JP2857883B2 - プラテンロール - Google Patents

プラテンロール

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JP2857883B2
JP2857883B2 JP63288672A JP28867288A JP2857883B2 JP 2857883 B2 JP2857883 B2 JP 2857883B2 JP 63288672 A JP63288672 A JP 63288672A JP 28867288 A JP28867288 A JP 28867288A JP 2857883 B2 JP2857883 B2 JP 2857883B2
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JP
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viscoelastic
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metal layer
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祐一 高見
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SHOWA ARUMINIUMU KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/02Platens
    • B41J11/04Roller platens
    • B41J11/053Roller platens with sound-deadening devices

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、インパクトプリンタに用いられるプラテ
ンロールに関する。
この明細書において、「アルミニウム」という語に
は、純アルミニウムの他にアルミニウム合金を含むもの
とする。
従来の技術 従来、この種プラテンロールとしては、金属製ロール
本体の外周面が硬質ゴム層で覆われたものが知られてい
る。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来のプラテンロールでは、プリンタ
による印字時に円筒部が振動し、この振動によりプラテ
ンロール内部で共鳴が起き、大きな騒音が発生するとい
う問題があった。
この発明の目的は、上記問題を解決したプラテンロー
ルを提供することにある。
課題を解決するための手段 この発明によるプラテンロールは、金属製ロール本体
と、ロール本体の外周面を覆う硬質ゴム被覆層とからな
るプラテンロールにおいて、ロール本体外周面と硬質ゴ
ム被覆層との間に粘弾性体層が介在せしめられ、硬質ゴ
ム被覆層と粘弾性体層との間に粘弾性体保護金属層また
は非金属層が介在せしめられ、粘弾性体保護金属層また
は非金属層が複数に分断されているものである。
上記において、ロール本体としては、たとえば円柱体
の両端に回転軸部が一体的に設けられたもの、円筒体の
両端に端板が固着され、端板の外面の回転軸部が一体的
に設けられたもの、円筒体の軸線上に中空管状芯棒が配
置され、芯棒の両端が円筒体よりも外方に突出させられ
て回転軸部となされ、円筒体と芯棒とが連結壁により一
体的に連結されたもの、ならびに円筒体の軸線上に中空
管状芯棒が配置され、芯棒の両端に回転軸が挿入固定さ
れ、円筒体と芯棒とが連結壁により一体的に連結された
ものなどが用いられる。また、軽量化の面からいえば、
ロール本体は、アルミニウム製のものを用いるのがよい
が、これに限るものではない。
硬質ゴム層としては、SBR、NBR等からなるものが用い
られる。硬質ゴム層は、たとえば粘弾性体層をロール本
体の外周面に形成した後、これを硬質ゴム製円筒体内に
挿入することにより形成される。
粘弾性体層としては、たとえばポリプロピレン、ポリ
エチレンのような樹脂からなり、かつガラス転移温度が
常温に近いものを用いるのがよい。粘弾性体層の肉厚
は、0.01〜1mmの範囲内にあることが好ましいが、これ
に限るものではない。粘弾性体層は、たとえば上記樹脂
をロールコーティング、ディップコーティングなどの方
法で塗布したり、あるいは上記樹脂からなるフィルムま
たはシートを貼着することにより形成される。
硬質ゴム被覆層と粘弾性体層との間に介在せしめられ
る粘弾性体保護金属層または非金属層は、粘弾性体層を
ロール本体の外周面に形成した後、これを硬質ゴフ製円
筒体内に挿入するさいに粘弾性体層が剥がれるのを防止
するものである。粘弾性体保護金属層または非金属層の
肉厚は0.5〜3mmの範囲内にあることが好ましいが、これ
に限るものではない。粘弾性体保護金属層は、たとえば
ロール本体の外周面に形成された粘弾性体層の外径より
も若干大きな内径を有する金属管を粘弾性体層の上から
嵌め被せ、合わ引抜き加工、しごき加工、スピニング加
工、スウェージング加工などの方法で上記金属管を縮径
させること、あるいはロール本体が円筒体を有するもの
であるときには、バジル加工で円筒体を膨管させること
により、上記金属管を粘弾性体層に密着させることによ
って形成される。粘弾性体保護非金属層は、ロール本体
の外周面に形成された粘弾性体層の外径よりも若干大き
な内径を有するプラスチックチューブを粘弾性体層の上
から嵌め被せ、ロール本体が円筒体を有するものである
ときには、バルジ加工で円筒体を膨管させることによ
り、上記プラスチックチューブを粘弾性体層に密着させ
ることによって形成される。また、粘弾性体保護金属層
または非金属層は、長さ方向に所定間隔をおいて全周に
わたって切除することにより、複数に分断されているの
がよい。
また、上記において、粘弾性体層および粘弾性体保護
金属層または非金属層は、それぞれ2層以上ずつ設けら
れていてもよい。
作用 上記のように構成されていると、ロール本体外周面と
硬質ゴム被覆層との間に介在せしめられた粘弾性体層に
より、印字のさいの衝撃力が吸収され、ロール本体が振
動するのが抑制される。また、硬質ゴム被覆層と粘弾性
体層との間に、粘弾性体保護金属層または非金属層が介
在せしめられているので、粘弾性体層をロール本体の外
周面に形成した後、これを硬質ゴム製円筒体に挿入する
さいに粘弾性体層が剥がれるのを防止しうる。さらに、
粘弾性体保護金属層または非金属層に複数に分断されて
いるので、金属層または非金属層が存在することによる
印字のさいの衝撃力吸収作用が、分断されていない場合
に比べて向上する。
実施例 以下、この発明の実施例を、図面を参照して説明す
る。
第1図において、プラテンロール(10)は、アルミニ
ウム製ロール本体(2)と、ロール本体(2)の外周面
を覆うNBR、SBR等からなる硬質ゴム被覆層(3)と、ロ
ール本体(2)外周面と硬質ゴム被覆層(3)との間に
介在せしめられた粘弾性体層(4)と、硬質ゴム被覆層
(3)と粘弾性体層(4)との間に介在せしめられた粘
弾性体保護金属層(11)とからなる。ロール本体(2)
は、円筒体(5)の両端に端板(6)が固着され、端板
(6)の外面に回転軸部(7)が一体的に設けられたも
のである。粘弾性体保護金属層(11)には、長さ方向に
所定間隔をおいて、全周にわたるスリット(12)が形成
され、金属層(11)が複数に分断されている。
発明の効果 この発明のプラテンロールによれば、上述のように、
粘弾性体層により、印字のさいの衝撃力が吸収され、ロ
ール本体が振動するのが抑制されるので、ロール本体が
振動し、これにより共鳴が起きて大きな騒音の発生する
のが防止される。また、硬質ゴム被覆層と粘弾性体層と
の間に、粘弾性体保護金属層または非金属層が介在せし
められているので、粘弾性体層をロール本体の外周面に
形成した後、これを硬質ゴム製円筒体内に挿入するさい
に粘弾性体層が剥がれるのを防止することができ、その
結果上記の粘弾性体層の奏する効果を常に得られる。さ
らに、粘弾性体保護金属層または非金属層が複数に分断
されているので、金属層または非金属層が存在すること
による印字のさいの衝撃力吸収作用が、分断されていな
い場合に比べて向上し、粘弾性体層保護金属層または非
金属層の存在による衝撃力吸収作用の低下を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す一部切欠き斜視図であ
る。 (10)……プラテンロール、(2)……ロール本体、
(3)……硬質ゴム被覆層、(4)……粘弾性体層、
(11)……粘弾性体保護金属層、(12)……スリット。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属製ロール本体と、ロール本体の外周面
    を覆う硬質ゴム被覆層とからなるプラテンロールにおい
    て、ロール本体外周面と硬質ゴム被覆層との間に粘弾性
    体層が介在せしめられ、硬質ゴム被覆層と粘弾性体層と
    の間に粘弾性体保護金属層または非金属層が介在せしめ
    られ、粘弾性体保護金属層または非金属層が複数に分断
    されているプラテンロール。
JP63288672A 1988-11-14 1988-11-14 プラテンロール Expired - Lifetime JP2857883B2 (ja)

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JPH02134267A JPH02134267A (ja) 1990-05-23
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US5791795A (en) * 1996-10-07 1998-08-11 Illinois Tool Works Inc. Hot stamp impriniting system with backup pad assembly
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JPS61100544U (ja) * 1984-12-06 1986-06-27

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