JP2849622B2 - 画像形成方法 - Google Patents
画像形成方法Info
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- JP2849622B2 JP2849622B2 JP63328715A JP32871588A JP2849622B2 JP 2849622 B2 JP2849622 B2 JP 2849622B2 JP 63328715 A JP63328715 A JP 63328715A JP 32871588 A JP32871588 A JP 32871588A JP 2849622 B2 JP2849622 B2 JP 2849622B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特定の感光性組成物を有する画像形成材料
を用いた画像形成方法に関するものである。本発明は、
例えば、カラー印刷における色校正用のカラープルーフ
の転写画像形成方法として利用することができる。本発
明は特に、転写画像の寸度ずれが少なく、かつ、転写温
度を低くして画像転写が可能である画像形成方法を提供
するものである。
を用いた画像形成方法に関するものである。本発明は、
例えば、カラー印刷における色校正用のカラープルーフ
の転写画像形成方法として利用することができる。本発
明は特に、転写画像の寸度ずれが少なく、かつ、転写温
度を低くして画像転写が可能である画像形成方法を提供
するものである。
ジアゾ化合物及び/またはアジド化合物を含有する感
光性組成物は、例えば印刷用感光材料の分野で用いられ
ている。多色刷り印刷における本印刷の前に、校正刷り
用として、カラープルーフと称されるカラーシートが用
いられることがあるが、例えばこのカラープルーフを構
成するための感光性組成物として、この種の感光性組成
物が用いられることがある。
光性組成物は、例えば印刷用感光材料の分野で用いられ
ている。多色刷り印刷における本印刷の前に、校正刷り
用として、カラープルーフと称されるカラーシートが用
いられることがあるが、例えばこのカラープルーフを構
成するための感光性組成物として、この種の感光性組成
物が用いられることがある。
ジアゾ化合物及び/またはアジド化合物は、一般に、
結合剤として機能し得る高分子化合物とともに用いられ
ている。
結合剤として機能し得る高分子化合物とともに用いられ
ている。
この種の従来技術として、特開昭59−97140号、特開
昭47−41830号には、感光性組成物として、アジド化合
物と、ノボラック型フェノール樹脂、合成ゴム等、また
ジアゾ化合物と、ポリビニルアルコール、ポリアクリル
アミド等を含有する例が記載されている。
昭47−41830号には、感光性組成物として、アジド化合
物と、ノボラック型フェノール樹脂、合成ゴム等、また
ジアゾ化合物と、ポリビニルアルコール、ポリアクリル
アミド等を含有する例が記載されている。
しかし上記従来の感光性組成物は、この組成物を用い
て感光材料とし、これを露光・現像して画像を得、該画
像を紙などの被転写材料に転写する場合、その転写に高
温加熱を必要とする。このため、紙などの被転写材料
や、あるいは感光材料自体が熱により膨張したり変形し
たりすることがあり、これは転写画像の寸度ずれをもた
らす。
て感光材料とし、これを露光・現像して画像を得、該画
像を紙などの被転写材料に転写する場合、その転写に高
温加熱を必要とする。このため、紙などの被転写材料
や、あるいは感光材料自体が熱により膨張したり変形し
たりすることがあり、これは転写画像の寸度ずれをもた
らす。
このような寸度ずれは、例えば上記したような校正用
のカラープルーフとして用いたとき、極めて問題であ
る。多色画像間の寸度ずれをもたらすことがあるからで
ある。
のカラープルーフとして用いたとき、極めて問題であ
る。多色画像間の寸度ずれをもたらすことがあるからで
ある。
本発明は上記従来技術の問題点を解決し、画像転写の
際もその転写に高温加熱を要さず、従って寸度ずれなど
を生じない画像形成方法を提供することを目的とする。
際もその転写に高温加熱を要さず、従って寸度ずれなど
を生じない画像形成方法を提供することを目的とする。
上記本発明の目的は、ジアゾ化合物及び/またはアジ
ド化合物、及び下記一般式で示されるカルボン酸ビニル
エステル重合単位を分子構造中に有する高分子化合物を
含有することを特徴とする感光性組成物(以下適宜、こ
のような化合物を「本発明の感光性組成物」などと称す
る)を有する画像形成材料を露光・現像して画像部を形
成し、該形成された画像部のみを被転写材料に転写して
転写画像を得る画像形成方法によって、達成される。
ド化合物、及び下記一般式で示されるカルボン酸ビニル
エステル重合単位を分子構造中に有する高分子化合物を
含有することを特徴とする感光性組成物(以下適宜、こ
のような化合物を「本発明の感光性組成物」などと称す
る)を有する画像形成材料を露光・現像して画像部を形
成し、該形成された画像部のみを被転写材料に転写して
転写画像を得る画像形成方法によって、達成される。
RCOOCH=CH2 但し、Rは炭素数2〜17のアルキル基を表す。
以下本発明について、更に詳述する。
本発明の感光性組成物は、ジアゾ化合物及び/または
アジド化合物を含有する。
アジド化合物を含有する。
本発明において、ジアゾ化合物とは、分子中にジアゾ
基を少なくとも1個有する化合物を称し、鎖式ジアゾ化
合物、芳香族ジアゾ化合物を含むが、後記するジアゾ樹
脂が好ましい。また本発明において、アジド化合物と
は、分子中にN3基を少なくとも1個有する化合物を称す
る。
基を少なくとも1個有する化合物を称し、鎖式ジアゾ化
合物、芳香族ジアゾ化合物を含むが、後記するジアゾ樹
脂が好ましい。また本発明において、アジド化合物と
は、分子中にN3基を少なくとも1個有する化合物を称す
る。
本発明の感光性組成物には、ジアゾ化合物が1種また
は2種以上含有されるものでも、アジド化合物が1種ま
たは2種以上含有されるものでもよく、ジアゾ化合物と
アジド化合物とが各1種以上任意に組み合わせて含有さ
れているのでもよい。
は2種以上含有されるものでも、アジド化合物が1種ま
たは2種以上含有されるものでもよく、ジアゾ化合物と
アジド化合物とが各1種以上任意に組み合わせて含有さ
れているのでもよい。
本発明において、感光性組成物中のジアゾ化合物及び
/またはアジド化合物の含有量は、感光性組成物の固形
成分中、0.5〜30重量%であることが好ましく、5〜20
重量%であることがより好ましい。
/またはアジド化合物の含有量は、感光性組成物の固形
成分中、0.5〜30重量%であることが好ましく、5〜20
重量%であることがより好ましい。
含有されるジアゾ化合物、アジド化合物としては、感
光剤として機能し得るものであれば、任意のものを使用
できる。
光剤として機能し得るものであれば、任意のものを使用
できる。
具体的には例えば、次のものを例示することができ
る。
る。
本発明に使用することができジアゾ化合物には、芳香
族ジアゾニウム塩と例えば活性カルボニル含有化合物、
殊にホルムアルデヒドとの縮合物で代表されるジアゾ樹
脂が含まれる。そのなかで有機溶媒可溶性のジアゾ樹脂
が好ましい。
族ジアゾニウム塩と例えば活性カルボニル含有化合物、
殊にホルムアルデヒドとの縮合物で代表されるジアゾ樹
脂が含まれる。そのなかで有機溶媒可溶性のジアゾ樹脂
が好ましい。
ジアゾ樹脂としては、例えばp−ジアゾフェニルアミ
ンとホルムアルデヒドまたはアセトアルデヒドの縮合物
と、ヘキサフルオロ燐酸塩、テトラフルオロホウ酸塩、
過塩素酸塩、過沃素酸塩との有機溶媒可溶の反応生成物
であるジアゾ樹脂無機塩、また米国特許第3,300,309号
明細書に記載されているような、前記縮合物とスルホン
酸類例えばパラトルエンスルホン酸またはその塩、ホス
フイン酸類例えばベンゼンホスフィン酸またはその塩、
ヒドロキシル基含有化合物例えば2,4−ジヒドロキシベ
ンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−ベンゾ
フェノン−5−スルホン酸またはその塩等の反応生成物
である有機溶媒可溶性ジアゾ樹脂有機酸塩等を挙げるこ
とができる。
ンとホルムアルデヒドまたはアセトアルデヒドの縮合物
と、ヘキサフルオロ燐酸塩、テトラフルオロホウ酸塩、
過塩素酸塩、過沃素酸塩との有機溶媒可溶の反応生成物
であるジアゾ樹脂無機塩、また米国特許第3,300,309号
明細書に記載されているような、前記縮合物とスルホン
酸類例えばパラトルエンスルホン酸またはその塩、ホス
フイン酸類例えばベンゼンホスフィン酸またはその塩、
ヒドロキシル基含有化合物例えば2,4−ジヒドロキシベ
ンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−ベンゾ
フェノン−5−スルホン酸またはその塩等の反応生成物
である有機溶媒可溶性ジアゾ樹脂有機酸塩等を挙げるこ
とができる。
また本発明に用いることができるアジド化合物として
は、下記化合物を具体的に挙げることができる。
は、下記化合物を具体的に挙げることができる。
但し当然のことではあるが、本発明に使用できるジア
ゾ化合物、アジド化合物は、上記した具体例にのみ限ら
れるものではない。
ゾ化合物、アジド化合物は、上記した具体例にのみ限ら
れるものではない。
次に、本発明の感光性組成物は、下記一般式で示され
るカルボン酸ビニルエステル重合単位を分子構造中に有
する高分子化合物を含有する。
るカルボン酸ビニルエステル重合単位を分子構造中に有
する高分子化合物を含有する。
RCOOCH=CH2 但し、Rは酸素数2〜17のアルキル基を表す。
上記のような構造の高分子化合物であれば、任意に用
いることができるが、上記一般式で示される重合単位を
構成するためのカルボン酸ビニルエステルモノマーとし
ては、下記例示のものが好ましい。名称と化学式とを併
記して示す。
いることができるが、上記一般式で示される重合単位を
構成するためのカルボン酸ビニルエステルモノマーとし
ては、下記例示のものが好ましい。名称と化学式とを併
記して示す。
プロピオン酸ビニル CH3CH3COOCH=CH2 酪酸ビニル CH3(CH2)2COOCH=CH2 ピバリン酸ビニル (CH3)3CCOOCH=CH2 カプロン酸ビニル CH3(CH2)4COOCH=CH2 カプリル酸ビニル CH3(CH2)6COOCH=CH2 カプリン酸ビニル CH3(CH2)8COOCH=CH2 ラウリン酸ビニル CH3(CH2)10COOCH=CH2 ミリスチン酸ビニル CH3(CH2)12COOCH=CH2 パルミチン酸ビニル CH3(CH2)14COOCH=CH2 ステアリン酸ビニル CH3(CH2)16COOCH=CH2 バーサチック酸ビニル (R1,R2はアルキル基で、その炭素数の和は7である。
即ちR1+R2=C7H16の形になる) カルボン酸ビニルエステル単量体としては、カルボン
酸の主鎖を構成する炭素数が1〜4のものが更に好まし
い。特に、酢酸ビニルが好ましい。
即ちR1+R2=C7H16の形になる) カルボン酸ビニルエステル単量体としては、カルボン
酸の主鎖を構成する炭素数が1〜4のものが更に好まし
い。特に、酢酸ビニルが好ましい。
なお上記Rには置換基を有するアルキル基も含み、即
ち置換カルボン酸のビニルエステルも重合単位に包含さ
れる。
ち置換カルボン酸のビニルエステルも重合単位に包含さ
れる。
高分子化合物は、カルボン酸ビニルエステルの1種を
重合させたポリマーでもよく、カルボン酸ビニルエステ
ルの2種以上を共重合させたポリマーでもよく、またカ
ルボン酸ビニルエステルとこれと共重合し得る他の単量
体との任意の成分比でのコポリマーであってもよい。
重合させたポリマーでもよく、カルボン酸ビニルエステ
ルの2種以上を共重合させたポリマーでもよく、またカ
ルボン酸ビニルエステルとこれと共重合し得る他の単量
体との任意の成分比でのコポリマーであってもよい。
上記一般式で示される重合単位と組み合わせて用いる
ことができる単量体単位としては、 例えばエチレン、プロピレン、イソブチレン、ブタジ
エン、イソプレン等のエチレン系不飽和オレフィン類、 例えばスチレン、α−メチルスチレン、p−メチルス
チレン、p−クロロスチレン等のスチレン類、 例えばアクリル酸、メタクリル酸等のアクリル酸類、 例えばイタコン酸、マレイン酸、無水マレイン酸等の
不飽和脂肪族ジカルボン酸類、 例えばマレイン酸ジエチル、マレイン酸ジブチル、マ
レイン酸ジ−2−エチルヘキシル、フマル酸ジブチル、
フマル酸ジ−2−エチルヘキシル等の不飽和ジカルボン
酸のジエステル類、 例えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸ド
デシル、アクリル酸2−クロロエチル、アクリル酸フェ
ニル、α−クロロアクリル酸メチル、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸エチル等のα−メチレン脂肪族モノカ
ルボン酸エステル類、 例えばアクリロニトリル、メタアクリロニトリル等の
ニトリル類、 例えばアクリルアミド等のアミド類、 例えばアクリルアニリド、p−クロロアクリルアニリ
ド、m−ニトロアクリルアニリド、m−メトキシアクリ
ルアニリド等のアニリド類、 例えばメチルビニルエーテル、エチルビニルエーテ
ル、イソブチルビニルエーテル、β−クロロエチルビニ
ルエーテル等のビニルエーテル類、 塩化ビニル、ビニリデンクロライド、ビニリデンシア
ナイド、 例えば1−メチル−1−メトキシエチレン、1,1−ジ
メトキシエチレン、1,2−ジメトキシエチレン、1,1−ジ
メトキシカルボニルエチレン、1−メチル−1−ニトロ
エチレン等のエチレン誘導体類、 例えばN−(4−ヒドロキシフェニル)アクリルアミ
ド、N−(4−ヒドロキシフェニル)メタクリルアミ
ド、o−,m−またはp−ヒドロキシスチレン等の芳香族
水酸基を有する単量体、 例えばヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシメ
タクリレート等のアルコール性水酸基を有する単量体、 例えばN−ビニルピロール、N−ビニルカルバゾー
ル、N−ビニルインドール、N−ビニルピロリデン、N
−ビニルピロリドン等のN−ビニル化合物等のビニル系
単量体 がある。これらのビニル系等の単量体は不飽和二重結合
が開裂した構造で高分子化合物中に存在する。
ことができる単量体単位としては、 例えばエチレン、プロピレン、イソブチレン、ブタジ
エン、イソプレン等のエチレン系不飽和オレフィン類、 例えばスチレン、α−メチルスチレン、p−メチルス
チレン、p−クロロスチレン等のスチレン類、 例えばアクリル酸、メタクリル酸等のアクリル酸類、 例えばイタコン酸、マレイン酸、無水マレイン酸等の
不飽和脂肪族ジカルボン酸類、 例えばマレイン酸ジエチル、マレイン酸ジブチル、マ
レイン酸ジ−2−エチルヘキシル、フマル酸ジブチル、
フマル酸ジ−2−エチルヘキシル等の不飽和ジカルボン
酸のジエステル類、 例えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸ド
デシル、アクリル酸2−クロロエチル、アクリル酸フェ
ニル、α−クロロアクリル酸メチル、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸エチル等のα−メチレン脂肪族モノカ
ルボン酸エステル類、 例えばアクリロニトリル、メタアクリロニトリル等の
ニトリル類、 例えばアクリルアミド等のアミド類、 例えばアクリルアニリド、p−クロロアクリルアニリ
ド、m−ニトロアクリルアニリド、m−メトキシアクリ
ルアニリド等のアニリド類、 例えばメチルビニルエーテル、エチルビニルエーテ
ル、イソブチルビニルエーテル、β−クロロエチルビニ
ルエーテル等のビニルエーテル類、 塩化ビニル、ビニリデンクロライド、ビニリデンシア
ナイド、 例えば1−メチル−1−メトキシエチレン、1,1−ジ
メトキシエチレン、1,2−ジメトキシエチレン、1,1−ジ
メトキシカルボニルエチレン、1−メチル−1−ニトロ
エチレン等のエチレン誘導体類、 例えばN−(4−ヒドロキシフェニル)アクリルアミ
ド、N−(4−ヒドロキシフェニル)メタクリルアミ
ド、o−,m−またはp−ヒドロキシスチレン等の芳香族
水酸基を有する単量体、 例えばヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシメ
タクリレート等のアルコール性水酸基を有する単量体、 例えばN−ビニルピロール、N−ビニルカルバゾー
ル、N−ビニルインドール、N−ビニルピロリデン、N
−ビニルピロリドン等のN−ビニル化合物等のビニル系
単量体 がある。これらのビニル系等の単量体は不飽和二重結合
が開裂した構造で高分子化合物中に存在する。
本発明において使用する高分子化合物として特に好ま
しいのは、酢酸ビニル重合単位を分子構造中に有するも
のである。その中でも、酢酸ビニル重合単位を40〜95wt
%有するもの、数平均分子量(MN)が、1,000〜100,000
のもの、重量平均分子量(MW)が5,000〜500,000のもの
が好ましい。
しいのは、酢酸ビニル重合単位を分子構造中に有するも
のである。その中でも、酢酸ビニル重合単位を40〜95wt
%有するもの、数平均分子量(MN)が、1,000〜100,000
のもの、重量平均分子量(MW)が5,000〜500,000のもの
が好ましい。
更に好ましくは、酢酸ビニル重合単位(特にこれが40
〜95wt%のもの)及び酢酸ビニルより長鎖のカルボン酸
ビニルエステル重合単位を有する高分子化合物がよく、
特に数平均分子量(MN)が2,000〜60,000、重量平均分
子量(MW)が10,000〜150,000のものが好ましい。
〜95wt%のもの)及び酢酸ビニルより長鎖のカルボン酸
ビニルエステル重合単位を有する高分子化合物がよく、
特に数平均分子量(MN)が2,000〜60,000、重量平均分
子量(MW)が10,000〜150,000のものが好ましい。
この場合、酢酸ビニルと共重合して酢酸ビニル重合単
位を有する高分子化合物を構成するモノマーとしては、
共重合体を形成し得るものであれば任意であり、例えば
上記例示の単量体の中から任意に選ぶことができる。
位を有する高分子化合物を構成するモノマーとしては、
共重合体を形成し得るものであれば任意であり、例えば
上記例示の単量体の中から任意に選ぶことができる。
以下に本発明において高分子化合物として用いること
ができる共重合体を、そのモノマー成分を示すことによ
り列記する。但し当然のことであるが、以下の例示に限
られるものではない。
ができる共重合体を、そのモノマー成分を示すことによ
り列記する。但し当然のことであるが、以下の例示に限
られるものではない。
酢酸ビニル−エチレン 酢酸ビニル−スチレン 酢酸ビニル−クロトン酸 酢酸ビニル−マレイン酸 酢酸ビニル−2−エチルヘキシルアクリレート 酢酸ビニル−2−エチルヘキシルマレエート 酢酸ビニル−メチルビニルエーテル 酢酸ビニル−塩化ビニル 酢酸ビニル−N−ビニルピロリドン 酢酸ビニル−プロピオン酸ビニル 酢酸ビニル−ピバリン酸ビニル 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル 酢酸ビニル−ラウリン酸ビニル 酢酸ビニル−ステアリン酸ビニル 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル−エチレン 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル−2−エチルヘキ
シルアクリレート 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル−ラウリン酸ビニ
ル 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル−クロトン酸 プロピオン酸ビニル−バーサチック酸ビニル プロピオン酸ビニル−バーサチック酸ビニル−クロト
ン酸 ピバリン酸−ステアリン酸ビニル−マレイン酸 本発明の感光性組成物は、これを用いて画像形成材料
を構成することができる。例えばカラープルーフとして
用いる場合等の、着色画像形成材料とすることができ
る。
シルアクリレート 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル−ラウリン酸ビニ
ル 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル−クロトン酸 プロピオン酸ビニル−バーサチック酸ビニル プロピオン酸ビニル−バーサチック酸ビニル−クロト
ン酸 ピバリン酸−ステアリン酸ビニル−マレイン酸 本発明の感光性組成物は、これを用いて画像形成材料
を構成することができる。例えばカラープルーフとして
用いる場合等の、着色画像形成材料とすることができ
る。
この場合の着色画像形成材料の着色感光層は、像様露
光に続く現像により画像状に除去され、着色画像を形成
するものである。
光に続く現像により画像状に除去され、着色画像を形成
するものである。
着色感光層中には着色剤として染料、顔料が添加され
る。特に、色校正に使用する場合、そこに要求される常
色、即ち、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと一
致した色調の顔料、染料が必要となるが、その他金属
粉、白色顔料、螢光顔料なども使われる。本発明をカラ
ープルーフに適用する場合、下記のような、この技術分
野で公知の多くの顔料及び染料を使用することができ
る。
る。特に、色校正に使用する場合、そこに要求される常
色、即ち、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと一
致した色調の顔料、染料が必要となるが、その他金属
粉、白色顔料、螢光顔料なども使われる。本発明をカラ
ープルーフに適用する場合、下記のような、この技術分
野で公知の多くの顔料及び染料を使用することができ
る。
(C.Iはカラーインデックスを意味する)。
ビクトリアピュアブルー(C.I42595) オーラミン(C.I41000) カチロンブリリアントフラビン(C.Iベーシック13) ローダミン6GCP(C.I45160) ローダミンB(C.I45170) サフラニンOK70:100(C.I50240) エリオグラウシンX(C.I42080) ファーストブラックHB(C.I26150) No.1201リオノールイエロー(C.I21090) リオノールイエローGRO(C.I21090) シムラ−ファーストイエロー8GF(C.I21105) ベンジジンイエロー4T−564D(C.I21095) シムラ−ファースレッド4015(C.I12355) リオノールレッド7B4401(C.I15830) ファーストゲンブル−TGR−L(C.I74160) リオノールブルーSM(C.I26150) 三菱カーボンブラックMA−100 三菱カーボンブラック#30,#40,#50 本発明において着色剤を用いる場合、着色感光層の着
色剤/結合剤の比率は、目標とする光学濃度と着色感光
層の現像液に対する除去性を考慮して同業者に公知の方
法により定めることができる。例えば、染料の場合、好
ましくはその含有量は重量で5%〜75%、顔料の場合、
好ましくはその含有量は重量で5%〜90%が適当であ
る。
色剤/結合剤の比率は、目標とする光学濃度と着色感光
層の現像液に対する除去性を考慮して同業者に公知の方
法により定めることができる。例えば、染料の場合、好
ましくはその含有量は重量で5%〜75%、顔料の場合、
好ましくはその含有量は重量で5%〜90%が適当であ
る。
また、着色感光層の膜厚は目標とする光学濃度、着色
感光層に用いられる着色剤の種類(染料、顔料、カーボ
ンブラック)及びその含有率により同業者に公知の方法
により定めることができるが、許容範囲内であれば着色
感光層の膜厚はできるだけ薄い方が解像力は高くなり、
画像品質は良好である。従って、該膜厚は、好ましくは
0.1g/m2〜5g/m2の範囲で使用されるのが通常である。
感光層に用いられる着色剤の種類(染料、顔料、カーボ
ンブラック)及びその含有率により同業者に公知の方法
により定めることができるが、許容範囲内であれば着色
感光層の膜厚はできるだけ薄い方が解像力は高くなり、
画像品質は良好である。従って、該膜厚は、好ましくは
0.1g/m2〜5g/m2の範囲で使用されるのが通常である。
本発明の実施に際して、感光性組成物中には、必要に
応じてさらに可塑性、塗布性向上剤等を添加することも
できる。
応じてさらに可塑性、塗布性向上剤等を添加することも
できる。
可塑剤としては各種低分子化合物類、例えばフタル酸
エステル類、トリフェニルホスフェート類、マレイン酸
エステル類、塗布性向上剤としては界面活性剤、例えば
フッ素系界面活性剤、エチルセルロースポリアルキレン
エーテル等に代表されるノニオン活性剤等を挙げること
ができる。
エステル類、トリフェニルホスフェート類、マレイン酸
エステル類、塗布性向上剤としては界面活性剤、例えば
フッ素系界面活性剤、エチルセルロースポリアルキレン
エーテル等に代表されるノニオン活性剤等を挙げること
ができる。
本発明の感光性組成物を用いて画像形成材料、特に着
色画像形成材料を構成する場合、着色感光層は着色剤と
結合剤よりなる着色層と、感光性組成物よりなる感光層
との2層に分割することもできる。この場合は、どちら
の層が支持体側に配置されていてもかまわない。
色画像形成材料を構成する場合、着色感光層は着色剤と
結合剤よりなる着色層と、感光性組成物よりなる感光層
との2層に分割することもできる。この場合は、どちら
の層が支持体側に配置されていてもかまわない。
本発明の感光性組成物を用いて画像形成材料を構成す
る場合、用いる支持体は任意であるが、透明支持体が好
ましく用いられる。透明支持体としては、ポリエステル
フィルム、特に二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフ
ィルムが、水、熱に対する寸法安定性の点で好ましい。
そのほかアセテートフィルム、ポリ塩化ビニルフィル
ム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、
ポリエチレンフィルム等が使用し得る。
る場合、用いる支持体は任意であるが、透明支持体が好
ましく用いられる。透明支持体としては、ポリエステル
フィルム、特に二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフ
ィルムが、水、熱に対する寸法安定性の点で好ましい。
そのほかアセテートフィルム、ポリ塩化ビニルフィル
ム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、
ポリエチレンフィルム等が使用し得る。
画像形成材料は、被転写材料に画像を転写する形で使
用することができる。このときの被転写材料上への転写
を効率良く行い、画像転写後の支持体の剥離を容易にす
るために、即ち支持体と画像形成層との間において離型
性を高めるために、支持体表面に離型処理を施すか、支
持体表面上に離型層を設けることができる。これらにつ
いては後述する。
用することができる。このときの被転写材料上への転写
を効率良く行い、画像転写後の支持体の剥離を容易にす
るために、即ち支持体と画像形成層との間において離型
性を高めるために、支持体表面に離型処理を施すか、支
持体表面上に離型層を設けることができる。これらにつ
いては後述する。
本発明の画像形成方法は、上記した感光性組成物を有
する画像形成材料を露光・現像して画像部を形成し、該
形成された画像部のみを被転写材料に転写して転写画像
を得るものである。
する画像形成材料を露光・現像して画像部を形成し、該
形成された画像部のみを被転写材料に転写して転写画像
を得るものである。
本発明の画像形成方法を、例えば多色画像形成方法と
して具体化する場合、その基本的な方法としては、次の
方法(II)を採用することができる。
して具体化する場合、その基本的な方法としては、次の
方法(II)を採用することができる。
(II)第1色着色画像形成材料に第1色着色画像を形成
し、少なくともその着色画像を被転写材料に転写し支持
体を剥離する。また、第2色着色画像形成材料に第2色
着色画像を形成した後、これに伴って形成された第2色
トンボ画像を、被転写材料上の第1色トンボ画像と見当
合わせを行いながら、第1色着色画像上に第2色着色画
像を転写し、その支持体を剥離して、2色の整合した画
像を得る。以下同様に、第3色及び第4色の着色画像も
被転写材料上に転写し、多色画像を得る。また、場合に
より、この多色画像を他の被転写材料上に間接転写し、
他色画像を得ることもある。
し、少なくともその着色画像を被転写材料に転写し支持
体を剥離する。また、第2色着色画像形成材料に第2色
着色画像を形成した後、これに伴って形成された第2色
トンボ画像を、被転写材料上の第1色トンボ画像と見当
合わせを行いながら、第1色着色画像上に第2色着色画
像を転写し、その支持体を剥離して、2色の整合した画
像を得る。以下同様に、第3色及び第4色の着色画像も
被転写材料上に転写し、多色画像を得る。また、場合に
より、この多色画像を他の被転写材料上に間接転写し、
他色画像を得ることもある。
なお、この種の方法は、特開昭47−41830号、同59−9
7140号、同60−28649号及び米国特許第3,775,113号公報
に示されたものである。
7140号、同60−28649号及び米国特許第3,775,113号公報
に示されたものである。
本発明の画像形成方法においては、画像形成材料は、
通常色分解マスク等を通して像様露光された後現像さ
れ、画像が形成される。このとき、支持体上に得られた
画像から画像部のみが直接、被転写材料上に転写、積層
されるようにする。即ち、実質的に画像を形成する着色
画像層のみが転写、積層されるように構成する。この場
合、被転写面上への転写を効率良く行い、画像転写後の
支持体の剥離を容易にするために、支持体表面に適当な
撥油性物質による離型処理を施すか、あるいは支持体上
に離型層を設けることが好ましい。
通常色分解マスク等を通して像様露光された後現像さ
れ、画像が形成される。このとき、支持体上に得られた
画像から画像部のみが直接、被転写材料上に転写、積層
されるようにする。即ち、実質的に画像を形成する着色
画像層のみが転写、積層されるように構成する。この場
合、被転写面上への転写を効率良く行い、画像転写後の
支持体の剥離を容易にするために、支持体表面に適当な
撥油性物質による離型処理を施すか、あるいは支持体上
に離型層を設けることが好ましい。
このような撥油性物質としては、例えばシリコーン樹
脂、フッ素樹脂、フッ素系界面活性剤、ポリオレフィ
ン、ポリアミド等を用いることができ、また離型層とし
ては、例えばアルコール可溶性ポリアミド、アルコール
可溶性ナイロン、スチレンと無水マレイン酸との共重合
体の部分エステル化樹脂とメトキシメチル化ナイロンと
のブレンド物、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリレート、ポ
リメチルメタクリレートとアクリレートとの共重合体、
ポリ塩化ビニル、塩化ビニルと酢酸ビニルとの共重合
体、ポリビニルブチラート、セルローズアセテートフタ
レート、メチルセルロース、エチルセルロース、二酢酸
セルロース、三酢酸セルロース、ポリビニルアルコー
ル、ブチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
カルボキシメチルセルロース、シアノエチルセルロー
ス、セルロースアセテート、セルローストリアセテー
ト、セルロースアセテートブチレート、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロースフタレート、ヒドロキシプロピル
メチルセルロースヘキサヒドロフタレート、もしくはこ
れらの混合物等が使用し得る。
脂、フッ素樹脂、フッ素系界面活性剤、ポリオレフィ
ン、ポリアミド等を用いることができ、また離型層とし
ては、例えばアルコール可溶性ポリアミド、アルコール
可溶性ナイロン、スチレンと無水マレイン酸との共重合
体の部分エステル化樹脂とメトキシメチル化ナイロンと
のブレンド物、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリレート、ポ
リメチルメタクリレートとアクリレートとの共重合体、
ポリ塩化ビニル、塩化ビニルと酢酸ビニルとの共重合
体、ポリビニルブチラート、セルローズアセテートフタ
レート、メチルセルロース、エチルセルロース、二酢酸
セルロース、三酢酸セルロース、ポリビニルアルコー
ル、ブチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
カルボキシメチルセルロース、シアノエチルセルロー
ス、セルロースアセテート、セルローストリアセテー
ト、セルロースアセテートブチレート、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロースフタレート、ヒドロキシプロピル
メチルセルロースヘキサヒドロフタレート、もしくはこ
れらの混合物等が使用し得る。
離型層の厚さは好ましくは0.01μm〜10μmの範囲で
あり、特に好ましくは0.1μm〜5μmの範囲である。
あり、特に好ましくは0.1μm〜5μmの範囲である。
離型性を高めるため、特に好ましい態様として、支持
体の厚さより薄いポリプロピレン層またはポリエチレン
層を設ける例が挙げられる。
体の厚さより薄いポリプロピレン層またはポリエチレン
層を設ける例が挙げられる。
支持体上にポリプロピレン層、またはポリエチレン層
を設ける方法としては、 (1)ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、エポキシ樹
脂、ポリウレタン系樹脂、天然ゴム、合成ゴムなどを有
機溶剤に溶解した溶液を接着剤として用い、支持体上に
これら接着剤を塗布し、熱風または加熱によって乾燥し
た後、ポリプロピレンフィルム、またはポリエチレンフ
ィルムを重ね合わせ、加熱下に圧着してラミネートす
る、いわゆる乾式ラミネート法; (2)エチレンと酢酸ビニルの共重合体、エチレンとア
クリル酸エステルの共重合物、ポリアミド樹脂、石油樹
脂、ロジン類、ワックス類またはこれらの混合物を接着
剤とし、これら接着剤をそのまま加熱して溶融状態に保
ちながら、支持体上にドクターブレード法、ロールコー
ト法、グラビヤ法、リバースロール法等で塗布した後、
ただちに、ポリプロピレンフィルム、またはポリエチレ
ンフィルムを貼り合わせて、必要に応じて高温加熱して
から冷却することによりラミネートする、いわゆるホッ
トメルトラミネート法; (3)ポリプロピレン、またはポリエチレンを溶融状態
に保ち、押出し機によりフィルム状に押出し、これが溶
融状態にあるうちに、支持体を圧着してラミネートす
る、いわゆる押出ラミネート法; (4)溶融押出し法で支持体となるフィルムを成形する
際、複数基の押出し機を用い、溶融状態のポリプロピレ
ン、またはポリエチレンとともに、一回の成形により、
支持体フィルム上にポリプロピレン層、またはポリエチ
レン層を形成する、いわゆる共押出し法等 を挙げることができる。
を設ける方法としては、 (1)ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、エポキシ樹
脂、ポリウレタン系樹脂、天然ゴム、合成ゴムなどを有
機溶剤に溶解した溶液を接着剤として用い、支持体上に
これら接着剤を塗布し、熱風または加熱によって乾燥し
た後、ポリプロピレンフィルム、またはポリエチレンフ
ィルムを重ね合わせ、加熱下に圧着してラミネートす
る、いわゆる乾式ラミネート法; (2)エチレンと酢酸ビニルの共重合体、エチレンとア
クリル酸エステルの共重合物、ポリアミド樹脂、石油樹
脂、ロジン類、ワックス類またはこれらの混合物を接着
剤とし、これら接着剤をそのまま加熱して溶融状態に保
ちながら、支持体上にドクターブレード法、ロールコー
ト法、グラビヤ法、リバースロール法等で塗布した後、
ただちに、ポリプロピレンフィルム、またはポリエチレ
ンフィルムを貼り合わせて、必要に応じて高温加熱して
から冷却することによりラミネートする、いわゆるホッ
トメルトラミネート法; (3)ポリプロピレン、またはポリエチレンを溶融状態
に保ち、押出し機によりフィルム状に押出し、これが溶
融状態にあるうちに、支持体を圧着してラミネートす
る、いわゆる押出ラミネート法; (4)溶融押出し法で支持体となるフィルムを成形する
際、複数基の押出し機を用い、溶融状態のポリプロピレ
ン、またはポリエチレンとともに、一回の成形により、
支持体フィルム上にポリプロピレン層、またはポリエチ
レン層を形成する、いわゆる共押出し法等 を挙げることができる。
本発明の画像形成方法において、画像形成材料を現像
するために用いる現像液は、被処理材料を現像する現像
作用を有するものであれば、任意に使用することができ
る。好ましくは、アルカリ剤とアニオン界面活性剤を含
む現像液を用いるのがよい。
するために用いる現像液は、被処理材料を現像する現像
作用を有するものであれば、任意に使用することができ
る。好ましくは、アルカリ剤とアニオン界面活性剤を含
む現像液を用いるのがよい。
使用できるアルカリ剤としては、 (1)ケイ酸ナトリウム,ケイ酸カリウム,水酸化カリ
ウム,水酸化ナトリウム,水酸化リチウム,第二または
第三リン酸ナトリウムまたはアンモニウム塩,メタケイ
酸ナトリウム,炭酸ナトリウム,アンモニア等の無機ア
ルカリ剤、 (2)モノ、ジ、またはトリメチルアミン,モノ、ジ、
またはトリエチルアミン、モノまたはジイソプロピルア
ミン,n−ブチルアミノ,モノ、ジ、またはトリエタノー
ルアミン,モノ、ジ、またはトリイソプロパノールアミ
ン,エチレンイミン,エチレンジイミン等の有機アミン
化合物 等が挙げられる。
ウム,水酸化ナトリウム,水酸化リチウム,第二または
第三リン酸ナトリウムまたはアンモニウム塩,メタケイ
酸ナトリウム,炭酸ナトリウム,アンモニア等の無機ア
ルカリ剤、 (2)モノ、ジ、またはトリメチルアミン,モノ、ジ、
またはトリエチルアミン、モノまたはジイソプロピルア
ミン,n−ブチルアミノ,モノ、ジ、またはトリエタノー
ルアミン,モノ、ジ、またはトリイソプロパノールアミ
ン,エチレンイミン,エチレンジイミン等の有機アミン
化合物 等が挙げられる。
また、使用できるアニオン界面活性剤としては、 (1)高級アルコール硫酸エステル類(例えば、ラウリ
ルアルコールサルフェートのナトリウム塩,オクチルア
ルコールサルフェートのアンモニウム塩,ラウリルアル
コールサルフェートのアンモニウム塩,第二ナトリウム
アルキルサルフェート等)、 (2)脂肪族アルコールリン酸エステル塩類(例えば、
セチルアルコールリン酸エステルのナトリウム塩等) (3)アルキルアリールスルホン酸塩類(例えば、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩,イソプロピルナ
フタレンスルホン酸ナトリウム塩,ジナフタレンスルホ
ン酸ナトリウム塩,メタニトロベンゼンスルホン酸ナト
リウム塩等) (4)アルキルアミドスルホン酸塩類 (5)二塩基脂肪族エステルのスルホン酸塩類(例えば
ナトリウムスルホコハク酸ジオクチルエステル,ナトリ
ウムスルコハク酸ジヘキシルエステル等) (6)アルキルナフタレンスルホン酸塩のホルムアルデ
ヒド縮合物(例えばジブチルナフタレンスルホン酸ナト
リウムのホルムアルデヒド縮合物等) が挙げられる。
ルアルコールサルフェートのナトリウム塩,オクチルア
ルコールサルフェートのアンモニウム塩,ラウリルアル
コールサルフェートのアンモニウム塩,第二ナトリウム
アルキルサルフェート等)、 (2)脂肪族アルコールリン酸エステル塩類(例えば、
セチルアルコールリン酸エステルのナトリウム塩等) (3)アルキルアリールスルホン酸塩類(例えば、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩,イソプロピルナ
フタレンスルホン酸ナトリウム塩,ジナフタレンスルホ
ン酸ナトリウム塩,メタニトロベンゼンスルホン酸ナト
リウム塩等) (4)アルキルアミドスルホン酸塩類 (5)二塩基脂肪族エステルのスルホン酸塩類(例えば
ナトリウムスルホコハク酸ジオクチルエステル,ナトリ
ウムスルコハク酸ジヘキシルエステル等) (6)アルキルナフタレンスルホン酸塩のホルムアルデ
ヒド縮合物(例えばジブチルナフタレンスルホン酸ナト
リウムのホルムアルデヒド縮合物等) が挙げられる。
アルカリ剤とアニオン界面活性剤とは、任意に組合わ
せて用いることができる。
せて用いることができる。
以下本発明の実施例、及び比較例について述べる。
なお当然のことではあるが、本発明は以下述べる実施
例にのみ限定されるものではなく、種々の態様をとるこ
とができるものである。
例にのみ限定されるものではなく、種々の態様をとるこ
とができるものである。
実施例1 厚さ50μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上
に厚さ25μmのポリプロピレンフィルムを乾式ラミネー
ト法によりラミネートした支持体のポリプロピレン表面
上に、下記組成の着色感光性組成物分散液をワイヤーバ
ーを用い、乾燥膜厚が1μmになるように塗布した後、
乾燥し、4色の着色画像形成材料を作成した。
に厚さ25μmのポリプロピレンフィルムを乾式ラミネー
ト法によりラミネートした支持体のポリプロピレン表面
上に、下記組成の着色感光性組成物分散液をワイヤーバ
ーを用い、乾燥膜厚が1μmになるように塗布した後、
乾燥し、4色の着色画像形成材料を作成した。
バインダーポリマー(本発明に係る高分子化合物) 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル (80:20重量部)共重合体 MN=3,500 MW=12,000 顔 料 ブラック:カーボンブラックMA−100(三菱化成製)
0.99g シアン :シアニンブルー4920(大日精化製) 0.55g マゼンタ:セイカファーストカーミン1483(大日精化
製) 0.68g イエロー:セイカファーストイエローH−7055(大日
精化製) 0.68g 以上により得られた4色の着色画像形成材料のポリエ
チレンテレフタレートフィルム面に各色の色分解網ネガ
フィルムを重ね合わせ、4KWメタルハライドランプで50c
mの距離から20秒間画像露光を行い、下記現像液に30秒
間浸漬することにより現像を行い、4色の着色画像を形
成した。
0.99g シアン :シアニンブルー4920(大日精化製) 0.55g マゼンタ:セイカファーストカーミン1483(大日精化
製) 0.68g イエロー:セイカファーストイエローH−7055(大日
精化製) 0.68g 以上により得られた4色の着色画像形成材料のポリエ
チレンテレフタレートフィルム面に各色の色分解網ネガ
フィルムを重ね合わせ、4KWメタルハライドランプで50c
mの距離から20秒間画像露光を行い、下記現像液に30秒
間浸漬することにより現像を行い、4色の着色画像を形
成した。
〈現像液〉 Na2CO3 15g 界面活性剤(花王アトラス社製ペレックスNBL) 50g 蒸留水 1000g 次にブラック色画像の画像面とアート紙とを密着し、
加熱された1対のニップロール間を5kg/cm2の加圧条件
下にて50cm/分の速度で通過させた後、支持体の剥離を
行った。剥離は容易に行われ、アート紙上にブラック色
画像のみが転写された。
加熱された1対のニップロール間を5kg/cm2の加圧条件
下にて50cm/分の速度で通過させた後、支持体の剥離を
行った。剥離は容易に行われ、アート紙上にブラック色
画像のみが転写された。
引き続きシアン、マゼンタ、イエローの順に着色画像
の転写を行い、これによりアート紙上に4色から成るカ
ラープルーフィング画像が得られた。転写温度、4色間
の寸度ずれは、表−1に示す。本例では、画像部のみが
転写されたので、仕上りが実際の印刷物にきわめて近似
したものであった。
の転写を行い、これによりアート紙上に4色から成るカ
ラープルーフィング画像が得られた。転写温度、4色間
の寸度ずれは、表−1に示す。本例では、画像部のみが
転写されたので、仕上りが実際の印刷物にきわめて近似
したものであった。
実施例2(参考例) 下記組成の離型層溶液を厚さ75μmの二軸延伸ポリエ
チレンテレフタレートフィルム上にワイヤーバーを用
い、乾燥膜厚0.5μmになるように塗布、乾燥した。
チレンテレフタレートフィルム上にワイヤーバーを用
い、乾燥膜厚0.5μmになるように塗布、乾燥した。
次に下記組成の熱融着層溶液を乾燥膜厚7μmになる
ように離型層上に塗布、乾燥した。
ように離型層上に塗布、乾燥した。
次に下記組成の着色感光層分散液を熱融着層上に、ワ
イヤーバーを用い、乾燥膜厚が1μmになるように塗
布、乾燥した。
イヤーバーを用い、乾燥膜厚が1μmになるように塗
布、乾燥した。
バインダーポリマー 酢酸ビニル−エチレン−ヒドロキシエチルアクリレー
ト (85:10:5重量部)共重合体 MN=5,000 MW=20,000 以上により得られた着色画像形成材料のポリエチレン
テレフタレートフィルム面に色分解網ネガフィルムを重
ね合わせ、4KWのメタルハライドランプで50cmの距離か
ら20秒間画像露光を行い、下記現像液に30秒間浸漬する
ことにより現像を行い、支持体上に着色画像を形成し
た。
ト (85:10:5重量部)共重合体 MN=5,000 MW=20,000 以上により得られた着色画像形成材料のポリエチレン
テレフタレートフィルム面に色分解網ネガフィルムを重
ね合わせ、4KWのメタルハライドランプで50cmの距離か
ら20秒間画像露光を行い、下記現像液に30秒間浸漬する
ことにより現像を行い、支持体上に着色画像を形成し
た。
〈現像液〉 NaOH 10g 界面活性剤(花王アトラス社製ペレックスNBL) 50g 蒸留水 1000g 次に、得られた着色画像の画像面と上質紙とを重ね合
わせ、加熱された1対のニップロール間を5kg/cm2の加
圧条件下にて50cm/分の速度で通過させることにより、
上質紙上に着色画像の転写を行い、着色画像形成材料の
支持体を剥離した。着色画像、熱融着層、及び離型層
が、上質紙上に転写された。実施例1と同じデータにつ
いて、表−1に示す。
わせ、加熱された1対のニップロール間を5kg/cm2の加
圧条件下にて50cm/分の速度で通過させることにより、
上質紙上に着色画像の転写を行い、着色画像形成材料の
支持体を剥離した。着色画像、熱融着層、及び離型層
が、上質紙上に転写された。実施例1と同じデータにつ
いて、表−1に示す。
実施例3 下記組成の離型層溶液を厚さ75μmのポリエチレンテ
レフタレートフィルム上に乾燥膜厚が0.5μmになるよ
うに塗布し、離型性表面に有する支持体を作成した。
レフタレートフィルム上に乾燥膜厚が0.5μmになるよ
うに塗布し、離型性表面に有する支持体を作成した。
(離型層溶液) トレジンF−30(アルコール可溶性ナイロン、東レ
製) 10g メタノール 90g 次に下記組成の4色の着色感光性組成物分散液を調製
し、乾燥膜厚が1μmになるように離型層上に塗布し、
4色の画像形成材料を作成した。
製) 10g メタノール 90g 次に下記組成の4色の着色感光性組成物分散液を調製
し、乾燥膜厚が1μmになるように離型層上に塗布し、
4色の画像形成材料を作成した。
1−アジドピレン 0.616g 下記バインダーポリマー 4.384g 下記顔料 下記の量 メチルセロソルブ 39.6g フッ素系界面活性剤(3M社製、FC−430) 0.25g バインダーポリマー(本発明に係る高分子化合物) 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル−ラウリン酸ビニ
ル−クロトン酸 (55:20:20:5重量部)共重合体 MN=7,500 MW=25,000 顔 料 ブラック:カーボンブラックMA−100(三菱化成製)
0.99g シアン :シアニンブルー4920(大日精化製) 0.55g マゼンタ:セイカファーストカーミン1483(大日精化
製) 0.68g イエロー:セイカファーストイエローH−7055(大日
精化型) 0.68g 得られた4色の着色画像形成材料の着色感光層面に各
色の色分解網ネガフィルムを重ね合わせ、4KWメタルハ
ライドランプで50cmの距離から60秒間画像露光を行い、
下記現像液に30秒間浸漬することにより現像を行い、4
色の着色画像を形成した。
ル−クロトン酸 (55:20:20:5重量部)共重合体 MN=7,500 MW=25,000 顔 料 ブラック:カーボンブラックMA−100(三菱化成製)
0.99g シアン :シアニンブルー4920(大日精化製) 0.55g マゼンタ:セイカファーストカーミン1483(大日精化
製) 0.68g イエロー:セイカファーストイエローH−7055(大日
精化型) 0.68g 得られた4色の着色画像形成材料の着色感光層面に各
色の色分解網ネガフィルムを重ね合わせ、4KWメタルハ
ライドランプで50cmの距離から60秒間画像露光を行い、
下記現像液に30秒間浸漬することにより現像を行い、4
色の着色画像を形成した。
次に、別のポリエチレンテレフタレートフィルム上に
下記組成の画像受容層溶液を乾燥膜厚20μmになるよう
に塗布、乾燥し、画像受容シートを作成した。
下記組成の画像受容層溶液を乾燥膜厚20μmになるよう
に塗布、乾燥し、画像受容シートを作成した。
〈現像液〉 Na2CO3 15g 界面活性剤(花王アトラス社製ペレックスNBL) 50g 蒸留水(画像受容層溶液) 1000g 塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体(組成比75:25、日
信化学社製MPR−T−5) 18g ペンタエリスリトールテトラアクリレート 11g ミヒラーズケトン 0.1g ベンゾフェノン 0.64g パラメトキシフェノール 0.018g メチルエチルケトン 44g 先に得たイエロー色画像を画像受容シートの画像受容
層面に密着し、加熱されている一対のニップロール間を
5kg/cm2の加圧条件下にて50cm/分の速度で通過させるこ
とにより、イエロー色画像を画像受容層上に転写し、色
画像側のポリエチレンテレフタレートフィルムを剥離し
た。
信化学社製MPR−T−5) 18g ペンタエリスリトールテトラアクリレート 11g ミヒラーズケトン 0.1g ベンゾフェノン 0.64g パラメトキシフェノール 0.018g メチルエチルケトン 44g 先に得たイエロー色画像を画像受容シートの画像受容
層面に密着し、加熱されている一対のニップロール間を
5kg/cm2の加圧条件下にて50cm/分の速度で通過させるこ
とにより、イエロー色画像を画像受容層上に転写し、色
画像側のポリエチレンテレフタレートフィルムを剥離し
た。
引き続き、マゼンタ、シアン、ブラックの順に着色画
像の転写を行い、画像受容シートの画像面側をアート紙
に密着させ、上記同条件下にて一対のニップロール間を
通過させた後、画像受容シートのポリエチレンテレフタ
レートフィルム面に4KWのメタルハライドランプで50cm
の距離から30秒間全面露光を与え、その後、画像受容シ
ートのポリエチレンテレフタレートフィルムを剥離し
た。
像の転写を行い、画像受容シートの画像面側をアート紙
に密着させ、上記同条件下にて一対のニップロール間を
通過させた後、画像受容シートのポリエチレンテレフタ
レートフィルム面に4KWのメタルハライドランプで50cm
の距離から30秒間全面露光を与え、その後、画像受容シ
ートのポリエチレンテレフタレートフィルムを剥離し
た。
アート紙上に多色カラープルーフィング画像が形成さ
れた。上記各実施例と同様のデータについて、表−1に
示す。
れた。上記各実施例と同様のデータについて、表−1に
示す。
比較例1 前記実施例1において、バインダーポリマーとして、
ポリアクリルアミド(東レ(株)製、CM−8000)を用
い、塗布溶剤として、メチルセロソルブ/メタノール
(容量比1/1)を用いるほかは、実施例1と同様にし
た。
ポリアクリルアミド(東レ(株)製、CM−8000)を用
い、塗布溶剤として、メチルセロソルブ/メタノール
(容量比1/1)を用いるほかは、実施例1と同様にし
た。
上記した実施例についてと同様のデータを、表−1に
示す。
示す。
比較例2 前記実施例2において、バインダーポリマーとしてポ
リビニルアルコール(日本合成化学(株)製、GL−0
5)、ジアゾ化合物としてp−ジアゾジフェニルアミン
とパラホルムアルデヒドの縮合物の硫酸塩、塗布溶剤及
び現像液として水を用いた。それ以外は、実施例−2と
同様にした。データは、同じく表−1に示す。
リビニルアルコール(日本合成化学(株)製、GL−0
5)、ジアゾ化合物としてp−ジアゾジフェニルアミン
とパラホルムアルデヒドの縮合物の硫酸塩、塗布溶剤及
び現像液として水を用いた。それ以外は、実施例−2と
同様にした。データは、同じく表−1に示す。
比較例3 実施例3において、バインダーポリマーとして、フェ
ノールノボラック樹脂(住友ジュレス(株)製、PR−50
904)を用いた。それ以外は実施例3と同様にした。デ
ータは表−1に示す。
ノールノボラック樹脂(住友ジュレス(株)製、PR−50
904)を用いた。それ以外は実施例3と同様にした。デ
ータは表−1に示す。
上記各実施例及び比較例についての、転写温度、及び
X方向、Y方向についての寸度ずれの測定結果を示すの
が、次の表−1である。
X方向、Y方向についての寸度ずれの測定結果を示すの
が、次の表−1である。
表−1中、寸度ずれは、画像の4すみにあるトンボ間
のずれを、転写時通し方向(X方向とする)及び転写時
幅手方向(Y方向とする)の、各方向とずれ(μm)で
示した。トンボは、X方向で400mm、Y方向で600mmの距
離で配置されている。
のずれを、転写時通し方向(X方向とする)及び転写時
幅手方向(Y方向とする)の、各方向とずれ(μm)で
示した。トンボは、X方向で400mm、Y方向で600mmの距
離で配置されている。
表−1から理解されるように、本発明の実施例1,3に
ついては、転写温度を比較的低くしても良好な転写が達
成され、寸度ずれも小さい。これに対し、比較例1〜3
は、いずれも転写温度にかなりの高温を要し、寸度ずれ
は各対応する実施例に比して、格段に大きくなってい
る。
ついては、転写温度を比較的低くしても良好な転写が達
成され、寸度ずれも小さい。これに対し、比較例1〜3
は、いずれも転写温度にかなりの高温を要し、寸度ずれ
は各対応する実施例に比して、格段に大きくなってい
る。
表−1より、本発明の実施例は、寸度ずれが小さいこ
とがわかる。
とがわかる。
上述の如く本発明によれば、画像の転写に高温を要さ
ず、寸度ずれを防止することができる画像形成方法を提
供することができる。
ず、寸度ずれを防止することができる画像形成方法を提
供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡部 学 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株 式会社内 (72)発明者 浦野 年由 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 三菱化成株式会社総合研究所内 (72)発明者 間山 進也 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 三菱化成株式会社総合研究所内 (72)発明者 増田 哲也 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 三菱化成株式会社総合研究所内 (56)参考文献 特開 平2−4248(JP,A) 特開 昭63−14144(JP,A) 特開 昭63−172711(JP,A) 特開 昭60−28649(JP,A) 特開 昭61−286858(JP,A) 特開 昭61−286857(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03F 7/00 - 7/18
Claims (1)
- 【請求項1】ジアゾ化合物及び/またはアジド化合物、
及び下記一般式で示されるカルボン酸ビニルエステル重
合単位を分子構造中に有する高分子化合物を含有するこ
とを特徴とする感光性組成物を有する画像形成材料を露
光・現像して画像部を形成し、該形成された画像部のみ
を被転写材料に転写して転写画像を得る画像形成方法。 RCOOCH=CH2 但し、Rは炭素数2〜17のアルキル基を表す。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63328715A JP2849622B2 (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63328715A JP2849622B2 (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 画像形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02173645A JPH02173645A (ja) | 1990-07-05 |
JP2849622B2 true JP2849622B2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=18213377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63328715A Expired - Lifetime JP2849622B2 (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 画像形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2849622B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5942368A (en) * | 1996-04-23 | 1999-08-24 | Konica Corporation | Pigment dispersion composition |
FR3054223A1 (fr) | 2016-07-21 | 2018-01-26 | Total Marketing Services | Copolymere et son utilisation comme additif detergent pour carburant |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5911896B2 (ja) * | 1975-11-06 | 1984-03-19 | 富士写真フイルム株式会社 | ガゾウケイセイホウホウ |
JPS5811930A (ja) * | 1981-07-15 | 1983-01-22 | Hitachi Ltd | 放射線感応性組成物及びそれを用いたパタ−ン形成方法 |
JPS5937540A (ja) * | 1982-08-26 | 1984-03-01 | Kimoto & Co Ltd | 感光性組成物及びその現像方法 |
JPS59111639A (ja) * | 1982-12-17 | 1984-06-27 | Kuraray Co Ltd | 着色画像形成用材料 |
JPH0656486B2 (ja) * | 1983-07-27 | 1994-07-27 | 日本製紙株式会社 | 多色画像の形成方法およびこれに使用するための多色画像形成用材料 |
JPS6258242A (ja) * | 1985-09-09 | 1987-03-13 | Fuji Photo Film Co Ltd | 感光性組成物 |
JPH0664348B2 (ja) * | 1985-06-13 | 1994-08-22 | 日本製紙株式会社 | 多色画像の形成方法 |
JPH0664349B2 (ja) * | 1985-06-13 | 1994-08-22 | 日本製紙株式会社 | 多色画像形成方法 |
US4808508A (en) * | 1986-07-01 | 1989-02-28 | Hoechst Celanese Corporation | Negative working color proofing process comprising diazo compound and polyvinyl acetal/polyvinyl alcohol/polyvinyl acetate resin |
DE3644162A1 (de) * | 1986-12-23 | 1988-07-07 | Hoechst Ag | Polyvinylacetal, dieses enthaltendes lichtempfindliches gemisch und daraus hergestelltes aufzeichnungsmaterial |
US4914039A (en) * | 1988-04-20 | 1990-04-03 | Hoechst Celanese Corporation | Water developable, negative working overlay or transfer type diazo color proofing system |
-
1988
- 1988-12-26 JP JP63328715A patent/JP2849622B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02173645A (ja) | 1990-07-05 |
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