JP2849624B2 - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JP2849624B2
JP2849624B2 JP1210476A JP21047689A JP2849624B2 JP 2849624 B2 JP2849624 B2 JP 2849624B2 JP 1210476 A JP1210476 A JP 1210476A JP 21047689 A JP21047689 A JP 21047689A JP 2849624 B2 JP2849624 B2 JP 2849624B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光性組成物を有する画像形成材料を用い
た画像形成方法に関するものである。本発明は、例え
ば、カラー印刷における色校正用のカラープルーフの転
写画像形成方法として利用することができる。
〔従来の技術〕
o−キノンジアジド化合物を含有する感光性組成物
は、例えば印刷用感光材料の分野で用いられている。多
色刷り印刷における本印刷の前に、校正刷り用として、
カラープルーフと称されるカラーシートが用いられるこ
とがあるが、例えばこのカラープルーフを構成するため
の感光性組成物として、この種の感光性組成物が用いら
れる。
この種の感光性組成物において、o−キノンジアジド
化合物は、一般に、着色剤と、結合剤(バインダー)と
して機能し得る高分子化合物とともに用いられている。
このような感光組成物を用いた感光材料は、色再現性
が良好であることが要請される。例えばカラープルーフ
の場合、印刷物の色再現性に近い画像、つまり印刷物に
近似した色画像の校正刷りが得られることが望まれる。
しかし従来のこの種のものは、色再現性が必ずしも充
分に満足すべき程度にまで至っていないのが現状であ
る。
〔発明の目的〕
本発明はかかる事情に鑑みて、色再現性に優れる画像
形成方法を提供せんとするものである。
〔目代点を解決するための手段〕
上記本発明の目的は、下記感光性組成物を有する画像
形成材料を露光・現像して画像部を形成し、少なくとも
該形成された画像部を被転写材料に転写して転写画像を
得る画像形成方法によって、達成される。
(a)キノンジアジドスルホニルクロライドと水酸基含
有化合物との縮合物で、かつ該縮合率が25〜70%である
o−キノンジアジド化合物 (b)着色剤 (c)下記一般式で示されるカルボン酸ビニルエステル
重合体単位を分子構造中に有する高分子化合物 RCOOCH=CH2 但し、Rは炭素数2〜17のアルキル基を表す。
を含有する感光性組成物。
この画像形成方法は、好ましい一つの態様にあって
は、画像部のみを被転写材料に転写する構成とすること
ができる。
本発明は、特定のオルトキノンジアジド化合物と、特
定の高分子化合物とを含有させることにより、上述した
目的を達成したものであって、きわめて多種にわたるオ
ルトキノンジアジド化合物と、膨大な種類の高分子化合
物の中から、上記の組み合わせが本発明の目的を達成し
得ることを見い出し、この知見に基づいてなされたもの
である。
本発明の作用は必ずしも明らかではないが、特定の組
成のオルトキノンジアジド化合物を用いることにより、
着色材のバインダー中での分散性が良好になり、その結
果着色画像の色再現性が良好になり、印刷インキ(印刷
物)の色再現性に近似させることができるようになった
のではないかと思われる。
以下本発明について、更に詳述する。
本発明の感光性組成物は、o−キノンジアジド化合物
として、キノンジアジドスルホニルクロライドと水酸基
含有の化合物との縮合物で、かつその縮合率が25〜70%
である化合物を含有する。このo−キノンジアジド化合
物は、感光剤として機能し得るものである。
具体的に例えば、1,2−ナフトキノンジアジド−4−
スルホニルクロライド、1,2−ナフトキノンジアジド−
5−スルホニルクロライド、1,2−ナフトキノンジアジ
ド−6−スルホニルクロライド等と、水酸基含有化合物
を縮合させた化合物が好適に用いられる。
水酸基含有化合物としては、例えばトリヒドロヘキシ
ベンゾフェノン、ジヒドロキシアンドラキノン、ビスフ
ェノールA、フェノールノボラック樹脂、レゾルシンベ
ンズアルデヒド縮合樹脂、ピロガロールアセトン縮合樹
脂等がある。
これら水酸基含有化合物のo−ナフトキノンジアジド
スルホン酸エステルは、次に示す合成法により容易に得
られる。
即ち水酸基含有化合物を適当な溶媒、例えばジオキサ
ン等に溶解させて、これにo−ナフトキノンジアジドス
ルホン酸クロライドを投入し、炭酸アルカリ(炭酸ナト
リウムや炭酸カリウム)を当量点まで滴下することによ
り、容易にエステル化反応が進行し、合成される。
ここに記したことを含めて、キノンジアジド化合物に
関しては、更にJ.コザー(J.Kosar)著「ライト・セン
シチブ・システム」(Light Sensitive System)(ニュ
ーヨーク市、ジョンワイリーアンドサンズ社、1965年発
行)、及び永松、乾共著“感光性高分子”(講談社、19
77年発行)に記載のものに従うことができる。
次に、本発明の感光性組成物は、下記一般式で示され
るカルボン酸ビニルエステル重合単位を分子構造中に有
する高分子化合物を含有する。
RCOOCH=CH2 但し、Rは炭素数2〜17のアルキル基を表す。
上記のような構造の高分子化合物であれば、任意に用
いることができるが、上記一般式で示される重合単位を
構成するためのカルボン酸ビニルエステルモノマーとし
ては、下記例示のものが好ましい。名称と化学式とを併
記して示す。
プロピオン酸ビニル CH3CH2COOCH=CH2 酪酸ビニル CH3(CH22COOCH=CH2 ピバリン酸ビニル (CH33CCOOCH=CH2 カプロン酸ビニル CH3(CH24COOCH=CH2 カプリル酸ビニル CH3(CH26COOCH=CH2 カプリン酸ビニル CH3(CH28COOCH=CH2 ラウリン酸ビニル CH3(CH210COOCH=CH2 ミリスチン酸ビニル CH3(CH212COOCH=CH2 パルミチン酸ビニル CH3(CH214COOCH=CH2 ステアリン酸ビニル CH3(CH216COOCH=CH2 バーサチック酸ビニル (R1,R2はアルキル基で、その炭素数の和は7である。
即ちR1+R2=C7H16の形になる) カルボン酸ビニルエステル単量体としては、カルボン
酸の主鎖を構成する炭素数が1〜4のものが更に好まし
い。特に、酢酸ビニルが好ましい。
なお上記Rには置換基を有するアルキル基も含み、即
ち置換カルボン酸のビニルエステルも重合単位に包含さ
れる。
高分子化合物は、カルボン酸ビニルエステルの1種を
重合させたポリマーでもよく、カルボン酸ビニルエステ
ルの2種以上を共重合させたポリマーでもよく、またカ
ルボン酸ビニルエステルとこれと共重合し得る他の単量
体との任意の成分比でのコポリマーであってもよい。
上記一般式で示される重合単位と組み合わせて用いる
ことができる単量体単位としては、 例えばエチレン、プロピレン、イソブチレン、ブタジ
エン、イソプレン等のエチレン系不飽和オレフィン類、 例えばスチレン、α−メチルスチレン、p−メチルス
チレン、p−クロロスチレン等のスチレン類、 例えばアクリル酸、メタクリル酸等のアクリル酸類、 例えばイタコン酸、マレイン酸、無水マレイン酸等の
不飽和脂肪酸ジカルボン酸類、 例えばマレイン酸ジエチル、マレイン酸ジブチル、マ
レイン酸ジ−2−エチルヘキシル、フマル酸ジブチル、
フマル酸ジ−2−エチルヘキシル等の不飽和ジカルボン
酸のジエステル類、 例えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸ド
デシル、アクリル酸2−クロロエチル、アクリル酸フェ
ニル、α−クロロアクリル酸メチル、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸エチル等のα−メチルン脂肪族モノカ
ルボン酸エステル類、 例えばアクリロニトリル、メタアクリロニトリル等の
ニトリル類、 例えばアクリルアミド等のアミド類、 例えばアクリルアニリド、p−クロロアクリルアニリ
ド、m−ニトロアクリルアニリド、m−メトキシアクリ
ルアニリド等のアニリド類、 例えばメチルビニルエーテル、エチルビニルエーテ
ル、イソブチルビニルエーテル、β−クロロエチルビニ
ルエーテル等のビニルエーテル類、 塩化ビニル、ビニリデンクロライド、ビニリデンシア
ナイド、 例えば1−メチル−1−メトキシエチレン、1,1−ジ
メトキシエチレ、1,2−ジメトキシエチチレン、1,1−ジ
メトキシカルボニルエチレン、1−メチル−1−ニトロ
エチレン等のエチレン誘導体類、 例えばN−(4−ヒドロキシフェニル)アクリルアミ
ド、N−(4−ヒドロキシフェニル)メタアクリルアミ
ド、o−,m−またはp−ヒドロキシスチレン等の芳香族
水酸基を有する単量体、 例えばヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシメ
タクリレート等のアルコール性水酸基を有する単量体、 例えばN−ビニルピロール、N−ビニルカルバゾー
ル、N−ビニルインドール、N−ビニルピロリデン、N
−ビニルピロリドン等のN−ビニル化合物等のビニル系
単量体 がある。これらのビニル系単量体は不飽和二重結合が
開裂した構造で高分子化合物中に存在する。
本発明において使用する高分子化合物として特に好ま
しいのは、酢酸ビニル重合単位を分子構造中に有するも
のである。その中でも、酢酸ビニル重合単位を40〜95wt
%有するもの、数平均分子量(MN)が、1,000〜100,000
のもの、重量平均分子量(MW)が、5,000〜500,000のも
のが好ましい。
更に好ましくは、酢酸ビニル重合単位(特にこれが40
〜95wt%のもの)及び酢酸ビニルより長鎖のカルボン酸
ビニルエステル重合単位を有する高分子化合物がよく、
特に数平均分子量(MN)が2,000〜60,000、重量平均分
子量(MW)が10,000〜150,000のものが好ましい。
この場合、酢酸ビニルと共重合して酢酸ビニル重合単
位を有する高分子化合物を構成するモノマーとしては、
共重合体を形成し得るものであれば任意であり、例えば
上記例示の単量体の中から任意に選ぶことができる。
以下に本発明において高分子化合物として用いること
ができる共重合体を、そのモノマー成分を示すことによ
り列記する。但し当然のことであるが、以下の例示に限
られるものではない。
酢酸ビニル−エチレン 酢酸ビニル−スチレン 酢酸ビニル−クロトン酸 酢酸ビニル−マレイン酸 酢酸ビニル−2−エチレンヘキシルアクリレート 酢酸ビニル−ジ−2−エチルヘキシルマレエート 酢酸ビニル−メチルビニルエーテル 酢酸ビニル−塩化ビニル 酢酸ビニル−N−ビニルピロリドン 酢酸ビニル−プロピオン酸ビニル 酢酸ビニル−ピバリン酸ビニル 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル 酢酸ビニル−ラウリン酸ビニル 酢酸ビニル−ステアリン酸ビニル 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル−エチレン 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル−2−エチルヘキ
シルアクリレート 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル−ラウリン酸ビニ
ル 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル−クロトン酸 プロピオン酸ビニル−バーサチック酸ビニル プロピオン酸ビニル−バーサチック酸ビニル−クロト
ン酸 ピバリン酸−ステアリン酸ビニル−マレイン酸 次に、本発明の感光性組成物は、着色剤を含有する。
着色剤としては、一般に染料、顔料を用いることができ
る。特に、色校正に使用する場合、そこに要求される常
色、即ち、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと一
致した色調の顔料、染料が必要となるが、その他金属
粉、白色原料、螢光顔料なども使われる。本発明をカラ
ープルーフに適用する場合、下記のような、この技術分
野で公知の多くの顔料及び染料を使用することができ
る。
(C.Iはカラーインデックスを意味する)。
ビクトリアピュアブルー(C.I42595) オーラミン(C.I41000) カチロンブリリアントフラビン(C.Iベーシック13) ローダミン6GCP(C.I45160) ローダミンB(C.I45170) サフラニンOK70:100(C.I50240) エリオグラウシンX(C.I42080) ファーストブラックHB(C.I26150) No.1201オノールイエロー(C.I21090) リオノールイエローGRO(C.I21090) シムラ−ファーストイエロー8GF(C.I21105) ベンジジンイエロー4T−564D(C.I21095) シムラ−ファースレッド4015(C.I12355) リオノールレッド7B4401(C.I15830) ファーストゲンブル−TGR−L(C.I74160) リオノールブルーSM(C.I26150) 三菱カーボンブラックMA−100 三菱カーボンブラック♯30,♯40,♯50 本発明において、感光性組成物及びこれを用いた感光
材料の着色感光層の着色剤/結合剤の比率は、目標とす
る光学濃度と着色感光層の現像液に対する除去性を考慮
して同業者に公知の方法により定めることができる。例
えば、染料の場合、好ましくはその含有量は重量で5%
〜75%、顔料の場合、好ましくはその含有量は重量で5
%〜90%が適当である。
本発明の感光性組成物は、これを用いて画像形成材料
を構成することができる。例えばカラープルーフとして
用いる場合等の、着色画像形成材料とすることができ
る。
この場合の着色画像形成材料の着色感光層は、像様露
光に続く現像により画像状に除去され、着色画像を形成
するものである。
着色感光層の膜厚は目標とする光学濃度、着色感光層
に用いられる着色剤の種類(染料、顔料、カーボンブラ
ック)及びその含有率により同業者に公知の方法により
定めることができるが、許容範囲内であれば着色感光層
の膜厚はできるだけ薄い方が解像力は高くなり、画像品
質は良好である。従って、該膜厚は、好ましくは0.1g/m
2〜5g/m2の範囲で使用されるのが通常である。
本発明の実施に際して、感光性組成物中には、必要に
応じて更に可塑性、塗布性向上剤等を添加することもで
きる。
可塑剤としては各種低分子化合物類、例えばフタル酸
エステル類、トリフェニルホスフェート類、マレイン酸
エステル類、塗布性向上剤としては界面活性剤、例えば
フッ素系界面活性剤、エチルセルロースポリアルキレン
エーテル等に代表されるノニオン活性剤を挙げることが
できる。
本発明の感光性組成物を用いて画像形成材料を構成す
る場合、用いる支持体は任意であるが、透明支持体が好
ましく用いられる。透明支持体としては、ポリエステル
フィルム、特に二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフ
ィルムが、水、熱に対する寸法安定性の点で好ましい。
そのほかアセテートフィルム、ポリ塩化ビニルフィル
ム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、
ポリエチレンフィルム等が使用し得る。
画像形成材料は、被転写材料に画像を転写する形で使
用することができる。このときの被転写材料上への転写
を効率良く行い、画像転写後の支持体の剥離を容易にす
るために、即ち支持体と画像形成層との間において離型
性を高めるために、支持体表面に離型処理を施すか、支
持体表面上に離型層を設けることができる。これらにつ
いては後述する。
本発明の画像形成方法は、本発明の感光性組成物を有
する画像形成材料を露光・現像して画像部を形成し、少
なくとも該形成された画像部を被転写材料に転写して転
写画像を得るものである。
本発明の画像形成方法を、例えば多色画像形成方法と
して具体化する場合、その基本的な方法は、次の
(I),(II)の方法ち大別できる。
(I)支持体上に第1色用の着色画像形成層を有する第
1着色画像形成材料を、被転写材料に重ねて、少なくと
も着色画像形成層を被転写材料に転写し、支持体を剥離
する。次に、第1色に対応した第1色フィルム原稿を通
して画像露光を行い、その後現像処理し、被転写材料に
第1色の着色画像を形成する。
次に、第1色とは色調の異なる第2色の着色画像形成
層を有する第2着色画像形成材料の少なくとも着色画像
形成層を、前記被転写材料上の第1色着色画像層上に転
写し、第2色に対応した第2色フィルム原稿の位置合わ
せ画像(一般にトンボ画像と称されるものが使用され
る)を、第1色トンボ画像と見当合わせを行った後、こ
の第2色フィルム原稿を通して画像露光を行い、続いて
現像処理を行い、被転写材料上に2色の整合した画像を
得る。以下同様に第3色および第4色も同様な処理を行
い、多色画像を得る。
なお、この方法は、特公昭47−27441合、特表昭56−5
01271号公報などによって知られている。
(II)第1色着色画像形成材料に第1色着色画像を形成
し、少なくともその着色画像を被転写材料に転写し支持
体を剥離する。また、第2着色画像形成材料に第2色着
色画像を形成した後、これに伴って形成された第2色ト
ンボ画像を、被転写材料上の第1色トンボ画像と見当合
わせを行いながら、第1色着色画像上に第2色着色画像
を転写し、その支持体を剥離して、2色の整合した画像
を得る。以下同様に、第3色及び第4色の着色画像も被
転写材料上に転写し、多色画像を得る。また、場合によ
り、この多色画像を他の被転写材料上に間接転写し、こ
の多色画像を得ることもある。
なお、この種の方法は、特開昭47−41830号、同59−9
7140号、同60−28649号及び米国特許第3,775,113号公報
に示されたものである。
本発明の画像形成方法においては、画像形成材料は、
通常色分解マスク等を通して像様露光された後現像さ
れ、画像が形成される。このとき、支持体上に得られた
画像から画像部のみが直接、被転写材料上に転写、積層
される態様をとることができる。即ち、実質的に画像を
形成する着色画像層のみが転写、積層されることが、好
ましい一つの態様である。この場合、被転写面上への転
写を効率良く行い、画像転写後の支持体の剥離を容易に
するために、支持体表面に適当な撥油性物質による離型
処理を施すか、あるいは支持体上に離型層を設けること
が好ましい。
このような撥油性物質としては、例えばシリコーン樹
脂、フッ素樹脂、フッ素系界面活性剤、ポリオレフィ
ン、ポリアミド等を用いることができ、また離型層とし
ては、例えばアルコール可溶性ポリアミド、アルコール
可溶性ナイロン、スチレンと無水マレイン酸との共重合
体の部分エステル化樹脂とメトキシメチル化ナイロンと
のブレンド物、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリレート、ポ
リメチルメタクリレートとアクリレートとの共重合体、
ポリ塩化ビニル、塩化ビニルと酢酸ビニルとの共重合
体、ポリビニルブチラート、セルローズアセテートフタ
レート、メチルセルロース、エチルセルロース、二酢酸
セルロース、三酢酸セルロース、ポリビニルアルコー
ル、ブチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
カルボキシメチルセルロース、シアノエチルセルロー
ス、セルロースアセテート、セルローストリアセテー
ト、セルロースアセテートブチレート、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロースフタレート、ヒドロキシプロピル
メチルセルロースヘキサヒドロフタレート、もしくはこ
れらの混合物等が適用し得る。
離型層の厚さは好ましくは0.01μm〜10μmの範囲で
あり、特に好ましくは0.1μm〜5μmの範囲である。
離型性を高めるため、特に好ましい態様として、支持
体の厚さより薄いポリプロピレン層またはポリエチレン
層を設ける例が挙げられる。
支持体上にポリプロピレン層、またはポリエチレン層
を設ける方法としては、 (1)ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、エポキシ樹
脂、ポリウレタン系樹脂、天然ゴム、合成ゴムなどを有
機溶剤に溶解した溶液を接着剤として用い、支持体上に
これら接着剤を塗布し、熱風または加熱によって乾燥し
た後、ポリプロピレンフィルム、またはポリエチレンフ
ィルムを重ね合わせ、加熱下に圧着してラミネートす
る、いわゆる乾式ラミネート法; (2)エチレントと酢酸ビニルの共重合物、エチレンと
アクリル酸エステルの共重合物、ポリアミド樹脂、石油
樹脂、ロジン類、ワックス類またはこれらの混合物を接
着剤とし、これら接着剤をそのまま加熱して溶融状態に
保ちながら、支持体上にドクターブレード法、ロールコ
ート法、グラビヤ法、リバースロール法等で塗布した
後、ただちに、ポリプロピレンフィルム、またはポリエ
チレンフィルムを貼り合わせて、必要に応じて高温加熱
してから冷却することによりラミネートする、いわゆる
ホットメルトラミネート法; (3)ポリプロピレン、またはポリエチレンを溶融状態
に保ち、押出し機によりフィルム状に押出し、これが溶
融状態にあるうちに、支持体を圧着してラミネートす
る、いわゆる押出ラミネート法; (4)溶融押出し法で支持体となるフィルムを成形する
際、複数基の押出し機を用い、溶融状態のポリプロピレ
ン、またはポリエチレンとともに、一回の成形により、
支持体フィルム上にポリプロピレン層、またはポリエチ
レン層を形成する、いわゆる共押出し法等 を挙げることができる。
本発明の画像形成方法において、画像形成材料を現像
するために用いる現像液は、被処理材料を現像する現像
作用を有するものであれば、任意に使用することができ
る。好ましくは、アルカリ剤とアニオン界面活性剤を含
む現像液を用いるのがよい。
使用できるアルカリ剤としては、 (1)ケイ酸ナトリウム,ケイ酸カリウム,水酸化カリ
ウム,水酸化ナトリウム,水酸化リチウム,第二または
第三リン酸ナトリウムまたはアンモニウム塩,メタケイ
酸ナトリウム,炭酸ナトリウム,アンモニア等の無機ア
ルカリ剤、 (2)モノ、ジ、またはトリメチルアミン,モノ、ジ、
またはトリエチルアミン、モノまたはジイソプロピルア
ミン,n−ブチルアミン,モノ、ジ、またはトリエタノー
ルアミン,モノ、ジ、またはトリイソプロパノールアミ
ン,エチレンイミン,エチレンジイミン等の有機アミン
化合物 等が挙げられる。
また使用できるアニオン界面活性剤としては、 (1)高級アルコール硫酸エステル類(例えば、ラウリ
ルアルコールサルフェートのナトリウム塩,オクチルア
ルコールサルフェートのアンモニウム塩,ラウリルアル
コールサルフェートのアンモニウム塩,第二ナトリウム
アルキルサルフェート等)、 (2)脂肪族アルコールリン酸エステル塩類(例えば、
セチルアルコールリン酸エステルのナトリウム塩等) (3)アルキルアリールスルホン酸塩類(例えば、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩,イソプロピルナ
フタレンスルホン酸ナトリウム塩,ジナフタレンスルホ
ン酸ナトリウム塩,メタニトロベンゼンスルホン酸ナト
リウム塩等) (4)アルキルアミドスルホン酸塩類 (5)二塩基脂肪族エステルのスルホン酸塩類(例えば
ナトリウムスルホコハク酸ジオクチルエステル,ナトリ
ウムスルコハク酸ジヘキシルエステル等) (6)アルキルナフタレンスルホン酸塩のホルムアルデ
ヒド縮合物(例えばジブチルナフタレンスルホン酸ナト
リウムのホルムアルデヒド縮合物等) が挙げられる。
アルカリ剤とアニオン界面活性剤とは、任意に組合わ
せて用いることができる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例、及び比較例について述べる。
なお当然のことではあるが、本発明は以下述べる実施
例にのみ限定されるものではなく、種々の態様をとるこ
とができるものである。
実施例1 厚さ50μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上
に厚さ25μmのポリプロピレンフィルムを乾式ラミネー
ト法によりラミネートした支持体のポリプロピレン表面
上に、下記組成の着色感光性組成物分散液をワイヤーバ
ーを用い、乾燥膜厚が1μmになるように塗布した後、
乾燥し、4色の着色画像形成材料を作成した。
バインダーポリマー 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル(80:20重量部)
共重合体 MN=22,000 MW=60,000 顔 料 ブラック:カーボンブラックMA−100(三菱化成製)
0.99g シアン :シアニンブルー4920(大日精化製) 0.55g マゼンタ:セイカファーストカーミン1483(大日精化
製) 0.68g イエロー:セイカッファーストイエローH−7055(大
日精化製) 0.68g 以上により得られた4色の着色像形成材料のポリエチ
レンテレフタレートフィルム面に各色の色分解網ネガフ
ィルムを重ね合わせ、4KWメタルハライドランプで50cm
の距離から20秒間画像露光を行い、下記現像液に30秒間
浸漬することにより現像を行い、4色の着色画像を形成
した。
〈現像液〉 Na2CO3 15g 界面活性剤(花王アトラス社製ペレックスNBL) 50g 蒸留水 1000g 次にブラック色画像の画像面とアート紙とを密着し、
加熱された1対のニップロール間を5kg/cm2の加圧条件
下にて50cm/分の速度で通過させた後、支持体の剥離を
行った。剥離は容易に行われ、アート紙上にブラック色
画像部のみが転写された。
引き続きシアン、マゼンタ、イエローの順に着色画像
の転写を行い、これによりアート紙上に4色から成るカ
ラープルーフィング画像が得られた。転写温度は80℃と
した。得られた画像の色再現性の評価は、表−1に示
す。本例では、画像部のみが転写されたので、仕上り
が、実際の印刷物にきわめて近似したものであった。
実施例2(参考例) 下記組成の離型層溶液を厚さ75μmの二軸延伸ポリエ
チレンテレフタレートフィルム上にワイヤーバーを用
い、乾燥膜厚0.5μmになるように塗布、乾燥した。
次に下記組成の熱融着層溶液を乾燥膜厚7μmになる
ように剥離層上に塗布、乾燥した。
次に下記組成の着色感光層分散液を熱融着層上に、ワ
イヤーバーを用い、乾燥膜厚が1μmになるように塗
布、乾燥した。
バインダーポリマー 酢酸ビニル−エチレン(90:10重量部)重合体 MN=40,000 MW=120,000 以上により得られた着色画像形成材料のポリエチレン
テレフタレートフィルム面に色分解網ポジフィルムを重
ね合わせ、4KWのメタルハライドランプで50cmの距離か
ら20秒間画像露光を行い、下記現像液に30秒間浸漬する
ことにより現像を行い、支持体上に着色画像を形成し
た。
〈現像液〉 NaOH 10g 界面活性剤(花王アトラス社製ペレックスNBL) 50g 蒸留水 1000g 次に、得られた着色画像の画像面と上質紙とを重ね合
わせ、加熱された1対のニップロール間を5kg/cm2の加
圧条件下にて50cm/分の速度で通過させることにより、
上質紙上に着色画像の転写を行い、着色画像形成材料の
支持体を剥離した。着色画像、熱融着層、及び離型層
が、上質紙上に転写された。転写温度は80℃とした。実
施例1と同じデータについて、表−1に示す。
実施例3 下記組成の離型層溶液を厚さ75μmのポリエチレンテ
レフタレートフィルム上に乾燥膜厚が0.5μmになるよ
うに塗布し、離型性表面に有する支持体を作成した。
(離型層溶液) トレジンF−30(アルコール可溶性ナイロン、東レ
製) 10g メタノール 90g 次に下記組成の4色の着色感光製組成物分散液を調製
し、乾燥膜厚が1μmになるように離型層上に塗布し、
4色の画像形成材料を作成した。
フェノールノボラック樹脂(MN=600,MW=900)−ナ
フトキノン−1,2−ジアジドスルホン酸エステル(縮合
率50%) 0.616g 下記バインダーポリマー 4.384g 下記顔料 下記の量 エチルセロソルブ 39.6 g フッ素系界面活性剤(3M社製、FC−430) 0.25 g バインダーポリマー 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル−ラウリン酸ビニ
ル−クロトン酸(50:20:20:5重量部)共重合体 MN=32,000 MW=72,000 顔 料 ブラック:カーボンブラックMA−100(三菱化成製)
0.99g シアン :シアニンブルー4920(大日精化製) 0.55g マゼンタ:セイカファーストカーミン1483(大日精化
製) 0.68g イエロー:セイカファーストイエローH−7055(大日
精化製) 0.68g 得られた4色の着色画像形成材料の着色感光層面に各
色の色分解網ポジフィルムを重ね合わせ、4KWメタルハ
ライドランプで50cmの距離から60秒間画像露光を行い、
下記現像液に30秒間浸漬することにより現像を行い、4
色の着色画像を形成した。
次に、別のポリエチレンテレフタレートフィルム上に
下記組成の画像受容層溶液を乾燥膜厚20μmになるよう
に塗布、乾燥し、画像受容シートを作成した。
〈現像液〉 Na2CO3 15 g 界面活性剤(花王アトラス社製ペレックスNBL) 50 g 蒸留水 1000 g (画像受容層溶液) 塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体(組成比75:25、日
信化学社製MPR−T−5) 18 g ペンタエリスリトールテトラアクリレート 11 g ミヒラーズケトン 0.1 g ベンゾフェノン 0.64 g パラメトキシフェノール 0.018g メチルエチルケトン 44 g 先に得たイエロー色画像を画像受容シートの画像受容
層面に密着し、加熱されている一対のニップロール間を
5kg/cm2の加圧条件下にて50cm/分の速度で通過させるこ
とにより、イエロー色画像を画像受容層上に転写し、色
画像側のポリエチレンテレフタレートフィルムを剥離し
た。
引き続き、マゼンタ、シアン、ブラックの順に着色画
像の転写を行い、画像受容シートの画像面側をアート紙
に密着させて、上記同条件にて一対のニップロール間を
通過させた後、画像受容シートのポリエチレンテレフタ
レートフィルム面に4KWのメタルハライドランプで50cm
の距離から30秒間全面露光を与え、その後、画像受容シ
ートのポリエチレンテレフタレートフィルムを剥離し
た。
アート紙上に多色カラープルーフィング画像が形成さ
れた。上記各実施例と同様のデータについて、表−1に
示す。
実施例4 厚さ50μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上
に厚さ25μmのポリプロピレンフィルムを乾式ラミネー
ト法によりラミネートした支持体のポリプロピレン表面
上に、下記組成の着色感光層分酸液を、ワイヤーバーを
用い、乾燥膜厚が1μmになるように塗布、乾燥した。
(着色感光層分散液組成) フェノールノボラック樹脂(MN=600,MW=900)−ナ
フトキノン−1,2−ジアジドスルホン酸エステル(縮合
率25%) 0.616g 下記バインダーポリマー 4.384g 下記顔料 下記の量 エチルセロソルブ 39.6 g フッ素系界面活性剤(3M社製FC−430) 0.25 g バインダーポリマー 酢酸ビニル−ステアリン酸ビニル−2−エチルヘキシ
ルアクリレート(70:20:10重量部)共重合体 MN=51,000 MW=95,000 顔 料 ブラック:カーボンブラックMA−100(三菱化成製)
0.99g シアン :シアニンブルー4920(大日精化製) 0.55g マゼンタ:セイカファーストカーミン1483(大日精化
製) 0.68g イエロー:セイカファーストイエローH−7055(大日
精化製) 0.68g 次に下記組成の接着層塗布液を、着色感光層上にワイ
ヤーバーを用い、乾燥膜厚5μmになるように塗布、乾
燥し、4色の着色画像形成材料を作成した。
(接着層塗布液組成) 脂環族飽和炭化水素樹脂アルコンP−90(荒川化学
製、軟化点100℃) 12g 脂環族飽和炭化水素樹脂アルコンP−100(荒川化学
製、軟化点90℃) 3g スチレン−ブタジエンブロック共重合体タフプレンA
(旭化成工業製) 5g トルエン 100ml 上記により作成された各色の着色画像形成材料のう
ち、シアンと一致した色調の顔料を用いた着色画像形成
材料の接着層面と、耐水性の白色合成紙(日清紡績製ピ
ーチコートWEK−110)と密着し、加熱された一対のニッ
プロール間を5kg/cm2の加圧条件下で50cm/分の速度にて
通過させ、シアンの着色画像形成材料を接着層を介して
白色合成紙上に接着した。
次に、白色合成紙上に接着されたシアンと一致した色
調の顔料を用いた着色画像形成材料の支持体表面に、シ
アンに対応する色分解網ポジフィルムを重ね合わせ、真
空密着法により密着した後、4KWメタルハライドランプ
で50cmの距離から20秒間画像露光を行い、引き続き、画
像露光後のシアンの着色画像形成材料から支持体を剥離
した後、下記現像液に30秒間浸漬することにより現像を
行い、白色合成紙上にシアン色の着色画像を形成した。
〈現像液〉 炭酸ナトリウム 15g 界面活性剤(花王アトラス社製ペレックスNBL) 50g 蒸留水 1000g 引き続き、シアン色の着色画像の形成された白色合成
紙上に、マゼンタと一致した色調の顔料を用いた着色画
像形成材料を接着層を介して接着させた後、上記同様操
作を施すことによりマゼンタ色と着色画像を形成し、更
にイエロー、ブラックについても同様の操作を繰り返
し、白色合成紙上に4色から成るカラープルーフィング
画像を形成した。上記各実施例の同様のデータについ
て、表−1に示す。
比較例1 実施例1においてo−キノンジアジド化合物として、
同原料化合物から得られるが縮合率か100%のもの、即
ち2,3,4−トリヒドロキシベンゾフェノン−ナフトキノ
ン−1,2−ジアジドスルホン酸エステル(縮合率100%)
を用い、そのほかは実施例と同様にした。
上記した実施例についてと同様のデータを、表−1に
示す。
比較例2 前記実施例4において、o−キノンジアジド化合物と
して、同原料化合物から得られるが縮合率が80%のも
の、即ちフェノールノボラック樹脂(MN=600,MW=90
0)−ナフトキノン−1,2−ジアジドスルホン酸エステル
(縮合率80%)を用い、そのほかは実施例4と同様にし
た。
上記した実施例についてと同様のデータを、表−1に
示す。
なお、上記各実施例、比較例とも、転写温度は80℃と
した。
実施例1〜4,比較例1,2の評価結果 上記各実施例及び比較例についての、色再現性の測定
結果を、次の表−1に示す。
色再現性は、選られた着色画像を印刷物と目視比較
し、色の違いが感知できるかどうかを判定し、次のよう
に評価した。
○:判定者の90%以上が色の違いを感知しない。
△:判定者の30〜40%が色の違いを感知。
表−1から理解されるように、本発明の実施例によれ
ば、きわめて満足な色再現性が実現できるのに対し、比
較例では、色再現性が劣ることがわかる。
〔発明の効果〕 上述の如く本発明によれば、色再現性に優れる感光性
組成物、及び画像形成方法を提供できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡部 学 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株 式会社内 (72)発明者 浦野 年由 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 三菱化成株式会社総合研究所内 (72)発明者 増田 哲也 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 三菱化成株式会社総合研究所内 (56)参考文献 特開 平1−112244(JP,A) 特開 昭63−208039(JP,A) 特開 平1−179039(JP,A) 特開 昭59−187340(JP,A) 特開 昭64−52139(JP,A) 特開 平1−179040(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03F 7/00 - 7/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記感光性組成物を有する画像形成材料を
    露光・現像して画像部を形成し、少なくとも該形成され
    た画像部を被転写材料に転写して転写画像を得る画像形
    成方法。 (a)キノンジアジドスルホニルクロライドと水酸基含
    有化合物との縮合物で、かつ該縮合率が25〜70%である
    o−キノンジアジド化合物 (b)着色剤 (c)下記一般式で示されるカルボン酸ビニルエステル
    重合単位を分子構造中に有する高分子化合物 RCOOCH=CH2 但し、Rは炭素数2〜17のアルキル基を表す。 を含有する感光性組成物。
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