JP2861472B2 - オイルチェンジャー - Google Patents

オイルチェンジャー

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のエンジンオイ
ルの交換を行うオイルチェンジャーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】かかるオイルチェンジャーは、例えば特
開平2−109896号公報にも示すように、ケース内に計量
手段としてのロードセルを設け、この上に廃油計量容器
と新油計量容器とを設置し、ノズルで自動車のオイルパ
ンから古いエンジンオイルを廃油計量容器内へ抜取り、
新油計量容器から新しいエンジンオイルをオイルパンへ
供給している。そして、オイルパンへの供給によって新
油計量容器内の新油の残油量が少なくなると、新油を新
油計量容器内へ補給し、また、廃油計量容器が抜取った
オイルで満タンになると廃油計量容器内の廃油を例えば
地下の廃油タンクなどに排出する。この場合、新油計量
容器への新油の補充や、廃油計量容器への廃油の抜取り
により、これらの容器が満タンになったことを検知する
手段として従来、確立されたものはなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、新油補充の
場合、例えば新油の入ったドラム缶などを新油計量容器
の所まで運び、手作業でドラム缶から新油計量容器へと
新油を移しかえ補充する方法であれば、補給量を目視し
ながら補充作業が行えるので、新油計量容器から補給し
た油がオーバーフローすることはない。しかし、新油計
量容器内の残油量が少なくなると自動的に新油を補充す
る場合には、例えば残油量の計測などに誤りがあるとオ
ーバーフローするおそれがある。廃油抜取りの場合も同
様、廃油容器が満タンになると自動的に抜取りを停止す
る場合、例えば抜取量を誤計測するとオーバーフローす
るおそれがある。
【0004】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、オイル容器が複数個ある場合、各オイル容器への新
油の補充や抜取った廃油を入れる際、各オイル容器毎に
オーバーフローを防止でき、さらに各オイル容器毎に設
けたオーバーフロー防止の手段が故障しても簡単な構造
で複数個ある全てのオイル容器全体でのオーバーフロー
を防止できる安全性の高いオイルチェンジャーを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、供給手段及び排出手段に接続されるオイル容
器を複数個連設し、かつ各オイル容器の上部に連通部を
形成し、各オイル容器毎にオーバーフロー防止手段を設
けるとともに、いずれかのオイル容器に液面検知手段を
設け、該液面検知手段を供給の制御回路に接続したこと
を要旨とするものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、廃油の抜取りや新油の補給中
にオイル容器が満タンになり、各オイル容器に設けたオ
ーバーフロー防止手段であるフロートスイッチが働くと
廃油や新油の供給手段であるポンプが停止し、抜取りや
補給が停止する。このフロートスイッチ、ロードセルや
制御装置が故障していると、満タンになったオイル容器
にさらに供給され続ける廃油や新油は、オイル容器の上
部に形成した連通部を介して隣のオイル容器へと流れ込
み、さらに液位が上昇して液面検知手段で満タンが検知
され、該液面検知手段の働きで抜取りや補給の制御回路
を直接断ち、ポンプが停止して抜取りや補給が停止す
る。
【0007】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明のオイルチェンジャーの実施例
を示す斜視図、図2は本発明のオイルチェンジャーの操
作盤の正面図、図3は本発明のオイルチェンジャーの縦
断正面図、図4は本発明のオイルチェンジャーのオイル
容器の斜視図で、本発明のオイルチェンジャーは自動車
のオイルパンからの古いエンジンオイルの抜取機構と、
新しいエンジンオイルとして例えば「A」「B」「C」
の3油種のオイルの給油機構とを備えるものであり、ケ
ース1の正面に「A」「B」「C」3油種の表示部2
と、オイル抜取り及び給油のための操作盤3とを設け、
一方の側面、例えば左側面にオイル抜取り兼フラッシン
グオイル給油用のノズル4を先端に有するホース8を、
右側面にA油種、B油種、C油種用のものとしてそれぞ
れ先端に給油ノズル5a,5b,5cを有する3本の給
油ホース6a,6b,6cを吊下した。
【0008】そして、この給油ホース6a〜6cが吊下
される側に、オイルゲージや給油口キャップ置き用のト
レイ7を設ける。図中46は後述のオイル容器出入用の扉
を示す。
【0009】操作盤3は、図2に示すように上部に表示
器9,10を設け、その下方に各種操作スイッチと報知器
11とを設けるもので、表示器9,10はともに発光ダイオ
ードランプ(LEDランプ)などを用いるセグメントを
7個日字状に組合わせ、適宜位置のセグメントを点灯す
ることで数字を表示するものとし、左側の表示器9は給
油量、割込給油量及びアイドリング時間の表示用とし、
右側の表示器10は抜取量、フラッシング給油量の表示用
として、それぞれ表示内容を示す内容表示12と発光ダイ
オード(LED) を用いるランプ13とを設けた。
【0010】操作スイッチ類としては、スタートスイッ
チ14, 抜取スイッチ15, 給油量が自動的に設定給油され
る自動フラッシングスイッチ16, 給油量を手動で設定す
る手動フラッシングスイッチ17, アイドリング時間のセ
ットを行うタイマースイッチ18, 「A」「B」「C」の
油種毎に給油の設定を行う3個の給油スイッチ19, プリ
セット給油量の設定のための給油量設定スイッチ20, 終
了スイッチ21, オイル交換中に他車に割込給油を行うた
めの割込給油スタートスイッチ22, 割込給油終了スイッ
チ23を設け、これら全てのスイッチにはスイッチがオン
していることを示すランプ24を設ける。
【0011】報知器11には、抜取量不足、新油の補給
中、補給異常、廃油の排出中、排出異常を示す内容表示
25とランプ26とを設けるとともに、抜取量不足などを音
声で知らせる音声発生手段や給油終了をメロディーなど
で知らせる報知手段を有する。
【0012】かかるケース1の内部下方に通常ペール缶
と称せられる20リットル入りの新オイル用のオイル容器
27a,27b,27cを油種「A」「B」「C」毎に3個収
納し、同じケース1内の上方にロードセル28を設け、こ
のロードセル28上に例えば10リットル入る新オイル用の
オイル計量容器29a,29b,29cと抜取った廃油を収納
する廃油計量容器30とを載置する。これらのオイル計量
容器29a〜29cと廃油計量容器30とは図4に示すように
1つのタンク29の内部を3枚の仕切板47で区画して4つ
のオイル容器に形成し、例えば図4において一番左側の
オイル容器を廃油計量容器30、その右隣を価格的に一番
安価な「C」油種のオイル計量容器29c、さらにその右
隣を順次「B」油種のオイル計量容器29b、「A」油種
のオイル計量容器29aとする。
【0013】そして、各容器29a〜29c,30毎にそれぞ
れ例えば8リットルまで油が入った時の液位の位置にそ
れぞれフロートスイッチ45a,45b,45c, 45dを設
け、さらに各仕切板47の上部を前記フロートスイッチ45
a〜45dの設置位置よりも少し高い位置で切欠いて、こ
の切欠部を各容器29a〜29c,30間の連通部48とし、こ
の連通部48より少し下方でフロートスイッチ45a〜45d
の位置より上方に位置させて各容器29a〜29c,30のい
ずれか1つ、図示の例では廃油計量容器30の隣のオイル
計量容器29cに総合フロートスイッチ49を1個設ける。
【0014】なお、仕切板47の上端の高さをタンク29の
上縁よりも多少低い位置に形成しておけば、この仕切板
47の上縁自体が連通部48となり、切欠きを形成する必要
はない。これらオイル計量容器29a〜29c、廃油計量容
器30のさらに上方に4個の可逆モータ31a,31b,31
c,31dを設け、オイル計量容器29a〜29cとオイル容
器27a〜27c、給油ホース6a〜6cとを前記可逆ポン
プ32a〜32c、弁機構33を介して配管で連結し、廃油計
量容器30と抜取り及びフラッシング用のホース8、地下
の廃油タンク(図示は省略した)とを可逆ポンプ32d、
弁機構33を介して配管で連結した。
【0015】図5は、かかるオイル計量容器29a〜29
c、オイル容器27a〜27c、廃油計量容器30、可逆ポン
プ32a〜32dなどの配管図で、オイル計量容器29a〜29
cへのオイル補充機構としてオイル容器27a〜27cとオ
イル計量容器29a〜29cとをそれぞれ配管34a,34b,
34cで連結し、この配管34a〜34c途中に電磁弁35a,
35b,35cと、可逆モータ31a〜31cに接続する可逆ポ
ンプ32a〜32cとを設ける。そして、オイルの給油機構
として前記電磁弁35a〜35cと可逆ポンプ32a〜32cと
の間の配管34a〜34cに給油ホース6a〜6cをそれぞ
れ連結した。図中36a,36b,36cはプリセット用の電
磁弁を示す。
【0016】また、古いオイルの抜取機構として廃油計
量容器30とオイル抜取兼フラッシングオイル給油用のノ
ズル4を有するホース8とを配管37で連結し、この配管
37の途中に三方切換電磁弁38と、可逆モータ31dを接続
した可逆ポンプ32dを設け、三方切換電磁弁38と可逆ポ
ンプ32dとの間の配管37に圧力スイッチ41を設ける。そ
して、古いオイルの排出機構として三方切換電磁弁38
と、可逆ポンプ32dとの間の配管37に排出管39を連結
し、該排出管39の先端を例えば地下の廃油タンクに開口
する。図中40はこの排出管39の途中に設けた電磁弁を示
す。
【0017】フラッシングオイルの給油機構としては、
3個のオイル計量容器29a〜29cのうち、例えば値段的
に一番安い「C」油種のオイルの給油系統の電磁弁35c
と可逆ポンプ32cとの間の配管34cの途中と三方切換電
磁弁38とを配管42で連結し、この配管42の途中に電磁弁
43を設けた。なお配管37には抜取時には陰圧が掛かり、
給油時には陽圧が掛かるために電磁弁40はモータ駆動の
弁を使用して漏洩を防止するのが好ましい。また三方切
換電磁弁38は、モータ駆動のロータリ弁を使用するのが
好ましい。
【0018】以上のようにしてマイクロコンピュータな
どを利用する制御装置44を操作盤3の裏側に設け、図6
の制御回路図に示すように操作盤3上のキースイッチで
あるスタートスイッチ14, 抜取スイッチ15, 自動フラッ
シングスイッチ16, 手動フラッシングスイッチ17, タイ
マースイッチ18, 給油スイッチ19, 給油量設定スイッチ
20, 終了スイッチ21, 割込給油スタートスイッチ22, 割
込給油終了スイッチ23からのオンオフ信号, 圧力スイッ
チ41, フロートスイッチ45a〜45dからの出力信号,ロ
ードセル28からの出力信号を制御装置44の入力側に導入
し、制御装置44からの出力信号を表示器9,10, 報知器
11, ランプ13, 14,電磁弁35a〜35c,36a〜36c,38,
40,43及び可逆モータ31a〜31dの駆動回路に導入し
た。
【0019】なお、前記総合フロートスイッチ49は図7
に示すように常閉接点を有し、可逆モータ31a〜31d及
びオイルチェンジャーのメインスイッチ50に対して直列
に接続され、抜取りや補給の制御回路に機械的に接続さ
れる。
【0020】次に使用法及び動作を説明する。図8のフ
ローチャートはオーバーフローが起りうる廃油抜取時お
よび新油補充時の動作を示したもので、まず廃油抜取時
のオーバーフロー防止を図8に基づいて説明する。自動
車のオイルパン内の古いエンジンオイルを抜取るにはノ
ズル4をオイルパンに挿入し、スタートスイッチ14を押
せば表示器9,10が帰零し、次いで抜取スイッチ15を押
せば (ステップイ) 、後記する手法によりオーバーフロ
ーが生ずるかどうかをチェックし(ステップロ,ハ,
ニ)、全てNOであれば制御装置44から電磁弁38、可逆モ
ータ31dに正転信号が出力され、可逆モータ31dが正転
してオイルパン内の古いエンジンオイルが可逆ポンプ32
dによってホース8,配管37を通って廃油計量容器30へ
と吸上げられる(ステップホ)。
【0021】オイルパン内のオイルがなくなり、終了ス
イッチ21を押せば (ステップへ)、可逆モータ31dが停
止する (ステップト) 。
【0022】前記動作は廃油抜取り中に廃油計量容器30
が満タンにならなかった場合であるが、抜取り中に廃油
計量容器30内へ抜取られた廃油の量が所定量、例えば8
リットルに達して該廃油計量容器30に設けたフロートス
イッチ45dがオンすると(ステップロ)、このオン信号
が制御装置44に出力され制御装置44の働きで可逆モータ
31dが停止し、可逆ポンプ32dも停止して抜取りが停止
する (ステップト) 。
【0023】ところが、フロートスイッチ45dの故障で
液位が8リットルにまで達しても該フロートスイッチ45
dが作動しない場合は(ステップロ)、ロードセル28か
らの出力で制御装置44で計測される廃油計量容器30内の
オイル量が所定量例えば8.5リットルに達していると
判断されれば( ステップハ) 、制御装置44からの出力で
可逆ポンプ32dが停止して抜取りが停止する (ステップ
ト) 。
【0024】制御装置44の一部の故障で廃油計量容器30
の満タンが検知されない場合は(ステップハ)、次にタ
ンク29の総量すなわち廃油計量容器30とオイル計量容器
29a〜29cの総量が所定量、例えば50キログラムに達し
ていると判断されると(ステップニ)可逆モータ31dを
停止し抜取りを停止する (ステップト) 。
【0025】ところが、フロートスイッチ45d、ロード
セル28や制御装置44の故障で前記した各オーバーフロー
防止手段が働かない場合は抜取りが続き、廃油計量容器
30内に入った廃油は仕切板47の上部に形成してある切欠
きによる連通部48を越えて隣の「C」油種のオイル計量
容器29cへと流入する。その結果、このオイル計量容器
29cの液位が上昇し、液面が総合フロートスイッチ49に
達すると、該総合フロートスイッチ49の常閉接点が開い
て可逆モータ31dへの通電を直接断つ。
【0026】これにより可逆ポンプ32dが停止して抜取
りが停止する。このようにして、個別の容器である廃油
計量容器30に設けた個別のフロートスイッチ45d、ロー
ドセル28、制御装置44が故障しても、総合フロートスイ
ッチ49により可逆モータ31dへの通電を機械的に直接断
つことによりタンク29全体としてのオーバーフローを防
ぐ。
【0027】次に新油補充時のオーバーフロー防止を図
8に基づいて説明する。抜取り終了後は、新しいオイル
がオイルパンに給油されるが、これによりオイル計量容
器29a〜29c内の新油の量が減少すると、制御装置44か
ら始動信号が出力されて(ステップイ)後記する手法に
よりオーバーフローが生ずるかどうかをチェックし(ス
テップロ,ハ,ニ)、全てNOであれば電磁弁35a〜35
c、可逆モータ31a〜31cが駆動して、可逆モータ31a
〜31cが逆転して可逆ポンプ32a〜32cにより下方のオ
イル容器27a〜27cからオイル計量容器29a〜29cへ新
油が補充される(ステップホ)。この新油の補給の際も
抜取りの場合と同様にしてオイル計量容器29a〜29c内
の液位が上昇してこれがフロートスイッチ45a〜45cに
達するとフロートスイッチ45a〜45cがオンし (ステッ
プロ)、このオン信号が制御装置44に入ると制御装置44
の働きで可逆モータ31a〜31cが停止して (ステップ
ト)、補給が終わる。ところがフロートスイッチ45a〜
45cの故障で液位がこのフロートスイッチ45a〜45cに
達していてもこれがオンしない場合は、制御装置44でロ
ードセル28からの出力によりオイル計量容器29a〜29c
が所定量、例えば8.5 リットルと判断されたり (ステッ
プハ)タンク29a〜29cと30の総量が所定量、例えば
50キログラムと判断されれば(ステップニ)、可逆モー
タ31a〜31dが停止する(ステップト)。
【0028】フロートスイッチ45a〜45cやロードセル
28や制御装置44の故障で補給が続行して当該補給中のオ
イル計量容器に補給される新油の液位が総合フロートス
イッチ49に達すると、これが開いて可逆モータ31a〜31
cへの通電が直接断たれ可逆ポンプ32a〜32cが停止す
る。これによりタンク29全体としてのオーバーフローを
防ぐ。
【0029】なお補給中のオイル計量容器がフロートス
イッチ49の設けられていない容器の場合は、補給される
新油は連通部48を越えて、隣のオイル計量容器29a〜29
cへと順次流入し、最終的にフロートスイッチ49の設け
られているオイル計量容器に流入してその液位が総合フ
ロートスイッチ49に達して可逆モータ31a〜31cを停止
する。
【0030】なお、総合フロートスイッチ49の設置個所
は、オイル計量容器29a〜29c、廃油計量容器30のいず
れかに設ければ、タンク29全体としてのオーバーフロー
を防ぐことはできるが、本実施例のように廃油計量容器
30の隣の新油のオイル計量容器29cに設ければ、満タン
が検知されず連通部48を介して隣の容器にオイルが流入
した場合、新油に廃油が混入することにより廃棄しなけ
ればならない新油の量を最少限に抑えることができる。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように本発明のオイルチェン
ジャーは、オイル容器が複数個設けてある場合に、各オ
イル容器毎に設けたオーバーフロー防止手段であるフロ
ートスイッチや、ロードセルや制御装置などが故障して
も、複数個全てのオイル容器としては最終的にオーバー
フローを防止できるので、安全性が高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオイルチェンジャーの実施例を示す斜
視図である。
【図2】本発明のオイルチェンジャーの操作盤の正面図
である。
【図3】本発明のオイルチェンジャーの縦断正面図であ
る。
【図4】本発明のオイルチェンジャーのオイルタンクの
斜視図である。
【図5】本発明のオイルチェンジャーの配管図である。
【図6】本発明のオイルチェンジャーの制御ブロック図
である。
【図7】本発明のオイルチェンジャーの総合フロートス
イッチの電気回路図である。
【図8】本発明のオイルチェンジャーのオーバーフロー
防止の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…ケース 2…表示部 3…操作盤 4…ノズル 5a,5b,5c…給油ノズル 6a,6b,6c…
給油ホース 7…トレイ 8…ホース 9…表示器 10…表示器 11…報知器 12…内容表示 13…ランプ 14…スタートスイッ
チ 15…抜取スイッチ 16…自動フラッシン
グスイッチ 17…手動フラッシングスイッチ 18…タイマースイッ
チ 19…給油スイッチ 20…給油量設定スイ
ッチ 21…終了スイッチ 22…割込給油スター
トスイッチ 23…割込給油終了スイッチ 24…ランプ 25…内容表示 26…ランプ 27a,27b,27c…オイル容器 28…ロードセル 29…タンク 29a,29b,29c…オイル計量容器30…廃油計量容器 31a,31b,31c,31d…可逆モータ 32a,32b,32c,32d…可逆ポンプ 33…弁機構 34a,34b,34c…
配管 35a,35b,35c…電磁弁 36a,36b,36c…プリセット用の電磁弁 37…配管 38…三方切換電磁弁 39…排出管 40…電磁弁 41…圧力スイッチ 42…配管 43…電磁弁 44…制御装置 45a,45b,45c,45d…フロートスイッチ 46…扉 47…仕切板 48…連通部 49…総合フロートス
イッチ 50…メインスイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給手段及び排出手段に接続されるオイ
    ル容器を複数個連設し、かつ各オイル容器の上部に連通
    部を形成し、各オイル容器毎にオーバーフロー防止手段
    を設けるとともに、いずれかのオイル容器に液面検知手
    段を設け、該液面検知手段を供給の制御回路に接続した
    ことを特徴とするオイルチェンジャー。
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