JP2853505B2 - 静止誘導機器 - Google Patents

静止誘導機器

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JP2853505B2
JP2853505B2 JP5060115A JP6011593A JP2853505B2 JP 2853505 B2 JP2853505 B2 JP 2853505B2 JP 5060115 A JP5060115 A JP 5060115A JP 6011593 A JP6011593 A JP 6011593A JP 2853505 B2 JP2853505 B2 JP 2853505B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/32Insulating of coils, windings, or parts thereof
    • H01F27/322Insulating of coils, windings, or parts thereof the insulation forming channels for circulation of the fluid

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  • Power Engineering (AREA)
  • Transformer Cooling (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は変圧器、リアクトルな
どの静止誘導機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、例えば、特開昭56−7810
9号公報に示された従来の内鉄形の送油式変圧器の一例
を示す断面図である。図において、1は本体タンク、2
は鉄心、3は鉄心脚部に挿入された内側コイル群、4は
内側コイル群3の外周に配置された外側コイル群、5は
鉄心2の継鉄部を締付けるとともに内側コイル群3及び
外側コイル群4を支える鉄心締付金具である。鉄心2は
けい素鋼板を積層して形成し、積層された中間に間隙2
aが設けられて冷媒が通過可能に構成されている。内側
コイル群3は円板状コイル3aを積層して形成し円板状
コイル3aの相互間はスペーサが間挿されて冷媒が通過
可能なように構成されている。外側コイル群4は円板状
コイル4aをスペーサを間挿して積層されている。6は
内側コイル群3及び外側コイル群4と、鉄心締付金具5
との間に挿入されている絶縁板、該絶縁板6と、鉄心締
付金具5には内側コイル群3及び外側コイル群4が当接
する中間位置に冷媒が通過可能に複数の冷媒流通口6a
が円周方向等間隔に穿たれている。7は内側コイル群3
と外側コイル群4の間の絶縁バリア、8は外側コイル群
4とタンク1間の絶縁バリアである。9は冷媒を循環さ
せて本体に発生した損失を放熱する冷却器、10は冷媒
を循環させるポンプ、11はタンク1の上部と冷却器9
の上部を連通する配管、12は冷却器9の下部とタンク
1の下部を連通する配管である。13は本体部分のコイ
ル群3、4の冷媒流量を一定量に制限するための側管、
14は側管13内冷媒流量を制御する制御弁である。1
5は冷却器で冷却された冷媒が吐出する冷媒室である。
本体タンク1内部には冷媒となる絶縁油が充満されてい
る。
【0003】図10は外鉄形の送油式変圧器をコイルが
横方向になるようにした場合の一実施例である。図10
において21は本体タンク、22は鉄心、23は鉄心2
2と鎖交するように配置されている低圧コイル群、24
は鉄心22と鎖交するように配置されている高圧コイル
群である。低圧コイル群23、高圧コイル群24はそれ
ぞれ板状に巻回されたコイル23aまたは24aを積層
して形成し、高圧コイル群24を中央に配置し、低圧コ
イル群23は2群に分割して高圧コイル群24の上、下
両側に配置されている。積層された板状のコイル23
a、24aの層間は、冷媒が流通するようにスペーサを
間挿して間隙が保たれている。25は低圧コイル群2
3、及び高圧コイル群24のそれぞれの積層された側面
に添わせ、コイル群23、24の両側が開口して冷媒の
流入口25a及び流出口25bを形成するように配置さ
れた油流ガイドである。26は2分割された低圧コイル
群23及び高圧コイル群24が積層された上下両面に添
わせコイル群23、24の内部の冷媒流路を確保すると
ともにコイル群23、24と鉄心22の間の絶縁耐力を
確保する絶縁板でもある。29は冷却器、30はポン
プ,31、32は冷却器29とタンク21とを連通させ
る配管である。35はタンク21の両端の冷媒が流入す
る冷媒室である。
【0004】つぎに動作について説明する。図9におけ
る内鉄形送油式変圧器においては、タンク1の内部に充
填されている冷媒はポンプ10によって圧力が与えられ
てタンク1の下部に流入し、鉄心締付金具5と絶縁板6
に穿たれている冷媒流通口6aより内側コイル群3及び
外側コイル群4の側面に流入し、コイル群3、4の側面
を上昇してタンク上部に至る流路と、鉄心2の中間の間
隙2a、及び鉄心2とコイル群23、24との間を上昇
してタンク上部に至る流路とに分流してコイル群3、4
及び鉄心2を冷却しながらタンク1の上部に上昇する。
コイル群3、4の冷媒流速をあまり速くすると冷媒とコ
イル表面に施こされている絶縁物との摩擦によって静電
気が発生して絶縁物表面に電荷が蓄積し、蓄積電荷が限
界を超えると静電気放電が発生し、これがトリガーとな
って絶縁破壊に至る可能性があるという問題点があるの
で、コイル群3、4の側面の冷媒流速は所定の値を越え
ないようにポンプ10の吐出流を側管11にも分流さ
せ、制御弁12によってタンク1の上部へバイパスさせ
て流量を調節して、コイル群3、4の側面流速を所定の
値に制御している。タンク1の上部の冷媒は配管11よ
り冷却器9に吸引されて冷却されながら下降してポンプ
10に至る系路で循環する。
【0005】図10に示す外鉄形送油式変圧器において
は、コイル群23、24が横方向に配置されておりタン
ク21内の冷媒は、ポンプ30によって圧力を与えられ
てタンク21内の図示左側の冷媒室35aに流入し、コ
イル群23、24端部の冷媒流入口25aよりコイル群
23、24の積層された間隙を通って、コイル導体の方
向にコイル群23、24を冷却しながら冷媒流出口25
bよりタンク21の図示右側の冷媒室35bへ流出する
系路と、鉄心22の積層された表面を上昇する系路とに
分流し、タンク21内の図示右側の冷媒室35bに流出
する。タンク21内の図示右側の冷媒室35bの冷媒は
配管31より冷却器29に吸引され冷却されてポンプ3
0に至る系路で循環する。鉄心22とタンク21の間及
び鉄心22とコイル群3、4との間は、図示していない
が鉄心22の冷却が最適になるように絶縁物等によって
流路が形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の静止誘導機器は
以上のように構成されているのでつぎのような問題点が
ある。図9の内鉄形の送油式変圧器においてはコイル群
3、4及び鉄心2の部分を通過した冷媒は、本体を冷却
しないで側管11を通ってバイパスしてきた冷媒と混じ
り合って温度が低くなり、温度が低い状態で冷却器9に
流入し、冷却器9での放熱量を確保するには冷却器を多
くする必要があるという問題点がある。一方コイル群
3、4の部分を流れる冷媒流は上記説明のとおり流速を
速くすると静電気発生の問題があり所定の流速以上にで
きないのでコイル群3、4で発生する損失熱を小さくす
るために電流密度を小さくする等の対策が必要であり、
機器として大きくなる問題点がある。
【0007】図10の外鉄形の送油式変圧器において
は、冷媒はコイル群23、24の一端に設けられた冷媒
流入口25aよりコイル群23、24の内部に流入し、
図10中の符号Wで示した流路巾を流れ、他端に設けら
れた冷媒流出口25bより流出する流路を流れるので流
路断面積は小さく、流路も長く、その間の冷媒の温度上
昇が高くなるので、流速を早くして流量を増す必要があ
る。しかし、流速を速くすると、上記の静電気発生の問
題もあるため、コイル群23、24の電流密度を小さく
設計して発生熱量を低く押える方策をとる必要があり機
器として大きくなるという問題点がある。
【0008】上記は冷媒が絶縁油の場合の説明を行った
が冷媒をSF6ガス等の絶縁性ガスを用いて送ガス式変
圧器とすることができる。この場合、冷媒となるSF6
ガスは絶縁油に比較して容積当りの熱容量が小さく冷媒
流量を大きくする必要があるが送油式と同様の構成でコ
イル群内のガス流量を大きくするにも限度があるため、
コイル群内に発生する損失が小さくなるように、絶縁油
の場合と同様に例えば電流密度を小さくする等の方策を
とることが必要となり機器が大形になるという問題点が
あった。
【0009】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、冷却器を通過させる冷媒が全量コイル群
及び鉄心の冷却に寄与するように循環させても静電気発
生等の不具合を生じることなく有効に冷却され、コイル
群の電流密度を小さくする等の方策の必要がない小形で
安価な静止誘導機器を提供することを目的とするもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る内鉄形の送油式の静止誘導機器は積層されたコイル群
を複数に区分し、区分されたコイル区分のひとつおきに
内周側が開口し外周に冷媒を送り込む複数の冷媒流通口
を等間隔に穿った断面がコの字形のドーナツ状の冷媒ガ
イドで包み込むように挿入し、冷媒ガイド外周に穿たれ
た穴と冷却器で冷媒が吐出する冷媒室とを内部配管で連
通させたものである。
【0011】この発明の請求項2に係る内鉄形の送油式
の静止誘導機器は鉄心脚を中心に同心配置された内側コ
イル群と外側コイル群の積層されたコイル群を複数に区
分し、区分されたコイル区分のひとつおきに内周側が開
口し、外周に冷媒を送り込む複数の冷媒流通口を等間隔
に穿った断面がコの字形のドーナツ状の冷媒ガイドで包
み込ように挿入し、内側コイル群と外側コイル群との間
には絶縁筒が設けてあり、冷媒ガイド外周に穿たれた冷
媒流通口と冷却器で冷却された冷媒が吐出するタンク下
部に形成された冷媒室とを内部配管で連通させ、内側コ
イル群の冷却は、冷却された冷媒が吐出するタンク下部
に形成された冷媒室より冷媒を導入し、コイル群側面を
上部に流通させたものである。
【0012】この発明の請求項3に係る内鉄形の送油式
の静止誘導機器は鉄心脚を中心に同心配置されたコイル
群を複数に区分し、区分されたコイル区分の間に内周側
が開口し外周に冷媒を送り込む複数の冷媒流通口を等間
隔に穿った断面がコの字形のドーナツ状の冷媒ガイドを
間挿し、冷媒ガイド外周に穿たれた冷媒流通口と冷却器
で冷却された冷媒が吐出する冷媒室と内部配管で連通さ
せたものである。
【0013】この発明の請求項4に係る外鉄形の送油式
の静止誘導機器は、鉄心を鎖交するように板状コイルを
積層して構成されるコイル群が水平に配置され、高圧コ
イル群を中央に、低圧コイル群を2分割して高圧コイル
群の上下に配置して各コイル群の間に内周が開口し外周
の両端に冷媒の流路となる冷媒流通口を穿った断面がコ
の字形の冷媒ガイドを間挿し、冷媒ガイドの外周に穿た
れたそれぞれの冷媒流通口と冷却器入口とを内部配管で
連通させたものである。
【0014】この発明の請求項5に係る外鉄形の送油式
の静止誘導機器は鉄心の積層された中央部に間隙を設
け、冷媒通路とし、鉄心を鎖交するように板状コイルを
積層して構成されるコイル群が水平配置され、高圧コイ
ル群を中央に、低圧コイル群を2分割して高圧コイル群
の上下に配置して各コイル群の間に内周が開口し、外周
の両端に冷媒の流路となる冷媒流通口を穿った断面がコ
の字形の冷媒ガイドを間挿し、冷媒ガイドの外周に穿た
れたそれぞれの冷媒流通口と冷却器入口とを内部配管で
連通させたものである。
【0015】
【作用】この発明の請求項1においては、冷却器で冷却
された冷媒がポンプによって加圧され内部配管より冷媒
ガイドで包み込まれたコイル区分に流入し、スペーサを
介して積層された円板コイルの層間を並行して鉄心脚部
に向って流れ、鉄心脚外周部で上下に分かれて反転し、
冷媒ガイドがないコイル区分の層間を外周に向って流れ
るので、流路は短かくコイルの層間の通過中の冷媒の温
度はそれ程高くならず、流速を速くしなくても良好に冷
却され、流速を速くしたときに生じる静電気による帯電
現象も回避できる。
【0016】この発明の請求項2においては冷却器で冷
却された冷媒がポンプによって加圧され、コイル群の冷
媒流の内側の内側コイル群の冷媒流は内側コイル群の下
端部の冷媒流通穴より内側コイル群の表面に添って上昇
するものと、内部配管より外側コイル群の冷媒ガイドで
包み込まれたコイル区分に流入し、スペーサを介して積
層された円板状コイルの層間を並行して流れ、絶縁筒の
外周部で上下に分かれて反転し、冷媒ガイドのない部分
を外周方向に向って流れるので冷媒流路は短かく、コイ
ルの層間を通過中の冷媒の温度はそれ程高くならず、流
速を速くしなくても良好に冷却され、流速を速くしたと
きに生じる静電気による帯電現象も回避できる。
【0017】この発明の請求項3においては、冷却器で
冷却された冷媒がポンプによって加圧され内部配管より
冷媒ガイドに流入して鉄心脚部まで流れ、鉄心脚外周部
で上下に分れて反転し、スペーサを介して積層された円
板状コイルの層間を並行して外周部に向って流れるの
で、冷媒流路が短かく、コイルの層間を通過中の冷媒の
温度はそれ程高くならず、流速を速くしなくても良好に
冷却され、流速を速くしたときに生じる静電気による帯
電現象も回避できる。
【0018】この発明の請求項4においては、冷媒は鉄
心と鎖交するように配置され、複数に分割されたコイル
群の分割コイル間に間挿された冷媒ガイドの端部から内
部配管で連通された冷却器入口に引込まれて冷却され、
タンク内に流入して各コイル群のスペーサを介して積層
された板状コイルのそれぞれの層間を通って鉄心脚部に
向って流れ、鉄心脚表面で反転して冷媒ガイドに吸い込
まれる循環系路で循環するので、コイルの層間を通過す
る冷媒流路が短かくコイル層間を通過中の冷媒の温度は
それ程度高くならず、流速を速くしなくても良好に冷却
され、流速を早くしたときに生じる静電気による帯電現
象も回避できる。
【0019】この発明の請求項5においては、冷媒は鉄
心に鎖交するように配置され複数に分割されたコイル群
の分割コイル間に間挿された冷媒ガイドの両端から内部
配管で連通された冷却器入口に引込まれて冷却されてタ
ンク内に流入し、各コイル群に引き込まれる冷媒は鉄心
の中間に設けられた隙間にも流通して各コイル群のスペ
ーサを介して積層された板状コイルのそれぞれの層間鉄
心脚部に向って流れ、鉄心脚外周部で反転して冷媒ガイ
ドに吸い込まれる循環系路で循環して、鉄心及びコイル
群が冷却され、コイルの層間を通過する冷媒流路が短か
くコイルの層間を通過中の冷媒の温度はそれ程高くなら
ず、流速を速くしたときに生じる静電気による帯電現象
も回避できる。
【0020】
【実施例】
実施例1.図1、及び図2はこの発明の内鉄形送油式変
圧器における一実施例の内部構造を示す縦断面図と横断
面図である。図1は図2に示したA−A部分の断面を示
したものである。図において1〜5、9〜12、15は
従来の図9に示すものと同じ部分または同一機能を有す
るものであり説明は省略する。16は区分されたコイル
区分のひとつおきにコイル区分を包み込むように挿入し
た断面がコの字形の冷媒ガイドで外周部に複数の冷媒流
通口(6a)が穿たれている。17はタンク下部の冷媒
室と冷媒ガイド17とを連通する内部配管である。図中
に示した矢印は冷媒の流れの方向を示す。
【0021】鉄心2は従来例と同様にけい素鋼板を積層
し、積層された中間に間隙2aが設けられて冷媒が通過
可能に構成されている。コイルの配置は鉄心2の脚部を
中心にして内側コイル群3外側コイル群4が配置され、
それぞれのコイル群3、4はスペーサを介して円板状コ
イル3a、4aが積層され図示のとおり内側コイル群3
と外側コイル群4を一括して複数に区分し、区分された
コイル区分のひとつおきに冷却ガイド16で包み込むよ
うにして挿入し、この冷却ガイド16の外周の、冷媒流
通口16aとタンク下部の冷媒室15とを内部配管17
で図2に示すとおり複数箇所で連通されている。鉄心2
の部分はタンク下部の冷媒室15から脚鉄部分の周囲及
び積層された中間部の間隙を冷媒が流れるように構成さ
れている。
【0022】このように構成された内鉄形送油式変圧器
では、冷媒はポンプ10によって加圧されてタンク下部
に流出し、一部は鉄心2の脚部を上昇する冷媒流となっ
て鉄心2を冷却し、大部分は冷媒室15より内部配管1
7を通って冷媒ガイド16内に流入し、スペーサを介し
て積層されている円板状コイル3a、4aの層間を鉄心
2の脚部に向って流れ、鉄心2の脚部表面で上下に反転
して冷媒ガイド16を挿入していないコイル区分の層間
を外周に向って流れ外周よりタンク1の上部に上昇し、
タンク1の上部に上昇した冷媒は、タンク1の上部と冷
却器9の上部とを連通する配管11より冷却器9に流入
し、冷却されてポンプに至る循環系路を循環する。この
ように冷媒を循環させるとコイル群3、4内部の冷媒流
は各円板状コイル3a、4aが積層された層間を水平方
向に流れるので冷媒流路は短かく、コイル3、4の層間
を通過中の冷媒の温度はそれ程高くならず、流速を速く
しなくても、良好に冷却され、流速を速くしたときに発
生する絶縁物と冷媒の摩擦によって静電気が生じ絶縁物
が帯電するいわゆる流動帯電現象が回避できる。
【0023】実施例2.図3は、この発明の内鉄形送油
式変圧器における他の実施例を示すものであり、実施例
1が冷媒ガイド16で包み込まれるコイル区分は下部よ
り偶数番目としているのに対して、この実施例2.では
下部より奇数番目としたものである。実施例1.では偶
数番目を冷却ガイド16で包み込んだことにより、鉄心
2の脚部で反転した油流は上下に分かれて、冷媒ガイド
16で包み込まれていないコイル区分を外周に向って流
すのに対して、この実施例2.では鉄心2の脚部で反転
した油流が必ず上方の冷媒ガイド16で包み込まれてい
ないコイル区分の層間を外周に向って流れるようにした
ものである。このようにすることにより、何らかの原因
でポンプ10が停止した場合にも自然対流によって全コ
イル区分を流れるので実施例1.の場合に比較して自冷
容量が大きくなる。
【0024】実施例3.図4はこの発明の内鉄形送油式
変圧器における、その他の実施例を示すものであり、コ
イル群に施こされる絶縁の厚さは電圧に関係して厚さが
決定され高電圧になる程絶縁厚さが厚く施こされ、冷却
されにくくなるものであるがこの実施例3.では絶縁厚
さの薄い低圧の内側コイル群3は、従来例と同様に上昇
方向のみで冷却し、絶縁厚さが厚く、冷却されにくい高
圧の外側コイル群4の部分で複数に区分し、ひとつおき
に冷媒ガイド18で包み込むようにして挿入し、この冷
媒ガイド18の外周の冷媒流通口18aと、タンク下部
の冷媒室15とを図4に示すとおり内部配管17により
複数箇所で連通した構成としている。内側コイル群3と
外側コイル群4との間には絶縁バリヤ7を設けて冷媒流
路が区分されている。このように構成すると、冷媒の流
路は鉄心2の脚部及び、内側コイル群3は上昇する冷媒
流となり、外側コイル群4の冷媒流は冷媒ガイド18に
より、スペーサを介して積層された円板コイル4aの層
間を水平方向に流れる冷媒流となり、冷媒流路は短か
く、コイル群3、4を通過中の冷媒の温度はそれ程高く
ならず流速を速くしなくても良好に冷却され、流速を速
くしたときに発生する流動帯現象が回避できる。
【0025】実施例4.図5はこの発明の内鉄形送油式
変圧器のさらに冷媒流を変えた一実施例を示すものであ
る。実施例1との相違点は鉄心2の脚部を中心に同心状
に配置された内側コイル群3、外側コイル群4を一括し
て複数に区分し、区分されたコイル区分の間に断面コの
字形の冷媒ガイド19を配置したものであって、冷媒ガ
イド19の外周に設けられた冷媒流通口19aと冷媒室
15を内部配管17で連通させ、冷媒流は冷媒室15か
ら内部配管17を通って冷媒ガイド19より鉄心2の脚
部に流入し、鉄心2の脚部外周で上下に分れて反転し、
コイル群3、4のスペーサを介して積層された円板状コ
イル3a、4aの内周部より外周部に向う水平方向の冷
媒流となって、円板状コイル3a、4aが直接冷却され
るようにしたものである。このようにするとコイル群
3、4の層間を内周部から外周部に向かう冷媒流となっ
て、さらに冷媒流路は短かく、コイル群を通過中の冷媒
の温度はそれ程高くならず、冷媒流速を速くしたときに
発生するいわゆる流動帯電現象を回避することができ
る。
【0026】実施例5.図6はこの発明の外鉄形送油式
変圧器における一実施例を示す斜視図である。図におい
て21は本体を収納し内部に冷媒が充填されたタンク、
22はけい素鋼板を額縁形に積層した鉄心、23は板状
コイル23aをスペーサを介して積層された低圧コイル
群、24は板状コイル24aをスペーサを介して積層さ
れた高圧コイル群であり、低圧コイル群23は2分割さ
れ、高圧コイル群24を中央として、2分割された低圧
コイル群23が上下に配置されている。26は低圧コイ
ル群23と、高圧コイル群24との間に挿入され、内周
部が開口し、外周部は両端に冷媒が流通可能に冷媒流通
口26aが穿たれた冷媒ガイドである。27は冷媒ガイ
ド26の外周に穿たれた冷媒流通口26aと冷却器入口
とを連通させる内部配管である。28は積層されたコイ
ル群23、24の上端面及び下端面に配置され、冷媒流
がコイル群23、24の積層された板状コイル23a、
24aの表面のみを流通するように冷媒流路を形成する
隔壁であり、低圧コイル群23と鉄心22の間の絶縁耐
力を確保する絶縁バリヤでもある絶縁板である。30は
ポンプ、33は冷却器出口とタンク21とを連通する配
管、34は内部配管27と冷却器を連通する配管、35
は冷却器であり、ポンプ30、配管33、34冷却器3
5はタンク21の鉄心をはさむ両側に設けられている。
36はタンク1の両端に形成された冷媒室である。
【0027】このように構成された外鉄形送油式変圧器
において冷媒流は、冷却器35の出口に設けられたポン
プ30が運転されることにより冷媒はコイル群23、2
4の間に挿入されている冷媒ガイド26から内部配管2
7、配管34を通って冷却器35に入り、冷却されてタ
ンク21の鉄心をはさむ両側の冷媒室36に流入する。
冷媒室36に入った冷媒は、コイル群23、24の外周
部よりスペーサを介して積層された板状コイル23a、
24aの間隙の全周から鉄心22の脚部に向って流入
し、鉄心22の脚部で反転し、冷媒ガイド26より内部
配管27、配管34を通って冷却器35に流入する循環
系路で循環する。図7に冷媒ガイド26の部分の部分断
面図を示す。図6に示す実施例5では冷却器35がタン
ク1の両端の冷媒室36に各々に設けられており、それ
ぞれ冷媒ガイド26より冷媒を吸引する様に構成されて
おり、冷媒ガイド26の両端から吸引することにより冷
媒がコイル群23、24の積層された層間を全周にわた
ってコイルの外周から鉄心22の脚部に向う水平方向に
流れる冷媒流路となり、このような冷媒流路とすること
により、冷媒流路は短かく、コイル群23、24の層間
を通過中の冷媒の温度はそれ程高くならないので流速を
速くしなくても良好に冷却され、流速を速くしたことに
より発生するいわゆる流動帯電現象が回避できる。
【0028】実施例6.図8はこの発明の外鉄形送油式
変圧器の他の実施例を示す斜視図である。この実施例6
の実施例5との相違点は、鉄心22の構成を、けい素鋼
板が積層された、中間に間隙22aを設けたことが付加
された点であり、コイル群23、24に吸引される冷媒
が、鉄心22の中間の間隙22aからも流入するように
したものであってコイル群23、24に流入する冷媒を
全周にわたって均一にするとともに鉄心22も冷却され
やすくしたものである。
【0029】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0030】この発明の請求項1に係る内鉄形送油式静
止誘導機器は、鉄心脚を中心に同心配置されたコイル群
を複数に区分しひとつおきのコイル区分を冷媒ガイドで
包み込み冷媒がスペーサを介して積層された円板コイル
の間隙を水平方向に流れるようにしたことにより、冷媒
流路が短かくなり、円板コイルの上、下面より冷却され
るので流速を速くしなくても良好に冷却され、流速を速
くしたときに発生するいわゆる流動帯電現象も発生しな
い静止誘導機器が得られる。
【0031】この発明の請求項2に係る内鉄形送油式静
止誘導機器は、鉄心脚を中心に同心配置されたコイル群
の内、絶縁被覆が厚く施こされ、外側に配置されたコイ
ル群について冷媒ガイドで包み込み、冷媒がスペーサを
介して積層された層間を水平方向に流れるようにしたこ
とによりこの部分の冷媒流路は短かくなり、円板コイル
の上、下面より冷却される。通常内側に配置されるコイ
ル群は低圧コイル群であり絶縁被覆は薄く、積層された
側面の上昇流のみであっても良好に冷却されるので内側
コイル群、外側コイル群のバランスのとれた冷却とな
り、全体として流速を早くする必要がなく、流速を速く
したときに発生するいわゆる流動帯電現象が生じない静
止誘導機器が得られる。
【0032】この発明の請求項3に係る内鉄形送油式静
止誘導機器は、鉄心脚を中心に同心配置された、内側コ
イル群、外側コイル群を一括して複数に区分し、区分さ
れたコイル区分の間に冷媒ガイドを間挿し、冷媒を内部
配管、冷媒ガイドよりコイル群の内周部に導入して、コ
イル群の層間を内周部から外周部に向けて水平方向に流
れるようにしたことにより、冷媒流路の流体抵抗は請求
項1の構成よりもさらに小さくなり良好に冷却されるの
で流速を速くする必要がなく、流速を速くしたときに発
生するいわゆる流動帯電現象が発生しない静止誘導機器
が得られる。
【0033】この発明の請求項4に係る外鉄形送油式静
止誘導機器は、鉄心と鎖交するように配置されたコイル
群を複数に分割し、分割されたコイル群の間に冷媒ガイ
ド間挿し、冷媒ガイドの両端から内部配管により冷却器
に連通し、冷媒をコイル群から直接冷却器に吸引させる
構成としたことにより、コイル群内部の冷媒流はコイル
外周から積層された板状コイルの層間を鉄心脚部に向け
て水平方向に流れ、鉄心脚部で反転して、冷媒ガイドよ
り冷却器に吸引される流路で流れるので、冷媒流路は短
かく、コイル群の全周にわたって均一な流量となり、冷
媒流速を速くしなくても良好に冷却され、流速を速くし
たときに発生するいわゆる流動帯電現象が生じない外鉄
形の静止誘導機器が得られる。
【0034】この発明の請求項5に係る外鉄形送油式静
止誘導機器は、けい素鋼板を積層した鉄心の中間に間隙
を設け、コイル群及び冷却器の構成は請求項4と同じ構
成であり、コイル群部分は請求項4と同様に均一な冷媒
流で冷却され、さらに鉄心部分についても良好に冷却さ
れる外鉄形の静止誘導機器が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の送油式変圧器の内部構造
を示す縦断面図である。
【図2】この発明の実施例1の送油式変圧器の横断面図
である。
【図3】この発明の実施例2の送油式変圧器の内部構造
を示す縦断面図である。
【図4】この発明の実施例3の送油式変圧器の内部構造
を示す縦断面図である。
【図5】この発明の実施例4の送油式変圧器の内部構造
を示す縦断面図である。
【図6】この発明の実施例5の送油式変圧器の内部構造
を示す斜視図である。
【図7】この発明の実施例5の冷媒ガイドが挿入された
部分のコイルの部分断面図である。
【図8】この発明の実施例6の送油式変圧器の内部構造
を示す縦断面図である。
【図9】従来の内鉄形送油式変圧器の例を示す縦断面図
である。
【図10】従来の外鉄形送油式変圧器の例を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 タンク 2 鉄心 3 内側コイル群 4 外側コイル群 9 冷却器 10 ポンプ 11 配管 12 配管 15 冷媒室 16 冷媒ガイド 17 内部配管 18 冷媒ガイド 19 冷媒ガイド 21 タンク 22 鉄心 23 低圧コイル群 24 高圧コイル群 26 冷媒ガイド 27 内部配管 30 ポンプ 33 配管 34 配管 35 冷却器 36 冷媒室

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に鉄心とコイル群が収納され、冷媒
    が充填されたタンクと、該タンクの上部及び下部と配管
    で連通された冷却器とを備え、上記コイル群は、複数の
    板状コイルがスペーサを間挿して層間は冷媒が流通可能
    に積層されており、コイル群が鉄心脚部を中心として同
    心状に配置され、コイル群は積層方向が複数に区分さ
    れ、区分されたコイル区分の2区分を1組としてそのい
    ずれかに内周部が開口し、外周部に複数の冷媒流通口を
    穿った冷媒ガイドで包囲し、該冷媒ガイドの外周部に穿
    たれた冷媒流通口とタンク下部に形成された冷媒室とを
    内部配管で連通させた冷媒流路を形成し、冷媒が冷媒ガ
    イドで包囲されたコイル区分の層間を鉄心に向って流
    れ、鉄心脚部で反転して、冷媒ガイドのないコイル区分
    の層間を外周に向って流れるように冷媒流路を形成した
    ことを特徴とする静止誘導機器。
  2. 【請求項2】 内部に鉄心とコイル群が収納され、冷媒
    が充填されたタンクと、該タンクの上部及び下部と配管
    で連通された冷却器とを備え、上記コイル群は、複数の
    板状コイルがスペーサを間挿して層間は冷媒が流通可能
    に積層されており、複数のコイル群が鉄心脚部を中心と
    して同心状に配置され、各コイル群の間に各コイル群の
    冷媒流路を区画する絶縁筒が配置され、外側コイル群の
    積層方向が複数に区分され、区分されたコイル区分の2
    区分を1組としてそのいずれかに内周部が開口し、外周
    に複数の冷媒流通口を穿った冷媒ガイドで包囲し、該冷
    媒ガイドの外周に穿たれた冷媒流通口とタンク下部に形
    成された冷媒室とを内部配管で連通させて外側コイル群
    の冷媒通路を形成し、外側コイル群には冷媒が冷媒ガイ
    ドで包囲されたコイル区分の層間を中間の絶縁筒に向っ
    て流れ、絶縁筒の外周部で反転して冷媒ガイドのない外
    側コイル群の層間を外周部に向って流れる冷媒通路を形
    成し、内側コイル群には冷媒がタンク下部に形成された
    冷媒室よりコイル側面を上昇する冷媒通路を形成したこ
    とを特徴とする静止誘導機器。
  3. 【請求項3】 内部に鉄心とコイル群が収納され、冷媒
    が充填されたタンクと、該タンクの上部及び下部と配管
    で連通された冷却器とを備え、上記コイル群は、複数の
    板状コイルがスペーサを間挿して層間は冷媒が流通可能
    に積層されており、コイル群が鉄心脚部を中心として同
    心状に配置され、コイル群は積層方向が複数に区分さ
    れ、区分されたコイル区分の間に内周部が開口し、外周
    に複数の冷媒流通口を穿った冷媒ガイドを間挿し、該冷
    媒ガイドの外周に穿たれた冷媒流通口とタンク下部に形
    成された冷媒室とを内部配管で連通して、コイル群の冷
    媒通路を形成し、コイル群には冷媒が冷媒ガイドより鉄
    心脚部に向って流れ、鉄心脚部周囲で反転してコイル群
    の積層された層間を外周部に向って流れる冷媒通路を形
    成したことを特徴とする静止誘導機器。
  4. 【請求項4】 内部に鉄心とコイル群が収容され、冷媒
    が充填されたタンクと、該タンクの上部及び下部と配管
    で連通された冷却器とを備え、上記コイル群は、板状コ
    イルがスペーサを間挿して層間は冷媒が流通可能に積層
    され、鉄心と鎖交するように装着され、上記コイル群は
    積層方向が複数に区分され、区分されたコイル区分の間
    に内周部が開口し、外周の両端部に冷媒流通口を穿った
    冷媒ガイドを間挿し、該冷媒ガイドの外周の両端部に穿
    たれた冷媒流通口と冷却器の冷媒入口とを内部配管で連
    通させた冷媒流路を形成し、冷媒が冷媒ガイドから冷却
    器に吸引されることにより、コイル群の全周から、積層
    された層間を通って鉄心脚部に向って流れ鉄心脚部で反
    転して冷媒ガイドに吸引される冷媒流路を形成したこと
    を特徴とする静止誘導機器。
  5. 【請求項5】 内部に鉄心とコイル群が収容され、冷媒
    が充填されたタンクと、該タンクの上部及び下部と配管
    で連通された冷却器とを備え、鉄心はけい素鋼板を積層
    し、積層された中間に間隙が設けられ冷媒が流通可能に
    形成され、上記コイル群は板状コイルがスペーサを間挿
    して層間は冷媒が流通可能に積層され、鉄心と鎖交する
    ように装着され、コイル群は積層方向が複数に区分さ
    れ、区分されたコイル区分の間に内周部が開口し、外周
    の両端部に冷媒流通口を穿った冷媒ガイドを間挿し、該
    冷媒ガイドの外周の両端部に穿たれた冷媒流通口と冷却
    器の冷媒入口とを内部配管で連通させた冷媒流路を形成
    し、冷媒が冷媒ガイドから冷却器に吸引されることによ
    り、鉄心の間隙からも流通してコイル群の全周から積層
    された層間を通って鉄心脚部に向って流れ、鉄心脚部で
    反転して冷媒ガイドに吸引される冷媒流路を形成したこ
    とを特徴とする静止誘導機器。
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