JPH03120128A - 原稿給紙装置 - Google Patents

原稿給紙装置

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JPH03120128A
JPH03120128A JP1259702A JP25970289A JPH03120128A JP H03120128 A JPH03120128 A JP H03120128A JP 1259702 A JP1259702 A JP 1259702A JP 25970289 A JP25970289 A JP 25970289A JP H03120128 A JPH03120128 A JP H03120128A
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roller
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JP1259702A
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Yoshiyuki Kurahashi
倉橋 芳幸
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上辺且■豆団 本発明は、ファクシミリ装置等に装備される原稿給紙装
置に関する。
従来■肢圭 この種の原稿給紙装置の一従来例として、第10図に示
すものがある。この原稿給紙装置は、図上右側に設けら
れる原稿トレイ20に積層状態でセットされる多数枚の
原稿DCを給紙ローラ21で繰り出し、且つ給紙ローラ
21の下方に対設される捌き部40で1枚ずつ捌いてプ
ラテンローラ51に供給し、プラテンローラ51の上側
に対設した読み取りセンサ50で原稿画像を読み取り、
読み取った画像データを相手先に送信する基本構成をと
る。
加えて、給紙ローラ21とプラテンローラ51との間に
は上下一対の搬送ローラ60が設けられる。この搬送ロ
ーラ60は、原稿DCの送り不良を防止し、原稿DCの
副走査方向における読み取り倍率を精度よ(設定するた
めに設けられる。
即ち、一般にプラテンローラ51の回転速度と給紙ロー
ラ21の回転速度とに差があるため、原稿DCの先端を
プラテンローラ51に噛み込ませた状態では給紙ローラ
21に駆動力を与えず従動回転するようにしであるが、
この状態で原稿DCの搬送を行う(プラテンローラ51
により)と、原稿DCO後端部に走行抵抗が発生する。
従って、これを放置すると、原稿DCの送り不良を発生
し、副走査方向における読み取り倍率に変動を来たし、
不具合を発生することになる。
第11図はかかる不具合を具体的に示すグラフであり、
第11図(a)は縦軸に原稿DCの副走査方向における
読み取り倍率の変動(より具体的には基準送り量5.4
mmに対する副走査方向における原稿DCの送り量の変
動)を、横軸に副走査方向における読み取りライン数を
とって、副走査方向における読み取り倍率の変動を示す
グラフ、第11図(b)は縦軸に読み取り倍率の累積誤
差を、横軸に副走査方向における原稿DCの送り量(ラ
イン数X5.4mm)をとって累積誤差の変動を示すグ
ラフである。但し、第11図(a)、(b)において(
イ)及び(ロ)は原稿DCO後端が給紙ローラ21及び
捌き部40から抜は外れた位置を夫々示して゛いる。
第11図(a)、(b)から明らかなように、原稿DC
O後端が給紙ローラ21及び捌き部40から抜は外れる
と、上記走行抵抗がなくなり、原稿DCの搬送速度が急
激にアップするため、読み取り倍率の変動が大きくなり
、以後の累積誤差が格段に大きくなることがわかる。
u (゛ しよ゛と る量 しかしながら、上記従来例による場合は、まず第1に、
搬送ローラ60を設ける分、装置構成が複雑になり、且
つ部品点数が増えるため、原稿給紙装置のコンパクト化
及びコストダウンを図る上でネックになるという欠点が
ある。
第2に、搬送ローラ60を駆動させる分、駆動系の負荷
が大きくなるという欠点がある。
第3に、読取り倍率の累積誤差を小さ(するためには、
プラテンローラ51と搬送ローラ60の搬送速度を同一
にしなければならずかなりの精度が要求される。
本発明はかかる現状に鑑みてなされたものであり、原稿
の送り不良に伴なう副走査方向における読み取り倍率の
変動を確実に防止できることは勿論のこと、コンパクト
化及びコストダウンが図れることになる原稿給紙装置を
提供することを目的とする。
゛“ るための 本発明は、原稿トレイに装備される押し上げ板で複数枚
の原稿を給紙ローラに圧接し、給紙ローラの回転により
繰り出される原稿を給紙ローラに対設した捌き部で一枚
ずつ捌いて読み取り部に給紙する原稿給紙装置において
、少なくとも前記押し上げ板と捌き部のいずれか一方を
押し下げる押し下げ手段を備え、捌かれた原稿の先端が
読み取り部に設けられた送りローラに噛み込まれた時点
で前記押し下げ手段を作動させることを特徴としている
詐−一一一里 上記構成によれば、原稿の先端が送りローラに噛み込ま
れると、その時点で原稿の走行抵抗となる摩擦力を減少
させるので、原稿を精度よく搬送できる。
実−」L−例 以下本発明の一実施例を図面に従って具体的に説明する
。第1図は本発明に係る原稿給紙装置を備えたファクシ
ミリ装置の全体構成を示す正面断面図、第2図はファク
シミリ装置の制御系を示すブロック図である。
〔ファクシミリ装置の概略構成〕
まず、第1図に従いファクシミリ装置の概略構成につい
て説明する。このファクシミリ装置は、大きく分けて給
紙ユニッ)A、記録ユニットB1読み取りユニットC及
びオプション給紙トレイDの4ユニツトから構成される
。給紙ユニットAは、ファクシミリ装置の本体下部に設
けられ、その上方に記録ユニットB及び読み取りユニッ
トCがこの順に設けられ、記録ユニッ)Hの右側に相当
する本体右側壁にオプション給紙トレイDが装備される
給紙ユニットAはファクシミリ受信時において受信情報
を記録する記録紙P(第2図参照)を記録ユニットBに
給紙する。また、このファクシミリ装置が複写機として
使用されるコピーモード時においても同様に記録ユニッ
トBに記録紙Pを給紙する。
かかる給紙ユニッ)Aは、本体下部に装備され、多数の
記録紙Pを収納する給紙カセット1と、給紙力セラ)1
内の記録紙Pを一枚ずつ取り出し、記録ユニットBに給
紙する給紙ローラ2と、給紙カセット1の上方部に装備
されるファクシミリ制御基板3とを備えてなる。また、
給紙ユニットへの外部にはハンドセット4と、操作表示
部309(第2図参照)が設けられる。ファクシミリ制
御基板3には、第2図に示す制御系のほとんどの機器が
装置される。
一方、記録ユニッ)Bには電子写真方式の作像工程を行
うイメージングユニット10と、受信情報をレーザ光に
変換してイメージングユニット10を構成する感光体ド
ラム12に露光するプリントヘッド11とが装置される
。感光体ドラム12には搬送ローラ6とタイミングロー
ラ7を介して前記記録紙Pが供給される。搬送ローラ6
は前記給紙ローラ2から給紙される記録紙Pを受は取り
、タイミングローラ7に供給する。そうすると、タイミ
ングローラ7が時計方向に回転する感光体ドラム12の
回転と同期をとってこれに記録紙Pを供給する。
感光体ドラム12に供給され、所定の作像工程によりト
ナー像が転写された記録紙Pは、感光体ドラム12から
分離され、イメージングユニットlOの左側部に設けら
れる定着ローラ8の位置に搬送され、ここでの定着工程
が完了すると、排出ローラ9によりプリントヘッド11
の上部に設けられる排出トレイ13上に排出される。
加えて、イメージングユニット10のオプション給紙ト
レイDが装着される部分には給紙ローラ5が設けられる
。給紙ローラ5は、オプション給紙トレイD内にセット
される記録紙Pを一枚ずつ取り出し、取り出した記録紙
Pを前記搬送ローラ6及びタイミングローラ7を介して
感光体ドラム12に供給する。
オプション給紙トレイDは、このファクシミリ装置の給
紙容量の拡大を図るためや前記給紙カセット1と異なる
サイズの記録紙Pを収納するために設けられる。また、
コピーモード時において手差し給紙を可能にするために
設けられる。
読み取りユニットCは、原稿トレイ20上にセットされ
る原稿DCの原稿画像を読み取る密着型の読み取りセン
サ50等からなり、読み取った画像データをアナログの
画信号として電話回線311 (第2図参照)に送出す
る。なお、読み取りユニットCの詳細については後述す
る。
〔制御系の概略構成〕
次に、第2図に従い制御系の概略構成について説明する
。但し、第2図において実線は画像データ信号を示し、
破線は制御信号を示す。前記読み取りセンサ50を含む
読取部301が原稿DCの原稿画像を読み取ると、読み
取られた画像データは処理部302によりA/D変換、
データ補正(γ補正)及び2値化処理等のデータ処理を
行われ、圧縮部303に入力される。
圧縮部303により圧縮された画像データは、メモリ3
04を介して又は直接伝送制御部305に入力され、こ
こでシリアルのディジタルデータに変換され、回線接続
部306に出力される。回線接続部306は、前記ディ
ジタルデータをアナログの画信号に変換し、電話回線3
11に送出する。かくして、原稿画像の送信動作が行わ
れる。
一方、受信動作は上記送信動作と逆の手順で行われる。
即ち、電話回線311より相手先からの画信号が回線接
続部306に着信すると、回線接続部306が画信号を
圧縮状態にあるシリアルのディジタルデータに変換し、
伝送制御部305を介してメモリ304に蓄積する。メ
モリ304に蓄積されたデータは伸長部308により伸
長され、記録部307に入力される。そうすると、記録
部307が前記プリントヘッド11及びイメージングユ
ニットlOを制御し、記録紙Pに対する記録動作を行な
わせる。なお、これら送、受信動作は総合制御部310
により制御される。
総合制御部310は、また前記イメージングユニッ)1
0やプリントヘッド11の駆動制御を行う。
〔読み取りユニン)Cの概略構成〕
次に、第3図に従い読み取りユニットCの概略構成につ
いて説明する。但し、第3図は読み取りユニットCを拡
大して示す正面断面図である。
読み取りユニットCの右側下部には多数枚の原稿DCが
セットされる原稿トレイ20が装備される。原稿トレイ
20の内部には多数枚の原稿DCが積層状態でセットさ
れる。セットされた原稿DCは矢印aで示す時計方向に
回転駆動される給紙ローラ21により左側に繰出され、
給紙ローラ21とこれの下方に圧接される捌き部40と
の間に突入する。そうすると、捌き部40が、この時両
者間に噛み込まれる上側2〜3枚分の原稿DCを一枚ず
つ捌くことになる。捌き部40により捌かれた原稿DC
は給紙ローラ21により図上左側に相当する下流側に設
けられる読み取りセンサ50の位置に搬送される。
読み取りセンサ50の下方にはプラテンローラ51を対
設しである。プラテンローラ51は読み取りセンサ50
との間に噛み込まれる原稿DCを下流側に搬送すると共
に、原稿DCの読み取り位置の位置決めを行う。読み取
りセンサ5oは、密着型のセンサからなり、原稿DCの
原稿画像をアナログの画像信号として読み取る。読み取
られた画像信号は2値化基板52に装置される2値化処
理回路(図示せず)に入力され、明暗2値の画像データ
に変換され、前記処理部302に入力される。
読み取りセンサ50の上流側には原稿DCの先端を検出
する先端検出スイッチS、が設けられる。
先端検出スイッチS、は読み取りセンサ5oの読み取り
タイミングを制御するために設けられる。
読み取られた原稿DCは、次に搬送ローラ54及び排出
ローラ55を介して上方に向けてUターン状に搬送され
、読み取りユニットcの上方に排出される。なお、搬送
ローラ54と排出ローラ55との間には排出検出スイッ
チstが設けられる。
〔給紙ローラ及びこれの周囲の詳細な構造〕次に、第3
図ないし第5図に従い給紙ローラ及びこれの周囲の構造
について説明する。但し、第4図は給紙ローラ周りの構
造を示す斜視図、第5図は給紙ローラの駆動を行う歯車
装置を示す図面である。
原稿トレイ20の内部には原稿DCの先端部を押し上げ
、所定の圧接力で給紙ローラ21の表面に圧接する押し
上げ板22が設けられる。押し上げ板22は、前後に長
い平板の左右両端部を下方に折り曲げ形成してなり、右
端折り曲げ部22rに支軸23が連結される。支軸23
はフレーム28.28に回転自在に枢支される。従って
、押し上げ板22が支軸23回りに回転できることにな
る。なお、押し上げ板22の押し上げ動作はこれの先端
下方に設けられるスプリング24により行われる。
給紙ローラ21の駆動は、給紙ローラ21を軸支する給
紙ローラ軸25を第5図に示す歯車装置30を介して駆
動することにより行われる。即ち、ステッピングモータ
31を駆動すると、これの出力軸に連結したとニオン3
2が回転し、ピニオン32の回転が中間歯車33を介し
て歯車34に伝達される。歯車34の回転は従動歯車列
35を介して歯車36に伝達され、次いで歯車36の回
転が従動歯車列37を介して前記給紙ローラ軸25に連
結した駆動歯車38に伝達される構成になっている。な
お、この歯車装置3oを介して前記プラテンローラ51
の回転が行われる。
第4図及び第5図に示すように、駆動歯車38にはクラ
ッチ39が連結される。クラ歩チ39は給紙ローラ軸2
5の回転をオン・オフし、これにより給紙ローラ21の
回転制御を行う。即ち、前記操作表示部309に設けら
れる送信キー又はプリントボタンをオンすると、クラッ
チ39が入り状態になり、駆動歯車38が給紙ローラ軸
25を駆動することになる。
給紙ローラ軸25の前後両端寄りの部分にはカム27.
27が連結される。カム27.27の離隔距離は原稿ト
レイ20にセットされる最大幅の原稿DCよりも広く設
定される。また、給紙ローラ21と給紙ローラ軸25と
の間には給紙ローラ21の給紙ローラ軸25に対する回
転を時計方向にのみ許すワンウェイクラッチ29が設け
られる。
かかるワンウェイクラッチ29を設ける場合は、以下に
述べる利点がある。一般にプラテンローラ51の回転速
度と給紙ローラ21の回転速度との間には差があるため
、原稿DCの先端がプラテンローラ51に噛み込まれた
時点では、原稿DCの先端側が給紙ローラ21と捌き部
40との間に保持され、原稿DCの先端側と後端側との
間に速度差が生じる。従って、この状態を放置するもの
とすると、原稿DCの送りムラに伴なう読み取りエラー
、即ち副走査方向における読み取り倍率の変動を来すこ
とになる。
これに対して、ワンウェイクラッチ29を設ける場合は
、給紙ローラ21が時計方向に対して自由に回転できる
ので、プラテンローラ51により原稿DCO後端側が先
端側に略同期して搬送される。それ故、精度のよい読み
取り動作を行うための、押し上げ板22と捌き部40と
を押し下げることを併用すれば、より一層の効果が得ら
れる。
カム27.27は第6図(a)に示すように、押し上げ
板22を押し下げ、これにより給紙ローラ21の下方に
対設される捌き部40を給紙ローラ21から僅かな隙間
を設けて離反させ、下流側への搬送動作を支障なく行な
わせる。即ち、原稿DCの先端が前記プラテンローラ5
1に噛み込まれた時点で、カム27.27を第6図(a
)に示す位置に回転させ、給紙ローラ21と捌き部40
との間に原稿DCを非保持状態に設定する隙間を発生さ
せものとすると、原稿DCO後端部が非圧接状態で両者
間に位置することになる。従って、プラテンローラ51
で原稿DCの搬送を行う際に、原稿DCの後端部に走行
抵抗が発生することがない。それ故、原稿DCの搬送動
作がスムーズに行われ、読み取り倍率の変動を防止でき
る。
捌き部40の押し下げ動作は具体的には以下のようにし
て行われる。即ち、捌き部40は支軸41回りに回動自
在に支持される捌きホルダー42と捌きホルダー42の
左端上部に組み付けられる分離パッド43からなり、捌
きホルダー42の先端部をスプリング44で押し上げて
分離パッド43を給紙ローラ21の表面に圧接する構造
になっており、カム27.27が押し上げ板22を押し
下げると、これに伴い押し上げ板22の左端に形成され
る左端折り曲げ部22Ilがスプリング24の付勢力に
抗して捌き部40を押し下げる構成をとる。
捌きホルダー42の分離バンド43を保持する上端部は
下部よりも左右方向に広幅になっており、上端右側面に
右側に向けて下り傾斜状になった当接面42aが形成さ
れている。
〔カムの具体的な動作〕
次に、第6図(a)、(b)及び第7図に従いカム27
.27の具体的な動作について説明する。
但し、第6図(a)はカムが待機時及び1回転後に停止
して原稿が給紙状態にある原稿給紙時におけるカムの位
置を示す図面、第6図(b)はカムが待機時から1回転
後の停止位置にまで移動中の状態を示す図面、第7図は
給紙動作を示すタイミングチャートである。
待機時においては、第6図(a)に示すように、カム2
7.27が押し上げ板22の先端側を押し下げる位置に
あり、押し上げ板22を介して捌き部40が所定寸法押
し下げられ、給紙ローラ21と分離パッド43との間に
僅かな隙間t、が設けられる。この時、捌きホルダー4
2の当接面42aは押し上げ板22の上面よりも少し上
方に位置する。従って、当接面42aが多数枚の原稿D
Cの内の下側の複数枚を受は止め支持し、給紙ローラ2
1と分離パッド43との間に2〜3枚の原稿DCの先端
のみが噛み込まれることになる。即ち、当接面42aは
原稿DCの前捌き機能を有する。
それ故、かかる当接面42aを設ける場合は、多数枚の
原稿DCの先端が給紙ローラ21と分離パッド43との
間に噛み込まれて、給紙される重層送りを防止する上で
都合のよいものになる。
なお、隙間1.を余り大きくすると、原稿DCの重層送
りを発生することになるので、0.2〜0.4鶴程度が
好ましい。また、本発明者等の実験結果によ゛れば、捌
き部40に対する原稿DCの突入角度eIを160程度
に設定することが実施する上で好ましいことがV&認で
きた。
第3図に示すように、押し上げ板22の先端寄りの部分
には原稿DCのセット状態を検出する原稿検出スイッチ
S、が設けられる。原稿DCがセットされると、原稿検
出スイッチS、の下側に位置する可動部が上方に蹴り上
げられてオンし、これで原稿DCのセット状態が検出さ
れる構成になっている。原稿検出スイッチS3がオンす
ると、原稿セット状態が前記に総合制御部310に報じ
られる。そうすると、総合制御部310がステッピング
モータ31の駆動を行ない前記歯車装置30を介してま
ずプラテンローラ51の駆動を行う。
次いで、送信/コピーボタンがオンされると(T1時間
経過後の自動スタートにしてもよい(第7図参照))、
クラッチ39を入り状態に設定し、給紙ローラ21を回
転させる。なお、原稿トレイ20に原稿DCが複数枚セ
ットされる場合は、第7図に示す如く原稿検出スイッチ
S、はオン状態にあり、ステッピングモータ31及びプ
ラテンローラ51もオン状態を維持している。そのため
、この間における給紙ローラ21の回転制御はクラッチ
39の入り、切りによって行われ、給紙ローラ21の1
回転後クラッチ39が切られて給紙ローラ21が停止さ
れ、次いで図示する原稿1枚分送りのシーケンスが終了
する時点からT。
時間経過後にクラッチ39が再度入れられる構成になっ
ている。
また、原稿検出スイッチS、の設置位置と対応する部分
には原稿DCの幅寸法を検出し、これにより原稿DCの
サイズを検出するサイズ検出スイッチ(図示せず)が設
けられ、同様に総合制御部310がサイズ検出信号が入
力される。
かくして、給紙ローラ21が回転を始め、カム27.2
7が第6図(b)に示す位置に回転する給紙状態になる
と、給紙ローラ21と分離バッド43との間に噛み込ま
れるた2〜3枚の原稿の捌き動作が行われ、以後最上側
の原稿DCが捌かれてプラテンローラ51の位置に繰り
出される。
なお、給紙時にはカム27.27による押し上げ板22
の押し下げ状態が解除されることになるので、分離バン
ド43が、例えば200g〜450g程度の力で給紙ロ
ーラ21の表面に圧接されることになる。
給紙ローラ軸25が1回転することで給紙ローラ21も
1回転すると、総合制御部310がその時点でクラッチ
39を切り状態に設定し、給紙ローラ軸25を元の待機
位置と同じ位置に停止させる。この時、捌き部40を出
た原稿DCは先端検出スイッチS、により先端を検出さ
れ、その後、プラテンローラ51に噛み込まれる。プラ
テンローラ51による噛み込み開始は、原稿DCの後端
側が捌き部40を出る以前に行われる。従って、原稿D
Cの搬送動作は以後プラテンローラ51の回転のみによ
り行われる。
従って、給紙ローラ軸25が停止した後に、原稿DCに
送り不良が発生することがない。また、給紙ローラ軸2
5が停止される時点よりも少し前にプラテンローラ51
による搬送動作が行われたとしても、上記の如く給紙ロ
ーラ軸25と給紙ローラ21がワンウェイクラッチ28
を介して連結されているので、上記した理由により送り
不良を発生することがない。
第7図に示すように、先端検出スイッチS1が原稿DC
の先端を検出した後、T4時間経過後に、読み取りセン
サ50の読み取り動作が行われる。
なお、読み取りセンサ50による読み取り動作中は図示
の如(押し上げ板2−2は押し下げられている。
かかる給紙動作を行う故、給紙ローラ21の周長llを
下記0式に示す条件で設定すればよい。
!!+5鶴>2. >j2.・・・■ 但し、!、は捌き部40とプラテンローラ51との離隔
距離である。
なお、第7図においてT、は原稿DCの後端が排出検出
スイッチS8により検出された後、排出される迄に要す
る遅延時間であり、またT、は原稿DCを原稿トレイ2
0に複数枚セントした場合に、再給紙に要するインター
バルを示す遅延時間である。
上記説明ではワンウェイクラッチ29を介して給紙ロー
ラ軸25と給紙ローラ21とを連結することとしたが、
原稿DCの先端がプラテンローラ51に噛み込まれるや
いなや、直ちに給紙ローラ21を待機位置に停止させる
実施形態をとる場合は、原稿DCに搬送抵抗が発生する
おそれが全くないので、この場合にはワンウェイクラッ
チ29が不要になる。
また、上記実施例ではカム27.27により押し上げ板
22を押し下げることとしたが、押し下げ手段としてソ
レノイドを設け、先端検出スイッチS、が原稿DCの先
端を検出した時点から前記14時間経過後にソレノイド
をオンして押し上げ板22を押し下げ(下方に引っ張り
)、原稿DCの走行抵抗をなくす実施形態をとることに
してもよい、かかる実施形態によれば、給紙ローラ21
の直径寸法に上記の如き制約がないので、設計の自由度
を向上できるという利点がある。
加えて、第4図及び第6図に示すように、支軸23の一
端に手動操作用の解除レバー230を設け、この解除レ
バー230を反時計方向に操作して、給紙ローラ21と
分離パッド43との間に1〜3m1程度の隙間t2を発
生させる実施形態をとることにしてもよい。かかる実施
形態をとる場合は、ジャミング解除処理を迅速に行える
と共に、2重折り原稿や特殊原稿等の厚みを有する原稿
の給紙動作が可能になるという利点がある。
1      ・     ノ     1第8図は本
発明の第1変形例を示しており、この第1変形例では、
捌きホルダー42を押し上げ板22の反対側に設けた支
軸41に揺動自在に支持する構成をとる。
かかる第1変形例によれば、上記実施例に比べて以下の
利点がある。
■第1変形例及び上記実施例において捌き部40及び給
紙ローラ21のサイズや隙間t、を同一に設定し、第6
図(a)、第8図(a)に示す待機状態から第6図(b
)、第8図(b)に示す給紙状態に移行する場合を想定
すると、上記実施例では支軸41が右側にあるため給紙
動作の進行に従って給紙ローラ21と分離パッド43と
の最大圧接点の位置が捌きホルダー42の先端側に近ず
くことになり、分離パッド43を給紙ローラ21の表面
から離反させる向きの、即ち分離パッド43の圧接力の
変動要因となる支点モーメントが増大する傾向があるの
に対し、第1変形例によれば逆に支点モーメントが減少
する傾向にある。
従って、第1変形例によれば、上記実施例に比べて給紙
動作の進行に伴なう分離パッド43の圧接力°の変動を
抑止できることになり、その分、安定した搬送動作が行
えることになる。
■逆に押し上げ板22を押し下げて待機位置に移行する
状態を想定すると、第1変形例によれば、上記実施例と
は異なり原稿突入角度θが小さくなる方向に変位するこ
とになるので、当接面42aの重層送り防止機能をより
発揮でき、重層送りを防止する上で都合のよいものにな
る。
2・ノ 第9図は本発明の第2変形例を示す図面であり、この第
2変形例では、前記当接面42aの上端に分離パッド4
3の表面よりも上に位置する重層送り防止部42bを突
設し、これにより重層送りを確実に防止する構成をとる
即ち、このような重層送り防止部42bを設ける場合は
、これに規制され、原稿DCの先端が給紙ローラ21と
分離パッド43との間に突入する際の前捌き機構が確実
となり、原稿DCに腰があるため原稿DCの上下面が給
紙ローラ21のX点と分離パッド43のY点とに当り、
下側の原稿DCが最上側の原稿DCと自動的に分離され
、原稿DCの捌き動作が行われる。従って、かかる重層
送り防止部42bを設けない場合に比べて、当接面42
aの前捌き機能を更に一層向上でき、重層送りを防止す
る上で極めて有効なものになる。
なお、上記各実施例では、本発明をファクシミリ装置に
適用する場合について説明したが、プリンタ等の他の画
像形成装置の原稿給紙装置についても同様に適用できる
光里圓苅来 以上の本発明による場合は、原稿の先端が搬送ローラに
噛み込まれると、その時点で原稿の走行抵抗となる摩擦
力を減少させるので、原稿を読み取り部に精度よく送給
でき、副走査倍率を精度よく設定できるという利点があ
る。
また、上記従来例の如き搬送ローラ対が不要になるので
、読み取り部の構造を簡潔化でき、装置構成のコンパク
ト化を図る上で都合のよいものになる。加えて、搬送ロ
ーラ対が不要になる分、駆動系の負荷を低減できるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る原稿給紙装置を備えたファクシミ
リ装置の全体構成を示す正面断面図、第2図はファクシ
ミリ装置の制御系を示すブロック図、第3図は読み取り
ユニットを拡大して示す正面断面図、第4図は給紙ロー
ラ周りの構造を示す斜視図、第5図は給紙ローラの駆動
を行う歯車装置を示す図面、第6図はカムの回転位置を
示す図面、第7図は給紙動作を示すタイミングチャート
、第8図は本発明の第1変形例を示す図面、第9図は本
発明の第2変形例を示す図面である。 第10図は従来例を示す正面断面図、第11図は原稿の
走行不良に伴なう不具合状態を説明するためのグラフで
ある。 20・・・原稿トレイ、21・・・給紙ローラ、22・
・・押し上げ板、25・・・給紙ローラ軸、27・・・
カム、29・・・ワンウェイクラッチ、31・・・ステ
ッピングモータ、39・・・クラッチ、40・・・捌き
部、42・・・捌きホルダー 43・・・分離パッド、
5o・・・読み取りセンサ、51・・・プラテンローラ
、310・・・総合制御部、C・・・読み取りユニット
、DC・・・原稿。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿トレイに装備される押し上げ板で複数枚の原
    稿を給紙ローラに圧接し、給紙ローラの回転により繰り
    出される原稿を給紙ローラに対設した捌き部で一枚ずつ
    捌いて読み取り部に給紙する原稿給紙装置において、 少なくとも前記押し上げ板と捌き部のいずれか一方を押
    し下げる押し下げ手段を備え、捌かれた原稿の先端が読
    み取り部に設けられた送りローラに噛み込まれた時点で
    前記押し下げ手段を作動させることを特徴とする原稿給
    紙装置。
JP1259702A 1989-10-03 1989-10-03 原稿給紙装置 Pending JPH03120128A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022221199A1 (en) * 2021-04-12 2022-10-20 Jackpocket Inc. Automatic feeder system and methods of use
US11495096B2 (en) 2021-04-12 2022-11-08 Jackpocket, Inc. Automated feeder system and methods of use

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