JP2839960B2 - ストップランプ点灯法及び点灯装置 - Google Patents
ストップランプ点灯法及び点灯装置Info
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- JP2839960B2 JP2839960B2 JP2385491A JP2385491A JP2839960B2 JP 2839960 B2 JP2839960 B2 JP 2839960B2 JP 2385491 A JP2385491 A JP 2385491A JP 2385491 A JP2385491 A JP 2385491A JP 2839960 B2 JP2839960 B2 JP 2839960B2
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- Japan
- Prior art keywords
- deceleration
- stop lamp
- vehicle
- braking
- acceleration sensor
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、排気ブレーキ、エンジ
ンブレーキまたは、パーキングブレーキ等での制動時で
もストップランプが点灯するようにしたストップランプ
点灯法及び装置に関するものである。
ンブレーキまたは、パーキングブレーキ等での制動時で
もストップランプが点灯するようにしたストップランプ
点灯法及び装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、ブレーキペダルを踏んでいる
ことを後続車に知らせ、追突の危険を無くすために、車
両にはストップランプが設けられている。従ってこのス
トップランプはブレーキペダルを踏んでいる時にのみ点
灯する構造となっている。
ことを後続車に知らせ、追突の危険を無くすために、車
両にはストップランプが設けられている。従ってこのス
トップランプはブレーキペダルを踏んでいる時にのみ点
灯する構造となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のストップランプはブレーキペダルを踏んでいる時の
み点灯する構成となっているため、排気ブレーキ、エン
ジンブレーキ、またはパーキングブレーキによる制動時
には点灯せず、このため、特に強力な排気ブレーキやエ
ンジンブレーキが作動した時などにおいては、後続車が
前方車両のブレーキ作動に気がつくのに遅れ追突事故を
起こすことがあった。
成のストップランプはブレーキペダルを踏んでいる時の
み点灯する構成となっているため、排気ブレーキ、エン
ジンブレーキ、またはパーキングブレーキによる制動時
には点灯せず、このため、特に強力な排気ブレーキやエ
ンジンブレーキが作動した時などにおいては、後続車が
前方車両のブレーキ作動に気がつくのに遅れ追突事故を
起こすことがあった。
【０００４】そこで本発明は、上記ブレーキペダルによ
るブレーキ作動以外の時でも、排気ブレーキやエンジン
ブレーキが作動し車両に大きな減速度が作用した時に
は、ストップランプが点灯するようにして、後続車両の
追突事故を未然に防止できるストップランプ点灯法及び
装置を提案せんとするものである。
るブレーキ作動以外の時でも、排気ブレーキやエンジン
ブレーキが作動し車両に大きな減速度が作用した時に
は、ストップランプが点灯するようにして、後続車両の
追突事故を未然に防止できるストップランプ点灯法及び
装置を提案せんとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前述した技術課題を達成
するために本発明が講じた第１の技術手段は、車両に設
けた前後加速度センサーと上下加速度センサーからの検
出値に基づき、制動にかかわる純粋な減速度を算出し、
算出した減速度が一定減速度以上の時にはストップラン
プが点灯するようにしたことにあり、また、第２の技術
手段は、ストップランプ点灯装置を、車両に設けた前後
加速度センサーと、上下加速度センサーと、前記各セン
サーからの検出値に基づいて制動に係わる純粋な減速度
を算出する減速度算出手段と、前記減速度算出手段から
の減速度が一定減速度以上であることを判定する減速度
判定手段と、減速度判定手段からの信号により点灯する
ストップランプとから構成したことにある。
するために本発明が講じた第１の技術手段は、車両に設
けた前後加速度センサーと上下加速度センサーからの検
出値に基づき、制動にかかわる純粋な減速度を算出し、
算出した減速度が一定減速度以上の時にはストップラン
プが点灯するようにしたことにあり、また、第２の技術
手段は、ストップランプ点灯装置を、車両に設けた前後
加速度センサーと、上下加速度センサーと、前記各セン
サーからの検出値に基づいて制動に係わる純粋な減速度
を算出する減速度算出手段と、前記減速度算出手段から
の減速度が一定減速度以上であることを判定する減速度
判定手段と、減速度判定手段からの信号により点灯する
ストップランプとから構成したことにある。
【０００６】
【作用】本発明は、車両制動時の前後と上下の加速度を
検出し、この検出値から下り勾配の影響などを除いた純
粋の車両減速度を算出し、この値が一定以上になった時
にストップランプを点灯させるようにする。こうするこ
とにより、ブレーキペダルによるブレーキ作動以外の時
でも、排気ブレーキやエンジンブレーキが作動し車両に
大きな減速度が作用した時には、ストップランプが点灯
し、後続車両の追突事故を未然に防止できる。
検出し、この検出値から下り勾配の影響などを除いた純
粋の車両減速度を算出し、この値が一定以上になった時
にストップランプを点灯させるようにする。こうするこ
とにより、ブレーキペダルによるブレーキ作動以外の時
でも、排気ブレーキやエンジンブレーキが作動し車両に
大きな減速度が作用した時には、ストップランプが点灯
し、後続車両の追突事故を未然に防止できる。
【０００７】
【実施例】以下本発明の好ましい実施例について説明す
る。第１図は本発明に係る実施例としてストップランプ
点灯システムのブロック線図、第２図は前後、上下の加
速度検出装置の説明図、第３図は下り勾配における制動
による減速度分を演算する説明図である。
る。第１図は本発明に係る実施例としてストップランプ
点灯システムのブロック線図、第２図は前後、上下の加
速度検出装置の説明図、第３図は下り勾配における制動
による減速度分を演算する説明図である。
【０００８】第１図において、１は通常のブレーキペダ
ルに設けられているブレーキスイッチ、２は車両に設け
られている前後加速度センサー、３は車両に設けられて
いる上下加速度センサー、４は制動による減速度算出手
段、５は減速度判定手段、６はＯＲ回路である。このブ
ロック図においてはブレーキスイッチが作動すると常に
ストップランプが点灯する。また、後述する前後センサ
ーおよび上下センサーからの検出値に基づいて、制動に
よる減速度を算出し、この減速度が一定減速度以上であ
ると判定されると、ストップランプが点灯する。
ルに設けられているブレーキスイッチ、２は車両に設け
られている前後加速度センサー、３は車両に設けられて
いる上下加速度センサー、４は制動による減速度算出手
段、５は減速度判定手段、６はＯＲ回路である。このブ
ロック図においてはブレーキスイッチが作動すると常に
ストップランプが点灯する。また、後述する前後センサ
ーおよび上下センサーからの検出値に基づいて、制動に
よる減速度を算出し、この減速度が一定減速度以上であ
ると判定されると、ストップランプが点灯する。
【０００９】続いて、前後、上下の加速度センサーの構
成と制動による純粋な減速度算出法を説明する。 前後
加速度センサー２は、重りとこの重りを車体に支持する
カンチレバーとこのカンチレバーに設けられた歪ゲージ
とによって構成されている。したがって、図に示す如く
に前後方向の加速度がこのセンサーに作用すると、この
加速度で重りが前後に移動し歪ゲージに加速度に比例し
た電気信号が発生し、これによって、加速度が検出され
る。また、上下加速度センサーは重りとこの重りを車体
に支持するカンチレバーとこのカンチレバーに設けられ
た歪ゲージとによって構成されている。したがって、図
に示す如くに上下方向の加速度がこのセンサーに作用す
ると、この加速度で重りが上下に振れ、歪ゲージに加速
度に比例した電気信号が発生し、これによって、加速度
が検出される。
成と制動による純粋な減速度算出法を説明する。 前後
加速度センサー２は、重りとこの重りを車体に支持する
カンチレバーとこのカンチレバーに設けられた歪ゲージ
とによって構成されている。したがって、図に示す如く
に前後方向の加速度がこのセンサーに作用すると、この
加速度で重りが前後に移動し歪ゲージに加速度に比例し
た電気信号が発生し、これによって、加速度が検出され
る。また、上下加速度センサーは重りとこの重りを車体
に支持するカンチレバーとこのカンチレバーに設けられ
た歪ゲージとによって構成されている。したがって、図
に示す如くに上下方向の加速度がこのセンサーに作用す
ると、この加速度で重りが上下に振れ、歪ゲージに加速
度に比例した電気信号が発生し、これによって、加速度
が検出される。
【００１０】制動による純粋な減速度は、前記前後加速
度および上下加速度に基づいて、つぎのようにして算出
される。即ち、下り勾配での制動時には、前後加速度セ
ンサーからの検出値には下り勾配分の減速度と制動分の
減速度がふくまれているため、制動による純粋な減速度
を算出するには、この下り勾配分の減速度を補正する必
要がある。この補正は上下センサーからの検出値によ
り、次の式により行われ、この結果純粋な減速度が求め
られることになる。具体的には、前後加速度センサーに
よる加速度をｂ、上下加速度センサーによる加速度を
ａ、制動による減速度をｃとすると、例えば下り勾配で
制動した場合第３図から明らかなように、その時の下り
勾配αはα＝ｃｏｓー（ａ／１ｇ）であるから、制動に
よる純粋な減速度ｃは ｃ＝ｂ−ａ・ｔａｎα から求められる。こうして求められた減速度は減速度判
定手段４に入力され、一定減速度（例えば減速度０．１
ｇ）以上であるか否かが判定され、一定減速度以上の時
は信号が出力されストップランプ７が点灯する。
度および上下加速度に基づいて、つぎのようにして算出
される。即ち、下り勾配での制動時には、前後加速度セ
ンサーからの検出値には下り勾配分の減速度と制動分の
減速度がふくまれているため、制動による純粋な減速度
を算出するには、この下り勾配分の減速度を補正する必
要がある。この補正は上下センサーからの検出値によ
り、次の式により行われ、この結果純粋な減速度が求め
られることになる。具体的には、前後加速度センサーに
よる加速度をｂ、上下加速度センサーによる加速度を
ａ、制動による減速度をｃとすると、例えば下り勾配で
制動した場合第３図から明らかなように、その時の下り
勾配αはα＝ｃｏｓー（ａ／１ｇ）であるから、制動に
よる純粋な減速度ｃは ｃ＝ｂ−ａ・ｔａｎα から求められる。こうして求められた減速度は減速度判
定手段４に入力され、一定減速度（例えば減速度０．１
ｇ）以上であるか否かが判定され、一定減速度以上の時
は信号が出力されストップランプ７が点灯する。
【００１１】以上のように本発明は、車両制動時の前後
と上下の加速度を検出し、この検出値から下り勾配の影
響などを除いた純粋の車両減速度を算出し、この値が一
定以上になった時にストップランプを点灯させることが
出来る。
と上下の加速度を検出し、この検出値から下り勾配の影
響などを除いた純粋の車両減速度を算出し、この値が一
定以上になった時にストップランプを点灯させることが
出来る。
【００１２】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明によれ
ば、ブレーキペダルによるブレーキ作動以外の時でも、
排気ブレーキやエンジンブレーキが作動し車両に大きな
減速度が作用した時には、ストップランプが点灯するの
で、後続車両の追突事故を未然に防止することができ
る。
ば、ブレーキペダルによるブレーキ作動以外の時でも、
排気ブレーキやエンジンブレーキが作動し車両に大きな
減速度が作用した時には、ストップランプが点灯するの
で、後続車両の追突事故を未然に防止することができ
る。
【図１】本発明に係る実施例としてストップランプ点灯
システムのブロック線図である。
システムのブロック線図である。
【図２】本発明に係る実施例で使用する前後、上下の加
速度検出装置の説明図である。
速度検出装置の説明図である。
【図３】下り勾配における制動による減速度分を演算す
る説明図である。
る説明図である。
１ ブレーキスイッチ ２ 前後加速度センサー ３ 上下加速度センサー ４ 制動による減速度算出手段 ５ 減速度判定手段 ７ ストップランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−209934（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−111550（ＪＰ，Ａ) 実開 平１−81339（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−111344（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−158340（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B60Q 1/44 F02D 9/06
Claims (2)
- 【請求項１】車両に設けた前後加速度センサーと上下加
速度センサーからの検出値に基づき、制動にかかわる純
粋な減速度を算出し、算出した減速度が一定減速度以上
の時にはストップランプが点灯するようにしたことを特
徴とするストップランプ点灯法。 - 【請求項２】車両に設けた前後加速度センサーと上下加
速度センサーと、前記各センサーからの検出値に基づい
て制動に係わる純粋な減速度を算出する減速度算出手段
と、前記減速度算出手段からの減速度が一定減速度以上
であることを判定する減速度判定手段と、減速度判定手
段からの信号により点灯するストップランプとから構成
されたことを特徴とするストップランプ点灯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2385491A JP2839960B2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | ストップランプ点灯法及び点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2385491A JP2839960B2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | ストップランプ点灯法及び点灯装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0648244A JPH0648244A (ja) | 1994-02-22 |
| JP2839960B2 true JP2839960B2 (ja) | 1998-12-24 |
Family
ID=12122015
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2385491A Expired - Lifetime JP2839960B2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | ストップランプ点灯法及び点灯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2839960B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6219910A (ja) * | 1985-07-18 | 1987-01-28 | Fanuc Ltd | 丸味付け方法 |
| JPS62264307A (ja) * | 1986-05-13 | 1987-11-17 | Fanuc Ltd | 法線ベクトル演算方法 |
| JPS63204413A (ja) * | 1987-02-20 | 1988-08-24 | Fanuc Ltd | 曲面創成方法 |
| KR19980053095A (ko) * | 1996-12-26 | 1998-09-25 | 박병재 | 차량의 급제동시 비상등 점등방법 |
| JP4551912B2 (ja) * | 2007-05-31 | 2010-09-29 | 三菱自動車工業株式会社 | 自動制動システム |
| JP6193928B2 (ja) * | 2010-10-26 | 2017-09-06 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具の制御装置および車両姿勢角度情報の算出方法 |
| JP2012153294A (ja) * | 2011-01-27 | 2012-08-16 | Mitsubishi Motors Corp | 車両の制動灯制御装置 |
| CN106828283A (zh) * | 2016-12-28 | 2017-06-13 | 长春工业大学 | 汽车灯光补偿控制器 |
-
1991
- 1991-01-25 JP JP2385491A patent/JP2839960B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0648244A (ja) | 1994-02-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981006 |