JPS5916193Y2 - ラインプリンタ用活字ドラム - Google Patents

ラインプリンタ用活字ドラム

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Publication number
JPS5916193Y2
JPS5916193Y2 JP10207478U JP10207478U JPS5916193Y2 JP S5916193 Y2 JPS5916193 Y2 JP S5916193Y2 JP 10207478 U JP10207478 U JP 10207478U JP 10207478 U JP10207478 U JP 10207478U JP S5916193 Y2 JPS5916193 Y2 JP S5916193Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
type drum
absorbing material
vibration
vibration absorbing
type
Prior art date
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Expired
Application number
JP10207478U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5518091U (ja
Inventor
豊 西山
長夫 水谷
稔夫 栗原
Original Assignee
シチズン時計株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シチズン時計株式会社 filed Critical シチズン時計株式会社
Priority to JP10207478U priority Critical patent/JPS5916193Y2/ja
Publication of JPS5518091U publication Critical patent/JPS5518091U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はラインプリンタ用の活字ドラムの改良に関す
るものである。
ドラムインパクト方式のラインプリンタにおいては、電
磁石装置の作用を直接若しくは間接的に受けた印字ハン
マが多数の活字を表面に形成している活字ドラムを打撃
して印字を行なうものである。
この種のプリンタは活字搬送体がドラムであるので他の
活字搬送体のプリンタに比して部品点数が少ないことや
構造が簡単等の利点を有しているが、一方印字ハンマが
活字ドラムを打撃したときの衝撃音が相当に大きいとい
う欠点も有している。
この衝撃音の発生を防止するためには、打撃によって発
生する活字ドラムの振動を吸振材によって吸収する必要
があり、このために従来はシート状のゴム等をまるめて
活字ドラムの内周に接着したり或いはパイプ状に形成し
たゴム等を活字ドラムの内周に嵌挿接着する方法がとら
れている。
しかしながら前者の方法は作業性が悪く、組立所要時間
が大となってコスト高となり、また吸振材としてのゴム
等と活字ドラムの内周面との完全な接着が困難でしたが
って活字ドラムの振動が吸振材に良好に伝達されず、吸
振材による振動の吸収が完全に行われがたいし、さらに
シート端部の重なりによって回転バランスが悪くなって
いた。
また、後者の方法は活字ドラムの内径とパイプ状吸振材
の外径との寸法精度が厳しく要求されるけれども、特に
パイプ状吸振材の高寸法精度の外径加工はその材料がゴ
ム等の非金属であるために困難であり、また、パイプ状
吸振材を形成するための成形製も高価であす、シたがっ
て活字ドラムの価格が高価なものになっている。
この考案は上記の如き事情に鑑みてなされたものであっ
て、上記従来技術に於ける欠点を改良し、吸振材を活字
ドラムの内面に確実に密着させ、したがってすぐれた吸
振効果、吸音効果を発揮し、また加工が簡単で価格が低
置な活字ドラムを提供することを目的とするもので゛あ
る。
この目的に対応してこの考案のドラムインパクト・ライ
ンプリンター用活字ドラムは、筒状の活字ドラム本体の
内周面に密着して帯状の可撓性弾性部材を螺線状に巻回
してなることを特徴としている。
以下この考案の詳細を、一実施例を示す図面について説
明する。
第1図において1は活字ドラムであり、活字ドラム1は
円筒状若しくは多角筒状をなし、その表面に複数の活字
を形成しである金属製の活字ドラム本体2を備えている
活字ドラム本体2は磁性材料からなり、若しくは少なく
とも内周面が磁性材料で内張されている。
活字ドラム本体2の内周面に密着して帯状の吸振材3が
螺線状に巻回されている。
また、活字ドラム本体2の両開放端には必要に応じて軸
受部材4,4′が嵌着される。
可撓性弾性部材である吸振材3は第2図に示すように長
尺の帯状に形成されておりかつその材質は一実施例とし
てマグネットラバーによって構成されている。
マグネットラバーは弾性及び可撓性のあるゴムまたはプ
ラスチックの粉状若しくは粒状の磁力を帯びた磁性材料
を充填したものであって、この材料組成自体は既に公知
のものでありかつビノンマグネット(シーアイ化戒(株
)社製)その他の市販されたものを利用することができ
る。
帯状の吸振材3ははじめから帯状に形成されたものでも
よいし、またはシート状のものを切断して帯状に成形し
たものを使用してもよい。
吸振材3を活字ドラム本体2の内周面に巻回するために
は吸振材3を順次活字ドラムの内周に螺線状に巻回して
もよいが、あらかじめ螺線状に密に巻回してから活字ド
ラム本体2の内側に挿入してもよい。
螺線状に巻回した吸振材3を活字ドラム本体2の内側に
位置させた後、棒に差込んで吸振材3の内側からしごけ
ば吸振材3を活字ドラム本体2の内側に密着させること
ができる。
また、必要に応じて吸振材3の両端部のみに接着材を塗
布してもよい。
なお、本実施例では可撓性弾性部材としてマグネットラ
バーを使用しているが、活字ドラムと接着する側に接着
部材を塗布しである帯状ラバー等の可撓性弾性部材、ま
たは活字ドラム内に接着部材を塗布して可撓性弾性帯材
を接着する方法、さらにマグネットを活字ドラム内に内
張すして磁性材料の金属箔を付着しである可撓性弾性帯
材を使用する方法等の実施例も本考案を逸脱するもので
はない。
このように構成された活字ドラムに於いては印字ハンマ
ーの打撃時における活字ドラム本体の振動を吸振材たる
可撓性弾性帯材が吸振して減衰させ、きわめてすぐれた
吸振、吸音効果を発揮する。
また、活字ドラム本体としては各種の内径寸法のものが
存在するが、この考案によれば吸振材は活字ドラム本体
の内径との関係で寸法精度を厳しく要求されることがな
く、シたがって寸法、形状を規格化する必要もなく、い
かなる内径寸法の活字ドラム本体に対してその活字ドラ
ム本体の内径にかかわりなく、吸振材の帯状長さを調節
するだけで、螺線状に巻回させることにより吸振材を活
字ドラム本体の内周に常に密着させて位置させることが
できる。
しかも、帯状の可撓性弾性部材である吸振材にマグネッ
トラバーを使用する場合、この吸振材の密着には吸振材
自体の磁力を利用するから、マグネットにすることによ
り微視的な接触面の滑りにより吸音効果が大であり、ま
た密着を確保するための特別の加工を施す必要もない。
また従来の如く吸振材を円筒状に形成して準備しておく
必要もなく、シたがって吸振材を形成するための寸法精
度の厳しい成形室も必要でなく、活字ドラムを安価にか
つ容易に製作することができる。
以上の説明から明らかな通りこの考案によれば吸振、吸
音性にすぐれ、したがって衝撃音の発生も少なく、製作
が容易でかつ安価な活字ドラムを得ることができる。
また、回転する活字ドラムの吸振材が螺線状に巻回して
いるので、ホイールバランスが良い吸振処理を施した活
字ドラムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る活字ドラムを示す縦
断面説明図及び第2図は吸振材を示す説明図で゛ある。 1・・・・・・活字ドラム、2・・・・・・活字ドラム
本体、3・・・・・・吸振材、4.4’・・・・・・軸
受部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁性材よりなる筒状の活字ドラム本体の内周面に、マグ
    ネツ斗ラバーよりなる帯状の可撓性弾性部材を線維状に
    密着させて装着したことを特徴とするラインプリンタ用
    活字ドラム。
JP10207478U 1978-07-25 1978-07-25 ラインプリンタ用活字ドラム Expired JPS5916193Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10207478U JPS5916193Y2 (ja) 1978-07-25 1978-07-25 ラインプリンタ用活字ドラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10207478U JPS5916193Y2 (ja) 1978-07-25 1978-07-25 ラインプリンタ用活字ドラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5518091U JPS5518091U (ja) 1980-02-05
JPS5916193Y2 true JPS5916193Y2 (ja) 1984-05-12

Family

ID=29041304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10207478U Expired JPS5916193Y2 (ja) 1978-07-25 1978-07-25 ラインプリンタ用活字ドラム

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Publication number Publication date
JPS5518091U (ja) 1980-02-05

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