JP2856759B2 - プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及び画像形成装置

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JP2856759B2 JP1076485A JP7648589A JP2856759B2 JP 2856759 B2 JP2856759 B2 JP 2856759B2 JP 1076485 A JP1076485 A JP 1076485A JP 7648589 A JP7648589 A JP 7648589A JP 2856759 B2 JP2856759 B2 JP 2856759B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカ
ートリッジと該プロセスカートリッジを装着可能な画像
形成装置に関する。
(従来の技術) 電子写真法を利用した画像形成装置においては、像担
持体である感光ドラム周りに一次帯電器、転写帯電器、
クリーニング器等のプロセス機器が配設されており、該
プロセス機器によって画像が形成される。
即ち、一次帯電器により一様帯電された感光ドラムに
画像光が露光され、該感光ドラム上に静電潜像が形成さ
れると、該静電潜像は現像器中の現像剤(トナー)によ
って現像されてトナー像として顕像化され、該トナー像
は転写帯電器を介して転写紙上に転写される。そして、
トナー像を担持する転写紙は定着器に送られ、そのトナ
ー像が転写紙上に定着された後、機外へ搬出される。
尚、転写の終了した感光ドラムはクリーニング器により
残留トナーがクリーニングされ、再び画像形成に供され
る。
以上のプロセス機器のうち一般に感光ドラム、一次帯
電器、現像器及びクリーニング器は機器の交換等のメン
テナンスの容易化を図るためにプロセスカートリッジと
して画像形成装置本体内に一体的に着脱して交換できる
ようになっているものが多い。斯かるプロセスカートリ
ッジの一例を第11図に基づいて説明する。
第11図において、200は感光ドラム、201は一次帯電
器、202は現像器、203はクリーニング器であり、これら
がカートリッジ容器210a内に一体的に組み付けられ、画
像形成装置本体に対して一体的に着脱できるプロセスカ
ートリッジ210を構成している。
そして、プロセスカートリッジ210を交換する必要が
ある場合としては、感光ドラム200がクリーニング器203
のクリーニングブレード203aとの摺擦や転写紙との接触
によって摩耗した場合、現像器202中のトナーTが無く
なった場合、クリーニング器203中の廃トナー部203bが
廃トナーTで一杯となった場合等が考えられる。即ち、
プロセスカートリッジ210の寿命は感光ドラム200により
処理可能な転写紙の枚数(転写紙の耐刷枚数)、現像器
202中のトナー量及びクリーニング器203の廃トナー部20
3bの容量等で決定されることとなる。
ここで、現像器202中のトナー量は、転写紙を一般的
な印字率(転写紙の面積に対する画像部、つまり、トナ
ー付着部の面積比(一般には3〜6%程度))で感光ド
ラム200の転写紙の耐刷枚数だけ印字した場合に必要と
なるトナー量として定められる場合が多く、クリーニン
グ器203の廃トナー部203bの容量も一般的な転写紙1枚
当りの廃トナー量と感光ドラム200の転写紙の耐刷枚数
の積として定められる場合が多い。
(発明が解決しようとする課題) そして、前述プロセスカートリッジ方式においては、
プロセスカートリッジを効果的に使用し得る技術の開発
が望まれている。
本発明は前述従来技術を更には発展させてものであっ
て、その目的とする処は、感光ドラムが寿命に達するま
で使用することができるとともに、トナーを再使用して
画像形成を行うことによってランニングコストの低減を
図ることができるプロセスカートリッジ及び画像形成装
置を提供することにある。
(課題を解決しようとする手段) 上記目的を達成するため、本発明は、画像形成装置本
体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、 感光ドラムと、 トナーを用いて、前記感光ドラムに形成された潜像を
現像するための現像手段と、 前記感光ドラムに残留するトナーを除去するクリーニ
ング手段と、 前記感光ドラムと、現像手段と、クリーニング手段と
を備えた主枠体と、 トナーを収納するトナー収納部と、前記トナー収納部
に収納されたトナーが通過するためのトナー通過開口を
開放可能に閉鎖するための蓋部材とを備えて、前記主枠
体に対して着脱可能な副枠体と、 を有し、 前記副枠体は、前記主枠体の前記現像手段側の開放さ
れた先端部分に取り外し可能に結合して、前記現像手段
によって現像に用いられるトナーを収納する現像トナー
収納部として、及び、前記主枠体の前記クリーニング手
段側の開放された先端部分に取り外し可能に結合して、
前記クリーニング手段によって除去されたトナーを収納
するクリーニングトナー収納部として、互換性を有して
前記主枠体に対して着脱可能であって、前記副枠体は前
記プロセスカートリッジの外枠体を兼ねる構成としたこ
とを特徴とする。
又、本発明は、プロセスカートリッジを着脱可能であ
って、記録熱媒に画像を形成する画像形成装置におい
て、 a.感光ドラムと、 トナーを用いて、前記感光ドラムに形成された潜像を
現像するための現像手段と、 前記感光ドラムに残留するトナーを除去するクリーニ
ング手段と、 前記感光ドラムと、現像手段と、クリーニング手段と
を備えた主枠体と、 トナーを収納するトナー収納部と、前記トナー収納部
に収納されたトナーが通過するためのトナー通過開口を
開放可能に閉鎖するための蓋部材とを備えて、前記主枠
体に対して着脱可能な副枠体と、 を有し、 前記副枠体は、前記主枠体の前記現像手段側の開放さ
れた先端部分に取り外し可能に結合して、前記現像手段
によって現像に用いられるトナーを収納する現像トナー
収納部として、及び、前記主枠体の前記クリーニング手
段側の開放された先端部分に取り外し可能に結合して、
前記クリーニング手段によって除去されたトナーを収納
するクリーニングトナー収納部として、互換性を有して
前記主枠体に対して着脱可能であって、前記副枠体は前
記プロセスカートリッジの外枠体を兼ねる構成であるプ
ロセスカートリッジを装着するための装着部と、 b.前記記録熱媒を搬送する搬送手段と、 を設けたことを特徴とする。
(作用) 本発明によれば、副枠体を構成する現像トナー収納部
とクリーニングトナー収納部を主枠体に対して取り外し
可能に構成したため、感光ドラムが寿命に達するまでプ
ロセスカートリッジを使用することができる。
又、本発明によれば、現像トナー収納部とクリーニン
グトナー収納部とに互換性を持たせたため、現像トナー
収納部に収容されていたトナーが消費されて該現像トナ
ー収納部が空になると、プロセスカートリッジを画像形
成装置本体から取り出して現像トナー収納部とクリーニ
ングトナー収納部とを入れ替えてクリーニングトナー収
納部に回収された廃トナーを使用して画像形成を行うこ
とができるため、トナーの有効利用が図られて装置のラ
ンニングコストが低減される。
更に、本発明によれば、主枠体に対して副枠体を着脱
可能に構成し、しかも、副枠体にはトナー収納部に設け
られたトナーが通過するためのトナー通過開口を開放可
能な蓋部材を備えているため、副枠体を主枠体から取り
外した際にトナー漏れのないプロセスカートリッジを構
成することができる。
更に又、本発明によれば、副枠体は主枠体の先端部分
でもって該主枠体に結合した際にプロセスカートリッジ
の外枠体を兼ねるため、外枠体を別個に設けたプロセス
カートリッジに対してコストダウンを図ることができ
る。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図は本発明に係るプロセスカートリッジの断面
図、第2図は本発明に係る画像形成装置(プリンタ)の
断面図である。
先ず、本発明に係る画像形成装置の一態様としてのプ
リンタの概略構成を第2図に基づいて説明する。
第2図において、10は像担持体である感光ドラムであ
り、該感光ドラム10の周りには一次帯電器11、現像器1
2、クリーニング器13及び転写帯電器14が配設され、感
光ドラム10、一次帯電器11、現像器12及びクリーニング
器13はメンテナンス等の容易化を考慮してカートリッジ
容器15a内に組み付けられ、本発明に係るプロセスカー
トリッジ15として装置本体1に対して一体的に着脱自在
に配設されている。
そして、上記プロセスカートリッジ15の級紙側には、
カセット16、給紙ローラ17及びレジストローラ18が配設
され、排紙側には排紙トレー19及び定着器20が配設され
ている。又、プロセスカートリッジ15の上方には前露光
ランプ21と光学走査ユニット22が配設されている。
而して、前露光ランプ21により電荷が除去され、一次
帯電器11によって一様帯電された感光ドラム10に光学走
査ユニット22から所定の画像光Lが露光されると、この
感光ドラム10上には静電潜像が形成されるが、該静電潜
像は現像器12中の現像剤(トナー)により現像されてト
ナー像として顕像化される。
一方、カセット16中の転写紙Pは、給紙ローラ17を介
してレジストローラ18へ送られ、該レジストローラ18に
よりタイミングを合わされて感光ドラム10と転写帯電器
14との間の転写ニップ部へと送られるため、前記感光ド
ラム10上のトナー像は転写帯電器14の作用によって転写
紙P上に転写される。そして、トナー像を担持する転写
紙Pは定着器20に送られ、そのトナー像が転写紙P上に
永久像として定着されると、該転写紙Pは機外に排出さ
れて排紙トレー19上に積載される。尚、第2図におい
て、23,24,25は転写紙Pの搬送ガイド、26,27は前露光
ランプ用及び光学走査ユニット用のカートリッジ容器15
aの開口部である。
次に、本発明に係るプロセスカートリッジ15の詳細を
第1図に基づいて説明する。
第1図において、10,11,12,13はそれぞれ感光ドラ
ム、一次帯電器、現像器、クリーニング器であり、これ
らはカートリッジ容器15a内に収納されてプロセスカー
トリッジ15を構成している。
又、28,29は前露光ランプ用及び光学走査ユニット用
開口部26,27に対する開閉蓋であり、プロセスカートリ
ッジ15が装置本体1外にある場合、外部光に対する感光
ドラム10の劣化を防止するためのものである。
ところで、前記現像器12は現像スリーブ120を有し、
カートリッジ本体15a内に収容されている現像器本体12A
と、カートリッジ本体15aから外方に突出し、現像器本
体12Aに対して着脱自在なトナー補給容器12Bとから構成
されている。そして、現像器本体12Aのトナー補給容器1
2Bとの結合部内面には第1図の紙面垂直方向に長い凹溝
121が形成され、トナー補給容器12Bの現像器本体12Aと
の結合端側にも凹溝121に嵌合する凸部122が形成され、
現像器本体12Aとトナー補給容器12Bとは図示のように一
体的に嵌合して連結されている。又、トナー補給容器12
Bの現像器本体12A側の開口部123は、トナー補給容器12B
の前記凸部122の内面側に第1図の紙面垂直方向に出し
入れ可能に嵌合保持された蓋板126によって密閉シール
されており、内部のトナーTが外方に漏れ出さないよう
構成されている。
又、前記クリーニング器13はクリーニングブレード13
0や該クリーニングブレード130によって掻き落されたト
ナーをクリーニング器13の内方に送り込むための送り羽
根132等を有するクリーニング器本体13Aと、カートリッ
ジ本体15aから外方へ突出し、クリーニング器本体13Aに
対して着脱自在な廃トナー容器13Bとから構成されてい
る。
ところで、本実施例においては、現像器12のトナー補
給容器12Bとクリーニング器13の廃トナー容器13Bに互換
性を持たせ、トナー補給容器12Bをクリーニング器本体1
3Aに着脱できるようにするとともに、廃トナー容器13B
を現像器本体12Aに着脱できるように構成している。
即ち、クリーニング器本体13Aの廃トナー容器13Bの取
付部にはトナー補給容器12Bに形成された同凹溝121と同
一形状の凹溝137が形成されている。そして、廃トナー
容器13Bの開口部136の外壁にも、トナー補給容器12Bに
形成された凸部122と同一形状の凸部138が形成されてお
り、従って、トナー補給容器12Bは現像器本体12Aの他に
クリーニング器本体13Aにも着脱可能となっており、
又、廃トナー容器13Bはクリーニング器本体13Aの他に現
像器本体12Aにも着脱可能となっている。
而して、上記トナー補給容器12Bと廃トナー容器13Bは
カートリッジ容器15aから外方へ突出してプロセスカー
トリッジの外枠体を兼ねており、これらは現像器本体12
A及びクリーニング器本体13Aに容易に着脱できるように
構成されている。尚、第1図において、133は廃トナー
容器13Bの開閉用の蓋板である。
従って、本実施例では、プロセスカートリッジ15にお
いて現像器12のトナー補給容器12B内に収納されていた
トナーが消費されて該トナー補給容器12Bが空になる
と、プロセスカートリッジ15を装置本体1から取り出し
てトナー補給容器12Bと廃トナー容器13Bとを入れ替え、
感光ドラム10に画像形成能力がある限り、廃トナー容器
13B内に回収された廃トナーを使用して画像形成ができ
ることとなり、トナーの有効利用が図られて装置のラン
ニングコストが低減される。尚、この場合、廃トナー容
器13Bとトナー補給容器12Bを同一形状とし、廃トナー容
器13B内に予め若干のトナーを入れておけば、廃トナー
容器13Bとトナー補給容器12Bとを交換した場合、この廃
トナー容器13B内のトナーを用いて十分に画像形成を行
うことができる。
又、本実施例によれば、トナー補給容器12Bと廃トナ
ー容器13Bをそれぞれ現像器本体12Aとクリーニング器本
体13Aに対して着脱可能に構成し、しかも、これらのト
ナー補給容器12Bと廃トナー容器13Bには蓋板126,133を
それぞれ備えているため、トナー補給容器12Bと廃トナ
ー容器13Bを現像器本体12Aとクリーニング器本体13Aか
ら取り外した際のトナー漏れを確実に防ぐことができ
る。
更に、本実施例においては、トナー補給容器12Bと廃
トナー容器13Bはそれぞれ現像器本体12Aとクリーニング
器本体13Aに結合した際にプロセスカートリッジ15の外
枠体を兼ねるため、外枠体を別個に設けたプロセスカー
トリッジに対してコストダウンを図ることができる。
次に、本発明を参考例を第3図乃至第10図に基づいて
説明する。
<参考例1> 第3図は参考例1に係るプロセスカートリッジの断面
図、第4図は同プロセスカートリッジの斜視図、第5図
は同プロセスカートリッジに対して補給容器を交換する
ための説明図、第6図は同プロセスカートリッジに対し
て補給容器を着脱している状態を示す平面図であり、こ
れらの図においては第1図及び第2図に示したと同一要
素には同一符号を付しており、以下、それらについての
詳細は省略する。
本参考例においては、現像器12のみが現像器本体12A
に対して着脱自在なトナー補給容器12Bを有しており、
クリーニング器13は廃トナーを収納する廃トナー収納部
131を有している。
そして、トナー補給容器12Bの現像器本体12A側の開口
部123は該開口部123の内面に配設される支持部材125に
引き剥し自在に取り付けられたシール部材124により密
閉シールされており、内部のトナーTが外方に漏れ出さ
ないようになっているとともに、このシール部材124の
一端は第4図に示すように補給容器12Bの側窓126から外
方に突出し、その端部に把手124aが取り付けられてい
る。
而して、装置本体1内で使用されているプロセスカー
トリッジ15に対してトナー無しの信号が出力され、且
つ、感光ドラム10にも十分な画像形成能力が残っていれ
ば、プロセスカートリッジ15を装置本体1外に取り出
し、第5図及び第6図に示すように、現像器本体12Aに
対して空のトナー補給容器12Bを凹溝121に沿って現像器
本体12Aに対して摺動させてこれを外方へ取り外す。
次に、第5図に示すように、開口部123がシール部材1
24で覆われた新たなトナーTを有するトナー補給容器12
Bを同様に現像器本体12Aの凹溝121に摺動させてこれを
現像器本体12Aに取り付けた後、シール部材124の把手12
4aを外方に引けば、シール部材124は除去され、トナー
補強容器12B内のトナーTは現像器本体12a内に流入し、
現像器12による現像作業が可能となる。
以上のように、感光ドラム10の能力以上にトナーTが
使用され、現像器12内のトナーTが無くなっても、プロ
セスカートリッジ15中のトナー補給容器12Bを交換して
新たなトナーTを補給することができるため、画像形成
能力を未だ十分に有する感光ドラム10を無用に廃棄する
といった無駄は生じない。
又、現像器12のトナー補給容器12Bがプロセスカート
リッジ15のカートリッジ容器15aから外方に突出して露
出しているため、トナー補給容器12Bの交換も単に該ト
ナー補給容器12Bを現像器本体12Aの凹溝121に沿って摺
動させるだけで良く、且つ、トナー補給容器12Bの使用
に当っても外方に突出するシール部材124を外方に引き
出すだけで良く、その操作も非常に簡単なもので良い。
尚、感光ドラム10の画像形成能力は、装置本体1に取
り付けられた転写紙Pの使用枚数の表示カウンタで簡単
に調べることができる。
<参考例2> 次に、本発明の参考例2を第7図乃至第10図に基づい
て説明する。尚、第7図は本発明の参考例2に係るプロ
セスカートリッジの断面図、第8図は同プロセスカート
リッジのクリーニング器周りの拡大図、第9図は同プロ
セスカートリッジの斜視図、第10図は参考例2の変形例
に係るプロセスカートリッジの断面図である。
参考例1ではプロセスカートリッジ15中の現像器12の
トナー補給容器12Bを交換可能としたが、本参考例では
プロセスカートリッジ15中のクリーニング器13の排トナ
ー収容部131を交換可能としている。
即ち、第7図中、10,11,12,13はそれぞれ感光ドラ
ム、一次帯電器、現像器、クリーニング器であり、これ
らがカートリッジ容器15a内に収納されてプロセスカー
トリッジ15を形成しているが、クリーニング器13は、ク
リーニングブレード130により掻き落されたトナーTを
該クリーニング器13の内方に送り込む羽根132等を有す
るクリーニング器本体13Aと、カートリッジ容器15aから
外方へ突出し、クリーニング器本体13Aに対して着脱自
在な廃トナー容器13Bとから構成されている。尚、現像
器12はカートリッジ容器15aで全体的に覆われ、補給容
器と現像器本体とが一体となった構成となっており、参
考例1と同様に内部にシール部材124が配設されて該シ
ール部材124を除去することによってトナーTを現像ス
リーブ120の方へ供給できるよう構成されている。
ここで、クリーニング器13について第8図に基づき更
に詳細に説明すると、送り羽根132は図示矢印方向に回
転して感光ドラム10からの廃トナーTを廃トナー容器13
Bの方へ送り込むことができるようになっており、クリ
ーニング器本体13Aの廃トナー容器13Bとの結合部内面に
は図8の紙面垂直方向に内向きの凸部134が形成され、
廃トナー容器13Bのクリーニング器本体13Aと廃トナー容
器13Bとは一体的に嵌合して連結できるようになってい
る。
又、廃トナー容器13Bのクリーニング器本体13A側の開
口部136は該開口部136の内溝136aに沿って摺動する蓋板
133によって開閉可能となっており、該蓋板133は第9図
に示すように廃トナー容器13Bの側窓から開口部136の内
溝136aに沿って出し入れ自在となっている。
而して、装置本体1内で使用されているプロセスカー
トリッジ15に対して、廃トナー満杯の信号が出力され、
現像器12内には未だトナーTが十分に残っているととも
に、感光ドラム10にも十分な画像形成能力が残っていれ
ば、プロセスカートリッジ15を装置本体1外に取り出
し、クリーニング器13の廃トナー容器13Bの開口部136を
蓋板133で閉じるとともに、廃排トナー容器13Bをクリー
ニング器本体13Aの凸部134に沿って摺動させてこれを外
方へ取り外す。
次に、空の廃トナー容器13Bの凹溝135とクリーニング
器本体13Aの凸部134を嵌合させつつ摺動させ、この廃ト
ナー容器13Bをクリーニング器本体13Aに取り付ければ、
このプロセスカートリッジ15は再使用できることとな
り、画像形成能力を十分に残した感光ドラム10や未だ十
分なトナーTを有する現像器12を廃棄するといった無駄
を回避することができる。
又、クリーニング器13の廃トナー容器13Bがカートリ
ッジ容器15aから外方に突出して露出しているため、こ
の取り付け取り外し共に参考例1の現像器12のトナー補
給容器12Bと同様に簡単である。
尚、廃トナーTが通常の場合より多く回収される場合
としては、転写帯電器14の転写能力が低下した場合や、
装置本体1が高湿環境で用いられ、転写帯電器14の電荷
が転写紙Pからその搬送ガイド23,24(第2図参照)を
介してリークして転写が十分になされない場合がある。
又、本参考例の変更例として、第10図に示すように、
現像器12も参考例1と全く同様に現像器本体12Aとトナ
ー補給容器12Bに分け、該補トナー給容器12Bを現像器本
体12Aに着脱自在として、プロセスカートリッジ15に対
してトナーTの補給もできるようにしても良い。即ち、
写真等のように印字率の高い原稿に対して画像を形成し
た場合、転写紙Pの1枚当りのトナー量が通常より多く
なるとともに廃トナー量も多くなるため、トナー補給容
器12Bを新たなものと交換した後、廃トナー容器13Bが満
杯ンとなっても、未だ感光ドラム10に画像形成能力が十
分残っている場合があり、斯かる場合に廃トナー容器13
Bをも交換できるようにしておくとプロセスカートリッ
ジ15が更に再使用できることとなる。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、現像
トナー収納部とクリーニングトナー収納部とに互換性を
持たせたため、現像トナー収納部に収容されていたトナ
ーが消費されて現像トナー収納部が空になると、プロセ
スカートリッジを画像形成装置本体から取り出して現像
トナー収納部とクリーニングトナー収納部とを入れ替え
てクリーニングトナー収納部に回収された廃トナーを使
用して画像形成を行うことができるため、トナーの有効
利用が図られて装置のランニングコストを下げることが
できるという効果が得られる。
又、本発明によれば、主枠体に対して副枠体を着脱可
能に構成し、しかも、副枠体にはトナー収納部に設けら
れたトナーが通過するためのトナー通過開口を開放可能
な蓋部材を備えているため、副枠体を主枠体から取り外
した際にトナー漏れのないプロセスカートリッジを構成
することができる。
更に、本発明によれば、副枠体は主枠体の先端部分で
もって該主枠体に結合した際にプロセスカートリッジの
外枠体を兼ねるため、外枠体を別個に設けたプロセスカ
ートリッジに対してコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るプロセスカートリッジの断面図、
第2図は本発明に係る画像形成装置の断面図、第3図は
本発明の参考例1に係るプロセスカートリッジの断面
図、第4図は同プロセスカートリリッジの斜視図、第5
図は同プロセスカートリッジに対して補給容器を交換す
るための説明図、第6図は同プロセスカートリッジに対
して補給容器を着脱している状態を示す平面図、第7図
は本発明の参考例2に係るプロセスカートリッジの断面
図、第8図は同プロセスカートリッジのクリーニング器
周りの拡大図、第9図は同プロセスカートリッジの斜視
図、第10図は参考例2の変形例に係るプロセスカートリ
ッジの断面図、第11は従来のプロセスカートリッジの断
面図である。 1……装置本体(画像形成装置本体)、10……感光ドラ
ム、12……現像器(現像手段)、12A……現像器本体
(主枠体)、12B……トナー補給容器(副枠体;現像ト
ナー収納部)、13……クリーニング器(クリーニング手
段)、13A……クリーニング器本体(主枠体)、13B……
廃トナー容器(副枠体;クリーニングトナー収納部)、
15……プロセスカートリッジ、123,136……開口部(ト
ナー通過開口)、126,133……蓋板(蓋部材)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 浩人 東京都大田区下丸子3―30―2 キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 竹内 昭彦 東京都大田区下丸子3―30―2 キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 斉藤 哲雄 東京都大田区下丸子3―30―2 キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 大塚 康正 東京都大田区下丸子3―30―2 キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 高橋 俊夫 東京都大田区下丸子3―30―2 キヤノ ン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−286874(JP,A) 特開 昭62−35383(JP,A) 特開 昭61−34566(JP,A) 特開 昭63−178271(JP,A) 実開 昭62−41151(JP,U) 実開 昭62−170969(JP,U) 実開 昭55−137152(JP,U) 実開 昭63−135359(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/00 556

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカ
    ートリッジにおいて、 感光ドラムと、 トナーを用いて、前記感光ドラムに形成された潜像を現
    像するための現像手段と、 前記感光ドラムに残留するトナーを除去するクリーニン
    グ手段と、 前記感光ドラムと、現像手段と、クリーニング手段とを
    備えた主枠体と、 トナーを収納するトナー収納部と、前記トナー収納部に
    収納されたトナーが通過するためのトナー通過開口を開
    放可能に閉鎖するための蓋部材とを備えて、前記主枠体
    に対して着脱可能な副枠体と、 を有し、 前記副枠体は、前記主枠体の前記現像手段側の開放され
    た先端部分に取り外し可能に結合して、前記現像手段に
    よって現像に用いられるトナーを収納する現像トナー収
    納部として、及び、前記主枠体の前記クリーニング手段
    側の開放された先端部分に取り外し可能に結合して、前
    記クリーニング手段によって除去されたトナーを収納す
    るクリーニングトナー収納部として、互換性を有して前
    記主枠体に対して着脱可能であって、前記副枠体は前記
    プロセスカートリッジの外枠体を兼ねる構成であること
    を特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 【請求項2】プロセスカートリッジを着脱可能であっ
    て、記録熱媒に画像を形成する画像形成装置において、 a.感光ドラムと、 トナーを用いて、前記感光ドラムに形成された潜像を現
    像するための現像手段と、 前記感光ドラムに残留するトナーを除去するクリーニン
    グ手段と、 前記感光ドラムと、現像手段と、クリーニング手段とを
    備えた主枠体と、 トナーを収納するトナー収納部と、前記トナー収納部に
    収納されたトナーが通過するためのトナー通過開口を開
    放可能に閉鎖するための蓋部材とを備えて、前記主枠体
    に対して着脱可能な副枠体と、 を有し、 前記副枠体は、前記主枠体の前記現像手段側の開放され
    た先端部分に取り外し可能に結合して、前記現像手段に
    よって現像に用いられるトナーを収納する現像トナー収
    納部として、及び、前記主枠体の前記クリーニング手段
    側の開放された先端部分に取り外し可能に結合して、前
    記クリーニング手段によって除去されたトナーを収納す
    るクリーニングトナー収納部として、互換性を有して前
    記主枠体に対して着脱可能であって、前記副枠体は前記
    プロセスカートリッジの外枠体を兼ねる構成であるプロ
    セスカートリッジを装着するための装着部と、 b.前記記録熱媒を搬送する搬送手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
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