JPH063646U - プラテンロール - Google Patents

プラテンロール

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Publication number
JPH063646U
JPH063646U JP4385992U JP4385992U JPH063646U JP H063646 U JPH063646 U JP H063646U JP 4385992 U JP4385992 U JP 4385992U JP 4385992 U JP4385992 U JP 4385992U JP H063646 U JPH063646 U JP H063646U
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JP
Japan
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elastic body
rubber elastic
platen roll
pipe
contraction
Prior art date
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Pending
Application number
JP4385992U
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English (en)
Inventor
哲治 大澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Publication of JPH063646U publication Critical patent/JPH063646U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な構造でありながら消音効果が大きく、
プラテンロールの外径の伸縮が小さく且つ、安価なプラ
テンロールを提供すること。 【構成】 シャフト1に同心的に、内管ゴム弾性体2
と、鉄、アルミニュウム、又は線膨張係数の比較的小さ
いプラスチック等の剛体からなるパイプ3及び、外管ゴ
ム弾性体4を固着させたものである。この構造によれ
ば、印字装置の使用環境変化に伴う温度変化が生じて
も、内管ゴム弾性体2の伸縮は、パイプ3の内管内で外
径方向の伸縮を吸収してしまい、実際の使用面である外
管ゴム弾性体4の外径寸法変化に影響せず、外管ゴム弾
性体4自身の厚み分の伸縮になり、印字性能及び、紙送
り性能が向上し、且つ、消音効果が最も高い中実タイプ
のプラテンロールと同等の消音効果を有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、印字装置に於けるプラテンロールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、印字装置、特にドットインパクトタイプの印字装置にあっては、印字ヘ ッド内のドットワイヤが強い力でプラテンロールを叩いて印字文字を形成してお り、その叩くことから大きな音が発生するという問題がある。
【0003】 このためプラテンロールで消音を図るべく種々の検討がなされている。
【0004】 プラテンロールは大別すると図2に示す様に、管体6とシャフト1を固着させ 、その回りにゴム弾性体5を被せた管体タイプと、図3に示す様に、シャフト1 にゴム弾性体5を被せた中実タイプとに分けられる。管体タイプのプラテンロー ルは、管体6中に例えば樹脂等、充填物を充填させたり、管体6の内壁にシート 状の鉛板等、異種材を貼設させて消音効果を得ている。しかし、消音の効果とし ては、中実タイプを使用した方がより効果を発揮することができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の管体内に樹脂等を充填する方法では、充填させる作業が困難で 未充填の部分が発生することにより、消音効果を減ずるなどの問題点がある。又 、管体内壁に鉛板等の異種材を貼設する方法も貼設する作業が困難で、貼設され た物が剥離して消音効果を減ずるなどの問題点がある。
【0006】 これに比して中実タイプのプラテンロールは、消音効果に関する問題はないも のの、芯材である中実シャフトの外径を大きくする事により重量が増大してしま い、プラテンロールに回転駆動を与えるモータ等の動力源のトルクを増大させる 必要がある。又、印字装置全体の重量も増大してしまい、流通途中での不測の製 品落下が発生した場合の衝撃破壊防止策を講じる必要が発生し、それぞれの対策 を行う事によるコスト上昇を招く。又、芯材である中実シャフトの外径を必要最 低限に細くし、ゴム弾性体の部分を大きくした場合、ゴム弾性体自身の持つ線膨 張係数が金属と比して非常に大きく、印字装置の使用環境の温度変化に伴い、プ ラテンロールの外径が大きく変化してしまい、印字装置の印字性能及び紙送り性 能を損なってしまう。
【0007】 本考案は、上記種々の問題点を解消すべくなされたものであり、その目的とす るところは、簡易な構造でありながら消音効果が大きく、プラテンロールの外径 の伸縮が小さく且つ、安価なプラテンロールを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案によるプラテンロールは、金属シャフトあるいはプラスチックシャフト からなる芯材にゴム弾性体を同心的に固着した印字装置用のプラテンロールに於 いて、ゴム弾性体を外管と内管とからなる二重管構造となし、且つ、該外管と該 内管の界面にパイプを有する事を特徴とする。
【0009】
【実施例】
そこで以下に本考案の詳細を図示した実施例に基づいて説明する。
【0010】 図1は、本考案の実施例を示すものであり、プラテンロールの要部断面斜視図 で表わしたものである。
【0011】 シャフト1に同心的に、内管ゴム弾性体2と、鉄、アルミニュウム、又は線膨 張係数の比較的小さいプラスチック等の剛体からなるパイプ3及び、外管ゴム弾 性体4を固着させたものである。
【0012】 この構造によれば、印字装置の使用環境変化に伴う温度変化が生じても、内管 ゴム弾性体2の伸縮は、パイプ3の内管内で外径方向の伸縮を吸収してしまい、 実際の使用面である外管ゴム弾性体4の外径寸法変化に影響せず、外管ゴム弾性 体4自身の厚み分の伸縮になる。
【0013】
【考案の効果】
以上に説明した内容による本考案のプラテンロールによれば、以下に述べる様 な効果がある。
【0014】 第1に、消音効果は中実タイプと同等の効果を得ると共に、ゴムの伸縮が小さ くでき、印字性能及び、紙送り性能が従来の中実タイプより向上する。
【0015】 第2に、簡易な構造であり安価なコストでできる。
【0016】 第3に中実シャフトの外径を大きくする必要がないため重量を軽くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示すプラテンロールの要部断
面斜視図である。
【図2】従来の管体タイプのプラテンロールを示す要部
断面斜視図である。
【図3】従来の中実タイプのプラテンロールを示す要部
斜視図である。
【符号の説明】
1 シャフト 2 内管ゴム弾性体 3 パイプ 4 外管ゴム弾性体 5 ゴム弾性体 6 管体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属シャフトあるいはプラスチックシャ
    フトからなる芯材にゴム弾性体を同心的に固着した印字
    装置用のプラテンロールに於いて、ゴム弾性体を外管と
    内管とからなる二重管構造となし、且つ、該外管と該内
    管の界面にパイプを有する事を特徴とするプラテンロー
    ル。
JP4385992U 1992-06-24 1992-06-24 プラテンロール Pending JPH063646U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4865583U (ja) * 1972-11-22 1973-08-20
JPS4996286U (ja) * 1972-12-09 1974-08-20
JPS5413477U (ja) * 1977-06-25 1979-01-29

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