイメージを与えている。
【0019】また、トランクルームリッド22に設けら
れているストップランプ30の発光面積は、リヤフェン
ダー20に設けられているテールアンドストップランプ
14の発光面積より2倍大きく形成されて、ストップラ
ンプ全体として十分に大きな発光面積が確保されてい
る。そして、ストップランプの発光面積をトランクルー
ムリッド22側において大きくする分、リヤフェンダー
20側のテールアンドストップランプ14をコンパクト
化できるので、従来技術(図5参照)に比べてリヤコン
ビネーションランプ10(テールアンドストップランプ
14)を取り付けるためのリヤフェンダー20の後方領
域20aの幅D1は小さく、一方、トランクルームリッ
ド22の幅D2は大きく形成されている。これにより、
トランクルームの開口部23の幅Dが大きくとれて、ト
ランクルームにおける荷物の出し入れが容易となってい
る。
【0020】図4は、本発明の第2の実施例の要部であ
る第2のストップランプの水平断面図である。
【0021】前記した第1の実施例における発光ダイオ
ードユニット34は、プリント基板35の電気回路に対
し発光ダイオード36が直列に接続されていたが、この
第2の実施例では、プリント基板35の電気回路に対し
発光ダイオード36が並列に接続されている。
【0022】このため、発光ダイオード群の中の例えば
1個だけが故障し発光しない場合でも、その他の発光ダ
イオードは発光するので、第2のストップランプ30A
としての機能は維持される。
【0023】この場合、前面カバー38の発光領域(イ
ンナーレンズ40の赤色透明な発光領域41,41)の
面積は、カバー38の意匠面全体(インナーレンズ40
前面全体)の面積の60%以上を占めるように構成され
て、並列接続された複数の光源(発光ダイオード36)
を備えたストップランプ30Aが1個のランプと見なさ
れて、法規上の条件を満足するように構成されている。
【0024】即ち、第2のストップランプ30Aは、電
気回路に対し発光ダイオード36が並列に接続されてい
るため、法規上、複数のストップランプの集合体と見な
されて、自動車後部には、第1のテールアンドストップ
ランプ14と、発光ダイオードの数相当のストップラン
プとが並設されている(3個以上のストップランプが並
設されている)と判断されて、法規上、このような配置
は認められないこととなる。しかし、前面カバー38の
発光領域(インナーレンズ40の赤色透明な発光領域4
1,41)の面積が、カバー38の意匠面全体(インナ
ーレンズ40前面全体)の面積の60%以上を占めるこ
とで、並列接続された複数の光源(発光ダイオード3
6)を備えたストップランプ30Aであっても1個のラ
ンプと見なされて、自動車後部には、ストップランプ2
個が並設された形態となって、2個以下のストップラン
プを設ける、という法規上の制約を満足することとな
る。
【0025】また、インナーレンズ40には、前記した
第1の実施例におけるモール42に代えて、遮光塗装膜
43が設けられている。即ち、成形された赤色透明なイ
ンナーレンズ40の裏面における脚部41aを含む周縁
部およびインナーレンズ左右方向中央部には、ストリッ
プ状に遮光塗装が施されて、枠状の遮光塗装領域に囲ま
れた矩形状領域が発光領域41,41を形成している。
【0026】なお、前記した実施例における遮光部であ
るインナーレンズにおけるモール42や遮光塗装膜43
に代えて、発光領域41を形成する赤色透明樹脂層に例
えば黒色などの光を透過しない不透明樹脂層を二色成形
により一体化したものであってもよい。
【0027】また、前記実施例では、白色発光ダイオー
ド36の白色光によって赤色のインナーレンズ40が赤
く発光するように構成されていたが、赤色発光ダイオー
ドの光によって白色透明のインナーレンズや前面カバー
38を赤く発光させる構成であってもよい。
【0028】また、前記した実施例では、車体固定部で
あるリヤフェンダー20と、車体可動部であるトランク
ルームリッド22とにまたがって設けられたストップラ
ンプ(テールアンドストップランプ14,ストップラン
プ30)について説明したが、車体固定部であるリヤフ
ェンダーと、車体可動部であるハッチバックドアとにま
たがって設けられたテールアンドストップランプとスト
ップランプであってもよい。
【0029】また、前記した実施例では、車体固定部に
設けたリヤコンビネーションランプのもつ複数の標識灯
機能の内の一つの標識灯機能をもったランプを車体可動
部に設けた構造となっているが、車体固定部側のランプ
は複数の標識灯機能をもつリヤコンビネーションランプ
に限るものではなく、単一の標識灯機能をもつランプで
あってもよい。
【0030】さらに、車体固定部と、車体固定部に対し
揺動開閉可能な車体可動部とにまたがって設ける標識灯
は、ストップランプに限るものではなく、バックアップ
ランプ,テールランプ,クリアランスランプ,ターンシ
グナルランプその他の標識灯であってもよい。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る標識灯によれば、標識灯の発光面積を大きくでき
るので、遠方からの視認性が良好となる。また、第2の
標識灯体の奥行きが小さいので、第2の標識灯体によっ
て車室内やトランクルームが狭められる度合いが従来構
造に比べて少なく、それだけ車室内やトランクルームを
広く使用できる。また、発光ダイオードは、白熱バルブ
のような断線のおそれがないので、長期の使用が保証さ
れる。また、第1の標識灯体の発光面積が小さくても、
第2の標識灯体の発光面積を大きくして、標識灯全体と
して所定の発光面積を確保できるので、車体固定部であ
るリアフェンダーや車体ボディにおける第1の標識灯体
取り付けスペースを狭め、その分、ハッチバックドアや
トランクルームの開口部を大きくすることで、車室後方
やトランクルームにおける荷物の出し入れが容易とな
る。請求項2によれば、標識灯の点灯時には、左右方向
に連続する同じ大きさの発光領域が所定の機能色に発光
して、斬新なイメージが生じる。請求項3によれば、第
2の標識灯体の形状及び大きさを自由に設計できるの
で、標識灯のレイアウトの自由度が高くなる。請求項4
によれば、一部の発光ダイオードが故障して発光しない
場合であっても、第2の標識灯体の発光機能は維持され
るので、走行上安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をストップランプに適用した自動車の後
部正面図である。
【図2】車体可動部であるトランクルームリッドに設け
られた第2のストップランプの正面図である。
【図3】同ストップランプの水平断面図(図1に示す線
III −III に沿う断面図)である。
【図4】第2の実施例の要部である第2のストップラン
プの水平断面図である。
【図5】従来の自動車後部の正面図である。
【符号の説明】
14 第1の標識灯体であるテールアンドストップラン
プ 20 車体固定部であるリヤフェンダー 22 車体可動部であるトランクルームリッド 30、30A 第2の標識灯体であるストップランプ 32 ランプボディ 34 発光ダイオードユニット 35 プリント基板 36 光源である発光ダイオード 38 前面カバー 40 インナーレンズ 41 赤色透明領域 42 遮光部であるモール部材 43 遮光部である遮光塗装膜

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リヤフェンダー等の車体固定部と、前記
    車体固定部に対し揺動開閉可能に設けられたハッチバッ
    クドアやトランクルームリッド等の車体可動部とにまた
    がって設けられた標識灯であって、前記標識灯は、車体
    固定部側に設けられた第1の標識灯体と、前記第1の標
    識灯体に隣接するように車体可動部側に設けられた、第
    1の標識灯体と同一機能をもつ第2の標識灯体とから構
    成され、前記第2の標識灯体は、奥行きの小さい容器状
    のランプボディと、前記ランプボディの前面開口部に配
    置され、ストリップ状の遮光部によって画成された複数
    の発光領域をもつレンズと、前記ランプボディ内におけ
    る前記レンズの発光領域に対応して設けられた複数個の
    発光ダイオードと、を備えたことを特徴とする車両用標
    識灯。
  2. 【請求項2】 前記第1の標識灯体の発光領域と、前記
    第2の標識灯体に画成された複数個の発光領域は、それ
    ぞれ同一の大きさで左右に連続することを特徴とする請
    求項1記載の標識灯。
  3. 【請求項3】 前記発光ダイオードは、電気回路に直列
    に接続されたことを特徴とする請求項1または2に記載
    の標識灯。
  4. 【請求項4】 前記発光ダイオードは、電気回路に並列
    に接続されるとともに、前記レンズの発光領域の面積が
    レンズ意匠面全体の60%以上を占めるように構成され
    たことを特徴とする請求項1または2に記載の標識灯。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2568320A2 (en) 2011-09-07 2013-03-13 Koito Manufacturing Co., Ltd. Vehicle lamp
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