JP3697785B2 - プリンタ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、書込/読み出し可能な不揮発性メモリーを有し、異常終了の際に要保存情報を不揮発性メモリーに退避させて印刷処理の再開時に退避させた情報を必要に応じて復帰させるリカバリー手段を有するプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータシステムにおいては、処理中に電源遮断が通常手順(プログラムによる場合も含む)による電源スイッチオフ以外の原因でホストコンピュータまたは周辺装置が動作中に異常終了する場合がある。このような異常終了の原因の一つに停電等を原因とする電源遮断の発生や誤操作による電源スイッチオフ等の電源異常によるものがある。
【0003】
大・中・小型コンピュータ装置では、異常終了が生じると遮断直前のRAM上の処理データやパラメータ等の設定データやシステムによるカウンタ値等が消失することとなり、処理直前の状態に復帰させることができなくなるので、コンピュータ装置の規模や使用目的に応じて退避させるデータの範囲や量は異なるが、大容量コンデンサ,バッテリー等の緊急予備電源(コンピュータ装置の規模によってはさらに予備発電装置を有する場合もある)を備え、一定時間通電状態を維持させてRAM上のデータ消失を防ぐと共に処理中のデータやパラメータ等の設定データやシステムによるカウンタ値等を磁気ディスク等に退避させ、電源回復時にこれらを復帰させて処理を継続する、いわゆる電源異常に対するリカバリー措置が講じられている。
【0004】
一方、パーソナルコンピュータシステムでは、上述したコンピュータ装置と同様の電源異常の発生に加えて、電源保護が上述したコンピュータ装置に比べて簡易であることや、例えば、コンセントが足に絡んで抜けてしまうというような事を原因とする電源異常が発生する場合があることなどから、上述したコンピュータ装置に比べ電源異常の発生するチャンスが多いが、コストおよび物理的なサイズの制約により備えられる緊急予備電源の種類や大きさ(容量)が制限されるので、リカバリー措置も制約され、パラメータ等の設定データやシステムによるカウンタ値等の退避を限度とするものが多い。
【0005】
ここで、パーソナルコンピュータシステムの周辺機器、特に、プリンタ装置にあってはホストコンピュータ側と電源ケーブルを接続して電源を得る場合や、ホストコンピュータ側とは電源を別にし(例えば、家庭用電源にアダプタ付電源ケーブルを接続して)電源供給を得る場合があるので、ホスト側の電源異常や誤った処理手順によるホスト側メインスイッチオフによる印字処理の中断に加え、印字処理中にプリンタ側の停電やコンセントが抜かれるなどのプリンタ装置自体の電源異常により印字処理の中断(異常終了)が生ずる場合がある。
【0006】
このような印字処理の中断に対する措置として、従来、プリンタ装置に大容量コンデンサを備え、100msec程度の間5Vの電圧を保持させてこの間にプリンタ装置として必要な情報(パラメータやカウンタ値等)を書込/読み出し可能な不揮発性メモリーの一部であるEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)に記憶させていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
パーソナルコンピュータシステムにおいては、一般的に、前述したように物理的なサイズの制約に加えて価格的な制約があるが、このことはシステムを構成する周辺機器にも当然に及ぶので、電源異常を原因とする印刷処理の異常終了に対処するためにプリンタ装置に大容量の予備電源を備えることは望ましくないという設計上、販売上の要請がある。
【0008】
そこで、理想的には、プリンタ装置にEEPROMのような書込/読み出し可能な不揮発性メモリーを備え、常時、パラメータやカウンタ値等の必要情報を保存させておき、電源終了状態の回復後それらの保存情報を読み出して異常状態発生直前のパラメータやカウンタ値等の必要情報を復帰させて処理を行えるよう構成することが望ましいが、EEPROMの書込回数は現時点では10万回程度が限度のため、頻繁に書込を行うとすぐに寿命がきてしまうので、前述したように、従来技術では、電源がオフ(通常手順による電源オフおよび電源異常による遮断を含む)になった場合にのみ、100msec程度の間5Vの電圧を保持させて、書込むように構成している。
【0009】
しかしながら、この書込に必要な時間5Vの電圧を保持するためにはプリンタ装置に大容量コンデンサを備えなければならず、また、印刷性能の高度化、高速化に伴い保存したい情報が増加する傾向にあるが、この場合には従来より大きな容量のコンデンサを要することとなり、いずれも、上述したプリンタ装置の設計上の要請に反するという問題点があった。
【0010】
また、特に、インク残量あるいはトナー残量をカウントするカウンタ値のように全体として積算的に増加する情報に関しては、異常終了時に情報が消滅してしまうと、そのたび毎にその値に誤差が生じることになるので、電圧保持時間を最小限にして且つより精度の高い情報を保持することができる手段が要望されている。
【0011】
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、プリンタ装置の異常終了時に、従来より小さな容量のコンデンサで必要な情報を精度よく保存し得る手段を有するプリンタ装置を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、書込/読み出し可能な不揮発性メモリーを有し、印刷処理を中断して終了させる異常終了の際に該異常終了直前の状態に復帰させることが必要な要保存情報を不揮発性メモリーに退避させて印刷処理の再開時に上記退避させた情報を必要に応じて復帰させるリカバリー手段を有するプリンタ装置であって、前記リカバリー手段が、a.前記要保存情報のうち全体として積算的に増加する特定情報を示す積算データについて、その上位桁が変化した際その変化を保存情報として前記不揮発性メモリーに書込む保存情報書込手段と、b.印刷処理中に異常終了した場合に、前記積算データの下位桁を無視して当該下位桁と前記上位桁との間の中位桁のみを前記不揮発性メモリーに書込む中位桁書込手段と、を有することを特徴とするプリンタ装置にある。
【0013】
かかる第1の態様では、印字処理中は全体として積算的に増加(変化)するインクのドット数のカウンタ値のような特定情報を示す積算データについては、上位桁は変化がある毎に変化した値をEEPROMに書込んで前回の値を更新し、異常終了の場合には中位桁のみを書込むだけでよいようにリカバリー手段を構成しているので、従来、異常終了時に必要であった全情報の退避の必要がない。従って、異常終了による電源遮断後の電圧保持時間が少なくてすみ、電圧保持のためのコンデンサ容量が少なくて済むのでプリンタ設計上の大きな利点となるとともにサイズ的、コスト的にも有利であり、且つ保存される積算データは非常に誤差の少ない精度の高いものである。
【0014】
また、本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記リカバリー手段が、前記保存情報書込手段が前記上位桁の変化を書込終了する前に異常終了した際に、前記不揮発性メモリーに書込失敗フラグを書込むフラグ書込手段をさらに有することを特徴とするプリンタ装置にある。
【0015】
かかる第2の態様では、積算データの上位桁の変更を書込む途中で異常終了があった場合、書込の失敗を知らせる書込失敗フラグを書込むことにより再開時に上位桁の補正ができ、万が一の場合にも積算データに大きな誤差がでない。
【0016】
また、本発明の第3の態様は、第2の態様において、前記リカバリー手段が、異常終了した後の再開の際に前記不揮発性メモリーに前記書込失敗フラグがある場合には、当該不揮発性メモリーに保存された前記積算データのうち前記上位桁が1繰り上がるように復帰することを特徴とするプリンタ装置にある。
【0017】
かかる第3の態様では、異常終了後の再開時に書込失敗フラグがあった場合には、積算データの上位桁が1繰り上がるように復帰することで上位桁の補正を行うので、万が一の場合にも積算データに大きな誤差がでない。
【0018】
また、本発明の第4の態様は、第1〜3の何れかの態様において、前記リカバリー手段は、異常終了した後の再開の際に前記不揮発性メモリーに保存された前記積算データのうち前記無視した下位桁を、当該下位桁の中間値にして復帰することを特徴とするプリンタ装置にある。
【0019】
かかる第4の態様では、異常終了時には無視されて更新されない積算データの下位桁の値を復帰時に補正するので、復帰時に常に中間値に変更することで、積算される誤差は最終的には非常に小さくなる。
【0020】
また、本発明の第5の態様は、第1〜4の何れかの態様において、前記保存情報書込手段が、前記要保存情報のうち前記特定情報以外の非特定情報については、変化のあるたびに該変化した情報を保存情報として前記不揮発性メモリーに書込むことを特徴とするプリンタ装置にある。
【0021】
かかる第5の態様では、プリンタ装置が通常動作中に、保存が必要な情報(要保存情報)のうち設定パラメータ値やある種のカウンタ値のような時折変化する非継続的変化情報は変化のある毎にEEPROMに書込んで前回の値を更新するので、異常終了時に書込することなく常に最新の情報を保持できる。
【0022】
また、本発明の第6の態様は、第1〜5の何れかの態様において、前記中位桁書込手段により書込まれる中位桁のデータが、1.5〜2バイトであることを特徴とするプリンタ装置にある。
【0023】
かかる第6の態様では、異常終了時に書込む中位桁のデータを1.5〜2バイトとすることにより、復帰されるデータの精度が高く保持したまま異常終了時に電圧を保持するためのコンデンサ容量を小さくすることができる。
【0024】
また、本発明の第7の態様は、第1〜6の何れかの態様において、前記保存情報書込手段が、正常終了の際に前記要保存情報のうち少なくとも前記全体として積算的に増加する特定情報を保存情報として前記不揮発性メモリーに書込むことを特徴とするプリンタ装置にある。
【0025】
かかる第7の態様では、正常終了時に最新の情報を保持しておくことにより、例えば、一定時間毎に更新することなく、正常終了時および異常終了時の書込だけで最新の情報を精度よく保持することができる。
【0026】
また、本発明の第8の態様は、第1〜7の何れかの態様のプリンタ装置の構成を有し、前記要保存情報中の前記積算データが、印字機構の駆動中に打出したドット数のカウンタ値を含むことを特徴とするインクジェットプリンタ装置にある。
【0027】
かかる第8の態様では、インクドット数カウンタ値の異常終了による誤差をほとんどなくすことができるので、インクの残量の検出の精度が非常に向上する。
【0028】
また、本発明の第9の態様は、第1〜7の何れかの態様のプリンタ装置の構成を有し、前記要保存情報中の前記積算データが、印字機構の駆動中に消費したトナー量のカウンタ値を含むことを特徴とするレーザープリンタ装置にある。
【0029】
かかる第9の態様では、消費したトナーのカウンタ値の異常終了による誤差をほとんどなくすことができるので、トナー残量の検出の精度が非常に向上する。
【0030】
【発明の実施の形態】
図1は本発明のプリンタ装置の一実施の形態を示す図であり、プリンタ装置100は図示しないホストコンピュータからケーブル200を介して送出される出力フォーマット,文字種,ライン制御情報等の出力制御情報および出力データを受信する。
【0031】
プリンタ装置100はインターフェイス1,CPU2,ROM3,リカバリー手段4,EEPROM5,RAM6,印字機構7、および図示しないが緊急予備電源としてのコンデンサおよびプリンタ装置に家庭用電源または事業用電源から電力を供給するためのアダプタ付電源ケーブルを有している。
【0032】
インターフェイス1はホストコンピュータからケーブル3を介して送出される出力制御情報および出力データを受信してそれらをプリンタ装置100の仕様に対応させてCPU2に送り出す。
【0033】
CPU2は、受信した出力制御情報をRAM6の出力制御ブロック(図示せず)に格納すると共に受信データをRAM6のバッファエリア(図示せず)に格納する。
【0034】
また、CPU2は、後述するようにリカバリー手段4により、要保存情報のうち全体として積算的に増加する特定情報を示す積算データについて、その上位桁が変化した際その変化を保存情報としてEEPROM5に書込み(具体的には、各々の必要情報の書込位置はEEPROM5内で割り当てられているので、変化した上位桁だけまたは全体を変更する)、この上位桁の書込終了前に異常終了した場合には、EEPROM5に書込失敗フラグを書込み(図5参照)、また、印刷処理中に異常終了した場合には、前記積算データの下位桁を無視して当該下位桁と前記上位桁との間の中位桁のみをEEPROM5に書込む。
【0035】
ここで、積算データは、上述した上位桁、中位桁および下位桁で構成され、これらの範囲は予め定められたものである。下位桁は、通常、無視しても差し支えない範囲の桁数であり、中位桁は、下位桁に連続する上位の桁で且つ異常時に書込むのに最低限の書込時間の確保で書込める範囲のものであり、上位桁は、この中位桁に連続する最上位の範囲の桁である。
【0036】
さらに、CPU2はプリンタ装置100が異常状態から正常状態に復帰されて処理を再開する場合に、リカバリー手段4によりEEPROM5に保存されていた情報を読み出して、全体として積算的に増加する積算データの下位桁をその中間値に更新し、さらに、EEPROM5に書込失敗フラグがあった場合には上位桁を当該上位桁が1繰り上がるように更新する。
【0037】
また、CPU2は、後述するリカバリー手段4により、電源が正常にオフされた際には前記要保存情報のうち少なくとも前記全体として積算的に増加する特定情報をEEPROM5に書き込む。
【0038】
さらに、CPU2は、要保存情報のうち前記全体として積算的に増加する特定情報以外の情報について変化があった場合に、その変化があった情報をEEPROM5に書込む。なお、この情報については、場合によっては正常保存のときにのみEEPROM5に書込むようにしてもよいし、さらに所定時間間隔毎にEEPROM5に書込むようにしてもよい。
【0039】
また、CPU2は印刷制御情報に基づいて印字機構7を制御してデータの印刷を実現させる。さらにまた、CPU2は前述の出力制御情報に基づく出力制御や、受信データの圧縮および圧縮された中間コードの格納,および中間コードを所定ブロックサイズ毎に取り出してビットマップイメージに展開して出力バッファに転送する等の処理を行うと共に、その他プリンタ装置100の動作全体を制御する。
【0040】
また、CPU2は、異常終了が発生した際、その異常終了を検出した信号を割り込みの形で受け付けることにより、本発明のリカバリー処理も含めて最低限必要な処理を実行する。
【0041】
ROM3にはリカバリー手段4が格納されている。また、ROM3には出力制御情報に基づく出力制御や、受信データに基づくビットマップイメージの展開等のための手段,およびその他の印刷制御用プログラムが格納されている。
【0042】
リカバリー手段4は、プリンタ装置100の印刷処理中に、電源異常により、処理が中断される異常終了状態の発生に備えて、該異常終了直前の状態に復帰させることが必要な情報(以下、要保存情報)のうち少なくとも全体として積算的に増加する積算データを保存情報としてEEPROM5に退避させ、印刷処理の再開時に退避させた保存情報を復帰させる手段であって、図2のブロック図に示すように保存情報書込手段41,フラグ書込手段42,中位桁書込手段43,および保存情報復帰手段44を含んでいる。
【0043】
保存情報書込手段41は、図3(a)のフローチャートに示すように、印刷処理中に、要保存情報のうち全体として積算的に増加する特定情報を示す積算データについては、その上位桁が変化した際にその変化毎に上位桁またはデータ全体を更新する。また、保存情報書込手段41は、要保存情報のうち全体として積算的に増加する特定情報以外の情報(非特定情報)については、変化のあるたびに該変化した非特定情報を保存情報としてEEPROM5に書込む。さらに、保存情報保存手段41は、電源が正常にオフされた際には前記要保存情報のうち少なくとも前記全体として積算的に増加する特定情報を保存情報としてEEPROM5に書込む。
【0044】
フラグ書込手段42は、図3(a)のフローチャートに示すように、印刷処理中に積算データの上位桁が変化して該上位桁を書込終了する前に異常終了した場合にEEPROM5に書込失敗フラグ(図5参照)の書込を行う。なお、書込失敗フラグの書込は、EEPRROM5の所定の場所に行えばよいが、異常終了時に無視する積算データの下位桁の何れかに書き込んでもよい。なお、無視した下位桁は後述するように、再開の際には例えば中間値として復帰されるので、書込フラグが書込まれても問題はない。
【0045】
中位桁書込手段43は、図3(b)のフローチャートに示すように、印刷処理中に異常終了した場合に、要保存情報のうち全体として積算的に増加する特定情報を示す積算データの中位桁のみを更新する。この場合、積算データ全体を更新する時間だけ電圧を保持できないが、中位桁のみ更新する時間だけは必要な電圧を保持できるように設定しているため、中位桁のみ書込む。
【0046】
保存情報復帰手段44はプリンタ装置100に起きた異常終了状態が回復され正常動作が可能になったとき、EEPROM5に保存していた保存情報および書込失敗フラグを読み出して、所定の処理を施した後、RAM6の所定アドレスに書込む。
【0047】
EEPROM5は書込/読み出し可能な不揮発性メモリーの例であり、上述した保存情報書込手段41および中位桁書込手段43により書込まれた保存情報を保存し、また、フラグ書込手段42により書込まれた書込失敗フラグを格納する。さらに、保存情報復帰手段44により上記格納・保存している書込失敗フラグおよび保存情報の読み出しを行うことができる。なお、保存情報を書込むための書込/読み出し可能な不揮発性メモリーとして、フロッピーディスクや磁気ディスク等を用いることもできるが、書込時間がEEPROMに比べ長いことや、駆動電力が大きく緊急予備電源としてコンデンサだけでは不十分であることからプリンタ装置の物理的、価格的制約上不都合があるなどの理由により、EEPROMを用いることが望ましい。
【0048】
RAM6は、ホストコンピュータから受信した出力制御情報および受信データと印刷条件等の印刷制御情報および他必要情報を格納するメモリーであり、また、格納された受信データを圧縮した中間コードの格納エリアおよび中間コードをビットマップイメージデータとして展開するための作業用メモリーとしても用いられ、実際に出力される印字イメージや画像イメージがビットマップイメージで展開される。
【0049】
印字機構7は、RAM6に展開されたイメージデータを出力制御情報に基づいてCPU2の制御の下に出力する。
【0050】
また、プリンタ装置100は図示しないが、電源の遮断があった場合に積算データの中位桁および書込失敗フラグの書込に必要な一定時間は所定電圧を維持するだけの容量を有したコンデンサを備えている。
【0051】
本発明では上述したように積算データの上位桁については変化があったときに更新し、更新する際に異常終了したときのみ書込失敗フラグを書込み、一方、異常終了のときには積算データの上位桁および下位桁は無視して中位桁のみを書込する構成としたことにより、異常終了時には中位桁および書込失敗フラグのみの書込でよい。従って、異常終了時に書込むに必要な時間が短縮されるので、前述した従来技術おいて異常終了時に備えるためのコンデンサの容量に比べ小さな容量のコンデンサを備えればよい。また、このような構成では、上位桁は常に変化があるごとに更新され、下位桁として無視し得る範囲を選択すれば、異常終了時に中位桁が必ず更新されることから、復帰された積算データは非常に精度の高いものである。また、無視した下位桁については中間値として復帰することによりさらに精度が高いデータとして復帰できる。
【0052】
図2はリカバリー手段4の構成を示すブロック図であり、図3はCPU2により実行制御されるリカバリー手段4のフローチャートの例である。なお、図2に示されている印刷処理ブロック30は出力データの印刷を行うための準備処理および実際の印刷処理動作を含む。以下、リカバリー時のCPU2の動作について図2および図3をもとに説明する。
【0053】
図3(a)はリカバリー手段4による積算データの上位桁の更新および書込失敗フラグの書込フローであり、CPU2は、図3(a)のステップS1〜S6で保存情報書込手段41の実行制御を行い、ステップS5〜S8でフラグ書込手段42の実行制御を行う。
【0054】
ステップS1ではEEPROM5に書込を要する情報(設定パラメータやカウンタ値等の要保存情報)が前回の情報と異なっているか否かを調べ、要保存情報のうち1つでも異なっている場合にはステップS2に移行する。この場合、「前回の情報」はEEPROM5に書込まれている情報をその都度取り出してもよいし、電源立ち上げ時にEEPROM5に書込まれている情報を読み出してRAM6上に格納しておいたものでもよい。なお、RAM6上に格納しておく場合には、後述するステップS3およびS5での変化情報のEEPROM5への書込時にRAM6上のデータも同時に更新する必要がある。
【0055】
ステップS2では、その変化した要保存情報を調べて全体として積算的に増加する特定情報であるか否かを判定し、特定情報でない場合(非特定情報の場合)にはステップS3に移行し、特定情報の場合にはステップS4に移行する。ここで、要保存情報が特定情報か否かの判定を容易にするためには、要保存情報が特定情報か非特定情報かを示す情報(テーブル)をROM3かEEPROM5に予め登録しておくことが望ましい。
【0056】
なお、特定情報の例としてはインクの残量を知るためのドット数カウンタ値や、インクの廃液量を知るための廃液カウンタ値や、トナーの使用量を知るためのトナー使用量カウンタ値等の特定のカウンタ値がある(実施例参照)。
【0057】
ステップS3では、変化情報をEEPROM5の所定アドレスに書込み、その後、ステップS1に戻る。
【0058】
ステップS4では、特定情報を示す積算データの所定の上位桁が変化しているか否かを調べ、上位桁が変化していない場合にはステップS1に戻り、上位桁が変化している場合にはステップS5に移行する。
【0059】
ステップS5では積算データの変化した上位桁の書込を開始し、ステップS6に移行する。ここでの書込は上位桁のみでもよいが、積算データ全体を書込んでもよい。ステップS6では上位桁書込が終了したか否かを調べ、終了した場合にはステップS1に戻り、終了しない場合には、ステップS7に移行する。
【0060】
ステップS7では、異常終了が発生したか否かを判定し、異常終了していない場合にはステップS6に戻り、異常終了の場合にはステップS8に移行し、ステップS8で書込失敗フラグをEEPROM5に書込む。
【0061】
ステップS8では通常電源は遮断されているが、前述したようにコンデンサにより異常状態フラグの書込に必要な時間は、必要な電圧が保持されるのでフラグ書込手段42により書込失敗フラグをEEPROM5に書込むことができる。
【0062】
なお、書込失敗フラグは、上位桁の書込失敗を示すものであればいかなるものでもよい(図5参照)。
【0063】
図3(b)はリカバリー手段4による積算データの中位桁の更新フローであり、CPU2は、図3(b)のステップS11〜S13で中位書込手段43の実行制御を行う。
【0064】
ステップS11では異常終了か否かを判定し、異常終了の場合にはステップS12に移行して特定情報を示す積算データの所定の中位桁のみをEEPROM5に書込む。
【0065】
ステップS12では通常電源は遮断されているが、前述したようにコンデンサにより異常状態フラグの書込に必要な時間は、必要な電圧が保持されるので中位桁書込手段42により中位桁をEEPROM5に書込むことができる。
【0066】
図4はリカバリー手段4による書込失敗フラグおよび保存情報の読み出しおよび保存情報の復帰フローの一例である。
【0067】
ステップS21では印刷処理が再び開始された場合に、CPU2は保存データ復帰手段44の実行制御を行い、EEPROM5に保存していた保存情報を読み出す。
【0068】
ステップS22ではEEPROM5に書込失敗フラグがあったか否かを調べ、書込失敗フラグがなかった場合にはステップS23に移行し、書込失敗フラグがあった場合にはステップS24に移行する。
【0069】
ステップS23では読み出した保存情報をそれぞれRAM6の所定アドレスに書込むが、特定情報を示す積算データの所定の下位桁のみを中間値に変更して復帰させる。ここで、中間値とは当該下位桁が示す最小値と最大値との中間の値をいう。このように中間値の変更するのは、異常終了の際に無視した下位桁による誤差を最小限にするために平均的な値に書き換える意味であるので、必ずしも正確な中央の値である必要はなく、中間の所定の値であれば差し支えない。
【0070】
ステップS24も同様に読み出した保存情報をそれぞれRAM6の所定アドレスに書込むが、特定情報を示す積算データの所定の下位桁のみを中間値に変更すると同時に、この積算データの上位桁を1繰り上げるように変更して復帰させる。このように上位桁を1繰り上げるのは、積算データの上位桁が変化した場合に図3(a)のステップS5で行われるべき上位桁の書込の失敗を補完するためであり、このような上位桁の変化は必ず1繰り上がる変化である。
【0071】
図5は異常状態フラグの例を示す図であり、図5は書込失敗フラグを0.5バイト(4ビット)とした例であり、最高位ビット(bit3)をそれが’1’のとき書込失敗が起きたことを意味するフラグとした例である。なお、書込失敗フラグを1バイト以上とすることも考えられるが、この書込失敗フラグは上述したように特定情報を示す積算情報の上位桁の変化を書込む途中で異常終了が生じたことを示すだけのものであるから、コンデンサの必要容量等を勘案すると4ビットで十分である。
【0072】
なお、積算データの上位桁の変化を保存するのに要する時間は、特に上位桁のみを書込む場合には、例えば、上位桁が1バイトとすると約10msecと非常に短い時間であるから、この間に異常終了が生じて書込に失敗するケースは非常に希であるから、この書込失敗フラグの書込をしないで、その分異常終了時に書込む中間桁の桁数を増やすようにしてもよい。
【0073】
【実施例】
<インクジェットプリンタ装置への適用例>
一実施例として本発明をインクジェットプリンタ装置に適用した例について以下、説明する。この例では、異常終了時の印字機構の状態を知るために必要な情報を要保存情報とした例であり、リカバリー手段の構成ブロック、保存情報および書込失敗フラグの書込フローについては発明の実施の形態の項での説明および図2および図3がそのまま当てはまるので説明を省略する。なお、以下の説明では図1〜図5に共通する構成部分については同じ記号を用いて説明する。
【0074】
インクジェットプリンタ装置の構成についても図1とほぼ同様であるが、印字機構の構成がインクジェット特有の構成(例えば、インクを噴射するためのノズルを有する点、シリアルにプリントするための紙送り機構を有する点、インク供給機構およびインク残量を検出するためのドットカウンタを有する点、等)を有している点を付記する。
【0075】
リカバリー手段のフローチャートについても保存状態書込手段41およびフラグ書込手段42については図3(a)と同様であり説明を省略する。保存情報復帰手段44についても、図4に示すフロート同様であり説明を省略する。
【0076】
本実施例のインクジェットプリンタ装置はインクの残量を知るために打出したドットの数(正確にはノズルから噴射されたインクの滴数)をカウントしている。そこで、印字機構7の動作中にはこのドット数のカウントが行われることになるが、EEPROM5に書込む前に電源がオフになるとカウンタ値に誤差が出てインク残量の検出が正しく行われなくなり、例えば、検出結果ではインクの残量があるはずであったが実際にはインクの残量がゼロであるというような事態が発生する可能性があり、このような事態の発生は印刷処理そのものへの影響も大きく、また、インクの噴射を行うヘッドの保全に好ましくない影響を与えることとなる。
【0077】
さらに、従来方式のように異常処理があった場合にのみ要保存情報をEEPROM5に書込むとした場合には、インクのドット数のカウントのためは4バイト×4色(3原色+黒)=16バイトが必要となり、これだけの情報を書込むためには32〜80msecの間5Vの電圧を維持する事が必要となる。従って、電源が遮断された場合の要保存情報をインクのドット数のカウンタ値を含むたのカウンタ値および設定パラメータの値とすると5Vの電圧を維持する時間は100msec以上となる。
【0078】
しかしながら、本実施例では保存情報書込手段41で要保存情報のうち設定パラメータ値やある種のカウンタ値のような時折変化する非特定情報は変化のある毎に印刷処理中にEEPROM5に書込んで前回の値を更新し、全体として積算的に増加して印字処理中は継続的に値が増加(変化)するインクのドット数のカウンタ値のような特定情報については、この特定情報を示す積算データの所定の上位桁が変化したときに変化した値をEEPROM5に書込んで前回の値を更新し、この書込の際に異常終了して書込に失敗した場合には異常状態フラグ書込手段42により書込失敗フラグを書込き、また、異常終了した場合には、特定情報を示す積算データの所定の中位桁のみをEEPROM5に書込んで前回の値を更新するようにリカバリー手段を構成しているので、要保存情報の通常の書込はプリンタ装置100の通常電源により行うことができ、異常終了の際には積算データの中位桁および書込失敗フラグのみの書込に必要なコンデンサによる5Vの電圧維持時間内にすればよい。
【0079】
図6に示すように、例えば、黒インクのドット数カウンタ値を示す4バイトのデータDがあった場合、上位の1バイト分を上位桁D1、中位の1.5バイト分を中位桁D2、下位の1.5バイト分を下位桁D3とする。ここで、7%印字で1頁当たりの印刷に60万ドットのインクを使用するとすると、下位の1.5バイトの下位桁D3は、1頁の0.08%に相当するので、十分に無視できる値である。また、以上終了後、印刷再開の場合には平均的な中間値として復帰されるので、誤差はさらに小さくなり、無視できる。また、上位桁が変化する(1繰り上がる)のは、同条件として27頁毎であるが、これは保存情報書込手段41により変化のある毎に書込まれるので問題はない。また、この上位桁の書込の途中で異常終了が発生して書込が失敗してもフラグ書込手段42により異常終了時に書込失敗フラグが書込まれ、印刷再開時に上位桁に1を繰り上げて復帰するので、万が一の場合でも大きな誤差は発生しない。また、中間桁は、異常終了毎に書き換えられるので、常に正確な値として保存されている。
【0080】
ここで、上位桁がこのように1バイトとするとその書込に必要な時間は約10msec程度となるので、この間に異常終了することはほとんど予期する必要がないとも判断できる。この場合には、同一のコンデンサの容量で中間桁を2バイトとして書込むことができるので、この場合には無視する下位桁による誤差をさらに小さくすることができる。
【0081】
何れにしても異常終了時の書込を2バイトとしてもその復帰された積算データの精度は異常終了時にデータ全体を書込むようにする従来の処理と同等である。したがって、コンデンサの容量は従来より少なくてよく、サイズ、コストの低下に寄与する。また、要保存情報数が増してもコンデンサの容量を増加する必要はない。
【0082】
なお、上述した書込失敗フラグの書込は、EEPROM5の所定の位置に行えばよいが、本実施例では、図6(b)に示すように、異常終了の際に無視する下位桁D3の上位4ビットの桁D4に書込むようにしている。この場合、例えば、異常終了の際に、上位桁の書込失敗があった場合には桁D4に’1’を書込み、上位桁の書込失敗がない場合には’0’を書込むようにする。
【0083】
<レーザープリンタ装置への適用例>
応用例として本発明をレーザープリンタ装置のトナー残量の検出に適用することができる。この例では、異常終了時の印字機構の状態を知るために必要な情報を要保存情報とした例であり、プリンタ装置の構成図、リカバリー手段の構成ブロック、フローチャート、保存情報および書込失敗フラグの書込フロー、および書込失敗フラグなど本応用例の要素は、インクのドット数カウンタ値に代えてトナーの消費量のカウンタ値を要保存情報の一つとした点以外は前述した実施例と同様であり、説明を省略する。なお、本実施例でもEEPROM5は通常プリンタ本体に搭載されるが、EEPROM5がトナーカートリッジに搭載されていても問題ないことはいうまでもない。また、主にカラーレーザプリンタに用いられる定着オイルの使用量等についても適用可能である。
【0084】
以上本発明の実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
【0085】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、プリンタ装置が通常動作中に、保存が必要な情報(要保存情報)のうち全体として積算的に増加するインクのドット数のカウンタ値のような特定情報を示し積算データについては、その上位桁は変化がある毎に変化した値をEEPROMに書込んで前回の値を更新し、異常終了の場合には中位桁のみを書込むだけでよいようにリカバリー手段を構成しているので、従来、異常終了時に必要であった情報全体の退避を行うことなく、精度よく情報を復帰できる。従って、異常終了による電源遮断後の電圧保持時間が少なくてすみ、電圧保持のためのコンデンサ容量が少なくて済むのでプリンタ設計上の大きな利点となる。また、サイズ的、コスト的にも寄与し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリンタ装置の望ましい実施の形態の一例を示す図である。
【図2】リカバリー手段の構成を示すブロック図である。
【図3】CPUにより実行制御されるリカバリー手段のフローチャートの例である。
【図4】CPUにより実行制御されるリカバリー手段のフローチャートの例である。
【図5】書込失敗フラグの例を示す図である。
【図6】積算データの一例のインクドット数カウンタ値を示すデータの例を示す図である。
【符号の説明】
2 CPU
4 リカバリー手段
5 EEPROM(書込/読み出し可能な不揮発性メモリー)
41 保存情報書込手段
42 異常状態フラグ書込手段
43 中位桁書込手段
44 保存情報復帰手段
100 プリンタ装置

Claims (9)

  1. 書込/読み出し可能な不揮発性メモリーを有し、印刷処理を中断して終了させる異常終了の際に該異常終了直前の状態に復帰させることが必要な要保存情報を不揮発性メモリーに退避させて印刷処理の再開時に上記退避させた情報を必要に応じて復帰させるリカバリー手段を有するプリンタ装置であって、
    前記リカバリー手段が、
    a.前記要保存情報のうち全体として積算的に増加する特定情報を示す積算データについて、その上位桁が変化した際その変化を保存情報として前記不揮発性メモリーに書込む保存情報書込手段と、
    b.印刷処理中に異常終了した場合に、前記積算データの下位桁を無視して当該下位桁と前記上位桁との間の中位桁のみを前記不揮発性メモリーに書込む中位桁書込手段と、を有し、
    前記リカバリー手段は前記不揮発性メモリーに書込んでいた上位桁情報と中位桁情報に基づいて前記積算データを復帰させることを特徴とするプリンタ装置。
  2. 請求項1において、前記リカバリー手段が、
    前記保存情報書込手段が前記上位桁の変化を書込終了する前に異常終了した際に、前記不揮発性メモリーに書込失敗フラグを書込むフラグ書込手段、をさらに有することを特徴とするプリンタ装置。
  3. 請求項2において、前記リカバリー手段は、異常終了した後の再開の際に前記不揮発性メモリーに前記書込失敗フラグがある場合には、当該不揮発性メモリーに保存された前記積算データのうち前記上位桁が1繰り上がるように復帰することを特徴とするプリンタ装置。
  4. 請求項1〜3の何れかにおいて、前記リカバリー手段は、異常終了した後の再開の際に前記不揮発性メモリーに保存された前記積算データのうち前記無視した下位桁を、当該下位桁の中間値にして復帰することを特徴とするプリンタ装置。
  5. 請求項1〜4の何れかにおいて、前記保存情報書込手段が、前記要保存情報のうち前記特定情報以外の非特定情報については、変化のあるたびに該変化した情報を保存情報として前記不揮発性メモリーに書込むことを特徴とするプリンタ装置。
  6. 請求項1〜5の何れかにおいて、前記中位桁書込手段により書込まれる中位桁のデータが、1.5〜2バイトであることを特徴とするプリンタ装置。
  7. 請求項1〜6の何れかにおいて、前記保存情報書込手段が、正常終了の際に前記要保存情報のうち少なくとも前記全体として積算的に増加する特定情報を保存情報として前記不揮発性メモリーに書込むことを特徴とするプリンタ装置。
  8. 請求項1〜7の何れかに記載のプリンタ装置の構成を有し、前記要保存情報中の前記積算データが、印字機構の駆動中に打出したドット数のカウンタ値を含むことを特徴とするインクジェットプリンタ装置。
  9. 請求項1〜7の何れかに記載のプリンタ装置の構成を有し、前記要保存情報中の前記積算データが、印字機構の駆動中に消費したトナー量のカウンタ値を含むことを特徴とするレーザープリンタ装置。
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