JPH0320212B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0320212B2 JPH0320212B2 JP60023298A JP2329885A JPH0320212B2 JP H0320212 B2 JPH0320212 B2 JP H0320212B2 JP 60023298 A JP60023298 A JP 60023298A JP 2329885 A JP2329885 A JP 2329885A JP H0320212 B2 JPH0320212 B2 JP H0320212B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hood
- rod
- prepreg
- rod tube
- fishing rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Fishing Rods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
本発明は釣竿表面に直接リール取付脚を装着す
るようにフードを設けた釣竿において、固定フー
ドを竿管と同質材料で一体に形成し、釣竿の軽量
化と握持性の向上を図り魚釣り操作を容易にする
ようにしたものである。
るようにフードを設けた釣竿において、固定フー
ドを竿管と同質材料で一体に形成し、釣竿の軽量
化と握持性の向上を図り魚釣り操作を容易にする
ようにしたものである。
従来の技術
釣竿にリールを装着する手段としては、筒状又
は板状のリールシートを釣竿に固着し、該リール
シートに設けた固定フードと移動フード間にリー
ル取付脚を装着しているのが現状であるが、リー
ルシートが金属性、合成樹脂製何れの場合でもリ
ール装着部分の径が太くなつて、握持し辛らかつ
たり竿重量を増加したりすると共にリールの釣竿
面からの突出度も大きくなつてリール操作を阻害
したり、更には握持する手の釣竿面に対する接触
面積も少ないので魚信（魚のあたり）の感知も低
下する等して魚釣り操作を円滑にできない欠陥が
ある。
は板状のリールシートを釣竿に固着し、該リール
シートに設けた固定フードと移動フード間にリー
ル取付脚を装着しているのが現状であるが、リー
ルシートが金属性、合成樹脂製何れの場合でもリ
ール装着部分の径が太くなつて、握持し辛らかつ
たり竿重量を増加したりすると共にリールの釣竿
面からの突出度も大きくなつてリール操作を阻害
したり、更には握持する手の釣竿面に対する接触
面積も少ないので魚信（魚のあたり）の感知も低
下する等して魚釣り操作を円滑にできない欠陥が
ある。
発明の構成
本発明はこれらの欠陥を改善するようにしたも
ので、補強繊維に熱硬化性合成樹脂を含浸したプ
リプレグで一体に形成した竿管にリール取付脚を
直接装着するようにフードを設けた釣竿におい
て、前記フードの固定フードを竿管表面に竿管と
同質材料で一体に形成したことを要旨とするもの
である。
ので、補強繊維に熱硬化性合成樹脂を含浸したプ
リプレグで一体に形成した竿管にリール取付脚を
直接装着するようにフードを設けた釣竿におい
て、前記フードの固定フードを竿管表面に竿管と
同質材料で一体に形成したことを要旨とするもの
である。
本発明の実施例を図面について説明すると、ガ
ラス繊維、炭素繊維、アラミド繊維等の補強繊維
にエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂等の熱硬化性
合成樹脂を含浸せしめたプリプレグで一体に形成
された竿管１はその基端部の上側に平坦部２が一
体に形成され、該平坦部２の前部には竿管１と同
質材料で固定フード３が一体に形成されると共に
該固定フード３の内側には必要に応じて金属、合
成樹脂等の補強駒４が装着固定されている。
ラス繊維、炭素繊維、アラミド繊維等の補強繊維
にエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂等の熱硬化性
合成樹脂を含浸せしめたプリプレグで一体に形成
された竿管１はその基端部の上側に平坦部２が一
体に形成され、該平坦部２の前部には竿管１と同
質材料で固定フード３が一体に形成されると共に
該固定フード３の内側には必要に応じて金属、合
成樹脂等の補強駒４が装着固定されている。
前記固定フード３と対向する平坦部２の後部に
竿管１と一体又は別体に雄螺子５が設けられ、該
雄螺子５には移動フード６の緊締環７が進退自在
に螺合し、前記固定フード３と移動フード６間に
リール取付脚を装着固定できるように構成されて
いる。
竿管１と一体又は別体に雄螺子５が設けられ、該
雄螺子５には移動フード６の緊締環７が進退自在
に螺合し、前記固定フード３と移動フード６間に
リール取付脚を装着固定できるように構成されて
いる。
なお、前記実施例では固定フード３及び移動フ
ード６を平坦部２に設けているが、平坦部は必ず
しも必要ではなく、また補強駒４に底面を設けリ
ール装着下面も補強するようにすることもでき
る。
ード６を平坦部２に設けているが、平坦部は必ず
しも必要ではなく、また補強駒４に底面を設けリ
ール装着下面も補強するようにすることもでき
る。
しかして前記固定フード３を竿管１に一体に形
成する手段としては、芯金８に被着した竿管構成
用のプリプレグ９の固定フード形成部分に断面円
弧状の補強駒４を載置しその上部を前記プリプレ
グ９と同質材料からなる固定フード形成用プリプ
レグ１０で捲着又は被嵌して被覆した後、これら
両プリプレグ９，１０上をセロフアン等のテープ
１２又は熱収縮性チユーブで緊縛して常法の如く
熱硬化処理をし、次いで芯金８を引抜きテープ１
２又は熱収縮性チユーブを剥離して固定フード３
を竿管１に一体に形成するものである。
成する手段としては、芯金８に被着した竿管構成
用のプリプレグ９の固定フード形成部分に断面円
弧状の補強駒４を載置しその上部を前記プリプレ
グ９と同質材料からなる固定フード形成用プリプ
レグ１０で捲着又は被嵌して被覆した後、これら
両プリプレグ９，１０上をセロフアン等のテープ
１２又は熱収縮性チユーブで緊縛して常法の如く
熱硬化処理をし、次いで芯金８を引抜きテープ１
２又は熱収縮性チユーブを剥離して固定フード３
を竿管１に一体に形成するものである。
また補強駒４を設けない場合には第６図及び第
４図に示すように、芯金８に被着した竿管構成用
プリプレグ９の固定フード形成部分に固定フード
成形型１３を載置してその上部を前記プリプレグ
９と同質材料からなる固定フード形成用プリプレ
グ１０で捲着又は被嵌して被覆した後、前記同様
にテープ１２又は熱収縮性チユーブで緊縛して常
法の如く熱硬化処理をし、次いで芯金８及び固定
フード成形型１３を取り外して竿管１に固定フー
ド３一体に形成する。
４図に示すように、芯金８に被着した竿管構成用
プリプレグ９の固定フード形成部分に固定フード
成形型１３を載置してその上部を前記プリプレグ
９と同質材料からなる固定フード形成用プリプレ
グ１０で捲着又は被嵌して被覆した後、前記同様
にテープ１２又は熱収縮性チユーブで緊縛して常
法の如く熱硬化処理をし、次いで芯金８及び固定
フード成形型１３を取り外して竿管１に固定フー
ド３一体に形成する。
前記竿管構成用プリプレグ９及び固定フード形
成用プリプレグ１０はガラス繊維、炭素繊維、ア
ラミド繊維等の補強繊維にエポキシ樹脂、ポリエ
ステル樹脂等の熱硬化性合成樹脂を含浸せしめた
シート、編組筒等を使用し、前者の場合は捲着に
よつて被着し、後者の場合は嵌着緊張して被着す
る。
成用プリプレグ１０はガラス繊維、炭素繊維、ア
ラミド繊維等の補強繊維にエポキシ樹脂、ポリエ
ステル樹脂等の熱硬化性合成樹脂を含浸せしめた
シート、編組筒等を使用し、前者の場合は捲着に
よつて被着し、後者の場合は嵌着緊張して被着す
る。
また本発明の竿管と同質材料の固定フードと
は、固定フード形成用プリプレグと竿管構成用プ
リプレグの補強繊維及び熱硬化性合成樹脂とが
夫々同一種類だけを意味するものでなく、例えば
固定フード形成用プリプレグに炭素繊維を、竿管
構成用プリプレグにガラス繊維を使用する等補強
繊維に異種補強繊維を使用したり、また熱硬化性
合成樹脂においても固定フード形成用プリプレグ
と竿管構成用プリプレグとに異種の熱硬化性合成
樹脂を使用することも包含するものである。
は、固定フード形成用プリプレグと竿管構成用プ
リプレグの補強繊維及び熱硬化性合成樹脂とが
夫々同一種類だけを意味するものでなく、例えば
固定フード形成用プリプレグに炭素繊維を、竿管
構成用プリプレグにガラス繊維を使用する等補強
繊維に異種補強繊維を使用したり、また熱硬化性
合成樹脂においても固定フード形成用プリプレグ
と竿管構成用プリプレグとに異種の熱硬化性合成
樹脂を使用することも包含するものである。
発明の効果
本発明は釣竿表面に直接リール取付脚を装着す
るようにしたフードを設けた釣竿において、特に
固定フードを竿管の表面に竿管と同質材料で一体
に形成するようにして従来のように筒状又は板状
のリールシートを省き、釣竿自体のフードに直接
かつ強固確実にリールを装着するようにしたの
で、リール装着部を握持したとき握持径が小さく
かつ凹凸も少なくなつて握り易いと共に釣竿重量
の軽量化も図ることができ、しかも握持した手は
釣竿の外周面を広い面積に亘り直接接触握持でき
るため、微少な魚信も敏感に感知でき、またリー
ル竿表面からの突出度も少ないので捲取り動作も
円滑にでき、魚釣り操作を軽快かつ容易に行なう
ことができる優れた特徴を有する。
るようにしたフードを設けた釣竿において、特に
固定フードを竿管の表面に竿管と同質材料で一体
に形成するようにして従来のように筒状又は板状
のリールシートを省き、釣竿自体のフードに直接
かつ強固確実にリールを装着するようにしたの
で、リール装着部を握持したとき握持径が小さく
かつ凹凸も少なくなつて握り易いと共に釣竿重量
の軽量化も図ることができ、しかも握持した手は
釣竿の外周面を広い面積に亘り直接接触握持でき
るため、微少な魚信も敏感に感知でき、またリー
ル竿表面からの突出度も少ないので捲取り動作も
円滑にでき、魚釣り操作を軽快かつ容易に行なう
ことができる優れた特徴を有する。
第１図は本発明の一部切欠正面図、第２図は第
１図ａ〜ａ線断面図、第３図は第１図ｂ〜ｂ線断
面図、第４図及び第５図は本発明の製造工程を示
す説明図、第６図は同別の製造工程を示す説明
図、第７図は同要部の縦断正面図である。 １……竿管、３……固定フード、４……補強
駒、６……移動フード。
１図ａ〜ａ線断面図、第３図は第１図ｂ〜ｂ線断
面図、第４図及び第５図は本発明の製造工程を示
す説明図、第６図は同別の製造工程を示す説明
図、第７図は同要部の縦断正面図である。 １……竿管、３……固定フード、４……補強
駒、６……移動フード。
Claims (1)
- １ 補強繊維に熱硬化性合成樹脂を含浸したプリ
プレグで一体に形成した竿管にリール取付脚を直
接装着するようにフードを設けた釣竿において、
前記フードの固定フードを竿管表面に竿管と同質
材料で一体に形成したことを特徴とする釣竿。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2329885A JPS61185142A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 釣竿 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2329885A JPS61185142A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 釣竿 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61185142A JPS61185142A (ja) | 1986-08-18 |
| JPH0320212B2 true JPH0320212B2 (ja) | 1991-03-18 |
Family
ID=12106689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2329885A Granted JPS61185142A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 釣竿 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61185142A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6352834A (ja) * | 1986-08-22 | 1988-03-07 | ダイワ精工株式会社 | 釣竿の製造法 |
| JPH0750929Y2 (ja) * | 1987-06-10 | 1995-11-22 | 富士工業株式会社 | 筒型釣竿用リール取付具 |
| JPH0729822Y2 (ja) * | 1988-09-22 | 1995-07-12 | ダイワ精工株式会社 | 釣 竿 |
| JPH02119731A (ja) * | 1989-09-27 | 1990-05-07 | Daiwa Seiko Inc | 釣竿 |
| JP2616565B2 (ja) * | 1994-09-12 | 1997-06-04 | 日本電気株式会社 | 電子部品組立体 |
| JP6133205B2 (ja) * | 2013-12-27 | 2017-05-24 | グローブライド株式会社 | 固定フードに繊維強化樹脂シートを備えるリールシート及び該リールシートを備えた釣竿 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59110576U (ja) * | 1983-01-14 | 1984-07-25 | ダイワ精工株式会社 | 釣竿用パイプ状ハンドル |
-
1985
- 1985-02-08 JP JP2329885A patent/JPS61185142A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61185142A (ja) | 1986-08-18 |
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