JP2838307B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2838307B2
JP2838307B2 JP2073244A JP7324490A JP2838307B2 JP 2838307 B2 JP2838307 B2 JP 2838307B2 JP 2073244 A JP2073244 A JP 2073244A JP 7324490 A JP7324490 A JP 7324490A JP 2838307 B2 JP2838307 B2 JP 2838307B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複写機,プリンタ,ファクリミリなどに適
用できる画像読取装置に関する。
(従来の技術) 第3図は従来の画像読取装置の構成図であり、30は積
載された原稿Sの最上位のものと当接している呼出しロ
ーラ、31は給紙ローラ32に当接している分離ローラ、3
3,34は搬送ローラ対,35はコンタクトガラス、36はコン
タクトガラス35の上に固定されている傾斜部を有する排
紙ガイド、37は排紙ローラ対、38はガイド板、39は搬送
されてきた原稿Sに対して画像の読取りを行う公知の光
学系、Pは光学系39の原稿に対する読取り位置である。
同図において、原稿Sは、呼出しローラ30によって分
離ローラ31と給紙ローラ32まで搬送され、複数の原稿S
が搬送された場合には、分離ローラ31の逆転による原稿
分離作用を受けて、一枚の原稿が搬送される。さらに原
稿Sは、搬送ローラ対33,34によりコンタクトガラス35
上に搬送され、光学系39によって読取り位置Pで画像の
読取りが行われる。そして原稿Sに対する読取りは順次
行われ、原稿Sの先端が排紙ガイド36に案内されて、排
紙ローラ対37で挟持される位置まで達すると原稿Sは排
紙ローラ対37によって図示しない排紙トレイなどに排出
されることになる。
(発明が解決しようとする課題) 上記の従来装置において、原稿Sは、搬送時におい
て、先端が排紙ガイド37に当接して若干戻されて、図の
左右方向、すなわち光学系39による読取りの副走査方向
に移動することがある。この副走査方向への移動は原稿
Sの後端が搬送ローラ対34から外れる時にも生じる。
上述した副走査方向への原稿Sの移動は、光学系39の
読取り位置Pに対して原稿Sが不要な移動を起こすこと
になり、読取られた画像データに異常(画像の伸び、縮
み)を発生させる原因になるという問題があった。
本発明の目的は、読取り位置における原稿の不要な移
動を抑制して、正確な読取りができる画像読取装置を提
供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明は、コンタクトガ
ラス上に搬送される原稿の画像を光学系の位置を固定し
て読取ることができる画像読取装置において、前記コン
タクトガラスより摩擦係数が大きく、かつ原稿をコンタ
クトガラスに押圧しながら搬送する読取りローラをコン
タクトガラス近傍に設置し、この読取りローラ近傍の排
紙側に前記光学系の原稿に対する読取り位置を設置し、
排紙側に原稿を出する排紙ローラを排紙側ガイド板近傍
に設置し、さらに読取り動作中に前記読取りローラを前
記コンタクトガラスに接するように移動させ、かつ前記
排紙ローラを原稿に接触しないように前記排紙側ガイド
板から退避させ、さらに読取りが完了すると前記読取り
ローラをコンタクトガラスから離し、かつ前記排紙ロー
ラを原稿に接触させて排出するように前記排紙側ガイド
板から突出させる作動レバー機構を設けたことを特徴と
する。
(作 用) 上記の手段を採用したため、画像情報読取り時には、
排紙側の読取り位置近傍で読取りローラが原稿をコンタ
クトガラスに押圧しながら搬送し、かつ排紙ローラが排
紙側ガイド板から退避するため、読取りローラのみが原
稿に対して排紙方向へ移動させるように作用することに
なり、原稿の読取り位置に対する不用意な移動が抑制さ
れ、光学系による読取りが正確になされる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図は第1図
の実施例の読取り動作時の状態を示す構成図であり、1
は原稿Sを積載した原稿受板、2はモータ、3はモータ
2の回転軸2aに設けられたモータプーリ、4は給紙ロー
ラ、5は給紙ローラ4の軸4aに設けられ、かつ第1ベル
ト6を介して前記モータプーリ3の回転力を受ける給紙
プーリ、7は前記原稿受板1の下側に設けられた呼出し
ローラ、8は呼出しローラ7の軸7aに設けられ、かつ第
2ベルト9を介して前記給紙プーリ5の回転を受ける呼
出しプーリ、10は呼出しローラ7の一部と係合して、呼
出しローラ7の回転を規制するストッパばね、11は原稿
受板1の延出部に設置されて原稿Sの先端を検知する先
端検知センサ、12はコンタクトガラス、12aはコンタク
トガラス12上に設けられた排紙ガイド体、13は原稿Sの
画像を読取るための公知の光学系、Pは光学系13の原稿
Sに対する読取り位置、14は前記給紙ローラ4に対向し
て設置された分離ローラ、15は分離ローラ14の軸14aに
設けられ、かつ第3ベルト16を介して前記給紙プーリ5
の回転を受ける分離プーリ、17は分離ローラ14の下方ま
で一端が延出し、かつ他端が作動レバー18の中央部に設
けられた可動ガイド板、19は可動ガイド板17の前記読取
り位置Pの上方に設けられ、かつコンタクトガラス12よ
り摩擦係数が大きい読取りローラ、20は読取りローラ19
の軸19aに設けられ、かつ第4ベルト21を介して給紙プ
ーリ5の回転を受ける読取りプーリ、22は前記作動レバ
ー18の一端に排出側ガイド板23に対して出没可能に設け
られた排紙ローラ、24は作動レバー18の他端部に形成さ
れた長孔25に挿入された支軸、26は作動レバー18の他端
を上方に引張っているスプリング、27は作動レバー18の
回動を規制しているストッパ、28は排紙ローラ22の軸22
aに設けられ、かつ第5ベルト29を介して前記読取りプ
ーリ20の回転を受ける排紙プーリである。
第1図において、モータ2が矢印A方向の反時計方向
に回転されていることにより、回転軸2aを介してモータ
プーリ3が反時計方向に回転する。このモータプーリ3
の回転に伴なって給紙プーリ5が第1ベルト6を介して
回転し、給紙ローラ4を反時計方向に回転し、さらに呼
出しプーリ8が、第2ベルト9を介して回転し、呼出し
ローラ7を反時計方向に回転する。この呼出しローラ7
の回転によって、原稿Sの下位のものを給紙ローラ4方
向へ搬送する。この時、複数枚の原稿Sが給紙ローラ4
に送られると、分離ローラ14は、給紙プーリ5の回転力
を第3ベルト16と分離プーリ15を介して受けて反時計方
向に回転しているため、複数枚の原稿Sの内で上部のも
のの送り出しが止められ、最下位の原稿Sのみ一枚がコ
ンタクトガラス12方向へ搬送されることになる。さらに
給紙ローラ4で一枚ずつ搬送された原稿Sは、その先端
が先端検知センサ11で検知され、読取り位置Pまで原稿
Sを搬送する。この場合、呼出しローラ7の外周面に
は、原稿Sを前記読取り位置Pまで搬送できる長さを持
たせる必要がある。
第2図は上記の実施例における読取り時の動作状態を
示す構成図であり、原稿Sが読取り位置Pまで搬送され
ると、図示しない駆動手段によってストッパ27による作
動レバー18の回動規制が解除され、スプリング26の力を
受けた作動レバー18が支軸24を中心に反時計方向に回転
する。この作動レバー18の回転によって可動ガイド板17
と共に読取りローラ19が下降し、読取りローラ19は原稿
Sをコンタクトガラス12に押圧することになる。この
時、読取り位置Pは、読取りローラ19の近傍で、かつ排
紙側に位置するように構成されている。
この状態でモータ2が時計方向に回転される。すると
モータ2の回転力は、モータプーリ3,第1ベルト6,給紙
プーリ5,第4ベルト21を介して読取りプーリ20に伝達さ
れ、読取りローラ19を時計方向に回転させる。原稿S
は、読取りローラ19の摩擦係数がコンタクトガラス12よ
り大きいので、読取りローラ19の回転によって排紙方向
へ搬送され、読取り位置Pで光学系13による公知の画像
の読取りがなされる。この時、給紙ローラ4と分離ロー
ラ14と呼出しローラ7とに一方向に回転可動なワンウエ
イクラッチ(図示せず)を備えることによって、給紙ロ
ーラ4と分離ローラ14は、読取りローラ19による原稿S
の移動力を受けて回転し、また呼出しローラ7は、スト
ッパばね10の規制を受けて停止状態になる。
このように、本実施例では、読取り位置Pを読取ロー
ラ19とコンタクトガラス12との接触点よりも排紙側に設
けることによって、原稿Sの不要な移動を読取りローラ
19で抑制しながら読取り動作が行え、画像情報の読取り
が確実になされる。
また上記の読取り動作中には、排紙ローラ22は、作動
レバー18の反時計方向の回転によって、排紙側ガイド板
23より低い位置に入り込んでおり、原稿Sと接触するこ
とがない。このため、原稿Sの読取り位置Pでの不要な
移動はさらに少なくなり、読取り精度が向上する。
原稿Sに対する読取りが完了した後、適宜の駆動手段
により作動レバー18は支軸24を中心に時計方向に回転さ
せることになり、第1図の状態に各部が戻る。この状態
で排紙ローラ22は、排紙側ガイド板23より一部が突出
し、かつモータ2が反時計方向に回転することによっ
て、モータプーリ3,第1ベルト6,給紙プーリ5,第4ベル
ト21,読取プーリ20,第5ベルト29,排紙プーリ28を介し
て反時計方向に回転することになり、原稿Sを図示しな
い排紙トレイなどに排出する。
(発明の効果) 本発明によれば、作動レバー機構による読取りローラ
と排紙ローラとに対する移動駆動によって、原稿におけ
る読取り位置での不要な移動が抑制され、正確な画像読
取りができ、画質の向上が図れ、しかも読取り終了後の
原稿の排紙が良好に行われる画像読取装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の画像読取装置の一実施例の構成図、第
2図は第1図の実施例の読取り動作時の状態を示す構成
図、第3図は従来の画像読取装置の構成図である。 2……モータ、4……給紙ローラ、7……呼出しロー
ラ、12……コンタクトガラス、13……光学系、14……分
離ローラ、17……可動ガイド板、18……作動レバー、19
……読取りローラ、22……排紙ローラ、P……読取り位
置、S……原稿。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 5/00 - 5/38 B65H 29/00 - 29/70 H04N 1/00 108 G03B 27/62

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンタクトガラス上に搬送される原稿の画
    像を光学系の位置を固定して読取ることができる画像読
    取装置において、前記コンタクトガラスより摩擦係数が
    大きく、かつ原稿をコンタクトガラスに押圧しながら搬
    送する読取りローラをコンタクトガラス近傍に設置し、
    この読取りローラ近傍の排紙側に前記光学系の原稿に対
    する読取り位置を設置し、排紙側に原稿を排出する排紙
    ローラを排紙側ガイド板近傍に設置し、さらに読取り動
    作中に前記読取りローラを前記コンタクトガラスに接す
    るように移動させ、かつ前記排紙ローラを原稿に接触し
    ないように前記排紙側ガイド板から退避させ、さらに読
    取りが完了すると前記読取りローラをコンタクトガラス
    から離し、かつ前記排紙ローラを原稿に接触させて排出
    するように前記排紙側ガイド板から突出させる作動レバ
    ー機構を設けたことを特徴とする画像読取装置。
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JP2505923B2 (ja) * 1990-10-30 1996-06-12 株式会社テック 読取装置
JPH09136731A (ja) * 1995-11-14 1997-05-27 Kofu Nippon Denki Kk 用紙繰出し装置

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