JP2848739B2 - 指示調節計 - Google Patents

指示調節計

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JP2848739B2
JP2848739B2 JP4127198A JP12719892A JP2848739B2 JP 2848739 B2 JP2848739 B2 JP 2848739B2 JP 4127198 A JP4127198 A JP 4127198A JP 12719892 A JP12719892 A JP 12719892A JP 2848739 B2 JP2848739 B2 JP 2848739B2
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修一 真野
嘉秀 安田
紀彦 梅井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパラメータをEEPRO
Mに書き込む指示調節計に係り、特にEEPROMの寿
命を考慮することなくパラメータの保存が行える改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は特開昭63−226703号
公報等で指示調節計を提案している。このような指示調
節計では、PID制御等を行う関係で電気炉等の被制御
機器の特性にあわせて制御定数が定められると共に、設
定値やプロセス値等のデータが用いられる。また温度計
装用に特化した指示調節計を温調計と呼び、熱処理等で
は目標温度まで上昇させる過程と、目標温度で所定時間
保持する過程と、所定の温度勾配で冷却する過程を有し
ている。このような温度パターンは、毎回変更されるこ
とが多いが、当該制御中はこれを保持する必要のあるこ
とから、変更される度にEEPROM(electrical eras
able and programmable ROM)に記憶させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来装
置によれば次の課題があった。まず第1はEEPROM
では書込みは従前のデータを消去してから新たなデータ
を書き込む手順で行われるが、データ書込み途中で電源
が切れるとデータが消去されたままの状態となり、デー
タが消失してしまうことがあり、信頼性が低くなる。第
2はEEPROMへの書込み回数には制限(寿命)があ
り、変更頻度の多いパラメータに対しては変更回数を制
限する必要のあることから、出力値・勾配値・時間デー
タ等の運転途中のデータに付いてはEEPROMに書き
込むことができず、データのバックアップが行われてい
ないという課題があった。
【0004】本発明はこのような課題を解決したもの
で、データ書込み途中で電源が切れても運転途中のデー
タも含めてデータがEEPROMに保存される指示調節
計を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明は、電源断を検知する給電停止検知信号を出力
する電源監視回路10と、電源断から保持時間の間の動
作用電力を供給するバックアップ電源20と、運転パラ
メータ、セットアップパラメータ、高頻度変更パラメー
タ並びに運転途中のデータを格納する揮発性記憶部30
と、運転パラメータ並びにセットアップパラメータを格
納するパラメータ記憶領域41と、高頻度変更パラメー
タ並びに運転途中のデータを格納するバックアップ記憶
領域42を有するEEPROM40と、外部より運転パ
ラメータ又はセットアップパラメータが変更されたとき
は、この揮発性記憶部とEEPROMのパラメータ記憶
領域に記憶されるパラメータを変更されたパラメータと
一致させるパラメータ管理部50と、前記電源監視回路
より給電停止検知信号が出力されたときは、揮発性記憶
部に格納された高頻度変更パラメータ並びに運転途中の
データをEEPROMのバックアップ記憶領域に保持時
間内に転送する電源断バックアップ部60とを具備して
いる。
【0006】
【作用】EEPROMは、パラメータ記憶領域41とバ
ックアップ記憶領域42の二つを有しており、パラメー
タ記憶領域は運転パラメータ又はセットアップパラメー
タが変更されたときは書換えが行われる。バックアップ
記憶領域42は給電停止発生時に高頻度変更パラメータ
並びに運転途中のデータをバックアップするもので、電
源断は頻度が少ないことからEEPROMに書込みを行
っても、寿命を超過する書換えのなされる蓋然性はすく
ない。尚、揮発記憶部は必要なパラメータを全て記憶し
ていると共に、EEPROMへの書込みはパラメータ管
理部50と電源断バックアップ部60がタイミングを管
理している。
【0007】
【実施例】以下、図面を用いて本発明を詳細に説明す
る。図1は本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。図において、外部電源は商用電源等であって、指示
調節計に動作用電力を供給している。電源監視回路10
は、指示調節計に対する電源断を検知する給電停止検知
信号と、この給電停止検知信号の出力されたのち保持時
間経過後リセット信号を出力するものである。バックア
ップ電源20は、電源断から保持時間の間の動作用電力
を供給するもので、指示調節計のデータ退避動作を行う
ことを可能にする。バックアップ電源20として蓄電池
を用い、通常の動作時は外部電源よりトリクル充電を行
うと良い。揮発性記憶部30はいわゆるRAMであっ
て、ここでは指示調節計の運転パラメータ、セットアッ
プパラメータ、高頻度変更パラメータ並びに運転途中の
データを格納している。ここで、運転パラメータとは、
PID定数等の運転中に変更するパラメータをいい、セ
ットアップパラメータとは、指示調節計の設置時に設定
するものをいい、温調計として指示調節計が用いられる
ときは生涯の変更回数が10万回以下のものであり、E
EPROMの寿命に比較して低頻度の変更を行うパラメ
ータである。高頻度変更パラメータとは、設定値SP、
自動/手動のモード切替えAUTO/MAN、リモート設定であ
るかローカル設定かのモード切替えREM/LOCAL等の生涯
の変更回数が10万回を超過するものであり、EEPR
OMの寿命に比較して高頻度の変更を行うパラメータで
ある。運転途中のデータとは、出力データ、時間デー
タ、勾配データ、セグメント情報、イベント情報などを
言う。
【0008】EEPROM40は停電時にデータのバッ
クアップをして、復電時の指示調節計の作業復帰を円滑
にする。記憶領域は二つに区分されており、運転パラメ
ータ並びにセットアップパラメータを格納するパラメー
タ記憶領域41と、高頻度変更パラメータ並びに運転途
中のデータを格納するバックアップ記憶領域42を有し
ている。パラメータ管理部50は、外部より運転パラメ
ータ又はセットアップパラメータが変更されたときは、
RAMとEEPROMのパラメータ記憶領域に記憶され
るパラメータを変更されたパラメータと一致させる。こ
こでパラメータが外部より変更される場合として、指示
調節計の本体に設けられたキーからの入力、上位の計装
制御装置から通信回線を通じて送られる指令、そして指
示調節計がPID定数の最適化を行う機能を内在してい
る場合にはこの自動調整機能ATからの変更がある。電
源断バックアップ部60は、電源監視回路より給電停止
検知信号が出力されたときは、RAMに格納された高頻
度変更パラメータ並びに運転途中のデータをEEPRO
Mのバックアップ記憶領域に保持時間内に転送する。そ
の後リセット信号が供給されて、指示調節計の動作は初
期化されて、復電時に備える。
【0009】図2は図1の装置を具体的な回路により実
現した説明図である。運転パラメータ並びにセットアッ
プパラメータは、15個のパラメータと1個のサムデー
タという形式を有するもので、RAMとEEPROMに
それぞれ格納されている。そしてパラメータ変更があれ
ば、CPUにより変更後のパラメータが一組でRAMか
らEEPROMに転送される。このデータはEEPRO
Mでは1ページとして取り扱われているので、RAMか
らROMへの移動が開始されれば、その後電源断となっ
てもデータ転送は完結する。ここで1ページは32バイ
トであって、EEPROMのデータ取扱いの一単位にな
っている。
【0010】他方、高頻度変更パラメータ並びに運転途
中のデータは温調計の動作上頻繁に変更されると共にバ
ックアップの必要のあるデータである。通常はRAM上
に、電源断時にEEPROMに転送されるデータ領域を
設け、通電時はこのRAM上のデータを変更している。
電源断が発生すると、RAMからEEPROMにデータ
を転送する。ここでは4ページ分をEEPROMに確保
してあるので、128バイトがバックアップ可能になっ
ている。EEPROMに対する書込みはRAMに比較し
て時間がかかるので、バックアップ電源により保持時間
の間給電を行っている。ここでは保持時間として60msec
を確保してある。
【0011】このように構成された装置の動作を次に説
明する。図3は通常の電源断時の動作を説明する波形図
である。ここで、EEPDISはEEPROMディスエ
ーブル信号、BAKDISはバックアップディスエーブ
ル信号、PWDNは給電停止検知信号、EEPBSYは
EEPROMビジー信号である。電源断が発生すると、
運転パラメータ並びにセットアップパラメータがRAM
からEEPROMのパラメータ記憶領域41に転送され
る。ここでは4ページあるので、28msecが書込みに必要
な時間である。保持時間はこの書込み時間に比べて余裕
を確保してある。
【0012】図4はパラメータ変更時に電源断が発生し
たときの動作を説明する波形図である。パラメータ変更
があれば、変更後の運転パラメータ並びにセットアップ
パラメータが一組としてRAMからEEPROMのパラ
メータ記憶領域41に転送される。この途中で電源断が
発生すると、このバックアップ動作完了後、運転パラメ
ータ並びにセットアップパラメータがRAMからEEP
ROMのパラメータ記憶領域41に転送される。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、EEPROMの寿
命に比較して低い頻度で変更されるパラメータに関して
は変更の度にバックアップし、頻繁に変更されるパラメ
ータに関しては電源断の発生したときだけバックアップ
しているので、EEPROMの寿命を考慮することなく
確実にパラメータがバックアップされ、指示調節計とし
ての信頼性が高くなるという特有の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図2】図1の装置を具体的な回路により実現した説明
図である。
【図3】通常の電源断時の動作を説明する波形図であ
る。
【図4】パラメータ変更時に電源断が発生したときの動
作を説明する波形図である。
【符号の説明】
10 電源監視回路 20 バックアップ電源 30 RAM(揮発性記憶部) 40 EEPROM 50 パラメータ管理部 60 電源断バックアップ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奈良 浩 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横 河電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−25544(JP,A) 特開 平2−163849(JP,A) 特開 昭60−138657(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 1/26 - 1/32 G06F 12/16 G05B 9/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源断を検知する給電停止検知信号を出力
    する電源監視回路10と、 電源断から保持時間の間の動作用電力を供給するバック
    アップ電源20と、 運転パラメータ、セットアップパラメータ、高頻度変更
    パラメータ並びに運転途中のデータを格納する揮発性記
    憶部30と、 運転パラメータ並びにセットアップパラメータを格納す
    るパラメータ記憶領域41と、高頻度変更パラメータ並
    びに運転途中のデータを格納するバックアップ記憶領域
    42を有するEEPROM40と、 外部より運転パラメータ又はセットアップパラメータが
    変更されたときは、この揮発性記憶部とEEPROMの
    パラメータ記憶領域に記憶されるパラメータを変更され
    たパラメータと一致させるパラメータ管理部50と、 前記電源監視回路より給電停止検知信号が出力されたと
    きは、揮発性記憶部に格納された高頻度変更パラメータ
    並びに運転途中のデータをEEPROMのバックアップ
    記憶領域に保持時間内に転送する電源断バックアップ部
    60と、 を具備することを特徴とする指示調節計。
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